JP2008072426A - 機器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな機器を接続する際、接続ミス等には配線のチェックを指示し、一人の作業員のみで作動テストが行える機器制御装置を提供する。
【解決手段】機器との間で信号の送受信を行う通信手段18と、新たな機器を接続するための情報を登録する機器接続リスト11aと当該機器を制御するための情報を登録する機器制御リスト11bとを記録する記録媒体11と、機器接続リスト11aに登録された情報に基づいて該当する機器に応じた第1所定作動を行うように制御する作動テスト手段12と、該当する機器が第1所定作動を行えたか否かの目視結果を携帯端末機50から受ける応答手段13と、第1所定作動を行う旨の応答がされると機器接続リスト11aに登録された情報を機器制御リスト11bに登録し、第1所定作動を行わない旨の応答がされると配線を確認するメッセージを表示する登録表示手段14を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ端末,家電機器,住宅設備機器などのような複数の機器について、各機器の動作を個別に制御する機器制御装置に関する。
従来では、機器の設定(操作を含む。以下同じ)を行うに際して音声によって各種機器の複雑な設定を行うことができるように、音声応答による情報設定を行う技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2001−337687号公報
しかし、特許文献1に開示された技術は制御装置と機器とが既に適正に接続されていることを前提としている。よって、新たな機器を制御装置に接続ケーブルで接続して音声応答による情報設定を行おうとしても、接続自体にミスがあった場合や、ミスが無くても接続ケーブルの断線や短絡等があれば正しく設定できないという問題があった。
一方、制御装置から新たな機器を作動するためのテスト制御を行う場合、そのテスト制御によって新たな機器が正しく作動しているか否かを確認する必要がある。制御装置と新たな機器との間は離れていることが多いため、制御装置を操作して制御信号を出力する者と、新たな機器が正しく作動しているか否かを確認する者とが必要になる。したがって、作動テストには少なくとも二人の作業員が必要となるという問題もあった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、新たな機器を制御装置に接続する場合において、接続ミス等には配線のチェックを指示し、一人の作業員のみで作動テストが行える機器制御装置を提供することを目的とする。
(1)課題を解決するための手段(以下では単に「解決手段」と呼ぶ。)1は、センサ端末,家電機器,住宅設備機器などのような複数の機器について、各機器の動作を個別に制御する機器制御装置であって、機器との間で信号の送受信を行う通信手段と、機器を接続するための情報を登録する機器接続リストと当該機器を制御するための情報を登録する機器制御リストとを記録する記録媒体と、前記機器接続リストに登録された情報に基づいて該当する機器に応じた第1所定作動を行うように制御する作動テスト手段と、前記作動テスト手段が行う制御によって該当する機器が第1所定作動を行えたか否かの目視結果を携帯端末機から受ける応答手段と、前記携帯端末機から第1所定作動を行う旨の応答がされると前記機器接続リストに登録された情報を前記機器制御リストに登録し第1所定作動を行わない旨の応答がされると配線を確認するメッセージを表示する登録表示手段とを有することを要旨とする。
「機器接続リスト」には、新たに追加する機器の情報のみを登録してもよく、既存の機器の情報と新たな機器の情報を登録してもよい。「記録媒体」は主記憶装置でもよく、例えばメモリカード,USBメモリ,光磁気ディスク等のように携帯可能であって機器制御装置に装着してアクセス可能な媒体でもよい。「新たな機器」は新規に追加する場合に限らず、古くなった機器を交換する場合等を含む。「センサ端末」は、例えば警報用センサ(すなわち火災警報機やガス漏れ警報機等),人感センサ,開閉センサ等が該当する。「家電機器」は、例えばテレビ,ビデオ,冷蔵庫,ステレオ装置等が該当する。「住宅設備機器」はガス機器とそれ以外の他の機器に分けられる。ガス機器は、例えば給湯器,コンロ,浴室ユニット,燃料電池等が該当する。他の機器(ガス機器以外の機器)は、例えば床暖房器,照明器具,エアコン,電磁調理器等が該当する。「第1所定作動」の内容は機器に応じて異なり、例えばセンサ端末ではオン/オフが該当し、給湯器ではオン/オフ/給湯温度が該当し、床暖房器ではオン/オフ/強度(最強/強/中/弱)が該当し、コンロやエアコン等はオン/オフが該当する。
