JP2008060634A - アンテナコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナコイルの薄型化を実現しつつ、Z軸巻線の感度を良くすること。
【解決手段】アンテナコイル1は、互いに十字に交差する第一巻枠部11および第二巻枠部12を有する十字型コア10と、第一巻枠部11に巻回状態で配置されるX軸巻線13と、第二巻枠部12に巻回状態で配置されるY軸巻線14と、X軸巻線13およびY軸巻線14の外周側に配置されるとともに、十字型コア10の十字方向と交差する方向を巻軸方向とするZ軸巻線15と、Z軸巻線15に、その軸方向において重ねて配設される磁性シート部材16,17と、を有するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナコイルに関する。
特許文献1は、コアの巻枠部に、第1のコイル(X軸コイル)と第2のコイル(Y軸コイル)をそれぞれの巻き軸が直交するように巻線したアンテナコイルを開示する。また、特許文献1は、第1のコイルと第2のコイルを取り囲み、かつ、巻き軸が2つのコイルに対して直交するように巻線した第3のコイル(Z軸コイル)を配置したアンテナコイルを開示する。また、第3のコイルが、絶縁性を有する巻枠に巻線されている構造を開示する。
特許文献1 特開2003−92509号公報(特許請求の範囲など)
特許文献1のアンテナコイルでは、第1のコイル(X軸コイル)、第2のコイル(Y軸コイル)および第3のコイル(Z軸コイル)が互いに直交するように配設される。そして、小型軽量化や、干渉が少なく良好な受信感度を得ることができる。
しかしながら、特許文献1のアンテナコイルのように、第3のコイル(Z軸コイル)を、第1のコイル(X軸コイル)と第2のコイル(Y軸コイル)を取り囲み、かつ、巻き軸が2つのコイルに対して直交するように巻線した場合、第3のコイル(Z軸コイル)の感度が、他の2つの第1のコイル(X軸コイル)や第2のコイル(Y軸コイル)の感度に比べて低くなってしまう傾向にある。特に、アンテナコイルを薄型化すると、それに応じて第3のコイル(Z軸コイル)の高さを低く抑える必要があり、第3のコイル(Z軸コイル)の巻数を、第1のコイル(X軸コイル)や第2のコイル(Y軸コイル)と同等の感度が得られるような数にすることは難しい。
本発明は、薄型化を実現しつつ、Z軸巻線の感度が良いアンテナコイルを得ることを目的とする。
本発明に係るアンテナコイルは、互いに十字に交差する第一巻枠部および第二巻枠部を有する十字型コアと、第一巻枠部に巻回状態で配置されるX軸巻線と、第二巻枠部に巻回状態で配置されるY軸巻線と、X軸巻線およびY軸巻線の外周側に配置されるとともに、十字型コアの十字方向と交差する方向を巻軸方向とするZ軸巻線と、Z軸巻線に、その巻軸方向において重ねて配設される磁性シート部材と、を有するものである。
この構成を採用すれば、Z軸巻線に磁性シート部材が重ねて配設される。磁性シート部材は、Z軸巻線に対して、磁性部材からなるボビンのつば部と同じように作用する。Z軸巻線の感度は向上する。しかも、磁性シート部材は、磁性部材からなるボビンのつば部などより薄く形成することができる。したがって、アンテナコイルの薄型化を実現することができる。
本発明に係るアンテナコイルは、上述した発明の構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、磁性シート部材には、Z軸巻線に重ねて配設された状態で、少なくとも十字型コアと重なる部位を貫通する内孔が設けられているものである。
この構成を採用すれば、磁性シート部材は、十字型コアおよびそれに巻きつけられるX軸巻線およびY軸巻線の全体を覆わない。したがって、磁性シート部材の面積(ボリューム)を確保しつつ、X軸巻線およびY軸巻線の感度として、磁性シート部材を設けない場合と同等の感度を得ることができる。アンテナコイルの薄型化を実現しつつ、X軸巻線の感度と、Y軸巻線の感度と、Z軸巻線の感度とのバランスを取ることが可能となる。たとえば、Z軸巻線を巻き付ける磁性コアを有するアンテナコイルより薄型化を図りつつ、Z軸巻線の感度として、X軸巻線やY軸巻線と同等あるいはそれ以上の感度を得ることが可能となる。
本発明に係るアンテナコイルは、上述した発明の各構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、磁性シート部材は、少なくともX軸巻線およびY軸巻線の端子部と重なる部位が切欠かれているものである。
