JP2008078834A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写結果から電子化された情報の検索を容易にし、資源や時間の無駄を無くすことができる複写機を提供する。
【解決手段】画像情報記憶部に記憶したデジタル画像情報をプリンタ部により印刷用紙にプリントするか、光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するか、又はプリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録するかを選択する選択制御手段と、選択制御手段によってプリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を生成する識別情報を生成手段とを備え、プリンタ部により印刷用紙にプリントされる原稿を複写した画像情報に、光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を付加してプリントするように選択制御する。
【選択図】図3
【解決手段】画像情報記憶部に記憶したデジタル画像情報をプリンタ部により印刷用紙にプリントするか、光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するか、又はプリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録するかを選択する選択制御手段と、選択制御手段によってプリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を生成する識別情報を生成手段とを備え、プリンタ部により印刷用紙にプリントされる原稿を複写した画像情報に、光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を付加してプリントするように選択制御する。
【選択図】図3
Description
この発明は、スキャナ部、画像記憶部、プリンタ部及び光ディスクドライブ装置をもち、印刷用紙へのプリントと光ディスクへの記録という出力先への選択機能を有する画像形成装置に関し、特に、複写結果から電子化された情報の検索を容易にし、資源や時間の無駄を無くすことができる画像形成装置に関するものである。
近年、原稿の光学的画像情報を読み取り、デジタル画像情報に変換するスキャナ部と、スキャナ部により変換された前記デジタル画像情報を記憶する画像情報記憶部と、画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を印刷用紙にプリントするプリンタ部と、画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を光ディスクに記録するための光ディスクドライブ装置とを有し、画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を、プリンタ部により印刷用紙にプリントするか、光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するか、又はプリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するかを選択する選択部を備えた画像形成装置が知られている。
なお、先行技術としては、特許文献1として、複写機において、被複写物の光学的映像をデジタル画像情報に変換する受光部と、この受光部により変換されたデジタル画像情報を記憶する画像記憶部と、前記デジタル画像情報を印刷用紙にプリントするプリンタ部と、交換自在な光ディスクカートリッジに収納された光ディスクに前記デジタル画像情報を記録する光ディスク装置と、前記デジタル画像情報を、前記プリンタ部により印刷用紙にプリントするか、前記光ディスク装置により光ディスクに記録するか、又は前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスク装置により光ディスクに記録するかを選択する選択部と、前記画像記憶部に記憶された前記デジタル画像情報を表示する表示部とを備えた技術が開示されている。
特開平2−20960号公報
これら従来の複写機では、原稿の画像をスキャニング後にデジタル情報に変換し、その画像を印刷用紙にプリントする通常の複写動作に加えて、デジタル情報を光ディスクに記録し電子化した画像情報として保存することが可能である。それらの中には、通常の原稿の複写とほぼ同じ操作で印刷用紙へのプリントと光ディスクへの記録が同時にできるものもあり便利である。
しかしながら、上記従来の複写機においては、プリントした印刷用紙を見ただけでは、電子化した画像情報がどこにあるか、どれなのかが分からないので、せっかく印刷用紙へのプリントと同時にその画像情報を電子化して保存しておいても、プリントした印刷用紙から電子化した画像情報をたどることができず、電子化した画像情報を探すのに苦労することが多い欠点があった。
しかしながら、上記従来の複写機においては、プリントした印刷用紙を見ただけでは、電子化した画像情報がどこにあるか、どれなのかが分からないので、せっかく印刷用紙へのプリントと同時にその画像情報を電子化して保存しておいても、プリントした印刷用紙から電子化した画像情報をたどることができず、電子化した画像情報を探すのに苦労することが多い欠点があった。
また、電子化した画像情報が簡単に探し出せない場合は手元にあるプリントした印刷用紙をあらためてスキャニングすれば電子化することができるが、資源や時間の無駄となってしまう。
また、これとは別に、デジタル複写機は原稿を複写した画像情報を電子化して一旦記憶部に記憶しているので、原稿の複写操作終了後にも複写機内に電子化した画像情報が残存しているのではないかといったセキュリティ面での不安があり、残存していないかどうかプリントした印刷用紙を見ただけでは確認することはできない問題もあった。