解決手段1によれば、記録媒体には予め機器接続リストと機器制御リストとを記録しておく必要がある。作動テスト手段が該当する機器に応じた第1所定作動を行うように制御し、この機器が第1所定作動を行う否かを作業員が目視し、その結果を携帯端末機で応答すればよい。したがって、一人の作業員のみで作動テスト(言い換えれば確認作業)を行うことができる。第1所定作動を行わない旨の応答をすると、登録表示手段が配線を確認するメッセージを表示するので、配線のチェックを指示できる。
(2)解決手段2は、解決手段1に記載した機器制御装置であって、機器接続リストに登録された情報に基づいて該当する機器で第2所定作動を行わせるための操作を携帯端末機に指示する操作指示手段と、指示した操作が行われた前記機器の動作状態を取得する状態取得手段とを有し、登録表示手段は指示した操作に対応する動作状態を取得できれば前記機器接続リストに登録された情報を前記機器制御リストに登録し指示した操作に対応する動作状態を取得できなければ配線を確認するメッセージを表示することを要旨とする。
「第2所定作動」の内容は「第1所定作動」と同様に機器に応じて異なるが、「第2所定作動」と「第1所定作動」の内容は同一であってもよく、異なっていてもよい。
解決手段2によれば、該当する機器で第2所定作動を行わせるための操作が携帯端末機に指示されると、作業員はこの指示に従って機器を操作すればよい。したがって、一人の作業員のみで作動テストを行うことができる。指示した操作に対応する動作状態を取得できなければ、登録表示手段が配線を確認するメッセージを表示するので、配線のチェックを指示できる。
(3)解決手段3は、解決手段1または2に記載した機器制御装置であって、通信手段はネットワークを介して機器管理システムとの間で信号の送受信を行えるように構成され、前記機器管理システムで入力され、前記機器管理システムから前記通信手段を通じて伝達された機器接続リストを記録媒体に記録するリスト記録手段を有することを要旨とする。
機器接続リストは作成するために、専門知識を持つ人が必要である。解決手段3によれば、機器接続リストをネットワークを介して機器制御装置に記録することにより、専門知識を持った作業員は機器管理システムの存在する場所にいればよいため、機器制御装置のある現地に出向く必要がない。また、リスト記録手段は機器管理システムからネットワークを通じて伝達された機器接続リストを自動的に記録媒体に記録するので、最新の機器接続リストに従って作動テストを行うことができる。
本発明によれば、新たな機器を機器制御装置に接続する場合において、一人の作業員のみで作動テストが行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態について図1〜図10を参照しながら説明する。
図1には機器制御装置の構成例をブロック図で模式的に表す。機器制御装置10は「サーバ」とも呼ばれ、後述する通信手段18を通じて複数の機器を一括して制御する。複数の機器は屋内に設置されて信号(アナログやデジタルの種類を問わない。以下同様とする。)の伝達によって制御が可能な機器であって、例えば住宅設備機器や、センサ端末、家電機器等が該当する。住宅設備機器は、給湯器30,床暖房器31,コンロ32,エアコン33,照明器具34,燃料電池,電磁調理器等が該当する。センサ端末には、ガスセンサや火災報知器のほか、セキュリティセンサとしてのリビング窓開閉センサ35,寝室窓開閉センサ36,玄関窓開閉センサ37,リビング人感センサ38,寝室人感センサ39,廊下人感センサ40等が該当する。家電機器には、テレビ,ビデオ,冷蔵庫,電子レンジ,ステレオ装置等が該当する。図1では簡単のために1台ずつ接続した例を示すが、同一種類の機器を2台以上接続する場合もある。
機器制御装置10は、記録媒体11,作動テスト手段12,応答手段13,登録表示手段14,状態取得手段15,操作指示手段16,リスト記録手段17,通信手段18などを有する。少なくとも作動テスト手段12,応答手段13,登録表示手段14,状態取得手段15,操作指示手段16,リスト記録手段17は、それぞれがROM等に記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現する。通信手段18は、ネットワークNを通じて機器管理システム20との間で信号の送受信を行ったり、携帯端末機50や複数の機器との間で個別に信号の送受信を行う。
