JP2008051963A - 画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次元型の光変調装置の製造上のばらつきによって生じる画像のスジを低減する。
【解決手段】走査光学部130に、1次元型の光変調装置の長手方向と略直交する方向に走査する主走査光学部108と、1次元型の光変調装置の長手方向に走査する副走査光学部107とを設ける。副走査光学部107によって例えばフレーム毎に上下移動することで、画像の横筋を抑制ないしは回避することができる。ポリゴンミラーの面倒れ誤差を補正できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば回折格子型構成の1次元型の光変調装置を有する画像投射装置に関する。
プロジェクターやプリンター等の画像投影装置において、1次元的な画像情報を有する画像光を、光走査手段で走査しながら画像形成手段に投影することで2次元画像を形成する装置が知られている。このように1次元的な画像を得る装置として、光学的な機能を有する微小電気機械素子、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子を用いる光変調装置が提案されている。光学MEMSの多くは光の進行方向の制御や光のオン/オフを行うような、広義の光スイッチングシステムとして用いられている。この光スイッチングシステムの一種として、回折格子の機能を有する光MEMS素子より成るいわゆる1次元型の光変調素子を用いる回折格子型の光変調装置が知られている(例えば特許文献1及び2参照。)。
図13は、回折格子型の光変調素子11を複数並置配列して構成した回折格子型の光変調装置50の要部の概略平面構成図を示す。この光変調素子11は、基体12上に形成した下部電極33と、この下部電極33をブリッジ状に跨ぐように配置したリボン状の第1及び第2の電極31及び32とを有して構成される。第1及び第2の電極31及び32は例えば交互に配置され、これら第1及び第2の電極31及び32と下部電極33とは、その間の空間によって電気的に絶縁されている。また、第1及び第2の電極31及び32は、例えばその両端が屈曲されて支持部31A及び31B、32A及び32Bとされ、この支持部31A及び31B、32A及び32Bを介して基体12に支持されて構成される。
ここで基体12は、例えば、シリコン(Si)やガリウム砒素(GaAs)などの半導体基板上に絶縁膜を形成した基板、石英基板やガラス基板のような絶縁性基板などが用いられる。下部電極33は、不純物をドーピングした多結晶シリコン膜、金属膜(多結晶W,Cr)などで形成される。第1及び第2の電極31及び32は、例えばシリコン窒化膜(SiN膜)等の絶縁性材料より成る下地膜と、その上面に形成され、導電性を有する材料から成る上部電極とから構成される。この場合上部電極38としては、例えば高い反射率を有するAl等より成り、少なくともその上面中央部が反射領域として構成される。
そして図13に示すように、第1の電極31は一様に固定電位に接続するバイアス電極へ接続され、第2の電極32は、回折格子型の光変調素子11毎にそれぞれ異なる制御電極へ接続される。バイアス電極は、複数の光変調素子11において共通とされており、図示しないバイアス電極端子部を介して接地されている。下部電極33も、複数の光変調素子11において共通とされており、図示しない下部電極端子部を介して接地されている。図13において、各電極31及び32の延長する方向を矢印X、並置配列される幅方向を矢印Yでそれぞれ示す。なお、第1の電極31は接地電位に限定されることなく、例えば所定の電位としてもよい。
この場合、第1及び第2の電極31及び32は3本ずつ6本で一組の光変調素子11が構成され、この光変調素子11が基体(図示せず)上に例えば1080組、第1及び第2の電極31及び32の矢印Yで示す幅方向に並置配列して形成され、回折格子型の光変調装置50が構成される。
図13の矢印B−Bに沿った第1の電極31の概略断面図を図14に示し、図13の矢印A−Aに沿った第2の電極32の非駆動状態及び駆動状態における概略断面図をそれぞれ図15及び図16に示す。また、図13の矢印C−Cに沿った隣接する2つの光変調素子11の一部概略断面図を図17に示す。また図17においては、隣接する光変調素子11の左側が非駆動状態、右側が駆動状態である場合を示す。図14〜図17に示す例においては、各電極の支持部31A及び31B、32A及び32Bが柱状とされ、かつその内部に空隙を有する構造とする例を示すが、支持部の形状はその他種々の構造とし得る。
