JP2008068471A - 画像形成システム及び画像形成システムの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】冊子を出力した印刷ジョブを再度出力する際の設定が容易であり、更にその印刷ジョブのデータを本身画像、表紙画像の各部分単位で再利用可能な、画像形成システムを得る。
【解決手段】冊子を出力した印刷ジョブを、本身と表紙の出力履歴情報を付与して、記憶手段に記憶させる画像形成システムとし、更に記憶手段に記憶されている印刷ジョブから表紙の出力履歴情報が付与されている画像データを分離させ、他の印刷ジョブと結合して、新たな印刷ジョブを作成する、印刷ジョブ合成モードを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙束に表紙を付与して冊子を形成し出力する画像形成システム及び制御方法に関する。
複写機やプリンタ等で画像を形成した複数枚の用紙の束(本身用紙ともいう)を表紙用紙でコの字状にくるみ、用紙の束の背部と表紙用紙を糊付けすることにより簡易的にくるみ製本処理を行う画像形成システムが知られている(特許文献1参照)。
製本装置により形成された冊子の一例を図15に示す。図15(a)は表紙用紙S2が折られていない状態を示し、図15(b)は表紙用紙S2が折られている状態を示す。S3は複数枚の本身用紙S1の束と表紙用紙S2により構成されており、本身用紙S1の束を表紙用紙S2でコの字状に覆うような形態になっている。また表紙用紙S2は、オモテ表紙F、ウラ表紙B、背表紙Sを有している。そしてS3のような形態をくるみ本ともいう。また冊子形成の他の例として、ステイプル処理により行う方法がある。図15(c)は、表紙用紙S2に本身用紙S1を挟んで一体としてステイプル処理を行った冊子S3の斜視図である。
このような冊子を出力する場合の、印刷書式及び画像データの取り扱いについては、外部端末から入力された印刷書式及び画像データを、表紙画像データと本身画像データとに区別して取り扱い、それぞれの印刷書式及び画像データに基づいて表紙用紙、本身用紙とに印刷する印刷システム(特許文献2参照)が知られている。
特開2004−209869号公報 特開2002−361967号公報
しかし特許文献2に記載の印刷システムでは、冊子を出力する際、毎回、印刷書式を設定した表紙画像データと本身画像データを作成しなくてはならない。このため再度、同一の冊子あるいは表紙画像データ、を用いて出力する場合に、これらの設定を行うことが煩わしいという問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、冊子を出力した印刷ジョブを再度出力する際の設定が容易であり、更にその印刷ジョブのデータを本身画像、表紙画像の各部分単位で再利用可能な、画像形成システムを得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.画像データを含む印刷ジョブを記憶する記憶手段と、印刷ジョブに基づき本身用紙及び表紙用紙に画像形成を行う画像形成手段と、画像形成された本身用紙の束に表紙用紙を付けることにより冊子を形成して出力する製本手段と、を有する、画像形成システムであって、
前記製本手段で冊子を出力した印刷ジョブを、本身と表紙の出力履歴情報を付与して、前記記憶手段に記憶させるメモリ制御手段を有することを特徴とする画像形成システム。
2.前記表紙の出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙の出力履歴情報であることを特徴とする1に記載の画像形成システム。
3.前記製本手段は本身用紙の束を表紙用紙でコの字上に覆う冊子を形成し、前記表紙の出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙、又は、オモテ表紙とウラ表紙と背表紙、の出力履歴情報であることを特徴とする1に記載の画像形成システム。
4.前記画像形成システムは、前記記憶手段に記憶されている印刷ジョブから表紙の出力履歴情報が付与されている画像データを分離させ、他の印刷ジョブと結合して、新たな印刷ジョブを作成する、印刷ジョブ合成モードを有することを特徴とする1乃至3いずれかに記載の画像形成システム。
5.前記画像形成システムは、各種操作を行う操作手段を有し、前記印刷ジョブ合成モードの設定は、前記操作手段からの操作により行うことを特徴とする4に記載の画像形成システム。