記録媒体11は、例えば主記憶装置(揮発性メモリおよび不揮発性メモリのうちで一方または双方が該当する)を適用し、機器接続リスト11a,機器制御リスト11bなどを記録する。機器接続リスト11aには、新たな機器を接続するための情報を登録する。機器制御リスト11bには、機器制御装置10に接続された複数の機器を個別に制御するための情報を登録する。これらのリストの登録内容の一例については後述する。
作動テスト手段12は、機器接続リスト11aに登録された情報に基づいて、該当する機器に応じた第1所定作動を行うように制御する。この第1所定作動の内容は、機器制御装置10から各機器を個別に制御するテストであり、具体的な内容は機器に応じて異なる。例えば、給湯器30ではオン/オフ/給湯温度が該当し、床暖房器31ではオン/オフ/強度(最強/強/中/弱)が該当し、コンロ32やエアコン33等はオン/オフが該当する。本例では、機器接続リスト11a内に第1所定作動を予め登録する。応答手段13は、作動テスト手段12が行う制御によって、該当する機器が第1所定作動を行えたか否かの目視結果を携帯端末機50から受ける。第1所定作動の場合における登録表示手段14は、携帯端末機50から第1所定作動を行う旨の応答がされると機器接続リスト11aに登録された情報を機器制御リスト11bに登録し、第1所定作動を行わない旨の応答がされると配線を確認するメッセージを携帯端末機50に表示する。
携帯端末機50は例えば携帯情報端末(PDA),携帯電話機,携帯パソコン等が該当し、表示部51や操作部52等を有する。表示部51はメッセージ等が表示できれば任意であり、例えば液晶表示器やLED表示器等が該当する。操作部52は機器制御装置10に対する応答等ができれば任意であり、タッチパネルやキーボード等が該当する。本例では、表示部51として液晶表示器を用い、操作部52としてタッチパネルを用いる。
操作指示手段16は、機器接続リストに登録された情報に基づいて、該当する機器で第2所定作動を行わせるための操作を携帯端末機に指示する。この第2所定作動は、機器の動作状態を機器制御装置10が認識できるかをテストするための作動であり、具体的な内容は機器に応じて異なる。第2所定作動の内容は、第1所定作動と同一であってもよく、異なっていてもよい。状態取得手段15は、操作指示手段16によって指示された操作が行われた機器の動作状態を、当該機器から取得する。第2所定作動の場合における登録表示手段14は、指示した操作に対応する動作状態を取得できれば機器接続リスト11aに登録された情報を機器制御リスト11bに登録し、指示した操作に対応する動作状態を取得できなければ配線を確認するメッセージを携帯端末機50に表示する。
リスト記録手段17は、機器管理システム20で入力された機器接続リスト11aをネットワークNおよび通信手段18を通じて受信し、記録媒体11に記録する。機器管理システム20の操作者は、機器の使用予定者(顧客)から送付された書類の記載内容に従って、機器接続リスト11aに所定事項を登録する。機器管理システム20は「センター装置」とも呼ばれ、ネットワークNに接続されて相互に通信可能になっている複数の機器制御装置(すなわち機器制御装置10を含む)を管理する。
ここで、機器接続リスト11aに登録する情報の一例を図2に表す。機器接続リスト11aの左側から右側に向かって、機器名,機器カテゴリ,センサ・HA論理,ポート番号,動作テストの各欄がある。機器名には機器の名称が登録される。機器カテゴリには機器の種類が登録される。センサ・HA論理には正論理/逆論理(もしくは負論理)や、a接点/b接点等の種別が登録される。ポート番号には機器を機器制御装置10に接続する際のポートが登録される。動作テストにはオン/オフ以外の動作内容が登録される。
図2の例では上から順番に、1台の給湯器30と、2台の床暖房器31と、1台のコンロ32と、1台のリビング人感センサ38を機器制御装置10に接続して制御するための情報が登録されている。給湯器30は、浴室に設置され、「ガス」のポートに接続し、動作テストとしてオン/オフ以外に給湯温度を設定する旨の内容になっている。床暖房器31は、リビングと和室にそれぞれ1台設置され、「ガス」のポートにそれぞれ接続し、動作テストとしてオン/オフ以外に「強」と「弱」を設定する旨の内容になっている。コンロ32は、台所に設置され、「HA−1」のポートに接続し、センサ・HA論理を「逆論理」とし、動作テストとしてオン/オフのみを行う旨の内容になっている。リビング人感センサ38は、リビングに設置され、「接点−1」のポートに接続し、センサ・HA論理を「a接点」とし、動作テストとしてオン/オフのみを行う旨の内容になっている。
