JP2008071196A - 印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】セキュリティを低下させずに、印刷ジョブをスプールしたユーザ以外のユーザによっても印刷が可能な印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体を提供すること。
【解決手段】ユーザ端末4からネットワークを介して送信された印刷ジョブを、ユーザの印刷要求に応じて印刷装置3が印刷する印刷システムにおいて、印刷ジョブの印刷が許可されたユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表を印刷ジョブに添付する権限表添付手段と、ユーザ端末から送信された印刷ジョブを記憶装置に記憶する印刷ジョブ記憶手段と、ユーザのユーザ情報に基づき印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表を参照し、ユーザが印刷の権限を有する印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段と、印刷ジョブ検索手段により検索された印刷ジョブを表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】ユーザ端末4からネットワークを介して送信された印刷ジョブを、ユーザの印刷要求に応じて印刷装置3が印刷する印刷システムにおいて、印刷ジョブの印刷が許可されたユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表を印刷ジョブに添付する権限表添付手段と、ユーザ端末から送信された印刷ジョブを記憶装置に記憶する印刷ジョブ記憶手段と、ユーザのユーザ情報に基づき印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表を参照し、ユーザが印刷の権限を有する印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段と、印刷ジョブ検索手段により検索された印刷ジョブを表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、ネットワークを介して接続されたユーザ端末から印刷ジョブを印刷装置に送信し、認証されたユーザにより印刷ジョブを印刷実行する印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体に関する。
オフィスなどではプリンタを共有して利用するため、プリンタをネットワークに接続して各ユーザはユーザ端末から印刷実行の指示を入力することができる。印刷実行の指示が入力された場合、ユーザ端末は印刷ジョブを印刷装置に送信し、印刷装置はいったん印刷ジョブをハードディスク装置などにスプールし順次、印刷を実行する。ユーザ端末を利用する場合ユーザはネットワークにログインし、ログイン時に認証されるため、セキュリティを確保して印刷を実行することができる。
また、更にセキュリティを向上するため、ユーザの利用適格をプリンタ管理サーバにより管理する印刷システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1記載の印刷システムでは、ユーザ端末はユーザ情報と認証情報をプリンタ管理サーバに送信し、プリンタ管理サーバは該ユーザの認証情報に基づき利用適格があるか否かを判定し、利用適格がある場合には印刷装置に認証通知を送信する。
また、一方、セキュリティを厳格に適用するとユーザの使い勝手が低下することから、いったん認証されたユーザに対し所定の場合には認証を不要とする印刷装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2記載の印刷装置は、ICカード等を挿入した場合に印刷が可能になり、印刷データをスプールしておく場合、ICカード情報を印刷データに付加して記憶しておく。そして、ユーザが再度その印刷装置を使用する場合、ユーザが認証情報を操作して入力することによりICカードなしにスプールした文書の印刷が可能となっている。
特開2005−14951号公報
特開2006−76034号公報
しかしながら、特許文献1記載の印刷システムや特許文献2記載の印刷装置では、印刷ジョブをスプールしたユーザ又はICカードを保有するユーザ本人しかスプールした印刷ジョブの印刷を実行できない。
ところで、ページ数の多い印刷ジョブや多部数印刷する場合等は印刷に時間がかかることもあり、印刷ジョブをスプールしたユーザが他のユーザに印刷実行を依頼したいという要求がある。また、自分がスプールしたドキュメントを印刷して他のユーザに渡したい場合なども、他のユーザに印刷実行を依頼した方が便利である。
