JP2008071637A - 燃料電池システムと燃料電池スタック検査装置及び燃料電池スタック異常判断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池の通常運転時又は燃料電池スタック製造段階におけるスタック異常検査時にフラッディングが発生している異常セルを正確に検出する燃料電池システムと燃料電池スタック異常検査装置及びスタック異常判断方法を提供する。
【解決手段】燃料電池スタックの温度を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに電圧検出の対象となっている1又は複数のセルの電圧値が基準値以下である場合は、その1又は複数のセルを異常と判断する。
【選択図】図1
【解決手段】燃料電池スタックの温度を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに電圧検出の対象となっている1又は複数のセルの電圧値が基準値以下である場合は、その1又は複数のセルを異常と判断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数のセルが積層された燃料電池スタックを備える燃料電池システムと燃料電池スタックの異常を検出する検査装置及び燃料電池スタックの異常を判断する方法に関する。
燃料電池システムにおいては、燃料電池の発電量が低下したり、燃料電池スタックの冷却媒体の温度が低下して、燃料電池スタックの温度が低下すると、燃料電池スタックで生成される水がセル電極を閉塞するフラッディング(水詰まり)が発生し易くなる。そして、そのフラッディングが発生しているセルは、ガスの流通が妨げられるために、セル電圧が低下し、電池性能の低下を引き起こすことになる。
燃料電池スタックの発電量が急激に低下したり、外気温の低下により燃料電池スタックの冷却媒体の温度が低下して、燃料電池スタックの温度が低下するときは、かかる温度低下を打ち消すように冷却装置の冷却能力を制御して、燃料電池スタックの温度低下によるフラッディングの発生を効果的に防止する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
ここで、通常の燃料電池システム運転時やスタック製造段階においてフラッディングを発生しているセルを検出するときは、フラッディングが起こりやすい環境下でセル電圧を検出する方がその検出感度は良好になる。そのため、例えば燃料電池スタックに供給するガス量を低下させ、発電に伴う発熱量を低下させることによって燃料電池スタックの温度を低下させ、フラッディングが起こりやすい環境にしてセル電圧を検出する方法が考えられる。
しかし、燃料電池スタックに供給するガス量を低下させると、ガス供給方向に沿って奥に配置されたセルほどその供給ガス量は減少し、セルの電圧値は奥に行くほど低下する。そうすると、セルの電圧値を検出して異常セルを検出するときに、ガス供給方向に沿って奥に配置されたセルは、異常でない場合にもそのセルの電圧値は低く検出されるため、正確なセルの異常判断が困難であるという課題があった。
本発明は、複数のセルが積層された燃料電池スタックを備える燃料電池システムにおいて、燃料電池スタックを冷却する冷却手段と、燃料電池スタックに含まれるセルのうち1又は複数のセルの電圧を検出する電圧検出手段を少なくとも1つ有し、燃料電池スタック内部を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに電圧検出手段による検出電圧値が基準値以下である場合は、その電圧検出手段の検出対象である1又は複数のセルを異常と判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、燃料電池スタック内部をフラッディングが起こりやすい環境にすることによって、異常セル検出感度が向上するとともに、セルの測定電圧値は、セルが配置された位置によって受ける影響が少ないため、異常セル検出精度も向上する。
本発明において、冷却手段は、燃料電池スタックを冷却するために例えば水等の冷却媒体を循環ポンプ等によって燃料電池スタックに供給する手段を含み、判断手段において1又は複数のセルの異常を判断する際には、その冷却媒体の燃料電池スタック入口温度を40度から60度の範囲内に設定することが好適である。
かかる構成によれば、燃料電池スタック内部をフラッディングが起こりやすい環境にして、フラッディングが発生しているセルを検出する検出感度を良好にすることと、該フラッディングが起こりやすい環境であっても、異常セル以外のセルについてはフラッディングによる電圧低下を生じさせないこととの両立を図ることができる。
本発明において、判断手段は、異常セルが所定の数を超えたときは、燃料電池システムの運転を停止することが好適である。
本発明は、複数のセルが積層された燃料電池スタックの異常を検出する検査装置において、燃料電池スタックを冷却する冷却手段と、燃料電池スタックに含まれるセルのうち1又は複数のセルの電圧を検出する電圧検出手段を少なくとも1つ有し、燃料電池スタックを通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに電圧検出手段による検出電圧値が基準値以下である場合は、電圧検出手段の検出対象である1又は複数のセルを異常と判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
本発明において、冷却手段は、燃料電池スタックを冷却するために例えば水等の冷却媒体を循環ポンプ等によって燃料電池スタックに供給する手段を含み、判断手段において1又は複数のセルの異常を判断する際には、冷却媒体の燃料電池スタック入口温度を40度から60度の範囲内に設定することが好適である。
