JP2008080500A - 平版印刷版用の合紙及び平版印刷版原反の加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】平版印刷版原反に合紙を静電吸着により貼り合わせる工程や、その後の製品サイズに裁切断する工程において、皺が発生していたり、発生したりすることがない。
【解決手段】帯状の平版印刷版原反10の画像形成層面に、静電吸着により貼り合せる帯状の合紙14であって、合紙14は、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、帯状の合紙14の幅方向において、坪量分布が前記目標中心値±10%、厚み分布が前記目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足する。
【選択図】 図1
【解決手段】帯状の平版印刷版原反10の画像形成層面に、静電吸着により貼り合せる帯状の合紙14であって、合紙14は、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、帯状の合紙14の幅方向において、坪量分布が前記目標中心値±10%、厚み分布が前記目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、平版印刷版用の合紙及び平版印刷版原反の加工方法に係り、特に帯状の平版印刷版原反の画像形成層面(例えば感光層面あるいは感熱層面)に、帯状の合紙を静電吸着により貼り合わせ、その後に製品サイズに裁切断する平版印刷版原反の加工工程における合紙の皺発生防止技術に関する。
一般に、平版印刷版は、印刷過程でインクを受容する親油性の画像部と、湿し水を受容する親水性の非画像部とから構成される。平版印刷は、水と油性インクが互いに反発する性質を利用して、平版印刷版の親油性の画像部をインク受容部、親水性の非画像部を湿し水受容部(インク非受容部)として、平版印刷版の表面にインクの付着性の差異を生じさせ、画像部のみにインクを着肉させた後、紙等の被印刷体にインクを転写して印刷する方法である。
平版印刷版の原反は、アルミニウム板等の帯状の金属支持体上に画像形成層を塗設・乾燥等を行う工程を経て製造され、製造された帯状の平版印刷版原反は、一旦ロール状に巻き取られる。そして、次の加工工程において、原反ロールから加工ラインに送り出されて走行する帯状の平版印刷版原反の画像形成層面に、合紙ロールから加工ラインに送り出されて走行する帯状の合紙を静電吸着により貼り合わせる(貼り合わせ工程)。その後、製品サイズになるように裁切断する(裁切断工程)。尚、ここでは帯状の平版印刷版原反を、その幅方向に切ることを切断とし、長手方向(走行方向)に切ることを裁断ということにする。この加工工程については例えば特許文献1に記載されている。尚、画像形成層を設けた平版印刷版原反を一旦ロール状に巻き取らずに、連続して加工工程を実施してもよい。
しかし、従来の合紙は、合紙ロールの保管時での吸湿や、貼り合わせ工程での搬送テンション(走行する際のテンション)によって皺が発生したり、裁切断工程の裁切断時に皺が発生したりすることがある。図9は、平版印刷版原反の加工工程における貼り合わせ工程を示したものであり、帯状の合紙1と帯状の平版印刷版原反2とがローラ3の位置で静電吸着により貼り合わされる。この貼り合わせ工程において、貼り合わされる合紙1に皺4が存在していると、例えば合紙1をエキスパンダローラ5に通過させて皺伸ばしをしても、皺4は平版印刷版原反2に貼り合わされた後まで残存してしまう。
このように、貼り合わせ工程において合紙1に皺が発生していたり、発生したりすると、皺によって画像形成層面に傷がつき易くなるため、加工工程の運転を停止しなくてはならず、生産効率が大幅に低下する。同様に、従来の合紙は、裁切断工程の裁切断時においても皺が発生することがあり、問題となっている。
合紙の皺に関する直接の技術ではないが、関連のある技術としては、平版印刷版原反に合紙を静電吸着により密着し易くしたり、剥離し易くしたりする技術としては、例えば特許文献2や特許文献3がある。
特開2005−231299号公報
特開平10−244631号公報
特開2003−320764号公報