この構成を採用すれば、磁性シート部材がX軸巻線およびY軸巻線の端子部と重なることにより生じる特性の悪化を防止することができる。
本発明では、アンテナコイルの薄型化を実現しつつ、Z軸巻線の感度を良くすることができる。
以下、本発明の実施の形態に係るアンテナコイルを、図面に基づいて説明する。アンテナコイルは、3軸アンテナコイルを例として説明する。
図1は、実施の形態に係るアンテナコイルとしての3軸アンテナコイル1の外観を示す斜視図である。3軸アンテナコイル1は、樹脂封止本体2と、6本のリード端子3と、を有する。3軸アンテナコイル1は、図示外のプリント基板などへ表面実装により取り付けることができる。3軸アンテナコイル1は、自動車のドアの施錠および開錠を無線操作により開閉するためのキーレスエントリーシステム用のドア内ユニットのプリント基板や、防犯装置の受信機のプリント基板などに、面実装することができる。
樹脂封止本体2は、たとえばエポキシ樹脂材料、シリコーン樹脂材料などの絶縁性樹脂材料を略立方体形状に形成したものである。樹脂封止本体2としては、たとえば14ミリメートル角の底面と、3.5ミリメートルの高さとを有する略立方体形状のものがある。
リード端子3は、たとえばTAB(Tape Automation Bonding)テープなどのリードフレームなどとして用いられる金属材料を、略コの字形状に形成したものである。6本のリード端子3は、3本ずつ、樹脂封止本体2の対向する2つの側面部に並べて配設される。6本のリード端子3は、対向する各組のリード端子3により、樹脂封止本体2を挟み込むように配設される。
図2は、図1の樹脂封止本体2の内部に埋設されるコイルユニット4を示す斜視図である。樹脂封止本体2の内部に埋設されるコイルユニット4は、十字型コア10と、X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15の3つの巻線と、磁性シート部材としての上側磁性シート部材16と、磁性シート部材としての下側磁性シート部材17と、を有する。図3は、図2中の十字型コア10、X軸巻線13およびY軸巻線14を示す斜視図である。図4は、図2のコイルユニット4の一部分解斜視図である。
十字型コア10は、図3に示すように、たとえばフェライト磁性粉などの磁性材料を略角棒形状に形成した第一巻枠部11および第二巻枠部12を、それらの略中央部に存在する凹部と凸部とを嵌め合わせることで略十字形状に形成したものである。なお、十字型コア10は、たとえばフェライト磁性粉などの磁性材料を略十字形状に形成し、第一巻枠部11および第二巻枠部12が一体化されたものであってもよい。
X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15は、たとえば導電性の丸線材や平角線材で構成される。丸線材には、直径約0.07ミリメートルの銅線の周囲を絶縁被覆したものがある。
図3に示すように、X軸巻線13は、第一巻枠部11に巻きつけられ、Y軸巻線14は、第二巻枠部12に巻きつけられる。
また、図2および図4に示すように、Z軸巻線15は、十字型コア10の外形より一回り大きいサイズの円形に、空芯状に巻回される。Z軸巻線15の内側に、X軸巻線13およびY軸巻線14が巻きつけられた十字型コア10が配設される。Z軸巻線15は、X軸巻線13およびY軸巻線14の外周側に配置されるとともに、十字型コア10の十字方向と交差する方向を巻軸方向として配設される。
この実施の形態において、X軸巻線13の巻数と、Y軸巻線14の巻数と、Z軸巻線15の巻数とは、たとえば350ターンに揃えられている。また、第一巻枠部11に巻きつけられたX軸巻線13の高さと、第二巻枠部12に巻きつけられたY軸巻線14の高さと、空芯コア巻きのZ軸巻線15の高さとは、略一致している。なお、X軸巻線13の巻数と、Y軸巻線14の巻数と、Z軸巻線15の巻数とは、互いに異なるターン数であってもよい。