接続端子部、制御電極を介して第2の電極32へ電圧を印加し、且つ、下部電極33へ電圧を印加すると(実際には、下部電極33は接地状態にある)、第2の電極32と下部電極33との間に静電気力(クーロン力)が発生する。そして、この静電気力によって、下部電極33に向かって第2の電極32が下方に変位する。そして、このような第2の電極32の変位に基づき、第2の電極32と第1の電極31とによって反射型の回折格子が形成される。
ここで、図17に示すように、隣接する第1の電極31の間の距離をdとし、また第1及び第2の電極31及び32に入射する光(入射角:θi)の波長をλ、回折角をθmとすると、
d×[sin(θi)−sin(θm)]=m×λ
で表すことができる。ここで、mは次数であり、0,±1,±2・・・の値をとる。
そして、第1及び第2の電極31及び32の頂面の高さの差Δhが(λ/4)のとき、回折光の光強度は最大の値となる。すなわち、第2の電極32に印加する電圧を変化させることで、第1及び第2の電極31及び32の頂面の高さの差Δhを変化させることができ、その結果、回折光の強度を変化させて、階調制御を行うことができる。
この光変調装置50は、図18に概略断面構成図を示すように、基体12上に光変調装置50の周囲をガラス等より成る光透過部材13に覆われて構成される。なお、図18において、回折格子型の光変調素子の図示は省略している。基体12と光透過部材13とは、低融点金属材料層14によって接合されている。
特許第3401250号 特許第3164824号
上述したような回折格子型の光変調装置を用いて光源からの光を画像情報等に対応して変調して画像を投影する画像投影装置にあっては、回折格子を構成する第1及び第2の電極等の製造過程においてばらつきが生じると、駆動電力に対して設計通りの回折光が生じなくなってしまう。このため、この光変調装置により変調した1次元状の画像光を走査ミラー等によってスクリーン上に投影すると、画像に横スジが入ってしまうという問題がある。上述したような例えば1080組×6本の電極構造を有する回折格子を均一に生産性良く製造するのは現状では大変困難である。
また、特にポリゴンミラーを走査手段として用いる場合、ミラー面の面倒ればらつきによって、走査された画像がフレーム毎に上下移動してしまう恐れがある。このような上下移動が生じると、縦解像度が劣化してしまう。横長の画像を高フレームレートで表示するには走査手段としてポリゴンミラーを用いることが有利であるが、ポリゴンミラーの各ミラー面を高精度に作製することは現状では難しく、製造上のコストを非常に増大させるという問題がある。このため、このような走査手段による投影位置の誤差を補正することが求められている。
以上の問題に鑑みて、本発明は、1次元型の光変調装置の製造上のばらつきによって生じる画像のスジを低減するとともに、走査手段による投影位置の誤差を補正し、良好な画像表示を可能とすることである。
上記課題を解決するため、本発明による画像投射装置は、走査光学部に、1次元型の光変調装置の長手方向と略直交する方向に走査する主走査光学部と、1次元型の光変調装置の長手方向に走査する副走査光学部とを備える構成とすることを特徴とする。
また、本発明は、上述の画像投射装置において、副走査光学部は、主走査光学部によって形成される画像のフレームにおいて1画素間隔に相当する角度の整数倍分だけ1次元型の光変調装置の長手方向に光軸角を変化させると共に、変化させた光軸角に相当する画素数分の移動に対応して、1次元型の光変調装置に入力する画像信号を補償する信号処理部が設けられる構成とする。
上述したように、本発明の画像投射装置においては、走査光学部に、互いに直交する方向に光を走査する主走査光学部と副走査光学部とを設けるものである。このように2つの走査光学部を設けることによって、1次元状の画像をいわばその1次元方向に上下移動、例えば微小振動させることができる。したがって、例えば1次元型の光変調装置において、その一部の回折格子等の部品に製造過程で生じる寸法形状等のばらつきが発生していても、その欠陥に起因する輝点または暗点が、例えば副走査光学部による1次元画像の上下移動によって平均化され、そのままスジとなって視認されることを抑制し、すなわちスジの低減化を図ることができる。
また、このような微小振動等の移動に対応して画像信号を予め信号処理部で補償することによって、画像が乱れることがなく、良好に画像を表示することが可能となる。
