JP2008064587A - 電力機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力業界から既設電力機器設備の寿命延命化の観点から、高感度部分放電診断装置を既設品に設置する要求に対し、従来の諸方式では大規模な現地改造工事を必要とし、高コスト化で現実的な方式でないという課題を解決するため、現地改造工事が容易でかつ低コスト、高S/N比の異常検出装置を提供する。
【解決手段】密閉容器内で絶縁された高電圧導体を配置した電力機器の放圧管に相当の接続管に、アンテナ収納管を一体化連続し、放圧管の放圧板の密閉容器面とは反対面側にアンテナ収納管に設けられたアンテナとシールドとを配し、アンテナにつながる信号検出回路とで構成される内部異常検出装置を備えた電力機器。
【選択図】図1

Description

この発明は内部に発生する異常を検出する装置を備えた電力機器に係るものであり、特に変圧器内部に生じる部分放電を検出する電磁波検出装置を有した電力機器に関するものである。
変電所等で用いられている油入式変圧器、ガス絶縁開閉機器など、密閉容器内で高電圧導体を絶縁物により支持する電力機器は、異物混入、接触不良などの要因によって部分放電が発生することがあり、この部分放電を放置していると重大な故障発生の恐れがある。従ってこのような故障を未然防止するため、部分放電現象を早期に検出して対策を施すことが必要である。
最近、電力会社等の電力業界は既設保有設備の寿命延命化の観点から、前記密閉型電力機器内の部分放電を検出するため、10pC(ピコクーロン)オーダの高感度で測定可能な部分放電診断装置を前記既設設備に設置する要求がある。
このような要求に対して従来より、新規製作品に採用されている内部電極、内部アンテナを密閉機器内部に設けた電磁波検出用のアンテナ設置方式が考えられるが、センサ設置の周辺に専用の電界緩和シールドなどの設置する必要があり、大規模な現地改造工事となり、高コスト化で現実的には採用できない。一方、従来より知られている簡易な改造方法として機器の接地線にCTなどをクランプして信号を検出する方法が考えられるが、ラジオやTV等の外部電磁波によって励起した信号が接地線を流れるため、1,000〜10,000pCオーダの測定精度しか得られない。
これらに対して、密閉容器の外部からアンテナにより部分放電によって生成される電磁波を検出する方法として、ブッシングに設けられたシールド上端に相応するブッシングの外表面にアンテナを配置するブッシング近傍設置アンテナ方式がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−071743号公報
前記特許文献1に示されたものは、密閉容器内の部分放電のような高周波信号は、機器内部から外部へ伝搬する際に大きく減衰し、またアンテナが開放空間に設置されているため、空間の電磁波ノイズを検出してしまい、S/N比が低下し所望の高感度検出が出来ないという問題点がある。
この発明は前記のような課題を解決するためになされたものであって、既設の変圧器やガス絶縁機器等の電力機器においても、低コストで簡易的に設置可能な、かつ部分放電に伴う信号を高感度に検出可能な装置を得ることを目的とする。
この発明は、密閉容器内に配設された高電圧導体を絶縁物で支持する電力機器において、密閉容器に設けられた第1の接続管に接続されるとともに、内部に第1のアンテナを収納する第1のアンテナ収納管と、第1のアンテナに接続され密閉容器内部に異常が発生した時に発する電磁波信号を検出する第1の信号検出回路とで構成される第1の内部異常検出装置を備えたものである。