上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17などの磁性シート部材は、たとえば10ナノメートル以下のナノ結晶粒から構成される鉄系アモルファス粉末を、樹脂で固めた構造を有する。鉄系アモルファス粉末と樹脂とを混合することで、磁性シート部材は、板全体として可撓性を有し、また、薄く成形することが容易となる。また、鉄系アモルファス粉末と樹脂とを混合した場合、他の磁性材料に比べて、単位堆積当たりの飽和磁束密度が遙かに大きい。そのため、磁性シート部材を、たとえば0.2ミリメートルなどのように薄く形成したとしても、後述するように3軸アンテナコイル1のZ軸巻線15の感度およびQ値を改善できるほどの有効な飽和磁束密度を得ることができる。
ところで、フェライト系粉末は、フェライト粉末を焼結後、解砕して、造粒してから再び焼結するというプロセスを経て製造する。そのため、極端に微細な粉末に生成することが難しい。しかしながら、鉄系フェライト粉末には、そのような製造上の制約がない。したがって、鉄系アモルファス粉末を樹脂で固めた磁性シート部材は、たとえばフェライト系粉末を使用した磁性シート部材と比べて、飽和磁束密度が大きくなる。また、薄く成形することができる。また、直流重畳特性に優れる。
磁性シート部材は、鉄系アモルファス粉末を含む樹脂複合材であれば、特に、当該粉末の組成は問わないが、Feを主成分とするFe−Si−B系の材料から成るものが好ましい。鉄系アモルファス粉末としては、Fe−Ni系、Fe−Co系等のFe−Si−B系以外の複合材料からなる粉末を採用してもよい。また、鉄系アモルファス粉末と混合する樹脂は、熱硬化性樹脂あるいは熱可塑性樹脂のいずれでも良いが、比較的耐熱性に優れる熱硬化性樹脂を採用する方が好ましい。本実施の形態で使用される磁性シート部材中の鉄系アモルファス粉末は、溶融液体合金を高速回転ロール表面で超急冷してできた鉄系アモルファス合金を熱処理することによって、アモルファス組織中に結晶粒を形成させたものである。このような粉末を樹脂と混ぜて固めると、磁性シート部材が完成する。
この実施の形態では、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、鉄系アモルファス粉末と樹脂とを混合してなる厚さ0.2ミリメートルのシートにより、Z軸巻線15の外形と略等しい円形の外形形状に形成されている。また、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17には、その中心部に、十字型コア10の外形より一回り大きい大きい直径の円形の内孔18が形成されている。また、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、円周方向の一部が切りかかれている状態の、切欠き部19が形成されている。これにより、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、略ドーナツ形状を基本とした略C字形状に形成されている。
そして、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、Z軸巻線15と重ねて配設される。上側磁性シート部材16は、図2においてZ軸巻線15の巻軸方向上側に重ねて配設される。下側磁性シート部材17は、図2においてZ軸巻線15の巻軸方向下側に重ねて配設される。このため、Z軸巻線15は、その巻軸方向において、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17により挟まれた状態となる。これは、たとえば磁性材料からなるボビンに巻きつれられる巻線が、そのボビンの一対のつば部により挟まれた状態と略同じ状態である。
X軸巻線13の両端部、Y軸巻線14の両端部およびZ軸巻線15の両端部は、被覆が剥がされて、6本のリード端子3に対して選択的且つ電気的に接続される。このとき、Z軸巻線15の内側において十字型コア10に巻きつけられるX軸巻線13の両端部およびY軸巻線14の両端部は、上側磁性シート部材16の切欠き部19および下側磁性シート部材17の切欠き部19において、Z軸巻線15の外側へ引き出され、所定のリード端子3に接続される。これにより、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17が、X軸巻線13やY軸巻線14とその両端部において磁気的に密に結合してしまわないようにすることができる。