6.前記操作手段は、前記記憶手段に記憶されている印刷ジョブの情報を表示する操作画面を有し、前記操作画面に、保存されている印刷ジョブとともに前記印刷ジョブに付与されている出力履歴情報を一画面上に同時に表示することを特徴とする5に記載の画像形成システム。
7.前記印刷ジョブ合成モードで作成された新たな印刷ジョブに基づき冊子を出力する場合に、本身用紙への画像形成は前記新たな印刷ジョブの結合順番に基づき画像形成を行い、表紙用紙への画像形成は、前記新たな印刷ジョブの結合順番に依存せず所定の順番で画像形成を行う、ことを特徴とする4乃至6いずれかに記載の画像形成システム。
8.画像データを含む印刷ジョブを記憶する記憶手段と、印刷ジョブに基づき本身用紙及び表紙用紙に画像形成を行う画像形成手段と、画像形成された本身用紙の束に表紙用紙を付与することにより冊子を形成する製本手段と、を有する、画像形成システムの制御方法であって、
入力された印刷ジョブの冊子出力条件を設定する工程と、前記冊子出力条件を設定する工程で設定した冊子出力条件に基づいて冊子を出力する工程と、冊子を出力した印刷ジョブを、出力履歴情報を付与して前記記憶手段に記憶させる工程と、を有することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
9.前記出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙の情報であることを特徴とする8に記載の画像形成システムの制御方法。
10.前記製本手段は本身用紙の束を表紙用紙でコの字上に覆う冊子を形成し、前記出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙、又は、オモテ表紙とウラ表紙と背表紙、の情報であることを特徴とする8に記載の画像形成システムの制御方法。
本発明により、冊子を出力した印刷ジョブを再度出力する際の設定が容易であり、更にその印刷ジョブのデータを本身画像、表紙画像の各部分単位で再利用可能な、画像形成システム及び画像形成システムを得ることができる。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。また本実施の形態に適用できる画像形成手段としては、電子写真複写機、プリンタ、印刷機等が適用可能であるが、電子写真方式の複写機を例に取り説明する。
図1は、画像形成システムの中央断面図である。
画像形成システムは画像形成装置A及び製本装置B(製本手段、あるいはくるみ製本手段ともいう)を有する。画像形成装置Aは電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、画像形成手段A1、原稿搬送部A2、画像読取手段A3、操作手段A4を有する。
画像形成手段A1において、1はドラム状の感光体、2は感光体1を一様に帯電する帯電装置、3は帯電された感光体1を像露光する露光装置、4は露光され静電潜像が形成された感光体1を現像してトナー像を形成する現像装置、5Aは感光体1上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置、5Bは用紙を感光体1から分離する分離装置、6は感光体1をクリーニングするクリーニング装置、8は用紙上のトナー像を加熱定着する定着装置である。
感光体1が時計方向に回転し、帯電、露光及び現像により感光体1上にトナー像が形成され、像形成と同期して搬送された本身用紙S1、表紙用紙S2にトナー像が転写され、転写されたトナー像が定着されて用紙上に画像が形成される。像転写後の感光体1はクリーニング装置6によりクリーニングされる。
くるみ製本処理を行う場合に表紙用紙S2にくるまれる本身用紙S1は2つのカセットトレイ7A(給紙トレイともいう)に収納されており、表紙用紙S2はカセットトレイ7Bと製本装置Bの表紙収納部80に収納されている。カセットトレイ7A、7Bから本身用紙S1、表紙用紙S2が1枚ずつ排出され、画像形成手段A1へ搬送される。トナー像が転写された本身用紙S1、表紙用紙S2は定着装置8を通過して定着処理される。定着処理された本身用紙S1、表紙用紙S2は、排紙ローラ7Cから画像形成装置Aの外(左側)へ排出される。
