JP2008057380A - エンジンの始動制御装置及び始動制御方法 - Google Patents

エンジンの始動制御装置及び始動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷間始動時に触媒の暖機促進を図りながら完爆後のエンジン回転速度を目標アイドル回転速度に向かって速やかに収束させるとともに、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度に到達した後にも実際の空燃比が燃焼安定限界を超えてリーン化することのないエンジンの始動制御装置及び始動制御方法を提供する。
【解決手段】始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角するとともに、点火時期を遅角するタイミングに対して、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して、吸気スロットルを開弁するエンジンの始動制御装置であって、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の排気行程で噴射する燃料を増量する燃料噴射制御手段(ステップS1)を有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、エンジンの始動を制御する装置及び方法に関する。
冷間始動時には触媒は温度が低く未活性状態であり排ガスを浄化できない。そこでいかにして触媒を早期に活性するかが重要である。
特許文献1では、冷間時においてクランキングによる完爆後エンジンが吹き上がるまでは点火時期を始動用点火時期とし、エンジンが吹き上がった後は点火時期を圧縮上死点後の所定の点火時期まで一気に遅角することで排ガスを高温にして触媒の早期活性化を図っている。さらに特許文献1では、点火時期を遅角する前からアイドル制御弁の開度を大きくして吸入空気量を増加させ、遅角後は吸入空気量をさらに増加することで、エンジンが円滑かつ迅速に吹き上がるようにしている。
特開平8−232645号公報
しかし、上述した特許文献1では、エンジンが円滑かつ迅速に吹き上がるものの、目標アイドル回転速度を超えてしまって安定した空燃比で運転することが困難であった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、冷間始動時に触媒の暖機促進を図りながら完爆後のエンジン回転速度を目標アイドル回転速度に向かって速やかに収束させるとともに、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度に到達した後にも実際の空燃比が燃焼安定限界を超えてリーン化することのないエンジンの始動制御装置及び始動制御方法を提供することを目的としている。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角する点火時期制御手段(7,17)と、点火時期を遅角するタイミングに対して、吸気スロットル(51a)を開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して、吸気スロットル(51a)を開弁する吸気スロットル制御手段(51b)と、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の排気行程で噴射する燃料を増量する燃料噴射制御手段(ステップS1)とを有することを特徴とする。
本発明によれば、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角し、その遅角タイミングに先行して、吸気スロットルを開弁するようにしたので、冷間始動時に触媒の暖機促進を図りながら完爆後のエンジン回転速度を目標アイドル回転速度に向かって速やかに収束させることができる。そして始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の排気行程で噴射する燃料を増量するので、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度に到達した後にも実際の空燃比が燃焼安定限界を超えてリーン化することを防止できる。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態についてさらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明によるエンジン始動制御装置の第1実施形態を示す概略構成図である。
