JP2008077473A - 煙感知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】埃の多い環境下でも火災検出部に対して煙が流入しやすい状態を維持できる煙感知器を提供すること。
【解決手段】煙の濃度変化を検出することで火災の発生を検出する火災検出部10と、当該火災検出部への煙の流入路に設置され、当該火災検出部に対する煙の通過を許容する網体11とを有する煙感知器1において、網体11を摺動させるモータ15およびギア14を備える。これにより、モータ15およびギア14を作動させ、網体11を摺動させることができる。従って、網体11の外周面の各部うち、埃が堆積し易い天井側に位置する部分を移動させることができるので、外周面の特定の部分のみに埃が堆積することを防止できる。これにより、埃の多い環境に煙感知器1が設置されていても、網体11に対する煙の通過を埃が妨げないため、火災検出部10に対して煙が流入しやすい状態を長期間維持することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、煙によって火災発生を感知する煙感知器に関する。
従来から、火災の発生を感知するため、火災に起因する煙、熱、炎等を検出する火災感知器が用いられている。これらの火災感知器の中で、空気中の煙の濃度変化から火災を感知する感知器は、煙感知器と称されている。この煙感知器には、煙の濃度変化の検出原理が異なる2つの種類があり、煙による光の散乱を利用するものは光電式煙感知器、イオン化空気における通電特性が煙に起因して変化する性質を利用するものはイオン化式煙感知器と称されている。これらいずれの種類の煙感知器も内部に火災検出部が設けられており、この火災検出部に流入した煙が感知されるように構成されている。
ここで、このような煙感知器における火災検出部に小昆虫等の異物が侵入すると、これら異物によって感知器が誤作動を起こすおそれがある。従って、このような誤作動を防止するため、小昆虫等の異物の侵入を防止するための網体が、火災検出部に対する煙の流入路に設置されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−48191号公報
ところで、工場施設や高層ビル等の大規模な建物だけでなく、近年は一般住宅においても火災感知器の取付けが義務付けられるようになっており、住宅用の火災感知器として煙感知器が推奨されている。しかしながら、住宅は衣類や絨毯等の埃の発生源が多い一方で、煙感知器は天井付近の高所に設置されるため感知器の清掃を行い難く、感知器に埃が堆積しやすい環境にある。特に、壁面に設置する形式の煙感知器では、この壁面に沿って徐々に下降する煙を感知器内部に取り込みやすくするため、感知器の天井側に煙の流入口が設けられており、この流入口から感知器内部に埃が侵入しやすい。このように侵入した埃が、煙の流入路上に設置された異物侵入防止用の網体に堆積すると、火災発生時の火災検出部に対する煙の流入を妨げ、火災感知器の応答性を低下させる可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、埃の多い環境下でも火災検出部に対して煙が流入しやすい状態を維持できる煙感知器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の煙感知器は、煙の濃度変化を検出することで火災の発生を検出する火災検出手段と、前記火災検出手段への煙の流入路に設置され、前記火災検出手段に対する煙の通過を許容する網体とを有する煙感知器において、前記網体を摺動させる摺動手段を備えること、を特徴とする。
また、請求項2に記載の煙感知器は、請求項1に記載の煙感知器において、前記摺動手段は、モータと、前記網体に前記モータの回転を伝達するものであって、前記網体と噛合するギアと、を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の煙感知器は、請求項1または2に記載の煙感知器において、火災検出に関する動作を行う制御手段を備え、前記制御手段は、前記火災検出手段を断続的に起動するものであって、当該火災検出手段の起動と共に前記摺動手段を起動する起動制御手段を備えること、を特徴とする。
また、請求項4に記載の煙感知器は、請求項1から3のいずれか一項に記載の煙感知器において、前記煙感知器に対して点検動作を指示するための点検動作指示手段を備え、前記点検動作指示手段への操作に基づいて、前記摺動手段を起動可能としたこと、を特徴とする。
また、請求項5に記載の煙感知器は、請求項1から4のいずれか一項に記載の煙感知器において、前記網体の近傍に設置され、当該網体の摺動に伴って当該網体の付着物を除去する除去手段を備えたこと、を特徴とする。
また、請求項6に記載の煙感知器は、請求項1から5のいずれか一項に記載の煙感知器において、前記網体の摺動によって当該網体近傍に気流を発生させる気流発生手段を、前記網体に設けたこと、を特徴とする。
