JP2008086496A - 使い捨て紙おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な圧力分散性能を有する使い捨て紙おむつとする。
【解決手段】トップシート1とバックシート2との間に、体液吸収体3とともに、気体Aで膨らむ袋材5も介在させる。この袋材5には、気体Aの量を調節する気体の出し入れ口62を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、止着テープ型使い捨て紙おむつやパンツ型使い捨て紙おむつなどの使い捨て紙おむつに関するものである。
従来から、使い捨て紙おむつとしては、体液透過性のトップシートと体液不透過性のバックシートとの間に、体液吸収体が介在されたものが、汎用化されている(例えば、特許文献1参照。)。そして、これらの使い捨て紙おむつは、体液吸収性能、漏れ防止性能、肌触り感などを向上させるために、種々の改良がなされている。しかしながら、近年、これらの使い捨て紙おむつは、次のような改善が求められている。
すなわち、これらの使い捨て紙おむつは、着用者が、ベッドの上で寝ている場合などにおいても使用される。この場合、着用者は、使い捨て紙おむつを介して、ベッドから体圧に対する応力(圧力)を受ける。この圧力は、仙骨などの突出した部位など、一部に大きくかかり、全体にわたって均一にかかるものではない(圧力の偏在)。この圧力の偏在は、着用者の疲労や肌荒れの大きな原因になる。したがって、現在では、圧力分散性能を有する使い捨て紙おむつの開発が求められ、例えば、特許文献2に示すような、クッションを備えた使い捨て紙おむつが提案されている。
しかしながら、着用者によって仙骨の突出の程度や、位置、形状が異なるなど、着用者の身体形状はさまざまであり、特許文献2の使い捨て紙おむつによっても、十分に圧力が分散されず、肌荒れなどが生じ、場合によってはじょくそう(褥瘡)を生じるおそれがあった。
特許第3729853号公報 特開平10−28697号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、十分な圧力分散性能を有する使い捨て紙おむつを提供することにある。
この課題を解決した本発明は、次のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
体液透過性のトップシートと体液不透過性のバックシートとの間に、体液吸収体が介在された使い捨て紙おむつであって、
前記トップシートと前記バックシートとの間には、気体で膨らむ袋材も介在され、この袋材には前記気体の量を調節する気体の出し入れ口が設けられている、ことを特徴とする使い捨て紙おむつ。
〔請求項2記載の発明〕
前記袋材の少なくとも一部は、前記体液吸収体内において、背腹方向に沿って配置された、1本又は複数本の管状部とされている、請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
〔請求項3記載の発明〕
前記体液吸収体が硬性を有するコア状とされ、
前記袋材は、前記体液吸収体内において、背側部では実質的に全域に配置され、他方、股間部及び腹側部では両側域にのみ配置されて前記体液吸収体の幅方向断面を略凹字状とできるようにされている、請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
〔請求項4記載の発明〕
前記気体の出し入れ口は伸縮可能な筒体の開口縁で構成され、この開口縁は前記体液吸収体内に埋め込むことができ、かつ前記体液吸収体内から引き出すことができる、請求項2又は請求項3記載の使い捨て紙おむつ。
〔請求項5記載の発明〕
前記筒体は、前記体液吸収体の腹側部に配置されている、請求項4記載の使い捨て紙おむつ。
本発明によると、十分な圧力分散性能を有する使い捨て紙おむつになる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下では、使い捨て紙おむつが「止着テープ型の使い捨て紙おむつ」である場合を例に説明するが、本発明は、使い捨て紙おむつが「パンツ型の使い捨て紙おむつ」である場合にも適用可能である。
〔使い捨て紙おむつの形状など〕