また、これとは別に、デジタル複写機は原稿を複写した画像情報を電子化して一旦記憶部に記憶しているので、原稿の複写操作終了後にも複写機内に電子化した画像情報が残存しているのではないかといったセキュリティ面での不安があり、残存していないかどうかプリントした印刷用紙を見ただけでは確認することはできない問題もあった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複写結果から電子化された情報の検索を容易にし、資源や時間の無駄を無くすことができる画像形成装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、原稿の光学的画像情報を読み取り、デジタル画像情報に変換するスキャナ部と、前記スキャナ部により変換された前記デジタル画像情報を記憶する画像情報記憶部と、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を印刷用紙にプリントするプリンタ部と、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を光ディスクに記録するための光ディスクドライブ装置と、を備えた画像形成装置であって、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を前記プリンタ部により印刷用紙にプリントするか、前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するか、又は前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するかを選択する選択制御手段と、前記選択制御手段によって前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、前記原稿を複写した前記画像情報が前記光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を生成する識別情報を生成手段と、を備え、前記選択制御手段が、前記デジタル画像情報を前記プリンタ部により前記印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、前記プリンタ部により前記印刷用紙にプリントされる前記原稿を複写した画像情報に、前記原稿を複写した画像情報が前記光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を付加してプリントするように選択制御することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記選択制御手段が、前記デジタル画像情報を前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、さらに、前記原稿を複写した画像情報を記録保存した前記光ディスクのラベル面に、プリントした印刷用紙に付加された前記識別情報と関連付けられた識別情報を付加するように選択制御することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記識別情報が、前記印刷用紙における原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面にプリントされることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、画像形成装置が、さらに使用の際に個人認証を行って操作者個人を特定する検知手段を備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記識別情報が、前記印刷用紙における原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面にプリントされることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、画像形成装置が、さらに使用の際に個人認証を行って操作者個人を特定する検知手段を備えることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、原稿の光学的画像情報を読み取り、デジタル画像情報に変換するスキャナ部と、前記スキャナ部により変換された前記デジタル画像情報を記憶する画像情報記憶部と、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を印刷用紙にプリントするプリンタ部と、を備えた画像形成装置であって、前記原稿を複写した画像情報を前記プリンタ部により印刷用紙にプリントした後に前記画像情報を前記画像情報記憶部から消去すると共に、前記プリンタ部により前記印刷用紙にプリントされる画像に前記原稿を複写した画像情報に加えて、前記原稿を複写した画像情報を前記画像情報記憶部から消去したことを示す識別情報を付加してプリントするように制御する蓄積選択制御手段を備えることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記画像情報記憶部が、前記印刷用紙へのプリントのために一時的に画像情報を記憶するための一次記憶領域と、前記画像情報の蓄積保存を行うアーカイブ領域とからなり、前記蓄積選択制御手段が、前記一次記憶領域にある前記画像情報を、印刷用紙へのプリントの後に、前記アーカイブ領域に蓄積保存する/しないを選択する選択制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報が複写された印刷用紙に付加されていると共に、原稿を複写した画像情報を記録保存した光ディスクのラベル面には、プリントした印刷用紙に付加された識別情報が付加され、またそれぞれの識別情報が両者を関連付けられているので、付加された識別情報を見ればその画像情報がどの光ディスクにアーカイブ保存されているということが一目でわかり、中身の見えない光ディスクのラベルを見ただけで判別可能となり、電子化された情報の検索が容易である。
また、印刷用紙に識別情報が付加されていればアーカイブ保存されているということが確認できるので、役目を終えた紙文書の処理において、今後もしかしたら再び参照する可能性がある書類でも、印刷用紙の状態でファイル保存をする必要が無く、またそのときにアーカイブ保存をする必要も無く(廃棄の都度アーカイブ保存を行うのは手間)、その紙文書をそのまま破棄することができる。
また、本発明によれば、原稿を複写した画像情報が画像情報記憶部から消去されていることを示す識別情報が印刷用紙(複写された紙)に付加されているので、画像形成装置による原稿複写工程で情報漏洩なく、セキュリティが保たれていることの確認が容易に可能であり、さらにはセキュリティが保たれているという安心感を容易に得ることができる。
また、本発明によれば、原稿を複写した画像情報を画像記憶部のアーカイブ領域に蓄積保存する/しないことを選択できるので、原稿の複写時においてデータの残存漏洩が無くセキュリティが確保された画像形成装置と、一度複写した原稿を蓄積するファイルサーバー機能を持つ画像形成装置の両立がスイッチひとつの切り替えで容易に可能となる。
また、本発明によれば、原稿を複写した画像情報を画像記憶部のアーカイブ領域に蓄積保存する/しないことを選択できるので、原稿の複写時においてデータの残存漏洩が無くセキュリティが確保された画像形成装置と、一度複写した原稿を蓄積するファイルサーバー機能を持つ画像形成装置の両立がスイッチひとつの切り替えで容易に可能となる。
