JP2008090117A - 学習システム、類似問題検索方法、プログラム - Google Patents

学習システム、類似問題検索方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】問題から類似の問題やテキストを検索表示するために、問題の解説文間、又は解説文とテキストのマッチングを取って、類似問題やテキストを示す。
【解決手段】インターネットなどのネットワーク接続可能なユーザ端末10から、学習システムサーバ20に記憶された設問情報にアクセスし、類似問題検索の指示を送信する。学習システムサーバ20では記憶された設問情報内の解答解説情報間で類似度を計算して類似問題を抽出して、ユーザ端末10へ類似問題を送信する。本手段により、検索対象の問題に付随するインデックスを人手で事前に作成する必要が無く、また、キーワードを入力せずに類似問題を探すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、学習システムに関し、特に解説文間の類似による類似問題検索が可能な学習システムに関する。
従来、キーワードから問題を検索するシステムは存在したが、事前に検索対象となる問題に対してキーワードを設定する必要があり、また利用者もキーワードを入力して検索する必要があった。
従来の学習システムの一例が、特開2000−284679号公報(特許文献1)に記載されている。この従来の学習システムは、質問文を解析して、蓄積された質問回答データベースの中から質問文に類似した質問文を提示するシステムである。
しかしながら、質問や問題文の類似だけでは最適な解法への道筋が異なる場合があり、特に模擬試験等の試験問題からは類似度を比較するには限界があった。
また、解答解説文は、教師や講師などの解法テクニックや予備校や塾などのノウハウの詰まった情報が蓄積されている。この解説情報の類似度を比較して類似の解法の視点から類似問題を検索し、一つの解法の学習から更に類似問題で学習効果を上げるシステムで、且つ検索のためのキーワードを事前に設定する必要の無い学習システムは存在しなかった。
また、関連する技術として、特開2002−366554号公報(特許文献2)に携帯電話などのネットワーク接続可能な端末を用いた書籍、雑誌、情報誌などの掲載ページを特定する検索システムが開示されている。この検索システムは、インターネットなどネットワーク接続可能な端末からデータベースにアクセスし、エンドユーザーの手元にある書籍、雑誌、情報誌などの該当ページを特定するデータを出力する。
特開2001−357068号公報(特許文献3)に類似する関心を有する人物の間のネットワーキングを容易にし、情報に関する共同作業検索を容易にする、インターネット・ベースの方法が開示されている。
この従来技術は、類似する関心を有するユーザを識別する、コンピュータ・ネットワークにおける方法であって、第1ユーザから第1照会を受け入れるステップと、前記第1照会に関連する情報の第1項目を保管するステップと、第2ユーザから第2照会を受け入れるステップと、前記第2照会に関連する情報の第2項目を保管するステップと、前記情報の第1項目および前記情報の第2項目を使用することによって、前記第1照会および前記第2照会の類似性の尺度を計算するステップと、前記類似性の尺度を閾値類似性判断基準と比較するステップと、前記類似性の尺度が閾値類似性判断基準を満たす場合に、前記第2ユーザについて前記第1ユーザに知らせるステップとを含む。
特開2003−066823号公報(特許文献4)に通信添削システム、サーバ、端末装置及び記録媒体が開示されている。
この従来技術では、受講者の情報端末機は、受講者問題情報データベースより試験問題を起動し、試験開始画面、試験画面を表示し、問題を解き、採点を行い、採点結果である採点画面を表示する。情報端末機は、採点結果情報をサーバに送信し、サーバより採点結果情報に応じた誤答問題の類似問題情報とその解答解説情報を受信する。情報端末機は、「解説」ボタンにより、解答解説(正答)画面、解答解説(誤答)画面等で該当問題の解説情報を表示する。解答解説(誤答)画面には「類似問題を解く」ボタンが表示され、「類似問題を解く」を押下することにより、情報端末機は、弱点強化問題画面上にサーバより受信した類似問題情報を表示し、誤答問題に対する類似問題を提供し、類似問題を採点する。また、情報端末機は「評価」ボタンにより、評価画面上に試験結果の評価チャートを表示する。
特開平05−188849号公報(特許文献5)に電子学習機が開示されている。
