JP2008053976A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008053976A
JP2008053976A JP2006227114A JP2006227114A JP2008053976A JP 2008053976 A JP2008053976 A JP 2008053976A JP 2006227114 A JP2006227114 A JP 2006227114A JP 2006227114 A JP2006227114 A JP 2006227114A JP 2008053976 A JP2008053976 A JP 2008053976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
functional circuit
cell
circuit cell
semiconductor device
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006227114A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Tamura
元樹 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kioxia Systems Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Memory Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Memory Systems Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006227114A priority Critical patent/JP2008053976A/ja
Publication of JP2008053976A publication Critical patent/JP2008053976A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 制御信号のタイミングによらず、スタンバイ時の貫通電流を防止できる半導体装置を提供する。
【解決手段】 高位電源線11と低位電源線12との間に接続される第1および第2機能回路セル13、14と、第1機能回路セル13と低位電源線12との間に接続された第1絶縁ゲート電界効果トランジスタM1と、高位電源線11と低位電源線12との間に接続される第2機能回路セル14と高位電源線11との間に接続された第2絶縁ゲート電界効果トランジスタM2と、第1および第2機能回路セル13、14の一方の出力端と、他方の入力端とを接続する配線15とを具備する。
スタンバイ時に、第1機能回路セル13の出力φ2が高電位状態となり、第2機能回路セル14の出力φ3が低電位状態となるように、第1および第2絶縁ゲート電界効果トランジスタM1、M2を駆動し、他方の機能回路セルに流れる貫通電流を抑制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置に係り、特に貫通電流の抑制を図った半導体装置に関する。
近年、携帯電話、情報携帯端末等の電池で駆動される電子機器の高性能化、多機能化に伴い、屋外で長時間使用できるように、電子機器の低消費電力化が要求されている。
従来、電子機器の高性能化に対しては閾値電圧を低く設定することにより、低電圧で高速動作する絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以後、MOSトランジスタという)を有する半導体装置が知られている。
また、電子機器の低消費電力化に対しては、MOSトランジスタの閾値電圧を低くしたことにより、従来の閾値電圧のMOSトランジスタよりも増大するオフ時のリーク電流を抑制した半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照または特許文献2参照。)。
特許文献1に開示されたCMOSインバータ回路は、低閾値電圧のp型およびn型MOSトランジスタで構成され、接地線との間に高閾値電圧のn型MOSトランジスタが直列接続されている。
高閾値電圧のn型MOSトランジスタをオフすることにより、CMOSインバータ回路はスタンバイモードになり、低閾値電圧のp型およびn型MOSトランジスタのオフ時のカットオフ特性が悪くても、リーク電流は高閾値電圧のn型MOSトランジスタのカットオフ特性により低く抑えられている。
特許文献2に開示された半導体集積回路は、高位電源線および低位電源線の間に接続された機能回路ブロックと、該機能回路ブロックに接続され、該機能回路ブロックに含まれるFETの閾値電圧よりも高い閾値電圧を有するリーク抑制FETと、高位電源線および低位電源線の間に接続されたFETを含み、該FETの少なくとも1つが他のFETよりも高い閾値電圧を有し、該リーク抑制FETのオン・オフを制御する制御回路とを具備している。
