JP2008056595A - 殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物、ならびにこれらを用いた殺菌方法あるいは殺菌洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物の提供に関し、さらに詳しくは、特に使用時において、タンパク質等の汚れが混入した場合や、あるいはカルシウム、マグネシウム等のミネラル分を多く含んだ硬水下であっても、カチオン系殺菌剤の殺菌力が低下しにくい殺菌剤組成物及び殺菌洗浄剤組成物の提供、またこれらを用いた殺菌方法あるいは殺菌洗浄方法の提供を課題とする。
【解決手段】(A)カチオン系殺菌剤、(B)ソルビトールおよび(C)水を含有する殺菌剤組成物、そしてさらに(D)非イオン系界面活性剤および/または(E)両性界面活性剤を含有する殺菌洗浄剤組成物、またこれらを所定のカチオン殺菌剤濃度の範囲で用いた殺菌方法あるいは殺菌洗浄方法にある。
【選択図】なし

Description

本発明は、殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物であって、さらに詳しくは、特に使用時において、タンパク質等の汚れが混入した場合や、あるいはカルシウム、マグネシウム等のミネラル分を多く含んだ硬水下であっても、カチオン系殺菌剤の殺菌力が低下しにくい殺菌剤組成物及び殺菌洗浄剤組成物に関する。また、これらを用いた殺菌方法あるいは殺菌洗浄方法に関する。
カチオン系殺菌剤を主剤とする殺菌剤は、その抗菌スペクトルの広さ、即効性、低濃度で効力が発揮されることから、幅広い分野で使用されている。
また、カチオン系殺菌剤を主剤とする殺菌剤は、通常、水で希釈して使用されるものがほとんどである。しかしながら、使用時に希釈に用いられる水は、使用場所での水道水もしくは井戸水であり、これらの中には一般的に硬度成分として、ナトリウム、カルシウムおよびマグネシウム等のミネラル分が含まれているために、顕著な殺菌性能の低下が起こることが広く知られている。
一方、食器・調理器具等の手洗い洗浄に用いられる液体洗浄剤組成物としては、アニオン系界面活性剤を主体とした洗浄剤組成物が使用されている。しかし、この種の洗浄剤組成物には殺菌力がないものがほとんどであり、また、殺菌力を有するものもあるがその殺菌効果は極めて僅かなものである。
そのため、さらに強い殺菌力を求められる場所においては、殺菌と洗浄が同時にできるように、殺菌成分としてカチオン界面活性剤と洗浄成分として非イオン界面活性剤や両性界面活性剤等を組み合わせた殺菌洗浄剤組成物が使用されている。
しかし、この種の殺菌洗浄剤組成物も水で希釈して使用されるため、上記硬度成分によって顕著な殺菌性能の低下が起こるほか、タンパク質などの汚れが混入することによっても、顕著な殺菌性能の低下が起こることが広く知られている。
これら食器・調理器具等に対する殺菌性能の低下を防ぐため、エチレンジアミンテトラ酢酸塩やニトリロトリ酢酸塩などの金属キレート剤を用いる方法が採用されている(例えば、非特許文献1〜3を参照)ものの、これら金属イオン封鎖剤は生分解性のし難さや、発ガン性の問題が懸念されている。また、硬水中の重金属イオンはキレート作用により補足されるため、殺菌性能は低下しにくいが、タンパク質などの汚れには効果がなく、洗浄性能は低下してしまうという欠点を有している。また、上記金属キレート剤を組成物中に多量に配合した場合には、貯蔵安定性に欠けるものとなるという欠点も有している。
また、組成物中にカチオン系殺菌剤を過剰に加えて、殺菌性能が低下した場合でも殺菌力を維持できるようにするといった殺菌方法もとられている。しかしながら、カチオン系殺菌剤を過剰に加えると、硬水に対してもタンパク質などの汚れが混入したときも殺菌性能は低下しにくくなるが、そのためには大量のカチオン系殺菌剤が必要になり、経済的でないという欠点を有している。
防菌防黴 Vol.20 No.12 P617〜P622 (1992) 医薬と薬学 12巻1号 P347〜P349 (1984) 医薬と薬学 14巻1号 P258〜P262 (1985)