吸気コレクタ21を含むエンジン1の吸気通路2には、上流からエアフローメータ61と、吸気スロットル装置51と、燃料インジェクタ52とが設けられている。吸気スロットル装置51は、吸気スロットル51aとスロットルモータ51bとからなる。運転者がアクセルペダル35を踏み込むと、コントローラ7は、アクセルポジションセンサ67の信号に基づいて目標トルクを定め、この目標トルクを実現するための目標空気量を定め、この目標空気量が得られるようにスロットルモータ51bを介して吸気スロットル51aの開度を制御する。また例えばASCD(Auto Speed Control Device)による定速走行のためのトルク要求信号や、自動変速機の変速ショックを緩和するための回転同期制御のためのトルク要求信号があると、コントローラ7は、この目標トルクを実現するための目標空気量を定め、この目標空気量が得られるようにスロットルモータ51bを介して吸気スロットル51aの開度を制御する。吸気スロットル装置51は、アクセルペダル35と機械的に接続されておらず、スロットルモータ51bが吸気スロットル51aを駆動する。
排気通路3には、マニホールド触媒31と、床下触媒32とが設けられている。マニホールド触媒31及び床下触媒32は排気の空燃比が理論空燃比を中心とした狭い範囲にあるとき、排気に含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)及び窒素酸化物(NOx)を同時に除去できる三元触媒である。このため、コントローラ7では運転条件に応じて燃料インジェクタ52からの基本噴射量を定めるとともに、マニホールド触媒31の上流に設けたO2センサ64の信号に基づいて空燃比をフィードバック制御する。
またエンジン1は、吸気バルブ15のリフト量及び作動角を連続的に可変制御する多節リンク状の機構で構成される可変バルブ機構(variable valve event and lift control system;以下「VEL機構」と略す)41と、クランクシャフト14と吸気バルブ用カムシャフト41aとの回転位相差を連続的に可変制御して、吸気バルブ15のバルブタイミングを進遅角する可変バルブタイミング機構(valve timing control;以下「VTC機構」と略す)42とを備える。これらの具体的な構成は特開2003−314347号公報により公知であるので詳しい説明は省略する。
吸気スロットル51aにより調量される空気は、吸気コレクタ21に蓄えられた後、吸気マニホールド22を介して各気筒のシリンダ11に導入される。燃料は各気筒の吸気ポート23に配置された燃料インジェクタ52より、所定のタイミングで吸気ポート23に間欠的に噴射供給される。ここで、燃料インジェクタ52に与える燃料噴射量は、コントローラ7がエアフローメータ61(空気流量検出手段)により検出される吸入空気流量と、クランク角センサ(33、34)からの信号に基づいて演算されるエンジン回転速度とに応じて算出している。
噴射された燃料は吸気と混合して混合気を作り、この混合気は吸気バルブ15を閉じることでシリンダ11に閉じこめられ、ピストン13の上昇によって圧縮され、点火プラグ17により着火されて燃焼する。この燃焼によるガス圧がピストン13を押し下げる仕事を行い、このピストン13の往復運動はクランクシャフト14の回転運動へと変換される。燃焼後のガス(排気)は排気バルブ16が開いたとき排気通路3へと排出される。
コントローラ7は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。エンジンコントローラ50を複数のマイクロコンピュータで構成してもよい。
上述のように従来は、冷間時においてクランキングによる完爆後エンジンが吹き上がるまでは点火時期を始動用点火時期とし、エンジンが吹き上がった後は点火時期を圧縮上死点後の所定の点火時期まで一気に遅角することで排ガスを高温にして触媒の早期活性化を図っている。さらに、点火時期を遅角する前からアイドル制御弁の開度を大きくして吸入空気量を増加させ、遅角後は吸入空気量をさらに増加することで、エンジンが円滑かつ迅速に吹き上がるようにしている。
しかし、上述した従来技術では、エンジンが円滑かつ迅速に吹き上がるものの、目標アイドル回転速度を超えるので燃料を無駄に消費し燃費が悪化する。燃費を向上するには、冷間始動時であっても完爆後エンジンが目標アイドル回転速度を超えることなく、目標アイドル回転速度に収束していくことが望ましい。
そこで本件発明者らは、エンジンが目標アイドル回転速度に到達したタイミングで、点火時期を始動用点火時期から圧縮上死点後の所定点火時期まで一気に遅角するとともに、それに先だって、吸気スロットルを開弁してから空気が燃焼室に到達するまでの応答遅れを考慮して、エンジンが目標アイドル回転速度に到達する前から吸気スロットルを開き始めるようにした。
このようにすることで、エンジンの回転速度が目標アイドル回転速度に到達後その目標アイドル回転速度を超えることなくその目標アイドル回転速度を維持できた。
しかし、空燃比は燃焼安定限界を超えてリーン化する。暖機完了後の三元触媒は空燃比が理論空燃比を中心とするいわゆるウインドウと呼ばれる狭い範囲にあれば有害三成分(炭化水素HC、一酸化炭素CO、窒素酸化物NOx)を同時に浄化できる。しかしその範囲をズレてしまうと浄化性能が落ちてしまう。そのため炭化水素HCの排出量が増加していた。
