JP2008078321A - 通信端末及び送信機のシールド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波電力増幅器を備えた回路基板及びシールドケースの大型化を抑制し、かつ通信品質の劣化を低減させることができるようにする。
【解決手段】高周波の送信信号を生成させる高周波送信機11と、高周波送信機11で生成された送信信号を増幅する高周波電力増幅器14とを有する構成とした場合において、高周波送信機11と高周波電力増幅器14とを配置した基板10上に、高周波送信機11と高周波電力増幅器14とを覆う形状のシールドケース20を設け、そのシールドケース20、高周波電力増幅器14の不要輻射により発生する高周波電流の高周波送信機11への伝わりを阻止する不要輻射阻止手段23を形成させた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話端末に適用して好適な通信端末、及び送信機のシールド構造に関し、特に高周波電力増幅器を備えたものに適用される技術に関する。
携帯電話端末の如き無線通信端末が備える送信部(送信機)は、数百mW〜数Wの大出力信号を無線送信する必要があるため、送信信号の増幅に高周波電力増幅器を使用している。高周波電力増幅器は、集積化されたチップ形状とされ、そのチップ部品化された高周波電力増幅器の表面には、従来、金属板で構成された蓋部材である金属キャップを取り付けて、不要輻射が高周波電力増幅器から外部に放射されないような構成にしてあった。
ところが、金属板で構成された金属キャップは、比較的部品の製造コストが高いため、高周波電力増幅器として、蓋部材を樹脂で構成させた樹脂キャップを使用して、高周波電力増幅器の製造コストを低下させたものが実用化されている。樹脂キャップを使用した電力増幅器を使用する場合でも、その電力増幅器を配置する回路基板上には、金属板などで構成されたシールドケースを配置して、そのシールドケース全体で、不要輻射が外部に放射されない構成としてある。
特許文献1には、電子機器の不要輻射を抑制するシールド構造の例についての記載がある。この特許文献1に記載の例では、シールドケース内を複数に区切って、シールドケース内での不要輻射を抑制することが記載されている。
特開2001−135968号公報
樹脂キャップを使用した電力増幅器を使用すると、シールドケースで外部への不要輻射の放射は防ぐことができても、シールドケース内に配置された他の部品への不要輻射の影響が大きい問題があった。即ち、従来の金属キャップを使用した電力増幅器の場合には、電力増幅器そのものからの不要輻射レベルが十分に小さく、問題になることは殆どない。これに対して、樹脂キャップを使用した電力増幅器の場合には、不要輻射が樹脂キャップを通じて、シールドケース内部に放出され、高周波電流が発生する。
図15は、従来の樹脂キャップを使用した電力増幅器をシールドケース内部に配置した例を断面で示した図である。回路基板90上に、高周波電力増幅器91と高周波送信機92などが配置してあり、この高周波電力増幅器91と高周波送信機92とを覆うように、金属シールドケース94で回路基板90に蓋をする構成としてある。
ここで、樹脂キャップを使用した高周波電力増幅器91としては、セラミック基板又は有機基板91a上に、表面実装デバイス91bを取り付けてあり、さらにその上に樹脂キャップ91cを配置した構成としてある。図15に矢印で示したものは、基板91a上に配置された表面実装デバイス91bで電力増幅時に発生する電界及び磁界分布の例であり、このようにシールドケース内部で不要輻射が発生してしまう。この高周波電力増幅器による不要輻射の発生は、増幅器91が金属キャップを使用せず、樹脂キャップを使用したために生じたものである。この図15に示すような磁界分布があると、金属シールドケースが取り付けられた状態として図16に示すと、金属シールドケース94を流れる高周波電流が矢印で示すように発生してしまう。図17は、同じ状態での金属シールドケース94内の電界分布を、矢印で示したものである。
このような高周波電流が生じると、シールドケース内の他の回路部品の特性に影響を及ぼし、特に高周波の送信信号を生成させる回路に大きな影響を及ぼし、送信信号の特性劣化を起こすという問題があった。この問題点を解決するためには、例えば、電力増幅器と他の回路部品(デバイス)とを別々にシールドケースで覆う構成とすることが考えられるが、この場合には、回路基板上の実装面積が増加し、機器の小型化には不利であった。