製本装置Bは画像形成装置Aから送り込まれた本身用紙S1を複数枚束ねて用紙の束とし、当該束に表紙用紙S2を接合して表紙により用紙の束をコの字状に覆い、冊子を作成する。製本装置Bは用紙反転部40、集積部50、塗布部60、断裁部70、用紙束に表紙を接合する接合部90を有し、更に搬送部10、排紙皿20、表紙収納部80、本排出部110を有する。画像形成装置Aから製本装置Bへ搬送されてきた本身用紙S1は、搬送部10に設けられた切り替えゲート11により、排出路12を経て排紙皿20に排出されるか又は用紙反転部40に搬送される。排紙皿20には、製本装置Bにおいてくるみ製本処理しない場合に本身用紙S1が排出される。製本装置Bにおいてくるみ製本処理を実行する場合、本身用紙S1は搬送路13を経て用紙反転部40に搬送され、用紙反転部40においてスイッチバックした後に、集積部50に搬送される。集積部50において設定枚数の本身用紙S1が集積され、本身用紙S1が設定枚数に到達すると集積部50が回転し、本身用紙S1の束がほぼ垂直状態で保持される。そして本身用紙S1の束の背部である下面に塗布部60によって接着剤が塗布され、本身用紙S1の束に表紙用紙S2が接触し接着される。本身用紙S1の束に表紙用紙S2が接着されて作成されたくるみ本S3は本排出部100に排出される。表紙用紙S2が大きすぎる場合には断裁部70で適正な長さになるよう断裁を行う。
画像読取手段A3では原稿の読み取りを行う。原稿は原稿画像走査露光装置の光学系により画像が走査露光され、ラインイメージセンサに読み込まれる。ラインイメージセンサにより光電変換されたアナログ信号は、制御手段において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像データとして記憶手段に記憶される、又は露光装置3に入力される。
A4は、装置の各種表示を行うLCDからなる表示部とともに各種操作の入力が行われる操作手段である。LCDに重ねて配置されているタッチパネルの箇所をユーザが触れることにより操作指示の入力がなされる。
図2は、画像形成システムにおける制御系のブロック図である。なお、同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像形成システムとして既知の部分については省略してある。
画像形成装置Aにはパソコン等の端末である端末PCと製本装置B、が接続されている。101はCPU、104は画像メモリであり、DRAMメモリとハードディスクドライブ(HDD)から構成されていて、内部には論理的にページメモリと圧縮メモリが作成されている。
端末PCからLAN等の通信回線経由で印刷JOB、画像データがプリントコントローラ9に入力されると、各種制御手段として機能するCPU101がメモリ制御IC102、圧縮・伸長IC103を機能させ、入力された画像データが画像メモリ104における圧縮メモリに、その画像の出力情報(印刷ジョブヘッダ等)が、ページメモリに保存される。これらCPU101、メモリ制御IC102がメモリ制御手段として機能する。一方、原稿が画像読取部1によって読み取られ、画像データが入力されると、入力画像が読取処理部108によって処理され、同様に画像メモリ104における圧縮メモリに保存される。保存された画像を用紙S1等に形成する場合は、圧縮された画像を圧縮・伸長IC103により伸長させ、画像メモリ104におけるページメモリに展開する。そしてページメモリに展開された画像をもとにCPU101が画像形成部4における画像形成制御部を制御し、画像を用紙S等に形成する。CPU101には画像メモリ104のほか、画像形成システムにおける一連の動作を行うためのプログラムが記憶されたプログラムメモリ105やシステムメモリ106等が接続されている。製本装置Bの後処理制御部は、画像形成部4の画像形成制御部と接続されており、画像形成手段A1との関係で各種制御を実行する。
図3は、第一の実施形態に係る画像形成システムの動作フローを示す図である。図3(a)は(i)印刷ジョブの設定に応じて製本装置B(製本手段)で冊子を出力し、(ii)冊子出力履歴情報を付与して印刷ジョブを記憶手段に記憶するフローである。図3(b)は図3(a)に続いて、(iii)記憶された印刷ジョブを呼び出して冊子を再出力するフローである。以下説明する。
[(i)印刷ジョブの設定に応じて製本手装置B(製本手段)で冊子を出力する]
まず、図3(a)のステップS11では印刷ジョブが入力される。この際に各種の設定を行う。この設定の方法について、以下、図を用いて説明する。
図4〜図6は操作手段A4における表示画面(操作画面ともいう)の詳細図である。図4は各種の表示及び入力を行う操作部A4の基本画面を示す。くるみ製本処理を実行させる場合には図4で出力設定釦D1を押す。出力設定釦D1が押されると図5に示すように出力設定に関する設定画面がポップアップ表示される。出力設定画面でくるみ綴じ釦D11を押すと、図6のくるみ綴じ設定画面がポップアップ表示される。設定画面上で表紙印刷の有無(D31)を設定し、表紙印刷を行う場合には、表紙印刷モード(D32)の選択、表紙印刷面(D33)、表紙断裁の有無(D34)、とじ方向(D35)、背表紙幅(D36)、等を設定し、OK釦を押すと設定が完了する。ここで、表紙印刷モード(D32)の選択について説明する。