しかしながら、上記した特許文献2や特許文献3のように、平版印刷版原反に合紙を静電吸着させ易くしても、合紙の皺発生を防止することはできず、合紙の皺防止に関する対策が十分になされていないのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、平版印刷版原反に合紙を静電吸着により貼り合わせる工程や、その後の製品サイズに裁切断する工程において、皺が発生していたり、発生したりすることのない平版印刷版用の合紙を提供すると共に、その合紙を使用した平版印刷版原反の加工方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1は前記目的を達成するために、帯状の平版印刷版原反の画像形成層面に、静電吸着により貼り合せる帯状の合紙であって、前記合紙は、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、前記帯状の合紙の幅方向において、坪量分布が前記目標中心値±10%、厚み分布が前記目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足することを特徴とする平版印刷版用の合紙を提供する。
本請求項1では、合紙の坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれの項目(坪量、厚み、含水率)について目標中心値を設定する。例えば一例として、坪量の目標中心値を40g/m2、厚みの目標中心値を50μm、含水率の目標中心値を5質量%と設定する。尚、この目標中心値はそれぞれの項目の上記範囲の中心を意味するものではなく、範囲内において任意に設定できる。
そして、本発明の合紙は、坪量分布が目標中心値±10%、厚み分布が目標中心値±10%、含水率分布が目標中心値±20%の範囲内を満足する。
このように、平版印刷版原反に貼り合わせる合紙の坪量分布、厚み分布、及び含水率分布の変動を上記範囲内の通り小さくすることで、皺が発生しにくくなる。従って、合紙を平版印刷版原反に貼り合わせるときや裁切断するときに皺が発生していたり、発生したりすることを顕著に抑制できる。この結果、皺によって平版印刷版原反の画像形成層面を傷つけることがない。
請求項2は請求項1において、前記合紙は、該合紙の製造直後の含水率に対して前記貼り合わせ時の含水率の増加量が3質量%以内を満足することを特徴とする。
請求項2によれば、合紙の製造直後の含水率に対して貼り合わせ時の含水率の増加量が3質量%以内を満足するようにしたので、吸湿による皺の発生を防止できる。
尚、貼り合わせ時の含水率増加量が3質量%の最大の場合でも含水率4〜8質量%を超えないようにすることが重要であり、3質量%の場合には合紙の製造時の含水率を4〜5質量%に抑える必要がある。
請求項3は請求項1又は2において、前記合紙は、該合紙を縦方向と幅方向とにそれぞれ1kN/m2のテンションで引っ張ったときに、合紙の縦方向伸び率が0.5%以下、横方向伸び率が1.0%以下を満足することを特徴とする。
請求項3は、皺が発生しにくい合紙の伸び率を規定したものである。即ち、合紙を縦方向(搬送方向)に1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙の縦方向伸び率が0.5%以下を満足し、且つ合紙を横方向(幅方向)に1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙の横方向伸び率が1.0%以下を満足することで、合紙を平版印刷版原反に貼り合わせるときや、裁切断するときに、合紙に皺が発生していたり、発生したりすることを一層抑制できる。
本発明の請求項4は前記目的を達成するために、走行する帯状の平版印刷版原反の画像形成層面に、走行する帯状の合紙を静電吸着により貼り合わせる工程と、その後に製品サイズに裁切断する裁切断工程とを少なくとも実施する平版印刷版原反の加工方法において、前記帯状の合紙として、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、前記帯状の合紙の幅方向において、前記坪量分布が前記目標中心値±10%、厚み分布が前記目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足する合紙を使用することを特徴とする平版印刷版原反の加工方法を提供する。
請求項4の加工方法によれば、走行する帯状の平版印刷版原反の画像形成層面に、走行する帯状の合紙を静電吸着により貼り合わせる工程と、その後に製品サイズに裁切断する裁切断工程とを少なくとも実施する平版印刷版原反の加工方法において、本発明の皺が発生しにくい合紙を使用するようにした。これにより、貼り合わせ工程や裁切断工程で合紙に皺が発生していたり、発生したりするのを顕著に抑制できるので、皺によって平版印刷版原反の画像形成層面を傷つけることがない。
請求項5は請求項4において、前記加工方法は、前記合紙の製造直後の含水率に対して前記貼り合せ時の含水率の増加量が3質量%以内を満足するように保管する保管工程を含むことを特徴とする。
