JP2008057126A - 中間ストッパ機構を有するスライドドア - Google Patents

中間ストッパ機構を有するスライドドア Download PDF

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Abstract

【課題】車両のスライドドアに、窓ガラスが一定以上の開位置に達したとき駆動ワイヤを牽引する窓ガラス連動ワイヤ牽引機構と、駆動ワイヤが牽引されたとき該スライドドアの全開移動を防止する中間ストッパ機構とを設けたスライドドアにおいて、動作が確実で安定し、構造も小型で簡易なスライドドアの中間ストッパ機構を得る。
【解決手段】窓ガラス連動ワイヤ牽引機構は、窓ガラスの移動に連れて直線移動する切替部材と;切替部材が噛み合って正逆に直線移動したとき正逆に回転する回動部材と;この回動部材と同軸に位置し、該回動部材に正逆の入力回転が与えられたときに該ピニオンと同方向に回転するストッパ軸部材と、このストッパ軸部材の偏心位置に形成した、上記駆動ワイヤの結合部と、上記ストッパ軸部材側に回転入力が与えられたときには、上記回動部材を回転させないブレーキ機構と、を備えた中間ストッパ機構を有するスライドドア。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のスライドドアの窓ガラスが開いているときに該スライドドアの開方向への移動を制限する中間ストッパ機構を有するスライドドアに関する。
スライドドアの中間ストッパ機構は、窓ガラスが開いているときにはスライドドアの開方向移動を制限する(全開になるのを防ぐ)機構として用いられている。
このような中間ストッパ機構として従来、スライドドアに、該窓ガラスが一定以上の開位置に達したとき駆動ワイヤを牽引する窓ガラス連動ワイヤ牽引機構を設け、駆動ワイヤが牽引されたとき中間ストッパ機構を作動させるようにした装置が知られている。
特開2001-288960号公報 特開2005-344327号公報
しかし従来装置は、動作の確実性及び安定性、構造の小型化及び簡易性に改良の余地があった。
本発明は従って、窓ガラスが中間開放位置を超えて開いているときには、中間ストッパ機構を作動させることができる、動作が確実で安定しており、構造も小型で簡易なスライドドアの中間ストッパ機構を得ることを目的とする。
本発明は、窓ガラスを開閉可能に支持した車両のスライドドアに、該窓ガラスが一定以上の開位置に達したとき駆動ワイヤを牽引する窓ガラス連動ワイヤ牽引機構と、この窓ガラス連動ワイヤ牽引機構により上記駆動ワイヤが牽引されたとき該スライドドアの全開移動を防止する中間ストッパ機構とを設けたスライドドアにおいて、窓ガラス連動ワイヤ牽引機構は、窓ガラスの移動に連れて直線移動する切替部材と;スライドドア内の定位置に支持され、上記切替部材が正逆に直線移動したとき該切替部材に係合して正逆に回転する回転部材と;この回転部材と同軸に位置し、該回転部材に正逆の入力回転が与えられたときに該回転部材と同方向に回転するストッパ軸部材と;このストッパ軸部材の偏心位置に形成した、上記駆動ワイヤの結合部と;上記ストッパ軸部材側に回転入力が与えられたときには、上記回転部材を回転させないブレーキ機構と;を備え、上記回転部材は、上記窓ガラスが閉位置から一定以上の中間開放位置に達したとき上記切替部材に係合して正回転し上記ストッパ軸部材を正回転させて上記窓ガラス連動ワイヤ牽引機構の駆動ワイヤを牽引ロック位置に移動させ、同窓ガラスが該中間開放位置から閉位置方向に移動したとき上記切替部材に係合して逆回転し上記ストッパ軸部材を逆回転させて同駆動ワイヤをアンロック位置に移動させることを特徴としている。
切替部材と回転部材の組み合わせは、例えばラックとピニオンとすることができる。
ブレーキ機構は、より具体的には、上記回転部材と一体に回転する駆動シャフトと、スプリングケース内に収納されていて常時は該スプリングケースと摩擦接触するブレーキスプリングと、上記駆動シャフトと一定角度範囲相対回転可能な上記ストッパ軸部材と、を有し、上記ブレーキスプリングは、駆動シャフトに回転入力が与えられたときには該駆動シャフトの回転力により縮径されてストッパ軸部材が駆動シャフトと一体に回転することを許し、上記ストッパ軸部材に回転入力が与えられたときには拡径してスプリングケースとの摩擦接触力を強め、該ストッパ軸部材と駆動シャフトが一体に回転することを阻止する機構を採用することができる。