また、シールドケースの高さを高くして、電力増幅器の上面とシールドケースの内面との距離を離すことによって、図15に示した磁界が発生しにくい構造として、シールドケース内の不要輻射を減らすことも可能であるが、シールドケースを含めた送信機全体の厚さが増すことになり、機器の薄型化を阻害する要因になってしまう。特に、携帯電話端末の如き通信端末の場合には、小型化や薄型化が求められており、電力増幅器を収めるシールドケースの小型化が求められていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、高周波電力増幅器を備えた回路基板及びシールドケースの大型化を抑制し、かつ通信品質の劣化を低減させることができるようにすることを目的とする。
本発明は、高周波の送信信号を生成させる高周波送信手段(送信機)と、該高周波送信手段で生成された送信信号を増幅する高周波電力増幅手段(増幅器)とを有する構成とした場合において、高周波送信手段と高周波電力増幅手段とを配置した基板上に、高周波送信手段と高周波電力増幅手段とを覆う形状のシールドケースを設け、そのシールドケースに、高周波電力増幅手段からの不要輻射の高周波送信手段への伝わりを阻止する不要輻射阻止手段を形成させたものである。
このようにしたことで、高周波電力増幅手段を構成するデバイスから発生する高周波磁界を、シールドケースに取付けられた不要輻射阻止手段で阻止するように作用し、高周波電力増幅手段から、基板上の高周波送信手段などの他の回路部品に放射される電磁波を低減することができる。
本発明によると、シールドケースに取付けられた不要輻射阻止手段で、高周波電力増幅手段からの不要輻射の高周波電力増幅手段への伝わりを阻止することができ、不要輻射を効果的に低減させることができ、通信品質の劣化を低減させることができる。従って、例えば高周波電力増幅手段として、樹脂キャップを使用した増幅手段を使用しても、良好な通信品質が確保される。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
本実施の形態においては、携帯電話端末が備える送信信号の処理回路に適用したものである。送信信号としては、例えば送信周波数が数百MHz〜数GHz程度の高周波信号としてある。
図1及び図2は、本実施の形態における高周波送信機(高周波送信手段)と高周波電力増幅器(高周波電力増幅手段)とが配置された回路基板上の構成を示したもので、図1は分解斜視図で、図2は図1のII−II線に沿う断面を組み立てた状態で示してある。
図1に示すように、長方形の硬質の回路基板10の上には、高周波送信機11、高周波電力増幅器14などの高周波信号を扱う回路部品が配置してある。図1に示した部品としては、高周波送信機11、表面弾性波フィルタ(SAWフィルタ)13、高周波電力増幅器14、電力検出カプラ15、デュプレクサ16、アンテナ切換器17などがある。これらの高周波信号を扱う回路の接続構成については後述する。
高周波送信機11は、送信する周波数の高周波送信信号を生成させる回路が構成された送信手段としての部品であり、例えば変調された送信信号を、送信周波数に周波数変換する。送信用の変調処理についても高周波送信機11内で行うようにしてもよい。この高周波送信機11が出力する高周波送信信号を、表面弾性波フィルタ13を介して、高周波電力増幅器として構成された高周波電力増幅器14に供給して、高周波電力増幅を行う。高周波電力増幅器14では、例えば数百mW〜数Wの大出力信号とする増幅が行われる。高周波送信機11には、信号が入力される信号線12が接続されている。
高周波電力増幅器14としては、電界効果トランジスタ(FET)などを増幅素子として使用した増幅手段として構成させてあり、セラミック基板又は有機基板上に増幅素子を配置して構成させてある。そして、その増幅素子が配置された有機基板上には、樹脂キャップで蓋をする構成のものを使用してある。
なお、本例の場合には、高周波送信機11と高周波電力増幅器14とを、回路基板10に配置する際に、ある程度、それぞれを離して配置するようにしてある。図1の例では、長方形の回路基板10を、長辺のほぼ中心どうしを結ぶ線で2等分して一方と他方とに分けた場合の、一方に高周波送信機11を配置し、他方に高周波電力増幅器14を配置するようにしてある。
高周波送信機11と高周波電力増幅器14などが配置された回路基板10の上には、金属などの導電体で構成されたシールドケース20を配置する。シールドケース20は、例えばステンレスなどの金属板を折り曲げて形成させるか、或いはアルミダイキャストなどで構成させるか、或いは樹脂整形させた上に金属メッキを行って構成させてもよい。シールドケース20は、回路基板10の表面とほぼ同じ形状の表面21と、その表面21の各端辺に接続された側面22とで構成される。組み立てられた状態では、図2に示すように、表面21と側面22とで、回路基板10上に各回路部11,13〜17などを配置する空間が形成される。シールドケース20は、回路基板10の接地電位部と電気的に接続され、シールドケース20全体が接地電位となるようにしてある。