請求項5のように、合紙への吸湿による含水率の増加量を3質量%以内とする保管工程を設けることにより、吸湿による皺の発生を防止できるので、貼り合わせ工程や裁切断工程で合紙に皺が発生していたり、発生したりするのを一層抑制できる。保管工程としては、例えば合紙ロールを一定湿度の空調室で保管する等を含む。
請求項6は請求項4又は5において、前記帯状の合紙として、前記合紙を縦方向と幅方向とにそれぞれ1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙の縦方向伸び率が0.5%以下、横方向伸び率が1.0%以下を満足する合紙を使用することを特徴とする。
請求項6によれば、合紙として、合紙を縦方向と幅方向とにそれぞれ1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙の縦方向伸び率が0.5%以下、横方向伸び率が1.0%以下を満足する合紙を使用するようにしたので、貼り合わせ工程や裁切断工程で合紙に皺が発生していたり、発生したりするのを確実に抑制できる。
本発明の平版印刷版用の合紙は皺が発生しにくいので、平版印刷版原反に合紙を静電吸着により貼り合わせる工程や、その後の製品サイズに裁切断する工程において、合紙に皺が発生していたり、発生したりすることを防止できる。
従って、本発明の合紙を使用して平版印刷版原反の加工方法を行えば、平版印刷版原反の画像形成層面に傷をつけることがなくなるだけでなく、皺発生に起因して加工工程の運転を停止することもない。
以下添付図面に従って本発明に係る平版印刷版用の合紙及び平版印刷版原反の加工方法の好ましい実施の形態について説明する。
先ず、平版印刷版について概略を説明し、次に、図1に従って平版印刷版原反の加工方法を説明する。尚、帯状の支持体上に画像形成層が設けられた後、加工工程において合紙が貼り合わされてから製品サイズに裁切断されるまでを平版印刷版原反と言い、裁切断された製品サイズのものを平版印刷版と言うことにする。
平版印刷版は、長方形の板状に形成された薄いアルミニウム製の支持体上に、画像形成層(必要に応じて、オーバーコート層やマット層等を塗布)を塗布して形成されている。この画像形成層に、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、インクが塗布されることで、紙面に文字、画像等が印刷される。
本実施形態における平版印刷版は、印刷に必要な処理(露光や現像等)が施される前段階のものであり、このような構成とされていれば、平版印刷版の具体的構成は特に限定されないが、例えば、レーザー刷版用の平版印刷版原反とすることによって、デジタルデータから直接製版可能な平版印刷版とすることができる。
また、平版印刷版は、感光層又は感熱層中の成分を種々選択することによって、種々の製版方法に対応した平版印刷版とすることができる。本発明における平版印刷版の具体的態様の例としては、下記(1)〜(11)の態様が挙げられる。
(1)感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する態様。
(2)感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアルカリ溶解性となる化合物を含有する態様。
(3)感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層と、酸素遮断層との2層を含む態様。
(4)感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様。
(5)感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バインダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。
(6)感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノンジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様。
(7)感光層が、有機光導電体を含む態様。
(8)感光層が、レーザー光照射によって除去されるレーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層とからなる2〜3層を含む態様。
(9)感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様。