本発明によれば、窓ガラスが中間開放位置を超えて開いているときには中間ストッパ機構を作動させることができる、動作が確実で安定しており、構造も小型で簡易なスライドドアの中間ストッパ機構を得ることができる。
図9に示すように、車両10の側面に開閉可能に設けられたスライドドア11は、その上部に窓開口12が形成されている。スライドドア11内には、図1に示すように、この窓開口12を開閉する窓ガラス13を昇降させるワイヤ式ウィンドレギュレータ20が設けられている。この実施形態は、窓ガラス13が上下に移動するタイプであり、ワイヤ式ウィンドレギュレータ20は、上下方向(縦方向)のガイドレール21を有し、このガイドレール21には、その長手方向に摺動自在にして窓ガラス13を固定したスライダベース22が案内されている。
ガイドレール21の上下端部には、上ブラケット23と下ブラケット24が固定されており、この上下のブラケットにそれぞれガイドローラ23aと24aが回動自在に支持されている。スライドドア11内には、巻取ドラム25aとその駆動モータ25bを有する正逆巻取駆動ユニット25が固定されている。巻取ドラム25aには、昇降ワイヤ26が巻回されており、巻取ドラム25aから出た一対の昇降ワイヤ26の一方は、ガイドローラ23aを経てスライダベース22に結合され、他方はガイドローラ24aを経てスライダベース22に結合されている。従って、駆動モータ25bにより巻取ドラム25aを正逆に回転駆動し、昇降ワイヤ26を一方で巻取ドラム25aに巻き取り、他方で巻取ドラム25aから繰り出すと、スライダベース22(窓ガラス13)が昇降する。このスライダベース22には、ガイドレール21と平行なラック28aを有するラック部材(切替部材)28が固定されている。
図1に示すように、ガイドレール21には、その上下方向の中間位置に、駆動ワイヤ31のアウタケーシング31aの端部を固定したワイヤブラケット30が固定されている。このワイヤブラケット30には、ラック部材28のラック28aと協働してこの駆動ワイヤ31を牽引する窓ガラス連動ワイヤ牽引機構(選択ブレーキ機構)40が設けられている。
窓ガラス連動ワイヤ牽引機構40は、図2ないし図4に示すように、ガイドレール21に固定されるベース41とスプリングケース42を備えており(図4では、ガイドレール21の図示を省略している)、このベース41と円筒状のスプリングケース42の間には、スプリングケース42と同軸の駆動シャフト43とストッパ軸部材44が回転自在に支持されている。スプリングケース42のスプリング当接円筒面42c内には、自由状態で該スプリング当接円筒面42cの内面に密着するブレーキスプリング(トーションコイルばね)45が挿入されており、このブレーキスプリング45の両自由端部には、内方を向くフック45aが形成されている。
駆動シャフト43には、この一対のフック45aに係合する一対の径方向面43aと、この一対の径方向面43aの間に位置する凹部43bが形成されている。この駆動シャフト43の凹部43bには、ストッパ軸部材44の爪部44aが挿入されており、ストッパ軸部材44は、この爪部44aと凹部43bとの間のクリアランスだけ駆動シャフト43に対する相対回転ができる。駆動シャフト43の軸43cには、直線移動するラック部材28のラック28aと噛み合って該駆動シャフト43を回転させるピニオン(回転部材)46が固定されており、ストッパ軸部材44には、その径方向腕44bに、駆動ワイヤ31が結合されている(駆動ワイヤ31がストッパ軸部材44の偏心位置に結合されている)。
この窓ガラス連動ワイヤ牽引機構40は、駆動シャフト43を正逆に回動させると、径方向面43aがフック45aに係合してブレーキスプリング45の径を縮小させる。このため、駆動シャフト43の回転を径方向面43a、爪部44aからストッパ軸部材44に伝達することができる。一方、ストッパ軸部材44側に何らかの原因で回転入力が与えられると、爪部44aがフック45aを押してブレーキスプリング45の径を拡大させる。このため、ブレーキスプリング45とスプリング当接円筒面42cとの摩擦力が増して駆動シャフト43の回転が阻止される。