したがって本発明の課題は、殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物であって、さらに詳しくは、特に使用時において、タンパク質等の汚れが混入した場合や、あるいはカルシウム、マグネシウム等のミネラル分を多く含んだ硬水下であっても、優れた殺菌効果を有し、カチオン系殺菌剤の殺菌力が低下しにくい殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物の提供にある。また、上記殺菌洗浄剤組成物は洗浄力、貯蔵安定性にも優れたものであることが要望されることから、さらには、これらを用いた殺菌方法あるいは殺菌洗浄方法の提供も求められている。
本発明者らは、上記の目的を達成するべく鋭意検討を重ねた結果、(A)カチオン系殺菌剤、(B)ソルビトールおよび(C)水を含有する殺菌剤組成物、そしてさらに(D)非イオン系界面活性剤および/または(E)両性界面活性剤を含有する殺菌洗浄剤組成物を見出し、また、これらを用いた殺菌方法あるいは殺菌洗浄方法の完成に至った。
本発明は、(A)カチオン系殺菌剤、(B)ソルビトールおよび(C)水を含有する殺菌剤組成物を第1の要旨とする。
なかでも、(A)成分のカチオン系殺菌剤がカチオン系界面活性剤系殺菌剤、ビグアナイド系殺菌剤から選ばれる少なくとも一種である上記殺菌剤組成物を第2の要旨とし、また、(A)成分のカチオン系殺菌剤を殺菌剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜70質量%を含有する上記殺菌剤組成物を第3の要旨とする。
そして、(B)成分のソルビトールを殺菌剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜50質量%含む上記殺菌剤組成物を第4の要旨とする。
また、(A)成分のカチオン系殺菌剤、(B)成分のソルビトール、および(C)水に対して、さらに(D)非イオン系界面活性剤および/または(E)両性界面活性剤を含有する殺菌洗浄剤組成物を第5の要旨とする。
なかでも、(A)成分のカチオン系殺菌剤を殺菌洗浄剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜30質量%を含有する殺菌洗浄剤組成物を第6の要旨とし、また、(B)成分のソルビトールを殺菌洗浄剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜35質量%含有する殺菌洗浄剤組成物を第7の要旨とする。
そして、上記殺菌剤組成物を、使用時において(A)成分のカチオン系殺菌剤濃度として0.005〜10質量%の範囲になるように水または湯で希釈した殺菌剤溶液あるいは殺菌剤組成物の原液を用いた殺菌方法を第8の要旨とする。
そしてまた、上記殺菌洗浄剤組成物を、使用時において(A)成分のカチオン系殺菌剤濃度として0.005〜10質量%の範囲になるように水または湯で希釈した殺菌洗浄剤溶液あるいは殺菌洗浄剤組成物の原液を用いた殺菌洗浄方法を第9の要旨とする。
本発明の(A)カチオン系殺菌剤、(B)ソルビトールおよび(C)水を含有する殺菌剤組成物、そしてさらに(D)非イオン系界面活性剤および/または(E)両性界面活性剤を含有する殺菌洗浄剤組成物により、使用時において、タンパク質等の汚れが混入した場合や、あるいはカルシウム、マグネシウム等のミネラル分を多く含んだ硬水下であっても、優れた殺菌効果と貯蔵安定性を有するという利点を有している。すなわち、カチオン系殺菌剤の殺菌性能の低下を防ぐために、従来のエチレンジアミンテトラ酢酸塩等の金属キレート剤にかえて、ソルビトールを配合することにより、優れた殺菌効果を維持できるとともに、ソルビトールを多く配合した場合であっても優れた貯蔵安定性を有するという利点を有する。
また、該殺菌洗浄剤組成物にあっては、(D)非イオン系界面活性剤および/または(E)両性界面活性剤を配合することにより、優れた殺菌効果と貯蔵安定性を低下させることなく、優れた洗浄力をも有するという利点を有している。