この電子学習機では、基準問題とその類似問題とこれらの解答を第1記憶装置に記憶させておき、学習者が例えば基準問題を出力させて解答する。この解答の正誤は第2記憶装置に記憶され、同時に次に出題すべき類似問題に対応した出題ポインタを設定する。学習者が新たに学習開始指示を行うと、制御装置は第2記憶装置を検索し、設定されている各問題の出題ポインタに応じて、第1記憶装置から類似問題を選択して学習者に提示する。
特開2000−284679号公報 特開2002−366554号公報 特開2001−357068号公報 特開2003−066823号公報 特開平05−188849号公報
本発明の目的は、キーワードを入力する必要なく、学習者が解答解説文間の類似度を元に、類似問題を検索することのできる学習システムを提供することである。
本発明の他の目的は、問題から類似の問題やテキストを検索表示するために、問題の解説文間、又は解説文とテキストのマッチングを取って、類似問題やテキストを示す学習システムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の学習システムは、問題文を検索するための選択肢を表示するユーザ端末(10)と、問題文と解答解説文とを関連付けて記憶するサーバ(20)とを有する。
サーバ(20)は、ユーザ端末(10)に問題文及び解答解説文を提供し、且つ、ユーザ端末(10)からの類似問題の要求に応じて、解答解説文と類似した他の解答解説文を検索し、他の解答解説文に対応する問題文を類似問題としてユーザ端末(10)に提供する。
ユーザ端末(10)は、問題文の属性情報である「種別」、「年度」、「試験」、「科目」を選択肢として表示する。
ユーザ端末(10)は、選択肢に対する操作に応じて問題文を表示し、解答表示の指示に応じて解答解説文を表示し、類似問題の要求に応じてサーバ(20)から受信した類似問題を表示する。
サーバ(20)は、解答解説文に含まれている所定の関数又は所定の構文に基づいて、解答解説文間の類似度を判定する。
サーバ(20)は、解答解説文間の類似度を、事前に計算して保持している。
サーバ(20)は、過去の試験の受験情報と成績情報とに基づき、正答できなかった問題の解答解説文を抽出し、正答できなかった問題の類似問題を検索する。
本発明の類似問題検索方法は、(a1)ユーザ端末(10)から所定のホームページにアクセスするステップと、(a2)ユーザ端末(10)から所定のホームページへのアクセスに応答して、サーバ(20)が、設問情報をユーザ端末(10)に送信するステップと、(a3)ユーザ端末(10)が、各種の設問情報を画面に表示し、画面から出典情報が選択された時、問題文や解答解説文の詳細な設問情報を表示するステップと、(a4)「類似問題の検索」ボタンが操作されると、参照していた設問の出典情報を含む検索情報をサーバ(20)へ送信するステップと、(a5)サーバ(20)が、検索情報を受信すると、記憶されている出典情報と設問情報に基づいて、解答解説文を抽出するステップと、(a6)サーバ(20)が、抽出した解答解説文に基づいて、記憶されている他の解答解説文との類似度を検索するステップと、(a7)サーバ(20)が、検索した結果得られた類似度の高い設問情報を、ユーザ端末(10)へ送信するステップと、(a8)ユーザ端末(10)が、類似度の高い設問情報を表示するステップとを具備する。
本発明の類似問題検索方法は、(b1)サーバ(20)が、解答解説文間の類似度を、事前に計算して保持するステップを更に具備する。
本発明の類似問題検索方法は、(c1)サーバ(20)が、過去の試験の受験情報と成績情報とに基づき、正答できなかった問題の解答解説文を抽出し、正答できなかった問題の類似問題を検索するステップを更に具備する。
本発明の類似問題検索方法は、(d1)サーバ(20)が、解答解説文に含まれている所定の関数又は所定の構文に基づいて、解答解説文間の類似度を判定するステップを更に具備する。
学習者はキーワードを入力することなく、参照中の問題に対して、類似の問題をボタン一つのクリックで検索することができる。若しくは、問題番号からボタンクリック一つで類似問題を検索することができる。また、問題文と解答解説文、及び出典情報のみを学習システムサーバに記憶させるだけで、検索させるためのキーワードを事前に設定する必要がない。更に、解答解説文間の類似度を比較するため、類似の解法の視点から類似問題を検索抽出することができる。
本発明の学習システムは、問題から類似の問題やテキストを検索表示するために、問題の解説文間、又は解説文とテキストのマッチングを取って、類似問題やテキストを示す学習システムである。
