JP2008083562A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントカバー又はフロントキャビネットのいずれか一方に、対向する側面に係合部を交互に設けてある溝部を設け、他方に前記係合部に係合する被係合部を設けることにより、成形誤差が生じた場合であってもフロントカバーの取付けを効率よく行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】フロントキャビネット1の開口部1eの周囲に、全周に亘って溝部10を設け、該溝部10の互いに対向する外側溝側面10a及び内側溝側面10bのそれぞれに、複数の爪部11a及び11bのそれぞれを交互に設けて置き、フロントカバー3の全周に亘って舌片部31を備える突条30を周設し、舌片部31に開設してある孔部32を前記爪部11a及び11bに係合させる構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、キャビネットへのカバーの取付けを効率よく行うことができる表示装置に関する。
従来のテレビ受像機にあっては、固定端を有するキャビネットと、該固定端に係合させる固定爪を有するバックカバーとを備えていた。このテレビ受像機は固定端及び固定爪を設けることにより、螺子等の固定部材を用いることなくキャビネット及びバックカバーの取付けを行い、テレビ受像機の組立に必要な部品点数を減らし、テレビ受像機の組立費用の軽減を図っている(特許文献1参照)。
またフロントキャビネットと、リヤキャビネットとを備える液晶表示装置が従来から提案されている。フロントキャビネット及びリヤキャビネットは一般に樹脂の一体成形により製造されており、フロントキャビネットを樹脂の一体成形により製造するときには、リヤキャビネットと結合するための結合用リブを背面側に設けておく必要がある。しかし、結合用リブを背面側に設けると、フロントキャビネットの正面に窪み、いわゆるヒケが生じ、外観意匠性を損なう虞があった。
そこでフロントキャビネットに係合孔を開設し、該係合孔に係合する係合爪を備えるフロントカバーをフロントキャビネットの正面に取付けることにより、フロントキャビネットに生じるヒケを隠蔽し、液晶表示装置の外観意匠性を向上させていた。
特開平4−132376号公報
特許文献1に記載のテレビ受像機にあっては、キャビネット又はバックカバーが公差を超える寸法で成形された場合に、前記固定端及び固定爪の位置が対応せず、キャビネットのバックカバーへの取付けが困難となり、キャビネット又はバックカバーの歩留まりを低下させる虞があった。
また従来から提案されている液晶表示装置にあっても、フロントキャビネット及びフロントカバーを樹脂で一体成形するときの成形条件によっては、フロントキャビネット又はフロントカバーは公差を超える寸法で成形されるので、前記係合孔及び係合爪の位置が対応せず、前記係合孔及び係合爪の係合が不十分となり、フロントキャビネット又はフロントカバーの歩留まりを低下させる虞があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、キャビネット又はカバー部のいずれか一方に溝部を設け、該溝部の対向する側面のそれぞれに係合部を設け、前記キャビネット又はカバー部の他方に前記係合部が係合する被係合部を設けることにより、前記キャビネット又はカバー部が公差を超える寸法で成形された場合でも、両者の係合を十分に行うことができる表示装置を提供することを目的とする。
また前記溝部を前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数設けることにより、前記溝部を前記開口部又はカバー部の全周に亘って設ける場合に比して、前記キャビネット又はカバー部の剛性を向上させるので、前記キャビネット又はカバー部の歪を生じ難くさせることができる表示装置を提供することを目的とする。
また前記係合部を前記側面のそれぞれにて、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って交互に設けることにより、前記係合部及び被係合部が偏った位置で係合することを防ぎ、前記カバー部を前記キャビネットに取付けた後も安定に支持することができる表示装置を提供することを目的とする。
また前記溝部を前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数設け、前記係合部を一の溝部の一側面及び一の溝部に相隣する他の溝部の他側面に設けることにより、前記係合部及び被係合部が偏った位置で係合することを防ぎ、前記カバー部を前記キャビネットに取付けた後も安定に支持することができる表示装置を提供することを目的とする。