そして本例においては、図1に示すように、シールドケース20の表面21に、スリット23を設ける。このスリット23は、不要輻射阻止手段として設けたものである。本例の場合には、長方形の回路基板10とほぼ同様の形状である長方形に形成された、シールドケース20の表面21の、長辺のほぼ中心どうしを結ぶ線が形成される位置に、表面と裏面を貫通させた細長い溝である、スリット23を設ける。スリット23の長さL1は、シールドケース20の表面の短辺の長さL0より若干短い長さとして、表面上に形成可能な最大の長さとしてある。スリット23の幅W1は、1mmから2mm程度の非常に狭い幅としてある。なお、図1では幅W1は一定幅として示してあるが、例えば、両端が細く、中央部が太い幅で形成させてもよい。
このようにスリット23を形成したシールドケース20が回路基板10に取付けられた状態では、スリット23で高周波送信機11の配置位置と、高周波電力増幅器14の配置位置とが仕切られた状態となっている。即ち、図2に示すように、スリット23の形成位置を垂直に投影した位置を境にして、回路基板10を一方と他方に分けた場合に、一方寄りに高周波送信機11が配置され、他方寄りに高周波電力増幅器14が配置される。
図3は、シールドケース20が取り付けられた回路基板10を、携帯電話端末に内蔵させた例を示したものである。所定の形状の筐体を使用して構成された携帯電話端末1内には、シールドケース20が取り付けられた回路基板10を配置して、その回路基板10内の高周波電力増幅器11(図示せず)で増幅された高周波送信信号を、筐体内に内蔵されたアンテナ(図示せず)に供給して、無線送信させる構成としてある。なお、図3に示した筐体の構成は一例であり、この形状の携帯電話端末に限定されるものではない。
図4は、回路基板10上に組まれた回路ブロックの構成例を示した図である。本例の場合には、信号線12が接続された高周波送信機11で送信周波数の高周波送信信号を生成させて、その生成された送信信号を、表面弾性波フィルタ(SAWフィルタ)13に供給して、送信周波数帯の信号以外の信号を除去する。フィルタ13の出力を高周波電力増幅器14に供給して、必要な送信電力に増幅させるようにしてある。高周波電力増幅器14の出力は、電力検出カプラ15を介してデュプレクサ16に供給する。電力検出カプラ15は送信電力を検出する検出手段で、設けない構成としてもよい。デュプレクサ16は、送信信号と受信信号とを分離する回路である。デュプレクサ16の出力は、アンテナ切換器17に接続された2つのアンテナ18,19のいずれか一方に供給して、無線送信させる。アンテナ18又は19で受信した信号については、デュプレクサ16から図示しない受信系に供給される。
次に、このように構成された回路基板10に取り付けられたシールドケース20による作用について説明する。図5及び図6は、本例のシールドケース20による高周波電流分布と電界分布の例を示したものである。シールドケース20の表面21には、不要輻射阻止手段としてのスリット23を設けてあり、そのスリット23で区切られる一方21aの下側の回路基板10上に、高周波送信機11が取付けてあり、他方21bの下側の回路基板10上に、高周波電力増幅器14が取付けてあるとする。
このとき、高周波電力増幅器14が取付けられた側(他方21b)では、高周波電力増幅器14内の増幅素子で電力増幅時に不要輻射による高周波電流が発生するが、シールドケース20の表面21のスリット23を設けたことで、高周波電流がシールドケース20の反対側(一方21a)に伝わるのを阻止できる。
図5は、高周波電力増幅器14により発生する不要輻射による、シールドケース表面の電流分布の例である。図5に破線の矢印で示すように、高周波電力増幅器14が取付けられた側(他方21b)では、不要輻射による高周波電流が発生するが、不要輻射阻止手段としてのスリット23の形成箇所で、その高周波電流の反対側(一方21a)への流れの大部分が阻止される。
図6は、シールドケース内部での不要輻射により発生した高周波電流による電界(ノイズ)の分布を示した図である。図6に矢印で示すように、高周波電力増幅器14が取付けられた側(他方21b)だけで、シールドケース20の表面21から回路基板10側への電界が発生しているが、反対側(一方21a)へはほとんど影響していない。