したがって、印刷ジョブをスプールしたユーザ以外のユーザでも印刷実行を行うことができれば、印刷装置の利便性は大きく向上するが、スプールされた印刷ジョブの印刷を他のユーザに安易に許可するとセキュリティが低下するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑み、セキュリティを低下させずに、印刷ジョブをスプールしたユーザ以外のユーザによっても印刷が可能な印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ユーザ端末からネットワークを介して送信された印刷ジョブを、ユーザの印刷要求に応じて印刷装置が印刷する印刷システムにおいて、ユーザ端末は、印刷ジョブの印刷が許可されたユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表を印刷ジョブに添付する権限表添付手段を有し、印刷装置は、ユーザ端末から送信された印刷ジョブを記憶装置に記憶する印刷ジョブ記憶手段と、ユーザのユーザ情報に基づき印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表を参照し、ユーザが印刷の権限を有する印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段と、印刷ジョブ検索手段により検索された印刷ジョブを表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置にスプールした印刷ジョブの印刷実行が可能な印刷実行者を、スプールしたユーザがユーザ実行権限表に指定するので、印刷ジョブをスプールしたユーザ以外のユーザによっても印刷ジョブの印刷実行が可能となり、利便性が向上する。また、ユーザ実行権限表により実行権限が与えられたユーザしか印刷実行できないので、セキュリティを確保できる。
また、本発明の一形態において、権限表添付手段は、印刷装置を使用可能なユーザをユーザ端末の表示部に選択可能に表示することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置を使用可能なユーザの一覧から印刷権限を与えるユーザを選択するだけで、ユーザ実行権限表を生成することができる。
また、本発明の一形態において、ユーザを認証する認証装置がネットワークに接続されており、認証装置は、印刷装置から入力されたユーザの認証情報に基づき、ユーザを認証し、認証結果を前記印刷装置に送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、認証装置により印刷装置3のユーザを認証するので、更にセキュリティを向上することができる。
セキュリティを低下させずに、印刷ジョブをスプールしたユーザ以外のユーザによっても印刷が可能な印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は印刷システム1の概略構成図を示す。ユーザ端末4、認証装置2及び印刷装置3は、オフィスなどのネットワークを介して接続されている。これらの装置は、TCP/IPなど所定のプロトコルに基づきIPアドレスやMAC(Media Access Control address)アドレスなど固有のアドレスを有し相互に通信可能となっている。
ユーザ端末4は例えばパーソナルコンピュータであって、認証装置2はパーソナルコンピュータやワークステーション等であって、これらがプログラムを実行することで後述する各種の機能を実現する。なお、3台以上のユーザ端末4が接続されていてもよい。
例えば、ユーザ端末4aから印刷装置2に印刷ジョブを送信する際、ユーザ端末4aは当該印刷ジョブの印刷実行の権限が与えられた(許可された)ユーザを記録したユーザ実行権限表を添付する。ユーザ実行権限表は印刷ジョブと共に印刷装置3にスプールされ、印刷実行者が印刷装置3を操作して当該印刷ジョブの印刷を実行する場合、認証装置2が印刷実行者を認証すると共に、印刷装置3はユーザ実行権限表を参照して印刷実行者に権限があるか否かを判定する。したがって、セキュリティを保ちながら、ユーザ実行権限表に記録されたユーザはスプールされた印刷ジョブを印刷実行することができる。
図2は、ユーザ端末4のハードウェア構成図を示す。ユーザ端末4は、それぞれ内部バス44で相互に接続されているCPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)43及びROM(read Only Memory)42、並びに、PCI(Peripheral Components Interconnect bus)バスなどの拡張バス45を介して接続された入力装置46、記憶装置47、表示装置48及び通信装置49とを有するように構成されている。
CPU41は、OSやアプリケーションなどのプログラムを記憶装置47からロードして実行することで種々の機能を提供すると共に、ユーザ端末4が行う処理を統括的に制御する。RAM43は、OSやプログラム、データを一時保管する作業メモリとなる。ROM42は、起動パラメータやCPU41の制御プログラムを記憶している。