本発明は、複数のセルが積層された燃料電池スタックの異常を判断する方法において、燃料電池スタックの温度を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに電圧検出の対象となっている1又は複数のセルの電圧値が基準値以下である場合は、その1又は複数のセルを異常と判断することを特徴とする。
本発明において、1又は複数のセルの異常を判断する際には、前記燃料電池スタックを冷却するための例えば水等の冷却媒体の燃料電池スタック入口温度を40度から60度の範囲内に設定することが好適である。
本発明において、異常セルが所定の数を超えたときは、燃料電池システムの運転を停止することが好適である。
本発明によれば、燃料電池の通常運転時や燃料電池スタック製造段階において、フラッディングが発生している異常セルを正確に検出することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の燃料電池システムの構成の概略を示す図である。本発明の実施形態における燃料電池システムは、燃料電池スタック10、加湿器12、制御部30、冷却装置80を備えている。
燃料電池スタック10は、単セルを複数積層して構成されている。個々の単セルは、電解質膜(例えば高分子膜)が、アノード電極とカソード電極で挟持され、さらにその両側をセパレータで挟み込む構造となっている。上記単セルの構造は、従来より広く知られている燃料電池の単セル構造と同様である。
燃料電池スタック10は、燃料である水素ガス及び酸化剤である空気の供給を受けて電力を発電する。本実施形態においては、燃料ガス及び酸化剤ガスの循環経路は図1の矢印によって示される構成としたが、これに限らず種々の変形が可能であることは勿論である。
図示しない水素タンクからの水素ガスは、燃料電池スタック10を構成する複数の各セルの燃料極(アノード)に供給される。また、図示しないコンプレッサによって圧送される空気は、加湿器12により加湿されて燃料電池スタック10を構成する複数の各セルの空気極(カソード)に供給される。そして、空気極での反応(2H++1/2O2→H2O)によって生成される水は、空気極からの排気ガスとともに排出され、その排気ガスは、加湿器12に供給されて図示しないコンプレッサから圧送される供給空気を加湿する。
冷却装置80は、燃料電池スタック10を冷却するための冷却媒体を燃料電池スタック10と放熱器20との間で循環させて燃料電池スタック10を冷却し、その排熱を外気に拡散させるための装置であって、冷却水循環ポンプ22、冷却水循環流路24、放熱器20、冷却水バイパス流路26、流量調整用三方弁50を備える。本実施形態においては、冷却媒体は水としているが、これに限らず種々の変更が可能であることは勿論である。
冷却水は、燃料電池スタック10に供給され、スタック内部を冷却した後、冷却水循環ポンプ22によって冷却水循環流路24を通り、放熱器20に供給される。そして、冷却水は放熱器20において外気と熱交換され、その熱は外部に放出される。また、流量調整用三方弁50は、制御部30と接続されている。流量調整用三方弁50は、制御部30からの信号に基づき、弁の開度を調整して、放熱器20を通過する冷却水流量と冷却水バイパス流路26を流れる冷却水量とを任意の割合で調整することができる。
また、冷却装置80は、燃料電池スタック出口側温度センサ42、バイパス温度センサ44、放熱器出口側温度センサ46、燃料電池スタック入口側温度センサ48を備えており、これらのセンサは制御部30に接続されている。
また、燃料電池スタック10には電圧計60が設けられ、電圧計60は制御部30に接続されている。本実施形態においては、図2(a)に示すように、燃料電池スタック10を構成する複数の単セル16それぞれに端子18を設けて電圧計60に接続し、各単セル16の電圧を測定している。ここで、本実施形態においては、各単セル16毎に電圧を測定する構成としているが、例えば複数のセル毎に電圧を測定する構成であっても良い。また、燃料電池スタック10に含まれるセルのうち、積層方向端部付近の1又は複数のセルは、外気側に近接して配置されるため、他のセルに比べて温度が冷却され易く、フラッディングが発生する可能性が高い。そのため、かかる積層方向端部付近の1又は複数のセルだけの電圧を測定するような構成であっても良く、種々の変更が可能であることは勿論である。
また、本実施形態とは別に、例えば燃料電池スタック製造段階において、スタックの異常を検査する場合は、図2(b)に示すように、複数の単セル16を積層し、その両端を集電板68で挟持したサブスタック70を1つの構造単位として複数のサブスタック70を構成し、各サブスタック70毎にスタックの異常を検査する構成であっても良い。かかる場合は、水素ガス及び空気供給ラインを分岐して、各サブスタック70毎に水素ガス及び空気を供給して電力を発電させ、集電板68に端子を設けてその発電電圧を電圧計62〜66によって測定する構成とすることもできる。ここで、電圧計は各単セル16毎に設ける構成であっても良く、種々の変更が可能であることは勿論である。また、各サブスタック70は、互いに直列又は並列に接続して検査を行っても良く、種々の変更が可能であることは勿論である。
ここで、燃料電池システムの通常運転時において、フラッディングの発生によってセル電圧が低下している異常セルを、セルの測定電圧値に基づいて検出する場合について、図1を参照して説明する。