これにより、スタンバイ時に機能回路ブロックのみならず制御回路自身のリーク電流も削減され、半導体集積回路全体としてリーク電流が低く抑えられている。
然しながら、特許文献1または特許文献2に開示された半導体装置は、制御信号の遅延によって、先にスタンバイ状態となった機能回路セルの出力はフローティングとなり、次段の機能回路セルがまだ動作可能状態であると、次段のセルに貫通電流が流れる問題がある。
そのため、貫通電流を抑制するために、制御信号のタイミングを最適に設計しなければならず、多大な時間と費用を要するという問題がある。しかし、制御信号のタイミングおよび貫通電流に関しては、何ら記載されていない。
即ち、電子機器に使用される半導体装置の低消費電力化には、スタンバイ時のリーク電流とともに貫通電流を抑制する必要がある。
特開平5−268065号公報 特開2002−158576号公報
本発明は、制御信号のタイミングによらず、スタンバイ時の貫通電流を防止できる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の半導体装置は、高位電源線と低位電源線との間に接続される第1機能回路セルと、ソースが前記低位電源線に、ドレインが前記第1機能回路セルの低位電源端子に、それぞれ接続された第1導電型の第1絶縁ゲート電界効果トランジスタと、前記高位電源線と前記低位電源線との間に接続される第2機能回路セルと、ソースが前記高位電源線に、ドレインが前記第2機能回路セルの高位電源端子に、それぞれ接続された第2導電型の第2絶縁ゲート電界効果トランジスタと、前記第1および第2機能回路セルの一方の機能回路セルの出力端と他方の機能回路セルの入力端とを接続する配線と、を具備し、スタンバイ時に、前記第1機能回路セルの出力が高電位状態となり、前記第2機能回路セルの出力が低電位状態となるように、前記第1および第2絶縁ゲート電界効果トランジスタを駆動し、前記他方の機能回路セルに流れる貫通電流を抑制することを特徴としている。
本発明によれば、制御信号のタイミングによらず、スタンバイ時の貫通電流を防止できる半導体装置が得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例1に係る半導体装置について図1乃至図4を用いて説明する。図1、図3および図4は第1乃至第3半導体装置を示す回路図、図2は半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。
図1に示すように、本実施例の第1半導体装置10は、高位電源線11と低位電源線12との間に接続される第1機能回路セル13と、第1機能回路セル13と低位電源線12との間に接続された第1絶縁ゲート電界効果トランジスタ(第1MOSトランジスタ)M1と、高位電源線11と低位電源線12との間に接続される第2機能回路セル14と、第2機能回路セル14と高位電源線11との間に接続された第2絶縁ゲート電界効果トランジスタ(第2MOSトランジスタ)M2と、第1機能回路セル13の出力端13bと第2機能回路セル14の入力端14aとを接続する配線15とを具備している。
高位電源線11は、例えば5Vの電源Vddラインであり、低位電源線12は、例えば基準電位GNDである。
第1機能回路セル13は、p型MOSトランジスタM3とn型MOSトランジスタM4とで構成されたCMOSインバータ回路である。
第1MOSトランジスタM1は、ソースS1が低位電源線12に、ドレインD1が第1機能回路セル13の低位電源端子に、ゲートG1が制御部(図示せず)にそれぞれ接続され、第1機能回路セル13をスタンバイ状態にするためのスイッチング用n型MOSトランジスタである。
第1MOSトランジスタM1の閾値電圧は、例えば、0.4Vであり、第1機能回路セル13が有するMOSトランジスタM3、M4の閾値電圧、例えば、0.2Vより高く設定されている。
第2機能回路セル14は、p型MOSトランジスタM5とn型MOSトランジスタM6とで構成されたCMOSインバータ回路である。
第2MOSトランジスタM2は、ソースS2が高位電源線11に、ドレインD1が第2機能回路セル14の高位電源端子に、ゲートG2がインバータ回路16を介して制御部(図示せず)にそれぞれ接続され、第2機能回路セル14をスタンバイ状態にするためのスイッチング用p型MOSトランジスタである。
第2MOSトランジスタM2の閾値電圧は、例えば、0.4Vであり、第2機能回路セル14が有するMOSトランジスタM5、M6の閾値電圧、例えば、0.2Vより高く設定されている。
インバータ回路16は、p型MOSトランジスタM7とn型MOSトランジスタM8とを有し、閾値電圧は、例えば、0.4Vであり、第1および第2MOSトランジスタM1、M2と等しく設定されている。
第1機能回路セル13の入力端13aにはセル入力信号φ1が供給され、出力端13bからセル出力信号φ2が第2機能回路セル14の入力端14aに供給され、出力端14bからセル出力信号φ3が、次段の機能回路セル(図示せず)へと送出される。
第1機能回路セル13と第2機能回路セル14とにより、第1半導体装置10はバッファとして機能する。