また、請求項7に記載の煙感知器は、請求項6に記載の煙感知器において、前記気流発生手段を、前記火災検出手段の内部に向かう気流が発生するように形成したこと、を特徴とする。
また、請求項8に記載の煙感知器は、請求項6または7に記載の煙感知器において、前記気流発生手段を、前記火災検出手段の外部に向かう気流が発生するように形成したこと、を特徴とする。
この発明によれば、摺動手段を作動させることにより、網体を摺動させることができる。従って、網体の外周面の各部うち、埃が堆積し易い天井側に位置する部分を移動させることができるので、外周面の特定の部分のみに埃が堆積することを防止できる。また、網体に埃が堆積した場合であっても、この埃を側方や下方に移動させて自重落下等させることで除去できる。これにより、埃の多い環境に煙感知器が設置されていても、網体に対する煙の通過を埃が妨げないため、火災検出手段に対して煙が流入しやすい状態を長期間維持することができる。
また、この発明によれば、ギアの歯と、網体の網目を構成する穴が噛み合うようにギアが配置されており、モータの回転がギアを介して網体に伝達されることにより、網体を摺動させることができる。特に、ギアを網体に直接的に噛合させることで、回転動力の伝達機構を簡易に構成できる。
また、この発明によれば、制御手段は起動制御手段を備えており、断続的に火災検出手段および/または摺動手段を起動させることができる。従って、網体を断続的に摺動させることができ、摺動手段の動作に要する電力消費を抑制できる。
また、この発明によれば、起動制御手段は点検動作指示手段に対する操作に基づいて摺動手段を起動させるので、点検動作指示手段を操作することにより任意の時点で網体を摺動させることができる。従って、定期的に煙感知器の点検を実施することで、点検者は意識することなく網体を定期的に摺動させることができる。また、点検動作指示手段を操作することで、網体を意図的かつ容易に摺動させることも可能となる。
また、この発明によれば、埃を除去するための除去手段を網体の近傍に設けているので、網体を摺動させることによって得られる埃の除去作用に加えて、網体に対して除去手段が接触等して埃を払い落とす作用を得ることができ、埃の除去性能を一層向上させることができる。従って、台所等の油分の多い場所に設置された煙感知器に関しても、油分の付着によって粘着性が増した埃を一層確実に除去できる。
また、この発明によれば、気流発生手段を網体上に設けているので、網体を摺動させることで網体近傍に気流を発生させることができ、網体の外側で発生させた気流によって、網体に付着した埃を当該網体の外側において除去でき、あるいは、網体の内側から外側へ流動させた気体によって、網体に付着した埃を当該網体の外側に向けて吹き飛ばすことができるので、気体を媒体として摩擦や磨耗を伴うことなく埃の除去を行うことができ、長期間に渡って安定した埃除去構造を構築することができる。また、網体の外側から内側へ流動させた気体によって、火災検出手段に対する煙の流入を促進することもでき、煙感知器の応答性を向上させることができる。
また、この発明によれば、火災検出手段内部に向かう気流を発生させる気流発生手段を網体上に設けているので、網体を摺動させることで網体外側から内側に向かう気流を発生させることができ、当該気流によって火災検出手段に対する煙の流入を促進することができる。従って、網体を摺動させるという単一動作を行なうことで、埃の除去作用を得ると同時に、煙感知器の応答性を向上させることができる。
また、この発明によれば、火災検出手段外部に向かう気流を発生させる気流発生手段を網体上に設けているので、網体を摺動させることで網体内側から外側に向かう気流を発生させることができ、網体上に堆積した埃を当該気流で網体外側に吹き飛ばすことができ、埃を一層確実に除去できる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る煙感知器の各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。本実施の形態に係る煙感知器は、空気中の煙の濃度変化から火災の発生を検出するためのものである。
本発明は、光電式煙感知器、及び、イオン化式煙感知器のいずれの種類の煙感知器にも適用可能であり、以下の実施例では、光電式煙感知器に本発明を適用した場合について説明する。また、本実施の形態に係る煙感知器の設置場所は任意であり、例えば工場施設やビル等の大規模な建物内や、一般住宅の台所や寝室等の部屋に設置することができる。
