JP2008058373A - 表示パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型化された表示パネルの強度劣化の問題を改善することのできる構成を備えた表示パネルを提供すること。
【解決手段】相互に対向させて配設された一対の透明基板2、3および前記各透明基板2、3の内面において表示領域を囲むように矩形状に配置されたシール材を有する表示セル1と、前記表示セル1における少なくとも一方の透明基板2、3の外面に前記表示領域に対応させて配設された透明フィルム状部材5、6とを備える表示パネルにおいて、前記透明基板2、3の外面における外周縁の内側に、底面を平面状とされた凹部7、8を前記表示領域に対応させて形成し、前記透明フィルム状部材5、6を前記凹部7、8の底面に貼設する。
【選択図】図2
【解決手段】相互に対向させて配設された一対の透明基板2、3および前記各透明基板2、3の内面において表示領域を囲むように矩形状に配置されたシール材を有する表示セル1と、前記表示セル1における少なくとも一方の透明基板2、3の外面に前記表示領域に対応させて配設された透明フィルム状部材5、6とを備える表示パネルにおいて、前記透明基板2、3の外面における外周縁の内側に、底面を平面状とされた凹部7、8を前記表示領域に対応させて形成し、前記透明フィルム状部材5、6を前記凹部7、8の底面に貼設する。
【選択図】図2
Description
本発明は表示パネルに係り、特に、薄型化が図られた表示パネルに関する。
従来より、例えば、一対の透明基板の対向する面に設けられた複数の電極に選択的に電圧を印加することにより、両透明基板の間隙に封入された液晶を駆動させて文字等の画像の表示を行う液晶表示パネル等の表示パネルが、コンピュータや携帯電話等の表示手段として多用されている。
図3および図4は、一般的な液晶表示パネルの構成を概略説明するための平面図および断面図である。
前記液晶表示パネルは、液晶表示セル1とその液晶表示セル1に貼設された一対の偏光板5、6とからなる。
前述の従来例において、液晶表示セル1を構成する一対の透明基板2、3は透明なガラス基板が略矩形の平板状に形成されており、背面側に配設される透明基板3の一端辺部分は、視認側に配設される透明基板2の端縁より突出するように延出形成されており、外部接続基板4が接続される電極端子部3aとされている。
前記各透明基板2、3の互いに対向する内面には、例えば、インジウム錫酸化物(以下、ITOという)等からなる表示用の透明電極(図示せず)が積層形成されている。そして、前記透明電極が形成された透明基板2、3の表面には、互いに対向する電極間で液晶分子を一定の形態に配列させるために表面にラビング処理が施された配向膜(図示せず)が積層形成されている。そして、一対の透明基板2、3の対向面間の周囲には、前記両透明基板2、3を貼り合わせて一体化するための略矩形枠状のシール材(図示せず)が配設されており、前記枠状シール材により囲まれた面内には、各透明基板2、3の間隙寸法を調整するためのスペーサ(図示せず)とともに液晶(図示せず)が封入され、前記一対の透明基板2、3の対向面間に液晶層(図示せず)が形成されている。この液晶層に対向する部分は当該液晶表示パネルの表示領域を構成することとなる。
そして、前記液晶表示セル1の各透明基板2、3の外面側における表示領域に対応する領域には一対の偏光板5、6が貼着されて配設されている(例えば、特許文献1)。
ところで、近年、液晶表示パネルは薄型化するにあたり、透明基板のニーズがより一層高まっている。そのため、例えば、前記透明基板2、3としてガラス基板を用いる場合には、透明基板2、3の外面をフッ化水素酸(以下、フッ酸という)を用いて腐食させ、エッチングすることで薄型化を図る処理(以下、フッ酸湿式処理という)がなされている。
例えば、前記液晶表示セル1は、0.5mm厚とされた透明基板2、3をシール材を介して貼り合わせられ液晶が注入された状態で、前記透明基板2、3に対してフッ酸湿式処理が施され、各透明基板2、3の厚さ寸法を0.3mmにまで薄型化されている。そして、液晶表示セル1の各透明基板2、3の両外面に0.2mm厚の偏光板5、6を貼設することで、前記フッ酸湿式処理が施されない場合に比して、総厚で0.4mmも薄型化された、総厚1.0mmの液晶表示パネルとされている。
ところが、透明基板を薄型化した液晶表示パネルは自ずと強度が低下するという問題点を有するものであった。
これらの点に鑑みて、本願発明は、薄型化された表示パネルの強度劣化の問題を改善することのできる構成を備えた表示パネルを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明に係る表示パネルの特徴は、相互に対向させて配設された一対の透明基板および前記各透明基板の内面において表示領域を囲むように矩形状に配置されたシール材を有する表示セルと、前記表示セルにおける少なくとも一方の透明基板の外面に前記表示領域に対応させて配設された透明フィルム状部材とを備える表示パネルにおいて、前記透明基板の外面における外周縁の内側には、底面を平面状とされた凹部が前記表示領域に対応して形成されており、前記透明フィルム状部材は前記凹部の底面に貼設されている点にある。
本発明の表示パネルによれば、少なくとも一方の透明基板の外面に偏光板等の透明フィルム部材を底面に貼設可能な凹部を形成し、前記凹部に透明フィルム部材を貼設することで、透明基板の表面より突出する透明フィルム部材の厚さ寸法分の薄型化を図ることができる。そして、このような構成とされた表示パネルは、透明基板からなり、前記凹部の外周に配置される透明基板の外周縁部分が補強用のリブとして機能することで、表示パネルの強度を補強することが可能となる。
具体的には、前記凹部は前記透明フィルム部材の厚さ寸法と同じ深さ寸法に形成されていることが強度補強と薄型化との関係から望ましい。
本発明の表示パネルによれば、薄型化された表示パネルの強度劣化を改善することができる等の優れた効果を奏する。
本発明の表示パネルについて、図1および図2を用いて説明する。
図1は、本実施形態の液晶表示パネルにおける要部平面図であり、図2は、そのA−A断面図である。なお、以下では、本実施形態の液晶表示パネルについて、前述の従来の液晶表示パネルの構成との相違点のみを説明する。なお、前記従来の液晶表示パネルの説明で用いた部材については同一の符号を付す。