この発明の電力機器は、密閉容器内に配設された高電圧導体を絶縁物で支持し、密閉容器に設けられた第1の接続管に接続されるとともに、内部に第1のアンテナを収納する第1のアンテナ収納管と、第1のアンテナに接続され密閉容器内部に異常が発生した時に発する電磁波信号を検出する第1の信号検出回路とで構成される第1の内部異常検出装置を備えているので、既設の電力機器の長寿命化を目的とする予防保全対策、異常発生の事前察知等のニーズに対しても容易に改造設置可能な構造であるとともに、密閉容器内の異常発生による電磁波信号を、外乱の影響を少なくして高いS/N比でもって検出できるという効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この実施の形態1による電力機器としての油入変圧器200に設けた第1の内部異常検出装置100を示す概略構成図である。なお、以下で述べる第1の内部異常検出装置100等に付した「第1の」は後述する実施の形態2での「第2の」に対応するために付したものである。
この第1の内部異常検出装置100は、後述する放圧板2を設けた第1の接続管1に接続され第1のアンテナ3を収納する第1のアンテナ収納管4と、第1のシールド5と第1の信号検出回路50と、前記第1のアンテナ3と第1の信号検出回路50を接続する第1の信号ケーブル3aとで構成されている。電力機器の油入変圧器200は、密閉容器20内に図示省略の絶縁物で絶縁された高電圧導体のコイル21や鉄心22が設けられている。図1の密閉容器20の上部外面に変圧器200の異常現象である変圧器内部の欠陥23の部分放電に伴う密閉容器内の上昇する圧力を外部に放出するための放圧管に相当する前記第1の接続管1が設けてある。この第1の接続管1の内部には絶縁物製の放圧板2が外気とは連通しないよう配置されている。
前記第1の接続管1には、この実施の形態1による第1の内部異常検出装置100を新たに設置して既設の変圧器200を改造する場合を示し、図1の第1の接続管1の先端部分1aで第1のアンテナ収納管4が、例えば溶接により一体化接続されている。この場合、第1のアンテナ収納管4の材質は第1の接続管1の金属材料と同じ材質であるのが望ましい。また同一寸法(同一直径、または同一の矩形寸法)であることが必要とされる。なお、新しく工場内にて製作する場合には、第1の接続管1と第1のアンテナ収納管4とは同一の管であってもよい。さらに第1のアンテナ収納管4の内部には第1のアンテナ3が前記放圧板2の密閉容器20の外面と反対面側に配置されている。第1のアンテナ3はコイル21に発生した欠陥より放出される電磁波24を検出する検出用センサの機能を持つ。この第1のアンテナ3としてはループアンテナやダイポールアンテナ、ホールアンテナ、スパイラルアンテナ等が適用可能である。
第1のアンテナ3の取り付け向きは変圧器200に向かうよう固定されている。第1のアンテナ3と放圧板2の距離はできるだけ短いほうが良く、放圧板2に密着させてもよい。なお、シールド効果を高めるために、第1のアンテナ収納管4の端末部4eに第1のシールド5であるアルミ箔等の薄い金属で覆ったり、厚手の金属を放圧板2の機能を損ねない程度に取り付けることで、外部からのノイズを軽減している。
変圧器200内部に何らかの原因により発生した欠陥23、例えば部分放電によって放射される電磁波24は、変圧器200の密封容器20内部壁面とコイル21や鉄心22の間を反射しながら伝搬する。電磁波24は絶縁物製の放圧板2を透過するため、電磁波センサである第1のアンテナ3で検出される。