また前記係合部を爪部とし、前記被係合部を前記爪部に係合する孔部とすることにより、前記孔部は前記側面のいずれに対しても開口しているので、前記孔部を前記側面に設けられている前記爪部のいずれにも係合させることができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、正面を表示面とする表示部と、該表示部の周縁を包囲しており、正面に開口部を有するキャビネットと、前記開口部の周囲を覆うカバー部とを備える表示装置において、前記開口部の周囲又は前記カバー部の周囲の一方に溝部が設けられ、他方に突起部が設けられており、前記溝部は対向する側面のそれぞれに係合部を備え、前記突起部は前記係合部に係合する被係合部を備えることを特徴とする。
本発明においては、前記キャビネット又はカバー部の一方に溝部を設け、該溝部の対向する側面のそれぞれに係合部を設け、前記キャビネット又はカバー部の他方に該係合部に係合する被係合部を設けることにより、前記キャビネット又はカバー部が公差を超える寸法で成形され、前記溝部の一側面に設けられた係合部と前記被係合部とが十分に係合しなかった場合には、前記一側面に対向する他側面に設けられた係合部と前記被係合部とが十分に係合する。
また本発明に係る表示装置は、前記溝部は、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数設けられていることを特徴とする。
本発明においては、前記溝部を前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数設けることにより、前記溝部を前記開口部又はカバー部の全周に亘って設ける場合に比して、前記キャビネット又はカバー部の剛性を向上させることができる。
また本発明に係る表示装置は、前記係合部は前記側面のそれぞれにて、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って交互に設けられていることを特徴とする。
本発明においては、前記係合部を前記側面のそれぞれにて、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って交互に設けることにより、前記係合部及び被係合部が偏った位置で係合することを防ぎ、前記カバー部は前記キャビネットに取付けた後も安定に支持される。
また本発明に係る表示装置は、正面を表示面とする表示部と、該表示部の周縁を包囲しており、正面に開口部を有するキャビネットと、前記開口部の周囲を覆うカバー部とを備える表示装置において、前記開口部の周囲又は前記カバー部の周囲の一方に、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数の溝部が設けられ、他方に突起部が設けられており、前記溝部は対向する側面を有し、一の溝部の一側面及び一の溝部に相隣する他の溝部の他側面に係合部が設けられており、前記突起部は前記係合部に係合する被係合部を備えることを特徴とする。
本発明においては、前記係合部を一の溝部の一側面及び一の溝部に相隣する他の溝部の他側面に設けることにより、前記係合部及び被係合部が偏った位置で係合することを防ぎ、前記カバー部は前記キャビネットに取付けた後も安定に支持される。
また本発明に係る表示装置は、前記係合部は爪部であり、前記被係合部は前記爪部に係合する孔部であること特徴とする。
本発明においては、前記係合部を爪部とし、前記被係合部を前記爪部に係合する孔部とすることにより、前記孔部は、前記側面のいずれに対しても開口しているので、前記側面に設けられている前記爪部のいずれにも係合し得る。
本発明に係る表示装置においては、前記キャビネット又はカバー部のいずれか一方に溝部を設け、該溝部の対向する側面のそれぞれに係合部を設け、前記キャビネット又はカバー部の他方に該係合部に係合する被係合部を設けることにより、前記キャビネット又はカバー部が公差を超える寸法で成形され、前記溝部の一側面に設けられた係合部と前記被係合部とが十分に係合しなかった場合には、前記一側面に対向する他側面に設けられた係合部と前記被係合部とが十分に係合する。したがって、前記キャビネット又はカバー部に成形誤差が生じても、前記カバー部の前記キャビネットへの取付けを行うことができ、前記キャビネット又はカバー部の歩留まりを向上させることができる。
また本発明に係る表示装置においては、前記溝部を前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数設けることにより、前記溝部を前記開口部又はカバー部の全周に亘って設ける場合に比して、前記キャビネット又はカバー部の剛性を向上させるので、前記キャビネット又はカバー部は歪を生じ難くなる。
また本発明に係る表示装置においては、前記係合部を前記側面のそれぞれにて、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って交互に設けることにより、前記係合部及び被係合部が偏った位置で係合することを防ぎ、前記カバー部は前記キャビネットに取付けた後も安定に支持されるので、前記カバー部が前記キャビネットにて、例えば運搬するときの振動により揺動することを防止できる。
また本発明に係る表示装置においては、前記係合部を一の溝部の一側面及び一の溝部に相隣する他の溝部の他側面に設けることにより、前記係合部及び被係合部が偏った位置で係合することを防ぎ、前記カバー部は前記キャビネットに取付けた後も安定に支持されるので、前記カバー部が前記キャビネットにて、例えば運搬するときの振動により揺動することを防止できる。