そこで本発明では、適切なタイミングで燃料の噴射量を増量するようにしたのである。以下では図2を参照してその増量制御について具体的に説明する。
以下ではコントローラ7の具体的な制御ロジックについてフローチャートに沿って説明する。
ステップS1においてコントローラ7は、始動後増量補正係数KASを設定する。具体的な設定方法については後述する。
ステップS2においてコントローラ7は、水温センサ66で検出した冷却水温Tw及びクランク角センサ62で検出したエンジン回転速度に基づいて水温増量補正係数KTWを算出する。冷却水温Twが低くなるほど水温増量補正係数KTWは大きくなる。なお具体的な算出方法は従来より周知であるので説明を省略する。
ステップS3においてコントローラ7は、始動後増量補正係数KAS及び水温増量補正係数KTWを用いて次式(1)によって目標当量比TFBYAを算出する。
目標当量比TFBYAは1.0を中心とする値であり、エンジンの暖機完了後は、TFBYA=1(KTW=0、KAS=0)となって理論空燃比の混合気が得られる。冷間始動時には、始動後増量補正係数KASが加わるので目標当量比TFBYAは1.0を超える値となる。これは壁流燃料を考慮しているからである。このように冷間始動時に目標当量比TFBYAが1.0を超える値に設定しておくことによって、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度NSETに到達する時点から理論空燃比の混合気が得られる。
ステップS4においてコントローラ7は、目標当量比TFBYAを用いて次式により燃料噴射パルス幅Tiを算出する。
(2)式の基本噴射パルス幅Tp、過渡補正量Kathos、空燃比フィードバック補正係数α、空燃比学習値αm、無効噴射パルス幅Tsの求め方は周知である。例えば、基本噴射パルス幅Tpは次式により算出される。
(3)式の定数Kにより、混合気の空燃比が理論空燃比となるように設定されている。したがって、始動後増量補正係数KASがゼロを超える正の値であるときは、燃料インジェクタ52からの燃料噴射量(燃料噴射パルス幅Ti)が増量補正される。
図3は、始動後増量補正係数KASの算出ルーチンを示すフローチャートである。
ステップS11においてコントローラ7は、イグニッションスイッチがOFFからONへ切り替わったタイミングであるか否かを判定する。切り替わったタイミングであればステップS12へ処理を移行し、そうでなければステップS14へ処理を移行する。
ステップS12においてコントローラ7は、水温センサ66で検出される始動時水温TWINTに基づいて始動後増量補正係数の初期値KAS0を算出する。なお始動後増量補正係数の初期値KAS0は始動時水温TWINTが低いほど大きくなる。
ステップS13においてコントローラ7は、始動後増量補正係数の初期値KAS0を始動後増量補正係数KASとして設定する。
ステップS14においてコントローラ7は、予想エンジン回転速度Nfが目標アイドル回転速度NSETよりも小さいか否かを判定する。小さければステップS15へ処理を移行し、大きくなったらステップS16へ処理を移行する。なお予想エンジン回転速度Nfは、現在排気行程(燃料噴射時期)の気筒が膨張行程(点火されが混合気の燃焼時期)になったときに予想される回転速度である。このような予想エンジン回転速度Nfを算出することで、現在燃料噴射時期にある気筒が燃料を燃焼したときのエンジン回転速度をあらかじめ予想することができる。予想エンジン回転速度Nfは、クランク角センサ62で検出した実エンジン回転速度Neの変化速度の増分に基づいて計算したり、あらかじめ適合されている特性マップに基づいて求めることができる。
ステップS15においてコントローラ7は、始動後増量補正係数の前回値KASzを始動後増量補正係数の今回値KASとして設定する。
ステップS16においてコントローラ7は、予想エンジン回転速度の前回値Nzが目標アイドル回転速度NSETよりも小さいか否かを判定する。小さいときはステップS17へ処理を移行し、大きいときはステップS18へ処理を移行する。なおステップS14で予想エンジン回転速度Nfが目標アイドル回転速度NSETよりも大きくなったと判定した場合にステップS16の処理が行われるので、ステップS17へ処理を移行するのは、予想エンジン回転速度Nfが目標アイドル回転速度NSETを初めて超えたタイミングである。
ステップS17においてコントローラ7は、あらかじめROMに格納された特性マップに基づいて始動後増量補正係数KASを設定する。なお特性マップはあらかじめ実験を通じて設定される。この特性マップは、仮にステップS17に移行されることなくステップS20に移行した場合に設定される始動後増量補正係数KASよりも大きくなるように(すなわち燃料噴射量を増量するように)、始動後増量補正係数KASを設定する。
