JP2008062685A - 点火器組立体を備えた装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立が容易で、製造コストが低減できる点火器組立体を有する装置の提供。
【解決手段】 底板13aの開口部40に点火器カラー66が溶接固定されている。点火器本体63とそれを包囲する樹脂部64は、点火器カラー66内に挿入されたあと、樹脂部64の溝部65と正対する部分の点火器カラー66を押圧変形させることで、相互に固定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の人員拘束システムに使用するインフレータとして適した点火器組立体を備えた装置に関する。
着火薬、着火薬に点火するブリッジワイヤ、ならびにブリッジワイヤを赤熱させるための電流を流す導電ピンからなる点火器本体を、金属カラーに対して樹脂で一体化した点火器組立体は公知である。
樹脂を射出した後に冷却する際、収縮によって点火器カラーと樹脂との間にわずかな隙間ができると、そこに湿気が侵入して錆が発生し、さらにその隙間が大きくなることがある。このため、樹脂と接触するカラーの部分には防錆処理が必要になり、部品コストが高くなる。
特許文献1には、ガス発生器20が開示されている。ガス発生器20の底面には、アダプタ170が取り付けられており、アダプタ170は、底面の中心部から容器22の内側に延びた環状部を形成している。環状部はテーパーを形成しているため、半径方向内側に突起した部分が存在する。点火器本体は、ターミナル60,80で接続されたヘッダ40上に、チャージ150が充填されたカン120が取り付けられて形成されており、プラスチック160により、アダプタ170に組み合わされている。
通常、このような複雑な形を有する金属に対しては、樹脂を射出成型することになり、上記した錆発生を予防するため、防錆処理が必要となる。
USP 5,487,559
本発明は、組立が容易で、製造コストも引き下げることができる点火器組立体を備えた装置とその組立方法を提供することを課題とする。
本発明は、従来技術のように、カラーに対して樹脂を射出成型することで、カラーと点火器本体を一体化するのではなく、点火器本体を固定する樹脂とカラーを組み合わせて固定すると共にシールすることで、上記課題を解決するものである。
本発明の点火器組立体を備えた装置は、車両の人員拘束システムに使用するインフレータとして適しており、前記インフレータとしては、ガス源としてガス発生剤を使用するもの、加圧ガスを使用するもの、ガス発生剤と加圧ガスを併用するもののいずれでもよい。
〔請求項1〕
本発明は、課題の解決手段として、
ハウジング底部に形成された開口部に面した位置に、着火薬を備えた着火部と導電ピンを有する点火器本体と、点火器本体の少なくとも一部を包囲する樹脂部と、前記樹脂部の外表面に固定された略筒状の点火器カラーとを有する点火器組立体が配置されており、
前記点火器組立体が、前記点火器カラーが前記ハウジングに固定されたものであり、
前記点火器カラーと前記樹脂部が、前記樹脂部が有する凹部に噛み合うように前記点火器カラーが変形されることで固定されたものである、点火器組立体を備えた装置を提供する。
請求項1の発明で用いる点火器組立体は、樹脂部が有する凹部に対して、金属製の点火器カラー表面を凸状に変形させ、前記凹部に前記凸部が嵌め込まれることで結合一体化されたものである。
点火器カラーとハウジングは別部材であり、点火器カラーは、樹脂部と一体化された点火器本体を取り付ける前の段階で、ハウジングに溶接固定されている。
樹脂部が有する凹部は、周方向に連続した溝、不連続な溝、独立した複数の窪みでもよいが、シール性(防湿性)を高める観点から、周方向に連続した溝が好ましい。前記した溝は、1本でもよいし、2本以上でもよい。
樹脂部を構成する樹脂は、公知の点火器組立体(例えば、特開2003−161599号公報)に記載されたナイロン6-12、ポリアリレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド又は液晶ポリマーを用いることができる。
点火器カラーに使用する金属は特に制限されないが、本発明では、点火器カラーと樹脂部が接触する面に対して防錆処理が不要であることから、安価な鉄を用いることができる。
〔請求項2〕
本発明は、課題の他の解決手段として、