セル制御信号φ0が”1”のときに、第1および第2MOSトランジスタM1、M2がともにオンされ、第1および第2機能回路セル13、14がアクティブ状態となる。
セル制御信号φ0が”0”のときに、第1および第2MOSトランジスタM1、M2がともにオフされ、第1および第2機能回路セル13、14がスタンバイ状態となる。
本明細書では、信号が高電位状態、例えば2〜5Vのときを”1”とし、低電位状態、例えば0〜0.8Vのときを”0”としている。
図2に示すように、アクティブ状態のときに、セル制御信号φ0は”1”であり、セル制御信号φ0により、第1および第2MOSトランジスタM1、M2はともにオンしている。
第1MOSトランジスタM1がオンのときに、第1機能回路セル13はセル入力信号φ1に応じて、第1機能回路セル13の遅延時間δ1だけ遅れて反転したセル出力信号φ2を出力する。
第2MOSトランジスタM2がオンのときに、第2機能回路セル14はセル出力信号φ2に応じて、第2機能回路セル14の遅延時間δ2だけ遅れて反転したセル出力信号φ3を出力する。
セル出力信号φ2が”1”、且つセル出力信号φ3が”0”のときに、スタンバイ状態になるように、時刻t1でセル制御信号φ0が”0”となる。
セル制御信号φ0により、第1および第2MOSトランジスタM1、M2はともにオフされるので、第1および第2機能回路セル13、14にオフ時のリーク電流IL1、IL2が抑制される。
ここで、第1MOSトランジスタM1がオフされても、第1機能回路セル13の出力端13bは、オン状態のMOSトランジスタM3を介して高位電源線11の電圧Vddにプルアップされているので、セル出力信号φ2は安定して“1”の状態を維持している。
また、第2MOSトランジスタM2がオフされても、第2機能回路セル14の出力端14bは、オン状態のMOSトランジスタM6を介して低位電源線12の基準電位GNDにプルダウンされているので、セル出力信号φ2は安定して“0”の状態を維持している。
その結果、例えば第1MOSトランジスタM1がオフされるまでの遅延時間Δ1より、第2MOSトランジスタM2がオフされるまでの遅延時間Δ2が大きい場合に、先にスタンバイ状態となった第1機能回路セル13の出力端13bがフローティング状態となり、次段の第2機能回路セル14がまだ動作可能状態であるために第2機能回路セル14に貫通電流IP2が流れるのを抑制することが可能である。
一方、遅延時間Δ1が遅延時間Δ2より大きいか、または等しい場合は、第2機能回路セル14が第1機能回路セル13より先に、または同時にスタンバイ状態となるので、第2機能回路セル14にもともと貫通電流IP2は流れない。
即ち、第1および第2機能回路セル13、14がスタンバイ状態になるタイミングによらず、第2機能回路セル14には貫通電流IP2が流れない。
従って、第1および第2機能回路セル13、14を流れる電流は、アクティブ状態では、CMOSインバータの僅かなスイッチング電流IB1、IB2のみとなり、スタンバイ状態では0(第1および第2MOSトランジスタM1、M2のリーク電流分を除く)となるので、第1半導体装置10の消費電流を低減することができる。
仮に、セル出力信号φ2が”0”、且つセル出力信号φ3が”1”のときにスタンバイ状態になる場合は、セル出力信号φ2はフローティング状態となり、オフされているMOSトランジスタM3のリーク電流を介して電位が上昇する。
セル出力信号φ2が”0”でも”1”でもない中間電位を通過すると、p型MOSトランジスタM5とn型MOSトランジスタM6が同時にオンし、第2機能回路セル14に貫通電流か流れる。
図3は、第1機能回路セル13のインバータ回路をNAND回路21に置き換えた第2半導体装置20を示す回路図である。
図3に示すように、第2半導体装置20は並列接続されたp型MOSトランジスタM9、M10と直列接続されたn型MOSトランジスタM11、M12とを有するCMOS−NAND回路21を具備している。
NAND回路21と第2機能回路セル14のインバータ回路とにより、第2半導体装置20はAND回路として機能する。
NAND回路21の入力端21aに2入力の一方のセル入力信号φ1aが供給され、NAND回路21の入力端21bに2入力の他方のセル入力信号φ1bが供給される。
セル制御信号φ0によりセル出力信号φ2が”1”のときに第1MOSトランジスタM1がオフされ、NAND回路21はスタンバイ状態となる。
第1MOSトランジスタM1がオフされても、第1機能回路セル21の出力端21bは、いずれかがオン状態のMOSトランジスタM9またはMOSトランジスタM10を介して高位電源線11の電圧Vddにプルアップされているので、セル出力信号φ2は安定して“1”の状態を維持している。
これにより、NAND回路21が第2機能回路セル14より先にスタンバイ状態となった場合に、第2機能回路セル14に貫通電流IP2が流れるのを抑制することが可能である。
図4は第1半導体装置10のバッフア回路と第2半導体装置20のAND回路とを有する第3半導体装置30の要部を示す回路図である。