また本発明に係る表示装置においては、前記係合部を爪部とし、前記被係合部を前記爪部に係合する孔部とすることにより、前記孔部は、前記側面のいずれに対しても開口しているので、前記側面に設けられている前記爪部のいずれにも係合し得る。したがって孔部が前記突起部に形成されていれば良く、前記突起部は簡素な構成となり、前記キャビネット又はカバー部の成形費用を軽減することができる。
(実施の形態1)
以下本発明に係る表示装置を実施の形態1を示す図面に基づいて詳述する。図1は実施の形態1に係る表示装置を示す正面図、図2は溝部10の内部を透視して示したフロントキャビネット1及びフロントカバー3の模式的分解斜視図、図3はフロントキャビネット1及びフロントカバー3の係合状態を説明する模式的断面図である。
図において1は、表示装置の前側の外装をなしており、正面に開口部1eを有する矩形枠形のフロントキャビネットであり、矩形の表示部2の周縁を包囲している。表示部2は、フロントキャビネット1の内部にて、開口部1eに近接した状態で支持されている。フロントキャビネット1の背面側に、図示しない箱形のリヤキャビネットがフロントキャビネット1と嵌合して設けられており、該リヤキャビネットの内部には、図示しないバックライト及び回路基板が支持されている。
フロントキャビネット1の外縁部分は矩形の外枠部1aとなっている。外枠部1aの背面には、前記リヤキャビネットの外縁部分に嵌合するための正面方向に窪んでなる嵌合凹部1bが形成されており、外枠部1aの正面は正面方向に向けて湾曲して突出し、外枠部1aの断面形状はU字状となっている。
フロントキャビネット1の内縁部分は矩形枠板状の内枠部1cとなっており、内枠部1cの外周部分は背面方向に向けて突出しており、内枠部1cの断面形状は倒立L字形となっている。内枠部1cの前記外周部分の端面に、矩形枠板状の奥板部1dの正面側の内周部分が連設しており、奥板部1dの外周部分の端面は前記外枠部1aの内枠部1c側の側面に連設し、外枠部1a、内枠部1c及び奥板部1dは一体に成形されている。また内枠部1cの内周部分は開口部1eを形成している。
前記外枠部1aの内枠部1c側の側面、該側面に対向する内枠部1cの側面及び奥板部1dの正面により、溝部10が形成されており、開口部1eの全周に亘って溝部10が設けられている。前記外枠部1aの内枠部1c側の側面は外側溝側面10aとなっており、外側溝側面10aに対向する内枠部1cの側面は内側溝側面10bとなっており、奥板部1dの正面は底面10cとなっている。
外側溝側面10aに、溝部10の溝幅を背面に向けて縮幅する傾斜面を備えた爪部11a、11a、・・・が等配されており、前記外側溝側面10aに対向する内側溝側面10bには、溝部10の溝幅を背面に向けて縮幅する傾斜面を備えた爪部11b、11b、・・・が、爪部11a、11a、・・・と、開口部1eの周方向に沿って適当な間隔を隔てて交互に等配されている。また爪部11a及び11b付近での底面10cに、後述する舌片部31が挿通される挿通孔12、12、・・・が開設されている。
開口部1eの周囲に設けられている装飾のためのフロントカバー3の構成について説明する。フロントカバー3は、フロントキャビネット1の正面を覆うための適当な幅を有する矩形板枠状をなしている。フロントカバー3の外周縁近傍には、背面方向に向けて立ち上げて形成されており、弾性を有する突条30がフロントカバー3の全周に亘って周設され、フロントカバー3の内周部分は背面方向に向けて突出しており、フロントカバー3の断面形状は略コ字形となっている。突条30の一部は、背面方向に向けて突出した部分を備える舌片部31、31、・・・となっており、舌片部31の基端には、前記爪部11a又は11bに係合する孔部32が開設されている。
フロントカバー3のフロントキャビネット1への取付けについて説明する。まずフロントカバー3の突条30を溝部10に挿入する。突条30の溝部10への挿入により、舌片部31の先端は爪部11a又は11bの傾斜面に当接し、舌片部31は弾性変形して撓む。フロントカバー3が更に押し込まれると、舌片部31は撓んだ状態で前記傾斜面を摺動し、舌片部31の先端部分は前記傾斜面の頂上を乗り越えて、挿通孔12に挿通される。そして前記傾斜面の頂上に孔部32が至り、弾性復元力により舌片部31は元の形状に戻るので、前記孔部32に爪部11a又は11bの傾斜頂部が入り込んで係合し、フロントカバー3はフロントキャビネット1へ取付けられる。
フロントキャビネット1及びフロントカバー3は樹脂により成形されており、いずれもが公差内の寸法で成形された場合に、前記突条30を溝部10に挿入すると、図3(a)にて示す如く前記外側溝側面10a及び内側溝側面10bの間の略中央に孔部32は位置するので、爪部11a又は11bのいずれにも孔部32は十分に係合する。
フロントキャビネット1が公差内の最小寸法よりも小さい寸法で成形された場合又はフロントカバー3が公差内の最大寸法よりも大きい寸法で成形された場合に、前記突条30を溝部10に挿入すると、図3(b)にて示す如く、孔部32は前記外側溝側面10a寄りに位置するので、爪部11bは孔部32に十分には係合しないが、爪部11aは孔部32に十分に係合する。
