JP2009063819A - 英単語学習支援システム及びこれに用いられるサーバー、携帯端末、学習支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末を用いて、英単語学習の成果を正確に認識しながら学習効率を向上させる。
【解決手段】携帯端末10とネットワーク2を介して接続されるサーバー1を有し、携帯端末10を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、サーバー1が、学習するための英単語を格納する単語データベース3と、ユーザーからの目標要求に応じて学習対象英単語の分野・傾向を割り出し、単語データベース3からユーザーが学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む絞り込み手段4と、この絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語の習得範囲に対して各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベース5とを備え、携帯端末10が、絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示させるデータ表示制御手段12を備える。
【選択図】図1
【解決手段】携帯端末10とネットワーク2を介して接続されるサーバー1を有し、携帯端末10を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、サーバー1が、学習するための英単語を格納する単語データベース3と、ユーザーからの目標要求に応じて学習対象英単語の分野・傾向を割り出し、単語データベース3からユーザーが学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む絞り込み手段4と、この絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語の習得範囲に対して各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベース5とを備え、携帯端末10が、絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示させるデータ表示制御手段12を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話、PHS電話、携帯型コンピュータ等の携帯端末を用いて、英単語の学習を学習場所を問わず行うことが可能な英単語学習支援システム及びこれに用いられるサーバー、携帯端末、学習支援プログラムに関する。
従来、大学入試などの受験、特に英語単語学習のために受験生は膨大な時間を割いている。これらの英単語の暗記学習を行う方法として、例えばカードに暗記すべき内容を記載し反復して学習する方法や、書籍等を利用する方法が広く利用されてきた。また、学習内容を記憶したメモリーカートリッジを使用するカートリッジ型専用学習端末も販売されているが、あまり広くは使われていない。また、英単語の暗記用の教材は、主に書籍の形態で提供されてきたが、これらの暗記用教材の暗記の方法としては、i.日本語訳を赤色のプラスチック板等により隠蔽することにより、学習者の暗記を支援する方法、ii.文章と一緒に単語を学習してなるべく学習者が文章中で単語を覚える方法、iii.暗記用教材にCD等の音声教材を添付することにより、学習者に単語を音声面から記憶を援助する方法、iv.語源や、語根により整理をして学習者が新たな単語に直面しても記憶がしやすくなる方法等があった。
これらの方法では、一般に大学の受験等を目標として、英語の単語を5,000語から7,000語程度暗記することが求められてきており、これらの目標をクリアするために教材が作成されている。
一方で最近の受験では、学校によっては入学試験に簡単な大学の教科書や専門論文を出題しており、これらの試験には上記の5,000語〜7,000語の単語の暗記のみでは不十分な場合もある。また、これらの試験に対応するために、学習者は学校の授業以外に新たな教材を学習しなければならず、そのための負担は非常に大きかった。
また、平成18年度からは大学入試センター試験の英語でもヒアリング試験が実施され、従来の読み書きに加え受験生も英語のヒアリング力を向上させる必要がある。
一方で最近の受験では、学校によっては入学試験に簡単な大学の教科書や専門論文を出題しており、これらの試験には上記の5,000語〜7,000語の単語の暗記のみでは不十分な場合もある。また、これらの試験に対応するために、学習者は学校の授業以外に新たな教材を学習しなければならず、そのための負担は非常に大きかった。
また、平成18年度からは大学入試センター試験の英語でもヒアリング試験が実施され、従来の読み書きに加え受験生も英語のヒアリング力を向上させる必要がある。
上述した従来の暗記学習方法のうち、カードを用いる方法は、カード作成の手間がかかり、必ずしも便利な方法とは言えない。また、専用の学習用端末を用いる方法は、一般的かつ広範囲な学習内容に基づいた形態となっているため、学習者がその時に学習したい内容になっていないことが多く、学習者が学習したい内容を効率的に学習することができない上に、専用の端末機が必要であり、非経済的であるという問題がある。また、書籍による方法では、種々の暗記方法がまとめられておらず、また、すべての方法を試すことは学習者にとって非常に負担となるため、必ずしも効率がいいとは言えない面があった。
更に、近年においては、携帯電話機などの携帯端末を利用した学習支援システムが提供されてきている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1は、携帯端末を用いた学習支援システムであって、ユーザーからの学習要求に応じて学習内容及び学習習得データを読み出し、学習習得データを参照しながら学習コンテンツを生成し、この学習コンテンツを携帯端末に送信表示し、この学習コンテンツに基づいて学習を行うものである。
また、特許文献2は、サーバーが、ユーザーの携帯端末に学習者の語学レベルに応じた学習課題を配信し、携帯端末側にて学習させると共に学習内容をチェックし、学習結果をサーバーに送り、サーバー側で分析し、分析結果に基づいて次の学習課題を決定し、配信するものである。
特許文献1は、携帯端末を用いた学習支援システムであって、ユーザーからの学習要求に応じて学習内容及び学習習得データを読み出し、学習習得データを参照しながら学習コンテンツを生成し、この学習コンテンツを携帯端末に送信表示し、この学習コンテンツに基づいて学習を行うものである。
また、特許文献2は、サーバーが、ユーザーの携帯端末に学習者の語学レベルに応じた学習課題を配信し、携帯端末側にて学習させると共に学習内容をチェックし、学習結果をサーバーに送り、サーバー側で分析し、分析結果に基づいて次の学習課題を決定し、配信するものである。
しかしながら、特許文献1にあっては、予め作成されている学習内容のうち学習習得データ以外の未習得学習データに基づいて学習コンテンツを生成するものに過ぎず、例えば英単語学習の成果を正確に認識しながら学習効率を向上させるという技術的課題は何ら示唆されていない。
また、特許文献2にあっては、学習者のレベルに応じた学習課題を配信し、順次学習するものであるが、例えば英単語学習の成果を正確に認識しながら学習効率を向上させるという技術的課題は何ら示唆されていないし、更に、ユーザー毎に単語データベースの英単語の習得範囲を絞って学習状況を把握可能にするものではなく、また、単語データベース構成としてマルチメディアを利用した態様とし、かつ、マルチメディアの使用の有無に応じた学習状況を把握可能とするものではない。
また、特許文献2にあっては、学習者のレベルに応じた学習課題を配信し、順次学習するものであるが、例えば英単語学習の成果を正確に認識しながら学習効率を向上させるという技術的課題は何ら示唆されていないし、更に、ユーザー毎に単語データベースの英単語の習得範囲を絞って学習状況を把握可能にするものではなく、また、単語データベース構成としてマルチメディアを利用した態様とし、かつ、マルチメディアの使用の有無に応じた学習状況を把握可能とするものではない。
本発明の技術的課題は、携帯端末を用いて、英単語学習の成果を正確に認識しながら学習効率を向上させることを可能とした英単語学習支援システム及びこれに用いられるサーバー、携帯端末、学習支援プログラムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末と、この携帯端末とネットワークを介して接続されるサーバーとを有し、携帯端末を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、前記サーバーが、ユーザーが学習するための英単語を格納する単語データベースと、ユーザーからの目標要求に応じて学習対象英単語の分野・傾向を割り出し、前記単語データベースからユーザーが学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む絞り込み手段と、この絞り込み手段にて絞り込まれた英単語の習得範囲に対して各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベースとを備え、前記携帯端末が、前記絞り込み手段にて絞り込まれた英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面に表示させるデータ表示制御手段を備えていることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項2に係る発明は、ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末と、この携帯端末とネットワークを介して接続されるサーバーとを有し、携帯端末を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、前記サーバーが、ユーザーが学習するための英単語を格納するにあたり、主情報として学習するための英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味を少なくとも含むと共に、副情報として主情報に関連する音声情報、静止画情報及び動画情報の一つ以上を含む単語データベースと、前記英単語の主情報以外に副情報の使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベースとを備え、前記携帯端末が、英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面に表示させるデータ表示制御手段を備えていることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る英単語学習支援システムにおいて、絞り込み手段が、単語データベースの英単語を絞り込むファクターとして、英単語に関する分野情報及び一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報を用いることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る英単語学習支援システムにおいて、絞り込み手段が、単語データベースの英単語を絞り込むファクターとして、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報又は目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報を用いることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項5に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、主情報としての英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味以外に英単語の品詞名、例文及びその訳文の少なくとも一つを更に含み、学習状況データベースが、副情報の使用の有無及び主情報の使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納するものであることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る英単語学習支援システムにおいて、絞り込み手段が、単語データベースの英単語を絞り込むファクターとして、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報又は目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報を用いることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項5に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、主情報としての英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味以外に英単語の品詞名、例文及びその訳文の少なくとも一つを更に含み、学習状況データベースが、副情報の使用の有無及び主情報の使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納するものであることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項6に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、英単語の語源、類語、反語、類似語の少なくともいずれかの関連情報を持ち、データ表示制御手段が前記関連情報毎に英単語の表示を可能とする英単語学習支援システムである。