上述のように構成された機器制御装置10において、接続動作を行う制御例についてフローチャートで表した図3を参照しながら説明する。なお、図3の接続動作処理は、ステップS10を除いて機器制御装置10の電源がオンである間に繰り返し実行される。
接続動作処理において、まず通信手段18およびネットワークNを通じて機器管理システム20にアクセスし、図2に示した機器接続リスト11aを取得して記録媒体11に記録する〔ステップS10〕。機器接続リスト11aの内容は頻繁に変わるものではないので、例えば機器制御装置10の電源を投入した時などに1回実行すれば十分である。
次に、記録媒体11に記録された機器接続リスト11aを参照し、当該機器接続リスト11aに記録された各機器についてステップS11以下の処理を行う。
すなわち、機器接続リスト11aに登録された機器のうちで動作テストを行う対象となる機器を特定し〔ステップS11〕、特定した機器に対して第1所定作動の信号を出力して制御するとともに、携帯端末機50の表示部51に第1所定作動に対応したメッセージを表示する〔ステップS12〕。作業員は、表示部51に表示されたメッセージの内容通りに機器が作動したか否かを目視確認し、その結果を操作部52により応答する〔ステップS13〕。もし、第1所定作動の通りに機器が作動したならば(YES)、ステップS16に進む。
一方、第1所定作動の通りに機器が作動しないならば(ステップS13でNO)、ノイズ等の影響を受けた可能性があるのでステップS12に戻ってリトライを行う〔ステップS14〕。所定回数(例えば5回等)のリトライを行っても第1所定作動の通りに機器が作動しないときは(ステップS14でNO)、配線確認を表示部51に表示する〔ステップS15〕。
なお、第1所定作動は機器のオン/オフや図2の機器接続リスト11aに登録された「動作テスト」の欄に対応し、動作テストを行う項目数だけステップS12,S13,S14,S15を繰り返す。例えばリビング人感センサ38の場合はオン/オフの動作テストを行うので、動作テストごとに図4や図5に表すメッセージが表示部51に表示される(ステップS12)。この表示に対して作業員は「OK」を応答するボタン52aか、「NG」を応答するボタン52bのいずれかを操作する(ステップS13)。もしボタン52bが操作されると、図6のようにリビング人感センサ38について配線や接続を確認する指示がされる(ステップS15)。ボタン52aおよびボタン52bは操作部52に相当する。
続いて、特定した機器について第2所定作動を行わせるための操作を指示し〔ステップS16〕、作業員が操作部52で応答すると通信手段18を通じて当該機器の動作状態を取得する〔ステップS17〕。もし、第2所定作動の通りの動作状態であれば(YES)、ステップS21に進む。
一方、第2所定作動の通りの動作状態でないならば(ステップS17でNO)、ノイズ等の影響を受けた可能性があるのでステップS16に戻ってリトライを行う〔ステップS14〕。所定回数のリトライを行っても第2所定作動の通りに作動状態でないときは(ステップS19でNO)、配線確認を表示部51に表示する〔ステップS20〕。
なお第1所定作動の場合と同様に、第2所定作動の動作テストを行う項目数だけステップS16,S17,S18,S19,S20を繰り返す。例えば給湯器30の場合はオン/オフと給湯温度の動作テストを行うので、動作テストごとに図7,図8,図9に表す指示が表示部51に表示される(ステップS16)。この表示に対して作業員は給湯器30の操作をした後にボタン52aを操作する(ステップS17)。もし操作を指示した動作状態になっていなければ、図6と同様に給湯器30について配線や接続を確認する指示がされる(ステップS15)。
機器接続リスト11aに登録されながら動作テストを行っていない機器があれば(ステップS21でYES)、上述したステップS11〜S21を繰り返す。一方、機器接続リスト11aに登録された全ての機器について動作テストを終えたならば(ステップS21でNO)、機器接続リスト11aに登録された情報を機器制御リスト11bに登録して機器制御装置10が制御可能にし〔ステップS22〕、接続動作処理を終える。
図2に示す機器接続リスト11aの情報を登録した後における機器制御リスト11bの一例を図10に表す。この機器制御リスト11bにおける上から5つの機器については、図2に表す機器接続リスト11aに登録された情報とほぼ同じであり、「動作テスト」の欄に代わって「動作状態」の欄になる。「動作状態」の欄には各機器からそれぞれ取得した現在の動作状態が登録され、「○」は稼働中を表し、「×」は停止中を表す。機器制御装置10は機器制御リスト11bを参照することにより、どの機器がどこに配置され、センサ・HA論理が何であり、どのポートに接続されるのか等を把握できるので、各機器を適切に制御することができる。