この図5、図6に示すように、不要輻射阻止手段としてのスリット23を設けたことで、シールドケース20内の高周波電力増幅器14から他の回路部(特に高周波送信機11)への不要輻射による高周波電流の伝わりを効果的に阻止することがでる。このため、電界すなわちノイズを低減することができ、結果的に高周波送信機11で送信処理する信号特性の劣化を抑えることができ、送信電力信号の特性劣化を改善することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図7及び図8を参照して説明する。この図7及び図8において、第1の実施の形態で説明した図1〜図6と同一部材には同一符号を付す。
本実施の形態においても、携帯電話端末が備える送信信号の処理回路に適用したものである。送信信号としては、例えば送信周波数が数百MHz〜数GHz程度の高周波信号としてある。
図7及び図8は、本実施の形態における高周波送信機と高周波電力増幅器とが配置された回路基板上の構成を示したもので、図7は分解斜視図で、図8は図7のVIII−VIII線に沿う断面を、組み立てた状態で示してある。
本実施の形態の場合には、シールドケースを樹脂成型で構成して、スリットをその内面にだけ設けたものである。
即ち、図7及び図8に示すように、回路基板10の上に取付けられるシールドケースとして、樹脂成型した樹脂ケース30を用意し、その樹脂ケース30の表面と内面の双方に金属メッキを施して、表面メッキ層31と内面メッキ層32とを形成させてある。図7では、内面メッキ層32を樹脂ケース30から離した状態で示してあるが、実際には樹脂ケース30を構成する素材の内面に直接形成されたものである。
樹脂ケース30が回路基板10上に取付けられた状態では、図8に示すように、樹脂ケース30と回路基板10との間で形成される空間に、回路基板10上の回路部品が収納される。回路基板10に取付けられる回路部品については、第1の実施の形態で説明したものと同じである。また、樹脂ケース30が回路基板10上に取付けられた状態では、樹脂ケース30の表面メッキ層31と内面メッキ層32の双方を、回路基板10の接地電位部と導通させる構成としてある。
そして本例においては、樹脂ケース30の内面メッキ層32のほぼ中央に、不要輻射阻止手段としてのスリット33を形成させる。このスリット33の形成位置やサイズは、第1の実施の形態で説明したスリット23と同じでよい。
その他の部分は、第1の実施の形態と同様に構成する。
本実施の形態の場合には、シールドケースを樹脂ケースに金属メッキを施した構成としてあるが、この場合にも第1の実施の形態の場合と同様に、スリット33が不要輻射阻止手段として機能し、図5、図6で説明したような、高周波電力増幅器14からの不要輻射の、高周波送信機11などのシールドケース内の他の回路部品への影響を阻止できる。また、本実施の形態の場合には、内面メッキ層32にだけスリット33を設けて、表面メッキ層31にはスリットを形成しない構成としたので、スリット33によるシールドケース内の不要輻射防止効果だけでなく、スリット33を設けたことでシールドケース外への不要輻射防止効果の低下が全くなく、より良好な特性となる。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図9〜図12を参照して説明する。この図9〜図12において、第1の実施の形態で説明した図1〜図6と同一部材には同一符号を付す。
本実施の形態においても、携帯電話端末が備える送信信号の処理回路に適用したものである。送信信号としては、例えば送信周波数が数百MHz〜数GHz程度の高周波信号としてある。
図9及び図10は、本実施の形態における高周波送信機と高周波電力増幅器とが配置された回路基板上の構成を示したもので、図9は分解斜視図で、図10は図9のX−X線に沿う断面を、組み立てた状態で示してある。
本実施の形態の場合には、シールドケースを、第1の実施の形態で説明したシールドケース20と同様の金属製のシールドケース20′とし、そのシールドケース20′の内部に、不要輻射阻止手段として機能する導体柱24を設けたものである。
即ち、図9及び図10に示すように、回路基板10の上に取付けられるシールドケースとして、金属製のシールドケース20′を用意する。このシールドケース20′は、回路基板10とほぼ同じサイズの表面21と、その表面の4辺に接続された側面22とで構成されて、図10に示すように、回路基板10上の回路部品を内部に収納できるようにしてある。図10に示したように組み立てられた状態では、シールドケース20′は、回路基板10の接地電位部と電気的に接続させるようにしてある。そして、シールドケース20′の内面のほぼ中央に、側面22の高さと同じ高さの導体柱24を設ける。導体柱24を設ける位置については後述する。導体柱24の下端には、後述するネジ41を取付けるためのネジ孔が設けてある。導体柱24は導電体であれば、金属或いは樹脂の表面に金属メッキさせたものなど、いずれの構成でもよい。
