JP2008088099A - 弾性ゲル状油性化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用時の化粧料のとれがよく、カバー効果やマットな仕上がり感に優れ、べたつきが無く、延び広がりが軽く、スジむらの無い均一な化粧膜を作ることができ、しかも経時安定性が良好な弾性ゲル状油性化粧料に関する。
【解決手段】 部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を1〜20質量%、固形油を0.1〜2質量%、粉体を10〜60質量%、配合することで、使用時の化粧料のとれがよく、カバー効果やマットな仕上がり感に優れ、べたつきが無く、延び広がりが軽く、スジむらの無い均一な化粧膜を作ることができ、しかも経時安定性が良好な弾性ゲル状油性化粧料を提供するものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、油性化粧料と粉体化粧料の中間領域で弾力性のある感触をもつ、弾性ゲル状油性化粧料に関するものであり、更に詳しくは、(a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を1〜20質量%、(b)固形油を0.1〜2質量%、(c)粉体を10〜60質量%配合し、油性化粧料の長所であるエモリエント効果や付着性と、粉体化粧料の長所である延び広がりが軽く、べたつきの無いさらさらとした感触の両方を併せ持ち、更に使用時の化粧料のとれがよく、カバー効果やマットな仕上がり感に優れ、スジむらの無い均一な化粧膜を作ることができ、経時安定性の良い弾性ゲル状油性化粧料に関するものである。
油性化粧料は、口紅、ファンデーション、アイシャドウ等に汎用されている化粧料剤型であり、当該化粧料に配合される油剤及び粉体の種類やその配合量を変えることにより、様々な機能、使用感を具現化してきた。また、油性化粧料は、油剤を多く配合するため、高いエモリエント効果と肌への付着性に優れる化粧料剤型である。しかし逆に、油性化粧料は、油剤によるべたつき感や、好ましくない油光(テカリ)が生じ、使用に慣れていない人が化粧をすると、肌上で均一に伸ばすことが難しく、スジむらになりやすい等の欠点を有していた。
一方、粉体化粧料も、携帯性に優れ、ファンデーション、アイシャドウ等に汎用されている化粧料剤型であり、延び広がりが軽く、べたつきのないさらさらとした感触を与えることができるが、油性化粧料に比べ、密着性に劣るため化粧持ちに劣り、肌が乾燥するという問題があった。
そこで、油性化粧料のエモリエント効果や付着性と、粉体化粧料の延び広がりが軽く、べたつきのないさらさらとした感触の両方を併せ持った化粧料を開発するために、油と粉との中間領域が検討されてきた。
例えば、中空樹脂粉体の表面を無機粉体で被覆してなる複合粉体を配合し、全粉体量と油性成分量の質量比が70:30〜40:60にする方法(例えば特許文献1)等が提案されている。また、粉体と1気圧、25℃の条件下で流動性を有する油性成分を含有させ実質的なファニキュラー領域の固形化粧料を得る方法(例えば特許文献2)等が提案されている。
さらに、従来の油性化粧料とは異なり、水系ジェルのような弾力をもった特性を有している固形化粧料の検討もされてきている。例えば、架橋型オルガノポリシロキサンと液状シリコーン油と粉体とを含有することで弾力性のある独特の使用感触を有する固形油性化粧料を得る方法(例えば特許文献3)等が提案されている。
特開平10−338612号公報 特開2006−1883号公報 特開2005−314369号公報
しかしながら、中空樹脂粉体を用いる技術はべたつきのなさは解消されるが、スジむらが生じる場合があった。また、架橋型オルガノポリシロキサンと液状シリコーン油と粉体を用いる技術や実質的なファニキュラー領域の固形化粧料を得る技術は、化粧料のとれが悪くカバー効果を得ることが難しい場合があった。さらに、架橋型オルガノポリシロキサンと液状シリコーン油の様に相溶性の良い場合は、安定性の良いものが得られるがシリコーン以外の油剤を含有する場合は、粉と油剤が分離する場合があった。
このため、油性化粧料の長所であるエモリエント効果や付着性と、粉体化粧料の延び広がりが軽く、べたつきの無いさらさらとした感触の両方を併せ持ち、使用時の化粧料のとれがよく、カバー効果やマットな仕上がり感に優れ、スジむらの無い均一な化粧膜を作り、経時安定性の良い油性化粧料で、さらに、化粧料自体や化粧膜が弾性を持ち、化粧膜が肌の動きに対応することができる弾性ゲル状油性化粧料の開発が望まれていた。
そこで、本発明者は鋭意検討の結果、部分架橋型オルガノポリシロキサンと固形油と粉体とを特定量で配合する弾性ゲル状油性化粧料が、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の成分(a)、(b)及び(c);
(a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜20質量%
(b)固形油 0.1〜2質量%
(c)粉体 10〜60質量%
を配合したことを特徴とする弾性ゲル状油性化粧料を提供するものである。
また、成分(b)の固形油がキャンデリラワックスを含有することを特徴とする前記の弾性ゲル状油性化粧料を提供するものである。
そして、成分(c)の粉体が平均粒径15〜30μmの雲母を含有することを特徴とする前記何れかの弾性ゲル状油性化粧料を提供するものである。
