JP2008075386A - メガネ型シールドトンネル構造およびその構築方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】近接して並設された複数の円形断面のシールドトンネル2,4の側部同士が開削されて連通結合形成されるメガネ型シールドトンネル構造及びその構築方法であり、連通部23の上下には、両シールドトンネルのセグメント12間を繋いで補剛する補剛部材6が設けられ、該連通部23に対向する両トンネルの側部部分に配設されたセグメント12aは、他の部位に配設されるセグメント12よりも高剛性に形成されている。
【選択図】図8
Description
次に、その具体的な実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1〜図8は、第1実施形態におけるメガネ型シールドトンネルの構築方法の各施工工程を順次に示す概略図であり、本実施の形態では地下高速道路の分岐・合流部の構築に適用する場合を例示している。
図12〜図20は、第2実施形態におけるメガネ型シールドトンネルの構築方法の各施工工程を順次に示す概略図であり、第1実施形態と同様に、地下高速道路の分岐・合流部の構築に適用する場合を例示している。ここで、図12〜図14に示す工程は前述した第1実施形態の場合と全く同じであり、よってその説明は省略する。
図21〜図29は、第3実施形態におけるメガネ型シールドトンネルの構築方法の各施工工程を順次に示す概略図である。この場合も第1実施形態と同様に、地下高速道路の分岐・合流部の構築に適用する場合を例示している。
4 第2シールドトンネル
6 剛性保持用の鋼製曲管(補剛部材)
6a 外管
6b 内管
6c H型鋼
8 地山
10 覆工体
12 セグメント
12a 連通部に対向する部位のセグメント
13 コンクリート(補剛手段)
14 補強リブ
16 薬液注入用の鋼製曲管
18 地盤改良領域
20 内部支保工
21 支柱(補剛手段)
22 連結部材
23 連通部
24 コンクリート
26 シース管
28 鋼線
Claims (18)
- 近接して並設された複数の円形断面のシールドトンネルの側部同士が開削されて連通結合形成されるメガネ型シールドトンネル構造であって、
前記連通結合形成される連通部の上下には、両シールドトンネルのセグメント間を繋いで補剛する補剛部材が設けられ、
該連通部に対向する両トンネルの側部部分に配設されたセグメントは、他の部位に配設されるセグメントよりも高剛性に形成されている、
ことを特徴とするメガネ型シールドトンネル構造。 - 近接して並設された複数の円形断面のシールドトンネルの側部同士が開削されて連通結合形成されるメガネ型シールドトンネル構造であって、
前記連通結合形成される連通部の上下には、両シールドトンネルのセグメント間を繋いで補剛する補剛部材が設けられ、
該連通部に対向する両トンネルの側部部分には、該側部部分に配設されたセグメントの剛性を他の部位のセグメントよりも高める補剛手段が設けられている、
ことを特徴とするメガネ型シールドトンネル構造。 - 前記補剛手段が支柱でなることを特徴とする請求項2記載のメガネ型シールドトンネル構造。
- 前記両シールドトンネルのセグメントが鋼製セグメントでなり、前記補剛手段が前記連通部に対向する両シールドトンネルの側部部分に配設されたセグメントの内部に充填されるコンクリートでなる、
ことを特徴とする請求項2記載のメガネ型シールドトンネル構造。 - 近接して並設された複数の円形断面のシールドトンネルの側部同士が開削されて連通結合形成されるメガネ型シールドトンネルの構築方法であって、
該連通部の形成予定部位に対向する両シールドトンネルの側部部分に配設するセグメントに、予め他の部位のセグメントよりも高剛性なものを用いて両シールドトンネルを形成しておき、
前記連通結合する連通部の形成予定部位の上下に、両シールドトンネルのセグメント間を繋ぐ補剛部材を設けて補剛してから、該連通部を開削形成する、
ことを特徴とするメガネ型シールドトンネルの構築方法。 - 近接して並設された複数の円形断面のシールドトンネルの側部同士が開削されて連通結合形成されるメガネ型シールドトンネルの構築方法であって、
前記連通結合する連通部の形成予定部位の上下に、両シールドトンネルのセグメント間を繋ぐ補剛部材を設けて補剛するとともに、
該連通部の形成予定部位に対向する両シールドトンネルの側部部分のセグメントを、補剛手段によって他の部位のセグメントよりも高剛性に補剛してから、該連通部を開削形成する、
ことを特徴とするメガネ型シールドトンネルの構築方法。 - 近接して並設された複数の円形断面のシールドトンネルの側部同士が開削されて連通結合形成されるメガネ型シールドトンネルの構築方法であって、