そして、回路基板10の所定箇所に、ネジ孔10aを設ける。このネジ孔10aの形成箇所は、シールドケース20′に導体柱24を取付けた位置に対応する位置としてある。なお、本例の回路基板10には、裏面(高周波送信機11や高周波電力増幅器14が配置された面とは反対側の面)に、比較的大きな面積のグランド部9を設けて、回路基板10の裏面ほぼ全体を接地電位とする構成としてある。
そして、図10に示すように、回路基板10上にシールドケース20′を取付けた状態で、回路基板10の裏面側から、金属製のネジ41を、ネジ孔10aに挿通させた上で、導体柱24の下端のネジ孔に螺合させる。このようにネジ41を取付けることで、導体柱24の配置箇所で、シールドケース20′の表面と、回路基板10の裏面のグランド部9とが導通状態となる。なお、導体柱24とネジ41は、シールドケース20′の回路基板10への固定具を兼ねるようにしてもよい。
その他の部分は、第1の実施の形態と同様に構成する。
ここで、導体柱24を設ける位置について説明すると、本例の場合には、回路基板10上の高周波送信機11と高周波電力増幅器14との間に、導体柱24が位置するようにする。高周波送信機11と高周波電力増幅器14との間であれば、中央である必要はなく、図9、図10の例でも、端部に寄せた位置としてある。
このような位置関係としたことで、導体柱24がシールドケース内の不要輻射阻止手段として良好に機能する。図11及び図12は、本例のシールドケース20′による高周波電流分布と電界分布の例を示したものである。シールドケース20′には、不要輻射阻止手段としての導体柱24を設けてあり、その導体柱24を境にした一方21aの下側の回路基板10上に、高周波送信機11が取付けてあり、他方21bの下側の回路基板10上に、高周波電力増幅器14が取付けてあるとする。
このとき、高周波電力増幅器14が取付けられた側(他方21b)では、高周波電力増幅器14内の増幅素子で電力増幅時に不要輻射による高周波電流が発生するが、シールドケース20′の表面21に接続された導体柱24で、高周波電流を吸収するように作用し、高周波電流がシールドケース20の反対側(一方21a)に伝わるのを阻止できる。
図11は、高周波電力増幅器14による発生する不要輻射による、シールドケース表面の電流分布の例である。図11に破線の矢印で示すように、高周波電力増幅器14が取付けられた側(他方21b)では、不要輻射による高周波電流が発生するが、不要輻射阻止手段としての導体柱24の形成箇所で、その高周波電流の反対側(一方21a)への流れの大部分が阻止される。
図12は、シールドケース内部での不要輻射により発生した高周波電流による電界(ノイズ)の分布を示した図である。図12に矢印で示すように、高周波電力増幅器14が取付けられた側(他方21b)だけで、シールドケース20′の表面21から回路基板10側への電界が発生しているが、反対側(一方21a)へはほとんど影響していない。
この図11、図12に示すように、不要輻射阻止手段としての導体柱24を設けたことで、シールドケース20内の高周波電力増幅器14から他の回路部(特に高周波送信機11)への不要輻射による高周波電流の伝わりを効果的に阻止することがでる。このため、電界すなわちノイズを低減することができ、結果的に高周波送信機11で送信処理する信号特性の劣化を抑えることができ、送信電力信号の特性劣化を改善することができる。
なお、本実施の形態においては、シールドケースと回路基板を導通させる不要輻射阻止手段を、柱形状の導体柱24としたが、シールドケースと回路基板の接地電位部を、その配置位置で直接導通させる手段であれば、その他の形状でもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態を、図13及び図14を参照して説明する。この図13及び図14において、第1〜第3の実施の形態で説明した図1〜図12と同一部材には同一符号を付す。
本実施の形態においても、携帯電話端末が備える送信信号の処理回路に適用したものである。送信信号としては、例えば送信周波数が数百MHz〜数GHz程度の高周波信号としてある。
図13及び図14は、本実施の形態における高周波送信機と高周波電力増幅器とが配置された回路基板上の構成を示したもので、図13は分解斜視図で、図14は図13のXIV−XIV線に沿う断面を、組み立てた状態で示してある。
