JP2008043877A - ねじ部材の緩み止め剤塗布装置 - Google Patents

ねじ部材の緩み止め剤塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】磁力を利用したねじ部材の緩み止め剤塗布装置を提供することにある。
【解決手段】ねじ部材を回動可能に保持する回動保持装置と、該回動保持装置にねじ部材を順次供給するねじ部材供給装置と、回動保持装置で回動保持された各ねじ部材に緩み止め剤を供給する緩み止め剤供給装置とを有し、回動保持装置が、各々回動自在に支持され、ねじ部材受け部でねじ部材供給装置からの磁性体製のねじ部材の頭部を順次磁性的に吸着して片持ち梁式に保持する複数の永久磁石と、それぞれの永久磁石の移動軌道に沿って設けられ、各永久磁石の移動と共に回動させる案内部材とを備え、ねじ部材を回動しながら移動するように構成され、緩み止め剤供給装置が緩み止め剤塗布部に位置した緩み止め剤供給ノズルと、緩み止め剤塗布部から移動方向前方に、ねじ部材のねじ部に供給された緩み止め剤をねじ部材のねじ部の指定部位に伸ばす伸ばし装置とを備えて構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ねじ部材のねじ部に緩み止め剤を塗布する装置に関するものである。本明細書において用語“ねじ部材”は、例えばボルト、ビス、スタッド、ナット、ロザンファスナー、テクスなどねじ部を備えた固着具を包含するものとする。
この種の固着具では振動や外力の負荷により緩みが生じるのを防止するため、緩み止め剤が固着具のねじ部に施されている。固着具のねじ部に緩み止め剤を施す公知の技術としては、ボルトの頭部の下面両側を左右の案内プレートで挟持し、露出したボルトの軸部の外周に粘着剤を塗布するようにしたもの(特許文献1参照)や、ねじをその頭部と先端部とで回転可能に挟持し、回転しているねじにゆるみ止め剤を塗布するようにしたもの(特許文献2参照)が知られている。
ところでこの種の固定具は周知のように、太いものや細いもの、或いは短いものや長いものなどその使用目的に応じて種々の寸法のものが提供されている。また材質についてもその使用個所や使用分野に応じて種々提供されている。
実開平 7−39961 特開平10−230206
特許文献1及び特許文献2に開示されたような、固着具を機械式で挟持して緩み止め剤を塗布する方式では、処理すべき固着具の材質に関係なく適用できるが、その半面、固着具の寸法に応じて装置を構成したり調整する必要があり、同一寸法、同一形状の固着具に緩み止めを塗布する場合には効率的に処理できるが、種々の寸法、形状の固着具を比較的少量づづ処理する場合にはその都度挟持機構の部品を交換したり調整しなければならないという問題がある。
また、この種の機械式挟持機構を備えた従来公知の装置では、処理すべき固着具を機械的に挟持する機構を採用しているため、使用部品数が多くなり、装置自体の構造も複雑となり、嵩張り、高価となるだけでなく、メンテナンスに手間がかかるという問題がある。
このような問題を解決するため、従来、真空吸着により処理すべき固着具の頭部を吸着して片持ち式に保持する方式も考えられてきたが、固着具の頭部に設けられた+溝や−溝から空気が漏れてしまい巧く吸着できず、実用化できる装置には至っていない。
また、固着具を機械式で挟持して緩み止め剤を塗布する方式では、固着具のねじ部の予定の部位の全周にわたって緩み止め剤を部分塗布することは不可能ではないが、繁雑でコスト高となっていた。
一方、この種の固着具は鉄などの磁性体材料から成るものが広く用いられており、その他の材料を含めて全体に占める割合も相当なものである。
このような従来の機械式挟持機構を備えた緩み止め剤塗布装置に伴う問題点や使用される固着具の材質の割合などに鑑みて、本発明は、磁性体材料から成るねじ部材にのみを対象として、構造が簡単で小型にでき、しかも広い範囲の寸法や形状のねじ部材を装置の実質的な調整なしに処理できる磁力を利用したねじ部材の緩み止め剤塗布装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、ねじ部材を回動可能に保持する回動保持装置と、該回動保持装置にねじ部材を順次供給するねじ部材供給装置と、回動保持装置で回動保持された各ねじ部材に緩み止め剤を供給する緩み止め剤供給装置とを有し、ねじ部材のねじ部に緩み止め剤を塗布する装置において、
回動保持装置が、各々回動自在に支持され、ねじ部材受け部でねじ部材供給装置からの磁性体製のねじ部材の頭部を順次磁性的に吸着して片持ち梁式に保持する複数の永久磁石と、それぞれの永久磁石の移動軌道に沿って設けられ、各永久磁石の移動と共に回動させる案内部材とを備え、ねじ部材を回動しながら移動するように構成され、緩み止め剤供給装置が緩み止め剤塗布部に位置した緩み止め剤供給ノズルと、緩み止め剤塗布部から移動方向前方に、ねじ部材のねじ部に供給された緩み止め剤をねじ部材のねじ部の指定部位に伸ばす伸ばし装置とを備えていることを特徴としている。