また、本発明によれば、識別情報を、原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントするができるので、片面原稿の場合は原稿画像と識別情報が重なることがなく原稿の画像を識別情報で妨げることがない。またこの複写した印刷用紙を再度複写する場合には、識別情報が複写先画像に写りこまないので他者に配布するときなどに余計な情報が写りこまなくて便利である。また、識別情報のプリント位置もレイアウトの自由度が高くなる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置であるデジタル複写機の一実施形態の外観を示す概略図である。図2は、図1に示した複写機の内部機能ブロック図である。
図1及び図2に示すように、このデジタル複写機は、本体の上面に原稿(被複写物)を載せる原稿トレイ1を持つ原稿送り装置3が設けられている。その原稿送り装置3の下には原稿の画像を読み取るためのラインセンサとA/D変換器等からなるスキャナ部5が設けられている。
本体の内部には画像を記憶する画像記憶部7と、画像を印刷用紙にプリントするプリンタ部9が収められている。また本体正面には、画像記憶部7に記憶した画像情報を光ディスク11に記録するための光ディスクドライブ装置13が設けられている。
図1は、本発明の画像形成装置であるデジタル複写機の一実施形態の外観を示す概略図である。図2は、図1に示した複写機の内部機能ブロック図である。
図1及び図2に示すように、このデジタル複写機は、本体の上面に原稿(被複写物)を載せる原稿トレイ1を持つ原稿送り装置3が設けられている。その原稿送り装置3の下には原稿の画像を読み取るためのラインセンサとA/D変換器等からなるスキャナ部5が設けられている。
本体の内部には画像を記憶する画像記憶部7と、画像を印刷用紙にプリントするプリンタ部9が収められている。また本体正面には、画像記憶部7に記憶した画像情報を光ディスク11に記録するための光ディスクドライブ装置13が設けられている。
本体上面の原稿トレイの手前側には操作パネル15が設けられ、ここで通常の複写機の操作及び光ディスクドライブ装置の操作を行う。また、画像情報をプリンタ部9により印刷用紙にプリントするか、画像記憶部7に記憶するか、又はプリンタ部9により印刷用紙にプリントすると共に光ディスク11に記録するかを選択するための選択制御部17の選択スイッチ19も設けられている。
ここで、選択スイッチ19の選択を、「画像情報を印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録する」とした場合には、選択制御部17の制御に基づいて印刷用紙面や光ディスクのラベル面にプリントする識別情報(アーカイブ情報)の画像が、識別情報の画像生成部21において生成され画像記憶部7に記憶される。
この識別情報とは、印刷用紙にプリントされて、原稿を複写した画像情報が光ディスク11にも記録保存されていることを示すものであり、光ディスク11のラベル面にプリントされた識別情報は原稿を複写した画像情報が印刷用紙にもプリントされていることを示すものである。また、それぞれの識別情報は両者を関連付けるものである。
ここで、選択スイッチ19の選択を、「画像情報を印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録する」とした場合には、選択制御部17の制御に基づいて印刷用紙面や光ディスクのラベル面にプリントする識別情報(アーカイブ情報)の画像が、識別情報の画像生成部21において生成され画像記憶部7に記憶される。
この識別情報とは、印刷用紙にプリントされて、原稿を複写した画像情報が光ディスク11にも記録保存されていることを示すものであり、光ディスク11のラベル面にプリントされた識別情報は原稿を複写した画像情報が印刷用紙にもプリントされていることを示すものである。また、それぞれの識別情報は両者を関連付けるものである。
なお、この実施形態では、画像情報を印刷用紙にプリントするか、画像記憶部7に記憶するか、又はプリンタ部9により印刷用紙にプリントすると共に光ディスク11に記録するかを選択するための制御部として選択制御部17を別個に設ける構成としたが、この複写機全体を制御する制御部22に含めるように構成しても良い。
また、本体下側にはコピー用紙を収納した給紙トレイ23が設けられ、また本体中央付近には空間が設けられ、複写された印刷用紙を受ける排紙部25となっている。
また、本体下側にはコピー用紙を収納した給紙トレイ23が設けられ、また本体中央付近には空間が設けられ、複写された印刷用紙を受ける排紙部25となっている。
次に、図1、図2及び図3を参照して、上記複写機の動作について説明する。図3は、第1実施形態の複写機の要部の動作フローチャートである。
図3のステップ101において、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットし、操作パネル15上に設けられた選択スイッチ19を、「画像情報を印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録する」ように選択する。そして、操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7に記憶される(ステップ103)。
図3のステップ101において、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットし、操作パネル15上に設けられた選択スイッチ19を、「画像情報を印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録する」ように選択する。そして、操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7に記憶される(ステップ103)。
ここで、選択スイッチ19を上述したように選択しているので、選択制御部17の制御に基づいて紙面や光ディスク11のラベル面にプリントする識別情報(アーカイブ情報)の画像が、識別情報の画像生成部21において生成され画像記憶部7に記憶される(ステップ105)。
プリンタ部9は画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報に加えて原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報もあわせてプリントし、プリントされた印刷用紙は本体中央付近の空間にあるコピー受けに排出される(ステップ107)。