フロントキャビネット1が公差内の最大寸法よりも大きい寸法で成形された場合又はフロントカバー3が公差内の最小寸法よりも小さい寸法で成形された場合に、前記突条30を挿通孔12に挿通させると、図3(c)にて示す如く、孔部32は前記内側溝側面10b寄りに位置するので、爪部11aは孔部32に十分には係合しないが、爪部11bは孔部32に十分に係合する。
実施の形態1に係る表示装置においては、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3のいずれか一方に溝部10を設け、外側溝側面10a及び内側溝側面10bに爪部11a又は11bを設け、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3の他方に前記爪部11a又は11bに係合する孔部32を設けることにより、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3が公差を超える寸法で成形され、爪部11a又は11bのいずれか一方と前記孔部32とが十分に係合しなかった場合には、前記爪部11a又は11bの他方と前記孔部32とが十分に係合する。したがって、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3に成形誤差が生じても、前記フロントカバー3の前記フロントキャビネット1への取付けを行うことができ、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3の歩留まりを向上させることができる。
また前記爪部11a及び11bを外側溝側面10a及び内側溝側面10bにて、開口部1eの周方向に沿って適当な間隔を隔てて交互に設けることにより、前記爪部11a及び11b並びに孔部32が偏った位置で係合することを防ぎ、前記フロントカバー3は前記キャビネットに取付けた後も安定に支持されるので、前記フロントカバー3が前記フロントキャビネット1にて、例えば運搬するときの振動により揺動することを防止できる。
また爪部11a及び11bを前記外側溝側面10a及び内側溝側面10bに設け、前記爪部11a及び11bに係合する孔部32を備える突条30を前記フロントカバー3に設けることにより、前記孔部32は、前記外側溝側面10a及び内側溝側面10bの両方に対して開口し、前記爪部11a及び11bのいずれにも係合し得る。したがって孔部32が突条30に形成されていれば良く、前記フロントカバー3は簡素な構成となり、フロントカバー3の成形費用を軽減することができる。
なお爪部11a及び11bは弾性を有する構成であっても良い。また突条30に限らず、柱形状その他の突起した形状を設けても良い。また表示装置としては、液晶表示装置・プラズマ表示装置・SEDディスプレイ・ELディスプレイ等が挙げられる。
(実施の形態2)
以下、本発明に係る表示装置を実施の形態2を示す図面に基づいて詳述する。図4は溝部10の内部を透視して示したフロントキャビネット1及びフロントカバー3の模式的分解斜視図である。
フロントキャビネット1の正面に開設されている開口部1eの周囲に、適当な長さの複数の溝部10、10、・・・が前記開口部1eの周方向に沿って設けられている。溝部10の外側溝側面10aに、溝部10の溝幅を背面に向けて縮幅する傾斜面を備えた爪部11aが設けられており、前記外側溝側面10aに対向する内側溝側面10bには、溝部10の溝幅を背面に向けて縮幅する傾斜面を備えた爪部11bが、前記フロントキャビネット1の開口部1eの周方向に沿って、爪部11aと異なる位置に交互に設けられている。また溝部10の背面側に後述する舌片部31が挿通される挿通孔12が開設されている。
開口部1eの周囲に設けられている装飾のためのフロントカバー3の構成について説明する。フロントカバー3はフロントキャビネット1の正面を覆うための適当な幅を有する矩形板枠状をなしている。フロントカバー3の外周縁近傍には、背面方向に向けて立ち上げて形成されており、弾性を有する複数の突条30、30、・・・が周設されている。突条30の一部には、背面方向に向けて突出した部分を備える二つの舌片部31、31が隣接して設けられており、舌片部31、31の基端には、前記爪部11a又は11bに係合する孔部32、32が開設されている。
フロントカバー3のフロントキャビネット1への取り付けは実施の形態1と同様であり、その詳細な説明は省略する。
実施の形態2に係る表示装置においては、前記溝部10を前記開口部1e又はフロントカバー3の周方向に沿って複数設けることにより、前記溝部10を前記開口部1e又はフロントカバー3の全周に亘って設ける場合に比して、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3の剛性を向上させるので、前記フロントキャビネット1又はフロントカバー3は歪を生じ難い。
なお溝部10の外側溝側面10a又は内側溝側面10bに設けられている爪部11a又は11bは、複数設けられていても良く、この場合は爪部11a又は11bに対応する孔部32が開設される。