本発明の弾性ゲル状油性化粧料は、弾力性があり、油性化粧料と粉体化粧料の長所を併せ持ち、特に使用時の化粧料のとれがよく、カバー効果やマットな仕上がり感に優れ、べたつきが無く、延び広がりが軽く、スジむらの無い均一な化粧膜を作ることができ、しかも良好な経時安定性を有するものである。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の弾性ゲル状油性化粧料とは、例えば、化粧料の表面を指で軽く押して弾力性を感じる化粧料であって、軽く押して変形したものが、放したときに戻るものである。
例えば、テクスチュアアナライザーによるTPA(texture profile analysis)測定における弾力性(L2/L1)が、0.48〜0.99である弾力性に富んだゲル状油性化粧料のことをいう。
なお、本発明におけるテクスチュアアナライザーによるTPA測定における弾力性(L2/L1)とは、メーキャップ化粧料を厚さ4mmの金型に充填したものを試料とし、英弘精機株式会社製の「テクスチュアアナライザー」を測定機器として使用し、TPA測定条件として、2mmΦシリンダープローブ、プローブ速度を0.5mm/secとし、サンプルに対して完全破壊しないように(非破壊領域で)、歪みを25%与えるように調整し、前記プローブにより試料に対して2回力を加え、1回目と2回目の時間差を3sec保持し、1回目の歪みによる高さ変化をL1、2回目の歪みによる高さ変化をL2とし、L2/L1によって求められる値をいい、外力による変形が力を取り去ったときに戻る割合を意味する(種谷真一,林弘通,川端晶子共著「食品物性用語辞典」(養賢堂)参照)。
本発明に用いられる成分(a)の部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物としては、ベンゼンに不溶であるが、自重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を有するオルガノポリシロキサン重合物で、特公平8−6035号公報等に記載されているものが例示される。部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、オルガノポリシロキサンを架橋結合させて得られる重合物であり、一部に三次元架橋構造を有し、RSiO単位及びRSiO1.5単位よりなり、RSiO0.5単位及び/又はSiO単位を含んでいても良い。但し、各構成単位のRは水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等などのアリール基、およびビニル基等の脂肪族不飽和基などが例示され、同種又は異なった種類であっても良い。
市販品としては、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物と低粘度シリコーン油と混合して用いるものが一般的で、このような混合物としては、例えば、KSG−15(部分架橋型メチルポリシロキサン5部とデカメチルシクロペンタシロキサン95部)、KSG−16(部分架橋型メチルポリシロキサン20〜30部とメチルポリシロキサン70〜80部)、KSG−17(部分架橋型メチルポリシロキサン5部とオクタメチルシクロテトラシロキサン95部)、KSG−18(部分架橋型メチルポリシロキサン10〜20部とメチルフェニルポリシロキサン80〜90部)等が挙げられる。
また、長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物としては、部分的に架橋結合を有する三次元構造を呈するシリコーン系エラストマーに長鎖アルキル基を有する化合物であれば特に制限されず、上記長鎖アルキル基としては炭素数8〜30個の直鎖状のアルキル基を好適に例示することができる。
かかる成分(a)は、例えば、SiO単位、HSiO1.5単位、RSiO1.5単位、RHSiO単位、RSiO単位、RSiO0.5単位及びRHSiO0.5単位(ここで、Rは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である)からなる群から選択された少なくとも1種の構造単位で構成され、ケイ素原子に結合した水素原子を平均で1.5個以上分子中に含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、SiO単位、(CH=CH)SiO1.5単位、RSiO1.5単位、R(CH=CH)SiO単位、RSiO単位、RSiO0.5単位、R(CH=CH)SiO0.5単位、(ここでRは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である)からなる群から選択された構造単位で構成されると共に、分子中にケイ素原子に結合したビニル基を平均で1.5個以上含有するビニル基含有オルガノポリシロキサン及び/又はC2m−1(CH2m−1で表される不飽和炭化水素(但し、mは2〜6、xは1以上の整数である。)との付加重合によって得ることができる。
但し、前記構造単位であるオルガノハイドロジェンポリシロキサンとビニル基含有オルガノポリシロキサンのRは、脂肪酸不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基を表すが、そのRの一部は脂肪酸不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数8〜30の一価炭化水素基である。この炭素数8〜30の一価炭化水素基は、構造単位中5〜50モル%であることが好ましく、特に10〜40モル%であると経時安定性が良好になり好ましい。