図4に示すように、第3半導体装置30は、複数のフリップフロップ31と、クロック信号の遅延によるクロックスキュー対策として各フリップフロップ31に所定のタイミングでクロック信号を供給するためのクロックツリー32と、フリップフロップ31の動作を制御するためのクロックゲート回路33とを具備している。
クロックツリー32の各枝先には、リーフセルとしてクロックゲート回路33およびフリップフロップ31がそれぞれ接続されている(図示せず)。
更に、フリップフロップ31と、クロックツリー32と、クロックゲート回路33をスタンバイ状態にするために、ツリー状に接続されたバッファ35を有するスタンバイ制御回路34を具備している。
スタンバイ制御回路34は、回路ブロック動作イネーブル信号を適宜遅延させて、フリップフロップ31と、クロックツリー32と、クロックゲート回路33に、それぞれセル制御信号φ0として供給している。
フリップフロップ31、クロックゲート回路33は、それぞれ高速に動作させるための低閾値電圧のMOSトランジスタで構成され、オフ時のリーク電流を抑制するために直列接続された高閾値電圧のMOSトランジスタを具備している。
スタンバイ制御回路34のバッファ35は、高閾値電圧のMOSトランジスタで構成されたインバータが2段接続されている。
回路ブロック動作イネーブル信号が”1”のときに、クロック信号がクロックツリー32を介してクロックゲート回路33に供給される。
個別フリップフロップ動作イネーブル信号が”1”のときに、クロック信号がクロックゲート回路33を介してフリップフロップ31に供給される。
以上説明したように、本実施例では、セル出力信号φ2が”1”でスタンバイ状態になる第1機能回路セル13と低位電源線12との間に第1MOSトランジスタM1が接続され、セル出力信号φ3が”0”でスタンバイ状態になる第2機能回路セル14と高位電源線11との間に第2MOSトランジスタM2が接続されている。
その結果、セル制御信号φ0の遅延時間Δ1、Δ2により、第1機能回路セル13が第2機能回路セル14より先にスタンバイ状態となった場合に、第2機能回路セル14に貫通電流が流れるのを抑制することができる。
従って、セル制御信号φ0のタイミングによらず、スタンバイ時の貫通電流を防止できる半導体装置10が得られる。
これにより、第1および第2半導体装置10、20のセル制御信号φ0のタイミングを考慮する必要がないので、第3半導体装置の回路設計、レイアウト設計が容易になる利点がある。
図5乃至図7は、本発明の実施例2に係る第4乃至第6半導体装置を示す回路図である。本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、第2機能回路セルの出力を第1機能回路セルに入力するようにしたことにある。
即ち、図5に示すように、本実施例の第4半導体装置40は、第2機能回路セル14の出力端14bと第1機能回路セル13の入力端13aとが配線15により接続されている。
第2機能回路セル14の入力端14aにセル入力信号φ1が入力され、第2機能回路セル14の出力端14bからセル出力信号φ2が第1機能回路セル13の入力端13aに出力され、第1機能回路セル13の出力端13bからセル出力信号φ3が外部に出力される。
第1MOSトランジスタM1は、ゲートG1にインバータ回路16を介して制御部(図示せず)からのセル制御信号φ0が入力され、第2MOSトランジスタM2は、ゲートG2にセル制御信号φ0が直接入力されている。
第2機能回路セル14はセル出力信号φ2が”0”のときにスタンバイ状態となり、第1機能回路セル13はセル出力信号φ3が”1”のときにスタンバイ状態になるように、セル制御信号φ0が入力される。
セル制御信号φ0により、第1および第2MOSトランジスタM1、M2はともにオフされ、第1および第2機能回路セル13、14のオフ時のリーク電流IL1、IL2が抑制される。
第2MOSトランジスタM2がオフされたスタンバイ状態でも、第2機能回路セル14の出力端14bは、オン状態のMOSトランジスタM6を介して低位電源線12の基準電位GNDにプルダウンされているので、セル出力信号φ2は安定して”0”の状態を維持している。
第1MOSトランジスタM1がオフされたスタンバイ状態でも、第1機能回路セル13の出力端13bは、オン状態のMOSトランジスタM3を介して高位電源線11の電圧Vddにプルアップされているので、セル出力信号φ2は安定して”1”の状態を維持している。
これにより、第2機能回路セル14が第1機能回路セル13より先にスタンバイ状態になった場合に、第1機能回路セル13に貫通電流IP1が流れるのを抑制することが可能である。
図6は第2機能回路セル14のインバータ回路をNOR回路51に置き換えた第5半導体装置50を示す回路図である。
図6に示すように、第5半導体装置50は直列接続されたp型MOSトランジスタM13、M14と並列接続されたn型MOSトランジスタM15、M16とを有するCMOS−NOR回路51を具備している。
NOR回路51の入力端51aに2入力の一方のセル入力信号φ1aが供給され、NOR回路51の入力端51bに2入力の他方のセル入力信号φ1bが供給される。
NOR回路51と第1機能回路セル13のインバータ回路とにより、半導体装置50はOR回路として機能する。