本発明の一実施形態では、回動保持装置の複数の永久磁石は、回転駆動される円盤の周囲に離間して設けられ、また永久磁石の移動軌道に沿って設けた案内部材と接触することにより連れ回り回動するように構成され得る。
代わりに、回動保持装置の複数の永久磁石は、駆動ホイールと従動ホイールとに掛けられた無端ベルトに離間して設けられ得る。
また本発明の一実施形態では、ねじ部材供給装置は、ねじ部材を整列させる整列フィーダーと、整列フィーダーからのびる直進フィーダーと、直進フィーダーの先端に隣接して位置し、回動保持装置のそれぞれの永久磁石の吸着面に垂直な平面に沿って各永久磁石と同期して回転し、それぞれの永久磁石の吸着面に対向した位置でねじ部材を順次吸着させるように構成したねじ部材装着装置とで構成され得る。
ねじ部材装着装置は、回動保持装置のそれぞれの永久磁石の吸着面に垂直な平面に沿って各永久磁石と同期して回転する円板状本体と、円板状本体に間隔をおいて放射状に形成され、直進フィーダーからのねじ部材のねじ部をそれぞれ受ける複数の溝とを備え得る。
好ましくは、ねじ部材装着装置の円板状本体に間隔をおいて放射状に形成された複数の溝は45°づつ離間され得る。
さらに、本発明の装置においては、各ねじ部材に塗布されねじ部材のねじ部の指定部位に伸ばす伸ばされた緩み止め剤を乾燥させる乾燥装置が永久磁石の移動軌道に沿って設けられ得る。
本発明によるねじ部材の緩み止め剤塗布装置においては、各々回動自在に支持され、ねじ部材受け部でねじ部材供給装置からの磁性体製のねじ部材の頭部を順次磁性的に吸着して片持ち梁式に保持する複数の永久磁石と、それぞれの永久磁石の移動軌道に沿って設けられ、各永久磁石の移動と共に回動させる案内部材とを備え、ねじ部材を回動しながら移動するように構成し、そして緩み止め剤塗布部から移動方向前方に、ねじ部材のねじ部に供給された緩み止め剤をねじ部材のねじ部の周囲に展ばす展ばし装置を設けたことにより、装置自体を簡素化及び小型化でき、低コストで製造することができ、しかも機械式のものに比べて使用部品数を大幅に削減でき、装置のメンテナンスが容易となり、故障の少ない安定した装置を提供することができる。また、装置の部品の交換や面倒な調整を必要とすることなしに予定の範囲の寸法及び形状をもつ種々のねじ部材のねじ部の所望の部位のみに均等の膜厚で緩み止め剤を自動的に塗布することができる。
また、各ねじ部材に塗布されねじ部材のねじ部の指定部位に伸ばされた緩み止め剤を乾燥させる乾燥装置を永久磁石の移動軌道に沿って設けた場合には、ねじ部材装着装置から受けたねじ部材が回動保持装置から送出される際には塗布した緩み止め剤が乾燥したて状態であり、そのままねじ部材を箱詰めすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1〜図6には、本発明によるねじ部材の緩み止め剤塗布装置の一実施形態を示し、1は支持台で、その上に、ねじ部材回動保持装置2と、回動保持装置2にねじ部材Aを順次供給するねじ部材供給装置3と、回動保持装置2で回動保持された各ねじ部材に緩み止め剤を供給する緩み止め剤供給装置4とが設けられている。
ねじ部材回動保持装置2は、図2及び図3に示すように、支持台1の内側に設けた図示していない駆動装置に連結された垂直駆動軸に装着された回転円盤21の周囲に離間して放射状に設けられた複数の軸受22に装着した回動軸23の外方端部にゴム部材24を介して取付けられた円筒状の永久磁石25を備え、また回動軸23の内方端部には回転ローラー26が取付けられている。各回転ローラー26は回転円盤21の外周に沿って支持台1上に設けたシリコンゴム製の案内部材27に当接するようにされ、それにより、回転円盤21が図示していない駆動装置によって回転駆動されると、各回転ローラー26はこの案内部材27上で回動し、従ってそれぞれの永久磁石25も回動しながら移動するように構成されている。なお、案内部材27は、回転円盤21の外周に沿ってその全周にわたって設ける必要はなく、少なくともねじ部材に対する緩み止め剤の塗布工程の開始から乾燥工程の終了まで永久磁石25を回動させるように設けることができる。