ステップS18においてコントローラ7は、予想エンジン回転速度の前々回値Nzzが目標アイドル回転速度NSETよりも小さいか否かを判定する。小さいときはステップS19へ処理を移行し、大きいときはステップS20へ処理を移行する。なおステップS19へ処理を移行するのはステップS17で一旦燃料を増量した直後のサイクルである。
ステップS19においてコントローラ7は、始動後増量補正係数の前々回値KASzzを始動後増量補正係数の前回値KASzとして設定する。
ステップS20においてコントローラ7は、始動後増量補正係数KASを次式により算出する。
ここで、(4)式の一定値Δtは始動後増量補正係数KASの所定時間当たりの減少分を定める値であり、この値は吸気圧が一定値に落ち着いたタイミングでゼロとなるように、適合により予め定めておく。
ステップS21においてコントローラ7は、始動後増量補正係数KASがゼロ以上であるか否かを判定する。ゼロ以上であれば一旦処理を抜け、負値であればステップS22へ処理を移行する。
ステップS22においてコントローラ7は、始動後増量補正係数KASにゼロを設定する。
次に図4に示すタイムチャートを参照して本発明によるエンジン始動制御装置の動作を説明する。なおフローチャートとの対応が分かりやすくなるように、ステップ番号をS付けで併記する。
イグニッションスイッチがOFFからONになったら、コントローラは制御を開始する。初回は、ステップS11→S12と進んでステップS13で始動後増量補正係数KASを設定してステップS4で燃料噴射パルス幅Tiを算出し燃料を噴射する。
図4の時刻t1までは、予想エンジン回転速度Nfが目標アイドル回転速度NSETよりも小さいので(図4(B))、ステップS15で始動後増量補正係数KASが前回値のまま設定され、#3→#4→#2の各気筒に通常量の燃料が噴射される(図4(C))。
時刻t1で予想エンジン回転速度Nfが目標アイドル回転速度NSETを上回ったら(図4(B))、特性マップに基づいて始動後増量補正係数KASが設定される。これにより#1気筒への燃料噴射量が増量される(図4(C))。
次サイクルでは、ステップS19で、始動後増量補正係数の前々回値KASzzが始動後増量補正係数の前回値KASzとして設定され、増量されていた燃料が元の状態に戻って#3気筒へ通常量の燃料が噴射される(図4(C))。そして#1気筒の点火時期から一気にリタードされる(図4(D))。
このように本発明は、上述の制御をすることで、エンジンが目標アイドル回転速度に到達するタイミング(図4の時刻t2)で、点火時期を始動用点火時期から圧縮上死点後の所定点火時期まで一気に遅角する。また、それに先だって、吸気スロットルを開弁してから空気が燃焼室に到達するまでの応答遅れを考慮して、エンジンが目標アイドル回転速度に到達する前から吸気スロットルを開き始めるようにするとともに、このタイミングで図4のタイムチャートに示したように#1気筒の燃料噴射量を増量する(図4の時刻t1)。
このようにすることで、エンジンの回転速度が目標アイドル回転速度に到達したら(図4の時刻t3)、その後その目標アイドル回転速度を超えることなくその目標アイドル回転速度を維持できた。
また空燃比がほぼ理論空燃比付近に収まり三元触媒の作用によって排ガスを浄化でき、炭化水素HCの排出量が増加しない。
この内容について、図5のタイムチャートを参照してさらに詳しく説明する。はじめに、本発明の効果を一層明瞭にするために従来制御について説明する。
時刻t0でスタータスイッチをONにしてエンジンを始動する。そして、吸気スロットルを開弁してから空気が燃焼室に到達するまでの応答遅れを考慮して時刻t1で吸気スロットルを開き始める(図5(B)の一点鎖線)。そして図5(C)の一点鎖線で示したように、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度NSETに到達した時刻t2で点火時期を第1点火時期ADV1から第2点火時期ADV2へ一気に遅角する。
このようにすることで時刻t2以降、エンジン回転速度を目標アイドル回転速度NSETに維持でき(図5(A)の一点鎖線)、無駄な燃料消費を抑えることができ燃費を向上できる。
ところが、空燃比は、図5(F)の一点鎖線で示したように、時刻t2では理論空燃比付近になっているものの、その後は燃焼安定限界を超えてリーンとなる。そして炭化水素HCの排出量は、図5(G)の一点鎖線で示したように増加する。
本件発明者らは、鋭意研究を重ねることによって、この原因が、主に吸気ポートの内壁を流れる燃料(壁流燃料)にあることを見いだした。ここで壁流燃料について説明する。燃料は、燃料インジェクタ52から所定のタイミングで吸気ポートに向けて間欠的に噴射供給される。このようにして噴射された燃料は、冷間始動当初はすべてが燃焼室に吸入されるのではなく、一部は吸気ポート23の内壁や吸気バルブ15の傘裏に一旦付着し、その後燃焼室に吸入される。このような燃料が壁流燃料である。