(10)感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラック樹脂とを含有する態様。
(11)感光層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
特に、レーザー光の照射により現像液に対する可溶性が変化する感光層(又は感熱層)を有する平版印刷版では、画像形成面(感光層又は感熱層)が損傷を受けやすいため、本発明を適用すると、後述するようにいわゆる膜剥れを確実に防止でき、好ましい。
尚、ここでいうレーザー光の波長は特に限定されず、例えば、(A)波長域350〜450nmのレーザー(具体例としては、波長405±5nmのレーザーダイオード)、(B)波長域480〜540nmのレーザー(具体例としては、波長488nmのアルゴンレーザー、波長532nmの(FD)YAGレーザー、波長532nmの固体レーザー、波長532nmの(グリーン)He−Neレーザー)、(C)波長域630〜680nmのレーザー(具体例としては、波長630〜670nmのHe−Neレーザー、波長630〜670nmの赤色半導体レーザー)、(D)波長域800〜830nmのレーザー(具体例としては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザー)、(E)波長1064〜1080nmのレーザー(具体例としては、波長1064nmのYAGレーザー)、等を挙げることができる。これらのうち、例えば、(B)及び(C)の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(3)又は(4)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。また、(D)及び(E)の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(1)又は(2)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。もちろん、レーザー光の波長域と感光層又は感熱層との関係はこれらに限定されない。
平版印刷版の形状等は特に限定されないが、例えば、厚み0.1〜0.5mm、長辺300〜2050mm、短辺200〜1500mmのものが好適である。
次に、図1により、上述した平版印刷版原反10について合紙を貼り合わせる工程及び製品サイズに裁切断する工程等を備えた加工ラインについて説明する。
加工ライン100の上流側(図1右上側)には、送出機102が設けられる。送出機102には、帯状の平版印刷版原反10がロール状に巻回されて装着されており、この平版印刷版原反10が送出機102から巻き戻されて加工ライン100に送り出されて走行する。送り出された平版印刷版原反10は、レベラ106でカール矯正された後、CPC装置(不図示)によって規定の位置(中央位置)を走行するように規制される。尚、CPC装置としては板状物の搬送ラインに一般に用いられる走行位置制御装置が適応できるが、例えば、帯状の平版印刷版原反10の幅方向のエッジ位置を検出するカメラを配設し、このカメラで検出したエッジ位置に基づいて、平版印刷版原反10を巻き掛けたローラを傾斜させ、平版印刷版原反10の幅方向のセンター位置が一定の位置を走行するように構成するとよい。特に、重ね合わせ近傍や、裁断工程近傍で位置合わせすることが望ましく、特公平1−33319に示される装置などを用いると良い。こうして中心位置を走行するように規制された平版印刷版原反10は、重ね合わせ装置108の位置で、帯状の合紙14が重ね合わされて静電吸着される。
一方、帯状の合紙14は、ロール状に巻かれた状態で送出機112に装着され、この送出機112から巻き戻されて加工ライン100に送り出されて走行する。そして、走行のための張力(搬送テンション)がダンサローラ(不図示)等で付与された後、EPC装置(不図示)によって幅方向の搬送位置がラインの中央になるように制御される。その後、スリッタ装置114によって合紙14が所定の幅寸法にトリミングされる。その際、合紙14の幅寸法L2が平版印刷版原反10の幅寸法L1よりも所定寸法短くなるようにスリットを行っている。ここで所定寸法(L1−L2)とは、0.3〜6mmが好ましく、1.5〜2mmがより好ましい。また、スリットを行う際、スリッタ装置114の左右スリット位置は、精度良くラインセンタ振り分けになるようにして位置決めされている。したがって、スリッタ装置114でスリットされた合紙14はライン中央を走行し、ライン中央を走行する平版印刷版原反10と重ね合わされ、静電吸着される(貼り合わせ工程)。以下、平版印刷版原反10と合紙14が重ね合わされたものをウエブ116という。