先ず、制御部30は燃料電池スタック入口側温度の制御目標値を所定温度に設定する。そして、制御部30は、燃料電池スタック出口側温度センサ42、放熱器出口側温度センサ46、バイパス温度センサ44からの検出信号に基づき、流量調整用三方弁50の開度を決定する。また、燃料電池スタック入口側温度センサ48からの検出信号をフィードバックしながら、流量調整用三方弁50の開度を補正するように制御する。
ここで、スタック入口側温度の制御目標値は40度から60度の範囲内に設定することが望ましい。フラッディングが発生している異常セルを検出するときは、フラッディングが起こりやすい環境下でセル電圧を検出する方がその検出感度は良好になるものの、スタック温度が低下し過ぎると、異常セル以外のセルまでフラッディングを起こして、そのセル電圧が低下する可能性があるため、好ましくない。そのため、スタック入口側温度の制御目標値を40度から60度の範囲内に設定することによって、異常セルを検出するときの検出感度を良好にすることと、フラッディングが起こりやすい環境にしつつも、異常セル以外のセルについてはフラッディングによる電圧低下を発生させないこととの両立を図ることができる。
上記のとおり、燃料電池スタック10を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却した状態で、制御部30に各単セル16の電圧測定値が入力される。そして、制御部30は、電圧測定値が基準値以下である単セル16があったときは、該単セル16を異常と判断する。
図3は、各単セル16の電圧測定値を示すグラフである。図3の横軸は、単セル16の積層方向に沿って、各単セル16に番号を付していることを表し、縦軸は各単セル16の電圧測定値を表している。図3のグラフは、n番目の単セル16の電圧測定値が基準値V1以下であることを示しており、n番目の単セル16が異常と判断される。
図3は、各単セル16の電圧測定値を示すグラフである。図3の横軸は、単セル16の積層方向に沿って、各単セル16に番号を付していることを表し、縦軸は各単セル16の電圧測定値を表している。図3のグラフは、n番目の単セル16の電圧測定値が基準値V1以下であることを示しており、n番目の単セル16が異常と判断される。
そして、制御部30により異常と判断された単セル16が所定の数を超える場合は、制御部30は、電池性能の低下により燃料電池システムの運転継続は困難であると判断し、その運転を停止する。
次に制御部30によって実行される燃料電池スタック10の異常判断制御ルーチンについて説明する。図4は、制御部30により実行される燃料電池スタック10の異常判断制御ルーチンの一例を示すフローチャートであり、このルーチンは、燃料電池システム通常運転時において、所定時間毎に繰り返して実行される。
先ずステップS101においては、冷却水の燃料電池スタック入口側温度の制御目標値を所定温度に設定し、次のステップS102に進む。上述したとおり、この目標温度は40度から60度の範囲内で設定することが望ましい。
ステップS101で、冷却水の燃料電池スタック入口側温度の目標値が所定温度に設定されると、上述したとおり、冷却水の燃料電池スタック入口側温度が目標値になるように流量調整用三方弁50の開度が制御される。
ステップS102においては、冷却水の燃料電池スタック入口側温度が目標値になったか否かが判断され、冷却水の燃料電池スタック入口側温度が目標値になったと判断されたときは次のステップS103に進み、冷却水の燃料電池スタック入口側温度が目標値になっていないと判断されたときは、冷却水の燃料電池スタック入口側温度が目標値になるまで、流量調整用三方弁50の開度が制御される。そして、冷却水の燃料電池スタック入口側温度が目標値になったと判断されたときは次のステップS103に進む。
ステップS103においては、電圧測定値が基準値V1以下の単セル16があるか否かが判断され、電圧測定値が基準値V1以下の単セル16が1つも無いときは、本ルーチンの実行を終了し、そのまま燃料電池システムの運転が継続して行われる。一方、電圧測定値が基準値V1以下の単セル16があると判断されたときは、ステップS104に進み、該単セル16は異常と判断されてステップS105に進む。
ステップS105においては、電圧測定値が基準値V1以下の単セル16が所定の数以上あるか否かが判断され、電圧測定値が基準値V1以下の単セル16の数が所定の数よりも少ないときは、本ルーチンの実行を終了し、そのまま燃料電池システムの運転が継続して行われる。一方、電圧測定値が基準値V1以下の単セル16の数が所定の数以上であるときは、電池性能の低下により運転継続は困難であると判断し、ステップS106に進んで燃料電池システムの運転を停止する。ここで、燃料電池システムの運転継続の可否を判断する異常セルの数については、その電池性能等に応じた種々の値を取ることが可能であることは勿論である。
本実施形態においては、通常の発電運転を行っている燃料電池システムの例を中心に説明したが、例えば制御部30と電圧計60と冷却装置80とを組み合わせて、燃料電池スタック製造段階におけるスタックの異常を検出する検査装置を構成しても良く、種々の変更が可能であることは勿論である。
本実施形態においては、燃料電池スタックを冷却するための冷却水のスタック入口温度を所定の温度範囲に設定して、スタック温度を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却する例を中心に説明したが、例えば酸化剤ガスである空気の湿度を増加させることにより、燃料電池スタック内部をフラッディングが起こりやすい環境にする構成であっても良い。この場合は、加湿器を通る空気流路と加湿器をバイパスする空気流路とが合流して燃料電池スタックに空気を供給し、加湿器を通過する空気量を調整することで空気中の湿度を増加させるという構成であっても良く、種々の変更が可能であることは勿論である。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