第1のアンテナ3で検出された内部異常信号である電磁波24は、第1のアンテナ3に接続された第1の信号検出回路50に送信される。なお、第1のアンテナ収納管4の端末部4eに設ける第1のシールド5は、図2に示すように電磁波24の反射板として作用するよう定在波の腹の部分が第1のアンテナ3の位置に一致するような距離Lに設けるのがよい。このような構成により、高いS/N比で内部異常信号を検出可能となるが、取付位置は必ずしも端末部4eに設ける必要はなく、第1のアンテナ収納管4内に設けてもよい。
図3に第1の信号検出回路50のブロック構成を示す。
第1のアンテナ3につながる第1の信号検出回路50は、検出信号を増幅する第1のプリアンプ6と、所望の周波数領域あるいはその前後の周波数領域に遮断周波数をもつ第1のフィルタ7とその周波数信号をアナログ信号に変換して出力する第1の検波器8と、第1のアンプ9と第1のA/D変換器10および第1のしきい値設定回路12に設定された所定の第1のしきい値と前記第1のA/D変換器10の出力信号とを比較する第1のコンパレータ11と、第1のコンパレータ11の出力信号を受けて異常表示を行う第1のアラーム表示部13より構成されている。
前記第1のコンパレータ11は、第1のフィルタ7を介した密閉容器20内で発生した電磁波信号のレベルが、第1のしきい値設定回路12に予め設定された所定の第1のしきい値を越えた場合に、異常発生と判定し、第1のアラーム表示部13で表示を行うよう出力する。
次に、第1のフィルタ7の機能について詳説する。
図4は第1の信号検出回路50から第1のフィルタ7のみを取り出し、アンテナ収納管(導波管)4a、第1のアンテナ3との関連を示す説明図である。ここで示すアンテナ収納管4aは、前述した放圧管に相当する第1の接続管1に一体化接続された第1のアンテナ収納管4と同等である。第1のアンテナ3で検出された信号は第1のフィルタ7に接続されている。電力機器である変圧器200内部から伝搬してきた電磁波信号は、アンテナ収納管4aを通過する。その際にアンテナ収納管4aの断面が円形状でその直径が2Dだとすると、アンテナ収納管4aは導波管として作用し、そこを通過する電磁波はカットオフ周波数によりある周波数以上の高周波しか通過できなくなる性質がある。また、TE波もしくはTM波として伝搬するために、ある一定の周波数帯で共振することが知られている。
ここでTE波とは、Transverse Electric waveの略であり、磁場は進行方向、電場は進行方向に対して垂直になる波であり、またTM波とは、Transverse Magnetic waveの略であり、電場は進行方向、磁場は進行方向に対して垂直になる波である。
一般的に円形導波管中で伝搬するTE波は導波管中で形成される2つのモードmとnによりTEmnの形で表現される。ここで図4に示すアンテナ収納管4aを円形導波管とみなし、その直径を2Dとする。TEモードの周波数fteは、fte=V/λteで表せる。ただし、Vは電磁波の伝搬速度である。
簡易的に円形導波管のTE01モードはλte=1.64×Dのように求められる。TE11モードの場合は同じく簡易的にλte=3.41×Dと求められる。この場合、TE11モードの周波数がカットオフ周波数となり、これ以下の低い周波数は通過することができない。
上記同様に円形導波管中でTMmnモードが存在する。TMモードの周波数ftmは、ftm=V/λtmで表せる。近似的にTM01モードは、λtm=2.61×Dと表現でき、TM11モードの場合は、λtm=1.64×Dと表現できる。
従って第1のフィルタ7の同調周波数を第1のアンテナ3や第1のアンプ9の検出周波数帯を勘案しながら、前述で求められた周波数帯のいずれかに設定してやれば、電力機器内部から発生する部分放電による電磁波信号を感度良く、かつノイズと分離して測定が可能である。