ウエブ116は、ノッチャー118に移送され、ノッチャー118によってウエブ116の耳部が打ち抜かれる。この打ち抜き位置に応じて、後述するスリッタ装置120のトリミング上刃122とトリミング下刃124が平版印刷版原反10の幅方向に移動される。
ノッチャー118によって耳部が打ち抜かれたウエブ116は、スリッタ装置120に移送され、スリッタ装置120のトリミング上刃122とトリミング下刃124とによって所定幅にトリミングされる。その際、トリミング上刃122及びトリミング下刃124が、打ち抜き位置に応じてウエブ116の幅方向へ移動するので、ウエブ116を連続裁断しながら、トリミング幅(幅サイズ)を変更することができる(裁切断工程のうちの裁断)。また、合紙14と平版印刷版原反10は、お互いに幅方向のセンターで位置決めされた状態で重ね合わされているので、重ね合わせたウエブ116は、平版印刷版原反10の耳部が合紙14からはみ出している。したがって、はみ出した平版印刷版原反10の耳部のみをスリッタ装置120で裁断することができる。その結果、裁断後のウエブ116は、合紙14の幅方向のエッジ位置が、平版印刷版原反10の幅方向のエッジ位置よりも若干内側に配置される。これにより、合紙14が平版印刷版原反10からはみ出すことを防止しつつ、平版印刷版原反10を合紙14で広く覆うことができる。よって、平版印刷版原反10と合紙14とを同時に裁断した時のような、合紙14のはみ出しを防止することができる。尚、裁断後の合紙14の幅方向のエッジ位置と平版印刷版原反10の幅方向のエッジ位置の間隔は、0.5〜5mmであることが好ましい。
所定幅に裁断された平版印刷版原反10は、図1の測長装置126で送り長が検出された後、指示されたタイミングで走間カッタ128により切断される(裁切断工程のちの切断)。これにより、設定された製品サイズの平版印刷版10’が製造される。製品サイズとなった平版印刷版10’は、合格品と不良品に振り分けられた後、合格品がコンベア132によって集積装置134に移送される。
集積装置134では、合紙14が貼り合わされた複数の平版印刷版10’が所定枚数積層される。これにより、平版印刷版10’と合紙14とが交互に積層され、図1に示した平版印刷版10’の積層束12が構成される。なお、集積装置134を二つ設け、交互に積層するようにしてもよい。これにより、積層束12を搬出する間も連続的にウエブ116の切断を行うことができる。
かかる平版印刷版原反10の加工ライン100において使用される帯状の合紙14は、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、帯状の合紙14の幅方向において、坪量分布が目標中心値±10%、厚み分布が目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足することが必要である。尚、この目標中心値はそれぞれの項目の上記範囲の中心を意味するものではなく、範囲内において任意に設定できる。
このような条件を満足する合紙14を使用することにより、貼り合わせ工程及び裁切断工程において合紙14に皺が発生していたり、発生したりするのを防止できる。従って、合紙14の皺に起因して平版印刷版原反10あるいは平版印刷版10’の画像形成層面に傷をつけることを防止できる。
本発明の合紙14は、少なくとも上記の条件を満足すればよく、例えば、木材パルプを100%使用した紙や、木材パルプを100%使用せず合成パルプを使用した紙、及びこれらの紙の表面に低密度ポリエチレン層を設けた紙等を使用できる。特に、合成パルプを使用しない紙では、材料コストが低くなるので、低コストで合紙14を製造することができる。また、合紙14のその他の特性としては、密度0.7〜0.85g/cm3 、PH4〜6であることあることが好ましい。
尚、上記した合紙14の坪量、厚み、含水率は、現状で使用されている合紙14の一般的な使用範囲であり、この一般的な使用範囲において、合紙14の幅方向における、坪量分布が目標中心値±10%、厚み分布が目標中心値±10%、含水率分布が目標中心値±20%を満足することにより、皺の発生を防止できる。従って、上記使用範囲以外の合紙14を使用する場合には、これらの分布範囲を別途規定することが必要である。坪量の測定はJIS P 8124に準拠し、厚み測定はJIS P 8118に準拠し、含水率測定はJIS P 8127に準拠して行った。
次に、図2〜図4に従って、上記規定した坪量分布、厚み分布、含水率分布について説明する。