本発明によれば、1次元型の光変調装置の製造上のばらつきによって生じる画像のスジを低減し、また主走査光学部による投影位置の誤差を補正することで画像の縦解像度劣化を抑制し、良好な画像表示を行うことが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例の概略構成図である。図1に示すように、この画像投射装置は、変調光学部110、投射光学部120、走査光学部130を有し、変調光学部110には、光源、照明光学系、光変調装置、色合成部及び光選択部が少なくとも配置される。この場合、例えば光の3原色である赤、緑及び青色のレーザ光(矢印LR、LG及びLBで示す)を射出する光源100R、100G及び100Bを備える。そしてこれらの光源100R、100G及び100Bから射出された各色光は、照明光学系101R、101G及び101Bを通過した後、図示しないミラーによって光路を曲げて1次元型の光変調装置102R、102G及び102Bに入射される。信号処理部200からの信号SR、SG及びSBに基づいて、これら光変調装置において反射又は回折により変調された光は、同様に図示しないミラーにより光路を曲げてL型プリズム等の色合成部104に入射され、色合成部104において一本の光束に纏められて例えば3原色の光LTとして射出される。この合成された光LTの光路上に光選択部105、いわゆる空間フィルターが配置され、ここにおいて1次元画像光が選択される。選択された画像光の射出光路上に投影レンズ106、更に回転ミラー等より成る副走査光学部107、ガルバノミラーやポリゴンミラー等より成る主走査光学部108が配置され、投射光学部120及び走査光学部130が構成される。そして主走査光学部108の例えば矢印rで示す回転により1次元状の画像光が矢印L1、L2、L3、・・・で示すように走査され、スクリーン150等の表面の画像生成面150Sにおいて矢印Sで示す方向に順次画像が投影される。
ここで光変調装置102R、102G及び102Bとしては前述の図13〜図18を用いて説明した従来構成の回折格子型の光変調装置を用いることができる。この光変調装置に光を照射する照明光学系101R、101G及び101Bにおいて円筒レンズを用いることにより、図13中矢印Xで示す各電極の延長方向には所定のスポットサイズに集光され、これとは直交する矢印Yで示す電極の幅方向には所定幅にコリメートされたコリメート光をこの光変調装置101R、101G及び101Bの回折格子を構成する電極の反射領域に効率よく照射することができる。
また、光選択部105は例えばオフナー光学系として構成され、空間フィルターとして例えばシュリーレンフィルター105Sを通過した1本の光束が投影レンズ106により副走査光学部107及び主走査光学部108を介してスクリーン150上に結像される構成とする。なお、シュリーレンフィルター105Sは、例えばフーリエ面に配置される。
このような画像投射装置にあっては、前述の図13〜図17に示す可動電極である第2の電極32が図15及び図17の左側に示した状態である非駆動時には、第1及び第2の電極31及び32の頂面で反射された光はシュリーレンフィルター105Sで遮られる。
一方、第2の電極32が図16及び図17の右側に示した状態である駆動時には、第1及び第2の31及び32で構成される回折格子により回折された±1次(m=±1)の回折光はシュリーレンフィルター105Sを通過する。
このような構成にすることで、スクリーン150に投影すべき光のオン/オフを制御することができる。また上述したように、第2の電極32に印加する電圧を変化させることで、第2の電極32の頂面と第1の電極31の頂面の高さの差Δhを変化させることができ、その結果、回折光の強度を変化させて、階調制御を行うことができる。
回折格子型の光変調装置において、第1及び第2の電極31及び32は、寸法が非常に小さくかつ駆動電力に対する変調度が細かいので、高い解像度、高速なスイッチング動作及び広い帯域幅の表示が可能となる。更には、低い印加電圧で動作させることができるので、非常に小型化された画像投射装置を実現することが可能である。また、このような画像投射装置は、通常の2次元画像表示装置、例えば、液晶パネル等を用いた投射型表示装置と比べて、主走査光学部108によって1次元画像の走査を行うので、極めて滑らかで自然な画像表現が可能となる。しかも、3原色である赤色、緑色、青色のレーザを光源とし、これらの光を混合するので、極めて広い、自然な色再現範囲の画像を表現することができるといった、従来にはない、優れた表示性能を有する。
