JP2008044697A - エレベーターの蛍光灯寿命診断装置 - Google Patents

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Yoshiki Sakata
義喜 坂田
Yutaka Sato
佐藤  裕
Asaki Kiyouya
朝紀 京家
Yasuyoshi Mishima
泰佳 三嶋
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Abstract

【課題】蛍光灯のちらつきを画像によって検出することにより、より正確な寿命を検出することのできるエレベーターの蛍光灯寿命診断装置を提供する。
【解決手段】エレベーター乗りかご内を撮影する撮影手段と、この撮影手段により撮影した画像を4以上のブロックに分割する画像分割手段と、この分割した画像を記憶する画像記憶手段と、この画像のブロック毎に輝度を演算する輝度演算手段とを備えたエレベーターの画像処理装置において、画像の輝度を第1の所定時間毎に仕較する画像輝度比較手段と、この輝度の変化量が所定値以上となった場合に前記蛍光灯のちらつきであると判定する蛍光灯ちらつき検出手段と、この蛍光灯のちらつき回数を計測してちらつき回数が第1の所定時間よりも長い第2の所定時間内において所定回数以上となった場合に蛍光灯の寿命であると判定する蛍光灯寿命検出手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーターの蛍光灯寿命診断装置に係り、特に画像を用いて蛍光灯のちらつきを検出するエレベーターの蛍光灯寿命診断装置に関する。
エレベーター乗りかご内の蛍光灯寿命検出装置としては、集光器、出光器、照度検出器を設置してなる蛍光灯寿命検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、電流検出器を設置してなる蛍光灯異常診断装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−249364号公報 特開平10−261492号公報
前述した、集光器、出光器、照度検出器を設置してなる蛍光灯寿命検出装置は、集光器に集まるエレベーター乗りかご内の照度を検出し、その照度が基準値を下回った場合に蛍光灯の寿命を検出する方式である。このため、展望用エレベーターや窓付(ビジョンガラス付)エレベーター等のような太陽光がかご内に差し込むエレベーターにおいては、太陽光によってかご内の照度が基準値以上の状態となった場合に検出できないという問題があった。また、複数本ある蛍光灯のうち集光器から離れた1本の蛍光灯のみの照度が基準値を下回った場合は検出することが難しいという問題があった。更に、蛍光灯の照度が基準値を下回っただけで寿命と判断するため、ちらつき始めるより前に寿命と判断してしまうという問題があった。
また、前述した電流検出器を設置してなる蛍光灯異常診断装置においては、蛍光灯に流れる電流の変化によって蛍光灯の異常を診断する方式であるが、エレベーター乗りかご内に設置される蛍光灯の本数によって蛍光灯に流れる電流は異なり、蛍光灯の本数が多くなると蛍光灯の劣化やちらつき時においても電流値の変化が小さくなるため、正確な寿命検出が難しいという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、蛍光灯のちらつきを画像によって検出することにより、より正確な寿命を検出することのできるエレベーターの蛍光灯寿命診断装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、乗りかごの内部照明として蛍光灯を使用したエレベーターにあって、
前記エレベーター乗りかご内を撮影する撮影手段と、この撮影手段により撮影した画像を4以上のブロックに分割する画像分割手段と、この分割した画像を記憶する画像記憶手段と、この画像のブロック毎に輝度を演算する輝度演算手段とを備えたエレベーターの画像処理装置において、
前記記憶した画像の輝度を第1の所定時間毎に比較する画像輝度比較手段と、この輝度の変化量が所定倍以上となった場合に前記蛍光灯のちらつきであると判定する蛍光灯ちらつき検出手段と、この蛍光灯のちらつき回数を計測してちらつき回数が第1の所定時間よりも長い第2の所定時間内において所定回数以上となった場合に蛍光灯の寿命であると判定する蛍光灯寿命検出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、分割した画像の各々において輝度の変化を捕えて蛍光灯のちらつきを検出するため、蛍光灯の本数にとらわれず、また1本の蛍光灯のみがちらついた場合においても適確に蛍光灯のちらつきを検出できるエレベーターの蛍光灯寿命診断装置を提供することができる。
以下、本発明に係るエレベーターの蛍光灯寿命診断装置の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベーターの蛍光灯寿命診断装置を示すブロック図である。
図1において、1はエレベーター乗りかご、2はエレベーター乗りかご1の内部照明である蛍光灯、3はエレベーター乗りかご1の内部を撮影するカメラ、4は蛍光灯寿命診断装置を示す。また、41はカメラ3により撮影された画像をデジタルデータに変換するA/D変換器、42はA/D変換器41によりデジタルデータに変換された画像データを格納する入力画像メモリ、43は各画像処理を実行する画像処理CPU、44は画像処理CPU43により実行する画像処理プログラムを格納したROM、45は入力画像メモリ42に格納された画像データを画像処理CPU43により分割した時の分割ブロック画像データを格納する出力画像メモリ、46は画像処理CPU43により実行される各演算結果を格納する演算メモリである。このように、蛍光灯寿命診断装置4は、A/D変換器41、入力画像メモリ42、画像処理CPU43、ROM44、出力画像メモリ45、演算メモリ46によって構成される。また、5は蛍光灯寿命診断装置4からの異常連絡を受ける監視センタである。
図2は、本発明の一実施形態を示すカメラでの撮影画像であり、31はカメラ3により撮影された画像の一例を示す。
図3は、本発明の一実施形態を示す分割ブロック画像であり、401は蛍光灯が正常に点灯している時のカメラ画像31を16ブロックに分割した分割ブロック画像を示す。