従来から、このような燃料壁流をも考慮して、図5(E)の一点鎖線に示すように、冷間始動当初は燃料を余分に噴射し、その後燃料噴射量を徐々に減少させている。
ところで壁流燃料量は、吸気ポート内の吸気圧や吸気流速に依存する。すなわち、吸気圧が小さく(インマニ負圧が大きく)なるほど燃料の気化が促進され、壁流燃料は少なくなる。また吸気ポート23の吸気流速が大きくなるほど燃料の気化が促進され、壁流燃料は少なくなる。このように吸気圧や吸気ポートの吸気流速によって壁流燃料量が変わる。また時刻t2以降、エンジン回転速度を一定にしても図5(D)に示すように吸気圧や吸気流速は変化し続ける。
ところが、従来は、このような吸気圧や吸気ポートの吸気流速の変化を考慮していなかったので、燃料噴射量の精度が悪くなって空燃比がリーン化していたのである。
そこで本実施形態では、上述の通り、目標アイドル回転速度NSETを超える気筒を判別し、あらかじめその気筒への燃料噴射量を増量しておくことで、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度NSETを維持するようになってからも空燃比をほぼ理論空燃比付近にすることができたのである(図5(F)の実線)。これによって三元触媒からの炭化水素HCの排出量を低減できるのである(図5(G)の実線)。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。
なお以下に示す各実施形態では前述した実施形態と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
本実施形態では、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度NSETを超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒を判別し、その気筒及びその前後の気筒が目標アイドル回転速度を超える直前の排気行程にあるときに燃料を増量噴射する。具体的な制御方法としては、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度NSETを超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、点火順序がひとつ前の気筒を判別するための判定値NSET0を設定し、この判定値NSET0を予想エンジン回転速度Nfが超えたら、そのときから排気行程を迎える3つの気筒への噴射燃料を増量して噴射する。
本実施形態によれば、目標アイドル回転速度NSETを超える気筒を含めて3気筒続けて燃料を増量するので、1気筒あたりの増量量を小さくすることがでる。したがってリッチ失火を生じにくくなり、安定した燃焼性能を得ることができる。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。
本実施形態では、予想エンジン回転速度Nfが、目標アイドル回転速度NSETを超えると推定される気筒について以下のようにして予測する。
すなわち、予想エンジン回転速度Nfの変化量(傾き)の差分に基づいて、現在の気筒の何気筒後の気筒が、燃焼行程で目標アイドル回転速度NSETを超えるのかを予測する(図7(C))。そして目標アイドル回転速度を超えると推定されたら、その気筒についてのカウンタをインクリメントする。なお図7(D)には#1気筒についてのカウンタを図示したが、実際には各気筒ごとにカウンタが設定されている。そしてある気筒(本実施形態では#1気筒)のカウンタが所定値を超えたら、その気筒が目標アイドル回転速度を超えると予想し、その気筒の噴射燃料を増量する。
なお第2実施形態のように、目標アイドル回転速度NSETを超える気筒のひとつ前の気筒を判別するための判定値NSET0を設定し、この判定値NSET0を予想エンジン回転速度Nfが超えたら、そのときから3回の噴射燃料を増量して噴射してもよい。
本実施形態によれば、目標アイドル回転速度を超える気筒を、一層正確に判定することができる。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。
本実施形態では、目標アイドル回転速度NSETを超える気筒を判別するが、判別できた時点で、その気筒の排気行程が終了していた場合には、吸気行程で判別気筒に対して割り込み噴射する。
図8では、時刻t41で、#1気筒が目標アイドル回転速度NSETを超えると予想できたものの、このとき#1気筒の排気行程は終了している。そこで吸気行程で#1気筒に対して割り込み噴射する。
本実施形態によっても、空燃比をほぼ理論空燃比付近に収めることができ、三元触媒の作用によって排ガスを浄化でき、炭化水素HCの排出量を増加させない。
(第5実施形態)
図9は、本発明の第5実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。