またその他の1次元型の光変調装置としては、例えばアレー状液晶素子、アレーLD(レーザダイオード)、アレーLED(発光ダイオード)などの光変調機能付発光素子を光源及び光変調装置に換えて用いることも可能である。
図2は本発明の一実施形態例に係る画像投射装置の概略斜視構成図であり、このような回折格子型の光変調装置を用いてスクリーン150上に1次元画像を走査投影して2次元画像を表示する様子を模式的に示したものである。図2において、図1と対応する部分には同一符号を付して示す。なお、図2中変調光学部110において、赤、緑及び青色等の各色の合成前の光路は代表して1光路のみを示す。
この場合、光源100(図示しないが例えば赤、緑及び青色の3原色の光源100R、100G及び100Bに対応)から出射された光は照明光学系101(101R、101G及び101Bに対応)によって所定の形状の光束に整形されて光変調装置102(102R、102G及び102Bに対応)に照射される。光変調装置102によって、画像等の情報に対応して変調された光は、図示しない色合成部で合成されて、光選択部105及び投影レンズ106に入射される。投影レンズ106の入射前の位置に1次元像46が結像され、ここにおいて光散乱素子いわゆるディフューザを配置する構成としてもよい。
そして投影レンズ106から出射された光は、この例においては先ず副走査光学部107に入射される。図示の例においては、ガルバノミラー等の回転ミラーが例えば矢印r1で示すように回転することによって、1次元像の長手方向、すなわち1次元型の光変調装置の長手方向に移動させる。その後主走査光学部108において、副走査光学部107の走査方向と略直交する方向に光を走査する。図示の例においては、ガルバノミラー等の回転ミラーが例えば矢印r2で示すように回転することによって、スクリーン150等の画像生成面150S上に矢印Sで示すように走査され、すなわち矢印L1、L2、・・・Ln−1、Lnで示すように走査投影されて2次元像47が生成される。スクリーン150等の画像生成面150S上において2次元像47が投影される画像表示領域に斜線を付して示し、その両側に非表示領域48a及び48bが存在する。
なお、副走査光学部107の構成例としては、例えばガルバノモータ、ステップモータ等のモータ類を使用するという方法の他、図3に一例の概略構成図を示すように、ミラー41の片側をヒンジで固定して支点42とし、ピエゾ素子やリニアモータ等の振動素子43により例えばミラー41の一端を矢印r11で示すように移動することによって、光反射角度を調整して走査する構成とすることができる。
このような構成として副走査光学部107を設け、変調光学部110から出力される1次元画像光を、主走査光学部108によるスクリーン150上の走査方向と略直交する方向、すなわち1次元画像の長手方向(画像の上下方向)に移動させる。そして本発明においては、光変調装置102R、102G及び102Bに入力する画像信号SR、SG及びSBを、副走査光学部107による走査方向の移動、すなわち上下方向の移動と逆方向に移動するようにして、すなわちこの上下移動を信号処理部200において補償する構成とする。
例えば図3に示すミラー41の回転等によって光軸を上下に1画素幅移動させた場合は、そのままであると画像生成面150Sに投影された画像も1画素幅移動してしまうので、後述するように、光変調装置102に入力する画像信号を逆方向に1画素分移動させて変調するようにする。
次に、この副走査光学部107の動作態様について詳細に説明する。
画像におけるスジを目立たなくするためには、なるべく多くの画素を平均化することが望ましい。そのためには副走査光学部107によって、画像の投射位置を図4に示すように周期的に移動させればよい。図4において、横軸は1フレーム単位の時間、縦軸は1画素幅を単位とする画像生成面150S上の位置を示す。この例においては、一方へ4画素、他方へ4画素移動するので、元の位置の画素を加えて9画素分を平均化することができる。
図4に示すように、1フレームの画像描画中は副走査光学部107をある位置で静止するようにし、画像信号がこの光変調装置102に入力されていない時間、すなわち図2における非表示領域48a及び48bを主走査光学部108により走査している時間に、この副走査光学部107の例えば1画素分の移動を完了すれば、画像すなわち図2中のスクリーン150上における2次元像47に影響を与えることはない。
画像信号が1秒あたり120フレームすなわち1フレーム約8ミリ秒である場合、画像信号が光変調装置102に入力されない時間は約2ミリ秒である。この間に1画素分の17μm程度の移動を完了することが望ましい。この程度の移動速度は、投射距離にもよるが、副走査光学部107においてピエゾ素子やリニアモータ等を用いて十分で可能であり、かつ負荷は低く、動作は十分可能である。