ここで、本実施の形態に係る煙感知器の特徴の一つは、前記火災検出部に設置される網体を完全に固定せず、異物に対する密閉性を維持しつつ摺動を可能にした点にある。従って、網体の外周面の各部のうち、埃が堆積し易い天井側に位置する部分を移動させることができるので、外周面の特定の部分のみに埃が堆積することを防止できる。また、網体に埃が堆積した場合であっても、この埃を側方や下方に移動させて自重落下等させることで除去できる。これにより、埃の多い環境に煙感知器が設置されていても、網体に対する煙の通過を埃が妨げないため、火災検出部に対して煙が流入しやすい状態を長期間維持することができる。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。
〔実施の形態1〕
まず実施の形態1について説明する。この形態は、網体を摺動可能とする基本的な形態である。
図1は実施の形態1に係る煙感知器の外観斜視図、図2は図1に示した煙感知器の内部斜視図(一部を破断して示す)、図3は煙感知器の電気的構成を概念的に示すブロック図である。
図1に示すように、煙感知器1は基本構造体となる筐体2を有しており、当該筐体2の一部は着脱可能となっている。筐体2には、煙感知器1内部に煙を流入させるために複数の煙流入口3が設けられている。なお、筐体2の材質は任意であり、例えば樹脂から形成される。また、図2に示すように、筐体2の内部には火災検出部10、制御部20、及び、点検スイッチ30が収容されている。
火災検出部10は、空気中の煙の濃度変化から火災の発生を検出するためのもので、特許請求の範囲における火災検出手段に対応する。この火災検出部10は、網体11にて囲繞された検出空間に、ラビリンス13、図示しない赤外線LED、及び、図示しないフォトダイオードを火災検出部10の内部に備えて構成されている。ラビリンス13は、火災検出部10に対するノイズ光の発生および侵入を抑制すると共に、煙の通過を許容する複数の壁体である。赤外線LEDは、検出光を発光する発光素子であり、フォトダイオードは、検出光を受光する受光素子である。なお、網体11については後述する。
このような構成において、筐体2の煙流入口3を介して火災検出部10に煙が侵入すると、赤外線LEDから発せられた検出光が、網体11及びラビリンス13を通過した煙の粒子によって散乱されることで、フォトダイオードに入射する光の光量が変化する。そして、この受光量に応じた電流又は電圧の検出信号がフォトダイオードから制御部20に出力され、この制御部20において火災判定が行われる。
制御部20は、煙感知器1における火災発生検出に関する動作を行うためのものであり、特許請求の範囲における制御手段に対応する。この制御部20の具体的構成は任意であるが、例えば、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラム、及び、所要データを格納するための内部メモリを備え、これらのプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えるように構成することができる。この制御部20は、機能概念的には、図3に示すように、検出処理部21を備えて構成されている。この検出処理部21は、火災検出部10から入力された検出信号に基づいて火災の発生の有無を判断する処理部である。
点検スイッチ30は、煙感知器1における所定の動作を起動する手段であり、特許請求の範囲における点検動作指示手段に対応する。具体的には、点検スイッチ30を押圧すると、その動作が制御部20にて検知され、所定の点検動作が起動する。この点検スイッチ30を押圧操作するための押圧手段としては、図1に示すように、筐体2上に設けられた操作ボタン31と、筐体2外部に引き出された操作ヒモ32との2種類が設けられている。そして、筐体2外部から操作ボタン31を押圧する、又は、操作ヒモ32を引っ張ることにより、点検スイッチ30が間接的に押圧され、点検動作を起動できる。
また、図2に示すように、火災検出部10は上述したように網体11を備えて構成されており、網体11の近傍にはギア14及びモータ15が配置されている。図4は火災検出部10における網体11の取付け部を示した断面図、図5は網体11とギア14の位置関係を示した断面図である。
網体11は、火災検出部10の内部に対する小昆虫等の異物の侵入を防止するためのものであり、火災検出部10に対する煙の流入路上に設置される。具体的には、図4に示すように、火災検出部10に設けられた溝12に網体11が嵌込されており、火災検出部10内部への異物の侵入が遮断される。また、網体11は溝12の方向に摺動可能なように固定されており、後述するモータ15及びギア14によって網体11を摺動させることができる。なお、網体11を構成する材料は任意であり、例えば、エッチング加工を施して微細な穴を設けた金属薄板から構成される。