図1及び図2に、本形態のテープ型の使い捨て紙おむつ10を示した。本形態の紙おむつ10は、不織布や多孔フィルムなどからなる長方形状、砂時計形状などの形状とされた体液透過性のトップシート1、体液分散性を向上させるために適宜設けられた不織布などからなるセカンドシート6、高分子吸収性ポリマー4,4…が添加されるなどした綿状パルプなどからなり、長方形状や砂時計形状などの形状とされた、図示例では長方形状とされたある程度の剛性を有するコア状の体液吸収体3、ポリエチレンシートやポリラミ不織布、ミクロボイドを形成して蒸気は透過するが液は透過しないシートなどからなる体液不透過性のバックシート2が、この順に積層されて主になる。
体液吸収体3は、紙おむつ10のほぼ中央部において、トップシート1及びバックシート2の間に介在されている。これらトップシート1及びバックシート2は、体液吸収体3の側方部において接合されている。この接合の方法は、特に限定されない。例えば、ホットメルトなどの接着剤による接着、超音波シール、ヒートシール(熱融着)、ヒートプレス(熱圧着)又はこれらの組み合わせなどによることができる。また、体液吸収体3は、ティシュペーパーやクレープ紙などからなる被覆シート3Aで被覆されて、形状保持が図られている。
本形態では例示していないが、バックシート2の裏面側には、長方形状や砂時計形状などの形状とされた外形シートを備えることができる。外形シートは、紙おむつ10の外面全体に及んで製品形状を規定するものであり、連続シートからなる。外形シートは、ムレ防止などの観点から、体液不透過性(撥水性)を有するものの、通気性をも有するのが好ましい。また、外形シートの素材は、適宜選択することができる。具体的には、例えば、ポリプロピレン主体の熱融着繊維及びレーヨン繊維を混綿したレーヨンスパンレース不織布と、ウレタンやイソプレンゴム系の材料を主体とするメルトブロー不織布とを熱融着、超音波接合、ホットメルトなどの接着剤による接合などして一体化したものを例示することができる。この素材を使用する場合においては、前者の不織布(レーヨンスパンレース不織布)が着用者の肌側となるようにするのが好ましい。本形態においては、外形シートの肌面側に、体液不透過性のバックシート2が設けられており、体液の裏抜けが防止されているので、外形シート自体は、体液透過性を有するものであってもよい。なお、符号9,9は、ファスニングテープなどからなる止着テープである。
トップシート1の前後端部及びバックシート2の前後端部で構成される紙おむつ10の前後端部の少なくとも一方の、図示例では背側端部(後端部)のフラップ部には、帯状ゴムや糸状ゴムなどからなる胴周り用弾性伸縮部材31,31…が伸張下で固定されて、幅方向に伸縮する胴周り伸縮部30が形成されている。胴周り用弾性伸縮部材31,31…は、例えば、シート1,2間に、1本を又は複数本を平行に備えることができる。胴周り伸縮部30は、使用にあたり、止着テープ9,9が側方に引っ張られるのにともなって、側方に引っ張られ、着用者の胴にフィットする。
トップシート1の前後端部(フラップ部)表面(肌側面)上には、体液不透過性の、又は不織布を撥水処理した体液不透過性であるが通気性の図示しない前後フラップシートを設けることもできる。この前後フラップシートは、基端部(紙おむつ10の前方・後方側の端部)がトップシート1表面にホットメルトなどの接着剤などによって固定される。他方、この前後フラップシートの先端部(股間部側の端部)は、トップシート1表面に固定されない起立部とされる。この起立部の先端部には、帯状ゴムや糸状ゴムなどからなる弾性伸縮部材が伸張下でホットメルトなどの接着剤などによって固定される。したがって、使用状態においては、かかる弾性伸縮部材の収縮によって起立部がトップシート1表面から起立し、体液の前後漏れが防止される。この前後フラップシートは、トップシート1の前後端部両方に設けるのではなく、一方でもよい。もちろん、本形態においては、省略することもできる。