また、この窓ガラス連動ワイヤ牽引機構40は、スプリングケース42、駆動シャフト43、ストッパ軸部材44及びブレーキスプリング45だけで構成されており、部品点数が少なく構造が簡単である。しかも、外力を加えない状態では、ブレーキスプリング45の力により、安定したブレーキ力が発揮されるため、動作が確実で安定している。
駆動ワイヤ31の他端部は、図8に示す中間ストッパ機構に導かれている。スライドドア11内には、ベースプレート15が固定されており、このベースプレート15の下方延長部に、ローラ15aが回動自在に支持されている。このローラ15aは、車両10のボディ16側に固定したガイドレール16aに転動自在に係合し、スライドドア11の開閉抵抗を減じている。
ベースプレート15には、軸17aでフック部材17が枢着され、軸18aでポール18が枢着されている。フック部材17には、その一方の腕17bに、駆動ワイヤ31の他端部が結合されており、また、図示しないばね手段により、駆動ワイヤ31を引き込む方向(フック部材17を図8で時計方向に回動させる方向=ストッパ軸部材44の径方向腕44bを図1において反時計方向に回動させる方向)に回動付勢されている。ポール18は、軸18aを中心に、ボディ16に固定した中間ストライカ16bとの係合位置(図8鎖線)と、非係合位置(同実線)との間を回動可能であり、かつ図示しないばね手段により、係合位置方向に回動付勢されている。フック部材17には、ポール18のロック部18bに係合して、この付勢力に抗してポール18を非係合位置に保持するフック部17cが設けられている。
図8は、スライドドア11の閉状態を示しており、矢印Aは、スライドドア11の開方向を示している。ボディ16には、中間ストライカ16bとポール押し戻し部材16cとが固定されており、このポール押し戻し部材16cは、スライドドア11が開位置から閉位置に移動されるとき、中間ストライカ16bとの係合位置にあるポール18に当接してポール18を中間ストライカ16bとの非係合位置に回動させる。ポール18が中間ストライカ16bとの係合位置から非係合位置に回動すると、ロック部18bとフック部17cとが係合してポール18が非係合位置に保持される。
なお、ベースプレート15には、ボディ16に固定した全開ストライカ16dに係合してスライドドア11を全開位置に係止する全開ストッパ機構19が設けられているが、この全開ストッパ機構19及びスライドドア11を全閉位置にロックするロック機構は本発明の要旨に関係がないので、説明を省略する。
上記構成の本中間ストッパ機構を有するスライドドアは次のように動作する。スライドドア11が閉じ窓ガラス13が全閉の状態において、正逆巻取駆動ユニット25を介して窓ガラス13を開いていくと、中間開放位置でラック部材28のラック28aが窓ガラス連動ワイヤ牽引機構40のピニオン46に噛み合い、ピニオン46及び駆動シャフト43を正方向(図1、図4の時計方向)に回転させる。すると、駆動シャフト43の径方向面43aがフック45aに係合してブレーキスプリング45の径を縮小させる。このため、駆動シャフト43の回転を径方向面43a、爪部44aからストッパ軸部材44に伝達し、径方向腕44bを正方向に回転させることができる(図1鎖線)。径方向腕44bには、駆動ワイヤ31が結合されているため、駆動ワイヤ31が牽引され、その結果、フック部材17が図8の反時計方向に回動して、フック部17cとロック部18bの係合が外れる。
ポール18はばね手段により図8の時計方向に回動付勢されているが、スライドドア11の全閉状態では、ポール押し戻し部材16cがその回動を防いでいる。この状態において、スライドドア11を開いていくと、やがてポール押し戻し部材16cとポール18との係合が外れ、ポール18は中間ストライカ16bとの係合位置に回動する。よってスライドドア11をさらに開くと、ポール18が中間ストライカ16bに当接して中間ストッパ機構が働く。このように、本実施形態によれば、窓ガラス13が予め定めた中間開放位置より大きく開いている状態でスライドドア11を開けば、確実に中間ストッパ機構を動作させることができる。
一方、窓ガラス13がさらに開いていくと、ピニオン46とラック部材28のラック28aの噛み合いが外れ、駆動ワイヤ31に加わる引張力により、ストッパ軸部材44に反時計方向の回転入力が与えられる。しかし、ストッパ軸部材44側に回転入力が与えられると、爪部44aがフック43aを押してブレーキスプリング45の径を拡大させるため、ブレーキスプリング45とスプリング当接円筒面42cとの摩擦力が増して駆動シャフト43の回転が阻止される。つまり、窓ガラス13が一定開度以上に開いてピニオン46とラック部材28のラック28aの噛み合いが外れても駆動ワイヤ31は牽引位置にロックされたままである。