ハウジング底部に形成された開口部に面した位置に、着火薬を備えた着火部と導電ピンを有する点火器本体と、点火器本体の少なくとも一部を包囲する樹脂部と、前記樹脂部の外表面に固定された略筒状の点火器カラーとを有する点火器組立体が配置されており、
前記点火器カラーが、前記ハウジング底部の開口部周縁と略筒状部材が一体化されたものであり、
前記点火器カラーと前記樹脂部が、前記樹脂部が有する凹部に噛み合うように前記点火器カラーが変形されることで固定されたものである、点火器組立体を備えた装置を提供する。
請求項2の発明は、点火器カラーが、ハウジング底部の開口部周縁と略筒状部材が一体化されたものである点で、請求項1の発明と異なるものである。ハウジング底部の開口部と略筒状部材は、溶接で一体化されていてもよいし、予め一体に成形されたものでもよい。
〔請求項3〕
本発明は、課題の他の解決手段として、
ハウジング底部に形成された開口部に面した位置に、着火薬を備えた着火部と導電ピンを有する点火器本体と、点火器本体の少なくとも一部を包囲する樹脂部と、前記樹脂部の外表面に固定された略筒状の点火器カラーとを有する点火器組立体が配置されており、
前記点火器組立体が、少なくとも着火部を含む部分が有底筒部材で覆われており、前記点火器組立体の点火器カラーが、前記ハウジング底部の開口部周縁、略筒状部材及び前記有底筒部材の開口部周縁が一体化されたものであり、
前記点火器カラーと前記樹脂部が、前記樹脂部が有する凹部に噛み合うように前記点火器カラーが変形されることで固定されたものである、点火器組立体を備えた装置を提供する。
請求項3の発明は、点火器カラーが、前記ハウジング底部の開口部周縁、略筒状部材及び前記有底筒部材の開口部周縁が一体に形成されてなる点で、請求項1の発明と異なるものである。これらは、ハウジング底部の開口部周縁と略筒状部材の一端開口部周縁が溶接され、更に略筒状部材の他端開口部周縁が有底筒部材の開口部周縁と溶接されて一体化されていてもよいし、予め3つの部材が一体に成形されたものでもよい。
有底筒部材(筒の一端開口部のみが閉塞されたもの)は、点火器組立体の収容室であり、更に伝火薬を充填して伝火室とすることもでき、ガス発生剤を充填して燃焼室とすることもできる。
〔請求項4〕
本発明は、課題の他の解決手段として、
前記点火器組立体が、前記樹脂部に埋設された、孔のある環状保持板を有しており、
前記環状保持板が、前記点火器カラーの軸方向に離れた位置に形成された少なくとも2箇所の縮径部間に位置し、前記孔内を導電ピンが通るように配置され、
前記環状保持板の外径が前記2箇所の縮径部の内径よりも大きく、前記環状保持板の内径が前記点火器本体の着火部の外径より小さい、請求項1〜3のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置を提供する。
このような環状保持板を有していることにより、点火器組立体の作動時における熱で樹脂部の樹脂が溶融した場合であっても、点火器本体が脱落することが防止される。環状保持板は金属製であり、点火器カラーと同じ材質のものにすることができる。
〔請求項5〕
本発明は、課題の他の解決手段として、前記環状保持板が、前記樹脂部の外表面に突出し、前記樹脂部が有する凹部壁面の少なくとも一部を形成している、請求項4記載の点火器組立体を備えた装置を提供する。
環状保持板の周縁部が樹脂部の外表面に突き出し、かつ凹部壁面の一部を形成しているとき、熱により点火器カラーが変形し、圧力で点火器本体が脱落しようと環状保持板に当接しても、突き出し部分が縮径部を押圧するため、点火器本体が飛び出すことが防止される。
〔請求項6〕
本発明は、課題の他の解決手段として、前記点火器カラーと前記樹脂部が有する凹部との接触部において、前記点火器カラーと前記樹脂部が有する凹部の間にシール部材が介在されている、請求項1〜5のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置を提供する。
樹脂製やゴム製のOリングのような変形可能なものをシール部材として介在させることで、シール性が向上される。
〔請求項7〕
本発明は、課題の他の解決手段として、前記ハウジングが、ガス排出口を有するディフューザシェルとクロージャシェルが接合一体化されたものであり、前記クロージャシェルが少なくとも平坦な底面と周壁面とを有しており、前記クロージャシェルの平坦な底面を基準とした前記周壁面の高さ(h)と前記点火器カラーの変形部の高さ(h)が、h>hの関係を満たしている、請求項1〜6のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置を提供する。