図2は、図9で説明した貼り合わせ工程において、合紙14の幅方向における坪量分布がどの程度大きいと皺が発生するかを調べたものであり、図2は皺が発生した合紙14における坪量分布のプロファイルである。図2の横軸は合紙幅方向における坪量の測定ポイント(1〜20までで5cm間隔)を示し、縦軸はそれぞれの測定ポイントにおける坪量を示す。尚、測定ポイント1は、合紙幅方向の一方端を示し、測定ポイント20は合紙幅方向の他方端を示す。
その結果、皺発生原因となった合紙幅方向の一方端部分(図2の○で囲んだ部分)における合紙14の坪量が、目標中心値33g/m2に比べて顕著に小さく、測定ポイント1における坪量29.3g/m2は目標中心値33g/m2に対して−11.3%であり、−10%以上落ち込んでいる。ちなみに、坪量分布が目標中心値に対して±10%以内までは、皺の発生は認められなかった。
図3は、貼り合わせ工程において、合紙幅方向における厚み分布がどの程度大きいと皺が発現するかを調べたものであり、図3は皺が発生した合紙14における厚み分布のプロファイルである。図3の横軸は合紙幅方向における厚みの測定ポイント(1〜20までで5cm間隔)を示し、縦軸はそれぞれの測定ポイントにおける厚みを示す。尚、測定ポイント1は、合紙幅方向の一方端を示し、測定ポイント20は合紙幅方向の他方端を示す。
その結果、皺発生原因となった合紙幅方向の一方端部分(図3の○で囲んだ部分)における合紙の厚みが、目標中心値48μmに比べて顕著に小さく、測定ポイント1における厚み42.8μmは目標中心値48μmに対して−10.8%であり、−10%以上落ち込んでいる。ちなみに、厚み分布が目標中心値に対して±10%以内までは、皺の発生は特に見られなかった。
このように、合紙14において皺発生原因となった部分の坪量や厚みが目標中心値に比べて顕著に落ち込んでおり、坪量分布や厚み分布が皺発生の原因になっていることが分かる。
図4は、巻芯16にロール状に巻回された合紙ロール18において、合紙幅方向における含水率分布が大きいときに発生する皺の状態を観察したものである。その結果、図4(A)に示すように、合紙ロール18の幅方向の複数位置において、合紙ロール18の周方向にリング状の皺20が複数本発生した。特に、図4(B)に示すように、合紙幅方向の両端部の厚みが厚い合紙14のように、ロールの巻き締め力が合紙ロール18の両端部で大きく、中央部で小さいほどリング状の皺が発生し易かった。この理由は、含水率の多い合紙部分が膨潤して寸法が伸びるが、合紙ロール18の幅方向両端部における巻き締め力が大きく、合紙幅方向への逃げ場がないため、盛り上がってリング状の皺20になるものと考察される。そして、合紙幅方向の含水率分布が目標中心値に対してどの程度になったら、リング状の皺20が明確に発現するかを試験したところ、含水率分布が目標中心値±20%を超えると明らかに皺20が発生した。
また、皺になりにくい合紙14の条件としては、上記、坪量、厚み、含水率の分布条件に加えて、該合紙14の製造直後の含水率に対して貼り合わせ時の含水率の増加量が3質量%以内であることが好ましい。これは、合紙製造時には、含水率分布が目標中心値±20%の範囲内を満足していても、貼り合わせ時までの合紙ロール18の保管において、水分を吸湿した場合には、図4で説明したと同様に、合紙幅方向における吸湿部分の寸法が伸びるために、盛り上がったリング状の皺20が発現するからである。
更には、皺になりにくい合紙14の条件としては、上記条件に加えて、縦方向(搬送方向)と幅方向とにそれぞれ1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙14の縦方向伸び率が0.5%以下、横方向伸び率が1.0%以下を満足することが好ましい。これは、平版印刷版原反の加工ライン100では、上記説明したように合紙14は搬送されてハンドリングテンション(搬送テンション)が加わって状態で、平版印刷版原反10に貼り合わされる。従って、搬送テンションが加わった状態において合紙14の伸び率が大きすぎると、皺発生の原因になるためであり、皺発生防止のためには、ある程度剛性の大きな合紙14であることが好ましいからである。
図5は、伸び率の異なる複数種類の合紙14(A,B,C,D)について、合紙14を縦方向(搬送方向)に1kN/mのテンションで引っ張ったときに、縦方向の伸び率が幾つ以上の合紙14に皺が発生したかを調べたものである。
その結果、図5から分かるように、1kN/mのテンションで引っ張ったときの伸び率が0.5%以下の合紙A,B,Cには皺が発現せず、伸び率が0.5%を超える合紙Dには皺が発現した。このことから、1kN/mのテンションで引っ張ったときの伸び率が0.5%の基準線を境にして、皺発生の有り無しが生じることが分かる。