これに対し、中間開放位置よりも全開側にある窓ガラス13を閉じていくと、ラック部材28のラック28aがやがてピニオン46と噛み合い、ピニオン46及び駆動シャフト43を逆回転(図1の反時計方向に回転)させる。駆動シャフト43が逆回転すると、正回転時と同様に、その径方向面43aがフック45aに係合してブレーキスプリング45の径を縮小させ、駆動シャフト43の回転を径方向面43a、爪部44aからストッパ軸部材44に伝達する。よって、径方向腕44bが駆動ワイヤ31の牽引を開放する位置(図1破線、アンロック位置)に回動する。フック部材17は、ポール18との係合可能位置に回動し、スライドドア11が開位置から閉位置に移動されるとき、ボディ16側のポール押し戻し部材16cによりポール18が中間ストライカ16bとの非係合位置に回動されると、ロック部18bとフック部17cとが係合してポール18が非係合位置に保持される。
以上のラック28とピニオン46によると、窓ガラスの昇降時にラック28がピニオン46との噛合を開始する地点から噛合を終了する地点まで、継続して ブレーキスプリング45の力に抗して駆動シャフト43を回転させることができ、確実に駆動ワイヤ31を牽引ロック位置またはアンロック位置に移動させる ことができる。そして、ラック28がピニオン46との噛合を終了すると、直ちにブレーキスプリング45によって駆動シャフト43の回転を阻止することができる。この状態では、ブレーキスプリング45が拡径してブレーキ作用を及ぼすために、該スプリング45の両端にある2つのフック45aの少なくとも一方は、駆動シャフト43の径方向面43aに当接しておらず、駆動シャフト43及びピニオン46は若干の軸回りの回動が可能である。仮に、駆動シャフト43とピニオン46が回動しても、ピニオン46は、その軸位置が動くことはなく、360°等間隔に形成された歯を有しているため、次のラック28との噛合に影響を与えることは全くない。
以上の実施形態は、窓ガラスの移動に連れて直線移動する切替部材としてラック28を用い、該ラック28により正逆に回転する回転部材としてピニオン46を例示したが、図5ないし図7は、切替部材として、ラック28に代えて押圧部材28’を用い、回転部材として、ピニオン46に代えて二股部材46’を用いた実施形態を示している。押圧部材28’は、ラック28と同様にスライダベース22に固定されており、二股部材46’は、図6に明らかなように、駆動シャフト43の軸43cにセレーション結合していて、軸部から径方向に突出する一対の係合腕46Aと46Bを有している。この実施形態では、押圧部材28’が窓ガラス13(スライダベース22)と一緒に下降して中間開放位置を超えると、二股部材46’の係合腕46Bに係合して駆動シャフト43を正方向に回動させ、窓ガラス連動ワイヤ牽引機構40の駆動ワイヤ31を牽引ロック位置に移動させる(図7(A)→(B))。逆に、窓ガラス13(スライダベース22)が中間開放位置を超えて閉位置方向に移動すると、押圧部材28’が二股部材46’の係合腕46Aに係合して駆動シャフト43を逆方向に回転させ駆動ワイヤ31をアンロック位置に移動させる(図7(B)→(A))。
以上の実施形態では窓ガラス13を昇降させるウィンドレギュレータをワイヤ式としたが、ラック部材28のラック28aが窓ガラス13に連動して直線移動する構成であれば、レギュレータの構成を問うことなく、本発明は実施できる。
また、以上の実施形態は、スライドドア11の窓ガラス13の移動方向が上下方向であったが、窓ガラスの移動方向がスライドドアの移動方向と同じ場合にも本発明は同様に適用できる。図10はその実施形態であり、スライドドア11の窓開口12は、その左右方向(車両前後方向)の略半分が固定窓ガラス13Fによって覆われ、残部に左右方向に移動可能な窓ガラス13’が設けられている。そしてこのスライドドア11内には、横方向にガイドレール21’が固定され、このガイドレール21’に沿って窓ガラス13’が移動して窓開口12が開閉される。この実施形態は、図1の上下方向を左右方向に置き換えることで理解できる。