また、光ディスクドライブ装置13は、画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報を記録することに加えて原稿を複写した画像情報が印刷用紙にもプリントされていることを示す識別情報を光ディスク11のラベル面にプリントする(ステップ109)。
プリンタ部9は画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報に加えて原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報もあわせてプリントし、プリントされた印刷用紙は本体中央付近の空間にあるコピー受けに排出される(ステップ107)。
また、光ディスクドライブ装置13は、画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報を記録することに加えて原稿を複写した画像情報が印刷用紙にもプリントされていることを示す識別情報を光ディスク11のラベル面にプリントする(ステップ109)。
なお、これらの識別情報の内容は、コピースタート前に操作パネルを操作することにより、「アーカイブ済」、「電子化済」、「保存済」等々の文字情報、任意の記号や絵など、アーカイブ日時、画像記憶部に記憶したファイルのファイル名、などから複数の項目を適宜選択が可能であり、またそれらの情報を取り込んだバーコードにして表示することもできる。
また、識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。
また、識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。
このように本実施例によれば、原稿を複写した画像情報が光ディスク11に記録保存されていることを示す識別情報が複写された印刷用紙に付加されていると共に、原稿を複写した画像情報を記録保存した光ディスク11のラベル面には、プリントした印刷用紙に付加された識別情報が付加され、またそれぞれの識別情報が両者を関連付けられているので、付加された識別情報を見ればその画像情報がどの光ディスク11にアーカイブ保存されているということが一目でわかり、中身の見えない光ディスク11のラベルを見ただけで判別可能となり、電子化された情報の検索が容易である。
また、印刷用紙に識別情報が付加されていればアーカイブ保存されているということが確認できるので、役目を終えた紙文書の処理において、今後もしかしたら再び参照する可能性がある書類でも、紙の状態でファイル保存をする必要が無く、またそのときにアーカイブ保存をする必要も無く(廃棄の都度アーカイブ保存を行うのは手間)、その紙文書をそのまま破棄することができる。
また、印刷用紙に識別情報が付加されていればアーカイブ保存されているということが確認できるので、役目を終えた紙文書の処理において、今後もしかしたら再び参照する可能性がある書類でも、紙の状態でファイル保存をする必要が無く、またそのときにアーカイブ保存をする必要も無く(廃棄の都度アーカイブ保存を行うのは手間)、その紙文書をそのまま破棄することができる。
次に、本発明によるデジタル複写機の第2実施形態について説明する。図4は、本発明によるデジタル複写機の第2実施形態の外観図である。図5は、図4に示した複写機の内部機能ブロック図である。
この第2実施形態は、複写機使用の際に、個人認証を行って操作者個人を特定する点が図1〜3に示した第1実施形態と異なっている。
この第2実施形態によるデジタル複写機は、使用の際には個人認証を行って操作者個人を特定することが必要なデジタル複写機となっている。個人の特定の方法は、たとえば、個人のID情報が入ったICカード社員証を社員一人一人が持っているオフィスにおいて、そのICカード社員証を携帯した状態でデジタル複写機に近づく、もしくはデジタル複写機の特定部分にICカード社員証をかざす/接触させるなどによって行うものである。
図4に示すように、このデジタル複写機には、ICカード社員証の個人認証情報を検知するICカード検知部28が備わっており、このICカード検知部28は、制御部22に接続され、制御部22により個人認証が行なわれるようになっている。他の構成は、図1〜3に示した第1実施形態と同様である。
この第2実施形態は、複写機使用の際に、個人認証を行って操作者個人を特定する点が図1〜3に示した第1実施形態と異なっている。
この第2実施形態によるデジタル複写機は、使用の際には個人認証を行って操作者個人を特定することが必要なデジタル複写機となっている。個人の特定の方法は、たとえば、個人のID情報が入ったICカード社員証を社員一人一人が持っているオフィスにおいて、そのICカード社員証を携帯した状態でデジタル複写機に近づく、もしくはデジタル複写機の特定部分にICカード社員証をかざす/接触させるなどによって行うものである。
図4に示すように、このデジタル複写機には、ICカード社員証の個人認証情報を検知するICカード検知部28が備わっており、このICカード検知部28は、制御部22に接続され、制御部22により個人認証が行なわれるようになっている。他の構成は、図1〜3に示した第1実施形態と同様である。
次に、図4、図5及び図6を参照して、上記複写機の動作について説明する。図6は、本発明を実施した複写機(第2実施形態)の要部の動作フローチャートである。
図6のステップ200において、ICカード社員証を携帯した状態でデジタル複写機に近づくことで個人の特定がなされ、自動的に使用可能な状態となる。
次に、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットし、操作パネル15上に設けられた選択スイッチ19を、「画像情報を印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録する」ように選択する(ステップ201)。そして、操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7に記憶される(ステップ203)。
ここで、選択スイッチ19を上述したように選択しているので、選択制御部17の制御に基づいて紙面や光ディスク11のラベル面にプリントする識別情報(アーカイブ情報)の画像が、識別情報の画像生成部21において生成され画像記憶部7に記憶される(ステップ205)。
図6のステップ200において、ICカード社員証を携帯した状態でデジタル複写機に近づくことで個人の特定がなされ、自動的に使用可能な状態となる。
