JP2008044535A - パーキングブレーキ操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、操作レバーが跳ねてポールが第1噛合歯を乗り越えることを、操作性が悪くなったり部品点数が増えたりすることなく簡単且つ安価な手法で防止する。
【解決手段】ラチェット30の第1噛合歯28aの高さを他の噛合歯28よりも高くし、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力が、ポール32が他の噛合歯28を乗り越える時よりも大きくした。これにより、操作レバー16が初期位置からブレーキ操作側へ回動することが困難になるため、悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16が跳ね上がって回動することが抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明はパーキングブレーキ操作装置に係り、特に、悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に操作部材が跳ねてポールが第1噛合歯を乗り越えることを防止する技術に関するものである。
(a) 車両に一体的に配設される支持部材と、(b) 第1軸心まわりに回動可能に前記支持部材に配設され、初期位置からブレーキ操作されることによりパーキングブレーキを作動させる操作部材と、(c) 前記第1軸心を中心とする円弧に沿って設けられた多数の噛合歯を有し、前記支持部材および前記操作部材の何れか一方に一体的に配設されたラチェットと、(d) 前記支持部材および前記操作部材の他方に配設され、前記操作部材がブレーキ操作される際に前記多数の噛合歯を乗り越えるとともに、その噛合歯と噛み合わされることによりその操作部材の前記初期位置側への戻り回動を阻止してパーキングブレーキの作動状態を維持するポールと、を有するパーキングブレーキ操作装置が知られている。特許文献1〜3に記載の装置はその一例で、特許文献1、2には、操作部材としての操作レバーが運転席横に配設され、初期位置では把持部が車両前方へ延び出す略水平な姿勢に保持されるタイプのものが記載されている。また、特許文献3には、操作レバーが運転席前方のコンソールボックス部分に配設され、初期位置では把持部が上方へ延び出す略垂直な姿勢に保持されるタイプのものが記載されている。
特開2004−13746号公報 実開昭64−39166号公報 特開2002−145028号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載のパーキングブレーキ操作装置においては、悪路走行等で車両が大きくがたついたりした時に操作レバーが跳ね上がり、ポールが第1噛合歯を乗り越えて操作レバーが回動することにより、パーキングブレーキランプが点灯するなどの問題を生じることがある。特に、最近では、操作レバーに対してインテリア装備品としての要求が高まっており、隣接する内装部品の側縁部の形状や傾斜角度に合わせて操作レバーの初期位置の姿勢を、水平でなく所定角度で傾斜させたりすることがあり、その場合には操作レバーが初期位置から一層跳ね易くなる。
このような操作レバーの跳ね上がりを防止する方法としては、ポールを付勢する付勢手段の付勢力を大きくして、ポールが第1噛合歯を乗り越える際の荷重を大きくしたり、板ばね等を用いて操作レバーを初期位置に付勢したりする方法が考えられる。しかし、ポールの付勢力を大きくすると、パーキングブレーキを解除するレリーズノブを押し込み操作する際に必要な操作力が大きくなり、操作性が悪くなる。また、操作レバーを初期位置に付勢する場合には、別部品が必要となるため、コスト高になって好ましくない。
なお、特許文献2に記載の装置では、操作レバーが初期位置に保持された状態で、ポールが噛合歯よりも突き出た突出部の上に乗っているため、操作レバーが初期位置から一層容易に回動し易くなり、その勢いで噛合歯を乗り越える可能性が高くなるとともに、ブレーキ解除時に操作レバーを戻し操作する際に、ポールが突出部に当接する可能性があるため、レリーズノブを強く押し込み操作する必要があるなど操作性が悪くなる恐れがある。