本実施形態では、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度NSETを超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、点火順序がひとつ前の気筒を判別するための判定値NSET0を設定し、この判定値NSET0を予想エンジン回転速度Nfが超えたら目標アイドル回転速度NSETを超える気筒の点火順序がひとつ前の気筒を判別する。ところが、判別できた時点で、その気筒の排気行程が終了しているので、判別気筒を含めて連続する3気筒に対して吸気行程で割り込み噴射する。また排気行程で噴射燃料を増量して噴射する。
本実施形態によっても、空燃比をほぼ理論空燃比付近に収めることができ、三元触媒の作用によって排ガスを浄化でき、炭化水素HCの排出量を増加させない。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
例えば上記第2実施形態や第5実施形態において連続する3気筒の燃料噴射量を増量したり割り込み噴射するようにしているが、連続する2気筒であってもよい。
本発明によるエンジン始動制御装置の第1実施形態を示す概略構成図である。 増量制御の制御ロジックのフローチャートである。 始動後増量補正係数KASの算出ルーチンを示すフローチャートである。 本発明によるエンジン始動制御装置の動作を説明するタイムチャートである。 本発明によるエンジン始動制御装置の効果を説明するタイムチャートである。 本発明の第2実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。 本発明の第3実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。 本発明の第4実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。 本発明の第5実施形態のエンジン始動制御装置を動作させたときのタイムチャートである。
符号の説明
7 コントローラ(点火時期制御手段/吸気スロットル制御手段/燃料噴射制御手段)
17 点火プラグ(点火時期制御手段)
51a 吸気スロットル
51b スロットルモータ(吸気スロットル制御手段)
52 燃料インジェクタ
ステップS1 燃料噴射制御手段

Claims (14)

  1. 始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角する点火時期制御手段と、
    点火時期を遅角するタイミングに対して、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して、吸気スロットルを開弁する吸気スロットル制御手段と、
    始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の排気行程で噴射する燃料を増量する燃料噴射制御手段と、
    を有するエンジンの始動制御装置。
  2. 前記燃料噴射制御手段は、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して求めた予測エンジン回転速度が、基準回転速度を超えるときに排気行程の気筒へ噴射する燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの始動制御装置。
  3. 前記基準回転速度は前記目標アイドル回転速度であって、
    前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記目標アイドル回転速度を超えるときに排気行程の気筒へ噴射する燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの始動制御装置。
  4. 前記基準回転速度は、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、点火順序がひとつ前の気筒を判別するための判定値であって、
    前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記判定値を超えるときに排気行程にある気筒に噴射する燃料を増量し、さらに点火順序がその気筒の次の気筒の排気行程で噴射する燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの始動制御装置。
  5. 前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記判定値を超えるときに排気行程にある気筒に噴射する燃料を増量し、さらに点火順序がその気筒の次の気筒及びそのまた次の気筒の排気行程で噴射する燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のエンジンの始動制御装置。