入力装置46はキーボードやマウスなどで構成され、ユーザからの様々な操作指示を入力するために用いられる。記憶装置47は、HDD(ハードディスクドライブ)やフラッシュメモリなど不揮発性メモリであり、OS、プログラム、ドライバ等のファイルが記憶されている。表示装置48は、プログラムが指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で液晶などのディスプレイに描画する。例えば、GUI(Graphical User Interface)画面を形成し、操作に必要な操作ボタンやデータ等をディスプレイに表示する。通信装置49はインターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えばモデム、ネットワークインターフェイスカード(NIC)等で構成される。ドライブ装置50は、各種のリムーバブルメディアを装填してデータの読み書きを行ったり、記録媒体40に記録されたデータを再生して記憶装置47等に送出する。
記録媒体40には、CPU41が実行することで、ユーザ実行権限表を印刷ジョブに添付する権限表添付手段4aを実現するプログラムが記録されている。かかるプログラムは記憶装置47にインストールされる。
なお、認証装置2のハードウェア構成図も図2と同様である。認証装置2はユーザを認証する認証サーバであって、予め、ユーザ名など各ユーザを識別するための情報に対応づけて認証情報(パスワード、生体認証情報、認証番号)を記憶している。
図3は、印刷装置3のハードウェア構成図を示す。図3は、プリンタだけでなくファクシミリやコピーなどの機能を備えたいわゆる複合機の構成図である。
印刷装置3は、コントローラ10とエンジン部(Engine)33とをPCIバスで接続されている。コントローラ10は、印刷装置2全体の制御と描画、通信、操作部29からの入力、タッチパネルなどの表示部35への表示又は表示部35からの入力を制御するコントローラである。
エンジン部33は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部33には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU21と、ノースブリッジ(NB)23と、システムメモリ(MEM−P)22と、サウスブリッジ(SB)24と、ローカルメモリ(MEM−C)27と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)26と、ハードディスクドライブ(HDD)28とを有し、NB23とASIC26との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス25で接続した構成となる。また、MEM−P22は、ROM22aと、RAM22bとをさらに有する。
CPU21は、印刷装置2の全体制御をおこなうものであり、NB23、MEM−P22およびSB24からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。NB23は、CPU21とMEM−P22、SB24、AGP25とを接続するためのブリッジであり、MEM−P22に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P22は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM22aとRAM22bとからなる。ROM22aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM22bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。SB24は、NB23とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB24は、PCIバスを介してNB23と接続されている。
MEM−P22は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM22aとRAM22bとからなる。ROM22aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM22bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。SB24は、NB23とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB24は、PCIバスを介してNB23と接続されている。
ASIC26は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス25、PCIバス、HDD28およびMEM−C27をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
ASIC26は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC26の中核をなすアービタ(調停部)と、MEM−C27を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部33との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。また、ASIC26には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)31、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース32、ネットワークを介して通信するNIC34が接続される。