一方、本形態において、トップシート1の側端部表面(肌側面)上には、横漏れ防止手段として、バリヤーカフスや立体ギャザーなどとも呼ばれる起立ギャザーなどを設けることができる。起立ギャザーは、基端部(紙おむつ10の側方側の端部)がトップシート1表面に固定され、この固定部と固定されていない起立部との境界が起立始点、つまり起立部の近位縁となる。また、起立ギャザーは、下層起立シート、不透液層及び上層起立シートがこの順に積層された積層構造とされるのが好ましい形態である。この形態によると、起立ギャザーを透過する滲み出しは完全に防止され、しかも、肌触りが悪化するおそれがない。また、積層構造とすると、防漏性が高まるばかりでなく、特に起立ギャザーとしての形状保持性が良好となり、着用中において、捲れなどが生じず、漏れ防止効果がより高いものとなる。起立ギャザーは、その先端縁(遠位縁)近傍に、帯状ゴムや糸状ゴムなどからなる単数又は複数の弾性伸縮部材が伸張下でホットメルトなどの接着剤などにより固定される。起立ギャザーは、かかる弾性伸縮部材の収縮によって起立し、先端縁近傍が着用者の脚に当接する。起立した起立ギャザーとトップシート1とで囲まれる、上方開口のほぼ台形の空間によって、尿や軟便などの体液の閉じ込め用ポケット空間が形成される。このポケット空間内に、尿や軟便などの体液が***されると、主に、尿などの液体はトップシート1を通過して体液吸収体3内に吸収され、他方、軟便などの固形分は起立ギャザーがバリヤー(障壁)になってその乗り越えが防止される。
起立シートは、例えば、撥水処理した不織布や微細な通気用孔開き柔軟フィルムなどの、実質的に通気性を有する素材によって形成することができる。また、起立ギャザーを積層構造とする場合、どのようにして積層構造とするかは、特に限定されない。例えば、連続する起立シートを、不透液層を挟んで折り返し、この折り返し縁から一方が下層起立シートと、他方が上層起立シートとなるようにすることや、複数枚の起立シートを、不透液層を挟んで重ね合わせることなどにより、積層構造とすることができる。一方、起立シート間に介在される不透液層も、どのようにして形成するかが、特に限定されない。例えば、フィルムシートを起立シートにラミネートし、このラミネートされたフィルムシートが不透液層となるようにすることや、起立シートを、ホットメルトなどの接着剤を塗工して貼り合わせ、塗工したホットメルトなどの接着剤が固化して形成された層が不透液層となるようにすることができる。このホットメルトなどの接着剤の塗工は、スパイラル塗工によるのが好ましく、カーテン塗工によるのがより好ましく、ベタ塗工によるのが特に好ましい。
本形態において、体液吸収体3の側方には、トップシート1及びバックシート2によってフラップ部が構成されている。このフラップ部のトップシート1とバックシート2との間には、単数又は複数の、図示例では3本の脚周り用弾性伸縮部材21,21…が、伸張下でホットメルトなどの接着剤などによって固定されて、脚周り用弾性伸縮部材21,21…の伸縮力により前後方向に伸縮するひだ状の脚周り伸縮部20が形成されている。この脚周り伸縮部20は、紙おむつ10の側端部に位置し、一般には、平面ギャザー、ガスケットカフスなどとも呼ばれるものである。脚周り用弾性伸縮部材21,21…は、トップシート1とバックシート2との間ではなく、バックシート2と図示しない外形シートとの間に備えることもできる。脚周り伸縮部20が形成されていると、仮に、体液が起立ギャザーなどを乗り越えたとしても、脚周り伸縮部20によって横漏れが防止される。
以上のように脚周り伸縮部20が形成され、しかも前述したように、起立ギャザーが先端部に弾性伸縮部材が伸張下で固定されて起立するように構成されている場合においては、起立ギャザーの弾性伸縮部材の伸張率と脚周り伸縮部20の弾性伸縮部材21の伸張率との差を小さくし、かつ起立ギャザーの弾性伸縮部材の伸張率が脚周り伸縮部20の弾性伸縮部材21の伸張率よりも若干高くなるようにするとよい。具体的には、起立ギャザーの弾性伸縮部材の伸張率/脚周り伸縮部20の弾性伸縮部材21の伸張率(以下「伸張率比」ともいう。)が、1.0〜1.5とされているのが好ましく、1.1〜1.3とされているのがより好ましい。伸張率比が1.0を下回ると、脚周り伸縮部20が起立ギャザーに覆い被さろうとして起立ギャザーの起立が悪くなる。他方、伸張率比が1.5を上回ると、起立ギャザーが肌を強く圧迫して肌に跡つきが生じる。この際、起立ギャザーの弾性伸縮部材の伸張率は、170〜250%、好ましくは210〜230%、脚周り伸縮部20の弾性伸縮部材21の伸張率は、170〜230%、好ましくは180〜220%、起立ギャザーの弾性伸縮部材の伸張率−脚周り伸縮部20の弾性伸縮部材21の伸張率は0〜80%、好ましくは10〜30%である。なお、弾性伸縮部材の伸張率(%)とは、「伸張固定されている状態における弾性伸縮部材の長さ/伸張されていない状態(自由状態)における弾性伸縮部材の長さ×100」を意味する。