このため、これらの殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物を用いることにより、効率よく、食器・調理器具等、食品加工機械器具並びにその部品の殺菌および殺菌洗浄をおこなうことができる。また、その殺菌方法および殺菌洗浄方法を提供できる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物に用いられる(A)成分であるカチオン系殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム(アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド)、アルキルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムグルコネート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムプロピオネート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムスルホネート、モノアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、モノメチルトリアルケニルメチルアンモニウムクロライド等のカチオン系界面活性剤、および、ポリヘキサメチレンビグアナイド、グルコン酸クロルヘキシジン等のビグアナイド系殺菌剤が挙げられる。これらは単独で用いても、または2種類以上組み合わせても用いることができる。
なかでも、殺菌力と経済性の点から、塩化ベンザルコニウム、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド、グルコン酸クロルヘキシジン、ポリヘキサメチレンビグイアナイドが好ましく用いられる。
上記(A)成分であるカチオン系殺菌剤は、本発明の殺菌剤組成物全体中において、有効成分量として0.1〜70質量%(以下、「%」と示す)の範囲で配合される。この量が0.1%未満では所望の殺菌効果が得られず、また70%を超えて配合した場合には貯蔵安定性が乏しくなり、また、コスト面から経済的に不利となる。なかでも殺菌力およびコストの点から、0.3〜15%の範囲で配合されることが好ましい。
一方、本発明の殺菌洗浄剤組成物全体中においては、有効成分量として0.1〜30%の範囲に設定される。この量が0.1%未満では所望の殺菌効果が得られず、また30%を超えて配合すると他の成分とのバランスが崩れ、洗浄力が乏しくなるとともに、貯蔵安定性が乏しくなる。
なかでも殺菌力および洗浄力の点から0.3〜10%の範囲であることが好ましい。
本発明の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物に用いられる(B)成分のソルビトールは、上記(A)成分であるカチオン系除菌剤との組み合わせにより、使用時において、タンパク質等の汚れが混入した場合や、あるいはカルシウム、マグネシウム等のミネラル分を多く含んだ硬水下であっても、殺菌効果を低下させない効果(以下、「殺菌力低下抑制効果」ともいう)とともに貯蔵安定性を向上させる効果を目的として配合されるものである。
ソルビトールは、通常、工業品、食品添加物、医薬品の形で入手することができる。工業品としては界面活性剤の原料として用いられたり、食品添加物としては変色防止剤や歯にやさしい甘味料として用いられている。市販のソルビトールには、通常、未反応物として、還元糖等の糖類などを30%以下の量で含有している。
また、上記(B)成分のソルビトールは、その有効成分量として本発明の殺菌剤組成物全体中に、0.1〜50%の範囲で配合される。この量が0.1%未満では、殺菌力低下抑制効果に乏しく、また50%を超えて配合すると、殺菌力低下抑制効果が飽和状態になり、経済的でないばかりか、被殺菌物にベタツキを生じるものとなる。なかでも、被殺菌物にベタツキを生じさせない点から0.5〜10%の範囲が好ましい。
一方、本発明の殺菌洗浄剤組成物全体中においては、有効成分量として0.1〜35%の範囲に設定される。この量が0.1%未満では殺菌力低下抑制効果に乏しく、また35%を超えて配合すると、他の成分とのバランスが崩れ、貯蔵安定性に乏しくなったり、殺菌力低下抑制効果が飽和状態になり経済的でないばかりか、被殺菌洗浄物にベタツキを生じさせる。なかでも、他の成分とのバランスや被殺菌物にベタツキを生じさせない点から0.5〜10%の範囲が好ましい。