上述した実施の形態によれば、以下に表す各効果を得ることができる。
(1)機器接続リスト11aを記録媒体11に予め記録しておき、作動テスト手段12が機器接続リスト11aを参照して該当する機器に応じた第1所定作動を行うように制御した(図3のステップS12を参照)。この機器が第1所定作動を行う否かを作業員が目視し、その結果を携帯端末機50で応答すればよい(図3のステップS13を参照)。したがって、一人の作業員のみで作動テストを行うことができる。第1所定作動を行わない旨の応答をすると、登録表示手段14が配線を確認するメッセージを表示するので(図3のステップS15を参照)、配線のチェックを指示できる。
なお、本例では専門知識を有する作業員が動作テストを行ったが、機器制御装置10が設置された建物の関係者(例えば住人等)が動作テストを行うことも可能である。この場合は専門知識が必要となるが、専門知識に相当する内容を解説する情報を表示部51に表示することにより(図3のステップS12,S16)、不足する知識を補えばよい。
(2)該当する機器で第2所定作動を行わせるための操作が携帯端末機50に指示されるので(図3のステップS16を参照)、作業員はこの指示に従って機器を操作すればよい。したがって、一人の作業員のみで作動テストを行うことができる。指示した操作に対応する動作状態を取得できなければ、登録表示手段14が配線を確認するメッセージを表示するので(図3のステップS20を参照)、配線のチェックを指示できる。
(3)機器接続リスト11aをネットワークNを通じて機器制御装置10の記録媒体11に記録したので(図3のステップS10を参照)、専門知識を持った作業員は機器管理システム20の存在する場所にいればよいため、機器制御装置10のある現地に出向く必要がない。また、リスト記録手段17は機器管理システム20からネットワークNを通じて伝達された機器接続リスト11aを記録媒体11に記録するので(図3のステップS10を参照)、最新の機器接続リスト11aに従って作動テストを行える。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための最良の形態について実施の形態に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することが可能である。例えば、次に表す各形態を実現してもよい。
(1)上述した実施の形態では、機器接続リスト11aに動作テストの欄を設ける構成としたが(図2を参照)、動作テストに関する内容を別個のリストとして記録媒体11に記録する構成としてもよい。例えば図2に示す機器接続リスト11aにおける動作テストの欄を独立させ、同種類の機器は一つにまとめて登録した例を図11に表す。
図11に表すテスト項目リスト11cは、機器ごとに動作テストの内容を対応させて登録する。本例では、動作テストを行う順番(図中の「1」から「5」までの欄)に対応してテスト内容が登録されている。例えばエアコン33の場合は、1番目に「オン」にする制御を行い、2番目に「オフ」にする制御を行い、3番目に「冷房」にする制御を行い、4番目に「暖房」にする制御を行い、5番目に「除湿」にする制御を行う。他の機器についても同様であり、図中「−」は動作テストのための制御を行わない。図2に表す機器接続リスト11aでは同種の機器(本例では床暖房器31)でも動作テストの内容を登録する必要があるが、テスト項目リスト11cでは同種の機器は一つにまとめられているので登録数を少なく抑えることができる。また、動作テストを行うに適した順番でテスト内容を登録できるので、無駄を省くことができる。
(2)上述した実施の形態では、記録媒体11として主記憶装置を適用したが、コネクタ等に装着してアクセス可能な記録媒体(例えばメモリカード,USBメモリ,光磁気ディスク等)を適用してもよく、磁気記憶装置(例えばフレキシブルディスク装置や光磁気記憶装置等)から記録媒体11に転送して記録する構成を適用してもよい。
前者の場合は、作業員は記録媒体をコネクタに装着するだけでよいので簡単であり、その記録媒体に最新の機器接続リスト11aを記憶させておくことも可能になる。後者の場合は、図3のステップS10に代えて、磁気ディスクに予め記憶された機器接続リスト11aを記録媒体11に転送して記録する処理を行えばよい。いずれの場合にせよ、最新の機器接続リスト11aに従って作動テストを行うことができる。