なお、図2に示すコイルユニット4は、たとえば以下のような製造工程により、図1の3軸アンテナコイル1の内部に組み込むことができる。まず、略コの字形状の6本のリード端子3を有する図示外のリードフレームに、リードフレームの孔を塞ぐようにテープを貼る。次に、6本のリード端子3の中央に、図2のコイルユニット4を配設し、X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15の3本の巻線の両端部を6本のリード端子3に接続する。このとき、X軸巻線13やY軸巻線14の両端部は、上側磁性シート部材16の切欠き部19および下側磁性シート部材17の切欠き部19において、Z軸巻線15の外側へ引き出される。次に、絶縁性樹脂材料を、トランスファーモールド法などによりリードフレームおよびテープの上に塗布し、固化させる。最後に、テープを除去し、6本のリード端子3をリードフレームから分離し、固化した絶縁性樹脂材料を所望の略立方体形状にダイシングする。これにより、図2に示すコイルユニット4は樹脂封止本体2の内部に配設される。X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15は、6本のリード端子3により、他の電子部品などと電気的に接続可能となる。
次に、以上の構成を有する実施の形態に係る3軸アンテナコイル1の感度特性について説明する。
表1は、3種類の3軸アンテナコイル1の感度特性を比較する表である。3軸アンテナコイル1の感度特性は、X軸方向の感度と、Y軸方向の感度と、Z軸方向の感度とで表すことができる。左列は、Z軸巻線15の上下に、略ドーナツ形状を基本とする上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17を配設した実施の形態に係る3軸アンテナコイル1の感度特性である。真中列は、上側磁性シート部材16の内孔18および下側磁性シート部材17の内孔18を無くして略円板形状とした比較例の3軸アンテナコイルの感度特性である。右列は、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17を具備しない従来型の3軸アンテナコイルの感度特性である。そして、表中の値は、125kHzの周波数の電波をそれぞれの軸方向から与えたときに所定の巻線の両端部に発生する電圧(波高値)を、その電波の磁束密度で割って得た値(単位はmVp/μT)である。表中の値は、値が大きいほど巻線の感度が高いことを示す。なお、X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15のターン数は、350に揃えている。また、実施の形態および比較例での上側磁性シート部材16の厚さおよび下側磁性シート部材17の厚さは、0.2ミリメートルに揃えている。
Figure 2008060634
表1に示すように、実施の形態に係る3軸アンテナコイル1のZ軸方向の感度と、比較例の3軸アンテナコイルのZ軸方向の感度とは、従来型の3軸アンテナコイルに比べて、約5mVp/μTほど上昇している。割合で言えば約9.70(=100×(50.34−45.89)÷45.89)%も感度が高くなっている。つまり、実施の形態の3軸アンテナコイル1のZ軸方向の感度は、1割増しである。
また、実施の形態に係る3軸アンテナコイル1のX軸方向の感度およびY軸方向の感度は、従来型の3軸アンテナコイルと同等の感度を有する。これに対して、比較例の3軸アンテナコイルのX軸方向の感度およびY軸方向の感度は、従来型の3軸アンテナコイルに比べて、約6mVp/μTほど低下している。割合で言えば約13.71(=100×(48.15−41.55)÷48.15)%も感度が低くなっている。比較例の3軸アンテナコイルのX軸方向の感度およびY軸方向の感度は、1割以上も低下してしまう。
以上のように、この実施の形態に係る3軸アンテナコイル1は、Z軸巻線15の内側に十字型コア10を配設し、十字型コア10にX軸巻線13とY軸巻線14とを巻きつけている。その上で、上側磁性シート部材16と下側磁性シート部材17とを、Z軸巻線15の上下に重ねている。したがって、上側磁性シート部材16と下側磁性シート部材17とは、Z軸巻線15に対して、磁性部材からなるボビンのつば部と同じように作用する。そのため、Z軸巻線15の感度およびQ値(周波数選択性能)は向上する。