MEM−C27は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD28は、画像データのスプール及びプログラム、フォントデータ及びフォームの蓄積を行うための記憶装置である。
CPU21がプログラムを実行することで、ユーザ端末4から送信された印刷ジョブをHDD28に記憶する印刷ジョブ記憶手段3a、印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表を参照し、印刷装置3を操作するユーザが印刷の権限を有する印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段3b、印刷ジョブ検索手段3bにより検索された印刷ジョブを表示部35に表示する表示手段3cと、が実現される。これらのプログラムは、USBメモリなどの記録媒体20に記録されており、記録媒体20からHDD28にインストールされる。
図4は、本実施例の印刷システム1の印刷処理におけるシーケンス図を示す。
まず、印刷ジョブをスプールするユーザ(以下、印刷ジョブ送信者という)は、ユーザ端末4aを操作して印刷ジョブスプール指示を入力する(S1)。例えば、印刷ジョブ送信者は、ワープロソフトウェアなどアプリケーションプログラムをユーザ端末4で実行しており、印刷ジョブ送信者が所望の文書などを印刷実行すると、それが印刷ジョブスプール指示となる。なお、印刷ジョブ送信者は、ユーザ端末4にログインする時点で氏名やIDなど印刷ジョブ送信者を識別するためのユーザ情報(以下、単にユーザ名という)及び認証情報を入力済みである。
印刷ジョブ送信者が印刷ジョブスプール指示を入力すると、ユーザ端末4は印刷ジョブを印刷装置3に送信する(S2)。印刷ジョブを印刷装置3に送信する際、権限表添付手段4aは、印刷ジョブに印刷ジョブのスプールを指示した印刷ジョブ送信者のユーザ名、認証情報及びスプールされる印刷ジョブに対し印刷実行する権限をもつユーザの表(ユーザ実行権限表)を添付する。
図5(a)は印刷ジョブ及び添付されるデータの構成を、図5(b)はユーザ実行権限表の構成をそれぞれ示す図である。印刷ジョブのデータは、印刷ジョブデータ本体、ユーザ名、認証情報及びユーザ実行権限表を有するように構成されている。印刷ジョブデータ本体は、文書や画像など印刷データ と 印刷時の設定データ(例えば、コピー枚数、両面印刷など)等により構成される。
ユーザ実行権限表は、図5(b)に示すように、各ユーザのユーザ名に対応づけて権限が記録された表である。権限の欄に記録された「可」は当該ユーザに印刷実行の権限が与えられていることを、「不可」は当該ユーザに印刷実行の権限が与えられていないことを示す。なお、印刷権限が可のユーザ名のみを記録しておいてもよい。この場合、ユーザ実行権限表にユーザ名が記録されたユーザは印刷実行の権限を有する者になる。
また、図5(b)のユーザ実行権限表では個人のユーザ毎に権限を記録したが、図5(c)に示すようにグループ毎に権限を記録してもよい。この場合、印刷装置3が予め各グループに所属するユーザ名を記憶しておくようにすれば、スプールされた印刷ジョブの実行権限が与えられているか否かをユーザ毎に判定できる。また、印刷実行者(スプールされた印刷ジョブの印刷を要求する者)がグループ名を入力してもよい。機密文書などはグループ単位で共有することが多いので、グループ毎に権限を記録できれば印刷ジョブ送信者がグループを構成する複数のユーザ名を入力する煩わしさを防止できる。
また、図5(d)に示すように、ユーザ実行権限表に印刷に関する詳細な権限まで記録しておいてもよい。図5(d)ではユーザ名に対応づけて、白黒印刷、カラー印刷及び1ページ目のみの印刷の権限、がそれぞれ記録されている。
図4に戻り、印刷装置3がユーザ端末4から印刷ジョブを受信すると、印刷装置3は印刷ジョブからユーザ名及び認証情報を抽出し、認証装置2にユーザ名及び認証情報を送信すると共に印刷ジョブ送信者のユーザ認証を依頼する(S3)。
認証装置2は、ユーザ名と認証情報との整合性に基づき印刷ジョブ送信者を認証し、認証結果を印刷装置3に送信する(S4)。認証装置2は、ユーザ名と認証情報との整合性があれば印刷ジョブ送信者を正当なユーザであると認証成功の認証結果を、整合性がなければ認証失敗の認証結果を、印刷装置3に送信する。
印刷ジョブ記憶手段3aは、認証成功の場合、印刷ジョブをHDD28にスプールし、認証失敗の場合、印刷ジョブを破棄する(S5)。
ついで、印刷実行者は印刷装置3を操作してスプールされた印刷ジョブの印刷を試みる。まず、印刷実行者は印刷装置3の操作部29を操作して、印刷装置3の使用要求を入力する(S6)。使用要求の入力のため、印刷実行者は自己のユーザ名及び認証情報を印刷装置2に入力する。
印刷装置3は、印刷実行者のユーザ名及び認証情報を認証装置2に送信すると共に、ユーザ認証を依頼する(S7)。認証装置2は、ユーザ名と認証情報との整合性に基づき印刷実行者を認証し、認証結果を印刷装置3に送信する(S8)。
認証が失敗した場合、印刷装置3は印刷実行者による使用を許可しない。したがって、スプールされた印刷ジョブのセキュリティを保つことができる。