点火器カラーと樹脂部は、樹脂部が有する凹部に噛み合うように点火器カラーを変形させて固定されるが、そのとき点火器カラーの変形用器具のアーム部は、外側から点火器カラーを挟み込んだ状態で(或いは包囲した状態で)圧力を加えて変形させる。このため、上記したh>hの関係を満たしていると、アーム部で点火器カラーを挟み込むとき、クロージャシェルの周壁面が邪魔にならないので、変形作業が容易になる。点火器カラーの変形部の高さ(h)は、一定幅を有する変形部の中央部乃至は下端部までの高さであることが好ましい。
〔請求項8〕
本発明は、他の課題の解決手段として、
請求項1〜3のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置の組立方法であって、
前記ハウジングと一体化された前記略筒状の点火器カラーに、前記点火器本体と前記樹脂部からなり、前記樹脂部の周面に凹部を有する中間体を挿入する工程、
前記点火器カラー外周面の前記樹脂部の凹部に正対する部分を押圧し、前記樹脂部の凹部と一致する形状に変形させ、前記点火器カラーと前記樹脂部を相互に固定する工程、
を有する点火器組立体を備えた装置の組立方法を提供する。
前記中間体は、点火器本体が樹脂で包囲されたもので、点火器カラーを取り付ける前の点火器組立体を意味する。
このような組立方法を適用することにより、樹脂を射出成型する工程、点火器組立体の状態にて、ハウジングに溶接固定する工程が不要になるため、組立が容易であり、製造コストが低減され、溶接時の熱により、点火器本体への影響や樹脂への影響がない。
〔請求項9〕
本発明は、他の課題の他の解決手段として、前記略筒状の点火器カラーとして、一端側開口部に形成された第1縮径部を有しており、前記第1縮径部の内径が、前記点火器組立体の着火部の外径よりも大きく、かつ樹脂部の外径よりも小さいものを使用し、
前記点火器カラー内に前記中間体を挿入するとき、前記第1縮径部に前記樹脂部が当たるまで挿入する、請求項8記載の点火器組立体を備えた装置の組立方法を提供する。
点火器カラーに中間体を挿入するとき、樹脂部が第1縮径部に当たるまで挿入すればよいので、次工程における点火器カラーの変形位置の決定も容易になる。
〔請求項10〕
本発明は、他の課題の他の解決手段として、
前記略筒状の点火器カラーとして、一端側開口部に形成された第1縮径部と、軸方向に離れた位置に形成された第2縮径部を有するものを使用し、
前記中間体として、前記樹脂部に環状保持板が埋設されたものであり、前記環状保持板の外径が、前記第1縮径部及び前記第2縮径部の内径よりも大きく、前記環状保持板の内径が前記点火器本体の着火部の外径より小さいものを使用し、
前記第1縮径部と前記第2縮径部の間に前記樹脂部の環状保持板が位置するように前記中間体を挿入する、請求項9記載の点火器組立体を備えた装置の組立方法を提供する。
このような環状保持板を有する中間体を使用し、前記中間体の位置が2つの縮径部の間になるように挿入することにより、点火器組立体の作動時における熱で樹脂部の樹脂が溶融した場合であっても、点火器本体が脱落することが防止される。
本発明のガス発生器では、点火器組立体の組立及びハウジングへの取り付けが簡単で、従来技術のように点火器カラーに対して防錆処理する必要がないため、製造コストも引き下げられる。
(1)図1のガス発生器及びその組立方法
<ガス発生器>
本発明を、車両の人員拘束装置用のガス発生器に適用した例を示す。図1は、そのガス発生器の縦断面図、図2は、図1の部分拡大図を示す。
ガス発生器10は、天板12aと周壁12bを形成するディフューザシェル12と、底板13aと残余の周壁13bを形成するクロージャシェル13とを接合してなるハウジング11により、外殻容器が形成されている。
ディフューザシェル12とクロージャシェル13とは、溶接部14においてレーザー溶接等により接合されており、この溶接により、1つの周壁(周壁12bと13bの組み合わせ)が形成されている。
ディフューザシェル12の天板12aと周壁部12bとの環状接触部には、上部環状斜面14が設けられ、クロージャシェル13の底板13aと周壁部13bとの環状接触部には、下部環状斜面15が設けられている。
ディフューザシェル12には、所要数のガス排出口17が設けられ、防湿のため、アルミニウムのシールテープ18で閉塞されている。