本発明の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物に用いられる(C)成分の水としては、水道水、蒸留水、イオン交換水、純水等が挙げられ、なかでも、貯蔵安定性の点から、イオン交換水が好ましい。
上記(C)成分の水は、本発明の殺菌剤組成物全体中および殺菌洗浄剤組成物全体中においても、(C)成分以外の各種成分に含まれる水、結晶水等を含め、組成物の合計が100%となるように、バランスとして配合される。
また、本発明の殺菌洗浄剤組成物に用いられる(D)成分の非イオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル等である高級アルコールのアルキレンオキサイド付加物、プルロニック型ブロックポリマー、リバースプルロニック型ブロックポリマー、多価アルコールのエチレンオキサイドプロピレンオキサイド付加物、グリセリンのアルキレンオキサイド付加物、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルポリグルコシド等があげられる。これらは単独で用いても、または2種類以上組み合わせても用いることができる。
なかでも、洗浄力の点から、高級アルコールのアルキレンオキサイド付加物やアルキルポリグルコシドを用いることが好ましい。
さらに、本発明の殺菌洗浄剤組成物に用いられる(E)成分の両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルアミドプロピルジメチルアミンオキサイド、ジヒドロキシエチルアルキルアミンオキサイド等のアミンオキサイド系、アルキルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタインなどのベタイン系、アルキルイミダゾリン誘導体型両性界面活性剤であるイミダゾリン系、N−アルキルアミノ酸またはその塩からなるアミノ酸型両性界面活性剤が挙げられる。これらは単独で用いてもまたは2種類以上組み合わせて用いることができる。
特に、主として洗浄成分として用いられている上記(D)成分と(E)成分の配合量の総和は、本発明の殺菌洗浄剤組成物全体中において有効成分量として0.1〜70%の範囲で配合される。この量が0.1%未満では、洗浄力に乏しく、また、70%を超えて配合すると、他の成分とのバランスが悪くなり、本発明の殺菌洗浄剤組成物の貯蔵安定性に乏しいものとなるからである。
なかでも、洗浄力およびコストの点から、30〜65%の範囲で配合することが好ましい。
本発明の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物には、本発明の効果を妨げない範囲において、溶剤、色素、洗浄ビルダー、pH調整剤、香料、保湿剤、pH緩衝剤、防腐剤、粘度調整剤(増粘剤・減粘剤)、防黴剤、酸化防止剤、金属腐食抑制剤等の上記(A)〜(E)成分に該当しない任意成分を適宜配合することができる。
本発明の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物は、本発明の殺菌方法および殺菌洗浄方法において、通常、水でカチオン系殺菌剤の濃度として0.005〜10%の範囲になるよう希釈した殺菌剤希釈液や殺菌洗浄剤希釈液として、もしくは原液で用いられる。
具体的な方法としては、スプレーまたは塗布し、適宜、スポンジやブラシ等を用いて、食器、まな板、包丁、スライサーの刃、その他の食品加工機械器具およびその部品、調理器具、調理台、床等を殺菌あるいは殺菌洗浄される。また、食品加工場内や厨房内の床、ホールや通路の床、病院などの床などにも、ブラシ等を用いておこなうことができる。
さらには、配膳車やカートなどにも同様な方法で使用することができる。
上記方法のほかに、食器やざる、バット等の調理用具、スライサー等の食品加工機械器具の部品やおにぎり成型機の部品などの取り外し可能な調理機器の部品等は、シンクに希釈液をためて浸漬して使用することもできる。
同様に、フキンやダスター、テーブルクロス、衣類やシーツなどの繊維類を上述の殺菌剤希釈液や殺菌洗浄剤希釈液に浸漬することで、殺菌あるいは殺菌洗浄することもできる。この時の浸漬時間は、被殺菌物または被殺菌洗浄物に付着した汚れの量や種類に応じて、概ね5分〜10分程度、あるいは8時間〜1晩程度の範囲に設定される。