電力機器に設けられている放圧管の直径は様々であるが、変圧器の場合で約10cm以上あるとすると、5GHz以下の範囲で第1のフィルタ7の通過周波数帯域を設定してやれば良い。このように電力機器の寸法、形状によって決定される機器の共振周波数と検出した電磁波を同調したフィルタを介して測定するので、電力機器外部から飛来する外部ノイズとの弁別精度を高めることが出来る。電力機器の共振周波数は構造上で決定される周波数であり、一般的なノイズは特定の周波数帯を有しないので弁別可能である。
このように第1の接続管1とこの第1の接続管1に接続する第1のアンテナ収納管4を一体化したアンテナ収納管4aを導波管と見立てた場合には、ある周波数以下は通過できないため、第1のフィルタ7で積極的にカットしたほうが感度向上になる。
第1の接続管1や接続する第1のアンテナ収納管4の断面形状が長方形をしている場合、方形導波管と見立てた場合、断面の縦横の辺をそれぞれa,b(a>b)とすると、例えばTE01モードは近似的にλte=2×aと表現され、TE11モードは近似的にλte=2×a/√(1+(a/b))と表現される。
TE21モードの場合は、λtm=2×a√(1+(a/2b))となる。これにより求めたλte、λtmを前述した式により、TEモード周波数fte、およびTMモード周波数ftmを得ることができる。
以上の説明では、第1のフィルタ7の同調周波数を導波管の機能をもつアンテナ収納管4aの内部で共振する周波数に設定したものである。変圧器200の場合、構造的に密閉容器20の断面は長方形であり方形波導波管とみなす事ができる。従って上記した式で、変圧器200のTEモードおよびTMモードの周波数が計算できる。更に詳細に求めるならば変圧器の内部構造を部位によって、例えばコイル21と密閉容器20の隙間を、方形波導波管とみなす事もできる。
次に、変圧器200の共振周波数を実測で求める場合について説明する。
図5において、パルス発信器15から高周波成分を含む電磁波パルスを発振し、信号分配器16を介してオシロスコープ17と電磁波検出用の第1のアンテナ3に入力される。第1のアンテナ3は広帯域の周波数に対して感度があるため、高周波パルスは第1のアンテナ3から変圧器200内に向かって電磁波パルス24aとなって発振される。電磁波パルス24aは変圧器200内を伝搬する際に、その構造により共振する。第1のアンテナ3はパルスを発振後に変圧器200からの反射波を受信し、受信信号は信号分配器16を介してオシロスコープ17に入力される。オシロスコープ17の画面上では図6のように観測される。受信パルスは信号線や機器内部を伝搬するために発振パルスよりも遅れて観測される。ここで、パソコン(PC)18にオシロスコープのデータを取込み、両パルスを分離して、それぞれFFT解析(高速フーリエ解析)をおこない、発信パルスと受信パルスの周波数分析結果の比較より共振部分を調べ、機器の共振周波数を見つけることができる。
この実施の形態1は、主に既設の電力機器の変圧器を対象とし、その変圧器に設けられている放圧管に相当する接続管にアンテナ収納管および信号検出回路を新たに設ける場合について説明したが、必ずしも既設品の接続管に限ることはなく、工場で新製品を製作時に第1の接続管1と第1のアンテナ収納管4とをそれぞれ別個に設けることなく、第1の接続管1と第1のアンテナ収納管4とを単一の管によって構成した構造を採用してもよい。
このようにこの実施の形態1では、既設電力機器の部分放電等の内部異常発生を検出する装置を、特に大掛かりな工事を実施することなく電力機器の構造に特に手を加えることなく簡単な作業でかつ短期に低コストで実現するとともに、従来の外付けアンテナ方式に比較して、アンテナ収納管が外部からのノイズに対してシールド機能となるため、S/N比の向上した信号検出が行える。
実施の形態2.