本形態の紙おむつ10は、図2に示すように、トップシート1とバックシート2との間に、気体Aで膨らむビニール袋などの袋材5が介在されている。そして、この袋材5には、気体Aの量を調節する気体Aの出し入れ口が設けられている。したがって、本形態の紙おむつ10によると、気体Aの量を調節して、個々の着用者にフィット(適応)させることができ、圧力分散性能が十分なものとなる。なお、気体Aで膨らんだ袋材5は、一部において力を受けても、この力を他の部位へ分散する性質を有する(偏在の緩和)。
本形態において、袋材5の形状等は、特に限定されず、例えば、体液吸収体3と同様の長方形状、砂時計形状などとすることができる。ただし、袋材5の少なくとも一部は、体液吸収体3内において、背腹方向に沿って配置された、1本又は複数本の管状部とされているのが好ましい。この形態によると、体液吸収体3内において、体液は幅方向への流れが若干抑えられ、相対的に背腹方向への流れが促進されることになるため(体液拡散性能の向上)、体液吸収体3全体にわたって体液吸収性能が発揮される。特に、体液吸収体3がコア状とされている場合において、図3に示すように、かかる管状部51を複数本とする場合は、トップシート1の表面に背腹方向に沿う凹部1Aが形成され、この凹部1A内を体液が流れることになるため、体液拡散性能がより向上する。さらに、管状部51の下にある体液吸収体3が十分に活用されるため、吸収性能が低下しない。
ここで、以上の「袋材5の一部が管状部とされる形態」の具体例を、図4及び図5に示した。本形態の袋材5は、全体が体液吸収体3内に配置されている。そして、この袋材5は、背側において体液吸収体3の幅方向に沿う基部52が配置され、この基部52から腹側に向かって、複数本の、図示例では3本の管状部53,53…が枝分かれした形状になっている。本形態において、体液吸収体3の背側部Bにおいて大きなものとなる体圧は、袋材5の基部52によって、分散される。他方、股間部Cや腹側部Fに***される尿などの体液は、前述した管状部53(51),53(51)…が有する機能によって、拡散を促進される。
トップシート1とバックシート2との間に袋材5を介在させる場合において、気体Aの出し入れ口がどのように構成されるかは、特に限定されない。例えば、袋材5に開口を形成し、この開口を、袋材5に貼り、剥がし自在の粘着シールなどで覆う形態などを考えることができる。
また、図4及び図5に示すように、体液吸収体3の底面(裏面)側に、背腹方向に沿うストロー状の筒体60を設けた形態なども、例示することができる。この筒体60は、その一端縁61が、体液吸収体3の底面中央部において、袋材5(管状部52)に接続されて、袋材5内と筒体60内とが、連通状態とされている。他方、筒体60の他端縁62は、体液吸収体3の腹側端縁よりも腹側に延出している。この筒体60の他端縁62は、開口縁であり、気体Aの出し入れ口を構成する。この気体Aの出し入れ口62から、口や機械などによって、空気などの気体Aを注入し、あるいは排出することによって、袋材5内の気体Aの量が調節される。
この形態においては、図6に示すように、筒体60の背腹方向に沿う部分63を省略することもできる。筒体60が、背腹方向に沿う部分を有する先の形態は、気体Aの出し入れ口62が、体液吸収体3の腹側端縁よりも腹側に延出しているため、特に口などによって気体Aの出し入れを行う場合に、その作業が行い易いとの利点を有する。また、筒体60が体液吸収体3の腹側部に配置されていると、袋材5を膨らませずに用いる場合に、褥瘡の原因となる臀部の圧力の偏在を防ぐことができる(仮に、筒体60が体液吸収体3の背側部に配置されていると、褥瘡発生部位の臀部側に段差が形成され、圧力の偏在が起きる可能性がある)。
他方、筒体60が、背腹方向に沿う部分63を有しない本形態は、材料コストが低下する、バックシート2側の凹凸が少なくなり、見栄えが向上するとの利点を有する。
さらに、筒体60としては、図7及び図8に示すように、その一端縁61が、袋材5(管状部53)の腹側側面から袋材5内に挿入された形態を例示することもできる。なお、筒体60の他端縁62は、図4及び図5に示す形態と同様に、体液吸収体3の腹側端縁よりも腹側に延出している。この形態は、気体Aの出し入れ作業を行い易いとの利点、材料コストが低下するとの利点及びバックシート2側の凹凸がなくなり、見栄えが向上するとの利点のいずれをも有する。