ハウジング11内には、筒状フィルタ20が配置されている。筒状フィルタ20は、その両端面21、22が上部環状斜面14及び下部環状斜面15に当接されており、両端面21、22と上部及び下部環状斜面14、15は、ショートパス防止効果を高めるため、互いにハウジング11の軸方向に圧接されている。筒状フィルタ20は、公知のもを使用できる。
筒状フィルタ20は、周壁部12b、13bとの間に間隙25を有するように配置されている。この間隙25の作用により、発生ガスが筒状フィルタ20の全領域を通過するようになるため、発生ガスの濾過及び冷却効果が向上される。
ハウジング11内には、ハウジング11と同心円状に有底筒材30が配置されている。有底筒材30は、天井部30aと周壁部30bを有するもので、その内部は第1燃焼室35となっており、外部空間は第2燃焼室50となっている。
第1燃焼室35内には、点火手段となる所要量の第1ガス発生剤(図示せず)及び点火器組立体60が収容されている。また第2燃焼室50には第2ガス発生剤(図示せず)が収容されており、リテーナ55により、収容されたガス発生剤量の応じて容積が調整されている。なお、第1ガス発生剤は、点火器組立体60の作動により着火燃焼して、第2ガス発生剤を着火燃焼させてエアバッグ膨張媒体となるガスを発生させるためのものであるほか、それ自体の燃焼による発生ガスもエアバッグの膨張に利用されるものである。
周壁部30bには、円周方向及び軸方向のそれぞれに等間隔になるように複数の連通孔34が設けられており、第1燃焼室35と第2燃焼室50は、連通孔34により連通されている。連通孔34は、外側からアルミニウムのシールテープ(図示せず)で閉塞されている。このような配置状態の連通孔34を有しているため、第1燃焼室35から生じた火炎及び高温ガスは、第2燃焼室50内に均等に行き渡るので、第2燃焼室50内の第2ガス発生剤の着火性が向上される。
点火器組立体60は、着火薬を備えた着火部61と導電ピン62を有する点火器本体63と、点火器本体63の少なくとも一部を包囲する樹脂部64と、樹脂部64の外表面に固定された略筒状の点火器カラー66を有している。
点火器組立体60は、クロージャシェル底板13aに形成された開口部40に面した位置に配置されており、点火器カラー66の下端開口部は、クロージャシェル底板13aに溶接固定されている。
樹脂部64は、周面において周方向に連続した溝部65を有している。樹脂部64内には、環状保持板70が半径方向に埋設されており、2本の導電ピン62は、環状保持板70の孔71内を通っている。
点火器カラー66は、略筒状のもので、着火部61側の開口部は縮径され、内向きのフランジ部68(第1縮径部68)となっており、周面には、樹脂部64の溝部65と噛み合うように変形された(外側から押圧して、内側にへこまされた)内側への環状凸部(第2縮径部)67を有している。樹脂部64と点火器カラー66は、溝部65に環状凸部67が嵌め込まれた状態にて相互に固定されている。溝部65と環状凸部67の間には、Oリングのようなシール部材を介在させることもできる。なお、有底筒部材30においても、環状凸部67に正対する部分を押圧変形させることで、環状凸部67と噛み合って固定されるようにすることもできる。
環状保持板70の外径は、点火器カラー66の第1縮径部68と第2縮径部67の内径よりも大きく、環状保持板70の孔71の内径は、着火部61の外径Aよりも小さい。よって、点火器組立体60の作動時の熱により、樹脂部64の樹脂が溶融した場合でも、点火器本体63と環状保持板70が脱落して、開口部40から外に飛び出すことはない。
図1に示すガス発生器の動作について説明する。自動車が衝突したとき、衝撃センサからの指令を受け、点火器組立体60が作動して、第1燃焼室35内の第1ガス発生剤を着火燃焼させ、火炎及び高温ガスを発生させる。火炎及び高温ガスは、有底筒部材30に設けられた複数の連通孔34(連通孔34を閉塞しているシールテープは破裂される)から第2燃焼室50内に噴射され、第2ガス発生剤を着火燃焼させ、エアバッグ膨張媒体となるガスを発生させる。
<ガス発生器の組立方法>
次に、図1、図2に示すガス発生器の組立方法を説明する。図3は、図1、図2のガス発生器の組立方法において、ハウジングに点火器組立体を取り付ける方法を示す(a)〜(e)の工程図である。
工程(a)