実施の形態2に係る表示装置の構成の内、実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
以下、本発明に係る表示装置を実施の形態3を示す図面に基づいて詳述する。図5は溝部10の内部を透視して示したフロントキャビネット1及びフロントカバー3の模式的分解斜視図である。
フロントキャビネット1の正面に開設されている開口部1eの周囲に、適当な長さの複数の溝部10、10、・・・が前記開口部1eの周方向に沿って設けられている。一の溝部10の外側溝側面10aに、溝部10の溝幅を背面に向けて縮幅する傾斜面を備えた爪部11aが設けられている。一の溝部10に相隣する他の溝部10の内側溝側面10bには、溝部10の溝幅を背面に向けて縮幅する傾斜面を備えた爪部11bが設けられている。また溝部10の背面側に後述する舌片部31が挿通される挿通孔12が開設されている。
開口部1eの周囲に設けられている装飾のためのフロントカバー3の構成について説明する。フロントカバー3は、フロントキャビネット1の正面を覆うための適当な幅を有する矩形板枠状をなしている。フロントカバー3の外周縁近傍には、背面方向に向けて立ち上げて形成されており、弾性を有する複数の突条30、30、・・・が周設されている。突条30の一部は、背面方向に向けて突出した部分を備える舌片部31となっており、舌片部31の基端には、前記爪部11a又は11bに係合する孔部32が開設されている。
フロントカバー3のフロントキャビネット1への取り付けは実施の形態1又は2と同様であり、その詳細な説明は省略する。
前記爪部11aを一の溝部10の外側溝側面10aに設け、前記爪部11bを、一の溝部10に相隣する他の溝部10の内側溝側面10bに設けることにより、前記爪部11a及び11b並びに孔部32が偏った位置で係合することを防ぎ、前記フロントカバー3は前記フロントキャビネット1に取付けた後も安定に支持されるので、前記フロントカバー3が前記フロントキャビネット1にて、例えば運搬するときの振動により揺動することを防止できる。
実施の形態3に係る表示装置の構成の内、実施の形態1又は2と同じ構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実施の形態1に係る表示装置を示す正面図である。 実施の形態1に係る表示装置の、溝部の内部を透視して示したフロントキャビネット及びフロントカバーの模式的分解斜視図である。 実施の形態1に係る表示装置のフロントキャビネット及びフロントカバーの係合状態を説明する模式的断面図である。 実施の形態2に係る表示装置の、溝部の内部を透視して示したフロントキャビネット及びフロントカバーの模式的分解斜視図である。 実施の形態3に係る表示装置の、溝部の内部を透視して示したフロントキャビネット及びフロントカバーの模式的分解斜視図である。
符号の説明
1 フロントキャビネット
1e 開口部
2 表示部
3 フロントカバー
10 溝部
10a 外側溝側面
10b 内側溝側面
11a、11b 爪部
30 突条(突起部)
32 孔部

Claims (5)

  1. 正面を表示面とする表示部と、該表示部の周縁を包囲しており、正面に開口部を有するキャビネットと、前記開口部の周囲を覆うカバー部とを備える表示装置において、
    前記開口部の周囲又は前記カバー部の周囲の一方に溝部が設けられ、他方に突起部が設けられており、前記溝部は対向する側面のそれぞれに係合部を備え、前記突起部は前記係合部に係合する被係合部を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記溝部は、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記係合部は前記側面のそれぞれにて、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って交互に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 正面を表示面とする表示部と、該表示部の周縁を包囲しており、正面に開口部を有するキャビネットと、前記開口部の周囲を覆うカバー部とを備える表示装置において、
    前記開口部の周囲又は前記カバー部の周囲の一方に、前記開口部又はカバー部の周方向に沿って複数の溝部が設けられ、他方に突起部が設けられており、前記溝部は対向する側面を有し、一の溝部の一側面及び一の溝部に相隣する他の溝部の他側面に係合部が設けられており、前記突起部は前記係合部に係合する被係合部を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 前記係合部は爪部であり、前記被係合部は前記爪部に係合する孔部であること特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の表示装置。
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