請求項7に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加される参考情報付加部を具備し、データ表示制御手段が前記参考情報付加部にて提供される参考情報を利用可能に表示することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項8に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、ユーザーが使用する基本教材に対応した基本単語が格納される基本単語データベースと、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語データベースとを有することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項9に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが英単語に応じた副情報としてのメディア情報を割り付ける分類フラグを有し、データ表示制御手段は前記分類フラグに従って副情報としてのメディア情報を割り付けることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項7に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加される参考情報付加部を具備し、データ表示制御手段が前記参考情報付加部にて提供される参考情報を利用可能に表示することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項8に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、ユーザーが使用する基本教材に対応した基本単語が格納される基本単語データベースと、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語データベースとを有することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項9に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが英単語に応じた副情報としてのメディア情報を割り付ける分類フラグを有し、データ表示制御手段は前記分類フラグに従って副情報としてのメディア情報を割り付けることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項10に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、単語データベースが、主情報として英単語に関する文字情報に英単語の品詞名、例文及び例文の訳文を更に含み、副情報として例文及び例文の訳文に関する音声情報を含み、データ表示制御手段が前記品詞名に従って副情報としてのメディア情報を割り付けることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項11に係る発明は、請求項1に係る英単語学習支援システムにおいて、携帯端末が、サーバー側の学習状況データベースにユーザーの英単語に関する学習状況が告知される告知手段を備え、サーバーが、前記告知手段からの告知に応じて学習状況データベースを更新することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項12に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、携帯端末が、サーバー側の学習状況データベースにユーザーの英単語に関する学習状況として副情報を使用した場合と使用しない場合とで夫々告知される告知手段を備え、サーバーが、前記告知手段からの告知に応じて副情報を使用した場合と使用しない場合とにつき学習状況データベースを更新することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項11に係る発明は、請求項1に係る英単語学習支援システムにおいて、携帯端末が、サーバー側の学習状況データベースにユーザーの英単語に関する学習状況が告知される告知手段を備え、サーバーが、前記告知手段からの告知に応じて学習状況データベースを更新することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項12に係る発明は、請求項2に係る英単語学習支援システムにおいて、携帯端末が、サーバー側の学習状況データベースにユーザーの英単語に関する学習状況として副情報を使用した場合と使用しない場合とで夫々告知される告知手段を備え、サーバーが、前記告知手段からの告知に応じて副情報を使用した場合と使用しない場合とにつき学習状況データベースを更新することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項13に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、前記サーバーが、一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報及び目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報の少なくとも一つの情報並びに学習状況データベースによる特定ユーザーの単語習得状況に基づく学習状況から英単語の学習優先順位に関する学習指針インデックスを算出し、この学習指針インデックスに基づいて単語データベースの未習得の英単語の学習優先順位を学習指針として決定する学習指針演算手段を更に備え、データ表示制御手段が前記学習指針演算手段による学習指針に従って英単語に関する情報を表示画面に表示するものであることを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項14に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、前記サーバーが、学習状況データベースにて目標の合致する各ユーザーの単語習得状況を判別するユーザー別学習状況判別手段と、このユーザー別学習状況判別手段からの判別結果に基づいて目標の合致するユーザーが所属するグループ内にて全ユーザーの単語習得状況の比較情報を算出するグループ内学習状況算出手段とを更に備え、前記データ表示制御手段が、英単語に関する情報及びグループ内学習状況算出手段による情報を含むユーザーの学習状況情報を表示画面に表示することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項14に係る発明は、請求項1又は2に係る英単語学習支援システムにおいて、前記サーバーが、学習状況データベースにて目標の合致する各ユーザーの単語習得状況を判別するユーザー別学習状況判別手段と、このユーザー別学習状況判別手段からの判別結果に基づいて目標の合致するユーザーが所属するグループ内にて全ユーザーの単語習得状況の比較情報を算出するグループ内学習状況算出手段とを更に備え、前記データ表示制御手段が、英単語に関する情報及びグループ内学習状況算出手段による情報を含むユーザーの学習状況情報を表示画面に表示することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項15に係る発明は、請求項1乃至14のいずれかに係る英単語学習支援システムにおいて、前記サーバーが携帯端末及びこの携帯端末以外の固定端末とも通信可能であり、携帯端末のみで実現できない機能を固定端末、あるいは、固定端末及び携帯端末の両者で実現するようにしたことを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項16に係る発明は、請求項1乃至15のいずれかに係る英単語学習支援システムにおいて、携帯端末がサーバー側から必要なデータを直接若しくは間接的にダウンロードするか、サーバー側の必要データを読み出し参照することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項17に係る発明は、請求項1乃至16のいずれかに係る英単語学習支援システムで用いられるサーバーである。
請求項18に係る発明は、請求項1乃至16のいずれかに係る英単語学習支援システムで用いられる携帯端末である。
請求項19に係る発明は、請求項1乃至16のいずれかに係る英単語学習支援システムにおいて、サーバー及び携帯端末の少なくともいずれかの各機能を実行するコンピュータに使用される学習支援プログラムである。
請求項16に係る発明は、請求項1乃至15のいずれかに係る英単語学習支援システムにおいて、携帯端末がサーバー側から必要なデータを直接若しくは間接的にダウンロードするか、サーバー側の必要データを読み出し参照することを特徴とする英単語学習支援システムである。
請求項17に係る発明は、請求項1乃至16のいずれかに係る英単語学習支援システムで用いられるサーバーである。
請求項18に係る発明は、請求項1乃至16のいずれかに係る英単語学習支援システムで用いられる携帯端末である。
請求項19に係る発明は、請求項1乃至16のいずれかに係る英単語学習支援システムにおいて、サーバー及び携帯端末の少なくともいずれかの各機能を実行するコンピュータに使用される学習支援プログラムである。
請求項1に係る発明によれば、ユーザーの目標要求に合致した英単語を絞り、単語習得状況をチェックしながら英単語学習することができるため、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、英単語を学習するにあたり、ユーザーが主情報に加えて副情報を必要に応じて使用し、副情報の使用の有無に応じた学習状況を把握することができるため、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させることができる。
請求項3に係る発明によれば、分野・傾向を割り出すにあたり、重要度の高い英単語を優先的に割り出すことができる。
請求項4に係る発明によれば、分野・傾向を割り出すにあたり、出題のウエイトの高い英単語を優先的に割り出すことができる。
請求項5に係る発明によれば、主情報の使用の有無に応じた各ユーザーの学習状況をも把握することができる。
請求項6に係る発明によれば、例えば語源毎の英単語表示を可能とすることで、語源、類義語などに関連付けて英単語を効率的に学習することができる。
請求項2に係る発明によれば、英単語を学習するにあたり、ユーザーが主情報に加えて副情報を必要に応じて使用し、副情報の使用の有無に応じた学習状況を把握することができるため、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させることができる。
請求項3に係る発明によれば、分野・傾向を割り出すにあたり、重要度の高い英単語を優先的に割り出すことができる。
請求項4に係る発明によれば、分野・傾向を割り出すにあたり、出題のウエイトの高い英単語を優先的に割り出すことができる。
請求項5に係る発明によれば、主情報の使用の有無に応じた各ユーザーの学習状況をも把握することができる。
請求項6に係る発明によれば、例えば語源毎の英単語表示を可能とすることで、語源、類義語などに関連付けて英単語を効率的に学習することができる。
請求項7に係る発明によれば、参考情報を利用することで、英単語の学習を更に深く追求することができる。
請求項8に係る発明によれば、英単語を学習するにあたり、基本単語データベースを用いて基本教材を効果的に学習することができる。
請求項9に係る発明によれば、英単語の学習にあたり、英単語に最適な副情報を提供することができる。例えば例文には音声情報、意味には動画情報を割り付ける。
請求項10に係る発明によれば、品詞名、例文及び例文の訳文を付加することにより、英単語の学習効果を更に向上させ、かつ、副情報の割り付けを容易に行うことができる。
請求項11に係る発明によれば、学習状況データベースを簡単に更新し、各ユーザーの学習状況を正確に把握することができる。
請求項12に係る発明によれば、副情報の使用の有無について単語習得状況をより正確に把握することができる。
請求項8に係る発明によれば、英単語を学習するにあたり、基本単語データベースを用いて基本教材を効果的に学習することができる。
請求項9に係る発明によれば、英単語の学習にあたり、英単語に最適な副情報を提供することができる。例えば例文には音声情報、意味には動画情報を割り付ける。
請求項10に係る発明によれば、品詞名、例文及び例文の訳文を付加することにより、英単語の学習効果を更に向上させ、かつ、副情報の割り付けを容易に行うことができる。
請求項11に係る発明によれば、学習状況データベースを簡単に更新し、各ユーザーの学習状況を正確に把握することができる。
請求項12に係る発明によれば、副情報の使用の有無について単語習得状況をより正確に把握することができる。
請求項13に係る発明によれば、ユーザー毎に学習指針を演算し、未習得の英単語につき学習優先順位に従って効率的に学習することができる。
請求項14に係る発明によれば、目標の合致するユーザーが所属するグループ内での各ユーザーの学習状況を正確に把握することができる。
請求項15に係る発明によれば、携帯端末の他に固定端末を補助的に利用し、英単語学習を効率的に実現することができる。
請求項16に係る発明によれば、各ユーザーの携帯端末にサーバー側の情報を簡単に取り込み、英単語学習を効率的に実現することができる。
請求項17に係る発明によれば、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させる英単語学習支援システムを構築するためのサーバーを提供することができる。
請求項18に係る発明によれば、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させる英単語学習支援システムを構築するための携帯端末を提供することができる。
請求項19に係る発明によれば、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させる英単語学習支援システムを構築するための学習支援プログラムを提供することができる。
請求項14に係る発明によれば、目標の合致するユーザーが所属するグループ内での各ユーザーの学習状況を正確に把握することができる。
請求項15に係る発明によれば、携帯端末の他に固定端末を補助的に利用し、英単語学習を効率的に実現することができる。
請求項16に係る発明によれば、各ユーザーの携帯端末にサーバー側の情報を簡単に取り込み、英単語学習を効率的に実現することができる。
請求項17に係る発明によれば、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させる英単語学習支援システムを構築するためのサーバーを提供することができる。
請求項18に係る発明によれば、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させる英単語学習支援システムを構築するための携帯端末を提供することができる。
請求項19に係る発明によれば、英単語学習の成果を正確に認識しながら、学習効率を向上させる英単語学習支援システムを構築するための学習支援プログラムを提供することができる。
先ず、本発明が適用される実施の形態の概要について説明する。
◎実施の形態の概要
図1は本発明が適用される英単語学習支援システムの実施の形態の第1モデルを示す。
同図において、英単語学習支援システムは、ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末10と、この携帯端末10とネットワーク2を介して接続されるサーバー1とを有し、携帯端末10を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、前記サーバー1が、ユーザーが学習するための英単語を格納する単語データベース3と、ユーザーからの目標要求に応じて学習対象英単語の分野・傾向を割り出し、前記単語データベース3からユーザーが学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む絞り込み手段4と、この絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語の習得範囲に対して各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベース5とを備え、前記携帯端末10が、前記絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示させるデータ表示制御手段12を備えている。
◎実施の形態の概要
図1は本発明が適用される英単語学習支援システムの実施の形態の第1モデルを示す。
同図において、英単語学習支援システムは、ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末10と、この携帯端末10とネットワーク2を介して接続されるサーバー1とを有し、携帯端末10を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、前記サーバー1が、ユーザーが学習するための英単語を格納する単語データベース3と、ユーザーからの目標要求に応じて学習対象英単語の分野・傾向を割り出し、前記単語データベース3からユーザーが学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む絞り込み手段4と、この絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語の習得範囲に対して各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベース5とを備え、前記携帯端末10が、前記絞り込み手段4にて絞り込まれた英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示させるデータ表示制御手段12を備えている。