一方、特許文献3に記載のパーキングブレーキ操作装置は、操作レバーが略垂直な姿勢で配設されているため、僅かな振動等で操作レバーが簡単に倒れて初期位置から回動してしまうことから、操作レバーの先端の把持部をコンソールボックスと係合させて位置決めする位置決め手段が設けられている。しかしながら、このように操作レバーとコンソールボックスとを係合させて位置決めする場合には、双方の部品形状が複雑になってコスト高になるだけでなく、僅かな寸法誤差や組付誤差で位置決めが緩くなると、操作レバーががたついたり位置決めが外れて初期位置から倒れたりする恐れがある。また、逆に位置決めが強くなると、必要な操作力が大きくなって操作性が悪くなったり、操作レバーを初期位置へ戻す際に半掛かり状態のままとなり、走行途中で倒れたりする恐れがある。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、操作部材が跳ねてポールが第1噛合歯を乗り越えることを、操作性が悪くなったり部品点数が増えたりすることなく簡単且つ安価な手法で防止することにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車両に一体的に配設される支持部材と、(b) 第1軸心まわりに回動可能に前記支持部材に配設され、初期位置からブレーキ操作されることによりパーキングブレーキを作動させる操作部材と、(c) 前記第1軸心を中心とする円弧に沿って設けられた多数の噛合歯を有し、前記支持部材および前記操作部材の何れか一方に一体的に配設されたラチェットと、(d) 前記支持部材および前記操作部材の他方に配設され、前記操作部材がブレーキ操作される際に前記多数の噛合歯を乗り越えるとともに、その噛合歯と噛み合わされることによりその操作部材の前記初期位置側への戻り回動を阻止してパーキングブレーキの作動状態を維持するポールと、を有するパーキングブレーキ操作装置において、(e) 前記ラチェットの噛合歯のうち、前記操作部材が前記初期位置からブレーキ操作される際に前記ポールが最初に乗り越える第1噛合歯の高さを他の噛合歯よりも高くし、そのポールがその第1噛合歯を乗り越えるまで前記操作部材をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力を、そのポールが他の噛合歯を乗り越える時よりも大きくしたことを特徴とする。
第2発明は、第1発明のパーキングブレーキ操作装置において、前記第1噛合歯のうち他の噛合歯よりも突き出している突出部分には、前記操作部材の戻り回動時に前記ポールと係合した場合に、そのポールがその第1噛合歯に摺接しつつ前記ブレーキ操作時と逆方向へ乗り越えることを許容する傾斜面が設けられていることを特徴とする。
このようなパーキングブレーキ操作装置においては、ラチェットの第1噛合歯の高さが他の噛合歯よりも高くされ、ポールがその第1噛合歯を乗り越えるまで操作部材をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力が、ポールが他の噛合歯を乗り越える時よりも大きくされているため、それだけ操作部材が初期位置からブレーキ操作側へ回動することが困難になる。これにより、悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、操作部材が跳ねてポールが第1噛合歯を乗り越えることが抑制され、パーキングブレーキランプが点灯したりパーキングブレーキが半作動状態になったりすることが防止される。その場合に、本発明では第1噛合歯の高さを高くするだけで良いため、例えばレリーズノブの押し込み操作などパーキングブレーキを解除する際の操作性に影響を与えることなく、簡単且つ安価に操作部材の跳ねを防止できる。
第2発明では、第1噛合歯のうち他の噛合歯よりも突き出している突出部分には、操作部材の戻り回動時にポールと係合した場合に、そのポールが第1噛合歯に摺接しつつブレーキ操作時と逆方向へ乗り越えることを許容する傾斜面が設けられているため、操作レバーの戻し操作時に意図せずポールが傾斜面に係合させられた場合でも、ポールが他の噛合歯側すなわちブレーキ作動側へ戻って噛合いロックされることなく確実に初期位置まで戻り回動させられるようになり、パーキングブレーキが半作動状態になったりパーキングブレーキランプが点灯したりすることを、操作性を損なうことなく確実に防止することができる。
ここで、本発明のパーキングブレーキ操作装置は、前記操作部材が前記初期位置に保持されている状態で前記ポールが前記第1噛合歯よりも手前、すなわち操作部材の戻り回動時にポールが第1噛合歯を完全に乗り越えた位置となるように、その初期位置を規定するストッパなどが設けられる。その場合に、ポールと第1噛合歯とが離れていると、車体が大きくがたついたりして操作部材が跳ねた場合に、その慣性でポールが第1噛合歯を乗り越え易くなるため、ポールと第1噛合歯との離間寸法をできるだけ小さくし、例えば接触させることが望ましい。