次に、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットし、操作パネル15上に設けられた選択スイッチ19を、「画像情報を印刷用紙にプリントすると共に光ディスクに記録する」ように選択する(ステップ201)。そして、操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7に記憶される(ステップ203)。
ここで、選択スイッチ19を上述したように選択しているので、選択制御部17の制御に基づいて紙面や光ディスク11のラベル面にプリントする識別情報(アーカイブ情報)の画像が、識別情報の画像生成部21において生成され画像記憶部7に記憶される(ステップ205)。
プリンタ部9は画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報に加えて原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報もあわせてプリントし、プリントされた印刷用紙は本体中央付近の空間にあるコピー受けに排出される(ステップ207)。
また、光ディスクドライブ装置13は、画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報を記録することに加えて原稿を複写した画像情報が印刷用紙にもプリントされていることを示す識別情報を光ディスク11のラベル面にプリントする(ステップ209)。
また、光ディスクドライブ装置13は、画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報を記録することに加えて原稿を複写した画像情報が印刷用紙にもプリントされていることを示す識別情報を光ディスク11のラベル面にプリントする(ステップ209)。
なお、これらの識別情報の内容は、コピースタート前に操作パネルを操作することにより、「アーカイブ済」、「電子化済」、「保存済」等々の文字情報、任意の記号や絵など、アーカイブ日時、画像記憶部に記憶したファイルのファイル名、使用者の名前、などから複数の項目を適宜選択が可能であり、またそれらの情報を取り込んだバーコードにして表示することもできる。
また、文字、記号、絵などを個人ごとにそれぞれ設定すれば、その使用者個人だけのユニークな識別情報を持たせることも可能であり、さらにそれらをあらかじめ登録しておけば、使用時にその都度設定することなく自動的にプリントさせることができる。
識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。
また、文字、記号、絵などを個人ごとにそれぞれ設定すれば、その使用者個人だけのユニークな識別情報を持たせることも可能であり、さらにそれらをあらかじめ登録しておけば、使用時にその都度設定することなく自動的にプリントさせることができる。
識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。
また、光ディスク11への記録について、この光ディスクドライブ装置13が複数の光ディスク11を同時に扱えるものであれば、複写機の使用時に個人認証を行って操作者個人を特定できているので個人ごとに別々の光ディスク11へ振り分けて記録することができる。
また、光ディスクドライブ装置13が一枚の光ディスク11しか扱えないものであっても、印刷用紙へのプリントと同時には光ディスク11に記録せずにその画像情報を画像記憶部に蓄積しておき、あとで自分用の光ディスク11をセットしたときに自分のIDがついている画像情報のみをその光ディスクへ記録するといった使い方も可能である。
その後、使用者がある一定のエリアから離れれば、デジタル複写機は初期状態に戻る。なお個人を特定する方法は上記ICカードによるものに限らず、バイオメトリックスによる個人認証や暗証番号などその他の方法で行っても構わない。
また、光ディスクドライブ装置13が一枚の光ディスク11しか扱えないものであっても、印刷用紙へのプリントと同時には光ディスク11に記録せずにその画像情報を画像記憶部に蓄積しておき、あとで自分用の光ディスク11をセットしたときに自分のIDがついている画像情報のみをその光ディスクへ記録するといった使い方も可能である。
その後、使用者がある一定のエリアから離れれば、デジタル複写機は初期状態に戻る。なお個人を特定する方法は上記ICカードによるものに限らず、バイオメトリックスによる個人認証や暗証番号などその他の方法で行っても構わない。
このように、この第2実施形態によれば、原稿を複写した画像情報が光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報が複写された印刷用紙に付加されていると共に、原稿を複写した画像情報を記録保存した光ディスクのラベル面には、プリントした印刷用紙に付加された識別情報が付加され、またそれぞれの識別情報が両者を関連付けられているので、付加された識別情報を見ればその画像情報がどの光ディスクにアーカイブ保存されているということが一目でわかり、中身の見えない光ディスクのラベルを見ただけで判別可能となり、電子化された情報の検索が容易である。
また、印刷用紙に識別情報が付加されていればアーカイブ保存されているということが確認できるので、役目を終えた紙文書の処理において、今後もしかしたら再び参照する可能性がある書類でも、印刷用紙の状態でファイル保存をする必要が無く、またそのときにアーカイブ保存をする必要も無く(廃棄の都度アーカイブ保存を行うのは手間)、その紙文書をそのまま破棄することができる。
また、使用時の個人特定を行っているので、光ディスクに画像情報を記録する場合に、個人ごとに別々の光ディスクへ振り分けての記録が容易に可能である。
また、使用時の個人特定を行っているので、光ディスクに画像情報を記録する場合に、個人ごとに別々の光ディスクへ振り分けての記録が容易に可能である。
次に、本発明によるデジタル複写機の第3実施形態について説明する。図7は、本発明によるデジタル複写機の第3実施形態の外観図である。図8は、図7に示した複写機の内部機能ブロック図である。
この第3実施形態は、原稿を複写した画像情報が画像記憶部7から消去されていることを示す識別情報を印刷用紙(複写された印刷用紙)に付加するようにし、セキュリティが保たれていることの確認を容易にしたものである。
この第3実施形態は、原稿を複写した画像情報が画像記憶部7から消去されていることを示す識別情報を印刷用紙(複写された印刷用紙)に付加するようにし、セキュリティが保たれていることの確認を容易にしたものである。
図7及び図8に示すように、このデジタル複写機は、本体の上面に原稿(被複写物)を載せる原稿トレイ1を持つ原稿送り装置3が設けられている。その原稿送り装置3の下には原稿の画像を読み取るためのスキャナ部5が設けられ、本体の内部には画像を記憶する画像記憶部7と、画像を印刷用紙にプリントするプリンタ部9が収められている。本体上面の原稿トレイ1の手前側には操作パネル15が設けられ、ここで通常の複写機の操作を行う。