認証が成功した場合、印刷ジョブ検索手段3bは、印刷実行者のユーザ名をキーにしてスプールされた印刷ジョブのユーザ実行権限表から印刷実行者に印刷実行の権限が与えられた印刷ジョブを検索する(S9)。すなわち、HDD28には複数のユーザの複数の印刷ジョブがスプールされているので、各印刷ジョブのユーザ実行権限表から、印刷実行者のユーザ名に「可」と記録された印刷ジョブを検索する。
そして、表示手段3cは、印刷実行者に印刷権限のある印刷ジョブを表示部35に全て表示する(S10)。ここで、表示される印刷ジョブは、例えば、印刷ジョブ送信者のユーザ名、スプール日時、印刷ジョブ名(文書名)、ファイル名等である。
印刷実行者は、表示部35に表示された印刷ジョブから印刷する印刷ジョブを選択して、印刷実行の操作を行う(S11)。印刷装置3は、選択された印刷ジョブを印刷する(S12)。
以上のように、本実施例の印刷システム1では、印刷する前にユーザを認証するのでセキュリティを確保することができると共に、印刷ジョブ送信者が入力したユーザ実行権限表により印刷が許可されたユーザであれば印刷できるので、印刷ジョブ送信者から文書のファイルや印刷物を受け取る必要がなく印刷システム1の利便性が向上する。
本実施例では、印刷実行者を認証装置2がICカードを利用して認証する印刷システム1について説明する。図6は、印刷装置3のハードウェア構成図を示す。なお、図6において図3と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図6の印刷装置3はカードインターフェイス(I/F)36がPCIバスに接続されている点で図3と異なる。カードI/F36は接触型又は非接触型のカードリーダであって、ユーザが所持するICカード54からユーザ名及び認証情報を読み出す。読み出されたユーザ名及び認証情報は認証装置2に送信され、認証装置2によりICカード54を所持したユーザが印刷装置2を使用する権限があるか否か認証される。
図7は本実施例の印刷システム1の構成を示す図であり、図8は印刷ジョブのスプールから印刷までのアクティビティ図を示す。なお、図7と図8において同じステップ番号は互いに同じ処理であるが、図8のアクティビティ図では認証装置2を省略した。
また、印刷実行者は複数人でもよいが、処理手順は印刷実行者の数に関わらず同じである。また、スプールする印刷ジョブは複数でもよく、その場合、各印刷ジョブは互いに区別できるよう識別情報が付与される。
本実施例では、印刷ジョブをスプールするユーザを「ユーザA」とし、印刷を実行するユーザを「ユーザB」とする。ユーザAは文書を印刷したいが、時間がないなどの理由で印刷された文書を印刷装置3まで取りに行くことができない場合に、以下の手順で印刷を実行する。
まず、ユーザAは、ユーザ端末4aを使用するに際に、ユーザ名及びユーザAの認証情報を入力する。この時の認証情報は、パスワード、磁気カード、ICカード、生体認証情報(指紋・虹彩・声紋・静脈など)のどのような認証情報であってもよい。
文書を印刷したいユーザAはユーザ端末4aの入力装置46から印刷ジョブのスプール指示を入力する。例えば、ユーザAは、ワープロソフトウェアなどアプリケーションプログラムをユーザ端末4aで実行しており、印刷ジョブ送信者が所望の文書などを印刷実行すると、それが印刷ジョブスプール指示となる。印刷実行すると、プリンタドライバに文書が送出され、プリンタドライバが所定の印刷ジョブを生成する。
また、ユーザが印刷実行すると、権限表添付手段4aが当該文書の印刷ジョブのユーザ実行権限表を生成するため、権限を与えるユーザを選択するためのGUIを表示装置48に表示する。
図9は、権限表添付手段4aが表示装置48に表示したGUIの一例を示す図である。図9では、印刷ジョブを印刷実行できる対象として「本人のみ」又は「印刷実行ユーザの指定」のいずれかを選択可能になっている。それぞれを選択するためのチェックボックスが配置されており、「印刷実行ユーザの指定」のチェックボックスを選択すると、プルダウンメニュー52を操作可能となる。プルダウンメニュー52を操作すると、印刷装置3から印刷実行が可能な全てのユーザ名がプルダウン表示されるようになっており、ユーザAはその中から印刷実行の権限を与えるユーザを選択することができる。選択されたユーザはプルダウンメニュー52の左側の選択完了欄51に順次表示される。
本実施例ではユーザAはユーザBに印刷実行を依頼するので、ユーザBのユーザ名「bbbbbb」が選択された。選択が終了し、ユーザAが「OK」ボタン53を操作すると、権限表添付手段4aは選択完了欄51のユーザに印刷の実行権限を与えられたユーザ実行権限表、ユーザAのユーザ名及び認証情報を印刷ジョブに添付する。これにより、印刷ジョブが印刷装置3に送信される(S1)。
ついで、印刷装置3は、印刷ジョブの送信者であるユーザAが正当なユーザであるかどうかを確認するため、認証装置2にユーザAのユーザ名及び認証情報を送信する(S2)。
認証装置2は、ユーザ名と認証情報の整合性に基づき、ユーザAが正当なユーザか否かを判定し、認証結果を印刷装置3に送信する(S3)。