実施の形態1では電力機器である変圧器200の放圧管に相当する第1の接続管1に第1のアンテナ収納管4を一体化接続することによって構成される第1の内部異常検出装置100を設ける場合を説明したが、この実施の形態2では、図7に示すように前記実施の形態1に加え変圧器200の第1の接続管1とは離れた密閉容器20の他の外面に前記実施の形態1で示した第1の内部異常検出装置100と同一の構造と同一形状、同一内矩寸法、同一長さ、同一材質で構成される第2の内部異常検出装置100aを設けたものであるが放圧板のみの機能を一部分異にする。図7では実施の形態1の図1で示した密閉容器20の接続管1に接続して設けた第1の内部異常検出装置100を図示省略している。そしてこの実施の形態2による第2の内部異常検出装置100aを構成する第2のアンテナ収納管4bは、前記実施の形態1の第1の内部異常検出装置100とは所定の距離離れた個所の変圧器200の密閉容器20の横外面に溶接等で設けられている。第2のアンテナ収納管4b内の第2のアンテナ3bの取付位置は前記実施の形態1で示した位置、つまり密閉容器20の外面からの距離が同一である。
なお、前記第2のアンテナ収納管4、4bが離れて設けてある所定の距離は第1と第2のアンテナ3、3bによる信号の到達時間差が読み取れる分解能が必要とするため、検出周波数の1/4波長以上離れていることが必要である。例えば5〜15m位が適当である。なお、この実施の形態2による第2の内部異常検出装置100aの第2のアンテナ収納管4bは、密閉容器20に貫通口20aを設けて取り付けられているが変圧器200の異常発生時の内部圧力放出の機能は備える必要はない。
従って、第2のアンテナ収納管4bに設けられ、変圧器200の内部と外気との間とを仕切る絶縁物製の仕切板2aはその設置位置に応じた強度を有するものであればよい。なお、仕切板2aの材質はエポキシ樹脂等が用いられる。なお、この実施の形態2の第2の信号検出回路50aは、前述した実施の形態1の第1の信号検出回路50と同一構成であり、その構成要素を前記「第1の」に対し「第2の」と称している。
このようにこの実施の形態2では、前記実施の形態1による接続管+アンテナ収納管構成による第1の内部異常検出装置100に加え、前記と同一形状、同一内矩寸法、同一長さ、アンテナ同一取付位置、同一材質の第2のアンテナ収納管4bと、第2のアンテナ3bにつながる第2の信号検出回路50aを備えた第2の内部異常検出装置100aを密閉容器20に設けているので、複数個所から複数のセンサ(アンテナ)を介して信号を検出することが可能となり、前記第1の内部異常検出装置100が第1のしきい値による電磁波信号によって異常検出のアラーム表示を行うとともに、この第2の内部異常検出装置100aが第2のしきい値による電磁波信号によって異常検出のアラーム表示を行うので、電力機器の内部構成や、前記第1、第2の内部異常検出装置の取付位置によって前記第1と第2のしきい値の選定が選択可能となり、このような第1、第2のしきい値を有する第1、第2の内部異常検出装置100、100aを設けることでAND条件を採用することが可能となって検出精度が向上するとともに、検出の信頼性も向上し、さらに、異常発生個所の位置設定がより容易になるという効果がある。
なお、この実施の形態2による第2のアンテナ収納管4bは、既設電力機器に現地改造工事にて設けてもよく、また工場製作時の新製品のいずれに設けてもよい。さらに、接続管1と第2のアンテナ収納管4bとをそれぞれ別個に設けることなく、接続管1と第2のアンテナ収納管4bとを単一の管によって構成した構造を採用してもよい。
実施の形態3.
この実施の形態3は、図8に示すように前述した実施の形態2の第2の内部異常検出装置100aを、変圧器200の密閉容器20外面に離れて2個設けた例を示す。この場合、前述した実施の形態1による接続管+アンテナ収納管構成の第1の内部異常検出装置100に加えて、図8に示す2個の第2の内部異常検出装置100aを備え合計3個の内部異常検出装置を備えた電力機器としてもよく、あるいは前述した実施の形態1による第1の内部異常検出装置100は設けることなく(つまり、単に放圧管機能のみを備える)本実施の形態3の図8に示す2個の内部異常検出装置100aを備えた変圧器200であってもよい。また、個数は2個としたがそれ以上であってもよい。
このような実施の形態3の構成は既設品の改造工事に適用すると、容易な作業で工事期間の短縮化、低コスト等多くのメリットがある。
実施の形態4.