前記操作部材としては、前記第1軸心に近い基端部にパーキングブレーキケーブルが連結されるとともに、該第1軸心と平行な第2軸心まわりに回動可能に前記ポールが配設されており、且つ、該第1軸心から離間した先端部分に運転者によって把持される把持部を備えている操作レバーが好適に用いられる。その場合には、例えば(a) 前記ポールを前記第2軸心まわりにおいて前記噛合歯と噛み合う噛合方向へ付勢する付勢手段と、(b) 前記操作レバーの把持部先端に押込み操作可能に配設され、押込み操作されることによりレリーズロッドを介して前記ポールを前記付勢手段の付勢力に抗して前記噛合歯との噛合が解除される噛合解除方向へ回動させるレリーズノブと、を有して構成される。また、前記付勢手段としては、前記操作レバーとレリーズノブとに跨がって配設され、該レリーズノブを前記把持部先端から突き出す方向へ付勢するとともに、前記レリーズロッドを介して前記ポールを前記噛合方向へ付勢するリターンスプリングが好適に用いられるが、リターンスプリングと付勢手段とを別々に設けるようにしても良い。なお、ポールを噛合方向へ付勢する付勢手段は必ずしも必須ではなく、ポール自身の自重で噛合方向へ回動させられるように構成することもできる。
上記操作レバーは、例えば運転席横に配設され、前記初期位置では前記把持部が車両前方へ延び出す略水平な姿勢に保持されるように構成されるが、初期位置において水平方向から所定角度で傾斜していても良いし、運転席前方のコンソールボックス部分などに配設され、初期位置において把持部が上方へ延び出す略垂直な姿勢に保持されるものでも良いなど、種々の態様が可能である。操作レバーはまた、必ずしも一体的に第1軸心まわりに回動させられるものである必要はなく、中間部分で折り曲げることができる中折れ式の操作レバーを採用することもできるなど、種々の態様が可能である。また、操作部材として足踏みペダルを有する足踏み式パーキングブレーキ操作装置にも本発明は適用され得る。
本発明のパーキングブレーキ操作装置には、例えば前記操作部材が初期位置に保持されているか否かによって接点がON、OFFし、パーキングブレーキが作動状態か否かを検出するパーキングブレーキスイッチが設けられ、パーキングブレーキの作動時に運転席のインストルメントパネル等に配設されたパーキングブレーキランプを点灯させるように構成される。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1の(a) は、本発明の一実施例であるパーキングブレーキ操作装置10を示す正面図で、図示しない車体のフロアに略垂直に固定される略平板形状のセクタ12や、そのセクタ12に支持ピン14を介してその支持ピン14の軸心まわりに回動可能に配設された操作レバー16などを備えて構成されている。操作レバー16の基端側には、連結ピン18を介してブレーキケーブル20が連結されている一方、支持ピン14から離間した先端部分には円筒部22が一体に設けられており、その円筒部22に嵌着されるグリップ24を有する樹脂製のカバー26が一体的に装着されている。そして、そのグリップ24を把持し、図1(a) において支持ピン14の右まわりに回動させるようにブレーキ操作すると、ブレーキケーブル20が引き締められて図示しない車輪のパーキングブレーキが作動させられる。セクタ12は支持部材に相当し、支持ピン14の軸心は第1軸心に相当し、操作レバー16は操作部材に相当し、グリップ24は把持部に相当する。
セクタ12には、支持ピン14を中心とする円弧に沿って多数の噛合歯28が設けられており、それ等の噛合歯28によってラチェット30が構成されている一方、操作レバー16には、その噛合歯28に噛み合わされるポール32が、前記支持ピン14と平行なピン34の軸心まわりに回動可能に配設されている。また、円筒部22の先端には、その内部に配設されたリターンスプリング36の付勢力に抗して押込み操作可能にレリーズノブ38が設けられているとともに、そのレリーズノブ38にはレリーズロッド40の一端部が連結されている。リターンスプリング36は、その一端がレリーズノブ38に当接するとともに他端が円筒部22の内側に曲げ起こされた図示しない係止部に当接する圧縮コイルスプリングにより構成されており、レリーズノブ38が円筒部22更にはグリップ24から外方へ突き出すように付勢している。レリーズロッド40の他端部は、連結リンク42を介して前記ポール32に連結されており、ポール32には、リターンスプリング36の付勢力に基づいて図1(a) においてピン34の左まわり方向の回動力が作用し、セクタ12に当接させられることによりレリーズノブ38がグリップ24から外方へ突き出す突出寸法が規定されている。ピン34の軸心は第2軸心に相当する。