また、図2は本発明が適用される英単語学習支援システムの実施の形態の第2モデルを示す。
図2において、英単語学習支援システムは、ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末10と、この携帯端末10とネットワーク2を介して接続されるサーバー1とを有し、携帯端末10を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、前記サーバー1が、ユーザーが学習するための英単語を格納するにあたり、主情報3aとして学習するための英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味を少なくとも含むと共に、副情報3bとして主情報3aに関連する音声情報、静止画情報及び動画情報の一つ以上を含む単語データベース3と、前記英単語の主情報3a以外に副情報3bの使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベース5とを備え、前記携帯端末10が、英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示させるデータ表示制御手段12を備えている。
図2において、英単語学習支援システムは、ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末10と、この携帯端末10とネットワーク2を介して接続されるサーバー1とを有し、携帯端末10を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、前記サーバー1が、ユーザーが学習するための英単語を格納するにあたり、主情報3aとして学習するための英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味を少なくとも含むと共に、副情報3bとして主情報3aに関連する音声情報、静止画情報及び動画情報の一つ以上を含む単語データベース3と、前記英単語の主情報3a以外に副情報3bの使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベース5とを備え、前記携帯端末10が、英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示させるデータ表示制御手段12を備えている。
このような技術的手段において、携帯端末10には、携帯電話、PHS電話、携帯型コンピュータなどを含む。
また、図1に示す態様では、ユーザーからの目標要求としては、受験を例に挙げると、志望校、志望学部などが挙げられる。この場合、絞り込み手段4としては、志望校、志望学部によって英単語の出題分野や出題傾向を割り出し、この割り出しに基づいてユーザーの英単語の習得範囲を絞り込むアルゴリズムを具備していればよい。
更に、図1に示す態様では、単語データベース3はユーザーが学習するための英単語を格納するものであれば任意の構成で差し支えないが、図2に示す態様では、単語データベース3の構成として、主情報3aとしての文字情報と、副情報3bとしての音声情報、静止画情報(イラスト、写真データなど)、動画情報のマルチメディアの少なくとも一つとの組合せが用いられる。
ここで、文字情報としては、つづり、意味を最小限含んでいればよく、これ以外に品詞名、例文、例文の訳文の全部若しくは一部を含むことが好ましい。
このように、副情報3bとしてマルチメディアを利用することで、学習内容を理解し易くすることが可能である。
また、図1に示す態様では、ユーザーからの目標要求としては、受験を例に挙げると、志望校、志望学部などが挙げられる。この場合、絞り込み手段4としては、志望校、志望学部によって英単語の出題分野や出題傾向を割り出し、この割り出しに基づいてユーザーの英単語の習得範囲を絞り込むアルゴリズムを具備していればよい。
更に、図1に示す態様では、単語データベース3はユーザーが学習するための英単語を格納するものであれば任意の構成で差し支えないが、図2に示す態様では、単語データベース3の構成として、主情報3aとしての文字情報と、副情報3bとしての音声情報、静止画情報(イラスト、写真データなど)、動画情報のマルチメディアの少なくとも一つとの組合せが用いられる。
ここで、文字情報としては、つづり、意味を最小限含んでいればよく、これ以外に品詞名、例文、例文の訳文の全部若しくは一部を含むことが好ましい。
このように、副情報3bとしてマルチメディアを利用することで、学習内容を理解し易くすることが可能である。
また、図1に示す態様において、絞り込み手段4による絞り込みファクターの代表的態様としては、英単語に関する分野情報及び一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報を用いるものや、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報又は目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報を用いるものが挙げられる。
ここで、目標試験には、志望校、志望学部の入学試験や、大学入試センター試験などの公的試験が挙げられる。
更に、図2に示す態様の好ましい態様としては、単語データベース3が、主情報3aとしての英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味以外に英単語の品詞名、例文及びその訳文の少なくとも一つを更に含み、学習状況データベース5が、副情報3bの使用の有無及び主情報3aの使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納するものが挙げられる。
本態様によれば、例えば例文を使用しない用い方で、英単語のつづり及び意味だけによって英単語を習得した場合と、英単語のつづり、意味及び例文を用いることで、英単語を習得した場合とを区別した状態で学習状況をより細かく認識することができる点で好ましい。
ここで、目標試験には、志望校、志望学部の入学試験や、大学入試センター試験などの公的試験が挙げられる。
更に、図2に示す態様の好ましい態様としては、単語データベース3が、主情報3aとしての英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味以外に英単語の品詞名、例文及びその訳文の少なくとも一つを更に含み、学習状況データベース5が、副情報3bの使用の有無及び主情報3aの使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納するものが挙げられる。
本態様によれば、例えば例文を使用しない用い方で、英単語のつづり及び意味だけによって英単語を習得した場合と、英単語のつづり、意味及び例文を用いることで、英単語を習得した場合とを区別した状態で学習状況をより細かく認識することができる点で好ましい。
また、図1、図2に示す態様において、単語データベース3の好ましい態様としては、単語データベース3が英単語の語源、類義語、反意語、同義語の少なくともいずれかの関連情報を持ち、データ表示制御手段12が前記関連情報毎に英単語の表示を可能にする態様が挙げられる。ここで、語源には、接頭辞、接尾辞、語根などを含む。
更に、単語データベース3の好ましい他の態様としては、単語データベース3が英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加される参考情報付加部を具備し、データ表示制御手段12が前記参考情報付加部にて提供される参考情報を利用可能に表示する態様が挙げられる。
ここで、参考情報にはホームページアドレスや動画等の情報が挙げられる。
更にまた、単語データベース3の好ましい別の態様としては、ユーザーが使用する基本教材に対応した基本単語が格納される基本単語データベースと、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語データベースとを有するものが挙げられる。
更に、単語データベース3の好ましい他の態様としては、単語データベース3が英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加される参考情報付加部を具備し、データ表示制御手段12が前記参考情報付加部にて提供される参考情報を利用可能に表示する態様が挙げられる。
ここで、参考情報にはホームページアドレスや動画等の情報が挙げられる。
更にまた、単語データベース3の好ましい別の態様としては、ユーザーが使用する基本教材に対応した基本単語が格納される基本単語データベースと、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語データベースとを有するものが挙げられる。
図2に示す態様において、マルチメディアの自動割り付け方式としては、単語データベース3が英単語に応じた副情報3bとしてのメディア情報を割り付ける分類フラグを有し、データ表示制御手段12が前記分類フラグに従って副情報3bとしてのメディア情報を割り付けるものが挙げられる。
ここで、分類フラグとしては、英単語の品詞名を利用するようにしてもよいし、別途所定の基準に基づいて独自に作成するようにしてもよい。
また、品詞名を分類フラグとして利用し、例えば音声情報を有効に利用する態様としては、単語データベース3が、主情報3aとして英単語に関する文字情報に英単語の品詞名、例文及び例文の訳文を更に含み、副情報3bとして例文及び例文の訳文に関する音声情報を含み、データ表示制御手段12が前記品詞名に従って副情報3bとしてのメディア情報を割り付ける態様が挙げられる。
ここで、分類フラグとしては、英単語の品詞名を利用するようにしてもよいし、別途所定の基準に基づいて独自に作成するようにしてもよい。
また、品詞名を分類フラグとして利用し、例えば音声情報を有効に利用する態様としては、単語データベース3が、主情報3aとして英単語に関する文字情報に英単語の品詞名、例文及び例文の訳文を更に含み、副情報3bとして例文及び例文の訳文に関する音声情報を含み、データ表示制御手段12が前記品詞名に従って副情報3bとしてのメディア情報を割り付ける態様が挙げられる。
また、図1、図2に示す態様にあっては、学習状況データベース5による学習状況を正確に保つという観点からすれば、学習状況データベース5をその都度更新する方式が好ましい。
例えば図1に示す態様にあっては、携帯端末10が、サーバー1側の学習状況データベース5にユーザーの英単語に関する学習状況が告知される告知手段13を備え、サーバー1が、前記告知手段13からの告知に応じて学習状況データベース5を更新するようにすればよい。
この場合、データ表示制御手段12は、英単語の表示フィールドに一つのユーザーが英単語を習得したか否かをチェックする習得確認フィールドを表示可能とし、告知手段13は前記習得確認フィールドのチェック内容に基づいてサーバー1側に告知し、ユーザー毎に集計した学習習得状況を学習状況データベース5に記録するようにすればよい。
また、図2に示す態様にあっては、携帯端末10が、サーバー1側の学習状況データベース5にユーザーの英単語に関する学習状況として副情報3bを使用した場合と使用しない場合とで夫々告知される告知手段13を備え、サーバー1は、前記告知手段13からの告知に応じて副情報3bを使用した場合と使用しない場合とにつき学習状況データベース5を更新するようにすればよい。
例えば図1に示す態様にあっては、携帯端末10が、サーバー1側の学習状況データベース5にユーザーの英単語に関する学習状況が告知される告知手段13を備え、サーバー1が、前記告知手段13からの告知に応じて学習状況データベース5を更新するようにすればよい。
この場合、データ表示制御手段12は、英単語の表示フィールドに一つのユーザーが英単語を習得したか否かをチェックする習得確認フィールドを表示可能とし、告知手段13は前記習得確認フィールドのチェック内容に基づいてサーバー1側に告知し、ユーザー毎に集計した学習習得状況を学習状況データベース5に記録するようにすればよい。
また、図2に示す態様にあっては、携帯端末10が、サーバー1側の学習状況データベース5にユーザーの英単語に関する学習状況として副情報3bを使用した場合と使用しない場合とで夫々告知される告知手段13を備え、サーバー1は、前記告知手段13からの告知に応じて副情報3bを使用した場合と使用しない場合とにつき学習状況データベース5を更新するようにすればよい。
また、図1、図2に示す態様の好ましい態様としては、学習指針演算手段6を付加した態様が挙げられる。
これは、学習優先順位に関する学習指針インデックスにて学習指針を演算する方式であり、サーバー1が、一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報及び目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報の少なくとも一つの情報並びに学習状況データベース5による特定ユーザーの単語習得状況に基づく学習状況から英単語の学習優先順位に関する学習指針インデックスを算出し、この学習指針インデックスに基づいて単語データベース3の未習得の英単語の学習優先順位を学習指針として決定する学習指針演算手段6を更に備え、データ表示制御手段12が前記学習指針演算手段6による学習指針に従って英単語に関する情報を表示画面11に表示するものである。
ここで、学習指針インデックスについて補足すると、この学習指針インデックスは次のようなパラメータの関数である。
学習指針インデックス=f(単語の重要度情報、 目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報、 目標試験の出題頻度情報、 ユーザーの単語習得状況)
但し、学習指針インデックスの各パラメータの意味は次の通りである。
・単語の重要度情報:単語の一般的な使用頻度に基づく重要性を表す情報。使用頻度に応じて、3段階あるいは4段階に分類されていてもよいが、使用頻度調査による数値でもよい。
・目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報:ユーザーの目標とする試験(例えば受験希望校の試験など)の過去の出題された単語の分野に関する情報。単語の分類としては、例えば自然、科学、工学、人文、文学、一般があるが、それ以外の分類でもよい。該当する単語の分野とのマッチ率を見るためのものである。
・目標試験の出題頻度情報:ユーザーの目標とする試験の過去に出題された単語の頻度に関する情報。過去の試験に出現した回数で表す。
・ユーザーの単語習得状況:システム利用状況時点でのユーザーの単語習得状況。
これは、学習優先順位に関する学習指針インデックスにて学習指針を演算する方式であり、サーバー1が、一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報及び目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報の少なくとも一つの情報並びに学習状況データベース5による特定ユーザーの単語習得状況に基づく学習状況から英単語の学習優先順位に関する学習指針インデックスを算出し、この学習指針インデックスに基づいて単語データベース3の未習得の英単語の学習優先順位を学習指針として決定する学習指針演算手段6を更に備え、データ表示制御手段12が前記学習指針演算手段6による学習指針に従って英単語に関する情報を表示画面11に表示するものである。
ここで、学習指針インデックスについて補足すると、この学習指針インデックスは次のようなパラメータの関数である。
学習指針インデックス=f(単語の重要度情報、 目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報、 目標試験の出題頻度情報、 ユーザーの単語習得状況)
但し、学習指針インデックスの各パラメータの意味は次の通りである。