モータ15、及びギア14は、網体11を摺動させるための手段であり、特許請求の範囲における摺動手段に対応する。具体的には、図5に示すように、ギア14の歯14aと、網体11の網目を構成する穴11aが噛み合うようにギア14が配置されており、モータ15の回転がギア14を介して網体11に伝達されることにより、網体11をギア14によって直接的に摺動させることができる。なお、モータ15に電力を供給する電源の構成は任意であり、例えば、煙感知器1に内蔵される電池や、コンセントを介して接続される外部電源から構成される。また、モータ15の動作タイミングは任意であり、例えば、モータ15を連続的に動作させることや、周期的に動作させることができる。例えば、電源を外部電源とした場合には、消費電力に対する制約が少ないため、外部電源から連続的にモータ15に電力を供給し、モータ15を連続的に動作させて、網体11を連続的に摺動させることができる。
(実施の形態1の効果)
このように、実施の形態1によれば、モータ15を作動させることにより網体11を摺動させることができる。従って、網体11の外周面の各部うち、埃が堆積し易い天井側に位置する部分を移動させることができるので、外周面の特定の部分のみに埃が堆積することを防止できる。あるいは、局所的に埃が堆積した場合であっても、この埃を網体11の側方や下方に移動させることで自重落下させ、埃を除去できる。従って、埃の多い環境に煙感知器1が設置されていても、網体11に対する煙の通過を埃が妨げないため、火災検出部10に対して煙が流入しやすい状態を長期間維持することができ、煙感知器1の応答性を長期間にわたって高いレベルに維持することができる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、網体の摺動を断続的に行わせる形態である。
図6は実施の形態2に係る煙感知器の電気的構成を概念的に示すブロック図、図7は検出処理部およびモータの起動/停止のサイクルを示すタイムチャートである。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号および/または名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
本実施の形態2では、煙感知器1に内蔵した電池によって、煙感知器1に電力が供給されることを前提とする。この場合、内蔵される電池の容量が限られているため、煙感知器1の電力消費を抑制することが好ましい。従って、電池を内蔵する従来の煙感知器では、制御部における検出処理部の起動/停止のサイクルを繰り返し、断続的に火災検出動作を行うことで、電力消費を抑制していた。
ここで、本実施の形態2では、図6に示すように、制御部20は機能概念的には起動制御部22を備えて構成される。この起動制御部22は、検出処理部21及びモータ15の起動制御を行うための制御部であり、特許請求の範囲における起動制御手段に対応する。起動制御部22は、断続的に検出処理部21及びモータ15を動作させる。具体的には、図7に示すように、起動制御部22は、検出処理部21を、所定の時間t1の間動作させた後に停止させ、所定の時間t2の間停止状態を維持した後に再度起動させる。また、起動制御部22は、検出処理部21を起動させる際に、略同時にモータ15を起動させ、所定の回転数または所定の時間モータ15を動作させた後、モータ15を停止させる。上記のサイクルを繰り返すことで、モータ15を断続的に動作させることができる。
(実施の形態2の効果)
このように実施の形態2によれば、制御部20は起動制御部22を備えて構成されているため、断続的に検出処理部21および/またはモータ15を動作させることができる。従って、網体11を断続的に摺動させ、モータ15の動作に要する電力消費を抑制することができる。
〔実施の形態3〕
次に、実施の形態3について説明する。この形態は、網体の摺動を点検操作によって起動可能とした形態である。
図8は実施の形態3に係る制御部における制御動作の流れを示すフローチャート、図9はモータに対する制御動作の流れを示すフローチャート、図10は点検スイッチに対する操作が行われた場合の制御動作の流れを示すフローチャートである。なお、実施の形態3の構成は、特記する場合を除いて実施の形態2の構成と略同一であり、実施の形態2の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態2で用いたのと同一の符号および/または名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
本実施の形態3において、起動制御部22は点検スイッチ30に対する操作を検知した場合にモータ15を動作させる。まず、(1)点検スイッチ30に対する操作が行われない場合の制御動作の流れを説明し、次に、(2)点検スイッチ30に対する操作が行われた場合の制御動作の流れを説明する。
(1)点検スイッチ30に対する操作が行われない場合
図8に示すように、制御部20において、起動制御部22は検出処理部21を起動させるか否かを判定する(ステップSA−1)。具体的には、検出処理部21の停止状態が所定の時間維持されたか否かを判定する。