以上の実施形態に示した中間ストッパ機構は一例であり、スライドドア内の駆動ワイヤを牽引することで該ドアが全閉状態になるのを防ぐ機構であれば、本発明はその具体的機構を問わない。
本発明による中間ストッパ機構を有するスライドドアの一実施形態を示す、ドア内構造の正面図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図1ないし図3の窓ガラス連動ワイヤ牽引機構の要部の分解斜視図である。 本発明による中間ストッパ機構を有するスライドドアの第二の実施形態を示す、図1に対応する正面図である。 同第二の実施形態の図4に対応する斜視図である。 (A)、(B)は、第二の実施形態の異なる動作状態を示す要部の正面図である。 スライドドアの中間ストッパ機構の一例を示す正面図である。 スライドドアを有する車両の側面図である。 スライドドアを有する車両であって、窓ガラスの開閉方向が左右方向である車両の側面図である。
符号の説明
10 車両
11 スライドドア
12 窓開口
13 窓ガラス
15 ベースプレート
15a ローラ
16 ボディ
16b 中間ストライカ
16c ポール押し戻し部材
16d 全開ストライカ
17 フック部材
17a 軸
17b 腕
17c フック部
18 ポール
18a 軸
18b ロック部
19 全開ストッパ機構
20 ワイヤ式ウィンドレギュレータ
21 ガイドレール
22 スライダベース
25 正逆巻取駆動ユニット
25a 巻取ドラム
25b 駆動モータ
26 昇降ワイヤ
28 ラック部材(切替部材)
28’ 押圧部材(切替部材)
28a ラック
30 ワイヤブラケット
31 駆動ワイヤ
40 窓ガラス連動ワイヤ牽引機構
41 ベース
42 スプリングケース
43 駆動シャフト
44 ストッパ軸部材
45 ブレーキスプリング
46 ピニオン(回動部材)
46’ 二股部材(回動部材)


Claims (3)

  1. 窓ガラスを開閉可能に支持した車両のスライドドアに、該窓ガラスが一定の中間開放位置に達したとき駆動ワイヤを牽引する窓ガラス連動ワイヤ牽引機構と、この窓ガラス連動ワイヤ牽引機構により上記駆動ワイヤが牽引されたとき該スライドドアの全開移動を防止する中間ストッパ機構とを設けたスライドドアにおいて、
    上記窓ガラス連動ワイヤ牽引機構は、
    窓ガラスの移動に連れて直線移動する切替部材と;
    上記スライドドア内の定位置に支持され、上記切替部材が正逆に直線移動したとき該切替部材に係合して正逆に回転する回転部材と;
    この回転部材と同軸に位置し、該回転部材に正逆の入力回転が与えられたときに該回転部材と同方向に回転するストッパ軸部材と;
    このストッパ軸部材の偏心位置に形成した、上記駆動ワイヤの結合部と;
    上記ストッパ軸部材側に回転入力が与えられたときには、上記回転部材を回転させないブレーキ機構と;
    を備え、
    上記回転部材は、上記窓ガラスが閉位置から一定以上の中間開放位置に達したとき上記切替部材に係合して正回転し上記ストッパ軸部材を正回転させて上記窓ガラス連動ワイヤ牽引機構の駆動ワイヤを牽引ロック位置に移動させ、同窓ガラスが該中間開放位置から閉位置方向に移動したとき上記切替部材に係合して逆回転し上記ストッパ軸部材を逆回転させて同駆動ワイヤをアンロック位置に移動させることを特徴とする中間ストッパ機構を有するスライドドア。
  2. 請求項1記載のスライドドアにおいて、上記切替部材はラックであり、上記回転部材はピニオンである中間ストッパ機構を有するスライドドア。
  3. 請求項1または2記載のスライドドアにおいて、上記ブレーキ機構は、上記回転部材と一体に回転する駆動シャフトと、スプリングケース内に収納されていて常時は該スプリングケースと摩擦接触するブレーキスプリングと、上記駆動シャフトと一定角度範囲相対回転可能な上記ストッパ軸部材と、を有し、上記ブレーキスプリングは、駆動シャフトに回転入力が与えられたときには該駆動シャフトの回転力により縮径されてストッパ軸部材が駆動シャフトと一体に回転することを許し、上記ストッパ軸部材に回転入力が与えられたときには拡径してスプリングケースとの摩擦接触力を強め、該ストッパ軸部材と駆動シャフトが一体に回転することを阻止する、中間ストッパ機構を有するスライドドア。



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