・単語の重要度情報:単語の一般的な使用頻度に基づく重要性を表す情報。使用頻度に応じて、3段階あるいは4段階に分類されていてもよいが、使用頻度調査による数値でもよい。
・目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報:ユーザーの目標とする試験(例えば受験希望校の試験など)の過去の出題された単語の分野に関する情報。単語の分類としては、例えば自然、科学、工学、人文、文学、一般があるが、それ以外の分類でもよい。該当する単語の分野とのマッチ率を見るためのものである。
・目標試験の出題頻度情報:ユーザーの目標とする試験の過去に出題された単語の頻度に関する情報。過去の試験に出現した回数で表す。
・ユーザーの単語習得状況:システム利用状況時点でのユーザーの単語習得状況。
また、図1、図2に示す態様の好ましい他の態様としては、グループ内でのユーザーの学習状況を把握することが可能な態様が挙げられる。
これは、サーバー1が、学習状況データベース5にて目標の合致する各ユーザーの単語習得状況を判別するユーザー別学習状況判別手段7と、このユーザー別学習状況判別手段7からの判別結果に基づいて目標の合致するユーザーが所属するグループ内にて全ユーザーの単語習得状況の比較情報を算出するグループ内学習状況算出手段8とを更に備え、前記データ表示制御手段12が、英単語に関する情報及びグループ内学習状況算出手段8による情報を含むユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示するものである。
これは、サーバー1が、学習状況データベース5にて目標の合致する各ユーザーの単語習得状況を判別するユーザー別学習状況判別手段7と、このユーザー別学習状況判別手段7からの判別結果に基づいて目標の合致するユーザーが所属するグループ内にて全ユーザーの単語習得状況の比較情報を算出するグループ内学習状況算出手段8とを更に備え、前記データ表示制御手段12が、英単語に関する情報及びグループ内学習状況算出手段8による情報を含むユーザーの学習状況情報を表示画面11に表示するものである。
更に、図1、図2に示す態様における携帯端末10とサーバー1との関係については、携帯端末10はサーバー1側から必要なデータを直接若しくは間接的にダウンロードするか、サーバー1側の必要データを読み出し参照するものであれば適宜選定して差し支えない。
更にまた、図1、図2に示す態様では、携帯端末10の他に固定端末15を補助的に利用する態様としても英単語学習支援システムを構築することができる。
この場合、サーバー1は携帯端末10及びこの携帯端末10以外の固定端末15とも通信可能であり、携帯端末10のみで実現できない機能を固定端末15、あるいは、固定端末15及び携帯端末10の両者で実現するようにすればよい。
更にまた、図1、図2に示す態様では、携帯端末10の他に固定端末15を補助的に利用する態様としても英単語学習支援システムを構築することができる。
この場合、サーバー1は携帯端末10及びこの携帯端末10以外の固定端末15とも通信可能であり、携帯端末10のみで実現できない機能を固定端末15、あるいは、固定端末15及び携帯端末10の両者で実現するようにすればよい。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態1
−英単語学習支援システムの全体構成−
図3は本発明が適用された英単語学習支援システムの実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
同図において、英単語学習支援システムは、ユーザー毎の携帯端末21と、これらに夫々通信可能なネットワーク22を介して接続されるサーバー23とを備えたものである。
ここで、サーバー23としては一つで集中管理するようにしてもよいし、複数に分散して管理するものであっても差し支えない。
本実施の形態において、携帯端末21は、端末筐体30の表面に表示画面31及び操作部32を有し、端末筐体30内部には例えば端末側学習支援プログラム、端末側単語データベースなどを格納する記憶部33と、サーバー23その他ネットワーク接続可能な通信機器との通信を可能とする通信部34と、前記表示画面31、操作部32、記憶部33及び通信部34を制御する制御部35とを備えている。
◎実施の形態1
−英単語学習支援システムの全体構成−
図3は本発明が適用された英単語学習支援システムの実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
同図において、英単語学習支援システムは、ユーザー毎の携帯端末21と、これらに夫々通信可能なネットワーク22を介して接続されるサーバー23とを備えたものである。
ここで、サーバー23としては一つで集中管理するようにしてもよいし、複数に分散して管理するものであっても差し支えない。
本実施の形態において、携帯端末21は、端末筐体30の表面に表示画面31及び操作部32を有し、端末筐体30内部には例えば端末側学習支援プログラム、端末側単語データベースなどを格納する記憶部33と、サーバー23その他ネットワーク接続可能な通信機器との通信を可能とする通信部34と、前記表示画面31、操作部32、記憶部33及び通信部34を制御する制御部35とを備えている。
また、サーバー23は、各ユーザーからの通信情報、管理情報などを表示するための表示部41と、サーバー管理者が操作可能な操作部42と、例えばサーバー側学習支援プログラム、端末側学習支援プログラム、各種データベースを格納する記憶部43と、ユーザー毎の携帯端末21と通信可能な通信部44と、前記表示部41、操作部42、記憶部43及び通信部34を制御する制御部45とを備えている。
特に、本実施の形態では、サーバー23の記憶部43には学習支援プログラムを実行する際に必要な各種データベースが格納されている。
この種のデータベース(DB:Database)としては、図4に示すように、以下のものが用いられている。
・ユーザーDB51:各ユーザーの個人情報や仮志望校を格納するデータベース。
・単語DB52:各ユーザーが学習するための全ての英単語に関する情報を格納するものであり、サーバー管理者にて扱う英単語の母集団を適宜更新可能なデータベース。
・単語分類DB53:英単語の分類情報を格納したデータベース。
・出題傾向DB54:英単語の出題分野に関する目標試験の出題情報を格納したデータベース。
・出題頻度DB55:目標試験に関する英単語の過去の出題回数を格納したデータベース。
・学習状況DB56:ユーザーの各英単語習得結果情報を格納したデータベース。
・ユーザー学習状況DB57:目標試験を受験する予定のユーザー全体の各英単語習得率に関する情報を格納するデータベース。
これらの各DB51〜57はサーバー管理者にて定期的若しくは不定期的に内容更新されるようになっている。
特に、本実施の形態では、サーバー23の記憶部43には学習支援プログラムを実行する際に必要な各種データベースが格納されている。
この種のデータベース(DB:Database)としては、図4に示すように、以下のものが用いられている。
・ユーザーDB51:各ユーザーの個人情報や仮志望校を格納するデータベース。
・単語DB52:各ユーザーが学習するための全ての英単語に関する情報を格納するものであり、サーバー管理者にて扱う英単語の母集団を適宜更新可能なデータベース。
・単語分類DB53:英単語の分類情報を格納したデータベース。
・出題傾向DB54:英単語の出題分野に関する目標試験の出題情報を格納したデータベース。
・出題頻度DB55:目標試験に関する英単語の過去の出題回数を格納したデータベース。
・学習状況DB56:ユーザーの各英単語習得結果情報を格納したデータベース。
・ユーザー学習状況DB57:目標試験を受験する予定のユーザー全体の各英単語習得率に関する情報を格納するデータベース。
これらの各DB51〜57はサーバー管理者にて定期的若しくは不定期的に内容更新されるようになっている。
−各DBのファイル構成−
各DB51〜57のファイル構成例を図5(a)〜(c)及び図6(a)〜(d)に示す。
図5(a)に示すユーザーDB51において、ユーザーIDはユーザーを特定するためのID番号であり、パスワードはサーバー23側から予め決められるか、あるいは、ユーザー個人が任意に設定可能なものであり、仮志望校、仮志望学部は例えばA大学の工学部、B大学の文学部などユーザーが志望校、志望学部として仮に設定したものであり、一若しくは複数選定可能である。尚、ユーザーDB51のファイル構成としては、これに限られるものではなく、氏名のふりがな、住所、現在所属している学校名など必要項目が適宜定められている。
これらのユーザー情報は、ユーザー毎に携帯端末21を利用してサーバー23にアクセスし、事前登録されるものである。
各DB51〜57のファイル構成例を図5(a)〜(c)及び図6(a)〜(d)に示す。
図5(a)に示すユーザーDB51において、ユーザーIDはユーザーを特定するためのID番号であり、パスワードはサーバー23側から予め決められるか、あるいは、ユーザー個人が任意に設定可能なものであり、仮志望校、仮志望学部は例えばA大学の工学部、B大学の文学部などユーザーが志望校、志望学部として仮に設定したものであり、一若しくは複数選定可能である。尚、ユーザーDB51のファイル構成としては、これに限られるものではなく、氏名のふりがな、住所、現在所属している学校名など必要項目が適宜定められている。
これらのユーザー情報は、ユーザー毎に携帯端末21を利用してサーバー23にアクセスし、事前登録されるものである。
また、図5(b)の単語DB52は、英単語に管理番号(No.)が付され、図7に示すように、主情報M1として英単語の文字情報と、副情報M2として、英単語の主情報M1に関連するマルチメディア情報とを有している。
ここで、主情報M1としては、英語綴り、品詞分類(品詞名)、日本語訳(意味)、英語例文、例文日本語訳が格納されている。
尚、主情報M1はこれに限定されるものではなく、必要に応じて語源(接頭辞、接尾辞、語根)、類義語、反意語、同義語などの少なくともいずれかの関連情報を含んでいても差し支えない。
一方、副情報M2は、図7に示すように、音声情報、静止画情報(イラスト、写真データ)、及び動画情報を全て有しているが、最小限いずれか一つを有していればよい。
ここで、音声情報、静止画情報、動画情報は単語DB52に格納されていればよく、主情報M1と共に同じ記憶領域に直接的に格納されていてもよいし、あるいは、主情報M1とは別に設定された記憶領域に間接的に格納されていてもよい。いずれにしても、図5(b)に示すように、音声データ(音声情報)へのポインターや、イラスト(静止画情報の一例)へのポインターなどによって記憶領域アドレスを指定し、対応する音声情報、静止画情報と関連付けることができればよい。
尚、副情報M2としては、これらに限られるものではなく、英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加されていてもよい。
この参考情報には、学習者(ユーザー)の暗記作業をより円滑に進めるためと、学習者の学習内容に対する興味を喚起するために、必要に応じて、学習者が、学習の参考となるホームページのURLや、そのページの部分和訳やコンテンツに関する説明等の付随する参考情報付加情報が付加される。
この場合、既存の検索エンジンを利用して関連ページを検索するようにすることが好ましい。
但し、ユーザーにとって有害な関連ページが混入しないように、予め検索語に有害なタームを除去するような手当を施しておくことが好ましい。
ここで、主情報M1としては、英語綴り、品詞分類(品詞名)、日本語訳(意味)、英語例文、例文日本語訳が格納されている。
尚、主情報M1はこれに限定されるものではなく、必要に応じて語源(接頭辞、接尾辞、語根)、類義語、反意語、同義語などの少なくともいずれかの関連情報を含んでいても差し支えない。
一方、副情報M2は、図7に示すように、音声情報、静止画情報(イラスト、写真データ)、及び動画情報を全て有しているが、最小限いずれか一つを有していればよい。
ここで、音声情報、静止画情報、動画情報は単語DB52に格納されていればよく、主情報M1と共に同じ記憶領域に直接的に格納されていてもよいし、あるいは、主情報M1とは別に設定された記憶領域に間接的に格納されていてもよい。いずれにしても、図5(b)に示すように、音声データ(音声情報)へのポインターや、イラスト(静止画情報の一例)へのポインターなどによって記憶領域アドレスを指定し、対応する音声情報、静止画情報と関連付けることができればよい。
尚、副情報M2としては、これらに限られるものではなく、英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加されていてもよい。
この参考情報には、学習者(ユーザー)の暗記作業をより円滑に進めるためと、学習者の学習内容に対する興味を喚起するために、必要に応じて、学習者が、学習の参考となるホームページのURLや、そのページの部分和訳やコンテンツに関する説明等の付随する参考情報付加情報が付加される。
この場合、既存の検索エンジンを利用して関連ページを検索するようにすることが好ましい。
但し、ユーザーにとって有害な関連ページが混入しないように、予め検索語に有害なタームを除去するような手当を施しておくことが好ましい。
更に、図5(c)の単語分類DB53は、英単語に管理番号(No.)が付され、各英単語について、どの教科書のどのレッスンNo.に出ているか、どの分野No.とどの分野No.に属するかの分類情報を夫々参照単語数と共に格納している。
尚、ここでいう‘参照単語数’は特定の教科書に出てくる参照すべき単語数、あるいは、その分野に属する参照すべき単語数を指す。以下のDBについても同様である。
更にまた、図6(a)の出題傾向DB54は、‘学校名及び学部名’に管理番号(No.)が付され、トータル出題語数、分野No.に関する出題情報を参照単語数と共に格納している。
また、図6(b)の出題頻度DB55はユーザーが受験を予定している学校、学部の目標試験の過去の問題での各英単語の出題回数が単語IDと回数のくり返しで格納されている。
また、図6(c)の学習状況DB56は、学習者ID(ユーザーIDに相当)にて学習者を特定し、各単語のユーザーの単語習得状況を単語IDとマスターフラグにより格納されている。
更に、図6(d)のユーザー学習状況DB57は、例えば目標試験を受験する全ユーザーの単語取得状況を例えば単語IDと習得率により格納されている。
尚、ここでいう‘参照単語数’は特定の教科書に出てくる参照すべき単語数、あるいは、その分野に属する参照すべき単語数を指す。以下のDBについても同様である。
更にまた、図6(a)の出題傾向DB54は、‘学校名及び学部名’に管理番号(No.)が付され、トータル出題語数、分野No.に関する出題情報を参照単語数と共に格納している。
また、図6(b)の出題頻度DB55はユーザーが受験を予定している学校、学部の目標試験の過去の問題での各英単語の出題回数が単語IDと回数のくり返しで格納されている。
また、図6(c)の学習状況DB56は、学習者ID(ユーザーIDに相当)にて学習者を特定し、各単語のユーザーの単語習得状況を単語IDとマスターフラグにより格納されている。
更に、図6(d)のユーザー学習状況DB57は、例えば目標試験を受験する全ユーザーの単語取得状況を例えば単語IDと習得率により格納されている。
−英単語絞り込み処理−
本実施の形態では、英単語学習支援システムのサーバー23は、ユーザーの仮志望校、仮志望学部の要請から、図8に示すように、ユーザー(学習者)毎に学習すべき英単語を絞り込む処理を行う。
同図に示す英単語絞り込み処理において、ユーザーが携帯端末21からサーバー23側にユーザー登録指示を出すと、サーバー23はユーザーの携帯端末21に端末側ユーザー情報を送信するように指示する。
そして、ユーザーは携帯端末21を用いてサーバー23の指示に従って端末側ユーザー情報を送信する。