クロージャシェル底板13aに形成された開口部40の内径と同一の内径を有する点火器カラー66を、開口部40の周縁に溶接固定する。点火器カラー66には、予め内向きフランジ部(第1縮径部)68を形成しておく。
工程(b)
次に、点火器カラー66内部にガスケット75を配置する。ガスケット75は内向きフランジ部68に引っかかって止まる。
工程(c)、(d)
次に、点火器カラー66内に、点火器本体63が溝部65を有する樹脂64で包囲された状態の中間体を挿入する。このとき、中間体によってガスケット75を内向きフランジ部68に押さえつけるように維持する。樹脂部64の外径と点火器カラー66の内径は、ほぼ同一である。なお、溝部65には、Oリング等のシール部材を嵌め込んでもよい。
工程(e)
次に、点火器カラー66の周面の溝部65に正対する部分を押圧して窪ませることで、環状凸部67を形成させる。環状凸部67は、溝部65に嵌り込んだ状態になり、相互に固定される。
(2)図4のガス発生器
図4は、本発明の別実施形態のガス発生器の縦断面図である。図4のガス発生器100は、点火器組立体の取り付け構造が異なるほかは図1のガス発生器10と同一のものであり、図1と同一番号は同一の構成要素であることを意味する。
点火器組立体160は、着火薬を備えた着火部161と導電ピン162を有する点火器本体163と、点火器本体163の少なくとも一部を包囲する樹脂部164と、樹脂部164の外表面に固定された略筒状の点火器カラー166を有している。
樹脂部164は、周面において周方向に連続した溝部165を有している。樹脂部164内には、深皿状の環状保持板170が半径方向に埋設されており、2本の導電ピン162は、環状保持板170の孔171内を通っている。環状保持板170の先端部170aは、樹脂部164の外表面から僅かに突き出されている。
点火器カラー166は、筒状部材(例えば、図3の工程(a)に示した点火器カラー66と類似形状のもの)と底面13aの開口部40の周縁とが一体化されたものである。着火部161側の開口部は縮径されており(第1縮径部168)、周面には、樹脂部164の溝部165と噛み合うように変形された(外側から押圧して、内側にへこまされた)内側への環状凸部(第2縮径部)167を有している。樹脂部164と点火器カラー166は、溝部165に環状凸部167が嵌め込まれた状態にて相互に固定されている。
樹脂部164と第1縮径部168の間には、環状のガスケット(ゴム、樹脂等)175が挟み込まれている。溝部165と環状凸部167の間には、Oリングのようなシール部材を介在させることもできる。
環状保持板170の外径は、点火器カラー166の第1縮径部168と第2縮径部167の内径よりも大きく、環状保持板170の孔171の内径は、着火部161の外径よりも小さい。よって、点火器組立体160の作動時の熱により、樹脂部164の樹脂が溶融した場合でも、点火器本体163と環状保持板170が脱落して、開口部40から外に飛び出すことはない。
ガス発生器100は、点火器カラー166がクロージャシェル底板13aと一体化されているものであるため、図3に示す工程(a)が不要となるが、その他は、図3に示す(b)〜(e)工程に準じて組み立てることができる。
なお、環状保持板170の先端部170aが樹脂部164の外表面から突き出されているため、工程(e)において、環状凸部167が形成されるとき、そのときの押圧力により、環状保持板の先端部170aも押される。その結果、第2縮径部168と樹脂部164との間に配置されたガスケット175が圧縮されるため、シール性が向上される。
(3)図5のガス発生器
図5は、本発明の別実施形態のガス発生器の縦断面図である。図5のガス発生器200は、点火器組立体の取り付け構造が異なるほかは図1のガス発生器10と同一のものであり、図1と同一番号は同一の構成要素であることを意味する。なお、リテーナ55は、図1のものとは設けた位置が異なっているが、同じ作用をするものである。
点火器組立体260は、着火薬を備えた着火部261と導電ピン262を有する点火器本体263と、点火器本体263の少なくとも一部を包囲する樹脂部264と、樹脂部264の外表面に固定された略筒状の点火器カラー266を有している。
樹脂部264は、周面において周方向に連続した溝部265を有している。樹脂部264内には、深皿状の環状保持板270が半径方向に埋設されており、2本の導電ピン262は、環状保持板270の孔271内を通っている。環状保持板270の先端部270aは、樹脂部264の外表面から僅かに突き出されている。