図6は、伸び率の異なる複数種類の合紙14(A,B,C,D)について、合紙14を横方向(合紙幅方向)に1kN/mのテンションで引っ張ったときに、横方向の伸び率が幾つ以上の合紙14に皺が発現したかを調べたものである。
その結果、図6から分かるように、1kN/mのテンションで引っ張ったときの伸び率が1.0%以下の合紙A,B,Cには皺が発生せず、伸び率が1.0%を超える合紙Dには皺が発生した。このことから、1kN/mのテンションで引っ張ったときの伸び率が1.0%の基準線を境にして、皺発生の有り無しが生じることが分かる。
尚、テンションを1kN/mとしたのは、小さすぎると伸び率に差がでず、皺発生が明確でなくなると共に、1kN/m以上にしても皺発生の有る無しの結果が変わらないからである。合紙14の伸び率の測定は、JIS P 8113に準拠して実施した。
以下、本発明の実施例を説明する。
(実施例A)
実施例Aでは、本発明の合紙の条件、即ち坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、帯状の合紙の幅方向において、坪量分布が目標中心値±10%、厚み分布が目標中心値±10%、含水率分布が目標中心値±20%の範囲内を満足する実施例1〜3について、皺の発生を調べた。そして、本発明の合紙の上記条件を一つでも満足しない場合の比較例1〜4における皺の発生と対比した。
実施例Aでは、本発明の合紙の条件、即ち坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、帯状の合紙の幅方向において、坪量分布が目標中心値±10%、厚み分布が目標中心値±10%、含水率分布が目標中心値±20%の範囲内を満足する実施例1〜3について、皺の発生を調べた。そして、本発明の合紙の上記条件を一つでも満足しない場合の比較例1〜4における皺の発生と対比した。
皺の発生は、加工機上の合紙を目視観察、又は加工後の合紙を目視観察することにより確認し、以下のように評価した。
皺の発生が全く無いもの…◎
微小の皺はあるが、実用上問題のないレベルの皺のもの…○
実用上問題となる皺が発生しているもの…×
図7に、実施例1〜3の合紙のプロファイル、及び比較例1〜4の合紙のプロファイルと、皺の発生有り無しの結果を示した。
微小の皺はあるが、実用上問題のないレベルの皺のもの…○
実用上問題となる皺が発生しているもの…×
図7に、実施例1〜3の合紙のプロファイル、及び比較例1〜4の合紙のプロファイルと、皺の発生有り無しの結果を示した。
図7に示した実施例1の合紙は、坪量の目標中心値が30.5g/m2、坪量分布が目標中心値に対して−9.8〜+2.1%、厚みの目標中心値が44μm、厚み分布が目標中心値に対して−9.5〜+4.2%、含水率の目標中心値が4.5質量%、含水率分布が目標中心値に対して−8〜+16%である。
実施例2の合紙は、坪量の目標中心値が50.0g/m2、坪量分布が目標中心値に対して−4.2〜+9.6%、厚みの目標中心値が74μm、厚み分布が目標中心値に対して−5.2〜+8.2%、含水率の目標中心値が6.8質量%、含水率分布が目標中心値に対して−7〜+18.5%である。
実施例3の合紙は、坪量の目標中心値が40.0g/m2、坪量分布が目標中心値に対して−5.1〜+4.8%、厚みの目標中心値が51μm、厚み分布が目標中心値に対して−3.2〜+4.5%、含水率の目標中心値が5.2質量%、含水率分布が目標中心値に対して−18〜+12%である。
比較例1の合紙は、坪量の目標中心値が33.0g/m2、坪量分布が目標中心値に対して−11.3〜+2.1%、厚みの目標中心値が48μm、厚み分布が目標中心値に対して−10.8〜+4.8%、含水率の目標中心値が5.8質量%、含水率分布が目標中心値に対して−6〜+13%であり、坪量分布の下限値(−11.3%)と、厚み分布の下限値(−10.8%)とが本発明の合紙条件から外れている。
比較例2の合紙は、坪量の目標中心値が50.0g/m2、坪量分布が目標中心値に対して−4.4〜+5.1%、厚みの目標中心値が74μm、厚み分布が目標中心値に対して−3.5〜+2.3%、含水率の目標中心値が7.0質量%、含水率分布が目標中心値に対して−1.5〜+24.5%であり、含水率分布の上限値(+24.5%)が本発明の合紙条件から外れている。
比較例3の合紙は、坪量の目標中心値が31.0g/m2、坪量分布が目標中心値に対して−6.2〜+12.0%、厚みの目標中心値が46μm、厚み分布が目標中心値に対して−6.5〜+9.1%、含水率の目標中心値が6.2質量%、含水率分布が目標中心値に対して−5.5〜+15.6%であり、坪量分布の上限値(+12.0%)が本発明の合紙条件から外れている。