(3)上述した実施の形態では、機器接続リスト11aとして機器名,機器カテゴリ,センサ・HA論理,ポート番号,動作テストを記録したが(図2を参照)、これ以外の項目を記録する構成としてもよい。例えば識別符号(すなわち製造番号や型式等のように機器を特定する固有の番号や符号等)や、外観や色等の情報が該当する。図3のステップS12では第1所定作動に対応したメッセージを表示部51に表示し、同じくステップS16では特定した機器について第2所定作動を行わせるための操作を指示したが、これらの表示等と併せて識別符号や外観等を表示すれば、どの機器について動作テストを行っているのかが明確になる。したがって、別の機器を誤って動作テストする事態を防止できる。
(4)上述した機器接続リスト11a,機器制御リスト11b,テスト項目リスト11cについては、機器制御装置10において登録内容を編集する手段(すなわちリスト編集手段)を備えるのが望ましい。こうすれば、リスト内容に誤りがあった場合でも現場で正すことができる。また、現場で訂正されたリストを機器制御装置10から機器管理システム20に伝達する手段(すなわちリスト転送手段)を備えるのが望ましい。こうすれば、訂正されたリストを機器管理システム20で集中して管理するので、他の機器制御装置で動作テストを行う場合に訂正されたリストを素早く伝達することが可能になる。
機器制御装置の構成例を模式的に表すブロック図である。 機器接続リストの一例を表す図である。 接続動作処理の手続き例を表すフローチャートである。 表示部と操作部の一例を表す図である。 表示部と操作部の一例を表す図である。 表示部への指示例を表す図である。 表示部と操作部の一例を表す図である。 表示部と操作部の一例を表す図である。 表示部と操作部の一例を表す図である。 機器制御リストの一例を表す図である。 テスト項目リストの一例を表す図である。
符号の説明
10 機器制御装置
11 記録媒体
11a 機器接続リスト
11b 機器制御リスト
11c テスト項目リスト
12 作動テスト手段
13 応答手段
14 登録表示手段
15 状態取得手段
16 操作指示手段
17 リスト記録手段
18 通信手段
20 機器管理システム
30 給湯器(住宅設備機器;機器)
31 床暖房器(住宅設備機器;機器)
32 コンロ(住宅設備機器;機器)
33 エアコン(住宅設備機器;機器)
34 照明器具(住宅設備機器;機器)
35 リビング窓開閉センサ(センサ端末;機器)
36 寝室窓開閉センサ(センサ端末;機器)
37 玄関窓開閉センサ(センサ端末;機器)
38 リビング人感センサ(センサ端末;機器)
39 寝室人感センサ(センサ端末;機器)
40 廊下人感センサ(センサ端末;機器)
50 携帯端末機
51 表示部
52 操作部
N ネットワーク

Claims (3)

  1. センサ端末,家電機器,住宅設備機器などのような複数の機器について、各機器の動作を個別に制御する機器制御装置であって、
    機器との間で信号の送受信を行う通信手段と、
    機器を接続するための情報を登録する機器接続リストと、当該機器を制御するための情報を登録する機器制御リストとを記録する記録媒体と、
    前記機器接続リストに登録された情報に基づいて、該当する機器に応じた第1所定作動を行うように制御する作動テスト手段と、
    前記作動テスト手段が行う制御によって、該当する機器が第1所定作動を行えたか否かの目視結果を携帯端末機から受ける応答手段と、
    前記携帯端末機から第1所定作動を行う旨の応答がされると前記機器接続リストに登録された情報を前記機器制御リストに登録し、第1所定作動を行わない旨の応答がされると配線を確認するメッセージを表示する登録表示手段とを有する機器制御装置。
  2. 請求項1に記載した機器制御装置であって、
    機器接続リストに登録された情報に基づいて、該当する機器で第2所定作動を行わせるための操作を携帯端末機に指示する操作指示手段と、
    指示した操作が行われた前記機器の動作状態を取得する状態取得手段とを有し、
    登録表示手段は、指示した操作に対応する動作状態を取得できれば前記機器接続リストに登録された情報を前記機器制御リストに登録し、指示した操作に対応する動作状態を取得できなければ配線を確認するメッセージを表示する機器制御装置。
  3. 請求項1または2に記載した機器制御装置であって、
    通信手段はネットワークを介して機器管理システムとの間で信号の送受信を行えるように構成され、
    前記機器管理システムで入力され、前記機器管理システムから前記通信手段を通じて伝達された機器接続リストを記録媒体に記録するリスト記録手段を有する機器制御装置。
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