図7は、各表紙印刷モードにおける画像データと表紙配置の関係を説明する模式図である。同図において(a1)、(a2)は入力された印刷ジョブの画像データであり、(b11)、(b12)、(b13)は、画像データを表紙用紙及び本身用紙へ配置させた状態を示すものである。
表紙印刷モードA(2in1)が選択された場合には、2ページ分の画像データを表紙用紙1枚の領域に配置させる。図7(a1)の1〜Nページの画像データのうち、最初の1ページを表紙のオモテ表紙(F)位置に、最後のNページを表紙のウラ表紙(B)位置に配置する。そして残りの2〜N−1ページは、本身用紙へ出力する。なお同図に示す例はとじ方向(D35)が右綴じの例であり、左綴じの場合にはオモテ表紙(F)とウラ表紙(B)の配置は入れ替わることになる。また、空白領域は、本身用紙の束の厚さに応じて幅が変更されることになる。束の厚さは図6における背表紙幅(D36)の入力あるいは、図示しない製本装置Bの集積部50にある厚さ検知部おいて本身用紙S1の束の厚さを測定することにより決定される。
表紙印刷モードB(3in1)が選択された場合には、3ページ分の画像データを表紙用紙1枚の領域に配置させる。同様に、図7(a1)の1〜Nページの画像データのうち、1ページを表紙のオモテ表紙(F)位置に、Nページを表紙の背表紙(S)位置に、N−1ページをウラ表紙(B)位置に配置する。そして残りの2〜N−2ページは、本身用紙へ出力する。この際に、背表紙Sへの画像データの配置は、背表紙の領域の中心と、画像データの中心位置を一致させ、背表紙の領域からはみ出す分の画像データはカットする処理を行う。
最後に表紙印刷モードC(1in1)が選択された場合には、1ページ分の画像データを表紙用紙1枚の領域に配置させる。この場合には表紙用紙の領域サイズ(面サイズ)は、通常の画像データの面サイズよりも大きいので、表紙用紙用の面サイズが大きい画像データを用意するか、あるいは、図示しない操作画面で、複数の画像データを合成することにより、表紙用紙の領域と同じサイズの画像データを作成する。その画像データをNページの画像データとして表紙用紙に配置する。そして残りの1〜N−1ページは本身用紙へ出力する。以上までが、くるみ綴じの出力設定の手順についての説明である。
図3(a)のフローの説明に戻る。ステップS11で印刷ジョブの入力及び各種設定をした後に、ステップS12で出力設定がくるみ綴じか否かを判断する。くるみ綴じ設定であれば(ステップS12のYes)、その設定に基づいて冊子(くるみ本)の出力を行う(ステップS13)。
〔(ii)冊子出力履歴情報を付与して印刷ジョブを記憶手段に記憶する〕
以下は、出力済みの印刷ジョブを記憶手段に記憶するフローである。ステップS14で出力した印刷ジョブの保存を行うか否かを選択する。この選択は、図5の設定画面のHDD保存釦D2を押すことにより行う。HDD保存釦D2を押すと図8のファイル名入力画面が表示されるので、表示される画面を操作することにより、任意のファイル名を入力することができる。入力後にOK釦を押すと設定が完了する。続いて、保存する印刷ジョブのファイルサイズに応じて保存エリアを画像メモリ104に取得(確保)し、出力履歴情報と関連づけて保存する(ステップS15、S16)。以下、画像メモリ104に保存した印刷ジョブについて説明する。
図9は、記憶手段に記憶された、印刷ジョブの例である。ステップS13において製本手段で冊子を出力した印刷ジョブを、メモリ制御手段(CPU101、メモリ制御IC102)により、出力の際の表紙あるいは本身の出力履歴情報を付与して、記憶手段(画像メモリ104)に記憶させる。図9(a)の例では、出力履歴情報として、くるみ綴じの表紙片面(符号R4)、表紙印刷モードB(符号R5)が付与されていることを示している。
図9(b)は、図9(a)に示す印刷ジョブのメモリ領域内でのデータ構造を説明する図である。同図において印刷ジョブの画像面数(符号R3)128面が画像メモリ104のメモリ領域内のアドレス0a0100から順番に記憶されている。
なお、画像出力順番(R20)は、ステップS13で画像形成を行った順番に並べている。図1に示す製本装置Bでは、本身用紙S1の出力を先に行い、その出力束に対して最後に出力した表紙用紙S2を接着して製本処理を行うので、画像形成を行う順番に合わせて本身画像、表紙画像の順に並べている。つまり本身用紙S1への画像形成を行った出力履歴を有する画像データ(本身画像R21)ページ2〜ページ126を先に並べ、その後に表紙用紙S2への画像形成を行った出力履歴を有する画像データ(表紙画像R22)がオモテ表紙、ウラ表紙、背表紙と続くような並び順にしている。これは図7の(a1)で入力された画像データの並び順とは相違している。例えば、図7(a1)の1ページ目の画像データは図9(b)R221においては126番目の画像データ126に対応している。