本実施例のパーキングブレーキ操作装置10は運転席横に配設されるもので、図1(a) に示す初期位置において操作レバー16は、グリップ24が車両前方へ延び出す略水平な姿勢に保持されるようになっている。そして、その操作レバー16が図1(a) に示す初期位置から支持ピン14の右まわりに引き起こすようにブレーキ操作されると、ブレーキケーブル20が引き締められてパーキングブレーキが作動させられる。このとき、そのブレーキ操作に伴い、リターンスプリング36の付勢力に抗してポール32がピン34まわりに回動しつつラチェット30の噛合歯28を順次乗り越えて移動させられるとともに、ブレーキ操作が停止させられた時点で噛み合っているラチェット30の噛合歯28とポール32との噛合いが維持されることにより、操作レバー16の戻り回動が阻止されてパーキングブレーキの作動状態が維持される。また、その作動状態で操作レバー16を更に引上げ加減に保持しつつレリーズノブ38をリターンスプリング36の付勢力に抗して円筒部22内に押込み操作すると、ポール32がピン34の右まわりに回動してポール32と噛合歯28との噛合いが解除され、その状態で操作レバー16が支持ピン14の左まわりに戻し操作されると、ブレーキケーブル20が緩められてパーキングブレーキの作動が解除される。上記リターンスプリング36は、ポール32を噛合歯28と噛み合う噛合方向へ付勢する付勢手段を兼ねている。
この操作レバー16の初期位置は、操作レバー16に設けられたストッパとしてのストッパピン44がセクタ12に当接させられることによって規定され、操作レバー16の自重やポール32とラチェット30との係合荷重によってその初期位置に保持されるようになっている。また、操作レバー16が初期位置に保持されているか否かによって接点がON、OFFし、パーキングブレーキが作動状態か否かを検出するパーキングブレーキスイッチ46がセクタ12に配設されており、操作レバー16が図1に示す初期位置から支持ピン14の右まわりに回動させられて接点のON、OFFが切り換わると、コンピュータ等を有する制御装置を介して、図示しない運転席のインストルメントパネル等に配設されたパーキングブレーキランプが点灯させられる。このパーキングブレーキランプの点灯は、パーキングブレーキが作動状態であることを知らせるためのものであるが、実際に作動状態であるか否かに関係なく、操作レバー16が初期位置から所定角度だけ回動させられ、パーキングブレーキスイッチ46の接点のON、OFFが切り換わることによって点灯させられる。
一方、図1の(b) は、操作レバー16が初期位置に保持されている状態におけるポール32とラチェット30との係合状態を拡大して示した図で、本実施例のラチェット30の多数の噛合歯28のうち、操作レバー16が初期位置からブレーキ操作される際にポール32が最初に乗り越える第1噛合歯28aの高さは他の噛合歯28よりも高くされている。この第1噛合歯28aや噛合歯28の高さ寸法は、支持ピン14の軸心から歯先までの寸法で規定される。ポール32は、操作レバー16が初期位置に保持されている状態で第1噛合歯28aよりも手前、すなわち操作レバー16の戻り回動時に第1噛合歯28aを完全に乗り越えた位置に保持され、多数の噛合歯28の溝底と略同じ深さの凹所50にリターンスプリング36の付勢力に従って係合させられている。
このように第1噛合歯28aの高さが他の噛合歯28よりも高くされることにより、図2に示すように、リターンスプリング36の付勢力に抗してポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力Fmは、ポール32が他の噛合歯28を乗り越える時の回動力、すなわち総ての噛合歯28の高さが等しい従来装置において操作レバー16をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力Foよりも大きくなる。これにより、悪路走行などで車体が大きくがたついたりして操作レバー16が跳ねた場合に、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16がブレーキ操作側へ回動することが抑制される。
ここで、パーキングブレーキの非作動時に操作レバー16が保持されている初期位置は、前記ストッパピン44によって規定されるが、操作レバー16が初期位置に保持された状態でポール32と第1噛合歯28aとが離れていると、車体が大きくがたついたりして操作レバー16が跳ねた場合に、その慣性でポール32が第1噛合歯28aを乗り越え易くなる。このため、初期位置におけるポール32と第1噛合歯28aとの離間寸法L(図1(b) 参照)はできるだけ小さいことが望ましく、例えば両者が接触するように離間寸法L=0とされる。これにより、慣性の影響が無くなり、車体が大きくがたついたりした場合に、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16が跳ね上がることが一層効果的に防止される。