識別情報の画像生成部31は、制御部30の制御の下に原稿を複写した画像情報を画像記憶部7から消去したことを示すための識別情報を生成するところであり、この識別情報は、プリンタ部9において、原稿を複写した画像情報を印刷用紙にプリントするのに加えて、印刷用紙にプリントするものである。本体下側にはコピー用紙を収納した給紙トレイ23が設けられ、また本体中央付近には空間が設けられ、複写された印刷用紙を受ける排紙部25となっている。
識別情報の画像生成部31は、制御部30の制御の下に原稿を複写した画像情報を画像記憶部7から消去したことを示すための識別情報を生成するところであり、この識別情報は、プリンタ部9において、原稿を複写した画像情報を印刷用紙にプリントするのに加えて、印刷用紙にプリントするものである。本体下側にはコピー用紙を収納した給紙トレイ23が設けられ、また本体中央付近には空間が設けられ、複写された印刷用紙を受ける排紙部25となっている。
次に、図7、図8及び図9を参照して、上記複写機の動作について説明する。図9は、第3実施形態としての複写機の要部の動作フローチャートである。
図9のステップ301において、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットして操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置3が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7に記憶される。
次に、印刷用紙にプリントする識別情報の画像が、制御部30の制御の下に識別情報の画像生成部31において生成され画像記憶部7に記憶される(ステップ303)。
プリンタ部9は画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報に加えて原稿を複写した画像情報を画像記憶部から消去したことを示す識別情報もあわせてプリントし、プリントされた印刷用紙は本体中央付近の空間にあるコピー受けに排出される(ステップ305)。
図9のステップ301において、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットして操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置3が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7に記憶される。
次に、印刷用紙にプリントする識別情報の画像が、制御部30の制御の下に識別情報の画像生成部31において生成され画像記憶部7に記憶される(ステップ303)。
プリンタ部9は画像記憶部7に記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報に加えて原稿を複写した画像情報を画像記憶部から消去したことを示す識別情報もあわせてプリントし、プリントされた印刷用紙は本体中央付近の空間にあるコピー受けに排出される(ステップ305)。
次に、印刷用紙にプリントされた画像記憶部7内の識別情報及び画像情報が、制御部30の制御の下に画像記憶部7内から消去される(ステップ307)。
なお、この識別情報の内容は、コピースタート前に操作パネルを操作することにより、「複写時電子データ消去済」等々の文字情報、任意の記号や絵、などから複数の項目を適宜選択が可能であり、またそれらの情報を取り込んだバーコードにして表示することもできる。識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。
なお、この識別情報の内容は、コピースタート前に操作パネルを操作することにより、「複写時電子データ消去済」等々の文字情報、任意の記号や絵、などから複数の項目を適宜選択が可能であり、またそれらの情報を取り込んだバーコードにして表示することもできる。識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。
このように、この第3実施形態によれば、原稿を複写した画像情報が画像情報記憶部から消去されていることを示す識別情報が印刷用紙(複写された印刷用紙)に付加されているので、複写機による原稿複写工程で情報漏洩なく、セキュリティが保たれていることの確認が容易に可能であり、さらにはセキュリティが保たれているという安心感を容易に得ることができる。
次に、本発明によるデジタル複写機の第4実施形態について説明する。図10は、本発明によるデジタル複写機の第4実施形態の外観図である。図11は、図10に示した複写機の内部機能ブロック図である。
この第4実施形態は、画像記憶部に、一次記憶領域7aとアーカイブ領域7bとを設け、原稿を複写した画像情報を画像記憶部のアーカイブ領域に蓄積保存する/しないことを選択できるようにし、原稿の複写時においてデータの残存漏洩が無くセキュリティが確保された複写機と、一度複写した原稿を蓄積するファイルサーバー機能を持つ複写機の両立がスイッチひとつの切り替えで容易にできるようにしたものである。
この第4実施形態は、画像記憶部に、一次記憶領域7aとアーカイブ領域7bとを設け、原稿を複写した画像情報を画像記憶部のアーカイブ領域に蓄積保存する/しないことを選択できるようにし、原稿の複写時においてデータの残存漏洩が無くセキュリティが確保された複写機と、一度複写した原稿を蓄積するファイルサーバー機能を持つ複写機の両立がスイッチひとつの切り替えで容易にできるようにしたものである。
図10及び図11に示すように、このデジタル複写機は、本体の上面に原稿(被複写物)を載せる原稿トレイ1を持つ原稿送り装置3が設けられている。その原稿送り装置3の下には原稿の画像を読み取るためのスキャナ部5が設けられ、本体の内部には画像を記憶する画像記憶部7と、画像を印刷用紙にプリントするプリンタ部9が収められている。画像記憶部7は、印刷用紙へのプリント時に一時的に画像情報を記憶するための一次記憶領域7aと、画像情報の蓄積保存を行うアーカイブ領域7bとからなっている。本体上面の原稿トレイ1の手前側には操作パネル15が設けられ、ここで通常の複写機の操作を行う。
また、前述した画像記憶部7の一次記憶領域7aにある画像情報を、アーカイブ領域7bに蓄積保存する/しないの選択を行うための蓄積選択制御部40の蓄積選択スイッチ41もここに設けられている。
また、前述した画像記憶部7の一次記憶領域7aにある画像情報を、アーカイブ領域7bに蓄積保存する/しないの選択を行うための蓄積選択制御部40の蓄積選択スイッチ41もここに設けられている。