印刷ジョブ記憶手段3aは、認証結果が成功か失敗かを判定し、認証が失敗した場合は印刷ジョブを破棄して処理を終了する。認証が成功した場合は、印刷ジョブ記憶手段3aは印刷ジョブをHDD28にスプール(記憶)する(S4)。
続いて、ユーザAは印刷実行をユーザBに依頼する。依頼する場合、印刷実行する印刷ジョブを特定する情報(例えば、ファイル名等)をユーザBにメール等で連絡する。
ユーザBは印刷ジョブを印刷実行するため、印刷装置3にログインする(S5)。本実施例では、ユーザBは、印刷装置3にICカード54を使用してユーザ名及び認証情報を入力する。すなわち、ユーザBは所持するICカード54をカードI/F36に挿入するか又はかざして、ユーザ名及び認証情報を印刷装置3に入力する。
印刷装置3は、ログインしたユーザBが正当なユーザであるかどうかを確認するため、認証装置2にユーザBのユーザ名及び認証情報を送信する(S6)。
認証装置2は、ユーザ名と認証情報の整合性に基づき、ユーザBが正当なユーザか否かを判定し、認証結果を印刷装置3に送信する(S7)。
ユーザBが正当なユーザであると認証されると、印刷ジョブ検索手段3bは、HDD28に記憶された印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表からユーザBのユーザ名が記録された印刷ジョブを検索する(S8)。すなわち、印刷ジョブ検索手段3bはユーザBが印刷実行できる印刷ジョブを検索する。本実施例では少なくともユーザAから印刷実行が依頼された印刷ジョブが検索される。
印刷ジョブが検索されると、表示手段3cは印刷ジョブを表示部35に表示する(S9)。図10は、表示部35に表示された印刷ジョブの一覧を示す。図10では、印刷ジョブが作成者と文書名により特定されて表示されている。ここに表示された印刷ジョブが、ユーザBが印刷実行する権限のある印刷ジョブである。
ユーザBがユーザAに依頼された印刷ジョブを選択して「印刷」ボタンを操作すると(S10)、当該印刷ジョブが印刷実行される。以上のようにして、ユーザBは印刷された文書をユーザAに渡すことができる。
なお、印刷実行された印刷ジョブは印刷装置3がHDD28から削除してもよいし、印刷実行をユーザAに通知し、ユーザAがHDD28から削除してもよい。また、印刷実行の通知の有無に関わらず、そのまま印刷ジョブをスプールしておき、ユーザAの任意にタイミングで削除してもよい。図8では、一定時間が経過された後、スプールされた印刷ジョブは削除されることとした。
なお、印刷実行された印刷ジョブは印刷装置3がHDD28から削除してもよいし、印刷実行をユーザAに通知し、ユーザAがHDD28から削除してもよい。また、印刷実行の通知の有無に関わらず、そのまま印刷ジョブをスプールしておき、ユーザAの任意にタイミングで削除してもよい。図8では、一定時間が経過された後、スプールされた印刷ジョブは削除されることとした。
本実施例の印刷システム1によれば、印刷する前にユーザを認証するのでセキュリティを確保することができると共に、印刷ジョブ送信者が入力したユーザ実行権限表により印刷が許可されたユーザであれば印刷できるので、印刷ジョブ送信者から印刷ジョブのファイルや印刷物を受け取る必要がなく印刷システム1の利便性が向上する。
本実施例では、ユーザ端末4bから印刷実行者が印刷実行する印刷システム1について説明する。
図11は、本実施例の印刷装置3のハードウェア構成図を示す。なお、図11において図3と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。また、ユーザ端末4及び認証装置2のハードウェア構成については実施例1と同様であるので説明は省略する。
本実施例の印刷装置3は、印刷ジョブ識別情報送信手段3d及びユーザアドレスリスト28aを有する点で図3と異なる。印刷ジョブ識別情報送信手段3dは、HDD28にスプールされた印刷ジョブの識別情報を他のユーザに送信する。送信相手のユーザは、ユーザ実行権限表に印刷実行の権限が付与されたユーザである。すなわち、印刷ジョブ識別情報送信手段3dは、印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表に印刷実行の権限が付与されたユーザのメールアドレスをHDD28から抽出し、スプールされた印刷ジョブに付与される識別情報をメールアドレスを宛先にして送信する。これにより、印刷実行の権限があるユーザは印刷実行可能な印刷ジョブがスプールされていることを認識して、所望のタイミングで印刷実行することができる。
図12は、本実施例の印刷システム1の印刷処理におけるシーケンス図を示す。なお、図12において図4と同一ステップには同一の符号を付した。
まず、印刷ジョブ送信者は、ユーザ端末4aを操作して印刷ジョブスプール指示を入力する(S1)。例えば、印刷ジョブ送信者は、ワープロソフトウェアなどアプリケーションプログラムをユーザ端末4aで実行しており、印刷ジョブ送信者が所望の文書などを印刷実行すると、それが印刷ジョブスプール指示となる。なお、印刷ジョブ送信者は、ユーザ端末4aにログインする時点で認証情報を入力済みである。