一方、上記第1噛合歯28aの突出寸法が大きいと、パーキングブレーキの作動状態からレリーズノブ38を押込み操作して操作レバー16を初期位置へ戻し操作する際に、ポール32が第1噛合歯28aと係合する恐れがある。このため、本実施例では、図3の(a) に示すように、レリーズノブ38を完全に押し込み操作した場合に、ポール32と第1噛合歯28aの先端との間に所定の開放量Dが確保されるように、第1噛合歯28aの高さ寸法が定められている。これにより、レリーズノブ38を押込み操作することにより、ポール32と第1噛合歯28aとが係合することなく、従来と同様の操作性で操作レバー16を初期位置まで良好に戻し操作することができる。
しかしながら、この場合でも、レリーズノブ38を半押込み状態で操作レバー16が戻し操作されると、図3の(b) に示すようにポール32が第1噛合歯28aに当接する可能性がある。その場合でも、そのまま操作レバー16を初期位置まで戻し操作できるように、第1噛合歯28aのうち他の噛合歯28よりも突き出している突出部分に傾斜面28fが設けられている。この傾斜面28fは、支持ピン14を中心とする円弧の接線方向に対して初期位置側の凹所50側へ向かうに従って高さが高くなるように、ポール32と噛み合ってロックする部分の歯面よりも緩やかな傾斜角度で傾斜しているが、操作レバー16の戻り回動時にポール32と係合させられた場合に、そのポール32が傾斜面28fに摺接しつつ第1噛合歯28aを初期位置側へ乗り越えることを許容するように、その傾斜角度などが設定されている。
すなわち、図3の(b) に示すようにポール32が傾斜面28fと係合する状態では、ポール32の回動中心であるピン34が傾斜面28fの法線方向からブレーキ操作方向側へ角度θだけ傾斜した方向に位置させられ、ポール32が開放側、すなわちピン34の右まわりに回動することが許容されるようになっている。また、初期位置側への回動力をFrとした場合に、ポール32の歯先が第1噛合歯28aを初期位置側へ乗り換える方向に作用する分力Fnが、ポール32と傾斜面28fとの間の摩擦力(μ×Ft)よりも大きくなるように、傾斜面28fの傾斜角度が定められている。これにより、レリーズノブ38を更に押込み操作することなく、操作レバー16を初期位置側へ戻し操作するだけで、ポール32が傾斜面28fに摺接しつつ第1噛合歯28aを初期位置側へ乗り越え、操作レバー16がそのまま初期位置まで回動させられる。なお、上記μは、ポール32と傾斜面28fとの間の摩擦係数である。また、このように傾斜面28fの傾斜角度が設定されていることから、必ずしも図3(a) に示す開放量Dを確保する必要はなく、レリーズノブ38を完全に押し込み操作した場合でも、図3の(b) に示すようにポール32を傾斜面28fに摺接させつつ、操作レバー16が初期位置まで戻り回動させられるようにすることもできる。
一方、上記傾斜面28fの端部(下端)の高さ、すなわち通常の歯面との境界部分の高さは、他の噛合歯28の高さと略同じで、ポール32と噛合歯28との噛合い条件が第1噛合歯28aで変わることがなく、パーキングブレーキを解除する際にレリーズノブ38の押込み状態が十分でなくても操作レバー16を戻し回動できる状態になっていれば、第1噛合歯28aの傾斜面28fの作用により、操作性を損なうことなく確実に初期位置まで戻り回動させることができる。
このように、本実施例のパーキングブレーキ操作装置10においては、ラチェット30の第1噛合歯28aの高さが他の噛合歯28よりも高くされ、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力が、そのポール32が他の噛合歯28を乗り越える時よりも大きくされているため、それだけ操作レバー16が初期位置からブレーキ操作側へ回動することが困難になる。これにより、悪路走行などで車体が大きくがたついたりした場合に、操作レバー16が跳ねてポール32が第1噛合歯28aを乗り越えることが抑制され、パーキングブレーキランプが点灯したりパーキングブレーキが半作動状態になったりすることが防止される。その場合に、本実施例では第1噛合歯28aの高さを高くするだけで良いため、例えばレリーズノブ38の押し込み操作などパーキングブレーキを解除する際の操作性に影響を与えることなく、簡単且つ安価に操作レバー16の跳ね上がりを防止できる。