このような長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物としては、例えばINCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)で(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマーが挙げられる。市販品としては、長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物に炭化水素油又はエステル油を配合したシリコーンゲルを挙げることができる。例えば、KSG−41は、ミネラルオイル65〜75質量%(以下単に「%」と略す。)を含み、KSG−42は、イソドデカン70〜80%を含み、KSG−43は、トリオクタノイン(トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル)65〜75%を含み、KSG−44は、スクワラン65〜75%を含んでいるもの(いずれも信越化学工業社製)等を具体的に挙げることができる。
部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物の配合量は、本発明の弾性ゲル状油性化粧料中に1〜20%であり、好ましくは2〜10%の範囲である。成分(a)の配合量が1%未満であるとべたつきの無さや経時安定性の点で好ましくなく、20%を超えると使用時の化粧料のとれの点で好ましくない。
長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物と長鎖アルキル基を含有しない部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を併用することによって、肌への密着性がより向上し、スジムラもつきにくくなるため好ましい。
本発明に用いられる成分(b)の固形油としては、通常化粧料用に使用されるものであれば特に制限されず、炭化水素類、ロウ類、油脂類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、硬化油類、シリコーン油類、フッ素系油類等が使用できる。具体的には、例えばパラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、フィッシュトロップスワックス、カカオ脂、パーム油、牛脂、モンタンワックス、ビーズワックス、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、モクロウ、ゲイロウ、ミツロウ、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、ロジン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ジステアリン酸プロピレングリコール、トリベヘン酸グリセリル、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、ステアリル変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。また、これらの固形油は必要に応じて一種又は二種以上を用いることができる。
固形油の配合量は、本発明の弾性ゲル状油性化粧料中に0.1〜2%であり、好ましくは0.5〜1.5%の範囲である。成分(b)の配合量が0.1%未満であると経時安定性の点で好ましくなく、2%を超えると使用時の化粧料のとれやべたつきの無さの点で好ましくない。
更に、成分( b)の固形油がキャンデリラワックスを含有すると、べたつきの無さ、経時安定性が特に優れる弾性ゲル状油性化粧料を得ることができる。キャンデリラワックスが成分(b)の固形油中30%以上であると、特に経時安定性が優れるため好ましい。
本発明に用いられる成分(c)の粉体は、使用感の調整や発色を発現させるものである。例えば、化粧料一般に使用される粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、黒酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、雲母、合成雲母、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ポリウレタンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
粉体の配合量は、本発明の弾性ゲル状油性化粧料中に10〜60%であり、好ましくは20〜40%の範囲である。成分(c)の配合量が10%未満であるとべたつきの無さや延び広がりの軽さの点で好ましくなく、60%を超えると使用時の化粧料のとれが悪くなり好ましくない。
更に、成分(c)の粉体が平均粒径15〜30μmの雲母を含有すると、べたつきの無さ、延び広がりの軽さが特に優れた弾性ゲル状油性化粧料を得ることができる。平均粒径15〜30μmの雲母が、成分(c)の粉体中20%以上であると特に延び広がりの軽さが優れるため好ましい。