識別情報の画像生成部42は、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7の一次記憶領域7aから同じく画像記憶部7のアーカイブ領域7bに蓄積保存した/していない、という識別情報を生成するところであり、プリンタ部9において、原稿を複写した画像情報を印刷用紙にプリントするのに加えて、この識別情報が印刷用紙にプリントされるものである。
前述した蓄積選択制御部40の選択を、「画像記憶部の一次記憶領域にある画像情報を、アーカイブ領域に蓄積保存しない」とした場合には、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7から消去(一次記憶領域に記憶されたデータは複写動作後自動的に消去される)したことを示すための識別情報が、識別情報の画像生成部42において生成され画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶される。
前述した蓄積選択制御部40の選択を、「画像記憶部の一次記憶領域にある画像情報を、アーカイブ領域に蓄積保存しない」とした場合には、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7から消去(一次記憶領域に記憶されたデータは複写動作後自動的に消去される)したことを示すための識別情報が、識別情報の画像生成部42において生成され画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶される。
また、蓄積選択制御部40の選択を、「画像記憶部の一次記憶領域にある画像情報を、アーカイブ領域に蓄積保存する」とした場合には、原稿を複写したの画像情報を、蓄積保存したことを示すための識別情報が、識別情報の画像生成部42において生成され画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶される。
本体下側にはコピー用紙を収納した給紙トレイ23が設けられ、また本体中央付近には空間が設けられ、複写された印刷用紙を受ける排紙部25となっている。
本体下側にはコピー用紙を収納した給紙トレイ23が設けられ、また本体中央付近には空間が設けられ、複写された印刷用紙を受ける排紙部25となっている。
次に、図10、図11及び図12を参照して、上記複写機の動作について説明する。図12は、本発明を実施した複写機(第4実施形態)の要部の動作フローチャートである。
図12のステップ401において、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットし、操作パネル15上に設けられた蓄積選択制御部40の蓄積選択スイッチ41を、「(一次記憶領域にある)画像情報を、(アーカイブ領域に)蓄積保存する」、もしくは「(一次記憶領域にある)画像情報を、(アーカイブ領域に)蓄積保存しない」のどちらかに選択する。
次に、操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置3が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶される(ステップ403)。
図12のステップ401において、原稿送り装置3の原稿トレイ1の上に原稿をセットし、操作パネル15上に設けられた蓄積選択制御部40の蓄積選択スイッチ41を、「(一次記憶領域にある)画像情報を、(アーカイブ領域に)蓄積保存する」、もしくは「(一次記憶領域にある)画像情報を、(アーカイブ領域に)蓄積保存しない」のどちらかに選択する。
次に、操作パネル15にあるコピースタートボタン27を押すと原稿送り装置3が原稿を送り、スキャナ部5のラインセンサが原稿の画像を光学的に読み取り、さらにA/D変換器によってデジタル画像に変換されて画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶される(ステップ403)。
また、印刷用紙にプリントする識別情報の画像が、識別情報の画像生成部42において生成され画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶される(ステップ405)。プリンタ部9は画像記憶部7の一次記憶領域7aに記憶されている画像情報を元に、原稿を複写した画像情報に加えて識別情報もあわせてプリントし、プリントされた印刷用紙は本体中央付近の空間にあるコピー受けに排出される(ステップ407)。
ここで、蓄積選択制御部40の選択を、「画像情報を、蓄積保存する」を選択した場合は、原稿を複写した画像情報に加えて、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7のアーカイブ領域7bに蓄積保存することを示す識別情報もあわせてプリントすると共に、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7のアーカイブ領域7bに蓄積保存する。
ここで、蓄積選択制御部40の選択を、「画像情報を、蓄積保存する」を選択した場合は、原稿を複写した画像情報に加えて、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7のアーカイブ領域7bに蓄積保存することを示す識別情報もあわせてプリントすると共に、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7のアーカイブ領域7bに蓄積保存する。
また、蓄積選択制御部40の選択を、「画像情報を、蓄積保存しない」を選択した場合は、原稿を複写した画像情報に加えて、原稿を複写した画像情報を画像記憶部7のアーカイブ領域7bに蓄積保存しないことを示す識別情報もあわせてプリントする。ここで、画像記憶部の一次記憶領域にある画像情報は自動的に消去される。
なお、この識別情報の内容はコピースタート前に操作パネルを操作することにより、文字情報、任意の記号や絵などから複数の項目を適宜選択が可能であり、またそれらの情報を取り込んだバーコードにして表示することもできる。
また、識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。また、複写した印刷用紙を他者に配布するときなどのために、識別情報のプリントをしないように任意に選択切り替えが可能である。
なお、この識別情報の内容はコピースタート前に操作パネルを操作することにより、文字情報、任意の記号や絵などから複数の項目を適宜選択が可能であり、またそれらの情報を取り込んだバーコードにして表示することもできる。