  6. 始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角する点火時期制御手段と、
    点火時期を遅角するタイミングに対して、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して、吸気スロットルを開弁する吸気スロットル制御手段と、
    始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の吸気行程で燃料を割り込み噴射する燃料噴射制御手段と、
    を有するエンジンの始動制御装置。
  7. 前記燃料噴射制御手段は、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して求めた予測エンジン回転速度が、基準回転速度を超えるときに吸気行程の気筒へ燃料を割り込み噴射する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のエンジンの始動制御装置。
  8. 前記基準回転速度は前記目標アイドル回転速度であって、
    前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記目標アイドル回転速度を超えるときに吸気行程の気筒へ燃料を割り込み噴射する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のエンジンの始動制御装置。
  9. 前記基準回転速度は、始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、点火順序がひとつ前の気筒を判別するための判定値であって、
    前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記判定値を超えるときに吸気行程にある気筒へ燃料を割り込み噴射し、さらに点火順序がその気筒の次の気筒の吸気行程で燃料を割り込み噴射する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のエンジンの始動制御装置。
  10. 前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記判定値を超えるときに吸気行程にある気筒へ燃料を割り込み噴射し、さらに点火順序がその気筒の次の気筒の排気行程で噴射する燃料を増量するとともに吸気行程で燃料を割り込み噴射する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のエンジンの始動制御装置。
  11. 前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記判定値を超えるときに吸気行程にある気筒へ燃料を割り込み噴射し、さらに点火順序がその気筒の次の気筒及びそのまた次の気筒の吸気行程で燃料を割り込み噴射する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のエンジンの始動制御装置。
  12. 前記燃料噴射制御手段は、前記予測エンジン回転速度が前記判定値を超えるときに吸気行程にある気筒へ燃料を割り込み噴射し、さらに点火順序がその気筒の次の気筒及びそのまた次の気筒の排気行程で噴射する燃料を増量するとともに吸気行程で燃料を割り込み噴射する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のエンジンの始動制御装置。
  13. 始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角する点火時期制御工程と、
    点火時期を遅角するタイミングに対して、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して、吸気スロットルを開弁する吸気スロットル制御工程と、
    始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の排気行程で噴射する燃料を増量する燃料噴射制御工程と、
    を有するエンジンの始動制御方法。
  14. 始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えたら点火時期を遅角する点火時期制御工程と、
    点火時期を遅角するタイミングに対して、吸気スロットルを開弁してから空気がエンジンの燃焼室に到達するまでの応答遅れ期間を先行して、吸気スロットルを開弁する吸気スロットル制御工程と、
    始動時のエンジン回転速度が目標アイドル回転速度を超えるときに燃焼行程にあると予想される気筒に対して、目標アイドル回転速度を超える直前の吸気行程で燃料を割り込み噴射する燃料噴射制御工程と、
    を有するエンジンの始動制御方法。
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