本実施の形態の場合には、シールドケースを、第1の実施の形態で説明したシールドケース20と同様の金属製のシールドケース20″とし、そのシールドケース20″の表面に、不要輻射阻止手段として機能するスリット23を設けると共に、シールドケース20″の内部に、不要輻射阻止手段として機能する導体柱24を設けたものである。即ち、第1の実施の形態の構成と、第3の実施の形態の構成とを組み合わせたものである。
図13及び図14に示すように、回路基板10の上に取付けられるシールドケースとして、金属製のシールドケース20″を用意する。このシールドケース20″は、回路基板10とほぼ同じサイズの表面21と、その表面の4辺に接続された側面22とで構成されて、図13に示すように、回路基板10上の回路部品を内部に収納できるようにしてある。図14に示したように組み立てられた状態では、シールドケース20″は、回路基板10の接地電位部と電気的に接続させるようにしてある。そして、シールドケース20″の表面21のほぼ中央にスリット23を設け、さらにシールドケース20″の内面のほぼ中央に、側面22の高さと同じ高さの導体柱24を設ける。
図14に示すように、回路基板10上にシールドケース20″を取付けた状態では、回路基板10の裏面側から、金属製のネジ41を、ネジ孔10aに挿通させた上で、導体柱24の下端のネジ孔に螺合させる。ネジ孔10aは、グランド部9と導通したスルーホールとしてある。このようにネジ41を取付けることで、導体柱24の配置箇所で、シールドケース20″の表面と、回路基板10の裏面のグランド部9とが導通状態となる。なお、導体柱24とネジ41は、シールドケース20″の回路基板10への固定具を兼ねるようにしてもよい。また、ネジ孔10aは、裏面のグランド部9と導通したスルーホールであればよく、ネジを螺合させる孔でなくてもよい。
その他の部分は、第1及び第3の実施の形態と同様に構成する。
スリット23を設ける位置と、導体柱24を設ける位置は、第1及び第3の実施の形態と同様である。即ち、高周波送信機11が配置された位置と、高周波電力増幅器14が配置された位置との間に、スリット23と導体柱24を設ける。
このような構成としたことで、回路基板10上の高周波電力増幅器14からの不要輻射の阻止手段として、スリット23と導体柱24の2つを設けてあり、それぞれ図5、図6及び図11、図12で説明した不要輻射の阻止機能があるので、より効果的な不要輻射の阻止効果が得られる。
ここで、実際の回路基板に高周波送信機と高周波電力増幅器とを配置して、送信機でのCDMAにおける変調精度を測定した例について説明する。ここでは、高周波電力増幅器の出力を最大とし、送信周波数として1.9GHz帯を使用した例としてある。
下記に示したものは、第1の実施の形態の構成(即ちシールドケースにスリットを設けた構成)の場合(例1)と、第3の実施の形態の構成(即ち導体柱を設けた構成)の場合(例2)と、第4の実施の形態の構成(即ちスリットと導体柱を設けた構成)の場合(例3)との特性を測定した平均値の例である。ここでは、比較例として、スリットも導体柱もない構成の場合(例4)の特性についても示してある。ここで特性として示したEVM(Error Vector Magnitude)は、エラーベクトル振幅であり、0%が理想値である。ρ(The Wave quality factor)は、1が理想値である。
例1(スリット有り):EVM 9.0%、ρ 0.991
例2(導体柱有り):EVM 11.7%、ρ 0.987
例3(スリットと導体柱有り):EVM 8.2%、ρ 0.992
例4(不要輻射の阻止手段なし):EVM 24.2%、ρ 0.935
このように、例1〜例3のいずれの場合にも、例4の従来構成に比べて特性が向上していることが判る。また、スリットと導体柱の双方を設けた構成の場合には、さらに特性が向上していることが判る。
なお、上述した各実施の形態では、携帯電話端末が備える送信部(送信機)内の高周波電力増幅器をシールドする構造に適用したが、その他の同様な高周波電力増幅器を備えた高周波信号を送信する通信端末にも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態による基板上の構成を分解して示す分解斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施の形態による携帯電話端末に回路基板を内蔵させた例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態による高周波電力増幅器が接続される回路例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるシールドケース内部高周波電流分布例を断面で示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるシールドケースの表面での電界分布例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による基板上の構成を分解して示す分解斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 