検出処理部21の停止状態が所定の時間維持された場合(ステップSA−1,Yes)、起動制御部22は、検出処理部21を起動させ、検出処理部21が火災検出動作を実行する(ステップSA−2)。
火災検出動作の結果、火災検出部10から検出処理部21に煙の濃度を示す検出値が入力されると、検出処理部21は火災が発生しているか否かを判定する(ステップSA−4)。具体的には、検出値が予め設定されている煙濃度に達したか否かを判定する。
そして、火災が発生していなかった場合(ステップSA−4,No)、制御部20は、上記のステップSA−1に戻る。一方、火災が発生していた場合(ステップSA−4,Yes)、制御部20は、警報処理を実行する(ステップSA−5)。
また、起動制御部22は、上記のステップSA−2において検出処理部21の起動を実行するとともに、モータ15の起動制御(ステップSA−3)も実行する。図9を参照しつつ、モータ15に対して起動制御部22が実行する制御動作を摺動制御処理として説明する。
摺動制御処理において、起動制御部22がモータ15を起動させると(ステップSB−1)、モータ15の回転がギア14によって網体11に伝達され、網体11を摺動させる。そして、起動制御部22はモータ15が網体11を所定距離動作させたか否かを判定する(ステップSB−2)。具体的には、モータ15が所定の時間または回転数動作し、網体11を所定距離動作させた場合(ステップSB−2,Yes)、起動制御部22は、モータ15を停止させる(ステップSB−3)。
(2)点検スイッチ30に対する操作が行われた場合
点検スイッチ30に対する操作が行われた場合の制御動作は、上述した点検スイッチ30に対する操作が行われない場合の制御動作における任意の時点で起動可能である。図10を参照しつつ、点検スイッチ30に対する操作が行われた場合の動作を、点検処理として説明する。
点検処理において、点検スイッチ30に対する操作が行われると、起動制御部22が点検動作を起動させる(ステップSC−1)。点検動作の結果、煙感知器1の機能が正常だった場合(ステップSC−2,Yes)、起動制御部22は、図9に示したモータ15の起動制御を実行する(ステップSC−3)。この時にモータ15を動作させる時間または回転数は任意であり、上述した点検スイッチ30に対する操作が行われなかった場合の制御動作において設定された時間または回転数とは異なる値を設定することも可能である。煙感知器1の機能異常が検知された場合(ステップSC−2,No)、制御部20は、煙感知器1の異常告知を行うため、スピーカや表示灯による異常出力を行う(ステップSC−4)。このような点検動作およびモータ15の動作が終了すると、上述のステップSA−1に戻る。
(実施の形態3の効果)
このように実施の形態3によれば、起動制御部22は点検スイッチ30に対する操作を検知するとモータ15を起動させるので、点検スイッチ30を操作することにより任意の時点で網体11を摺動させることができる。従って、定期的に煙感知器1の点検を実施することで、点検者は意識することなく網体11を定期的に摺動させることができる。また、点検スイッチ30を操作することで、網体11を意図的かつ容易に摺動させることも可能となる。
〔実施の形態4〕
次に、実施の形態4について説明する。この形態は、網体に除去手段を設けた形態である。
図11は、実施の形態4に係る煙感知器の内部斜視図である。なお、実施の形態4の構成は、特記する場合を除いて実施の形態3の構成と略同一であり、実施の形態3の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態3で用いたのと同一の符号および/または名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図11に示すように、本実施の形態4に係る煙感知器1は、筐体2内部にブラシ16を備えて構成される。このブラシ16は、網体11に付着した埃を除去するための手段であり、特許請求の範囲における除去手段に対応する。具体的には、ブラシ16は、網体11から埃を除去するブラシ毛16aと、ブラシ毛16aを植設したブラシ基部16bとから成り、ブラシ基部16bはネジ又は接着剤を含む固定手段により筐体2に固定される。ブラシ基部16bは、網体11の近傍に固定される。具体的には、ブラシ毛16aの先端を網体11に接触させるか、又は、ブラシ毛16aの先端を少なくとも網体11に付着した埃に接触させ得る程度に、ブラシ16を網体11の近傍に配置する。これにより、網体11を摺動させることで、ブラシ毛16aが、網体11に直接接触し、あるいは、網体11に付着した埃に直接接触するので、埃をブラシ毛16aによって除去することができる。
ここで、ブラシ16は、網体11の外側(筐体2の外部側)、又は、網体11の内側(ラビリンス13側)のどちらにも設置することができる。網体11の外側にブラシ16を設置した場合は、網体11を摺動させて、網体11に付着していた埃をブラシ毛16aに付着させることにより、網体11から埃を除去することができる。一方、網体11の内側にブラシ16を設置した場合は、網体11を摺動させて、網体11に付着していた埃を網体11の内側からブラシ毛16aで押し出すので、火災検出部10の内部に埃を侵入させることなく網体11から埃を除去することができ、より好ましい。