印刷ジョブ送信者が印刷ジョブスプール指示を入力すると、ユーザ端末4aは印刷ジョブを印刷装置3に送信する(S2)。印刷ジョブを印刷装置3に送信する際、権限表添付手段4aは、印刷ジョブに印刷ジョブ送信者のユーザ名、認証情報及びユーザ実行権限表を添付する。ユーザ実行権限表の入力の方法は実施例2と同様である。
印刷装置3は、ユーザ端末4aから印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブからユーザ名及び認証情報を抽出し認証装置2に送信すると共に、印刷実行者のユーザ認証を依頼する(S3)。
認証装置2は、ユーザ名と認証情報との整合性に基づき印刷ジョブ送信者を認証し、認証結果を印刷装置3に送信する(S4)。認証結装置2は、ユーザ名と認証情報との整合性があれば印刷ジョブ送信者を正当なユーザと認証成功の認証結果を、整合性がなければ認証失敗の認証結果を、印刷装置3に送信する。
認証成功の場合、印刷ジョブ記憶手段3aは印刷ジョブに識別情報を与えてHDD28にスプールし、認証失敗の場合、印刷ジョブを破棄する(S5)。印刷ジョブの識別情報は、「連番」であってもよいし、「ユーザ名+時刻」などであってもよい。
ついで、印刷ジョブ識別情報送信手段3dは、印刷ジョブに添付されたユーザ実行権限表を参照し印刷権限の与えられたユーザ名を抽出する。そして、抽出されたユーザ名のユーザのメールアドレスをHDD28から抽出し、各ユーザ(以下、印刷実行者という)に印刷ジョブの識別情報を送信する(S101)。
このようにして、ユーザ端末4bは印刷ジョブの識別情報を受信する。図13は、ユーザ端末4bに表示された印刷ジョブの識別情報の一例を示す。印刷実行者は図13のような印刷ジョブの識別情報を表示して、印刷可能な印刷ジョブがスプールされたことを認識する。そして所望の時、例えば、印刷装置3まで印刷物を取りに行く時間がある場合に、印刷を実行する(S102)。例えば、印刷実行者が識別情報の「0001」や「文書名」をクリックすると当該印刷ジョブの印刷実行指示がユーザ端末4bに入力される。
ついで、ユーザ端末4bは、印刷ジョブの印刷の実行を印刷装置3に要求する(S103)。ユーザ端末4bは印刷実行者による印刷実行指示により、印刷ジョブの識別情報、ユーザ名及び認証情報を印刷装置3に送信する。
印刷の実行を依頼された印刷装置3は、印刷実行者のユーザ名及び認証情報を認証装置2に送信すると共に、ユーザ認証を依頼する(S7)。認証装置2は、ユーザ名と認証情報との整合性に基づき印刷実行者を認証し、認証結果を印刷装置3に送信する(S8)。
認証が失敗した場合、印刷装置3は印刷実行者による使用を許可しない。したがって、スプールされた印刷ジョブのセキュリティを保つことができる。
認証が成功した場合、印刷装置3は印刷ジョブの識別情報に基づき印刷ジョブを抽出する(S104)。すなわち、HDD28には複数の印刷ジョブがスプールされているので、識別情報に基づき印刷ジョブを抽出する。抽出した印刷ジョブのユーザ実行権限表を参照し、印刷実行者のユーザ名が記録されているか否かを確認してもよい。そして、印刷装置3は、抽出した印刷ジョブを印刷する(S12)。
本実施例によれば、ユーザ端末4aからの印刷ジョブの識別情報の送信がそのまま印刷ジョブのスプールの通知となり、ユーザ端末4bから印刷実行者が印刷することができるので、印刷実行の際に印刷装置3まで行って印刷装置3を操作する必要がなく利便性が向上する。
1 印刷システム
2 認証装置
3 印刷装置
4,4a、4b ユーザ端末
20、40 記録媒体
21、41 CPU
22a、42 ROM
22b、42 RAM
28 HDD
29 操作部
34 NIC
35 表示部
36 カードI/F
46 入力装置
47 記憶装置
48 表示装置
49 通信装置
54 ICカード
2 認証装置
3 印刷装置
4,4a、4b ユーザ端末
20、40 記録媒体
21、41 CPU
22a、42 ROM
22b、42 RAM
28 HDD
29 操作部
34 NIC
35 表示部
36 カードI/F
46 入力装置
47 記憶装置
48 表示装置
49 通信装置
54 ICカード
Claims (9)
- ユーザ端末からネットワークを介して送信された印刷ジョブを、ユーザの印刷要求に応じて印刷装置が印刷する印刷システムにおいて、
前記ユーザ端末は、前記印刷ジョブの印刷が許可された前記ユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表を前記印刷ジョブに添付する権限表添付手段を有し、
前記印刷装置は、前記ユーザ端末から送信された前記印刷ジョブを記憶装置に記憶する印刷ジョブ記憶手段と、
前記ユーザの前記ユーザ情報に基づき前記印刷ジョブに添付された前記ユーザ実行権限表を参照し、前記ユーザが印刷許可された前記印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段と、
前記印刷ジョブ検索手段により検索された前記印刷ジョブを表示部に表示する表示手段と、
を有することを特徴とする印刷システム。 - 前記権限表添付手段は、前記印刷装置を使用可能な前記ユーザを前記ユーザ端末の表示部に選択可能に表示する、
ことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。 - 前記ユーザを認証する認証装置が前記ネットワークに接続されており、