そして、副走査光学部107における1回あたり移動角度の変化幅に対応して、スクリーン150における画像が上下方向に移動しないように、光変調装置の各光変調素子に入力する画像信号を逆向きに移動させる。つまり、例えば副走査光学部107により1画素分に相当する上方向の角度に移動させる時間帯域では、同時に1次元型の光変調装置102へ入力する画像信号SR、SG及びSBが1画素分逆方向すなわち下方向に移動して表示されるように、光変調装置102に入力する信号を信号処理部200において補償する処理を行う。
一例として、上述した回折格子型構成の1次元型の光変調装置として例えば1088個の1次元型光変調素子を備える構成として、縦方向に1080画素の1次元像を投影して走査することにより、2次元像を表示させる例について説明する。この場合、8個の1次元型の光変調素子を移動用のマージンとして使用することが可能である。このような構成とする場合において、各光変調素子への画像信号の割り当て位置を移動させる様子を図5に模式的に示す。
図5に示すように、この場合各フレームF1、F2、F3、・・・毎に、各光変調素子M1、M2、M3、・・・M1085、M1086、M1087、M1088に入力する画像信号P1、P2、・・・P1079、P1080が順次1画素分ずつ移動するように割り当てられる。図5の例では8フレーム目まで1画素分ずつ移動させた後、9フレーム目に8画素分逆向きに移動させて元の割り当て位置に戻す場合を示す。このような信号の割り当てを行い、同時に、図1及び図2に示す副走査光学部107によって上下に1画素分に対応する角度分、順次光軸を変化させることによって、画像生成面150S上においては、各画素の配置位置がずれることなく、すなわち画像が上下にぶれることなく良好に表示される。この場合、上述の図4において説明した例と同様に、元の位置の画像信号を含めて9画素分の平均化を行うことができる。
なお、図5においては、8フレームの間に1画素分ずつ信号の割り当て位置をずらした後、9フレーム目に元の割り当て位置に戻す例を示すが、10フレーム目以降17フレーム目まで逆方向に1画素分ずつ割り当て位置を移動させて戻すことも可能である。
なお、光変調装置に設ける光変調素子の数及び表示する1次元像の画素数はこの例に限定されるものではない。
以上のような画像投射装置を用いて、平均化画素数を1から9画素まで変化させてスクリーン150の画素生成面150Sにおけるコントラストを測定した。この結果を図6に示す。ある画素において1500:1だったコントラストが平均化の効果により約6000:1まで改善した。
なお、副走査光学部107としては、上述の図3に示す構成例の他、図示しないが例えばレンズを1次元型の光変調装置の長手方向に並進運動させる機構や、また図7にその一例の概略構成図を示すように、透過平行平板44より構成し、この透過平行平板44を、1次元型光変調装置の長手方向と光軸方向の双方に直交する方向(図7の紙面と直交する方向)を回転軸として矢印r12で示すように回転運動させることによって、矢印L12、で示す光軸方向を矢印L12´で示す方向に変化させる構成とすることもできる。また例えば、図8に概略構成図を示すようにウェッジ板45より構成し、このウェッジ板45を光軸方向に矢印r13で示すように並進運動させることによって、矢印L13で示す光軸方向を矢印L13´で示す光軸方向に変化させる構成とすることもできる。
本発明の画像投射装置において、副走査光学部107によって1秒間に画像を移動させる回数に本質的な制限はないが、人間の目にスジの移動が検知されないようにするためには60回以上とすることが好ましい。例えば120フレーム/秒の画像信号であれば1秒あたり120回移動すればよい。
また、移動1回あたりの画像の移動幅に本質的な制限はないが、上述した図3における振動素子や図7に示す例のような回転移動機構等を設ける場合に、これらの駆動部への負荷を軽減するためには、1画素幅とすることが好ましい。つまり、副走査光学部107を駆動するモータ等の駆動部の負荷を軽減するには、例えば図4に示す例のように、連続して同一方向に1画素分画像を移動させる走査を行い、次に逆方向に連続して1画素分移動させる走査を行うことをくり返す平均化を行うことが望ましい。
更に、平均化する画素の数に本質的な制限はないが、できるだけ多くの画素を平均化した方がスジの低減効果が大きい。