以下に本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の学習システムは、ユーザ端末10と、学習システムサーバ20を備えている。これらのユーザ端末10、学習システムサーバ20は、プログラム制御により動作し、インターネット等のネットワーク100を介して相互に接続されている。
ユーザ端末10は、パーソナルコンピュータや携帯電話機、家庭用ゲーム機、インターネットテレビ等の情報処理装置であり、学習システムサーバ20が提供している設問情報にアクセスし、その問題や解説文を画面に表示する機能を備えている。設問情報としては、試験問題、試験問題の解答解説文の情報があり、設問番号やページ、出題学校名、模試名、模試回次等の出典情報を含む。また、ユーザ端末10は、学習者の操作により、学習者が類似の問題を検索する情報である検索情報をネットワーク100を介して学習システムサーバ20へ送信する機能を備えている。
学習システムサーバ20は、問題を提供するワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、ユーザ端末10が送信した設問番号、ページ数等の出典情報を含む検索情報をネットワーク100を介して受信する。受信した検索情報を元に、記憶されている解答解説文間の類似度を計算した後、類似度の高い設問情報と出典情報を抽出し、ユーザ端末10へ送信する機能を備えている。この時、問題文と解答解説文は、互いの対応関係がわかるように、関連付けられて記憶されている。
なお、学習システムサーバ20は、類似度を計算する際、問題の解説文間、又は解説文とテキストのマッチングを行う。そして、解説文に含まれている共通の単語や記号の数を判定し、類似度を算出する。この類似度の算出は、文字検索や文書比較等により、自動的に行う。
また、解説文に類似した数式や文法が用いられているかどうかを基準にして類似度を求めても良い。例えば、類似した数式や文法に対して、共通の分類番号を割り当てることで、同じ分類番号を持つ数式や文法が含まれている解説文は類似していると判断することができる。更に、解説文間に同じ分類番号を持つ数式や文法がいくつ含まれているかにより、類似度に差をつけることも可能である。
ここで、数式や文法が類似しているかどうかを自動的に判定する手段の例について説明する。数式においては、同一の関数や公式が含まれている解答解説文は類似していると判定する。また、語学の文法においては、所定の熟語や言い回し、類似した構文が含まれている解答解説文は類似していると判定する。この際、数式や文法に固有でない文字や数字(変数)は、ワイルドカードや正規表現を使用してマッチングを行う。
図2に、ユーザ端末10に表示される画面の構成例を示す。
この画面は検索画面を兼ねており、ユーザが指定した検索情報に基づいて、その問題や解説文を該当する欄に表示する。ここでは、画面の左側が検索情報の入力欄であり、画面の右側が検索結果の表示欄である。
画面の左側には、設問情報に基づいて、「種別」、「年度」、「試験」、「科目」、「詳細」といった項目が表示される。「種別」、「詳細」については、ラジオボタン又はチェックボックスにより選択できるように表示される。「年度」、「試験」、「科目」については、選択部品(セレクトボックス)により選択できるように表示される。但し、これらは一例に過ぎず、実際には、「種別」、「年度」、「試験」、「科目」、「詳細」の各々について、選択肢から選択できるように表示されていれば良い。
「種別」は、試験の種別を示し、ここでは、「模擬試験」、「大学入試センター試験」、「大学入試試験」が選択肢として示され、「模擬試験」が選択されている。「年度」は、試験が実施された年度を示し、ここでは、「2004年」が選択されている。「試験」は、具体的な試験の内容を示し、ここでは、「第1回マーク模試」が選択されている。「科目」は、試験の科目を示し、ここでは、「英語1」が選択されている。「詳細」は、表示する内容の詳細を示し、ここでは、「全ての問題」、「設問番号指定」、「ページ指定」が選択肢として示され、「全ての問題」が選択されている。なお、「設問番号指定」や「ページ指定」を選択した場合は、ユーザが直接、設問番号やページを入力することにより指定することが可能である。この時、入力の際の目安として、指定可能な設問番号やページの有効範囲を表示するようにしても良い。また、他の手段として、設問番号やページについても選択肢を提供し、選択により指定できるようにすることも可能である。