なお、ブラシ16を設置する向きは任意である。例えば、網体11に対して火災検出部10の外側にブラシ16を設置する場合は、ブラシ基部16bからブラシ毛16aの先端に至る向きを、網体11の摺動方向前方に向けてブラシ16を設置することにより、ブラシ毛16aが火災検出部10の内部に埃を押し込むことを防止することもできる。また、ブラシ16の配置は任意であり、例えば、壁に設置する形式の煙感知器1においては、網体11に対して埃が堆積しやすい天井面側、且つ、網体11の最頂部よりも摺動方向前方にブラシ16を設置することもできる。この場合、網体11の天井面側に埃が付着しても、網体11を摺動させることで即座に埃を除去することができる。
また、ブラシ基部16bを固定せず、ギア14の回転をブラシ基部16bに伝達するためのブラシ16用の図示しないギアを設けて、ブラシ基部16bを回転させることもできる。例えば、ブラシ基部16bを回転させ、ブラシ毛16aを網体11の摺動方向と逆の方向に動作させて、網体11表面を掃引することにより、網体11の表面に固着した埃をも除去することができる。
さらに、ブラシ毛16aを構成する材料は任意であり、例えば、ナイロンまたはポリエステルを含む樹脂で構成し、ブラシ毛16aを帯電させることで、効果的にブラシ毛16aに埃を付着させることもできる。
(実施の形態4の効果)
このように実施の形態4によれば、埃を除去するためのブラシ16を網体11の近傍に設けているので、網体11を摺動させることによって得られる埃の除去作用に加えて、網体11に対してブラシ16が接触等して埃を払い落とす作用を得ることができ、埃の除去性能を一層向上させることができる。従って、台所等の油分の多い場所に設置された煙感知器1に関しても、油分の付着によって粘着性が増した埃を一層確実に除去できる。
〔実施の形態5〕
次に、実施の形態5について説明する。この形態は、気流発生手段を設けた形態である。
図12は、実施の形態5に係る網体の断面図である。なお、実施の形態5の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号および/または名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図12に示すように、本実施の形態5に係る網体11は、網体11の外側(筐体2の外部側)に翼板17を備えて構成される。翼板17は、網体11の摺動によって火災検出部10に対する煙の流入を促進するための手段であり、特許請求の範囲における気流発生手段に対応する。すなわち、翼板17を備えた網体11を摺動させて、火災検出部10の内部に向かう気流を発生させることにより、火災検出部10に対する煙の流入を促進させる。
具体的には、略平板状の翼板17を網体11の外側に複数設置する。翼板17は、当該翼板17と網体11との交線が網体11の摺動方向に対して少なくとも平行とならないように設置される。また、翼板17と網体11とが成す角度のうち、網体11の摺動方向前方の角度が鋭角となるように翼板17は設置される。これにより、網体11を摺動させると、翼板17における網体11の摺動方向後方側の表面に沿った気流が発生し、当該表面において負圧が生じるため、筐体2の外部側から翼板17の表面に空気が供給される。さらに、翼板17と網体11との間に存在する空気が翼板17によって網体11の内側へと押し出される。すなわち、翼板17の表面に沿って火災検出部10内部へと向かう気流を発生させることができる。従って、網体11を摺動させることで、網体11上に埃が堆積することを防止できるだけでなく、火災検出部10に対する煙の流入を促進させることが可能となる。また、壁に設置する形式の煙感知器1の場合は翼板17が網体11に対する庇として機能し、天井面側から煙感知器1内部に侵入する埃が網体11に堆積することを防止することもできる。
なお、翼板17の大きさは任意であるが、電池内蔵型の煙感知器1の場合は消費電力の低減が望まれるため、翼板17を小型化することにより翼板17の重量を軽減し、モータ15に対する負荷を抑制することが望ましい。
更に、翼板17の材質は任意であり、例えば、アルミニウムを含む金属、または、金属フィラ材を配合した導電性樹脂から構成し、翼板17の帯電を防止することで翼板17への埃の付着を抑制することができる。従って、翼板17を経由して網体11に埃が付着することを防止できる。また、金属薄板を加工して網体11を形成する場合には、切込みと同時に曲げを行う切曲げ加工によって、網体11を構成する穴11aの形成と同時に翼板17の成型も可能となるので、網体11および翼板17の組み立て工程を簡略化することもできる。