他方、上述の殺菌剤希釈液や殺菌洗浄剤希釈液を染み込ませたダスターや不織布等を用いた拭き取り作業によって、食品加工工場内、作業場内および厨房内等の壁、冷蔵庫や出入り口のドアの取っ手、配膳車、カート等の設備の殺菌や殺菌洗浄に用いることができる。
さらには、食品加工場内や厨房内等の設備等に限らず、ホテル客室内等のテーブルやイス、ベッドの手すりや、出入り口の取っ手やトイレの手すり、洗面台、鏡等の硬表面に対して、同様の方法により幅広く、殺菌または殺菌洗浄に使うことができる。
なお、上記各殺菌方法、殺菌洗浄方法においては、殺菌あるいは殺菌洗浄をおこなったあとに、必要に応じて水を用いたすすぎをおこなうことや、水を染み込ませたダスターや不織布等による拭き取りをおこなってもよい。
以下、本発明の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物について、実施例と比較例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明はこれらに限定されるものではない。
後記の表1〜5に示す実施例1〜14および比較例1〜10の殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物を調製し、各種試験に供した。なお、表中の各成分の数値は有り姿によるものであり、各成分の純分(質量%)は後述のとおりである。また、殺菌剤組成物および殺菌洗浄剤組成物は、各種必須成分のほか、任意成分を含め、バランスとしての水により組成物全体で100質量%となっている。
そして、得られた各種殺菌剤組成物については貯蔵安定性および殺菌力を、また、各種殺菌洗浄剤組成物については、洗浄力、殺菌力および貯蔵安定性の各試験項目について、以下の試験方法と判定基準により評価し、その結果を後記の表1〜5に併せて示した。
(1)殺菌力
〔試験方法〕
AOAC(Association of Analytical Communities)Official Method 960.09の試験法に準じて行なった。
各種殺菌剤組成物を滅菌蒸留水で表中の記載濃度に希釈し、その殺菌剤希釈液99mLに10の9乗に調整した大腸菌(ATCC11229株)液1mLを加え混合して薬剤と菌を接触させた。
30秒後、接触液1mLを取り出し、9mL薬剤不活化剤入りリン酸緩衝液に加え、その1mLを別の9mL薬剤不活化剤入りリン酸緩衝液に加え、同様の操作を行い段階的に希釈する。その後薬剤不活化剤入りリン酸緩衝液を加えたTGEA培地(メルク社製)で混釈培養し、37℃で48時間培養後に生存菌数を測定する。
接触菌数と生存菌数により菌数のLogReductionを算出し、以下の判定基準で評価した。
LogReduction = −Log(生存菌数/接触菌数)
また、滅菌蒸留水に換えて、200mg/L(CaCO換算)の人工硬水を用いた場合と、滅菌蒸留水で希釈した殺菌剤溶液にタンパク質汚れを添加した場合について同様に試験をおこなった。
〔判定基準〕
◎:LogReductionが4以上
○:LogReductionが3以上4未満
×:LogReductionが3未満
なお、人工硬水の調整およびタンパク質汚れについては、以下の通りである。
〔人工硬水の調整〕
まず、塩化マグネシウム6水和物(関東化学社製)67.77gおよび塩化カルシウム2水和物(関東化学社製)98.00gを所定量の蒸留水に溶かしたあとに、さらに蒸留水を加えて1Lにする。これを高圧蒸気滅菌したものを溶液−1とする。
つぎに、重炭酸ナトリウム(関東化学社製)56.03gを所定量の蒸留水に溶かしたあとに、さらに蒸留水を加えて1Lにする。この溶液をフィルター滅菌したものを溶液−2とする。
そして、これら溶液−1および溶液−2のそれぞれ0.2%相当量ずつを滅菌蒸留水に希釈して200mg/L(CaCO換算)の人工硬水とした。
〔タンパク質汚れ〕
タンパク質汚れとしては、STERILE FILTERED NEW BORN CALFSERUM(MIREGATE社製、牛血清)を用い、殺菌剤希釈液の液量に対して、5%相当量を添加した。
また、各種殺菌洗浄剤組成物についても所定濃度に希釈した殺菌洗浄剤希釈液を用いて、同様に試験をおこなった。
(2)貯蔵安定性
〔試験方法〕