本発明の第3の実施の形態による基板上の構成を分解して示す分解斜視図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるシールドケース内部の高周波電流分布例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるシールドケースの表面での電界分布例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態による基板上の構成を分解して示す分解斜視図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。 従来の高周波電力増幅器を配置したシールドケース内部の電界および磁界分布例を断面で示す断面図である。 従来の高周波電力増幅器を配置したシールドケースの表面での高周波電流分布例を示す斜視図である。 従来の高周波電力増幅器を配置したシールドケース内部の電界分布例を示す斜視図である。
符号の説明
1…携帯電話端末、9…グランド部、10…回路基板、10a…ネジ孔(スルーホール)、11…高周波送信機、12…信号線、13…表面弾性波フィルタ(SAWフィルタ)、14…高周波電力増幅器、15…電力検出カプラ、16…デュプレクサ、17…アンテナ切換器、18,19…アンテナ、20,20′,20″…シールドケース、21…表面、22…側面、23…スリット、24…導体柱、30…樹脂ケース、31…表面メッキ層、32…内面メッキ層、33…スリット、41…ネジ、90…回路基板、91a…セラミック基板または有機基板、91b…表面実装デバイス、91c…樹脂キャップ、92…高周波送信機、93…信号線、94…金属シールドケース

Claims (6)

  1. 高周波の送信信号を生成させる高周波送信手段と、該高周波送信手段で生成された送信信号を増幅する高周波電力増幅手段とを備えた通信端末において、
    前記高周波送信手段と前記高周波電力増幅手段とを配置した基板と、
    前記基板上の前記高周波送信手段と前記高周波電力増幅手段とを覆う形状で、前記基板上に配置されるシールドケースと、
    前記高周波電力増幅手段からの不要輻射の前記高周波送信手段への伝わりを阻止する前記シールドケースに形成された不要輻射阻止手段とを備えたことを特徴とする
    通信端末。
  2. 請求項1記載の通信端末において、
    前記不要輻射阻止手段は、前記シールドケースの表面に設けたスリットであることを特徴とする
    通信端末。
  3. 請求項1記載の通信端末において、
    前記不要輻射阻止手段は、前記シールドケースの表面の所定箇所と、前記基板の接地電位部とを接続する導電部材であることを特徴とする
    通信端末。
  4. 請求項1記載の通信端末において、
    前記不要輻射阻止手段は、前記シールドケースの表面に設けたスリットと、前記シールドケースの表面の所定箇所と前記基板の接地電位部とを接続する導電部材とで構成したことを特徴とする
    通信端末。
  5. 請求項1記載の通信端末において、
    前記不要輻射阻止手段は、前記基板上の前記高周波送信手段と前記高周波電力増幅手段との間の箇所に近接した前記シールドケース上に設けたことを特徴とする
    通信端末。
  6. 高周波の送信信号を生成させる高周波送信手段と、該高周波送信手段で生成された送信信号を増幅する高周波電力増幅手段とを有する送信機のシールド構造において、
    前記高周波送信手段と前記高周波電力増幅手段とを配置した基板上に、前記高周波送信手段と前記高周波電力増幅手段とを覆う形状のシールドケースを設け、
    前記シールドケースに、前記高周波電力増幅手段からの不要輻射の前記高周波送信手段への伝わりを阻止する不要輻射阻止手段を形成させたことを特徴とする
    送信機のシールド構造。
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