(実施の形態5の効果)
このように実施の形態5によれば、実施の形態1と同様の基本的効果に加えて、火災検出部10の内部に向かう気流を発生させる翼板17を網体11上に設けているので、網体11を摺動させることで網体11の外側から内側に向かう気流を発生させることができ、当該気流により火災検出部10に対する煙の流入を促進することができる。これにより、煙感知器1の応答性を向上させることができる。
〔実施の形態6〕
次に、実施の形態6について説明する。この形態は、気流発生手段を実施の形態5とは異なる位置に配置した形態である。
図13は、実施の形態6に係る網体の断面図である。なお、実施の形態6の構成は、特記する場合を除いて実施の形態5の構成と略同一であり、実施の形態5の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態5で用いたのと同一の符号および/または名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図13に示すように、本実施の形態6に係る網体11は、網体11の内側(ラビリンス13側)に翼板17を備えて構成される。翼板17は、実施の形態5と同様に、網体11の摺動によって火災検出部10に対する煙の流入を促進するための手段であり、特許請求の範囲における気流発生手段に対応する。
具体的には、略平板状の翼板17を、網体11の内側に複数設置する。翼板17は、当該翼板17と網体11との交線が網体11の摺動方向に対して少なくとも平行とならないように設置される。また、翼板17と網体11とが成す角度のうち、網体11の摺動方向前方の角度が鈍角となるように翼板17は設置される。これにより、網体11を摺動させると、翼板17における網体11の摺動方向後方側の表面に沿った気流が発生し、当該表面において負圧が生じるため、網体11の外側から翼板17の表面に空気が供給される。さらに、翼板17に対して網体11の摺動方向前方に存在する空気が翼板17によってラビリンス13側へと押しこまれる。すなわち、翼板17の表面に沿って火災検出部10内部へと向かう気流を発生させることができる。従って、網体11を摺動させることで、網体11上に埃が堆積することを防止できるだけでなく、火災検出部10に対する煙の流入を促進させることが可能となる。
また、上述の如く翼板17を網体11に設置した場合に、網体11の摺動方向を逆転させることで、翼板17における網体11の摺動方向後方側の表面に沿った気流(図13において想像線にて示す)が発生し、当該表面において負圧が生じるため、ラビリンス13側から翼板17の表面に空気が供給される。さらに、翼板17に対して網体11の摺動方向前方に存在する空気が翼板17によって網体11の外側へ押し出される。すなわち、翼板17の表面に沿って、網体11の外側に向かう気流を発生させることができる。従って、一時的に意図的に網体11の摺動方向を逆転させ、網体11の内側から外側に向かう気流を発生させることにより、網体11上に堆積した埃を当該気流で網体11の外側に吹き飛ばすことができる。例えば、網体11の摺動開始直後には、網体11上に堆積した埃を網体11の外側に吹き飛ばし、その後に、網体11を逆回転させて煙を網体11の内側に流入させることで、網体11の内部に埃が流入することを防止すると共に、煙を能動的に網体11の内部に流入させて、煙の検出感度を向上させることができる。
(実施の形態6の効果)
このように実施の形態6によれば、実施の形態1と同様の基本的効果に加えて、火災検出部10内部に向かう気流を発生させる翼板17を網体11上に設けているので、網体11を摺動させることで網体11の外側から内側に向かう気流を発生させることができ、火災検出部10に対する煙の流入を促進することができる。これにより、煙感知器1の応答性を向上させることができる。また、網体11の摺動方向を逆転させて網体11の内側から外側に向かう気流を発生させることにより、網体11上に堆積した埃を網体11の外側に吹き飛ばすことができるので、気体を媒体として摩擦や磨耗を伴うことなく埃の除去を行うことができ、長期間に渡って安定した埃除去構造を構築することができる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(各実施の形態の相互の関係について)
上記説明した各実施の形態は、任意の組み合わせで相互に組み合わせることができる。例えば、実施の形態4のブラシ16を、実施の形態6の網体11にさらに設けることにより、網体11の外側にはブラシ16、内側には翼板17、を備えた感知器を構成してもよい。
(網体の摺動手段について)