本発明は弾性ゲル状油性化粧料であるため、油性成分を配合することができる。油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源及び、半固形油、液体油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、トリ2―エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソトリデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等のエステル類、オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸類、オレイルアルコール等の高級アルコール類、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、部分架橋型ポリエーテル変性メチルポリシロキサン、オレイル変性メチルポリシロキサン、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、非揮発性ジメチルポリシロキサン等のシリコーン油類、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられ、これらの1種又は2種以上用いることができる。
本発明の弾性ゲル状化粧料には、本発明の効果を損なわない程度で、必要に応じて、前記必須成分以外の各種成分、例えば、界面活性剤、水性成分、水溶性高分子、紫外線吸収剤、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合することができる。
粉体の分散性向上を目的とする界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればよく、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、大豆リン脂質が挙げられる。
モイスチャー効果やみずみずしい感触を付与する目的で用いる水性成分としては、水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等が挙げられる。但し、本発明は油性化粧料のため、得られる効果を損なわないためには、水性成分の配合量は10%以下であることが好ましい。
感触の改善を目的で用いる水溶性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系のものを挙げることができる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、タンパク質、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の弾性ゲル状油性化粧料は、ファンデーション、白粉、頬紅、口紅、アイシャドウ、アイブロウ、コンシーラー等のメーキャップ化粧料、日焼け止め化粧料等のスキンケア化粧料等が挙げられるが、本発明の効果が顕著に発揮される化粧料は、メーキャップ化粧料である。
本発明の弾性ゲル状油性化粧料は、通常公知の方法、例えば、成分(a)及び成分(b)を加熱混合し、更に成分(c)及び必要に応じてその他成分を均一に分散させることにより製造することができる。
次に以下に実施例をあげて本発明をさらに説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜8及び比較例1〜3:弾性ゲル状ファンデーション
表1に示す組成の弾性ゲル状ファンデーションを以下に示す製造方法により調製し、「使用時の化粧料のとれ」、「カバー効果」、「マットな仕上がり感」、「べたつきの無さ」、「延び広がりの軽さ」、「スジむらの無さ」、「経時安定性」について以下に示す評価方法及び判断基準により評価し、結果を併せて表1に示した。
注1:精製キャンデリラワックスMD−21(日本ナチュラルプロダクツ社製)
注2:シリコン KSG−16(信越化学工業社製)
注3:シリコン KSG−15(信越化学工業社製)
注4:シリコン KSG−43(信越化学工業社製)
注5:KF−6026(信越化学工業社製)
注6:着色混合顔料(ベンガラ 0.2部、黄酸化鉄 1.5部、黒酸化鉄 0.3部)
注7:マイカY−3000(山口雲母工業所製、平均粒径22.7μm)
(製造方法)
A:成分1〜10を100℃まで加熱して溶解し、混合する。
B:Aに成分11〜18を加えて、均一に分散する。
C:Bを容器に充填し、室温まで冷却して、弾性ゲル状ファンデーションを得た。
(評価項目):(a)「使用時の化粧料のとれ」、(b)「カバー効果」、(c)「マットな仕上がり感」、(d)「べたつきの無さ」、(e)「延び広がりの軽さ」、(f)「スジむらの無さ」、(g)経時安定性
(評価方法):(a)〜(f)化粧料専門パネル20名に前記実施例及び比較例の弾性ゲル状ファンデーションを使用してもらい、「使用時の化粧料のとれ」、「カバー効果」、「マットな仕上がり感」、「べたつきの無さ」、「延び広がりの軽さ」、「スジむらの無さ」について、各自が以下の基準に従って7段階評価し、更に、全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定基準)
(評点平均値) (判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下 :良好 :○
2点を超えて3点以下 :やや不良 :△
2点以下 :不良 :×
(評価方法):(g)前記実施例及び比較例の弾性ゲル状ファンデーションを50℃のインキュベーターに3ヶ月間放置し、室温に戻した時の外観状態を観察し、室温で3ヶ月間保存したものと比べ、以下に示す基準により判定した。
判定基準:
外観の状態変化 :判定
全く変化無し :◎