各種殺菌剤組成物をそれぞれ100mL容量のポリ容器に、100mLを入れ、室温にて2週間保管した。そして、2週間後の各殺菌剤組成物の外観を目視により観察し、以下の判定基準で評価した。
各種殺菌洗浄剤組成物についても同様におこなった。
〔判定基準〕
○:組成物中に、沈殿、分離が見られない。
×:組成物中に、沈殿、分離が見られた。
(3)洗浄力
〔テストピースの作成〕
大豆油(関東化学製)24g、ラード(純正化学社製)8g、牛脂(関東化学社製)4g、カラーブラックMA−100(三菱化学社製)8g、およびエクゾールD−40(エクソン化学社製)56gを混合し、モデル汚れを調製した。
上記汚れ4mLを白色ビニルタイル(30cm×30cm)に均一に塗布し、室温にて6時間乾燥させた後、3.75cm×10.0cmに切断してテストピースとした。
〔試験方法〕
上記にて作成したテストピースに、各種殺菌洗浄剤組成物を水道水にて5倍に希釈した殺菌剤希釈液4mLを滴下し、1分後にウォッシャビリティーテスター(テスター産業社製)を用いて、スポンジ(5cm×9cm)で15往復させて洗浄した。
洗浄後、一定水量の水道水にて充分すすぎ、室温にて1晩乾燥させた。
洗浄・すすぎ前後のテストピースの明度を、色彩色差計(ミノルタ製、型式:CR−331)を用いて測定し、次式より洗浄率(%)を求めて、以下の判定基準により判定した。
洗浄率(%)=(洗浄・すすぎ後の明度−洗浄・すすぎ前の明度)/(汚れ付着前の明度−洗浄・すすぎ前の明度)×100
〔判定基準〕
○:洗浄率80%以上
×:洗浄率80%未満
なお、以下の表1〜5に示す各成分の詳細は以下の通りであり、表中の数値は、有り姿で示したものである。
〔(A)成分〕
*ジデシルジメチルアンモニウムクロライド
:(ライオンアクゾ社製/商品名:Arquard210−80E/純分80%)
*塩化ベンザルコニウム
:(クラリアント社製/商品名:Dodigen226K/純分50%)
*ポリヘキサメチレンビグアナイド1
:(アーチケミカルズ社製/商品名:Vantocil100/純分100%)
*ポリヘキサメチレンビグアナイド2
:(アーチケミカルズ社製/商品名:ProxelIB/純分20%)
〔(B)成分〕
*ソルビトール
:日研化成社製/商品名:ソルビトールS/純分70%)
〔(D)成分〕
*ポリオキシアルキレンアルキルエーテル1
:炭素数11の直鎖アルコールのエチレンオキサイド8モル付加物(クラリアント社製/商品名:GenapolUD080/純分100%)
*ポリオキシアルキレンアルキルエーテル2
:炭素数10の分岐アルコールのアルキレンオキサイド7モル付加物(BASF社製/商品名:LutensolX L70/純分100%)
*ポリオキシエチレンアルキルエーテル3
:炭素数10の分岐アルコールのエチレンオキサイド6モル付加物(三洋化成工業社製/商品名:ナロアクティーID60/純分100%)
*ポリオキシエチレンアルキルエーテル4
:炭素数9−11の直鎖アルコールのエチレンオキサイド6モル付加物(シェルジャパン社製/商品名:ネオドール91−6T/純分100%)
*ポリアルキルグルコシド
:炭素数12のポリアルキルグルコシド(花王社製/商品名:マイドール12/純分40%)
*脂肪酸アルカノールアミド
:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(1:1型)(旭電化工業社製/商品名:アデカソールCOA/純分100%)
〔(E)成分〕
*アミンオキサイド1
:炭素数11と炭素数14の混合のジメチルアミンオキサイド(クラリアント社製/商品名:Genaminox1014/純分32%)
*アミンオキサイド2
:炭素数10のジメチルアミンオキサイド(クラリアント社製/商品名:GenaminoxDC40/純分40%)
〔任意成分〕
*エタノール
:(日本アルコール販売社製/商品名:95度発酵1級エタノール)
*ジエタノールアミン
:(日本触媒社製/商品名:ジエタノールアミン/純分100%)
*プロピレングリコール
:(シェルジャパン社製/商品名:プロピレングリコール/純分100%)
*EDTA−2Na(エチレンジアミンテトラ酢酸二ナトリウム)
:(中部キレスト社製/商品名:キレスト2B/純分99%)
Figure 2008056595