上記説明した実施の形態では、ギアの歯と、網体の網目を構成する穴とが噛合するようにギアを配置することで、網体をギアによって直接的に摺動させる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、網体外周にギアと噛合する突起を設けることで、当該突起を媒介としてギアによって間接的に網体を摺動させるようにしてもよい。また、網体の摺動のパターンは、周回させてもよいし、小刻みに往復させて振動させるようにしてもよい。もしくは単に網体を回すだけでなく、例えば携帯電話のバイブレータで使用されるような、重心を偏らせた重りをモータ軸に取付けて回転させる方式などで、網体を振動させて埃を振るい落とすようにしてもよい。方式はモータに限らず同様の効果が得られる機器でよい。また、網体の摺動の方式は電気によらず、筐体から露出するように設けた回動ツマミを手動で回転させることで網体を摺動させるようにしてもよい。あるいは、筐体を分割して煙流入口の周囲の部分を摺動自在とし、当該部分と網体とを連結することにより、煙流入口の周囲の部分を手動で回転させることで網体を摺動させるようにしてもよい。
この発明に係る煙感知器は、監視領域の煙の発生を感知して火災を検知する火災検知手段に適用でき、特に網体を備えた火災検知手段に適用されて当該火災検知手段の信頼性を長期間維持することに有用である。
本発明の実施の形態1に係る煙感知器の外観斜視図である。 図1に示した煙感知器の内部斜視図である。 煙感知器の電気的構成を概念的に示すブロック図である。 火災検出部10における網体11の取付け部を示した断面図である。 網体11とギア14の位置関係を示した断面図である。 本発明の実施の形態2に係る煙感知器の電気的構成を概念的に示すブロック図である。 検出処理部およびモータの起動/停止のサイクルを示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態3に係る制御部における制御動作の流れを示すフローチャートである。 モータに対する制御動作の流れを示すフローチャートである。 点検スイッチに対する操作が行われた場合の制御動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る煙感知器の内部斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る網体の断面図である。 本発明の実施の形態6に係る網体の断面図である。
符号の説明
1 煙感知器
2 筐体
3 煙流入口
10 火災検出部
11 網体
11a 穴
12 溝
13 ラビリンス
14 ギア
14a 歯
15 モータ
16 ブラシ
16a ブラシ毛
16b ブラシ基部
17 翼板
20 制御部
21 検出処理部
22 起動制御部
30 点検スイッチ
31 操作ボタン
32 操作ヒモ

Claims (8)

  1. 煙の濃度変化を検出することで火災の発生を検出する火災検出手段と、前記火災検出手段への煙の流入路に設置され、前記火災検出手段に対する煙の通過を許容する網体とを有する煙感知器において、
    前記網体を摺動させる摺動手段を備えること、
    を特徴とする煙感知器。
  2. 前記摺動手段は、
    モータと、
    前記網体に前記モータの回転を伝達するものであって、前記網体と噛合するギアと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器。
  3. 火災検出に関する動作を行う制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記火災検出手段を断続的に起動するものであって、当該火災検出手段の起動と共に前記摺動手段を起動する起動制御手段を備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の煙感知器。
  4. 前記煙感知器に対して点検動作を指示するための点検動作指示手段を備え、
    前記点検動作指示手段への操作に基づいて、前記摺動手段を起動可能としたこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の煙感知器。
  5. 前記網体の近傍に設置され、当該網体の摺動に伴って当該網体の付着物を除去する除去手段を備えたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の煙感知器。
  6. 前記網体の摺動によって当該網体近傍に気流を発生させる気流発生手段を、前記網体に設けたこと、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の煙感知器。
  7. 前記気流発生手段を、前記火災検出手段の内部に向かう気流が発生するように形成したこと、
    を特徴とする請求項6に記載の煙感知器。
  8. 前記気流発生手段を、前記火災検出手段の外部に向かう気流が発生するように形成したこと、
    を特徴とする請求項6または7に記載の煙感知器。
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