該両シールドトンネル間の連通結合予定部位における上下両側部の地山中に、該シールドトンネルの一方から他方に向けて、曲線ボーリング装置を用いて円弧状の鋼製曲管を掛け渡し、トンネル長手方向に沿って所定のピッチで所定数ずつ設置する鋼製曲管設置工程と、
該連通結合予定部位に対向する両シールドトンネルの側部部分のセグメントを、補剛手段によって他の部位のセグメントよりも高剛性に補剛するセグメント補剛工程と、
該鋼製曲管設置工程と該セグメント補剛工程との終了後に、該両シールドトンネルの連通結合部予定部位のセグメントを切り開いて、両シールドトンネル間の地山を掘削して連通させるシールドトンネル連通工程と、
該両シールドトンネルの切り開かれたセグメントリングの端縁同士に掛け渡して連結部材を設置する連結部材設置工程と、
を備えたことを特徴とするメガネ型シールドトンネルの構築方法。 - 前記連結部材設置工程後に、前記連結部材と前記鋼製曲管との間の空隙にコンクリートを充填するコンクリート充填工程を備えたことを特徴とする請求項7に記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記シールドトンネル連通工程の前に施工されて、両シールドトンネル内に該トンネルの変形を防止する内部支保工を設置する内部支保工設置工程と、
前記連結部材と前記鋼製曲管との間の空隙に充填したコンクリートの硬化後に、該内部支保工を撤去する支保工撤去工程と、
を備えていることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。 - 前記鋼製曲管設置工程とシールドトンネル連通工程との間に、シールドトンネルのセグメントに形成された薬液注入口から地山中に薬液を注入して地盤改良を行う地盤改良工程を備えたことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記鋼製曲管設置工程とシールドトンネル連通工程との間に、前記鋼製曲管を通じて周囲の地山中に薬液を注入して地盤改良を行う地盤改良工程を備えたことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記鋼製曲管設置工程において、剛性保持用の鋼製曲管と薬液注入用の鋼製曲管とが別途に設けられ、該薬液注入用鋼製曲管は該剛性保持用鋼製曲管間の外側に位置をずらされて配されることを特徴とする請求項11に記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記セグメント補剛工程における前記補剛手段が、支柱でなることを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記両シールドトンネルのセグメントが鋼製セグメントでなり、前記セグメント補剛工程における前記補剛手段が、前記連通部に対向する両シールドトンネルの側部部分に配設されたセグメントの内部に充填されるコンクリートでなることを特徴とする請求項7〜13のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記剛性保持用の鋼製曲管が内管と外管とからなる2重管構造とされていることを特徴とする請求項7〜14のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記剛性保持用の鋼製曲管内にH形鋼が挿通配置されることを特徴とする請求項7〜1〜15のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記剛性保持用の鋼製曲管内にコンクリートが充填されることを特徴とする請求項7〜16のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
- 前記剛性保持用の鋼製曲管内には、該鋼製曲管にプレストレスを導入するために、張力を付与した鋼線が配設されることを特徴とする請求項7〜17のいずれかに記載のメガネ型シールドトンネルの構築方法。
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JP2006257451A JP2008075386A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | メガネ型シールドトンネル構造およびその構築方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013002141A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Shimizu Corp | 大断面トンネルにおける覆工壁の構造 |
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