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上記表1の結果から、殺菌剤組成物である実施例1品〜5品は、硬水下やタンパク質混入時においても、優れた殺菌力および貯蔵安定性のどちらも有していることがわかる。(B)成分のソルビトールの配合により、エチレンジアミンテトラ酢酸塩(従来技術)に換わって殺菌性能の低下を防いでいること(殺菌力低下抑制効果を奏していること)がわかる。
これに対して、比較例1品〜5品は、硬水下やタンパク質混入によって、殺菌力が著しく低下したり、あるいは貯蔵安定性が著しく劣る結果となっていることがわかる。
なお、比較例1は、殺菌性能の低下を防ぐためにエチレンジアミンテトラ酢酸(金属キレート剤)を用いる方法が採用されている従来の殺菌剤組成物であり、比較例2は比較例1から金属キレートを除いた例である。また、比較例1〜5は、本発明の殺菌剤組成物の必須成分である(B)成分のソルビトールを含有しないことで共通している。
また、実施例品6品〜14品の殺菌洗浄剤組成物においては、硬水下やタンパク質混入時においても優れた殺菌力、貯蔵安定性とともに、優れた洗浄力も同時に有していることがわかる。
これに対して比較例6品〜10品は、硬水下やタンパク質混入時によって、殺菌力が著しく低下、および/または洗浄力が劣っていることがわかる。
比較例6は本発明の殺菌洗浄剤組成物の必須成分である(A)成分のカチオン系殺菌剤を含有していない例であり、また、比較例7および比較例10は、本発明の殺菌洗浄剤組成物の必須成分である(B)成分のソルビトールを含有していない例である。そしてまた、比較例8は、本発明の殺菌洗浄剤組成物の必須成分である(D)成分の非イオン界面活性剤および(E)成分である両性界面活性剤を含有していない例である。比較例9は、本発明の殺菌洗浄剤組成物の必須成分である(B)成分のソルビトールおよび(E)成分である両性界面活性剤を含有していない例である。


Claims (9)

  1. (A)カチオン系殺菌剤、(B)ソルビトールおよび(C)水を含有することを特徴とする殺菌剤組成物。
  2. 上記(A)成分のカチオン系殺菌剤がカチオン系界面活性剤系殺菌剤、ビグアナイド系殺菌剤から選ばれる少なくとも一種を含有する請求項1記載の殺菌剤組成物。
  3. 上記(A)成分のカチオン系殺菌剤を殺菌剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜70質量%を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の殺菌剤組成物。
  4. 上記(B)成分のソルビトールを殺菌剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜50質量%含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の殺菌剤組成物。
  5. (A)成分のカチオン系殺菌剤、(B)成分のソルビトール、および(C)水に対して、さらに(D)非イオン系界面活性剤および/または(E)両性界面活性剤を含有する殺菌洗浄剤組成物。
  6. 上記(A)成分のカチオン系殺菌剤を殺菌洗浄剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜30質量%を含有することを特徴とする請求項5記載の殺菌洗浄剤組成物。
  7. 上記(B)成分のソルビトールを殺菌洗浄剤組成物全体中に有効成分量として0.1〜35質量%含有することを特徴とする請求項5または6に記載の殺菌洗浄剤組成物。
  8. 上記請求項1〜5に記載の殺菌剤組成物を、使用時において(A)成分のカチオン系殺菌剤濃度として0.005〜10質量%の範囲になるように水または湯で希釈した殺菌剤溶液あるいは殺菌剤組成物の原液を用いた殺菌方法。
  9. 上記請求項6〜8に記載の殺菌洗浄剤組成物を、使用時において(A)成分のカチオン系殺菌剤濃度として0.005〜10質量%の範囲になるように水または湯で希釈した殺菌洗浄剤溶液あるいは殺菌洗浄剤組成物の原液を用いた殺菌洗浄方法。
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