この状態において、サーバー23の制御部45は、絞り込みの指示項目(本例では仮志望校、仮志望学部)について明記されているかを確認し、明記されていれば、ユーザーの絞り込み要因について関係するDB(例えばユーザーDB51及び出題情報DB54)をチェックした後、ユーザーの絞り込み要因に合致する英単語の習得範囲を決定する。
一方、ユーザーが仮志望校などを決めかねている場合には、絞り込みの指示項目が明記されていない可能性があるが、このような状態では、サーバー23の制御部45は英単語の習得範囲を予め決められた標準タイプに決定する。
この後、サーバー23の制御部45は、ユーザーのリクエストに応じて単語DB52のうち習得範囲内の英単語を携帯端末側にダウンロード又は参照表示するようにするものである。
本実施の形態では、英単語学習支援システムのサーバー23は、ユーザーの仮志望校、仮志望学部の要請から、図8に示すように、ユーザー(学習者)毎に学習すべき英単語を絞り込む処理を行う。
同図に示す英単語絞り込み処理において、ユーザーが携帯端末21からサーバー23側にユーザー登録指示を出すと、サーバー23はユーザーの携帯端末21に端末側ユーザー情報を送信するように指示する。
そして、ユーザーは携帯端末21を用いてサーバー23の指示に従って端末側ユーザー情報を送信する。
この状態において、サーバー23の制御部45は、絞り込みの指示項目(本例では仮志望校、仮志望学部)について明記されているかを確認し、明記されていれば、ユーザーの絞り込み要因について関係するDB(例えばユーザーDB51及び出題情報DB54)をチェックした後、ユーザーの絞り込み要因に合致する英単語の習得範囲を決定する。
一方、ユーザーが仮志望校などを決めかねている場合には、絞り込みの指示項目が明記されていない可能性があるが、このような状態では、サーバー23の制御部45は英単語の習得範囲を予め決められた標準タイプに決定する。
この後、サーバー23の制御部45は、ユーザーのリクエストに応じて単語DB52のうち習得範囲内の英単語を携帯端末側にダウンロード又は参照表示するようにするものである。
より具体的に述べると、図9(a)に示す英単語学習支援システムにおいて、サーバー23は、出題傾向DB54に学校別出題DB1及び学校別出題DB2を有している。
ここで、この学校別出題DB1は、図10(b)に示すように、英単語に管理番号(No.)が付され、各単語につき、学校別にて分野に関する出題傾向及び大学全体での出題確率を格納している。
また、学校別出題DB2は、図10(c)に示すように、志望大学及び志望学部での各分野毎の参照単語数を格納している。
今、端末側ユーザー情報61のファイル構成が図10(a)に示すようになっているとし、ユーザー甲が仮志望校、仮志望学部としてA大学、工学部を選択したと仮定する。
このとき、学校別出題DB1からは例えばA大学の分野別の出題傾向が把握され、また、学校別出題DB2からはA大学、工学部の分野別の参照単語数が把握される。
この結果、サーバー23の制御部45(図3参照)は、図8に示す英単語絞り込み処理を行い、A大学、工学部を志望するにあたり、学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む。
この状態において、ユーザー甲が携帯端末21を用いてサーバー23に学習するための単語DB52をリクエストすると、サーバー23は、図9(b)に示すように、サーバー側単語DB52の単語数を絞り込んだ端末側単語DB62を決定する。
この状態において、ユーザー甲は、サーバー23の単語DB52から絞り込んだ前記端末側単語DB62を携帯端末21にダウンロードするか又は携帯端末21にて参照表示させる。
また、これらの絞り込み処理を学習指針インデックスを用いて行ってもよい。例えば、ユーザーの単語習得学習の優先度を決めるために次のような学習指針インデックスを計算するものとする。
学習指針インデックス=f(単語の重要度情報、 目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報、 目標試験の出題頻度情報、 ユーザーの単語習得状況)
ここで、学習指針インデックスの各パラメータの意味は次の通りである。
・単語の重要度情報:単語の一般的な使用頻度に基づく重要性を表す情報。使用頻度に応じて、3段階あるいは4段階に分類されていてもよい。
・目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報:ユーザーの目標をする試験(例えば受験希望校の試験など)の過去の出題された単語の分野に関する情報。単語の分類としては、例えば自然、科学、工学、人文、文学、一般があるが、それ以外の分類でもよい。概単語の分野とのマッチ率を見るためのものである。
・目標試験の出題頻度情報:ユーザーの目標とする試験の過去に出題された単語の頻度に関する情報。
・ユーザーの単語習得状況:システム利用状況時点でのユーザーの単語習得状況。
より具体的には、学習指針インデックスはこれらのパラメータから、例えば次のような一次式によって計算される正の値である。
学習指針インデックス={a×(単語の重要度情報)+b×(目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報)}×c×(目標試験の出題頻度情報)×d×(ユーザーの単語習得状況)
但し、a〜dは各パラメータの影響度について予め重み付けした係数である。
ユーザーはこの学習指針インデックスの値の高い順に学習を進めれば、効率よく学習ができる。
ここで、この学校別出題DB1は、図10(b)に示すように、英単語に管理番号(No.)が付され、各単語につき、学校別にて分野に関する出題傾向及び大学全体での出題確率を格納している。
また、学校別出題DB2は、図10(c)に示すように、志望大学及び志望学部での各分野毎の参照単語数を格納している。
今、端末側ユーザー情報61のファイル構成が図10(a)に示すようになっているとし、ユーザー甲が仮志望校、仮志望学部としてA大学、工学部を選択したと仮定する。
このとき、学校別出題DB1からは例えばA大学の分野別の出題傾向が把握され、また、学校別出題DB2からはA大学、工学部の分野別の参照単語数が把握される。
この結果、サーバー23の制御部45(図3参照)は、図8に示す英単語絞り込み処理を行い、A大学、工学部を志望するにあたり、学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む。
この状態において、ユーザー甲が携帯端末21を用いてサーバー23に学習するための単語DB52をリクエストすると、サーバー23は、図9(b)に示すように、サーバー側単語DB52の単語数を絞り込んだ端末側単語DB62を決定する。
この状態において、ユーザー甲は、サーバー23の単語DB52から絞り込んだ前記端末側単語DB62を携帯端末21にダウンロードするか又は携帯端末21にて参照表示させる。
また、これらの絞り込み処理を学習指針インデックスを用いて行ってもよい。例えば、ユーザーの単語習得学習の優先度を決めるために次のような学習指針インデックスを計算するものとする。
学習指針インデックス=f(単語の重要度情報、 目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報、 目標試験の出題頻度情報、 ユーザーの単語習得状況)
ここで、学習指針インデックスの各パラメータの意味は次の通りである。
・単語の重要度情報:単語の一般的な使用頻度に基づく重要性を表す情報。使用頻度に応じて、3段階あるいは4段階に分類されていてもよい。
・目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報:ユーザーの目標をする試験(例えば受験希望校の試験など)の過去の出題された単語の分野に関する情報。単語の分類としては、例えば自然、科学、工学、人文、文学、一般があるが、それ以外の分類でもよい。概単語の分野とのマッチ率を見るためのものである。
・目標試験の出題頻度情報:ユーザーの目標とする試験の過去に出題された単語の頻度に関する情報。
・ユーザーの単語習得状況:システム利用状況時点でのユーザーの単語習得状況。
より具体的には、学習指針インデックスはこれらのパラメータから、例えば次のような一次式によって計算される正の値である。
学習指針インデックス={a×(単語の重要度情報)+b×(目標試験の単語の出題分野に関する出題傾向情報)}×c×(目標試験の出題頻度情報)×d×(ユーザーの単語習得状況)
但し、a〜dは各パラメータの影響度について予め重み付けした係数である。
ユーザーはこの学習指針インデックスの値の高い順に学習を進めれば、効率よく学習ができる。
−英単語学習処理−
本実施の形態では、ユーザーは、図11(a)に示すように、サーバー23側単語DB52を絞り込んだ端末側単語DB62を携帯端末21側にダウンロードするか、図11(b)に示すように、サーバー23側単語DB52の一部(図11(a)の端末側単語DB62に相当)を携帯端末21にて参照表示させる。
特に、本実施の形態では、サーバー23側単語DB52は、副情報としての音声情報を格納する音声DB71、静止画情報(イラスト、写真データ)を格納する静止画DB72、動画情報を格納する動画DB73と関連付けられている。
このため、図11(a)に示す端末側単語DB62も、絞り込まれた英単語の習得範囲に対応した範囲で、副情報としての音声情報を格納する音声DB81、静止画情報(イラスト、写真データ)を格納する静止画DB82、動画情報を格納する動画DB83と関連付けられている。
本実施の形態では、ユーザーは、図11(a)に示すように、サーバー23側単語DB52を絞り込んだ端末側単語DB62を携帯端末21側にダウンロードするか、図11(b)に示すように、サーバー23側単語DB52の一部(図11(a)の端末側単語DB62に相当)を携帯端末21にて参照表示させる。
特に、本実施の形態では、サーバー23側単語DB52は、副情報としての音声情報を格納する音声DB71、静止画情報(イラスト、写真データ)を格納する静止画DB72、動画情報を格納する動画DB73と関連付けられている。
このため、図11(a)に示す端末側単語DB62も、絞り込まれた英単語の習得範囲に対応した範囲で、副情報としての音声情報を格納する音声DB81、静止画情報(イラスト、写真データ)を格納する静止画DB82、動画情報を格納する動画DB83と関連付けられている。
今、図11(a)に示す態様を例に挙げて英単語学習処理について詳述する。
特に、本実施の形態では、サーバー側単語DB52(又は端末側単語DB62)は、いずれも図12(a)に示すように、単語のフラグによる自動割付90にて音声DB71(又は81)、静止画DB72(又は82)及び動画DB73(又は83)のいずれかの副情報(音声情報、静止画情報、動画情報)を自動的に割り付ける。
より具体的に述べると、単語DB52(又は62)のファイル構成は、図12(b)に示すように、単語毎に主情報としての5つの文字情報(英語綴り、品詞分類、日本語訳、英語例文、例文日本語訳)の他に、音声データへのポインター、イラストへのポインター、動画へのポインター、イラスト以外の静止画へのポインターを有している。
そして、これらの各ポインターのオンオフは、図12(c)に示すように、Voiceフラグ、Visibleフラグ、Sub−Visibleフラグ、Actionフラグをオンオフすることにて決められる。
ここで、各フラグの定義は以下の通りである。
・Voiceフラグ:
音声データありの場合にオンするものである。本実施の形態では、音声データへのポインターはVoiceフラグをオンすることにより常時オンに設定されており、例えば単語DB52の英語例文、例文日本語訳は副情報として必ず音声データによる音声表現がなされるようになっている。
・Visibleフラグ:
名詞、動詞、形容詞の内容が静止画や動画で一目瞭然に説明できる単語に対してオンするものである。
・Sub−Visibleフラグ:
名詞、動詞、形容詞の内容が静止画の写真データや動画で一目瞭然に説明できないが、イラストでイメージの説明が可能な単語に対してオンするものである。
・Actionフラグ:
名詞、動詞、形容詞の内容が動画で一目瞭然に説明できる単語に対してオンするものである。
特に、本実施の形態では、サーバー側単語DB52(又は端末側単語DB62)は、いずれも図12(a)に示すように、単語のフラグによる自動割付90にて音声DB71(又は81)、静止画DB72(又は82)及び動画DB73(又は83)のいずれかの副情報(音声情報、静止画情報、動画情報)を自動的に割り付ける。
より具体的に述べると、単語DB52(又は62)のファイル構成は、図12(b)に示すように、単語毎に主情報としての5つの文字情報(英語綴り、品詞分類、日本語訳、英語例文、例文日本語訳)の他に、音声データへのポインター、イラストへのポインター、動画へのポインター、イラスト以外の静止画へのポインターを有している。
そして、これらの各ポインターのオンオフは、図12(c)に示すように、Voiceフラグ、Visibleフラグ、Sub−Visibleフラグ、Actionフラグをオンオフすることにて決められる。
ここで、各フラグの定義は以下の通りである。
・Voiceフラグ:
音声データありの場合にオンするものである。本実施の形態では、音声データへのポインターはVoiceフラグをオンすることにより常時オンに設定されており、例えば単語DB52の英語例文、例文日本語訳は副情報として必ず音声データによる音声表現がなされるようになっている。
・Visibleフラグ:
名詞、動詞、形容詞の内容が静止画や動画で一目瞭然に説明できる単語に対してオンするものである。
・Sub−Visibleフラグ:
名詞、動詞、形容詞の内容が静止画の写真データや動画で一目瞭然に説明できないが、イラストでイメージの説明が可能な単語に対してオンするものである。
・Actionフラグ:
名詞、動詞、形容詞の内容が動画で一目瞭然に説明できる単語に対してオンするものである。
−副情報自動割付処理−
図13は本実施の形態に係る英単語学習支援システムにおける副情報自動割付処理過程を示す。
同図において、副情報自動割付処理は、単語の品詞が名詞かあるいは動詞あるいは形容詞か否かをチェックし、いずれでもない場合には、特に単語の副情報として画像情報を使用しない。但し、本実施の形態では、音声データへのポインター(Voiceフラグ)が常時オンに設定されているから、副情報としての音声情報は使用される。
今、Visibleフラグがオフ、Sub−Visibleフラグがオフの場合には単語の副情報として画像情報は使用しない。
更に、Visibleフラグがオフ、Sub−Visibleフラグがオンの場合には単語の副情報としてイラストを使用する。
更にまた、Visibleフラグがオン、Actionフラグがオフの場合には単語の副情報としてイラスト以外の静止画(写真データ)を使用する。
また、Visibleフラグがオン、Actionフラグがオンの場合には単語の副情報として動画を使用する。
図13は本実施の形態に係る英単語学習支援システムにおける副情報自動割付処理過程を示す。
同図において、副情報自動割付処理は、単語の品詞が名詞かあるいは動詞あるいは形容詞か否かをチェックし、いずれでもない場合には、特に単語の副情報として画像情報を使用しない。但し、本実施の形態では、音声データへのポインター(Voiceフラグ)が常時オンに設定されているから、副情報としての音声情報は使用される。
今、Visibleフラグがオフ、Sub−Visibleフラグがオフの場合には単語の副情報として画像情報は使用しない。
更に、Visibleフラグがオフ、Sub−Visibleフラグがオンの場合には単語の副情報としてイラストを使用する。
更にまた、Visibleフラグがオン、Actionフラグがオフの場合には単語の副情報としてイラスト以外の静止画(写真データ)を使用する。
また、Visibleフラグがオン、Actionフラグがオンの場合には単語の副情報として動画を使用する。
また、副情報自動割付処理は、図13に示す態様に限られるものではなく、適宜選定して差し支えない。