また、この最後の形態の場合においては、筒体60が、海水浴などで使用される浮き輪の気体出し入れ口と同様に、伸縮可能とされ、開口縁62を体液吸収体3内に埋め込むことができ、かつ体液吸収体3内から引き出すことができる構成とされているのが好ましい。この形態によると、従来の使い捨て紙おむつと同様の見栄えになるため、違和感がなくなる。もっとも、この場合、伸縮可能な筒体60は、ある程度の硬性を有するため、その配置は、主に圧力がかかる体液吸収体3の背側部Bではなく、股間部C、好ましくは腹側部F、より好ましくは厚さ方向中央面Xよりも裏面側にするとよい。
一方、以上のほか、袋材5の形状についても、適宜工夫を凝らすことができる。
すなわち、例えば、図9に示すように、袋材5の基部52について、背腹方向の長さLを長くして、体圧分散性能の向上を図ることができる。また、管状部53は、体液吸収体3の幅方向中央部に1本のみ設けることもできる。体液吸収体3がコア状とされている場合においては、前述したように、管状部53を有する部位において、トップシート1の表面が膨らむため(図3参照)、この形態によると、股間部Cのフィット性が向上する。
さらに、例えば、図10に示すように、基部52は、背側部Bにおいて実質的に全域に配置され、他方、管状部53は、股間部C及び腹側部Fにおいては両側域にのみ配置されて体液吸収体3の幅方向断面を略凹字状とできるようにされていてもよい(肌面側から見たときに排尿口部がくぼんでいる構造)。この形態によると、股間部C及び腹側部Fにおけるトップシート1表面の凹部が、体液貯留部となる。また、排尿口部にポケット(空間)を作り、一時貯留する空間を作ることで、もれにくい構造となる。
〔各部材の素材など〕
(トップシート1)
トップシート1は、体液を透過する性質を有する。したがって、トップシート1の素材は、この体液透過性を発現するものであれば足り、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかが、特に限定されない。例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系などの合成繊維、レーヨンやキュプラなどの再生繊維、綿などの天然繊維などや、これらから2種以上が使用された混合繊維などを例示することができる。
さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法などを例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
また、トップシート1は、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートを貼り合せて得た積層シートからなるものであってもよい。同様に、トップシート1は、平面方向に関して、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートからなるものであってもよい。
(バックシート2)
バックシート2は、体液を透過しない性質を有する。したがって、バックシート2の素材は、この体液不透過性を発現するものであれば足り、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシートなどに不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで体液不透過性のバックシート2が構成される。)などを例示することができる。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この不透液性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。
(体液吸収体3)
体液吸収体3としては、例えば、フラッフ状のパルプ繊維集合体(積繊パルプ)内に、粒状の高分子吸収性ポリマー4が混入されてなるものなどを、例示することができる。
高分子吸収性ポリマー4としては、自重の例えば10倍以上の体液を吸収して保持するものを使用することができる。この例としては、でんぷん系や、セルロース系、合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん‐アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん‐アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。高分子吸収性ポリマー4の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