画面の右側には、検索情報に基づいて、「2004年 第1回マーク模試 英語1」が示され、「問題文・解答解説文表示領域」に、試験問題、試験問題の解答解説文といった情報が表示される。更に、「解答・解説の表示」や「類似問題を検索」といったリンク表示やボタンが表示される。例えば、「問題文・解答解説文表示領域」には、最初は試験問題だけが表示され、ユーザにより「解答・解説の表示」と示されたリンク表示に対する操作が行われたときに、「問題文・解答解説文表示領域」に試験問題の解答解説文を表示させることが可能である。また、「類似問題を検索」と示されたボタンを押下することで、「問題文・解答解説文表示領域」に当該試験問題と類似する問題を表示させることが可能である。
すなわち、図3に示すように、本発明の学習システムでは、検索情報に基づいて、ユーザ端末10に「問題文」が表示され、その後、「解答・解説の表示」の指示に応じて、「解答解説文」が表示される。ここで、学習システムサーバ20は、「類似問題の検索」の指示を受けると、現在表示されている「解答解説文」と類似する「類似の解答解説文」を検索し、この「類似の解答解説文」の問題文である「類似の問題文」を提示する。なお、「類似の問題文」に該当するものが複数存在する場合は、全て表示するようにしても良いし、該当する問題文のうちから特に表示したいものを選択できるようにしても良い。
なお、「問題文」と「解答解説文」とは別個のものである。本発明では、利用者が類似の「問題文」を検索する際に、予め用意された「解答解説文」の類似度に基づいて類似の「問題文」を提示することを特徴としている。
図4に、設問情報のデータテーブルの例を示す。設問情報のデータテーブルは、「種別」、「年度」、「試験」、「科目」、「設問番号」「ページ」「問題文」「解答解説文」が格納されている。但し、実際には、全ての項目が一つのデータテーブルに格納されている必要は無く、項目ごとに個別のデータテーブルに格納し、キーとなるデータに基づいてRDB(リレーショナルデータベース)として連携させるようにしても良い。「解答解説文」間の類似度については、例えば、「解答解説文」に含まれている内容を比較することで類似度を判定する。なお、必要であれば、設問情報のデータテーブルに、解答解説文間の「分類番号」を格納し、「分類番号」が一致する「解答解説文」同士は類似していると判定するようにしても良い。
「問題文」同士の比較では、共通の単語や文章が含まれていても、それだけで類似した問題であるとは限らない。しかし、「解答解説文」同士の比較では、共通の単語や文章が含まれていれば、同じテーマや分野について扱っている可能性が高い。「解答解説文」同士が類似した問題文こそが、学習する上で真に類似度の高い「問題文」であるため、学習システムにおいては、「問題文」の類似度よりも、「解答解説文」の類似度の方が重要である。特定の問題を誤答した際に、類似した内容の解答や解法の問題に数多く触れることで、問題文が変わっても同じ解答や解法が利用できることを学び、効率良く学習することができる。
図5を参照して、ユーザ端末10及び学習システムサーバ20の内部構成の例について説明する。
ユーザ端末10は、処理部11と、通信部12と、記憶部13と、表示部14を備えている。処理部11は、ユーザ端末10内部の各部の制御や、各種情報の処理を行う。通信部12は、ネットワーク100を介して学習システムサーバ20が提供している設問情報にアクセスする。記憶部13は、処理部11が処理した情報や、学習システムサーバ20から取得した設問情報を格納する。表示部14は、記憶部13に格納された設問情報に基づいて試験問題、試験問題の解答解説文の情報を表示する。
学習システムサーバ20は、処理部21と、通信部22と、データベース23を備えている。処理部21は、学習システムサーバ20内部の各部の制御や、各種情報の処理を行う。通信部22は、ユーザ端末10が送信した検索情報をネットワーク100を介して受信する。データベース23は、処理部21が処理した情報や、設問情報、ユーザ端末10から受信した検索情報を格納する。なお、データベース23は、学習システムサーバ20の外部に設けられたストレージサーバでも良い。
次に、図6のフローチャートを参照して本発明の第1実施形態の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS101
まず、学習者は、ユーザ端末10より、学習システム提供者の開設するホームページにアクセスする。ここでは、このホームページは、学習システムサーバ20が提供する。但し、実際には、このホームページは、学習システムサーバ20にアクセス可能な他のサーバが提供することも可能である。
(2)ステップS102
ユーザ端末10からホームページへのアクセスに応答して、学習システムサーバ20は、設問情報をユーザ端末10に送信する。ここでは、設問情報は、通信部22からネットワーク100を介して通信部12に送信される。
(3)ステップS103