しかも、上側磁性シート部材16と下側磁性シート部材17とは、略ドーナツ形状を基本とする略C字形状に形成されている。十字型コア10およびそれに巻きつけられるX軸巻線13およびY軸巻線14は、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17により被覆されず、露出する。また、X軸巻線13の両端部およびY軸巻線14の両端部は、上側磁性シート部材16の切欠き部19および下側磁性シート部材17の切欠き部19において、Z軸巻線15の外側引き出され、複数のリード端子3に接続される。
したがって、上側磁性シート部材16や下側磁性シート部材17の面積(ボリューム)を確保しつつ、X軸巻線13およびY軸巻線14の感度およびQ値として、磁性シート部材を設けない場合と同等の感度およびQ値を得ることができる。また、上側磁性シート部材16や下側磁性シート部材17がX軸巻線13およびY軸巻線14の両端部と重なることにより生じる特性の悪化を防止することができる。
また、この実施の形態では、Z軸巻線15の上下に配設される上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、約0.2ミリメートルの厚さである。これに対して、磁性部材からなるボビンのつば部の厚さは、薄くしたとしても0.4〜0.5ミリメートルである。したがって、上側磁性シート部材16や下側磁性シート部材17などの磁性シート部材は、磁性部材からなるボビンのつば部などより薄く形成することができる。その結果、3軸アンテナコイル1は、従来に無い薄さまで薄型化することができる。Z軸巻線15を巻き付ける磁性コアを有する3軸アンテナコイル1では実現不可能であった薄さの3軸アンテナコイル1を得ることができる。
その結果、3軸アンテナコイル1としての薄型化を実現しつつ、X軸巻線13の感度と、Y軸巻線14の感度と、Z軸巻線15の感度とのバランスを取ることが可能となる。たとえば、Z軸巻線15を巻き付ける磁性コアを有する3軸アンテナコイル1より薄型化を図りつつ、Z軸巻線15の感度として、X軸巻線13やY軸巻線14と同等あるいはそれ以上の感度を得ることが可能となる。
X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15の感度が揃うと、たとえば各巻線の両端部に生成される電圧をアナログ的にあるいはデジタル的に合成する際に、巻線毎の補正をすることなく合成することができる。X軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15の高い感度を生かして、あらゆる方向からの電波を高感度に受信することができる。電波の3軸アンテナコイル1への入射方向に関係なく、遠距離からの弱い電波を高感度に受信することができる。そのため、キーレスエントリーシステムに用いる3軸アンテナコイル1などとして、遠距離からの弱い電波を受信できる高感度のものを実現することができる。
また、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、厚さ0.2ミリメールの略C字形状に形成されている。上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17に、Z軸巻線15やその他の巻線を巻きつける必要はない。したがって、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、単純なシート形状であればよい。これに対して、たとえばX軸巻線13、Y軸巻線14およびZ軸巻線15を巻きつけるコアなどは、複雑な巻線構造を有する。コアのつば部の形状も複雑となる。そのため、製造工程などにおいて、コアに割れや欠けなどが発生し易い。また、コアの成形も難しい場合が多い。この実施の形態のように、磁性部品を、十字型コア10と上側磁性シート部材16と下側磁性シート部材17との組合せとすることで、そのような製造上の制限や不都合などを解消することができる。
以上の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
上記実施の形態では、Z軸巻線15は、空芯状のコイルとなっている。この他にもたとえば、Z軸巻線15は、プラスチック製のボビンや筒部材に巻きつけられていてもよい。但し、Z軸巻線15をボビンや筒部材に巻きつけた場合、その分によりコイルユニット4が大きくなる。3軸アンテナコイル1の小型化や低背化のためには、Z軸巻線15は、空芯コイル巻きとした方が望ましい。