10 燃料電池スタック、12 加湿器、16 単セル、18 端子、20 放熱器、22 冷却水循環ポンプ、24 冷却水循環流路、26 冷却水バイパス流路、30 制御部、42 燃料電池スタック出口側温度センサ、44 バイパス温度センサ、46 放熱器出口側温度センサ、48 燃料電池スタック入口側温度センサ、50 流量調整用三方弁、60、62、64、66 電圧計、68 集電板、70 サブスタック、80 冷却装置。
Claims (8)
- 複数のセルが積層された燃料電池スタックを備える燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池スタックを冷却する冷却手段と、
前記燃料電池スタックに含まれるセルのうち1又は複数のセルの電圧を検出する電圧検出手段と、
前記燃料電池スタックを通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに前記電圧検出手段による検出電圧値が基準値以下である場合は、前記電圧検出手段の検出対象である1又は複数のセルを異常と判断する判断手段とを備えることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記冷却手段は、前記燃料電池スタックを冷却するために冷却媒体を前記燃料電池スタックに供給する手段を含み、前記判断手段において前記1又は複数のセルの異常を判断する際には、前記冷却媒体の燃料電池スタック入口温度を40度から60度の範囲内に設定することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記判断手段は、異常セルが所定の数を超えたときは、燃料電池システムの運転を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
- 複数のセルが積層された燃料電池スタックの異常を検出する検査装置において、
前記燃料電池スタックを冷却する冷却手段と、
前記燃料電池スタックに含まれるセルのうち1又は複数のセルの電圧を検出する電圧検出手段と、
前記燃料電池スタックを通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに前記電圧検出手段による検出電圧値が基準値以下である場合は、前記電圧検出手段の検出対象である1又は複数のセルを異常と判断する判断手段とを備えることを特徴とする検査装置。 - 前記冷却手段は、前記燃料電池スタックを冷却するために冷却媒体を前記燃料電池スタックに供給する手段を含み、前記判断手段において前記1又は複数のセルの異常を判断する際には、前記冷却媒体の燃料電池スタック入口温度を40度から60度の範囲内に設定することを特徴とする請求項4に記載の検査装置。
- 複数のセルが積層された燃料電池スタックの異常を判断する方法において、
前記燃料電池スタックの温度を通常運転時の温度よりも低い温度に冷却し、そのときに電圧検出の対象となっている1又は複数のセルの電圧値が基準値以下である場合は、前記1又は複数のセルを異常と判断することを特徴とする方法。 - 前記1又は複数のセルの異常を判断する際には、前記燃料電池スタックを冷却するための冷却媒体の燃料電池スタック入口温度を40度から60度の範囲内に設定することを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 異常セルが所定の数を超えたときは、燃料電池システムの運転を停止することを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
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JP2006249624A JP2008071637A (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 燃料電池システムと燃料電池スタック検査装置及び燃料電池スタック異常判断方法 |
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WO2009116497A1 (ja) | 2008-03-19 | 2009-09-24 | 株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 基地局装置及び通信制御方法 |
JP2014222618A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の製造方法、評価方法、評価装置 |
JP2017174565A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社東芝 | 燃料電池発電システム |
JP2021190214A (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-13 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
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- 2006-09-14 JP JP2006249624A patent/JP2008071637A/ja active Pending
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