点火器カラー266は、底面13aの開口部40の周縁と、筒状部材(例えば、図3の工程(a)に示した点火器カラー66と類似形状のもの)と、有底筒部材30の開口部周縁とが一体化されたものである。着火部261側の開口部は縮径されており(第1縮径部268)、周面には、樹脂部264の溝部265と噛み合うように変形された(外側から押圧して、内側にへこまされた)内側への環状凸部(第2縮径部)267を有している。樹脂部264と点火器カラー266は、溝部265に環状凸部267が嵌め込まれた状態にて相互に固定されている。
樹脂部264と第1縮径部268の間には、環状のガスケット(ゴム、樹脂等)275が挟み込まれている。溝部265と環状凸部267の間には、Oリングのようなシール部材を介在させることもできる。
環状保持板270の外径は、点火器カラー266の第1縮径部268と第2縮径部267の内径よりも大きく、環状保持板270の孔271の内径は、着火部261の外径よりも小さい。よって、点火器組立体260の作動時の熱により、樹脂部264の樹脂が溶融した場合でも、点火器本体263と環状保持板270が脱落して、開口部40から外に飛び出すことはない。
ガス発生器200は、点火器カラー266がクロージャシェル底板13a及び有底筒部材30と一体化されているものであるため、図3に示す工程(a)が不要となるが、その他は、図3に示す(b)〜(e)工程に準じて組み立てることができる。
なお、環状保持板270の先端部270aが樹脂部264の外表面から突き出されているため、工程(e)において、環状凸部267が形成されたとき、そのときの押圧力により、環状保持板の先端部270aも押される。その結果、第1縮径部268と樹脂部264との間に配置されたガスケット275が圧縮されるため、シール性が向上される。
(4)図6のガス発生器
図6は、本発明の別実施形態のガス発生器の縦断面図である。図6のガス発生器300は、ディフューザシェルの周壁12bが長くなったこと、クロージャシェルの周壁13bが短くなり、かつクロージャシェルの底板の直径が短くなり、ディフューザシェル12とクロージャシェル13との接合状態が異なることを除いて、図5のガス発生器200と同一構造のものである。なお、クロージャシェルの底板は、平坦部13aと傾斜部13aに分けている。
クロージャシェル13の平坦な底面(平坦部13a)を基準としたクロージャシェル13の周壁面13bの高さ(h)と点火器カラーの変形部(環状凸部267)の高さ(h)が、h>hの関係を満たしている。点火器カラーの環状凸部267の高さ(h)は、中央部乃至は下端部であることが好ましく、図示しているのは、環状凸部267の下端部である。
点火器カラー266と樹脂部264は、樹脂部264が有する溝部265に噛み合うように点火器カラー266を変形させて固定されるが、そのとき変形用器具のアーム部は、図3の工程(e)に示すようにして、外側から点火器カラー266を挟み込んだ状態で圧力を加えて変形させる。このため、上記したh>hの関係を満たしていると、アーム部で点火器カラー266を挟み込むとき、クロージャシェルの周壁13bが邪魔にならないので、変形作業が容易になる。
本発明の装置(ガス発生器)の縦断面図。 図1の部分拡大図。 図1のガス発生器の組立方法の説明図。 別実施形態の装置(ガス発生器)の縦断面図。 更に別実施形態の装置(ガス発生器)の縦断面図。 図5のガス発生器の別実施形態の装置(ガス発生器)の縦断面図。
符号の説明
10 ガス発生器
11 ハウジング
30 有底筒部材
35 第1燃焼室
50 第2燃焼室
60 点火器組立体
63 点火器本体
64 樹脂部
65 溝部
66 点火器カラー
67 環状凸部


Claims (10)

  1. ハウジング底部に形成された開口部に面した位置に、着火薬を備えた着火部と導電ピンを有する点火器本体と、点火器本体の少なくとも一部を包囲する樹脂部と、前記樹脂部の外表面に固定された略筒状の点火器カラーとを有する点火器組立体が配置されており、
    前記点火器組立体が、前記点火器カラーが前記ハウジングに固定されたものであり、
    前記点火器カラーと前記樹脂部が、前記樹脂部が有する凹部に噛み合うように前記点火器カラーが変形されることで固定されたものである、点火器組立体を備えた装置。