NOR回路51は、セル出力信号φ2が”0”のときにスタンバイ状態となるようにセル制御信号φ0が入力され、第2MOSトランジスタM2がオフされる。
第2MOSトランジスタM1がオフされても、第2機能回路セル51の出力端51bは、いずれかがオン状態のMOSトランジスタM15またはMOSトランジスタM16を介して低位電源線12の基準電位GNDにプルダウンされているので、セル出力信号φ2は安定して”0”の状態を維持している。
これにより、NOR回路51が第1機能回路セル13より先にスタンバイ状態となった場合に、第1機能回路セル13に貫通電流IP1が流れるのを抑制することが可能である。
図7は第4半導体装置40のバッフア回路と第5半導体装置50のOR回路とを有する第6半導体装置60の要部を示す回路図である。
図7に示すように、第6半導体装置60は、複数のフリップフロップ31と、クロック信号の遅延によるクロックスキュー対策として各フリップフロップ31に所定のタイミングでクロック信号を供給するためのクロックツリー62と、フリップフロップ31の動作を制御するためのクロックゲート回路63とを具備している。
回路ブロック動作ディゼーブル信号が”1”のときに、クロック信号がクロックツリー62を介して各フリップフロップに供給される。
個別フリップフロップ動作ディゼーブル信号が”1”のときに、クロックツリー62により適宜遅延されたクロック信号がクロックゲート回路63を介してフリップフロップ31に供給される。
以上説明したように、本実施例では、セル制御信号φ0の遅延により、前段の第2機能回路セル14が”0”でスタンバイ状態になり、後段の第1機能回路セル13が”1”でスタンバイ状態になるようにしているので、反転した極性で動作させる半導体装置に適している。
図8および図9は、本発明の実施例3に係る第7乃至第9半導体装置を示す回路図である。本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、第1機能回路セルと第2機能回路セルを個別の半導体装置としたことにある。
即ち、図8に示すように、本実施例では、第7半導体装置70は第1機能セル13と第1MOSトランジスタM1とを具備し、第8半導体装置80は第2機能セル14と第2MOSトランジスタM2とを具備している。
第1MOSトランジスタM1と第2MOSトランジスタM2には、セル制御信号を反転させるインバータ回路16を介すことなく、セル制御信号φ0がそれぞれ個別に供給されている。
図9は、第2半導体装置20、第7半導体装置70および第8半導体装置80を有する第9半導体装置90の要部を示す回路図である。
図9に示すように、半導体装置90は、複数のフリップフロップ31と、クロック信号の遅延によるクロックスキュー対策として各フリップフロップ31に所定のタイミングでクロック信号を供給するためのクロックツリー92と、フリップフロップ31の動作を制御するためのクロックゲート回路33とを具備している。
更に、フリップフロップ31と、クロックツリー92と、クロックゲート回路33をスタンバイ状態にするために、ツリー状に接続されたインバータ95を有するスタンバイ制御回路94を具備している。
クロックツリー92は、第7半導体装置70のインバータ回路と第8半導体装置80のインバータ回路が交互にツリー状に接続されている。
スタンバイ制御回路94のインバータ95は、高閾値電圧のp型MOSトランジスタとn型MOSトランジスタとで構成されるCMOSインバータである。
回路ブロック動作イネーブル信号が”0”のときに、クロック信号がクロックツリー92を介して各フリップフロップに供給される。
個別フリップフロップ動作イネーブル信号が”1”のときに、クロックツリー92により適宜遅延されたクロック信号がクロックゲート回路33を介してフリップフロップ31に供給される。
以上説明したように、本実施例では、第1機能回路セル13と第2機能回路セル14を、個別の第7および第8半導体装置70、80とし、セル制御信号φ0をそれぞれ個別に供給しているので、回路設計やレイアウトの自由度が増す利点がある。
また、第7および第8半導体装置70、80のいずれもインバータ回路16が不要であり、チップサイズを小さくできる利点がある。
本発明の実施例1に係る第1半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例1に係る第1半導体装置の動作を示すタイミングチャート。 本発明の実施例1に係る第2半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例1に係る第3半導体装置の要部を示す回路図。 本発明の実施例2に係る第4半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例2に係る第5半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例2に係る第6半導体装置の要部を示す回路図。 本発明の実施例3に係る半導体装置を示す図で、図8(a)は第7半導体装置を示す回路図、図8(b)は第8半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例3に係る第9半導体装置の要部を示す回路図。