ユーザ端末10では、各種の設問情報が画面に表示され、学習者は画面から出題年次や出題大学、模試回次等の一意となる出典情報を指定して、問題文や解答解説文等の詳細な設問情報を参照する。これらの動作は、処理部11により行われる。
(4)ステップS104
更に、類似の問題を検索したい場合には、「類似問題の検索」ボタンをマウスでクリックすると、参照していた設問のキー情報を検索情報として学習システムサーバ20へ送信される。ここでは、検索情報は、前述の画面においてユーザにより選択された内容であり、通信部12からネットワーク100を介して通信部22に送信される。
(5)ステップS105
学習システムサーバ20は、ユーザ端末10から出典情報を含む検索情報を受信する。
(6)ステップS106
学習システムサーバ20は、検索情報を受信すると、記憶されている出典情報と設問情報に基づいて、解答解説文を抽出する。ここでは、出典情報、設問情報、及び解答解説文は関連付けられてデータベース23に格納されている。
(7)ステップS107
学習システムサーバ20は、抽出した解答解説文を元に、記憶されている他の解答解説文との類似度を検索する。これらの動作は、処理部21により行われる。
(8)ステップS108
学習システムサーバ20は、検索した結果得られた類似度の高い設問情報と、それに紐づく出典情報を、ユーザ端末10へ送信する。ここでは、設問情報は、通信部22からネットワーク100を介して通信部12に送信される。
(9)ステップS109
ユーザ端末10は、検索した際に指定した問題と類似の問題について、設問情報及び出典情報を表示する。学習者は、類似問題として表示された出典情報を指定することで、類似問題の問題文、解答解説文を参照する。これらの動作は、処理部11により行われる。
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。
本発明の第2実施形態においては、学習システムサーバ上に記憶されている解答解説文間の類似度を、事前に計算して保持しておく点で前述した第1実施形態と異なる。
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態の動作について詳細に説明する。
まず、学習者は、ユーザ端末10より、ネットワーク100を介して学習システムサーバ20にアクセスすると、これに応答して、学習システムサーバ20は、設問情報と出典情報をユーザ端末10へ送信する。学習者が出典情報を指定することで、ユーザ端末10に設問情報を画面に表示する。学習者が「類似問題検索」ボタンをクリックすることで、出典情報を含む一意な検索情報を学習システムサーバ20へ送信する。学習システムサーバ20は、検索情報を受信し、解答解説情報を抽出する。ここまでは第1実施形態と同じである。
学習システムサーバ20では、事前に各解答解説文間の類似度を計算して保持しておき、類似度の高い出典情報を記憶させておく。ユーザ端末から受信した検索情報中の出典情報に対し、記憶されていた類似度の高い出典情報をユーザ端末10へ送信する。
本発明の第2実施形態では、事前に類似度を計算しておくように構成されているため、類似問題の検索速度を高速化できる。
以下に、本発明の第3実施形態について説明する。
塾や予備校、学校等で生徒、学生の個人情報と成績情報を管理している場合、過去の試験の受験情報と成績情報を元に、正答できなかった問題の解答解説文を抽出する仕組みと組み合わせ、その正答できなかった問題の類似問題を検索させる。
本発明の第3実施形態では、成績情報と組み合わせることで、より学習者個人のニーズに即した類似問題の抽出を可能とする。
本発明によれば、予備校、塾、学校、資格取得スクール、企業の社内教育といった場での学習支援システムの用途に適用できる。また、インターネットを利用した自習システムや、参考書販売促進のための類似問題掲載書籍名表示といった用途にも適用可能である。
以上のように、本発明の学習システムは、インターネットなどのネットワーク接続可能なユーザ端末10から、学習システムサーバ20に記憶された設問情報にアクセスし、類似問題検索の指示を送信する。学習システムサーバ20では記憶された設問情報内の解答解説情報間で類似度を計算して類似問題を抽出して、ユーザ端末10へ類似問題を送信する。これにより、検索対象の問題に付随するインデックスを人手で事前に作成する必要が無く、また、キーワードを入力せずに類似問題を探すことができる。
図1は、本発明の学習システムの構成図である。 図2は、ユーザ端末に表示される画面の例を示す図である。 図3は、本発明の特徴を示す概念図である。 図4は、設問情報のデータテーブルの例を示す図である。 図5は、ユーザ端末及び学習システムサーバの構成例を示すブロック図である。 図6は、本発明の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10… ユーザ端末