なお、1回あたりの移動幅を数画素分程度に大きくすることによって、例えばランダムに副走査光学部107によって画素の上下移動を行うことも可能であり、この場合は周期性がなくなるので、横スジの平均化によるちらつきの周期性を抑制ないしは回避して、より確実にスジの低減化を図り、より良好な画像の表示を行うことが可能となる。
また、本発明の画像投射装置における主走査光学部108として、ポリゴンミラーを用いることも可能である。ポリゴンミラーを用いる場合には、より良好に横長の画像を表示することが可能となる。一方ポリゴンミラーの各ミラー面の鉛直性を精度よく製造するにはコスト高を招来する恐れがある。コストをある程度抑えた場合、ポリゴンミラーの各ミラー面の面倒れが生じ、すなわちこの面倒れ精度誤差に起因して各ミラー面に対応する画像フレーム毎に、画像が画像生成面において上下に平行移動する恐れがある。
これに対し、本発明の画像投射装置においては、上下に画像を走査する副走査光学部を設けることから、この画像の上下移動分を相殺するように副走査光学部を制御することによって、良好に画像を表示することができる。
このようなポリゴンミラーを用いた本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例の概略斜視構成図を図9に示す。この例においては、ポリゴンミラーの各ミラー面の面倒れ精度誤差による1次元画像の偏向を予め補正するように、ポリゴンミラーの回転角度に対応して副走査光学部を駆動する例を示す。図9において、図1及び図2と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
すなわちこの場合、図9に示すように、予めポリゴンミラー108Aによる面倒れ精度誤差を測定しておき、ポリゴンミラー108Aの回転角度を回転角度検出部64によって検出し、角度信号Saが副走査光学部107を駆動する副走査光学部駆動制御部62に出力される。そして、ポリゴンミラー108Aの面倒れ精度誤差に対応して、画像光を偏向するように駆動信号Smを副走査光学部107の図示しない駆動部に出力する。
このようにして、副走査光学部107により予め面倒れ精度誤差を補償されて上下方向に偏向された光がポリゴンミラー108Aにより反射され、ライン状の画像光として、例えばスクリーン150に投影され、矢印Sで示すように走査されて画像が表示される。ポリゴンミラー108Aは回転軸cを中心に矢印r2で示すように回転される。
このような構成とすることによって、ポリゴンミラー108Aの面倒れ精度仕様を大幅に緩和することができ、結果的にコストの低減化を図ることが可能となる。
上述したように、主走査光学部としてポリゴンミラーを用いる場合において、円筒形のスクリーンに投射する構成とした画像投射装置の一例の概略構成図を図10に示す。図10において、図1、図2及び図9と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
なお、従来は、円筒面状のスクリーンに映像を投影する場合、例えば液晶パネルやDMD(Digital Micro-mirror Device)などの2次元空間光変調素子を用いる場合は、四隅が歪んでしまうため円筒面状のスクリーンの全ての領域で鮮明な画像を投影することは難しく、スクリーンを多面体構成として投影することしかできなかった。しかしながら、本発明の画像投射装置を用いることにより、横長の画像としても切れ目がなく、且つ円筒面状のスクリーンの四隅まで歪のない優れた画質の画像を表示することが可能となる。円筒面状のスクリーンとすることによって、平面状スクリーンを用いる場合と比較して容易に広視野角を得ることができ、また広視野角とする場合においても、画像投射装置を増加することなく、高精細を保って投影することが可能となる。
また、上述の例においては、投射光学部の後段に走査光学部130を配置するいわゆるポストプロジェクションと呼ばれる構成とする場合であるが、光が透過する領域は投影レンズ106のいわば芯の部分しか使用しないので、スクリーン150における四隅の劣化が少なく、したがって上述の構成とすることによって、スクリーン150の四隅までくっきりした画質に優れた映像を投影することが可能である。
次に、本発明の画像投射装置において、主走査光学部によって形成される画像の1フレーム毎に、光変調装置の1画素間隔の半分に相当する移動量をもって副走査光学部による走査を行い、すなわち投影画像の上下方向に1フレーム毎に半画素分上下移動する構成とする実施形態例について説明する。