符号の説明
10 第1半導体装置(バッファ)
11 高位電源線(Vdd)
12 低位電源線(GND)
13 第1機能回路セル(インバータ)
13a、14a、21a、21b、51a、51b 入力端
13b、14b、21c、51c 出力端
14 第2機能回路セル(インバータ)
15 配線
16、95 インバータ回路
20 第2半導体装置(AND回路)
21 第1機能回路セル(NAND回路)
30 第3半導体装置
31 フリップフロップ
32、62、92 クロックツリー
33、63 クロックゲート回路
34、94 スタンバイ制御回路
35 バッフア
40 第4半導体装置(バッファ)
50 第5半導体装置(OR回路)
51 第2機能回路セル(NOR回路)
60 第6半導体装置
70 第7半導体装置(インバータ)
80 第8半導体装置(インバータ)
90 第9半導体装置
M1 第1MOSトランジスタ
M2 第2MOSトランジスタ
M3、M4、M6、M7、M8、M9、M10、M11、M12、M13、M14、M15、M16 MOSトランジスタ

Claims (5)

  1. 高位電源線と低位電源線との間に接続される第1機能回路セルと、
    ソースが前記低位電源線に、ドレインが前記第1機能回路セルの低位電源端子に、それぞれ接続された第1導電型の第1絶縁ゲート電界効果トランジスタと、
    前記高位電源線と前記低位電源線との間に接続される第2機能回路セルと、
    ソースが前記高位電源線に、ドレインが前記第2機能回路セルの高位電源端子に、それぞれ接続された第2導電型の第2絶縁ゲート電界効果トランジスタと、
    前記第1および第2機能回路セルの一方の機能回路セルの出力端と他方の機能回路セルの入力端とを接続する配線と、
    を具備し、
    スタンバイ時に、前記第1機能回路セルの出力が高電位状態となり、前記第2機能回路セルの出力が低電位状態となるように、前記第1および第2絶縁ゲート電界効果トランジスタを駆動し、前記他方の機能回路セルに流れる貫通電流を抑制することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1絶縁ゲート電界効果トランジスタは、前記第1機能回路セルが有する絶縁ゲート電界効果トランジスタより高い閾値電圧を有し、前記第2絶縁ゲート電界効果トランジスタは、前記第2機能回路セルが有する絶縁ゲート電界効果トランジスタより高い閾値電圧を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1絶縁ゲート電界効果トランジスタと、前記第2絶縁ゲート電界効果トランジスタとが駆動されるタイミングが、順序不同であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第1および第2機能回路セルが、インバータ回路であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1機能回路セルがNAND回路またはNOR回路であり、前記第2機能回路セルがインバータ回路であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。

JP2006227114A 2006-08-23 2006-08-23 半導体装置 Withdrawn JP2008053976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227114A JP2008053976A (ja) 2006-08-23 2006-08-23 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227114A JP2008053976A (ja) 2006-08-23 2006-08-23 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008053976A true JP2008053976A (ja) 2008-03-06

Family

ID=39237591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006227114A Withdrawn JP2008053976A (ja) 2006-08-23 2006-08-23 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008053976A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057296A (ja) * 2012-08-10 2014-03-27 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法
KR20150128600A (ko) 2014-05-09 2015-11-18 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 회로, 반도체 장치, 및 클럭 트리