例えば図14(a)に示すように、単語が日常会話に使用されるか否かをチェックし、日常会話に使用される単語にはColloqualフラグをオンとし、副情報として短い英語会話を音声又は動画で使用するようにしてもよい。
更に、図14(b)に示すように、単語が重要単語か多義語かをチェックし、いずれかに該当する場合にはNoticeフラグをオンし、副情報として動画で解説又は解説ホームページ(HP)のアドレスを指示する。一方、いずれにも該当しない場合にはNoticeフラグをオフし、副情報を使用しないようにしてもよい。
更にまた、図15に示すように、単語が名詞か否かをチェックし、名詞であれば、どのジャンルに属するかを判別し、各ジャンル別に副情報として画像閲覧を可能とするようにしてもよい。
例えば図14(a)に示すように、単語が日常会話に使用されるか否かをチェックし、日常会話に使用される単語にはColloqualフラグをオンとし、副情報として短い英語会話を音声又は動画で使用するようにしてもよい。
更に、図14(b)に示すように、単語が重要単語か多義語かをチェックし、いずれかに該当する場合にはNoticeフラグをオンし、副情報として動画で解説又は解説ホームページ(HP)のアドレスを指示する。一方、いずれにも該当しない場合にはNoticeフラグをオフし、副情報を使用しないようにしてもよい。
更にまた、図15に示すように、単語が名詞か否かをチェックし、名詞であれば、どのジャンルに属するかを判別し、各ジャンル別に副情報として画像閲覧を可能とするようにしてもよい。
ここで、名詞のジャンルとしては、例えば以下のものが挙げられる。
a.身の回り品(衣類、装飾品等)
b.ホーム(住居、安全用具、かばん)
c.医療
d.交通
e.情報伝達
f.住居と建造物
g.スポーツとレクリエーション
h.芸術と工芸
i.サインとシンボル(旗、紋章、落書き、墓等)
j.制服、衣装、礼装
k.兵器
l.機械と道具
m.生物
n.地球
更に、単語が前置詞である場合には副情報として語感イメージを把握可能なイラストを使用し、更に、単語が動詞か形容詞であれば所定の分類フラグに従って副情報を使用し、いずれでもない場合には副情報を使用しないようにすればよい。
また、図16に示すように、単語が重要単語か、多義語か、重要語源か、語根のいずれかである場合には、副情報として、先生が内容を解説する動画を参照可能とし、それ以外であれば副情報を使用しないようにすればよい。
a.身の回り品(衣類、装飾品等)
b.ホーム(住居、安全用具、かばん)
c.医療
d.交通
e.情報伝達
f.住居と建造物
g.スポーツとレクリエーション
h.芸術と工芸
i.サインとシンボル(旗、紋章、落書き、墓等)
j.制服、衣装、礼装
k.兵器
l.機械と道具
m.生物
n.地球
更に、単語が前置詞である場合には副情報として語感イメージを把握可能なイラストを使用し、更に、単語が動詞か形容詞であれば所定の分類フラグに従って副情報を使用し、いずれでもない場合には副情報を使用しないようにすればよい。
また、図16に示すように、単語が重要単語か、多義語か、重要語源か、語根のいずれかである場合には、副情報として、先生が内容を解説する動画を参照可能とし、それ以外であれば副情報を使用しないようにすればよい。
−ユーザー習熟度チェック処理−
更に、本実施の形態では、ユーザーは、英単語の学習成果を把握するためにユーザー習熟度チェックを行うことができる。
図17(a)に示すように、ユーザーの携帯端末21は端末側ユーザー情報61及び例えばサーバー23からダウンロードされた端末側単語DB62を備えている。
一方、サーバー23は単語DB52及びユーザー習熟度DB58を備えている。
ここで、端末側ユーザー情報のファイル構成例は例えば図18(a)に示すようになっている。
また、端末側単語DB62のファイル構成例は、例えば図18(b)に示すように、主情報としての文字情報の他に、副情報としての音声データへのポインター、イラストへのポインターなどを有しており、更に、単語を習得したか否かの単語マスターフラグを付加したものである。この単語マスターフラグは、ユーザーが単語を習得したと認識した条件下でユーザーがオン操作するものである。
更に、ユーザー習熟度DB58は、図17(b)に示すように、学習状況DB56とユーザー学習状況DB57とを合わせたものに相当し、例えば図18(c)に示す構成になっている。
このユーザー習熟度DB58は、各単語につき、ユーザー毎の単語習得状況を示し、例えばユーザー全体の習熟度、更には、例えばA大学志望者の習熟度を夫々示すものである。
更に、本実施の形態では、ユーザーは、英単語の学習成果を把握するためにユーザー習熟度チェックを行うことができる。
図17(a)に示すように、ユーザーの携帯端末21は端末側ユーザー情報61及び例えばサーバー23からダウンロードされた端末側単語DB62を備えている。
一方、サーバー23は単語DB52及びユーザー習熟度DB58を備えている。
ここで、端末側ユーザー情報のファイル構成例は例えば図18(a)に示すようになっている。
また、端末側単語DB62のファイル構成例は、例えば図18(b)に示すように、主情報としての文字情報の他に、副情報としての音声データへのポインター、イラストへのポインターなどを有しており、更に、単語を習得したか否かの単語マスターフラグを付加したものである。この単語マスターフラグは、ユーザーが単語を習得したと認識した条件下でユーザーがオン操作するものである。
更に、ユーザー習熟度DB58は、図17(b)に示すように、学習状況DB56とユーザー学習状況DB57とを合わせたものに相当し、例えば図18(c)に示す構成になっている。
このユーザー習熟度DB58は、各単語につき、ユーザー毎の単語習得状況を示し、例えばユーザー全体の習熟度、更には、例えばA大学志望者の習熟度を夫々示すものである。
図19はユーザー習熟度チェック処理を示すフローチャートである。
同図において、ユーザーが携帯端末21からユーザー習熟度表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23へユーザーの単語の学習情報を含む端末側単語DB62を送信する。
すると、サーバー23側では、ユーザーNo.毎にユーザーの単語DB62の単語マスターフラグをユーザー習熟度DB58に書き込む。
この状態において、ユーザーのリクエストに応じて志望校毎あるいはユーザー全体の単語習得状況をユーザー習熟度DB58から読み取る。
この結果をサーバー23からユーザーの携帯端末21に送信して表示する。
例えばユーザー甲のリクエストが‘result’という単語のユーザー習熟度を問うものであれば、ユーザー習熟度DB58から、ユーザー全体の習熟度は20%、A大学志望者の習熟度は25%という結果が理解される。
このとき、ユーザー甲はこの単語について自分は未だ未習得であるが、ユーザー全体の習熟度、A大学志望者の習熟度も未だ低いことを把握し、再度習得を目指して学習意欲を高めることが可能である。
また、例えばA大学志望者1,200名のうちユーザー習熟度を照合するようにすれば、例えば1,200名中何位にいるかという事実が把握される。
更に、英単語の分野毎のユーザー習熟度を照合するようにすれば、ユーザー甲の弱い分野、例えば物理分野と工学分野の単語が弱いということが把握でき、弱い分野の単語を効率的に学習することができる。
同図において、ユーザーが携帯端末21からユーザー習熟度表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23へユーザーの単語の学習情報を含む端末側単語DB62を送信する。
すると、サーバー23側では、ユーザーNo.毎にユーザーの単語DB62の単語マスターフラグをユーザー習熟度DB58に書き込む。
この状態において、ユーザーのリクエストに応じて志望校毎あるいはユーザー全体の単語習得状況をユーザー習熟度DB58から読み取る。
この結果をサーバー23からユーザーの携帯端末21に送信して表示する。
例えばユーザー甲のリクエストが‘result’という単語のユーザー習熟度を問うものであれば、ユーザー習熟度DB58から、ユーザー全体の習熟度は20%、A大学志望者の習熟度は25%という結果が理解される。
このとき、ユーザー甲はこの単語について自分は未だ未習得であるが、ユーザー全体の習熟度、A大学志望者の習熟度も未だ低いことを把握し、再度習得を目指して学習意欲を高めることが可能である。
また、例えばA大学志望者1,200名のうちユーザー習熟度を照合するようにすれば、例えば1,200名中何位にいるかという事実が把握される。
更に、英単語の分野毎のユーザー習熟度を照合するようにすれば、ユーザー甲の弱い分野、例えば物理分野と工学分野の単語が弱いということが把握でき、弱い分野の単語を効率的に学習することができる。
◎実施の形態2
本実施の形態に係る英単語学習支援システムは、実施の形態1と略同様であるが、ユーザー習熟度チェック処理が実施の形態1と異なるものになっている。
本実施の形態において、端末側単語DB62(図17参照)は、図20(a)に示すファイル構成になっており、2つの単語マスターフラグ1(主+副),単語マスターフラグ2(主)を有している。
ここで、単語マスターフラグ1(主+副)は単語DB62の主情報及び副情報を利用した学習にて習得した場合にオンするものであり、一方、単語マスターフラグ2(主)は単語DB62の主情報のみを利用した学習、つまり副情報を使用しない状態での学習にて習得した場合にオンするものである。
また、端末側単語DB62のファイル構成例として、例えば図20(b)に示すように、3つの単語マスターフラグ1(主+副)、単語マスターフラグ2(主)、単語マスターフラグ3(主)を有するようにしてもよい。
この場合、単語マスターフラグ3(主)は単語DB62の主情報の一部(例えば英語例文、例文日本語訳)を使用しない状態での学習にて習得した場合にオンするものである。
本実施の形態に係る英単語学習支援システムは、実施の形態1と略同様であるが、ユーザー習熟度チェック処理が実施の形態1と異なるものになっている。
本実施の形態において、端末側単語DB62(図17参照)は、図20(a)に示すファイル構成になっており、2つの単語マスターフラグ1(主+副),単語マスターフラグ2(主)を有している。
ここで、単語マスターフラグ1(主+副)は単語DB62の主情報及び副情報を利用した学習にて習得した場合にオンするものであり、一方、単語マスターフラグ2(主)は単語DB62の主情報のみを利用した学習、つまり副情報を使用しない状態での学習にて習得した場合にオンするものである。
また、端末側単語DB62のファイル構成例として、例えば図20(b)に示すように、3つの単語マスターフラグ1(主+副)、単語マスターフラグ2(主)、単語マスターフラグ3(主)を有するようにしてもよい。
この場合、単語マスターフラグ3(主)は単語DB62の主情報の一部(例えば英語例文、例文日本語訳)を使用しない状態での学習にて習得した場合にオンするものである。
図21は本実施の形態におけるユーザー習熟度チェック処理を示すフローチャートである。
同図において、ユーザーが携帯端末21からユーザー習熟度表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23へユーザーの単語の学習情報を含む端末側単語DB62を送信する。
すると、サーバー23側では、ユーザーNo.毎にユーザーの単語DB62の単語マスターフラグm(m=1〜3)をユーザー習熟度DB58に書き込む。
この状態において、ユーザーのリクエストに応じて志望校毎あるいはユーザー全体の単語習得状況を、ユーザー習熟度DB58から主情報、副情報の使用の有無を考慮して読み取る。
この結果をサーバー23からユーザーの携帯端末21に送信して表示する。
例えばユーザー甲のリクエストがある単語のユーザー習熟度を問うものであれば、ユーザー習熟度DB58の各単語マスターフラグ1(主+副)、単語マスターフラグ2(主)、単語マスターフラグ3(主)に基づくユーザー全体の習熟度、A大学志望者の習熟度の結果が夫々把握可能である。
このとき、単語マスターフラグ1(主+副)は、単語の主情報及び副情報を使用した学習にて習得した場合を評価するのに対し、単語マスターフラグ2(主)は、単語の主情報のみを使用した学習にて習得した場合を評価し、更に、単語マスターフラグ3(主)は、単語の主情報の一部を使用しない学習にて習得した場合を評価するものであるから、例えば各単語マスターフラグに基づく評価にて各ユーザーは3段階の学習状態に基づく評価を把握することができる。
例えば単語マスターフラグ1(主+副)に基づくユーザー習熟度は高いが、単語マスターフラグ2(主)又は単語マスターフラグ3(主)基づくユーザー習熟度は未だ低いという如くである。
同図において、ユーザーが携帯端末21からユーザー習熟度表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23へユーザーの単語の学習情報を含む端末側単語DB62を送信する。
すると、サーバー23側では、ユーザーNo.毎にユーザーの単語DB62の単語マスターフラグm(m=1〜3)をユーザー習熟度DB58に書き込む。
この状態において、ユーザーのリクエストに応じて志望校毎あるいはユーザー全体の単語習得状況を、ユーザー習熟度DB58から主情報、副情報の使用の有無を考慮して読み取る。
この結果をサーバー23からユーザーの携帯端末21に送信して表示する。
例えばユーザー甲のリクエストがある単語のユーザー習熟度を問うものであれば、ユーザー習熟度DB58の各単語マスターフラグ1(主+副)、単語マスターフラグ2(主)、単語マスターフラグ3(主)に基づくユーザー全体の習熟度、A大学志望者の習熟度の結果が夫々把握可能である。
このとき、単語マスターフラグ1(主+副)は、単語の主情報及び副情報を使用した学習にて習得した場合を評価するのに対し、単語マスターフラグ2(主)は、単語の主情報のみを使用した学習にて習得した場合を評価し、更に、単語マスターフラグ3(主)は、単語の主情報の一部を使用しない学習にて習得した場合を評価するものであるから、例えば各単語マスターフラグに基づく評価にて各ユーザーは3段階の学習状態に基づく評価を把握することができる。
例えば単語マスターフラグ1(主+副)に基づくユーザー習熟度は高いが、単語マスターフラグ2(主)又は単語マスターフラグ3(主)基づくユーザー習熟度は未だ低いという如くである。
◎実施の形態3
図22は本発明が適用された英単語学習支援システムの実施の形態3を示す。
同図において、英単語学習支援システムはユーザーに対して学習指針を与える態様を示すものであり、ユーザーの携帯端末21は例えばサーバー23からダウンロードされた端末側単語DB62を備えている。
一方、サーバー23は単語DB52の他に、ユーザーDB51、ユーザー指針DB91、単語別出題頻度DB92を備えている。
ここで、端末側単語DB62のファイル構成例は、例えば図23(a)に示すように、主情報としての文字情報の他に、副情報としての音声データへのポインターなどを有しており、更に、単語を習得したか否かの単語マスターフラグ及び例文マスターフラグを付加したものである。この単語マスターフラグはユーザーが単語を習得したと認識した条件下でユーザーがオン操作するものであり、例文マスターフラグは単語の英語例文、例文日本語訳を習得したと認識した条件下でユーザーがオン操作するものである。
図22は本発明が適用された英単語学習支援システムの実施の形態3を示す。
同図において、英単語学習支援システムはユーザーに対して学習指針を与える態様を示すものであり、ユーザーの携帯端末21は例えばサーバー23からダウンロードされた端末側単語DB62を備えている。
一方、サーバー23は単語DB52の他に、ユーザーDB51、ユーザー指針DB91、単語別出題頻度DB92を備えている。
ここで、端末側単語DB62のファイル構成例は、例えば図23(a)に示すように、主情報としての文字情報の他に、副情報としての音声データへのポインターなどを有しており、更に、単語を習得したか否かの単語マスターフラグ及び例文マスターフラグを付加したものである。この単語マスターフラグはユーザーが単語を習得したと認識した条件下でユーザーがオン操作するものであり、例文マスターフラグは単語の英語例文、例文日本語訳を習得したと認識した条件下でユーザーがオン操作するものである。