積繊パルプに対する高分子吸収性ポリマー4の量的配置、密度分布は、汎用を目的とする場合には均一であるのが好ましいが、特別の吸収特性を発揮させることを目的とした場合、その目的に応じて偏らせるのも好ましい。
一方、積繊パルプの原料素材は、特に限定されない。例えば、綿状パルプや合成パルプなどの公知の素材を例示することができる。また、パルプの原料繊維は特に限定されず、例えば、機械パルプ、化学パルプ、溶解パルプなどの木材から得られるセルロース繊維や、レーヨン、アセテートなどの人工セルロース繊維などを例示することができる。ただし、セルロース繊維の原材料となる木材は、広葉樹より針葉樹の方が繊維長が長いため、機能及び価格の面で好ましい。
(被覆シート3A)
被覆シート3Aの素材は、体液を透過する性質を有するものであればよく、その種類は特に限定されない。例えば、トップシート1として例示したのと同様の素材とすることもできる。具体的には、例えば、クレープ紙、不織布、孔開きシートなどの体液透過性シートを用いることができる。
(セカンドシート6)
セカンドシート4は、体液を拡散し透過する性質を有する。したがって、セカンドシート6の素材は、この体液拡散・透過性を発現するものであれば足り、例えば、トップシート1と同様の素材などを例示することができる。ただし、例えば、スパンレース、パルプ不織布、パルプとレーヨンとの混合シート、ポイントボンド又はクレープ紙であると、好ましいものとなる。また、セカンドシート6は、トップシート1よりも体液の透過性がよいものが特に好ましく、トップシート1よりも繊維密度が小さい、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ナイロン、レーヨン、ビニロン、アクリルなどからなる不織布であると、特に好ましいものとなる。
(袋材5)
袋材5は、内部に空気などの気体Aを入れられるものであり、この気体Aが、すぐには透過しない性質を有する。したがって、袋材5の素材は、この性質を発現するものであれば足り、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン系の単独又は共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸メチル、メタクリル酸メチル−アクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル系モノマーとスチレン系モノマーとの共重合体などのアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポリスチレン、スチレン系モノマーと(メタ)アクリル系モノマーとの共重合体などのスチレン系重合体、変性されていてもよいポリエステル、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610、ナイロン612などのポリアミド、ロジン誘導体(例えば、ロジンエステルなど)、炭化水素樹脂(例えば、テルペン樹脂、ジシクロペンタジエン樹脂、石油樹脂など)、水素添加炭化水素樹脂などを用いることができる。これらの素材は、一種又は二種以上使用することができる。
ここで、「気体Aがすぐには透過しない性質」とは、袋材5内に気体Aを入れた後、通常の使用時間である1〜10時間程度経過しても、袋材5が実質的にしぼまず、圧力分散性能において変化のない性質を意味する。したがって、この性質を満たす限り、袋材5の素材としては、例えば、微孔を有するフィルムや不織布などをも使用することができる。
一方、袋材5がどの程度の厚さまで膨らむかも、特に限定されない。例えば0.05kg/cm2加重下で厚さ1〜10mmまで膨らむのが好ましく、2〜5mmまで膨らむのがより好ましい。膨らみ可能な厚さが1mm未満とされていると、圧力分散効果が発揮されにくくなる。他方、膨らみ可能な厚さが10mmを超えるようにされていると、紙おむつ10が横方向へずれ易くなる。