JP2015207769A (ja) * 2009-10-30 2015-11-19 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207769A (ja) * 2009-10-30 2015-11-19 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2017063209A (ja) * 2009-10-30 2017-03-30 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2018085534A (ja) * 2009-10-30 2018-05-31 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2020017748A (ja) * 2009-10-30 2020-01-30 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2014057296A (ja) * 2012-08-10 2014-03-27 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法
KR20150128600A (ko) 2014-05-09 2015-11-18 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 회로, 반도체 장치, 및 클럭 트리
US9515661B2 (en) 2014-05-09 2016-12-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Circuit, semiconductor device, and clock tree
JP2021010182A (ja) * 2014-05-09 2021-01-28 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
KR20210141431A (ko) 2014-05-09 2021-11-23 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 회로, 반도체 장치, 및 클럭 트리
KR20220032027A (ko) 2014-05-09 2022-03-15 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 회로, 반도체 장치, 및 클럭 트리
JP7128871B2 (ja) 2014-05-09 2022-08-31 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4832232B2 (ja) 半導体集積回路装置及び電子装置
US20140176221A1 (en) Sense amplifier including a level shifter
JP3586612B2 (ja) 遅延回路
JP2004328443A (ja) 半導体装置
US7514960B2 (en) Level shifter circuit
JP2005086805A (ja) パワーゲーティング技術、回路および集積回路装置
TW200814528A (en) Output buffer circuit
JP2008053976A (ja) 半導体装置
JP2000164730A (ja) Mos型半導体集積回路
JP5576248B2 (ja) 電源スイッチ回路
JP3071408B2 (ja) 半導体集積回路の駆動方法及び半導体集積回路
JP4473662B2 (ja) パワーオンリセット回路及びパワーオンリセット方法
JP2012249261A (ja) レベルシフト回路
US20090284287A1 (en) Output buffer circuit and integrated circuit
CN111816653A (zh) 半导体装置
US7449918B2 (en) Level shift circuit
JP3075266B2 (ja) 論理回路
JP3586985B2 (ja) 半導体装置の出力回路
JP2011182056A (ja) 半導体集積回路
JP2007049671A (ja) 集積回路装置、およびインバータ段の出力で出力信号を駆動するための方法
JP4428215B2 (ja) 入力保護回路
JP2015002507A (ja) スイッチ回路
JP2006033060A (ja) ダイナミック回路
JPS6182530A (ja) Cmos回路
JP2004180228A (ja) 駆動回路及び半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090210

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091110