また、ユーザーDB51は、例えば図23(b)示すように、ユーザーNo.、ユーザー氏名、……志望校1〜3を格納するファイル構成になっている。
更に、ユーザー指針DB91は、ユーザー学習状況DB57(図4参照)の一部を構成するものであり、例えば図23(c)に示すように、志望校1〜3の出題傾向に対する単語マスター率、基礎英単語マスター率、工学系英単語マスター率、社会系英単語マスター率を演算格納したものである。
更にまた、単語別出題頻度DB92は、出題傾向DB54及び出題頻度DB55(図4参照)の一部を構成するものであり、例えば図23(d)に示すように、英単語に管理番号(No.)が付され、各単語につき、志望校及び志望学部別にて分野に関する出題傾向及び大学全体での出題確率を格納している。
ここで、「◎」は過去に出題率が高いもの(例えば過去10回以上入試に出現した単語)、「○」は比較的出題されているもの(例えば過去3〜9回入試に出現した単語)、「△」はあまり出題されないもの(例えば2回以下)、×はまったく出題されない単語を表す。
更に、ユーザー指針DB91は、ユーザー学習状況DB57(図4参照)の一部を構成するものであり、例えば図23(c)に示すように、志望校1〜3の出題傾向に対する単語マスター率、基礎英単語マスター率、工学系英単語マスター率、社会系英単語マスター率を演算格納したものである。
更にまた、単語別出題頻度DB92は、出題傾向DB54及び出題頻度DB55(図4参照)の一部を構成するものであり、例えば図23(d)に示すように、英単語に管理番号(No.)が付され、各単語につき、志望校及び志望学部別にて分野に関する出題傾向及び大学全体での出題確率を格納している。
ここで、「◎」は過去に出題率が高いもの(例えば過去10回以上入試に出現した単語)、「○」は比較的出題されているもの(例えば過去3〜9回入試に出現した単語)、「△」はあまり出題されないもの(例えば2回以下)、×はまったく出題されない単語を表す。
次に、本実施の形態におけるユーザー学習指針チェック処理を図24に基づいて説明する。
同図において、ユーザーが携帯端末21から学習指針表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23へユーザーの単語DB62を送信する。
この状態において、サーバー23側では、単語No.毎に単語別出題頻度とユーザーの単語DB62の単語マスターフラグmとを照合し、ユーザーの志望校毎(更には分野毎)の単語マスター率を計算し、ユーザー指針DB91に書き込む。
この結果をサーバー23からユーザーの携帯端末21に送信して表示する。
例えば志望校1の出題傾向に対する単語マスター率が低い場合にはこれを学習指針として英単語の学習に方向性を与えることができる。
同図において、ユーザーが携帯端末21から学習指針表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23へユーザーの単語DB62を送信する。
この状態において、サーバー23側では、単語No.毎に単語別出題頻度とユーザーの単語DB62の単語マスターフラグmとを照合し、ユーザーの志望校毎(更には分野毎)の単語マスター率を計算し、ユーザー指針DB91に書き込む。
この結果をサーバー23からユーザーの携帯端末21に送信して表示する。
例えば志望校1の出題傾向に対する単語マスター率が低い場合にはこれを学習指針として英単語の学習に方向性を与えることができる。
図25はユーザー学習指針チェック後の学習処理についてのフローチャートを示す。
同図において、ユーザーが携帯端末21から学習順位確認表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23にユーザーの単語DB62を送信する。
この後、ユーザー学習指針書き込み処理(図24ステップ3,4参照)が行われ、ユーザー学習指針に基づいて未習得の英単語の学習優先順位を決定する。
この後、サーバー23から決定された学習優先順位を携帯端末21に送信して携帯端末21の単語DB62の学習順位を変更する。
これにより、例えば志望校1の出題頻度の高い英単語で未習得のものから順に英単語学習をすることができる。
同図において、ユーザーが携帯端末21から学習順位確認表示を指示すると、携帯端末21からサーバー23にユーザーの単語DB62を送信する。
この後、ユーザー学習指針書き込み処理(図24ステップ3,4参照)が行われ、ユーザー学習指針に基づいて未習得の英単語の学習優先順位を決定する。
この後、サーバー23から決定された学習優先順位を携帯端末21に送信して携帯端末21の単語DB62の学習順位を変更する。
これにより、例えば志望校1の出題頻度の高い英単語で未習得のものから順に英単語学習をすることができる。
また、現役の受験生であるユーザーにとっては、学校で使用している教科書を有効に利用した学習が好ましい。
この場合、サーバー23の単語DB52としては、図26に示すように、ユーザーが使用する教科書に対応した基本単語が格納される基本単語DB101と、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語DB102とを有するものが用いられる。
今、ユーザー甲がA大学理系を志望し、かつ、学校で教科書Vを使用していると仮定する。
このとき、A大学理系の出題傾向が図27(a)に示す通りであり、また、教科書V掲載の英単語傾向は図27(b)に示す通りとすれば、両者間を照合させると、図27(c)に示すように、完全に一致することはなく、不一致な領域が見られる。
このとき、特に、A大学理系の英単語のうち、教科書V掲載の英単語から外れた領域の英単語は、A大学理系を目指すユーザー(学習者)とっては学習すべき優先順位が極めて高いものである。
このような場合に、上述したユーザー学習指針チェック処理に本件のアルゴリズムを取り込むようにすれば、学習指針に沿って学習優先順位の高い英単語を効率的に学習することができる。
従って、教科書Vに載っていないが、このような優先順位の高い英単語については、上述した拡張単語DB102内に予め格納しておき、基本単語DB101と共に学習に供するようにすることが好ましい。
この場合、サーバー23の単語DB52としては、図26に示すように、ユーザーが使用する教科書に対応した基本単語が格納される基本単語DB101と、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語DB102とを有するものが用いられる。
今、ユーザー甲がA大学理系を志望し、かつ、学校で教科書Vを使用していると仮定する。
このとき、A大学理系の出題傾向が図27(a)に示す通りであり、また、教科書V掲載の英単語傾向は図27(b)に示す通りとすれば、両者間を照合させると、図27(c)に示すように、完全に一致することはなく、不一致な領域が見られる。
このとき、特に、A大学理系の英単語のうち、教科書V掲載の英単語から外れた領域の英単語は、A大学理系を目指すユーザー(学習者)とっては学習すべき優先順位が極めて高いものである。
このような場合に、上述したユーザー学習指針チェック処理に本件のアルゴリズムを取り込むようにすれば、学習指針に沿って学習優先順位の高い英単語を効率的に学習することができる。
従って、教科書Vに載っていないが、このような優先順位の高い英単語については、上述した拡張単語DB102内に予め格納しておき、基本単語DB101と共に学習に供するようにすることが好ましい。
◎実施の形態4
図28は本発明が適用された英単語学習支援システムの実施の形態4を示す。
同図において、英単語学習支援システムは、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、携帯端末21のみならず、固定端末25を利用するようにしたものである。
本実施の形態において、固定端末25はサーバー23と通信可能であり、例えばサーバー23とネットワーク22を介して接続される。
この固定端末25は、図29に示すように、サーバー23から端末側学習支援プログラム及び単語DBをダウンロードし、これの全部若しくは一部を携帯端末21に取り込むようにしたものである。
ユーザーは、携帯端末21にて通常の英単語学習を行い、学習状況チェック処理などについては固定端末25とサーバー23との間で行うなど、固定端末25を補助的に利用してもよい。
図28は本発明が適用された英単語学習支援システムの実施の形態4を示す。
同図において、英単語学習支援システムは、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、携帯端末21のみならず、固定端末25を利用するようにしたものである。
本実施の形態において、固定端末25はサーバー23と通信可能であり、例えばサーバー23とネットワーク22を介して接続される。
この固定端末25は、図29に示すように、サーバー23から端末側学習支援プログラム及び単語DBをダウンロードし、これの全部若しくは一部を携帯端末21に取り込むようにしたものである。
ユーザーは、携帯端末21にて通常の英単語学習を行い、学習状況チェック処理などについては固定端末25とサーバー23との間で行うなど、固定端末25を補助的に利用してもよい。
◎実施例1
実施の形態1に係る英単語学習支援システムを実施例1とし、この実施例1で用いられる携帯端末の表示画面の推移一覧を図30〜図33に示す。
図30は携帯端末で学習支援プログラムを起動させた際の起動画面からの画面推移一覧である。
今、例えば学習すべき英単語を90語読み込むと、読み込み終了メッセージが出て、了解決定すると、モード選択画面が現れる。
このモード選択は通常モードと練習モードとを選択可能とするもので、例えば練習モードを選択すると、表示項目選択、表示順序選択、全部/選択表示選択を適宜選定した後、図33に示すように画面推移する。このとき、各項目表示(英単語、単語和訳、英例文、例文和訳)の「了解」で単語表示に戻る。
また、通常モードの場合には、図31ないし図32に示すように画面推移する。
図31において、「次」で表示順序に従って次の単語が表示される。また、「MENU」で、表示項目のメニュー選択が可能になる。
図32は辞書取込で、辞書データを取り込む。ここで、「取消」を選択すると、単語表示に戻り、一方、「決定」を選択すると、ネットワークから辞書(単語DB)をダウンロードし、完了時に完了メッセージを表示する。
実施の形態1に係る英単語学習支援システムを実施例1とし、この実施例1で用いられる携帯端末の表示画面の推移一覧を図30〜図33に示す。
図30は携帯端末で学習支援プログラムを起動させた際の起動画面からの画面推移一覧である。
今、例えば学習すべき英単語を90語読み込むと、読み込み終了メッセージが出て、了解決定すると、モード選択画面が現れる。
このモード選択は通常モードと練習モードとを選択可能とするもので、例えば練習モードを選択すると、表示項目選択、表示順序選択、全部/選択表示選択を適宜選定した後、図33に示すように画面推移する。このとき、各項目表示(英単語、単語和訳、英例文、例文和訳)の「了解」で単語表示に戻る。
また、通常モードの場合には、図31ないし図32に示すように画面推移する。
図31において、「次」で表示順序に従って次の単語が表示される。また、「MENU」で、表示項目のメニュー選択が可能になる。
図32は辞書取込で、辞書データを取り込む。ここで、「取消」を選択すると、単語表示に戻り、一方、「決定」を選択すると、ネットワークから辞書(単語DB)をダウンロードし、完了時に完了メッセージを表示する。
◎実施例2
実施の形態2に係る英単語学習支援システムを実施例2とし、この実施例2で用いられる携帯端末の表示画面の推移一覧を図34〜図35に、図36〜図38にそれらを実現するための機器構成、ファイル構成を示す。
図34(a)は携帯端末の副情報選択画面で副情報の表示を選択しているところ、図34(b)は選択単語として“fire hydrant”を選択し、副情報と共に表示した画面例である。この画面では、単語“fire hydrant”に相当する静止画が選択されて表示されている。このように具体的な名詞では、静止画を表示することによりユーザーの単語記憶を大幅にスピードアップできる。
図35(a)携帯端末の副情報選択画面で副情報の表示を選択しているところ、図35(b)では選択単語として“introduce”が選択され、副情報として語源を説明するイラストが表示されているところである。この図からユーザーは“introduce”が“intro”と“duce”に分解できることを学べる。このように副情報を表示することにより、具体的ではない抽象的な概念を持つ単語でも語源やイメージやイラストを与えることによりユーザーは今までよりもより容易に単語を記憶することができるようになる。また、この場合、単語“introduce”は複数の副情報を持っており、図35(c)では単語“introduce”に関して、教師が同じ語根“duc”を含む単語をさらに解説する動画を携帯端末に表示している画面表示例である。このように一つの単語が複数の副情報を持つ場合でも、サーバーとの交信により、携帯端末上に副情報を複数切り替えながら示すことが可能である。
また、図35(b)(c)に示すように、各々の副情報表示画面ではマスターしたか否かのチェックを入れるようになっている。このチェックの情報は、携帯端末上の学習状況データベースに記録され、更にサーバー上の各ユーザー別の学習状況データベースに記録されることにより、ユーザー毎の副情報毎の単語習得状況が記録される仕組みになっている。
実施の形態2に係る英単語学習支援システムを実施例2とし、この実施例2で用いられる携帯端末の表示画面の推移一覧を図34〜図35に、図36〜図38にそれらを実現するための機器構成、ファイル構成を示す。
図34(a)は携帯端末の副情報選択画面で副情報の表示を選択しているところ、図34(b)は選択単語として“fire hydrant”を選択し、副情報と共に表示した画面例である。この画面では、単語“fire hydrant”に相当する静止画が選択されて表示されている。このように具体的な名詞では、静止画を表示することによりユーザーの単語記憶を大幅にスピードアップできる。
図35(a)携帯端末の副情報選択画面で副情報の表示を選択しているところ、図35(b)では選択単語として“introduce”が選択され、副情報として語源を説明するイラストが表示されているところである。この図からユーザーは“introduce”が“intro”と“duce”に分解できることを学べる。このように副情報を表示することにより、具体的ではない抽象的な概念を持つ単語でも語源やイメージやイラストを与えることによりユーザーは今までよりもより容易に単語を記憶することができるようになる。また、この場合、単語“introduce”は複数の副情報を持っており、図35(c)では単語“introduce”に関して、教師が同じ語根“duc”を含む単語をさらに解説する動画を携帯端末に表示している画面表示例である。このように一つの単語が複数の副情報を持つ場合でも、サーバーとの交信により、携帯端末上に副情報を複数切り替えながら示すことが可能である。
また、図35(b)(c)に示すように、各々の副情報表示画面ではマスターしたか否かのチェックを入れるようになっている。このチェックの情報は、携帯端末上の学習状況データベースに記録され、更にサーバー上の各ユーザー別の学習状況データベースに記録されることにより、ユーザー毎の副情報毎の単語習得状況が記録される仕組みになっている。
図36(a)にはこれらを実現するための機器構成を記述してある。
同図において、ユーザーは携帯端末21にサーバー23の単語DB52からユーザー側で使用する単語DB62をダウンロードする。この単語DB62のフィールドは図37(a)のような構造になっており、その具体例を図37(b)に示してある。