〔(iii)記憶された印刷ジョブを呼び出して冊子を再出力する〕
図3(b)は、出力履歴情報が付与された印刷ジョブを、同じ出力条件で再出力するフローである。保存された印刷ジョブを再出力する場合には(ステップS17のYes)には、続いて、印刷ジョブを選択して印刷ジョブの読み出しを行う(ステップS18)。この読み出しの方法について、以下、図に基づいて説明する。
図10は、操作手段A4における表示画面の詳細図である。画像メモリ104に保存されている印刷ジョブの一覧が、図10の保存ファイルリスト欄D41に表示される。保存ファイルリスト欄D41の操作画面上のタッチパネルを押すことにより必要なファイルを選択し、選択したファイルは、入出力釦D42を押すことにより、選択ファイル一覧D43にも表示される。選択ファイルリストD43に表示されているファイルが出力を行う印刷ジョブである。この際に、複数のファイルを選択することが可能となっており、原則として、選択順に応じて、印刷ジョブファイルが出力(画像形成)される。これについては後述する。また、同図の例では、JOB2、JOB4には、ファイル名の脇に、「くるみ綴じ」の表示がされており、表紙の出履歴情報が付与されて印刷ジョブが画像メモリ104に保存(記憶)されていることがわかる。また自動出力釦D44を選択することにより、各種の設定をしなくても、保存されている印刷ジョブの出力履歴情報に基づいて、再出力を行うことができる。
印刷ジョブのファイル選択後に、OK釦を押すと設定が完了する。その後は、図4の基本画面が表示されるので、コピー釦を押すことにより、ステップS13で出力した冊子と、同じ設定での冊子の再出力が行われる(図3ステップS19)。
なお、冊子出力としてくるみ綴じを製本手段Bにより出力する例について説明を行ったが、これに限られず、背表紙のない冊子出力に適用してもよい。例えば図15(c)のようなステイプル綴じを行った冊子出力等である。
また記憶手段として、画像メモリ104に記憶する実施例について説明したがこれに限られず、専用の記憶手段を別途設けて、その記憶手段に冊子を出力した印刷ジョブを、本身と表紙の出力履歴情報を付与して記憶させるようにしてもよい。
このように、製本手段で冊子を出力した印刷ジョブを、本身と表紙の出力履歴情報を付与して、画像メモリ(記憶手段)に記憶させることにより、冊子を再度出力する際の出力設定が不要となり、容易に冊子出力可能な画像形成システムを得ることができる。
図11は、第二の実施形態に係る画像形成システムの動作フローを示す図である。同図に示す実施形態では、印刷ジョブ合成モードにより、画像メモリ104に記憶されている印刷ジョブから表紙の出力履歴情報が付与されている画像データを分離させ、他の印刷ジョブと結合させて、新たな印刷ジョブを作成する。
まず、ステップS31で、印刷ジョブ合成モードの選択する(ステップS31のYes)。これは、操作部A4の図4等の操作画面(設定画面)で読み出し釦D4を押すことにより、図12の出力の操作画面が表示され、更にファイル結合釦D45を押すことにより同設定画面が印刷ジョブ合成モードの操作画面として機能する。同図のファイルリスト欄D41に保存されている印刷ジョブのリストが表示される(ステップS32)。出力を行う印刷ジョブの選択は、操作画面上のタッチパネルを押すことにより行われる(ステップS33)。同図に示す例では、印刷ジョブ「JOB6」が選択されている状態を示している。また同図においては「JOB2、JOB6」がくるみ綴じ出力の履歴であるので、その旨が、選択ファイルリスト欄D43の印刷ジョブの脇に表示されている。
くるみ綴じ出力の履歴の印刷ジョブファイルを選択すると、同図に示すように、「全体、表紙のみ、本身のみ」を表示する履歴欄D46が表示される(ステップS34のYes)。出力履歴情報が表紙の画像データのみを再出力する場合には(ステップS35のYes)には履歴欄D46の「表紙のみ」を選択し、入出力釦D42を押すことにより、表紙エリアから画像データの読込が実行される(ステップS36)。他方、履歴欄D46の「本身のみ」を選択した場合(ステップS37のYes)、履歴欄D46の「全体」を選択した場合(ステップS37のNo)には、それぞれ対応する保存エリアから画像データの読込を行う(ステップS36、S38)。