前述した実施の形態1の第1の信号検出回路50は図3に示した構成であった。この実施の形態4の信号検出回路50は、図9に示すようにコンパレータ11につながるPC(パソコン)18aと、A/D変換器10a、AC分圧波形生成回路19が設けられている。
この構成において、電磁波信号がコンパレータ11を介してノイズレベルを越えた際に信号がPC18aに送信され、PC18a内で判定処理を行うものである。この判定は電磁波信号とAC分圧波形生成回路19の出力するAC波形と組み合わせ電磁波信号がAC分圧波形に同期しているか判定し、同期していれば部分放電発生と判断し、アラーム表示部13に出力する。このような実施の形態4の構成を採用することで、変圧器200内部で発生する部分放電に対して、より高いS/N比をもつ信号検出回路が得られる。なお、この実施の形態4は前記実施の形態1〜3のいずれに適用してもよい。
なお、この発明の実施の形態1〜4では電力機器として油入変圧器の例で説明したが、これに限らずガス絶縁機器等の密閉容器(タンク)を有する高電圧電力機器にも適用可能である。
この発明の実施の形態1〜4は油入変圧器、ガス絶縁開閉器などの密閉容器(タンク)内に高圧導体を設置した電力機器に利用できる。
この発明の実施の形態1の変圧器に設けた第1の内部異常検出装置を示す概略構成図である。 この実施の形態1による定在波を説明する図である。 この発明の実施の形態1の第1の信号検出回路を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1の第1のアンテナと第1のアンテナ収納管の関連を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の変圧器の共振周波数を実測で求める場合の説明図である。 この発明の実施の形態1の変圧器の共振周波数実測例のオシロスコープ波形を示す図である。 この発明の実施の形態2の変圧器に設けた第2の内部異常検出装置を示す図である。 この発明の実施の形態3の変圧器に設けた第2の内部異常検出装置を示す図である。 この発明の実施の形態4の信号検出回路を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 接続管、2 放圧板、2a 仕切板、3 第1のアンテナ、
3b 第2のアンテナ、4 第1のアンテナ収納管、4b 第2のアンテナ収納管、
7 フィルタ、20 密閉容器、50 信号検出回路、
100 第1の内部異常検出装置、100a 第2の内部異常検出装置、
200 変圧器。

Claims (19)

  1. 密閉容器内に配設された高電圧導体を絶縁物で支持する電力機器において、前記密閉容器に設けられた第1の接続管に接続されるとともに、内部に第1のアンテナを収納する第1のアンテナ収納管と、前記第1のアンテナに接続され前記密閉容器内部に異常が発生した時に発する電磁波信号を検出する第1の信号検出回路とで構成される第1の内部異常検出装置が備えられていることを特徴とする電力機器。
  2. 前記第1のアンテナ収納管には、外部からのノイズを遮蔽するための第1のシールドが配置されたことを特徴とする請求項1に記載の電力機器。
  3. 前記第1のシールドは、前記第1のアンテナ収納管の端末部を覆うように設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電力機器。
  4. 前記密閉容器内部の異常発生に伴い上昇する内部圧力を外部に放圧するため、前記第1の接続管内に絶縁物製の放圧板が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電力機器。
  5. 前記第1の信号検出回路には、前記第1のアンテナ収納管の共振する共振周波数帯に同調させた第1のフィルタと、前記電磁波信号のレベルを第1のしきい値と比較する第1のコンパレータと、前記第1のフィルタを介した前記電磁波信号の信号レベルが、前記第1のしきい値を越えたことを前記第1のコンパレータが判断した場合に、アラーム表示を行う第1のアラーム表示部とが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電力機器。
  6. 前記第1の信号検出回路にはさらに加えて、前記第1のフィルタを介した前記電磁波信号の信号レベルが、前記第1のしきい値を越えたことを前記第1のコンパレータが判断した場合に、前記第1のコンパレータの信号と、該第1の信号検出回路に設けられている第1のAC分圧波形生成回路の出力するAC分圧波形とを入力し、前記電磁波信号と前記AC分圧波形との同期を検出し、同期している場合に前記異常を部分放電と判断する第1の判定装置が設けられているとともに、前記第1のアラーム表示部でアラーム表示を行うことを特徴とする請求項5に記載の電力機器。