比較例4の合紙は、坪量の目標中心値が42.0g/m2、坪量分布が目量中心値に対して−3.3〜+8.6%、厚みの目標中心値が68μm、厚み分布が目標中心値に対して−5.6〜+13.0%、含水率の目標中心値が6.8質量%、含水率分布が目標中心値に対して−4.8〜+11.5%であり、厚み分布の上限値(+13.0%)が本発明の合紙条件から外れている。
その結果、図7から分かるように、本発明の合紙条件を満足する実施例1〜3の合紙は、皺が発生しなかった。これに対して、本発明の合紙条件のうち少なくとも1つが満足しない比較例1〜4の合紙は、皺が発生した。
(実施例B)
実施例Bは、上記の実施例Aにおける実施例1の条件に、更に好ましい条件を満足する場合と満足しない場合とで、皺の発生を調べた。即ち、合紙14の製造直後の含水率に対して貼り合わせ時の含水率の増加量(「製造/使用時の差」という)が3質量%以内を満足する場合と満足しない場合とで比較した。
実施例Bは、上記の実施例Aにおける実施例1の条件に、更に好ましい条件を満足する場合と満足しない場合とで、皺の発生を調べた。即ち、合紙14の製造直後の含水率に対して貼り合わせ時の含水率の増加量(「製造/使用時の差」という)が3質量%以内を満足する場合と満足しない場合とで比較した。
図8の試験1は、実施例Aおける実施例1で、製造/使用時の含水率差が1.4質量%である。
試験2は、製造/使用時の含水率差が2.8質量%である。
試験3は、製造/使用時の含水率差が3.4質量%である。
試験4は、製造/使用時の含水率差が4.5質量%である。
その結果、製造/使用時の含水率差が3質量%以内である試験1及び2は、皺が全く発生せず、実施例Aよりも良い◎の評価となった。また、製造/使用時の含水率差が3質量%を僅かに超える試験3は○の評価であるのに対して、1.5質量%超える試験4は×の評価となった。このことから、合紙製造後は合紙使用時まで湿度調整が可能な保管室に保管することが重要であることが分かる。
10…平版印刷版原反、10’…平版印刷版、12…積層束、14…合紙、100…加工ライン、102…送出機、106…レベラ、108…重ね合わせ装置、112…送出機、114…合紙のスリッタ装置、116…ウエブ、118…ノッチャー、120…ウエブのスリッタ装置、122…トリミング上刃、124…トリミング下刃、126…測長装置、128…走間カッタ、132…コンベア、134…集積装置
Claims (6)
- 帯状の平版印刷版原反の画像形成層面に、静電吸着により貼り合せる帯状の合紙であって、
前記合紙は、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、前記帯状の合紙の幅方向において、坪量分布が前記目標中心値±10%、厚み分布が前記目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足することを特徴とする平版印刷版用の合紙。 - 前記合紙は、該合紙の製造直後の含水率に対して前記貼り合わせ時の含水率の増加量が3質量%以内を満足することを特徴とする請求項1の平版印刷版用の合紙。
- 前記合紙は、該合紙を縦方向と幅方向とにそれぞれ1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙の縦方向伸び率が0.5%以下、横方向伸び率が1.0%以下を満足することを特徴とする請求項1又は2の平版印刷版用の合紙。
- 走行する帯状の平版印刷版原反の画像形成層面に、走行する帯状の合紙を静電吸着により貼り合わせる工程と、その後に製品サイズに裁切断する裁切断工程とを少なくとも実施する平版印刷版原反の加工方法において、
前記帯状の合紙として、坪量が30〜60g/m2、厚みが35〜80μm、含水率が4〜8質量%の範囲内でそれぞれ目標中心値を設定したときに、前記帯状の合紙の幅方向において、前記坪量分布が前記目標中心値±10%、厚み分布が前記目標中心値±10%、含水率分布が前記目標中心値±20%の範囲内を満足する合紙を使用することを特徴とする平版印刷版原反の加工方法。 - 前記加工方法は、前記合紙の製造直後の含水率に対して前記貼り合せ時の含水率の増加量が3質量%以内を満足するように保管する保管工程を含むことを特徴とする請求項4の平版印刷版原反の加工方法。
- 前記帯状の合紙として、前記合紙を縦方向と幅方向とにそれぞれ1kN/mのテンションで引っ張ったときに、合紙の縦方向伸び率が0.5%以下、横方向伸び率が1.0%以下を満足する合紙を使用することを特徴とする請求項4又は5の平版印刷版原反の加工方法。
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