発汗、分離、排液による僅かな変化(問題無し):○
発汗、分離、排液による変化 :△
発汗、分離、排液による激しい変化 :×
表1の結果から明らかなように、本発明の実施品である実施例1〜8の弾性ゲル状ファンデーションは、弾力性があり、「使用時の化粧料のとれ」、「カバー効果」、「マットな仕上がり感」、「べたつきの無さ」、「延び広がりの軽さ」、「スジむらの無さ」、「経時安定性」の全ての項目に優れた弾性ゲル状油性化粧料であった。実施例1は、実施例8に比べ肌との密着性が良いため、全ての項目でとても良い評価が得られた。
一方、成分(a)を配合していない比較例1では、弾力性がなく、べたつきの無さ、スジむらの無さ、経時安定性(液体油が分離する)において実施例より劣っていた。また、成分(b)を配合していない比較例2では、経時安定性(液体油が分離する)において実施例より劣っていた。更に成分(c)を配合していない比較例3では、カバー効果、マットな仕上がり感、べたつきの無さ、スジむらの無さ、経時安定性(液体油が分離する)において実施例より劣っていた。
実施例9〜11:弾性ゲル状アイシャドウ
表2に示す組成の弾性ゲル状アイシャドウを以下に示す製造方法により調製し、弾力性について、以下に示すTPAの測定により測定した。弾力性(L2/L1)の結果を表3に示す。
注8:ガンツパール GMI−0804(ガンツ化成社製)
注9:KSP−300(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜8を100℃まで加熱して溶解し、混合する。
B:Aに成分9〜15を加えて、均一に分散する。
C:Bを容器に充填し、室温まで冷却して、弾性ゲル状アイシャドウを得た。
(TPAの測定)
本発明品(実施例9〜11)及び従来品であるパウダーアイシャドウ、クリームアイシャドウ(油性アイシャドウ)に対して英弘精機社製 テクスチュアアナライザーによるTPA(texture profile analysis)測定を行なった。測定条件は、2mmΦシリンダープローブ、プローブ速度を0.5mm/secとし、サンプルに対して完全破壊しないように(非破壊領域で)、歪みを25%与えるように調整した。TPA測定は、一定のプローブにより、サンプルに対して2回力を加えて、1回目と2回目の時間差を3sec保持し、1回目の歪みによる高さ変化をL1、2回目の歪みによる高さ変化をL2とし、L2/L1を弾力性(springness)の指標とする。例えば、バネの場合、完全弾性体であることからL1=L2となるため、弾力性L2/L1=1となる。弾力性(L2/L1)の結果を表3に示す。
表3からも明らかなように、本発明品は、弾力性を有することが確認された。
尚、従来品(パウダーアイシャドウ)と従来品(クリームアイシャドウ)の処方及び製造方法を以下に示す。
従来品(パウダーアイシャドウ)
(成分) (%)
1.シリコーン処理マイカ(注10) 20
2.シリコーン処理タルク(注10) 残量
3.酸化チタン被覆雲母 30
4.窒化ホウ素 5
5.群青 2
6.黄色401号 0.5
7.合成炭化水素ワックス 2.5
8.架橋型シリコーン・網状シリコーン共重合体(注11) 2
9.防腐剤 0.2
10.流動パラフィン 2
11.ワセリン 1
12.ジメチルポリシロキサン 3
13.香料 0.01
注10:3%ジメチルポリシロキサン処理
注11:KSP−100(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分1〜9をヘンシェルミキサー(三井三池社製)で均一に分散する。
B.成分10〜13を加熱して均一に分散する。
C.Aをヘンシェルミキサーで攪拌しながら、Bを添加し、均一分散する。
D.Cをパルベライザーにて粉砕する。
E.Dを金皿に充填し、圧縮成型し、パウダーアイシャドウを得た。
従来品(クリームアイシャドウ)
(成分) (%)
1.パラフィンワックス 3.5
2.ジステアリン酸エチレングリコール 2
3.カルナウバロウ 1.5
4.メチルポリシロキサン 15
5.スクワラン 7
6.トリ2−エチルへキサン酸グリセリル 20
7.架橋型シリコーン・網状シリコーン共重合体(注11) 5
8.シリコーン処理雲母チタン(注10) 35
9.シリコーン処理合成金雲母(注10) 残量
10.酸化鉄 0.4
11.群青 0.1
12.パラフィンワックス 0.5
13.スクワラン 2.5
14.香料 0.01
(製造方法)
A.12〜14を均一に加熱溶解する。
B.Aに9〜11を加え、ローラーにて分散する。
C.1〜6を均一に加熱溶解する。
D.CにBを加え均一に加熱混合する。
E.Dに7、8を加え、均一に加熱混合する。
F.Eを80℃に加熱し、金皿に充填し、冷却後、クリームアイシャドウを得た。
実施例12:弾性ゲル状頬紅
(成分) (%)
1.ポリエチレンワックス(平均分子量650) 1
2.ジイソステアリン酸ジグリセリル 10
3.PEG−3ジメチコン(注10) 5
4.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(注2) 5
5.部分架橋型メチルフェニルポリシロキサン重合物(注11) 20
6.ジメチルポリシロキサン(10cs) 20
7.セリサイト 残量
8.雲母(注12) 5
9.球状ナイロンパウダー(平均粒子径5μm) 7
10.シリカ 3
11.酸化チタン 1
12.ベンガラ 1
13.黄酸化鉄 0.5
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