続いて、ステップS39で、既に読み出し済みの印刷ジョブがあれば、選択した印刷ジョブを後ろに結合する。つまり、印刷ジョブファイルは選択された順番で結合されることになる、この順番を結合順番という。更に他の印刷ジョブを追加する必要があれば(ステップS40のYes)、ステップS33以降のフローを繰り返す。一方、追加するファイルが無いのであれば(ステップS40のNo)、図12のファイル結合釦45を押して、更にOK釦を押すことにより、図8のファイル名入力画面が表示されるので、ファイル名の入力を行い、結合ファイルを新たな印刷ジョブファイルとして保存(ステップS41)して終了する。
次に、図12の選択ファイル一覧D43に表示している「JOB2(表紙のみ)、JOB6(本身のみ)、JOB1」の複数の印刷ジョブファイルを読み出し、その読み出し順番で新たな印刷ジョブファイルを結合し、「結合順番」に基づきどのように画像形成が行われるかについて具体例に即して説明する(以下は、図3(b)のフローに相当する)。
図13は、読み出された印刷ジョブファイル(元ファイル)の例である。各ファイルの選択領域の画像データの読み込みを行う。図13(a)は、JOB2の印刷ジョブファイルである。出力履歴がくるみ綴じであり、表紙履歴の画像データのみの読み込みを行う。図13(b)は、JOB6の印刷ジョブファイルである。出力履歴がくるみ綴じであり、本身履歴の画像データのみの読み込みを行う。図13(c)は、JOB1の印刷ジョブファイルである。出力履歴はくるみ綴じ以外(通常)であり、表紙履歴の情報はない、この場合は全部の画像データの読み込みを行うことになる。
図14は、選択した印刷ジョブファイルを結合した印刷ジョブファイル例である。図14(a)の画像保存エリア(R31)には、図13で選択したJO2、JOB6、JOB1の画像データが保存されている。
図14(b)は、図14(a)に示す結合印刷ジョブ(新たな印刷ジョブ)のメモリ領域内でのデータ構造を説明する図である。画像出力順番R30には、原則としては、結合された順番(結合順番)の、JOB2、JOB6、JOB1の順にファイルが並べられる。ただし、表紙履歴の画像データ(JOB2)に関しては、前述のとおり製本装置Bにおいては表紙用紙S2への画像形成は最後に行うという制約があるため、選択された順番(結合順番)に依存せず、「所定の順番」として最後の順番になるように、並べ替えを行う。その結果、同図の画像出力順番R30に示すとおり、元フィルがJOB6、JOB1、JOB2の出力順番となっている。このようにすることで、製本装置Bにより適正に冊子出力を形成することが可能となる。
なお、図1に示すくるみ本を出力する製本装置Bにおいては「所定の順番」は最後の順番となる。しかし図15(C)のような冊子を出力させる場合には、オモテ表紙は最初に、ウラ表紙は最後に画像形成する必要がある、つまりこの場合、「所定の順番」とは最初(の1ページ)と最後(の1ページ)の順番が該当することになる。
更に、図14に示す例では、新たな印刷ジョブのデータ構造としては、参照アドレスが記録されている保存エリア情報と、印刷設定からなる構成とした。つまり画像データ自体を複製せずに保存エリア情報を保存するようにしているが、これに限られず、画像データを複製し、複製した画像データとともに新たな印刷ジョブとして保存するようにしても良い。
このように、製本手段で冊子を出力した印刷ジョブを、本身と表紙の出力履歴情報を付与して、画像メモリ(記憶手段)に記憶させ、その印刷ジョブから表紙の出力履歴情報が付与されている画像データを分離させて、他の印刷ジョブと結合して、新たな印刷ジョブを作成することにより、印刷ジョブのデータを本身画像、表紙画像の各部分単位で再利用できる画像形成システムを得ることが可能となる。
画像形成システムの中央断面図である。 画像形成システムにおける制御系のブロック図である。 第一の実施形態に係る画像形成システムの動作フローを示す図である。 操作手段A4における表示画面の詳細図である。 操作手段A4における表示画面の詳細図である。 操作手段A4における表示画面の詳細図である。 各表紙印刷モードにおける画像データと表紙配置の関係を説明する模式図である。 操作手段A4におけるファイル入力画面である。 記憶手段に記憶された、印刷ジョブの例である。 操作手段A4における表示画面の詳細図である 第二の実施形態に係る画像形成システムの動作フローを示す図である。 操作手段A4における印刷ジョブ合成モードの操作画面である。 読み出された印刷ジョブファイルの例である。 図13の印刷ジョブファイルを結合した印刷ジョブファイル例である。 製本装置により形成された冊子の出力例である。