本実施形態の液晶表示パネルは、液晶表示セル1を構成する前記透明基板2、3としてガラス基板が用いられており、前記透明基板2、3の外面における外周縁の内側には、それぞれ底面を平面状とされた凹部7、8が前記表示領域に対応させて形成されている。前記凹部7、8は、透明基板2、3の表面をフッ酸湿式処理やサンドブラスト法により、透明フィルム状部材である偏光板5、6の厚さ寸法と同じ深さ寸法に形成されている。そして、前記凹部7、8には、透明フィルム状部材である前記偏光板5、6がその底面に対し、それぞれ貼設されている。
透明フィルム状部材としては、光学フィルムである偏光板、位相差板、カラーフィルタまたはITOヒータなどが例示できる。本発明は光学フィルム、特に偏光板に対して好適に適用される。
具体的には、図2に示すように、前記液晶表示パネルの液晶表示セル1は、0.5mm厚とされた透明基板2、3を枠状シール材を介して貼り合わせられ、液晶が注入された状態で、フッ酸湿式処理により、各透明基板2、3の外面に深さ寸法を0.2mmとする凹部7、8が形成されている。このことは、換言すれば、前記凹部7、8に対応する透明基板2、3は0.3mm厚とされ、前記凹部7、8の周囲に形成されるリブ9、10部分の前記凹部7、8の底部からの高さ寸法が0.2mm厚とされていることになる。
そして、液晶表示セル1の各透明基板2、3の両外面に形成された凹部7、8の底面に0.2mm厚の偏光板5、6が貼設され、総厚1.0mmの薄型化された液晶表示パネルとされている。
このように、本実施形態の液晶表示パネルは、一対の透明基板2、3の外面に偏光板5、6をその底面に貼設可能な凹部7、8を形成することで、透明基板2、3の外面より突出する偏光板5、6の厚さ寸法分の薄型化を図ることができる。
そして、前記凹部7、8の外周に配置される透明基板2、3の外周縁部分が補強用のリブ9、10として作用することで、液晶表示パネルの基板の強度を補強することが可能となる。
よって、本実施形態のように、凹部7、8の深さ寸法を、その凹部7、8に貼設される偏光板5、6の厚さ寸法と等しく形成することが強度補強と薄型化との関係から最も効率的であり、望ましい。
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
前述した実施形態では、表示パネルとして液晶表示パネルを例示したが、有機LED表示パネルであってもよい。また、凹部は少なくとも一方の透明基板の外面に形成されていればよいが、薄型化に対しては、前記実施形態のように両方の透明基板ともに凹部を形成することが好ましい。
1 液晶表示セル
2 透明基板
3 透明基板
3a 電極端子部
4 外部接続基板
5 偏光板
6 偏光板
7 凹部
8 凹部
9 リブ
10 リブ
2 透明基板
3 透明基板
3a 電極端子部
4 外部接続基板
5 偏光板
6 偏光板
7 凹部
8 凹部
9 リブ
10 リブ
Claims (2)
- 相互に対向させて配設された一対の透明基板および前記各透明基板の内面において表示領域を囲むように矩形状に配置されたシール材を有する表示セルと、前記表示セルにおける少なくとも一方の透明基板の外面に前記表示領域に対応させて配設された透明フィルム状部材とを備える表示パネルにおいて、
前記透明基板の外面における外周縁の内側には、底面を平面状とされた凹部が前記表示領域に対応して形成されており、前記透明フィルム状部材は前記凹部の底面に貼設されていることを特徴とする表示パネル。 - 前記凹部は前記透明フィルム状部材の厚さ寸法と同じ深さ寸法に形成されている請求項1に記載の表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006231987A JP2008058373A (ja) | 2006-08-29 | 2006-08-29 | 表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006231987A JP2008058373A (ja) | 2006-08-29 | 2006-08-29 | 表示パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008058373A true JP2008058373A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39241227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006231987A Pending JP2008058373A (ja) | 2006-08-29 | 2006-08-29 | 表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008058373A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018016647A1 (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | シチズンファインデバイス株式会社 | 液晶表示装置 |
EP2535765B1 (en) * | 2010-03-04 | 2018-10-24 | Tovis Co. Ltd. | Curved-surface display panel fabrication method |
-
2006
- 2006-08-29 JP JP2006231987A patent/JP2008058373A/ja active Pending
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EP2535765B1 (en) * | 2010-03-04 | 2018-10-24 | Tovis Co. Ltd. | Curved-surface display panel fabrication method |
WO2018016647A1 (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | シチズンファインデバイス株式会社 | 液晶表示装置 |
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