この場合、副走査光学部により走査角を、光変調装置によってライン状に配列された画素間の間隔に対し、ほぼ半分の間隔に対応して例えば1フレーム毎に例えば図3に示すミラー41が傾斜するように構成する。この傾斜角度は、光変調装置の画素の間隔と、光変調装置から投射レンズを介してスクリーン等の画像生成面に達する距離に対応して選定される。
このような構成とする場合、図11に示すように、副走査光学部によって、スクリーン上において上向きに走査される画像光LAと、下向きに走査される画像光LBは、スクリーンの上下方向に半画素分ずれて表示される。これにより、インターレース方式の表示が可能となり、解像度をほぼ2倍に向上させることが可能である。
図12にこの場合の各走査方向に表示される画素を模式的に示す。図11に示す上向きの走査方向の画像光の各画素A1、A2、A3、・・・は、矢印Sで示す走査方向にそれぞれA1´、A2´、A3´、・・・と画像情報に対応して変化して表示される。次のフレームにおける下向きの走査方向の画像光B1、B2、B3、・・・は、画素の間隔、この場合画素A1及びA2の間隔のほぼ半分であるいわば半画素分下方向にずれて表示される。
上述のGLV型などの回折格子型光変調素子においては、画素間を隙間なく構成することが可能であるが、このような副走査光学部を用いて画像を表示する場合は、画素間の輝度の低い領域を補間することが可能となり、逆に、画素の間を離間させて構成することも可能となる。画素に対応する光変調素子の間隔を確保することもできる。また、その他の構成の1次元型に配列される例えばアレー状液晶素子、アレーLD、アレーLEDなどの光変調機能付発光素子を光源及び光変調装置に換えて用いる場合、画素間が区切られ、いわば画素間に暗レベルの領域が存在する。このような光変調装置を用いる場合においても、上述の構成による副走査光学部によりインターレース方式の表示を行うことによって、このような隙間を補間することができ、より良好な画質をもって画像を表示することが可能となる。画素間の間隔が大きくなるほど、このような補間により画質の向上を図る効果が得られる。
なお、上述の例においては副走査光学部の走査角を2方向としたが、3方向以上に選定し、画素の配列方向に、例えば画素の1/3、1/4、・・・などにずらして偏向させて画像を表示することも可能である。つまり、1つの走査方向に投影されるライン状の画像光の1画素の間に2以上の任意の数の画素を僅かにずらして表示することが可能であり、すなわち副走査光学部の傾斜角をn(nは2以上の自然数)個の方向に選定し、画素間を1/nずつずらして偏向させて画像を表示することができる。この場合、光変調装置の画素間隔に対応して、画素間を補間する画素数を任意に選定することが可能である。これにより、光変調装置の特性に限定されることなく、副走査光学部の走査角度を選定するという簡易な構成によって、画質を良好に保持することが可能となり、また光変調装置の設計自由度を高めることが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、1次元型の光変調装置の各光変調素子の製造ばらつきに起因する投影画像におけるスジを、副走査光学部を設けて1次元型光変調装置の長手方向に走査することによって平均化することによって抑制することができる。
特に、暗い階調においては1次元型の光変調装置の各光変調素子の製造ばらつきがそのまま画像にスジとなって現れるので、特にスジの低減効果が大きい。例えば、最もコントラストの低い1500:1程度の画素においても6画素平均化すれば5000:1に改善するので、6画素以上平均化するのが望ましい。また中間階調から明るい階調にかけても、1次元型の光変調装置によって光強度と電圧の関係には個性があるので、やはりスジを低減する効果がある。
また、主走査光学部としてポリゴンミラーを用いる場合は、ポリゴンミラーの各ミラー面の面倒れ精度誤差が大きい場合でも、副走査光学部により誤差を相殺する角度制御を行うことによって、縦方向の解像度劣化はおこらず、ミラー製造コストを大幅に低減できる効果がある。
更に、同じ副走査光学部をフレーム毎に1画素の半分に相当する角度ずらすことによって、インターレース映像として解像度を倍増することもできる。
共通の副走査光学部をつかうことで、スジの低減、ポリゴンミラーの低コスト化、インターレース解像度倍増を同時に達成できる。