袋材5は、内部にあらかじめ気体Aが入れられているか否かが特に限定されない。ただし、搬送性という観点(例えば、気体Aを封入しないで運べるため、体積を少なく輸送できるためコスト低減になる、かさばらないため携帯性が良い、など。)からは、袋材5の内部にあらかじめ気体Aが入れられていない方が好ましい。このあらかじめ気体Aが入れられていない袋材5の形成方法は、特に限定されず、例えば、次の形態を例示することができる。
まず、図11の(1)に示すように、気体Aの出し入れ口62A,62Bが形成されるなどした2枚のシート5A及び5Bを用意する。そして、図11の(2)に示すように、これらのシートの一方5Aの下端部と他方5Bの上端部を重ね合わせ、ホットメルトなどの接着剤やヒートシールなどによって、接合する(接合部H)。さらに、図11の(3)に示すように、他方のシート5Bを一方のシート5A側に折り返し、周縁部を接合する(接合部H)。そして、必要に応じて気体Aの出し入れ口62A,62Bを封止することにより、袋材5が形成される。
〔その他〕
(1)袋材5は、体液吸収体3やバックシート2などに接合することができる。この接合によって、紙おむつ10の形状保持性が向上する。なお、この接合は、前述したトップシート1とバックシート2との接合と同様の方法で行うことができる。
(2)本形態において、各弾性伸縮部材は、その素材が天然であっても合成であってもよい。また、弾性伸縮部材の数、太さ、形状なども特に限定されない。直線状ではなく曲線状、波線状に配置固定することなどもできる。
(3)本形態においては、胴周り伸縮部30と体液吸収体3とが重なっていない形態を示したがこれに限定する趣旨ではない。胴周り伸縮部30と体液吸収体3とが重なっていてもよい。また、胴周り伸縮部30と体液吸収体3とが重なるように配置しつつも、重なった部分の胴周り用弾性伸縮部材31,31…を切断除去することなどもできる。
(4)本形態において、止着テープ9は、その形状が特に限定されず、例えば、1枚のシートを波線状にカットして切り出した山形形状とすることや、四角形状などとすることができる。
本発明は、止着テープ型の紙おむつやパンツ型の紙おむつなどとして適用することができる。
紙おむつの平面図である。 紙おむつの断面図である。 トップシート表面の説明図である。 袋材の形態を示す平面図である。 図4のI−I線矢視図である。 気体の出し入れ口を示す図4のI−I線相当部分の矢視図である。 気体の出し入れ口を示す平面図である。 図7のII−II線矢視図である。 袋材の形態を示す平面図である。 袋材の形態を示す平面図である。 袋材の製造過程を示す図である。
符号の説明
1…トップシート、2…バックシート、3…体液吸収体、3A…被覆シート、4…吸収性ポリマー、5…袋材、6…セカンドシート、9…止着テープ、10…使い捨て紙おむつ、21,31…弾性伸縮部材、52…基部、53…管状部、60…筒体、62…気体出し入れ口(開口縁)。

Claims (5)

  1. 体液透過性のトップシートと体液不透過性のバックシートとの間に、体液吸収体が介在された使い捨て紙おむつであって、
    前記トップシートと前記バックシートとの間には、気体で膨らむ袋材も介在され、この袋材には前記気体の量を調節する気体の出し入れ口が設けられている、ことを特徴とする使い捨て紙おむつ。
  2. 前記袋材の少なくとも一部は、前記体液吸収体内において、背腹方向に沿って配置された、1本又は複数本の管状部とされている、請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
  3. 前記体液吸収体が硬性を有するコア状とされ、
    前記袋材は、前記体液吸収体内において、背側部では実質的に全域に配置され、他方、股間部及び腹側部では両側域にのみ配置されて前記体液吸収体の幅方向断面を略凹字状とできるようにされている、請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
  4. 前記気体の出し入れ口は伸縮可能な筒体の開口縁で構成され、この開口縁は前記体液吸収体内に埋め込むことができ、かつ前記体液吸収体内から引き出すことができる、請求項2又は請求項3記載の使い捨て紙おむつ。
  5. 前記筒体は、前記体液吸収体の腹側部に配置されている、請求項4記載の使い捨て紙おむつ。
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