  2. ハウジング底部に形成された開口部に面した位置に、着火薬を備えた着火部と導電ピンを有する点火器本体と、点火器本体の少なくとも一部を包囲する樹脂部と、前記樹脂部の外表面に固定された略筒状の点火器カラーとを有する点火器組立体が配置されており、
    前記点火器カラーが、前記ハウジング底部の開口部周縁と略筒状部材が一体化されたものであり、
    前記点火器カラーと前記樹脂部が、前記樹脂部が有する凹部に噛み合うように前記点火器カラーが変形されることで固定されたものである、点火器組立体を備えた装置。
  3. ハウジング底部に形成された開口部に面した位置に、着火薬を備えた着火部と導電ピンを有する点火器本体と、点火器本体の少なくとも一部を包囲する樹脂部と、前記樹脂部の外表面に固定された略筒状の点火器カラーとを有する点火器組立体が配置されており、
    前記点火器組立体が、少なくとも着火部を含む部分が有底筒部材で覆われており、前記点火器組立体の点火器カラーが、前記ハウジング底部の開口部周縁、略筒状部材及び前記有底筒部材の開口部周縁が一体化されたものであり、
    前記点火器カラーと前記樹脂部が、前記樹脂部が有する凹部に噛み合うように前記点火器カラーが変形されることで固定されたものである、点火器組立体を備えた装置。
  4. 前記点火器組立体が、前記樹脂部に埋設された、孔のある環状保持板を有しており、
    前記環状保持板が、前記点火器カラーの軸方向に離れた位置に形成された少なくとも2箇所の縮径部間に位置し、前記孔内を導電ピンが通るように配置され、
    前記環状保持板の外径が前記2箇所の縮径部の内径よりも大きく、前記環状保持板の内径が前記点火器本体の着火部の外径より小さい、請求項1〜3のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置。
  5. 前記環状保持板が、前記樹脂部の外表面に突出し、前記樹脂部が有する凹部壁面の少なくとも一部を形成している、請求項4記載の点火器組立体を備えた装置。
  6. 前記点火器カラーと前記樹脂部が有する凹部との接触部において、前記点火器カラーと前記樹脂部が有する凹部の間にシール部材が介在されている、請求項1〜5のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置。
  7. 前記ハウジングが、ガス排出口を有するディフューザシェルとクロージャシェルが接合一体化されたものであり、前記クロージャシェルが少なくとも平坦な底面と周壁面とを有しており、前記クロージャシェルの平坦な底面を基準とした前記周壁面の高さ(h)と前記点火器カラーの変形部の高さ(h)が、h>hの関係を満たしている、請求項1〜6のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置。
  8. 請求項1〜3のいずれかに記載の点火器組立体を備えた装置の組立方法であって、
    前記ハウジングと一体化された前記略筒状の点火器カラーに、前記点火器本体と前記樹脂部からなり、前記樹脂部の周面に凹部を有する中間体を挿入する工程、
    前記点火器カラー外周面の前記樹脂部の凹部に正対する部分を押圧し、前記樹脂部の凹部と一致する形状に変形させ、前記点火器カラーと前記樹脂部を相互に固定する工程、
    を有する点火器組立体を備えた装置の組立方法。
  9. 前記略筒状の点火器カラーとして、一端側開口部に形成された第1縮径部を有しており、前記第1縮径部の内径が、前記点火器組立体の着火部の外径よりも大きく、かつ樹脂部の外径よりも小さいものを使用し、
    前記点火器カラー内に前記中間体を挿入するとき、前記第1縮径部に前記樹脂部が当たるまで挿入する、請求項8記載の点火器組立体を備えた装置の組立方法。
  10. 前記略筒状の点火器カラーとして、一端側開口部に形成された第1縮径部と、軸方向に離れた位置に形成された第2縮径部を有するものを使用し、
    前記中間体として、前記樹脂部に環状保持板が埋設されたものであり、前記環状保持板の外径が、前記第1縮径部及び前記第2縮径部の内径よりも大きく、前記環状保持板の内径が前記点火器本体の着火部の外径より小さいものを使用し、
    前記第1縮径部と前記第2縮径部の間に前記樹脂部の環状保持板が位置するように前記中間体を挿入する、請求項9記載の点火器組立体を備えた装置の組立方法。

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