15.香料 0.1
注10:KF−6015(信越化学工業社製)
注11:シリコン KSG-18(信越化学工業社製)
注12:マイカY−2300(山口雲母工業所製、平均粒径19.2μm)
(製造方法)
A:成分1〜6を100℃まで加熱して溶解し、混合する。
B:Aに成分7〜15を加えて、均一に分散する。
C:Bを容器に充填し、室温まで冷却して、弾性ゲル状頬紅を得た。
以上のようにして得られた実施例の弾性ゲル状頬紅は、弾力性があり、「使用時の化粧料のとれ」、「カバー効果」、「マットな仕上がり感」、「べたつきの無さ」、「延び広がりの軽さ」、「スジむらの無さ」、「経時安定性」の全ての項目に優れた弾性ゲル状油性化粧料であった。
実施例13:弾性ゲル状アイシャドウ
(成分) (%)
1.キャンデリラワックス(注13) 1
2.セレシン 0.5
3.流動パラフィン 10
4.ポリブテン 3
5.トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1
6.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(注2) 20
7.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(注3) 20
8.ジメチルポリシロキサン(6cs) 5
9.デカメチルシクロペンタシロキサン 15
10.セリサイト 残量
11.球状シリカ 5
12.雲母チタン(注14) 10
13.黄酸化鉄 3
14.ベンガラ 4
15.黒酸化鉄 1
16.フェノキシエタノール 0.5
注13:高融点キャンデリラワックスFR100(日本ナチュラルプロダクツ社製)
注14:TIMICA RADIANT GOLD 222G(エンゲルハード社製)
(製造方法)
A:成分1〜9を100℃まで加熱して溶解し、混合する。
B:Aに成分10〜16を加えて、均一に分散する。
C:Bを容器に充填し、室温まで冷却して、弾性ゲル状アイシャドウを得た。
以上にようにして得られた実施例の弾性ゲル状アイシャドウは、弾力性があり、「使用時の化粧料のとれ」、「カバー効果」、「マットな仕上がり感」、「べたつきの無さ」、「延び広がりの軽さ」、「スジむらの無さ」、「経時安定性」の全ての項目に優れた弾性ゲル状油性化粧料であった。
実施例14:弾性ゲル状美容液
(成分) (%)
1.キャンデリラワックス(注15) 0.5
2.マカデミアンナッツ油 30
3.デカメチルシクロペンタシロキサン 10
4.ホホバ油 残量
5.12−ヒドロキシステアリン酸コレステロール 0.5
6.ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール 10
7.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(注2) 8
8.部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物(注3) 10
9.ジメチルポリシロキサン(10cs) 5
10.雲母(注7) 10
11.ジプロピレングリコール 7
12.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注16) 0.5
13.香料 0.1
14.グレープシードオイル 1
注15:精製キャンデリラワックス SR−3 (日本ナチュラルプロダクツ社製)
注16:KF−6028P(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜9を90℃まで加熱して溶解し、混合する。
B:Aに成分10〜14を加えて、均一に分散する。
C:Bを容器に充填して、ペースト状美容液を得た。
以上にようにして得られた実施例の弾性ゲル状美容液は、弾力性があり、「使用時の化粧料のとれ」、「カバー効果」、「マットな仕上がり感(テカリの無さ)」、「べたつきの無さ」、「延び広がりの軽さ」、「スジむらの無さ」、「経時安定性」の全ての項目に優れた弾性ゲル状油性化粧料であった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)、(b)及び(c);
    (a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 1〜20質量%
    (b)固形油 0.1〜2質量%
    (c)粉体 10〜60質量%
    を配合したことを特徴とする弾性ゲル状油性化粧料。
  2. 前記成分(b)の固形油がキャンデリラワックスを含有することを特徴とする請求項1に記載の弾性ゲル状油性化粧料。
  3. 前記成分(c)の粉体が平均粒径15〜30μmの雲母を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の弾性ゲル状油性化粧料。
  4. 前記成分(a)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物として、部分架橋型オルガノポリシロキサンと、長鎖アルキル基を含有する部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物とを併用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弾性ゲル状油性化粧料。
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