なお、本発明は、上述の各実施形態例において説明した構成に限定されることなく、例えば光源として単色の光源を用いる場合、2色の光源を用いる場合、また赤、緑及び青色以外の3色の光源を用いる場合や、さらに4色の光源を用いる場合などにおいても適用可能である。また、光変調装置としても上述したように各種の1次元型構成の光変調装置が適用可能であって、本発明構成を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例の概略構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例の要部の概略斜視構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の副走査光学部の一例の概略構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例における基準位置からの画像の移動幅の時間変化を示す図である。 光変調素子に対するフレーム毎の画像信号の割り当て位置を示す図である。 平均化画素数とコントラストの関係を示す図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の副走査光学部の一例の概略構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の副走査光学部の一例の概略構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例の要部の概略斜視構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の一例の要部の概略斜視構成図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の画素の表示態様の説明図である。 本発明の実施形態例に係る画像投射装置の画素の表示態様の説明図である。 従来の光変調装置の一例の概略平面構成図である。 図7の矢印A−Aに沿った第1の電極の概略断面構成図である。 図7の矢印B−Bに沿った第2の電極の非駆動状態の概略断面構成図である。 図7の矢印B−Bに沿った第2の電極の駆動状態の概略断面構成図である。 図7の矢印C−Cに沿った第1及び第2の電極の概略断面構成図である。 光変調装置の一例の概略断面構成図である。
符号の説明
11.光変調素子、12.基体、13.光透過部材、31.第1の電極、32.第2の電極、33.下部電極、46.1次元像、47.2次元像、100(100R,100G,100B).光源、101(101R,101G,101B).照明光学系、102(102R,102G,102B).光変調装置、104.色合成部、105.光選択部、105S.シュリーレンフィルター、106.投影レンズ、107.副走査光学部、108.主走査光学部、108A.ポリゴンミラー、110.変調光学部、120.投射光学部、130.走査光学部、150.スクリーン、150S.画像生成面

Claims (6)

  1. 1次元型の光変調装置を備える変調光学部と、投射光学部と、走査光学部とを有する画像投射装置において、
    前記走査光学部に、前記1次元型の光変調装置の長手方向と略直交する方向に走査する主走査光学部と、前記1次元型の光変調装置の長手方向に走査する副走査光学部とを備える
    ことを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記副走査光学部は、前記主走査光学部によって形成される画像のフレームにおいて1画素間隔に相当する角度の整数倍分だけ前記1次元型の光変調装置の長手方向に光軸角を変化させると共に、
    変化させた前記光軸角に相当する画素数分の移動に対応して、前記1次元型の光変調装置に入力する画像信号を補償する信号処理部が設けられることを特徴とする請求項1記載の画像投射装置。
  3. 前記主走査光学部がポリゴンミラーであることを特徴とする請求項1記載の画像投射装置。
  4. 前記副走査光学部により、前記ポリゴンミラーの個別ミラー面倒れ誤差を相殺するように前記1次元型の光変調装置の投影画像の長手方向に光軸角が補正されることを特徴とする請求項3記載の画像投射装置。
  5. 前記走査光学部から投射される光が、ほぼ円筒形状の画像生成面に結像されることを特徴とする請求項1記載の画像投射装置。
  6. 前記主走査光学部によって形成される画像のフレーム毎に、前記1次元型の光変調装置の1画素間隔の略半分に相当する移動量をもって前記副走査光学部により走査されることを特徴とする請求項1記載の画像投射装置。
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