上記実施の形態では、Z軸巻線15は、円形状に巻かれている。この他にもたとえば、Z軸巻線15は、四角形状などに巻かれていてもよい。
上記実施の形態では、Z軸巻線15の内側に十字型コア10を配設している。この他にもたとえば、Z軸巻線15の内側に、X軸巻線13およびY軸巻線14が互いに垂直な向きで巻きつけられる円板型コアを配設するようにしてもよい。
上記実施の形態では、Z軸巻線15およびその内側に配設される十字型コア10とは、樹脂封止により、位置決めされ、固定されている。この他にもたとえば、十字型コア10を収容するケースを設け、このケースにZ軸巻線15を巻きつけるようにしてもよい。また、十字型コア10およびZ軸巻線15を収容するケースを設けるようにしてもよい。但し、3軸アンテナコイル1の小型化や低背化のためには、Z軸巻線15および十字型コア10は、樹脂封止により固定するようにするのが望ましい。また、X軸巻線13およびY軸巻線14のうち、少なくとも一方を筒状のボビン(ケース)に巻きつけ、それを第一巻枠部11、第二巻枠部12に取り付けるようにしてもよい。
上記実施の形態では、Z軸巻線15の軸方向上側に上側磁性シート部材16を配設し、Z軸巻線15の軸方向下側に下側磁性シート部材17を配設している。この他にもたとえば、Z軸巻線15の軸方向上側あるいは軸方向下側のみに、磁性シート部材を配設するようにしてもよい。この場合でも、X軸方向の感度およびQ値およびY軸方向の感度およびQ値の低下を招くことなく、Z軸巻線15の感度およびQ値を向上させる効果を期待することができる。
上記実施の形態では、第一巻枠部11に巻きつけられるX軸巻線13の高さと、第二巻枠部12に巻きつけられるY軸巻線14の高さと、空芯状に巻回されるZ軸巻線15の高さとは、略一致している。したがって、Z軸巻線15の上下に配設される上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、X軸巻線13やY軸巻線14に比べて上下方向に飛び出して盛り上がった位置にある。上側磁性シート部材16から下側磁性シート部材17までの高さは、X軸巻線13の高さやY軸巻線14の高さに比べて高い。この他にもたとえば、Z軸巻線15の高さをX軸巻線13やY軸巻線14の高さに比べて薄くし、上側磁性シート部材16から下側磁性シート部材17までの高さを、X軸巻線13の高さやY軸巻線14の高さに揃えるようにしてもよい。
上記実施の形態では、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、略ドーナツ形状の一部を切り欠いた略C字形状に形成されている。この他にもたとえば、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、単なる略ドーナツ形状に形成されていても、外形がZ軸巻線15より外側へ突出して樹脂封止本体2と同様の四角形となる形状に形成されていても、内孔18が十字型コア10と重ならないように十字形状に形成されていてもよい。この場合でも、X軸方向の感度およびQ値およびY軸方向の感度およびQ値の低下を招くことなく、Z軸巻線15の感度およびQ値を向上させる効果を期待することができる。上側磁性シート部材16や下側磁性シート部材17の面積(ボリューム)を確保することで、その厚さを厚くすることなく、Z軸巻線15の感度およびQ値の向上させることができる。3軸アンテナコイル1の低背化を維持しつつ、Z軸巻線15の感度およびQ値の向上させることができる。また、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17が、十字型コア10、X軸巻線13およびY軸巻線14などから、約0.2ミリメートル程度以上により離れていれば、X軸方向の感度およびQ値およびY軸方向の感度およびQ値が大きく低下してしまうことはない。