前記認証装置は、前記印刷装置から入力された前記ユーザの認証情報に基づき前記ユーザを認証し、認証結果を前記印刷装置に送信する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷システム。 - ユーザ端末からネットワークを介して送信された印刷ジョブを印刷する印刷装置において、
前記印刷ジョブの印刷が許可されたユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表が添付された前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した該印刷ジョブを記憶装置に記憶する印刷ジョブ記憶手段と、
前記ユーザの印刷要求があった場合、前記ユーザの前記ユーザ情報に基づき前記印刷ジョブに添付された前記ユーザ実行権限表を参照し、前記ユーザが印刷許可された前記印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段と、
前記印刷ジョブ検索手段により検索された前記印刷ジョブを表示部に表示する表示手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - アプリケーションプログラム又はプリンタドライバにより印刷ジョブが生成される場合、
前記印刷ジョブの印刷を許可するユーザを表示部に選択可能に表示して、選択された前記ユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表を前記印刷ジョブに添付する権限表添付手段と、
前記ユーザ実行権限表を添付した前記印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とするユーザ端末。 - ユーザ端末からネットワークを介して送信された印刷ジョブを印刷する印刷装置のコンピュータが実行するプログラムであって、
前記印刷ジョブの印刷が許可されたユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表が添付された前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した該印刷ジョブを記憶装置に記憶する印刷ジョブ記憶手段と、
前記ユーザの印刷要求があった場合、前記ユーザの前記ユーザ情報に基づき前記印刷ジョブに添付された前記ユーザ実行権限表を参照し、前記ユーザが印刷許可された前記印刷ジョブを検索する印刷ジョブ検索手段と、
前記印刷ジョブ検索手段により検索された前記印刷ジョブを表示部に表示する表示手段と、
をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、
アプリケーションプログラム又はプリンタドライバにより印刷ジョブが生成された場合、
前記印刷ジョブの印刷を許可するユーザを表示部に選択可能に表示して、選択された前記ユーザのユーザ情報を記録したユーザ実行権限表を前記印刷ジョブに添付する権限表添付手段と、
前記ユーザ実行権限表を添付した前記印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、
を実現させることを特徴とするプログラム。 - 請求項6記載のプログラムを記憶した記録媒体。
- 請求項7記載のプログラムを記憶した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006250045A JP2008071196A (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006250045A JP2008071196A (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体 |
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JP2008071196A true JP2008071196A (ja) | 2008-03-27 |
Family
ID=39292713
Family Applications (1)
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JP2006250045A Pending JP2008071196A (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 印刷システム、印刷装置、ユーザ端末、プログラム及びプログラムが記録された記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008071196A (ja) |
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- 2006-09-14 JP JP2006250045A patent/JP2008071196A/ja active Pending
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