また、本実施例ではレリーズノブ38を完全に押し込み操作した場合に、ポール32と第1噛合歯28aの先端との間に所定の開放量Dが確保されるように、第1噛合歯28aの高さ寸法が定められているため、パーキングブレーキを解除する際に、レリーズノブ38を完全に押込み操作することにより、ポール32と第1噛合歯28aとが係合することなく、従来と同様の操作性で操作レバー16を初期位置まで良好に戻し操作することができる。
また、本実施例では第1噛合歯28aのうち他の噛合歯28よりも突き出している突出部分に傾斜面28fが設けられ、操作レバー16の戻し操作時にポール32と係合した場合に、そのポール32が傾斜面28fに摺接しつつ第1噛合歯28aを初期位置側へ乗り越えることが許容されるようになっているため、レリーズノブ38を半押込み状態で操作レバー16が戻し操作されることにより、図3の(b) に示すように意図せずポール32が第1噛合歯28aと係合させられた場合でも、ポール32が他の噛合歯28側すなわちブレーキ作動側へ戻って噛合いロックされることなく、操作レバー16を初期位置側へ戻し操作するだけでポール32が傾斜面28fに摺接しつつ第1噛合歯28aを初期位置側へ乗り越え、確実に初期位置まで戻り回動させられるようになり、パーキングブレーキが半作動状態になったりパーキングブレーキランプが点灯したりすることを、操作性を損なうことなく確実に防止することができる。
また、本実施例では、パーキングブレーキの非作動時に操作レバー16が保持される初期位置におけるポール32と第1噛合歯28aとの離間寸法Lができるだけ小さくされ、例えばポール32と第1噛合歯28aとが接触するように離間寸法L=0とされるため、車体が大きくがたついたりした場合に、ポール32が第1噛合歯28aと係合する前に慣性の影響で操作レバー16が大きく跳ね上がり、その勢いでポール32が第1噛合歯28aを乗り越えることが良好に防止される。すなわち、離間寸法L=0とすることにより慣性の影響を無くすことができるため、ポール32が第1噛合歯28aを乗り越えるまで操作レバー16が跳ね上がることが一層効果的に防止されるのである。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例であるパーキングブレーキ操作装置を示す図で、(a) は一部を切り欠いた正面図、(b) はラチェットおよびポールの近傍を拡大して示す図である。 図1のパーキングブレーキ操作装置において、ポールが第1噛合歯を乗り越えることが困難になることを説明する図である。 図1のパーキングブレーキ操作装置において、操作レバーを戻し操作する際の作動を説明する図で、(a) はレリーズノブが完全に押込み操作されて開放量Dを有する場合、(b) はレリーズノブが半押込み状態でポールが第1噛合歯と係合させられる場合である。
符号の説明
10:パーキングブレーキ操作装置 12:セクタ(支持部材) 14:支持ピン(第1軸心) 16:操作レバー(操作部材) 28:噛合歯 28a:第1噛合歯 28f:傾斜面 30:ラチェット 32:ポール

Claims (2)

  1. 車両に一体的に配設される支持部材と、
    第1軸心まわりに回動可能に前記支持部材に配設され、初期位置からブレーキ操作されることによりパーキングブレーキを作動させる操作部材と、
    前記第1軸心を中心とする円弧に沿って設けられた多数の噛合歯を有し、前記支持部材および前記操作部材の何れか一方に一体的に配設されたラチェットと、
    前記支持部材および前記操作部材の他方に配設され、前記操作部材がブレーキ操作される際に前記多数の噛合歯を乗り越えるとともに、該噛合歯と噛み合わされることにより該操作部材の前記初期位置側への戻り回動を阻止してパーキングブレーキの作動状態を維持するポールと、
    を有するパーキングブレーキ操作装置において、
    前記ラチェットの噛合歯のうち、前記操作部材が前記初期位置からブレーキ操作される際に前記ポールが最初に乗り越える第1噛合歯の高さを他の噛合歯よりも高くし、該ポールが該第1噛合歯を乗り越えるまで前記操作部材をブレーキ操作方向へ回動させるのに必要な回動力を、該ポールが他の噛合歯を乗り越える時よりも大きくした
    ことを特徴とするパーキングブレーキ操作装置。
  2. 前記第1噛合歯のうち他の噛合歯よりも突き出している突出部分には、前記操作部材の戻り回動時に前記ポールと係合した場合に、該ポールが該第1噛合歯に摺接しつつ前記ブレーキ操作時と逆方向へ乗り越えることを許容する傾斜面が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ操作装置。
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