  7. 前記第1の接続管は、前記密閉容器外面に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の電力機器。
  8. 前記第1の接続管と前記第1のアンテナ収納管とは単一の管によって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電力機器。
  9. 前記電力機器には加えて、前記密閉容器に第2の接続管が設けられているとともに、この第2の接続管内には前記電磁波信号を伝達し、かつ、前記密閉容器内部と仕切る絶縁物製の仕切板が設けられており、該第2の接続管には内部に第2のアンテナを収納する第2のアンテナ収納管が接続されるとともに、前記第2のアンテナに接続され前記電磁波信号を検出する第2の信号検出回路とで構成される第2の内部異常検出装置が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の電力機器。
  10. 前記第2のアンテナ収納管には、外部からのノイズを遮蔽するための第2のシールドが配置されたことを特徴とする請求項9に記載の電力機器。
  11. 前記第2のシールドは、前記第2のアンテナ収納管の端末部を覆うように設けられていることを特徴とする請求項10に記載の電力機器。
  12. 前記第2の信号検出回路には、前記第2のアンテナ収納管の共振する共振周波数帯に同調させた第2のフィルタと、前記電磁波信号のレベルを第2のしきい値と比較する第2のコンパレータと、前記第2のフィルタを介した前記電磁波信号の信号レベルが、前記第2のしきい値を越えたことを前記第2のコンパレータが判断した場合に、アラーム表示を行う第2のアラーム表示部とが設けられていることを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれか1項に記載の電力機器。
  13. 前記第2の信号検出回路にはさらに加えて、前記第2のフィルタを介した前記電磁波信号の信号レベルが、前記第2のしきい値を越えたことを前記第2のコンパレータが判断した場合に、前記第2のコンパレータの信号と、該第2の信号検出回路に設けられている第2のAC分圧波形生成回路の出力するAC分圧波形とを入力し、前記電磁波信号と前記AC分圧波形との同期を検出し、同期している場合に前記異常を部分放電と判断する第2の判定装置が設けられているとともに、前記第2のアラーム表示部でアラーム表示を行うことを特徴とする請求項12に記載の電力機器。
  14. 前記第1の接続管に接続される第1のアンテナ収納管と、前記第2の接続管に接続される第2のアンテナ収納管とは所定の距離を有して配置されていることを特徴とする請求項9〜請求項13のいずれか1項に記載の電力機器。
  15. 前記第2の接続管は、前記密閉容器外面に設けられていることを特徴とする請求項9〜請求項14のいずれか1項に記載の電力機器。
  16. 前記第2の接続管と前記第2のアンテナ収納管とは単一の管によって構成されているとともに、該第2のアンテナ収納管内には前記電磁波信号を伝達し、かつ、前記密閉容器内部と仕切る絶縁物製の仕切板が前記第2のアンテナより前記密閉容器側に設けられていることを特徴とする請求項9〜請求項15のいずれか1項に記載の電力機器。
  17. 前記第2の内部異常検出装置が複数台設けられているとともに、前記第1、第2の内部異常検出装置がそれぞれ所定の距離を有して配置されていることを特徴とする請求項9〜請求項16のいずれか1項に記載の電力機器。
  18. 第1の接続管と密閉容器内部の異常発生に伴い上昇する圧力を外部に放圧するために前記第1の接続管内に設けられた絶縁物製の放圧板とを有し、前記密閉容器内に配設された高電圧導体を絶縁物で支持する電力機器において、
    アンテナが内部に配置されたアンテナ収納管と、前記アンテナ収納管と前記密閉容器とを接続する第2の接続管と、前記アンテナに接続され前記密閉容器内部に異常が発生した時の信号を検出する第2の信号検出装置と、前記密閉容器内部に異常が発生した時の信号を伝達し、かつ前記密閉容器内部とを仕切るために、前記第2の接続管内に絶縁物製の仕切板が設けられていることを特徴とする電力機器。
  19. 前記アンテナ収納管と前記第2の接続管とは単一の管によって構成されていることを特徴とする請求項18に記載の電力機器。
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