図4は、本発明の一実施形態を示す分割ブロック画像であり、402はカメラから向かって一番左側の蛍光灯がちらつきにより消灯した時のカメラ画像を16ブロックに分割した分割ブロック画像を示す。
図5は、本発明の一実施形態を示す輝度波形であり、蛍光灯がちらついた時に最も輝度の変化の差を検出した分割ブロック画像の1ブロックの輝度波形を示しており、例えば蛍光灯が正常に点灯している時の分割ブロック画像401における最も左上のブロック画像と、カメラから向かって一番左側の蛍光灯がちらつきにより消灯した時の分割ブロック画像402における最も左上のブロック画像とに示すように、蛍光灯のちらつきによって輝度が変化した場合の輝度波形を示してある。
図5において、Δt1は蛍光灯のちらつきを検出するための第1の所定時間、Δt2は蛍光灯のちらつき回数によって蛍光灯の寿命を判定するための第2の所定時間であり第1の所定時間Δt1よりも長く設定してある。また、Δ1xは蛍光灯のちらつきを検出するための輝度変化量の所定値である。
図6は、本発明の一実施形態を示すフローチャートである。
以下、図1から図6を用いて、本発明の具体的な処理について述べる。
まず、ステップS1でエレベーター乗りかご1に設置されたカメラ3の画像を入力画像メモリ42に格納する。次ぎに、ステップS2では入力画像メモリ42に格納された画像データを4以上に分割し、第1の所定時間Δt1毎に出力画像メモリ45に格納する。また、ステップS3では出力画像メモリ45に格納された分割画像データの輝度をブロック毎に演算し、演算メモリ46に格納する。この結果を用いて、ステップS4では各ブロックの時間的な輝度の変化を第1の所定時間Δt1毎に演算し、ステップS5にて輝度の変化量が所定値Δ1x以上となったブロックがあるかを判定する。この時、輝度の変化量が所定値Δ1x以上となったブロックがあれば、ステップS6にて該当ブロックのちらつき検出回数をカウントアップし、演算メモリ46に格納する。また、ステップS5にて輝度の変化量が所定値Δ1x以上となったブロックがなければ、ステップS7に進み各ブロック共ちらつき検出回数はカウントアップしない。このように、ちらつき検出回数に関しては、ブロック毎にカウントアップする構成として各蛍光灯のちらつき回数を正確に検出している。続いて、ステップS8では第2の所定時間Δt2内にちらつき検出回数が所定回数以上となったブロックがあるかをチェックする。ここで、ちらつき検出回数が所定回数以上となったブロックがあれば、ステップ9に進み蛍光灯の寿命であると判定し、ステップS10にて監視センタヘ蛍光灯の寿命を連絡し、蛍光灯寿命診断を終了する。ここで監視センタ5からは、蛍光灯のちらつきをカメラ3を通じて目視により確認することも容易に実施可能である。尚、ステップS8にてちらつき検出回数が所定回数以上となったブロックがなければ、ステップS11に進んで第2の所定時間Δt2を経過したかをチェックし、第2の所定時間Δt2を経過していなければステップS1に戻り処理を継続する。また、ステップS11にて第2の所定時間Δt2を経過していれば、ステップS12に進み各ブロックのちらつき検出回数をクリアしてからステップS1に戻り処理を継続する。
このように、蛍光灯のちらつき時は、例えば図3の分割ブロック画像401と図4の分割ブロック画像402とにおける最も左上のブロック画像のように輝度が異なるブロックがあるため、この輝度の時間的な変化量が図5に示す輝度波形のようになり、第1の所定時間Δt1毎に輝度の変化量をチェックし、輝度の変化量が所定値Δ1x以上となった場合にブロック毎にちらつき回数をカウントアップして、当該ブロックのちらつき検出回数が第2の所定時間Δt2内に所定回数以上となったことをもって蛍光灯の寿命と判定する構成にしてある。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、分割した画像の各々において輝度の変化を捕えて蛍光灯のちらつきを検出するため、蛍光灯の本数にとらわれず、また1本の蛍光灯のみがちらついた場合においても適確に蛍光灯のちらつきを検出できるエレベーターの蛍光灯寿命診断装置を提供することができる。
本発明の一実施形態であるエレベータの蛍光灯寿命診断装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態を示すカメラでの撮影画像である。 本発明の一実施形態を示す分割ブロック画像である。 本発明の一実施形態を示す分割ブロック画像である。 本発明の一実施形態を示す輝度波形である。 本発明の一実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エレベーター乗りかご
2 蛍光灯
3 カメラ
4 蛍光灯寿命診断装置
5 監視センタ
41 A/D変換器
42 入力画像メモリ
43 画像処理CPU
44 ROM
45 出力画像メモリ
46 演算メモリ

Claims (1)

  1. 乗りかごの内部照明として蛍光灯を使用したエレベーターにあって、
    前記エレベーター乗りかご内を撮影する撮影手段と、この撮影手段により撮影した画像を4以上のブロックに分割する画像分割手段と、この分割した画像を記憶する画像記憶手段と、この画像のブロック毎に輝度を演算する輝度演算手段とを備えたエレベーターの画像処理装置において、
    前記記憶した画像の輝度を第1の所定時間毎に比較する画像輝度比較手段と、この輝度の変化量が所定値以上となった場合に前記蛍光灯のちらつきであると判定する蛍光灯ちらつき検出手段と、この蛍光灯のちらつき回数を計測してちらつき回数が第1の所定時間よりも長い第2の所定時間内において所定回数以上となった場合に蛍光灯の寿命であると判定する蛍光灯寿命検出手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの蛍光灯寿命診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013155019A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Mitsubishi Electric Corp エレベータの照明点検装置および照明点検方法
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