この単語DB62のフィールドには単語副情報へのポインターが記述されており、ユーザーのリクエストに応じてユーザーはこの単語副情報をサーバー23からダウンロードし、閲覧することができる。一方、各単語副情報に応じたユーザーの単語習得状況は、携帯端末21に学習状況DB63として記録されるが、学習時あるいは学習終了時に各ユーザー別の学習状況はサーバー23へと送信される。サーバー23上では、これらの個々のユーザー別の学習状況DB56を統合し、統合した全体のユーザー学習状況DB57を作成する。これらの学習状況DB56,57の具体例を図38(a)(b)に示す。この結果は、ユーザーのリクエストに応じて携帯端末21に送られ、ユーザーが閲覧することができる。
同図において、ユーザーは携帯端末21にサーバー23の単語DB52からユーザー側で使用する単語DB62をダウンロードする。この単語DB62のフィールドは図37(a)のような構造になっており、その具体例を図37(b)に示してある。
この単語DB62のフィールドには単語副情報へのポインターが記述されており、ユーザーのリクエストに応じてユーザーはこの単語副情報をサーバー23からダウンロードし、閲覧することができる。一方、各単語副情報に応じたユーザーの単語習得状況は、携帯端末21に学習状況DB63として記録されるが、学習時あるいは学習終了時に各ユーザー別の学習状況はサーバー23へと送信される。サーバー23上では、これらの個々のユーザー別の学習状況DB56を統合し、統合した全体のユーザー学習状況DB57を作成する。これらの学習状況DB56,57の具体例を図38(a)(b)に示す。この結果は、ユーザーのリクエストに応じて携帯端末21に送られ、ユーザーが閲覧することができる。
◎実施例3
実施の形態1に係る英単語学習支援システムを実施例3とし、この実施例3で用いられる携帯端末の表示画面の推移一覧を図39に、ファイル構成を図40〜図44に示す。
本実施例では、ユーザーは目標とする試験に急いで対応したい場合には、例えば図39に示すように携帯端末を操作し、ユーザー別に学習すべき単語の優先順位を計算した学習指針インデックス順に学習することができる。
例えば図40に示すように、サーバーの単語DBに、単語のデータと共に単語の重要度情報(この場合は0〜3までの4段階に分類)、単語のジャンルに関する分野情報を記録しておく。また、図41(a)に示すように、ユーザーの情報を記述したユーザーDBからユーザーの志望校が、また、図41(b)に示すように、ユーザーの単語習得情報を記録したユーザーの学習状況DBからは現在の単語の習得状況がわかる。
例えば図41(a)において、ユーザーID0000056の第一志望校は「A大学工学部」であり、また、このユーザーの図40の単語の学習状況はこのユーザーの学習状況DBから図41(b)のようになっていることが分かる。
また、図42に示すように、各学校・学部の出題傾向を調査した出題傾向DBからユーザーの志望校の分野別出題傾向が分かり、また、図43に示すように、個々の単語の過去の出題頻度を調査した出題頻度DBから各学校の各単語別の出題頻度が分かる。それらの情報から図44に示すように、ユーザーの志望校(ここではA大学工学部)の個々の単語の学習指針インデックスが計算され、この値の大きい順にユーザーは学習を進めればより効率よく学習ができることになる。
実施の形態1に係る英単語学習支援システムを実施例3とし、この実施例3で用いられる携帯端末の表示画面の推移一覧を図39に、ファイル構成を図40〜図44に示す。
本実施例では、ユーザーは目標とする試験に急いで対応したい場合には、例えば図39に示すように携帯端末を操作し、ユーザー別に学習すべき単語の優先順位を計算した学習指針インデックス順に学習することができる。
例えば図40に示すように、サーバーの単語DBに、単語のデータと共に単語の重要度情報(この場合は0〜3までの4段階に分類)、単語のジャンルに関する分野情報を記録しておく。また、図41(a)に示すように、ユーザーの情報を記述したユーザーDBからユーザーの志望校が、また、図41(b)に示すように、ユーザーの単語習得情報を記録したユーザーの学習状況DBからは現在の単語の習得状況がわかる。
例えば図41(a)において、ユーザーID0000056の第一志望校は「A大学工学部」であり、また、このユーザーの図40の単語の学習状況はこのユーザーの学習状況DBから図41(b)のようになっていることが分かる。
また、図42に示すように、各学校・学部の出題傾向を調査した出題傾向DBからユーザーの志望校の分野別出題傾向が分かり、また、図43に示すように、個々の単語の過去の出題頻度を調査した出題頻度DBから各学校の各単語別の出題頻度が分かる。それらの情報から図44に示すように、ユーザーの志望校(ここではA大学工学部)の個々の単語の学習指針インデックスが計算され、この値の大きい順にユーザーは学習を進めればより効率よく学習ができることになる。
ここで、図44に記述してある学習指針インデックスの具体例を示すと、例えば以下のようである。
学習指針インデックス={100×(単語重要度情報)+50×(志望校での出題頻度)}×(ユーザー習得状況)×(志望校での分野重み)
単語ID415の場合:
学習指針インデックス={100×1+50×2}×1×0.07=14
単語ID416の場合:
学習指針インデックス={100×2+50×3}×2×0.03=21
単語ID417の場合:
学習指針インデックス={100×1+50×1}×2×0.07=21
単語ID418の場合:
学習指針インデックス={100×1+50×1}×1×0.69=103.5
単語ID419の場合:
学習指針インデックス={100×2+50×1}×1×0.03=21
単語ID420の場合:
学習指針インデックス={100×2+50×0}×1×0.01=2
学習指針インデックス={100×(単語重要度情報)+50×(志望校での出題頻度)}×(ユーザー習得状況)×(志望校での分野重み)
単語ID415の場合:
学習指針インデックス={100×1+50×2}×1×0.07=14
単語ID416の場合:
学習指針インデックス={100×2+50×3}×2×0.03=21
単語ID417の場合:
学習指針インデックス={100×1+50×1}×2×0.07=21
単語ID418の場合:
学習指針インデックス={100×1+50×1}×1×0.69=103.5
単語ID419の場合:
学習指針インデックス={100×2+50×1}×1×0.03=21
単語ID420の場合:
学習指針インデックス={100×2+50×0}×1×0.01=2
本発明は、英単語学習支援システムを対象とするものであるが、他の外国語の単語学習支援システムについても利用することが可能である。
1…サーバー,2…ネットワーク,3…単語データベース,3a…主情報,3b…副情報,4…絞り込み手段,5…学習状況データベース,6…学習指針演算手段,7…ユーザー別学習状況判別手段,8…グループ内学習状況算出手段,10…携帯端末,11…表示画面,12…データ表示制御手段,13…告知手段,15…固定端末
Claims (19)
- ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末と、この携帯端末とネットワークを介して接続されるサーバーとを有し、携帯端末を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、
前記サーバーは、
ユーザーが学習するための英単語を格納する単語データベースと、
ユーザーからの目標要求に応じて学習対象英単語の分野・傾向を割り出し、前記単語データベースからユーザーが学習すべき英単語の習得範囲を絞り込む絞り込み手段と、
この絞り込み手段にて絞り込まれた英単語の習得範囲に対して各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベースとを備え、
前記携帯端末は、前記絞り込み手段にて絞り込まれた英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面に表示させるデータ表示制御手段を備えていることを特徴とする英単語学習支援システム。 - ユーザー毎に使用される通信可能な携帯端末と、この携帯端末とネットワークを介して接続されるサーバーとを有し、携帯端末を用いて英単語学習を行う英単語学習支援システムにおいて、
前記サーバーは、
ユーザーが学習するための英単語を格納するにあたり、主情報として学習するための英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味を少なくとも含むと共に、副情報として主情報に関連する音声情報、静止画情報及び動画情報の一つ以上を含む単語データベースと、
前記英単語の主情報以外に副情報の使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納する学習状況データベースとを備え、
前記携帯端末は、英単語に関する情報及びユーザーの学習状況情報を表示画面に表示させるデータ表示制御手段を備えていることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1記載の英単語学習支援システムにおいて、
絞り込み手段は、単語データベースの英単語を絞り込むファクターとして、英単語に関する分野情報及び一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報を用いることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1記載の英単語学習支援システムにおいて、
絞り込み手段は、単語データベースの英単語を絞り込むファクターとして、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報又は目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報を用いることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項2記載の英単語学習支援システムにおいて、
単語データベースは、主情報としての英単語に関する文字情報に英単語のつづり及び意味以外に英単語の品詞名、例文及びその訳文の少なくとも一つを更に含み、
学習状況データベースは、副情報の使用の有無及び主情報の使用の有無に応じた各ユーザーの単語習得状況を格納するものであることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1又は2記載の英単語学習支援システムにおいて、
単語データベースは、英単語の語源、類語、反語、類似語の少なくともいずれかの関連情報を持ち、
データ表示制御手段は前記関連情報毎に英単語の表示を可能とする英単語学習支援システム。 - 請求項1又は2記載の英単語学習支援システムにおいて、
単語データベースは、英単語の学習内容の参考に供される参考情報が付加される参考情報付加部を具備し、
データ表示制御手段は前記参考情報付加部にて提供される参考情報を利用可能に表示することを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1又は2記載の英単語学習支援システムにおいて、
単語データベースは、ユーザーが使用する基本教材に対応した基本単語が格納される基本単語データベースと、基本単語を補充する拡張単語が格納される拡張単語データベースとを有することを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項2記載の英単語学習支援システムにおいて、
単語データベースは英単語に応じた副情報としてのメディア情報を割り付ける分類フラグを有し、
データ表示制御手段は前記分類フラグに従って副情報としてのメディア情報を割り付けることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項2記載の英単語学習支援システムにおいて、
単語データベースは、主情報として英単語に関する文字情報に英単語の品詞名、例文及び例文の訳文を更に含み、副情報として例文及び例文の訳文に関する音声情報を含み、
データ表示制御手段は前記品詞名に従って副情報としてのメディア情報を割り付けることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1記載の英単語学習支援システムにおいて、
携帯端末は、サーバー側の学習状況データベースにユーザーの英単語に関する学習状況が告知される告知手段を備え、
サーバーは、前記告知手段からの告知に応じて学習状況データベースを更新することを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項2記載の英単語学習支援システムにおいて、
携帯端末は、サーバー側の学習状況データベースにユーザーの英単語に関する学習状況として副情報を使用した場合と使用しない場合とで夫々告知される告知手段を備え、
サーバーは、前記告知手段からの告知に応じて副情報を使用した場合と使用しない場合とにつき学習状況データベースを更新することを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1又は2記載の英単語学習支援システムにおいて、
前記サーバーは、
一般的な英単語の使用頻度に基づく重要度情報、目標試験の英単語の属する分野に関する出題傾向情報及び目標試験の過去の出題頻度の統計に基づく出題頻度情報の少なくとも一つの情報並びに学習状況データベースによる特定ユーザーの単語習得状況に基づく学習状況から英単語の学習優先順位に関する学習指針インデックスを算出し、この学習指針インデックスに基づいて単語データベースの未習得の英単語の学習優先順位を学習指針として決定する学習指針演算手段を更に備え、
データ表示制御手段は前記学習指針演算手段による学習指針に従って英単語に関する情報を表示画面に表示するものであることを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1又は2記載の英単語学習支援システムにおいて、
前記サーバーは、
学習状況データベースにて目標の合致する各ユーザーの単語習得状況を判別するユーザー別学習状況判別手段と、
このユーザー別学習状況判別手段からの判別結果に基づいて目標の合致するユーザーが所属するグループ内にて全ユーザーの単語習得状況の比較情報を算出するグループ内学習状況算出手段とを更に備え、
前記データ表示制御手段は、英単語に関する情報及びグループ内学習状況算出手段による情報を含むユーザーの学習状況情報を表示画面に表示することを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1乃至14のいずれかに記載の英単語学習支援システムにおいて、
前記サーバーは携帯端末及びこの携帯端末以外の固定端末とも通信可能であり、携帯端末のみで実現できない機能を固定端末、あるいは、固定端末及び携帯端末の両者で実現するようにしたことを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1乃至15のいずれかに記載の英単語学習支援システムにおいて、
携帯端末はサーバー側から必要なデータを直接若しくは間接的にダウンロードするか、サーバー側の必要データを読み出し参照することを特徴とする英単語学習支援システム。 - 請求項1乃至16のいずれかに記載の英単語学習支援システムで用いられるサーバー。
- 請求項1乃至16のいずれかに記載の英単語学習支援システムで用いられる携帯端末。
- 請求項1乃至16のいずれかに記載の英単語学習支援システムにおいて、
サーバー及び携帯端末の少なくともいずれかの各機能を実行するコンピュータに使用される学習支援プログラム。
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Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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