11… 処理部
12… 通信部
13… 記憶部
14… 表示部
20… 学習システムサーバ
21… 処理部
22… 通信部
23… データベース
100… ネットワーク

Claims (11)

  1. 問題文を検索するための選択肢を表示するユーザ端末と、
    前記問題文と解答解説文とを関連付けて記憶するサーバと
    を有し、
    前記サーバは、前記ユーザ端末に前記問題文及び前記解答解説文を提供し、且つ、前記ユーザ端末からの類似問題の要求に応じて、前記解答解説文と類似した他の解答解説文を検索し、前記他の解答解説文に対応する問題文を類似問題として前記ユーザ端末に提供する
    学習システム。
  2. 請求項1に記載の学習システムにおいて、
    前記ユーザ端末は、前記問題文の属性情報である「種別」、「年度」、「試験」、「科目」を前記選択肢として表示する
    学習システム。
  3. 請求項1又は2に記載の学習システムにおいて、
    前記ユーザ端末は、前記選択肢に対する操作に応じて前記問題文を表示し、解答表示の指示に応じて前記解答解説文を表示し、類似問題の要求に応じて前記サーバから受信した前記類似問題を表示する
    学習システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の学習システムにおいて、
    前記サーバは、前記解答解説文に含まれている所定の関数又は所定の構文に基づいて、前記解答解説文間の類似度を判定する
    学習システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の学習システムにおいて、
    前記サーバは、前記解答解説文間の類似度を、事前に計算して保持している
    学習システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の学習システムにおいて、
    前記サーバは、過去の試験の受験情報と成績情報とに基づき、正答できなかった問題の解答解説文を抽出し、前記正答できなかった問題の類似問題を検索する
    学習システム。
  7. (a1)ユーザ端末から所定のホームページにアクセスするステップと、
    (a2)前記ユーザ端末から前記所定のホームページへのアクセスに応答して、サーバが、設問情報をユーザ端末に送信するステップと、
    (a3)前記ユーザ端末が、各種の設問情報を画面に表示し、画面から出典情報が選択された時、問題文や解答解説文の詳細な設問情報を表示するステップと、
    (a4)「類似問題の検索」ボタンが操作されると、参照していた設問の出典情報を含む検索情報を前記サーバへ送信するステップと、
    (a5)前記サーバが、前記検索情報を受信すると、記憶されている出典情報と設問情報に基づいて、前記解答解説文を抽出するステップと、
    (a6)前記サーバが、抽出した前記解答解説文に基づいて、記憶されている他の解答解説文との類似度を検索するステップと、
    (a7)前記サーバが、検索した結果得られた類似度の高い設問情報を、前記ユーザ端末へ送信するステップと、
    (a8)前記ユーザ端末が、前記類似度の高い設問情報を表示するステップと
    を具備する
    類似問題検索方法。
  8. 請求項7に記載の類似問題検索方法において、
    (b1)前記サーバが、前記解答解説文間の類似度を、事前に計算して保持するステップを更に具備する
    類似問題検索方法。
  9. 請求項7又は8に記載の類似問題検索方法において、
    (c1)前記サーバが、過去の試験の受験情報と成績情報とに基づき、正答できなかった問題の解答解説文を抽出し、前記正答できなかった問題の類似問題を検索するステップを更に具備する
    類似問題検索方法。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の類似問題検索方法において、
    (d1)前記サーバが、前記解答解説文に含まれている所定の関数又は所定の構文に基づいて、前記解答解説文間の類似度を判定するステップを更に具備する
    類似問題検索方法。
  11. 請求項7乃至10のいずれか一項に記載の類似問題検索方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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