また、識別情報のプリント位置は適宜選択が可能で、紙面へのプリントに関しては原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面(裏面)にプリントすることもできる。また、複写した印刷用紙を他者に配布するときなどのために、識別情報のプリントをしないように任意に選択切り替えが可能である。
このように、この第4実施形態によれば、原稿を複写した画像情報を画像記憶部のアーカイブ領域に蓄積保存する/しないことを選択できるので、原稿の複写時においてデータの残存漏洩が無くセキュリティが確保された複写機と、一度複写した原稿を蓄積するファイルサーバー機能を持つ複写機の両立がスイッチひとつの切り替えで容易に可能となる。
1…原稿トレイ、5…スキャナ部、7…画像記憶部、7a…一次記憶領域、7b…アーカイブ領域、9…プリンタ部、11…光ディスク、13…光ディスクドライブ装置、15…操作パネル、17…選択制御部、19…選択スイッチ、21…画像生成部、22…制御部、23…給紙トレイ、25…排紙部、27…コピースタートボタン、28…ICカード検知部、30…制御部、31…画像生成部、40…蓄積選択制御部、41…蓄積選択スイッチ、42…画像生成部
Claims (6)
- 原稿の光学的画像情報を読み取り、デジタル画像情報に変換するスキャナ部と、前記スキャナ部により変換された前記デジタル画像情報を記憶する画像情報記憶部と、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を印刷用紙にプリントするプリンタ部と、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を光ディスクに記録するための光ディスクドライブ装置と、を備えた画像形成装置であって、
前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を前記プリンタ部により印刷用紙にプリントするか、前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するか、又は前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するかを選択する選択制御手段と、
前記選択制御手段によって前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、前記原稿を複写した前記画像情報が前記光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を生成する識別情報を生成手段と、を備え、
前記選択制御手段が、前記デジタル画像情報を前記プリンタ部により前記印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、前記プリンタ部により前記印刷用紙にプリントされる前記原稿を複写した画像情報に、前記原稿を複写した画像情報が前記光ディスクに記録保存されていることを示す識別情報を付加してプリントするように選択制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記選択制御手段が、前記デジタル画像情報を前記プリンタ部により印刷用紙にプリントすると共に前記光ディスクドライブ装置により光ディスクに記録するように選択された場合、さらに、前記原稿を複写した画像情報を記録保存した前記光ディスクのラベル面に、プリントした印刷用紙に付加された前記識別情報と関連付けられた識別情報を付加するように選択制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記識別情報が、前記印刷用紙における原稿を複写した画像情報をプリントする面とは反対の面にプリントされることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 使用の際に個人認証を行って操作者個人を特定する検知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 原稿の光学的画像情報を読み取り、デジタル画像情報に変換するスキャナ部と、前記スキャナ部により変換された前記デジタル画像情報を記憶する画像情報記憶部と、前記画像情報記憶部に記憶した前記デジタル画像情報を印刷用紙にプリントするプリンタ部と、を備えた画像形成装置であって、
前記原稿を複写した画像情報を前記プリンタ部により印刷用紙にプリントした後に前記画像情報を前記画像情報記憶部から消去すると共に、前記プリンタ部により前記印刷用紙にプリントされる画像に前記原稿を複写した画像情報に加えて、前記原稿を複写した画像情報を前記画像情報記憶部から消去したことを示す識別情報を付加してプリントするように制御する蓄積選択制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像情報記憶部が、前記印刷用紙へのプリントのために一時的に画像情報を記憶するための一次記憶領域と、前記画像情報の蓄積保存を行うアーカイブ領域とからなり、前記蓄積選択制御手段が、前記一次記憶領域にある前記画像情報を、印刷用紙へのプリントの後に、前記アーカイブ領域に蓄積保存する/しないを選択する選択制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006253609A JP2008078834A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2006253609A Pending JP2008078834A (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2008078834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018166443A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 株式会社ノエビア | プラセンタエキス含有飲料の製造方法 |
-
2006
- 2006-09-20 JP JP2006253609A patent/JP2008078834A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018166443A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 株式会社ノエビア | プラセンタエキス含有飲料の製造方法 |
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