さらに他にもたとえば、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、単なる略円形形状に形成されていてもよい。この場合、十字型コア10、X軸巻線13およびY軸巻線14が上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17により被覆されてしまい、X軸方向およびY軸方向の感度およびQ値の低下を否めないが、上側磁性シート部材16や下側磁性シート部材17の面積(ボリューム)を確保して、Z軸方向の感度およびQ値のより一層の向上を期待することができる。したがって、Z軸巻線15のターン数を減らしつつ、Z軸方向の感度およびQ値を確保することができる。たとえば、3軸アンテナコイル1を極端に低背化し、そのため上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17を設けるだけでは、Z軸方向の感度をX軸方向などの感度とそろえることができない場合において、あえてX軸方向などの感度を下げるようにする場合などにおいて有効である。なお、この場合において、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17の内孔18を設け、十字型コア10、X軸巻線13およびY軸巻線14の一部を露出すれば、たとえば感度を揃えるように調整することができる。
上記実施の形態では、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、一箇所に切欠き部19が形成され、略C字形状に形成されている。この他にもたとえば、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、2箇所以上に切欠き部19が形成されていてもよい。2箇所以上に切欠き部19が形成されると、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、複数に分割される。たとえば4箇所に切欠き部19を形成することで、上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、4つに分割される。
上記実施の形態では、Z軸巻線15の上下に配設される上側磁性シート部材16および下側磁性シート部材17は、鉄系アモルファス粉末を含む樹脂複合材を、シート状に形成したものである。この他にもたとえば、これらの磁性シート部材は、樹脂フィルムシートの上に磁性塗料などを印刷したものであってもよい。ただし、樹脂フィルムシートの上に磁性塗料などを印刷した場合において、磁性シート部材の面積(ボリューム)を確保しようとすると、樹脂フィルムシートの分だけ厚さが増す。したがって、3軸アンテナコイル1の低背化のためには、樹脂フィルムシートの上に磁性塗料などを印刷する場合に比べて、鉄系アモルファス粉末を含む樹脂複合材をシート状に形成したほうが有利である。
本発明は、自動車のドアの施錠および開錠を無線操作により開閉するためのキーレスエントリーシステムに用いるアンテナコイルや、防犯装置の受信機などに用いるアンテナコイルにおいて、好適に利用することができる。
図1は、実施の形態に係る3軸アンテナコイル1の外観を示す斜視図である。 図2は、図1の樹脂封止本体2の内部に埋設されるコイルユニット4を示す斜視図である。 図3は、図2中の十字型コア10、X軸巻線13およびY軸巻線14を示す斜視図である。 図4は、図2のコイルユニット4の一部分解斜視図である。
符号の説明
1 3軸アンテナコイル(アンテナコイル)
10 十字型コア
11 第一巻枠部
12 第二巻枠部
13 X軸巻線
14 Y軸巻線
15 Z軸巻線
16 上側磁性シート部材(磁性シート部材)
17 下側磁性シート部材(磁性シート部材)
18 内孔
19 切欠き部

Claims (3)

  1. 互いに十字に交差する第一巻枠部および第二巻枠部を有する十字型コアと、
    上記第一巻枠部に巻回状態で配置されるX軸巻線と、
    上記第二巻枠部に巻回状態で配置されるY軸巻線と、
    上記X軸巻線および上記Y軸巻線の外周側に配置されるとともに、上記十字型コアの十字方向と交差する方向を巻軸方向とするZ軸巻線と、
    上記Z軸巻線に、その巻軸方向において重ねて配設される磁性シート部材と、
    を有することを特徴とするアンテナコイル。
  2. 前記磁性シート部材には、前記Z軸巻線に重ねて配設された状態で、少なくとも前記十字型コアと重なる部位を貫通する内孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載のアンテナコイル。
  3. 前記磁性シート部材は、少なくとも前記X軸巻線および前記Y軸巻線の端子部と重なる部位が切欠かれていることを特徴とする請求項1または2記載のアンテナコイル。
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