符号の説明
A1 画像形成手段
A4 操作手段
101 CPU
102 メモリ制御IC
104 画像メモリ(記憶手段)

Claims (10)

  1. 画像データを含む印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    印刷ジョブに基づき本身用紙及び表紙用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    画像形成された本身用紙の束に表紙用紙を付けることにより冊子を形成して出力する製本手段と、を有する、画像形成システムであって、
    前記製本手段で冊子を出力した印刷ジョブを、本身と表紙の出力履歴情報を付与して、前記記憶手段に記憶させるメモリ制御手段を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記表紙の出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙の出力履歴情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記製本手段は本身用紙の束を表紙用紙でコの字上に覆う冊子を形成し、前記表紙の出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙、又は、オモテ表紙とウラ表紙と背表紙、の出力履歴情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成システムは、前記記憶手段に記憶されている印刷ジョブから表紙の出力履歴情報が付与されている画像データを分離させ、他の印刷ジョブと結合して、新たな印刷ジョブを作成する、印刷ジョブ合成モードを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成システムは、各種操作を行う操作手段を有し、
    前記印刷ジョブ合成モードの設定は、前記操作手段からの操作により行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記操作手段は、前記記憶手段に記憶されている印刷ジョブの情報を表示する操作画面を有し、
    前記操作画面に、保存されている印刷ジョブとともに前記印刷ジョブに付与されている出力履歴情報を一画面上に同時に表示することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記印刷ジョブ合成モードで作成された新たな印刷ジョブに基づき冊子を出力する場合に、本身用紙への画像形成は前記新たな印刷ジョブの結合順番に基づき画像形成を行い、表紙用紙への画像形成は、前記新たな印刷ジョブの結合順番に依存せず所定の順番で画像形成を行う、ことを特徴とする請求項4乃至6いずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 画像データを含む印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    印刷ジョブに基づき本身用紙及び表紙用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    画像形成された本身用紙の束に表紙用紙を付与することにより冊子を形成する製本手段と、を有する、画像形成システムの制御方法であって、
    入力された印刷ジョブの冊子出力条件を設定する工程と、
    前記冊子出力条件を設定する工程で設定した冊子出力条件に基づいて冊子を出力する工程と、
    冊子を出力した印刷ジョブを、出力履歴情報を付与して前記記憶手段に記憶させる工程と、
    を有することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  9. 前記出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙の情報であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成システムの制御方法。
  10. 前記製本手段は本身用紙の束を表紙用紙でコの字上に覆う冊子を形成し、前記出力履歴情報は、オモテ表紙とウラ表紙、又は、オモテ表紙とウラ表紙と背表紙、の情報であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成システムの制御方法。
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