ねじ部材供給装置3は、図1、図3及び図4に示すように、ねじ部材Aを整列させる整列フィーダー31を備え、整列フィーダー31としては、処理すべきねじ部材Aに適した任意適当な形式のものを使用することができる。整列フィーダー31の出口32から直進フィーダー33が回転円盤21の周囲に離間して取付けられた円筒状の永久磁石25の軌道に対して接線方向にほぼ平行にのびている。直進フィーダー33の先端部即ち終端部には隣接して、回動保持装置2におけるそれぞれの永久磁石25の吸着面に垂直な平面に沿って、円板状回転体34が設けられ、この円板状回転体34は、直進フィーダー33の先端部に対向した側部に直進フィーダー33から送られてきたねじ部材Aのねじ部を受ける八つの溝35が円周上等間隔に放射状に形成されている。即ちこれら溝35は円板状回転体34の円周上45°の角度づつ離間している。各溝35の幅、深さ及び長さは処理すべきねじ部材Aの寸法範囲に合わせて決められ得る。また円板状回転体34は、インデックス装置36を介して歩進的に回転するように駆動制御される。
円板状回転体34の八つの溝35が形成された側面から離間して図4に示すように案内板37が設けられ、この案内板37は、直進フィーダー33の先端部からそれぞれの溝35に受けたねじ部材Aが回動保持装置2における対応した永久磁石25の吸着面に吸着されるまで、溝35内のねじ部材Aがはずれ落ちないように案内する機能を持っている。即ち、案内板37は、直進フィーダー33の先端部の出口38における永久磁石25のほぼ縁部から永久磁石25のほぼ上端のレベルまで円板状回転体34の円周に沿って円弧状にのび、円板状回転体34の側面から離間して設けられている。それにより直進フィーダー33の先端部の出口34から受けた処理すべき各ねじ部材Aは、その頭部が円板状回転体34の外周面上に位置して溝35内に吊り下げられた状態で、回動保持装置2における永久磁石25の吸着面のレベルまでほぼ45°回動し、回動保持装置2における対応した永久磁石25の吸着面に吸着し、それと同時に円板状回転体33の側面の溝から外れて水平方向へ移動する。
インデックス装置34は、図示実施形態の場合、ねじ径M3〜M12の範囲のねじ部材を処理できるように構成されており、処理すべきねじ部材Aのサイズが変わる際にはインデックス板の変更を行い、また直進フィーダー32の溝幅も調節できるようにされている。
緩み止め剤供給装置4は、回動保持装置2の外周に隣接した位置で、その上方に設けられた緩み止め剤タンク41と、この緩み止め剤タンク41の下端に取付けられた緩み止め剤供給ノズル42とを備えている。緩み止め剤タンク41は支持部材43に回動自在に取付けられ、緩み止め剤供給ノズル42が回動保持装置2の永久磁石25の吸着面に吸着されたねじ部材Aのねじ部の軌道上の位置とねじ部材Aのねじ部の軌道から外れた位置との間で動くことができる。これによりねじ部材Aのねじ部における緩み止め剤を塗布すべき部位に容易に位置合わせすることができる。緩み止め剤供給ノズル42の先端の形状は、好ましくは、ねじ部材Aのねじ部における緩み止め剤を塗布すべき部位の軸方向長さに合わせて選択又は調整することができる。また必要であれば、ノズル先端を緩み止め剤を塗布すべき部位の軸方向長さに応じて交換できるようにしてもよい。
また、図5及び図6に示すように、それぞれの永久磁石25の通る軌道に沿って緩み止め剤供給ノズル42の位置より処理すべきねじ部材Aの移動方向下流に各ねじ部材Aに緩み止め剤供給ノズル42によって塗布された緩み止め剤をねじ部材Aのねじ部の周囲に均一に展ばす展ばし装置を成すヘラ部材5が設けられている。このヘラ部材5は、回動しながら移動してくる処理すべきねじ部材Aのねじ部に弾性的に当接して緩み止め剤をねじ部材Aのねじ部の周囲に均一に展ばすように機能する。このヘラ部材5とねじ部材A自体の回動とによって、緩み止め剤はねじ部材Aのねじ部の周囲に一様な膜厚で施すことができる。またヘラ部材5の幅を設定することにより緩み止め剤の塗布幅も調整することが可能となる。また、ヘラ部材5は、ねじ部材Aのねじ部における塗布部位の位置に応じて処理すべきねじ部材Aのねじ部の移動軌道に対して横方向に変位させることができる。
さらに、図6に示すように、ヘラ部材5の設置されている位置より移動方向下流には乾燥用の温風器の噴出口6が設けられ、ねじ部材Aのねじ部の周囲に一様に施された緩み止め剤を乾燥させるようにしている。
また、図1において、7は操作パネルであり、処理すべきねじ部材Aの種類や寸法に応じて装置の動作を設定することができ、これにより装置の自動運転を可能にしている。
このように構成した図示装置の動作について以下簡単に説明する。
まず操作パネル7を用いて、装置の動作条件を設定し、電源を入れて装置を始動させる。それにより、ねじ部材供給装置3の整列フィーダー31に入れられている処理すべきねじ部材Aは順次整列されて整列フィーダー31の出口31aから直進フィーダー32へ送り出され、そして直進フィーダー32に沿って移送される。直進フィーダー32の終端部に到達したねじ部材Aは、円板状回転体33の歩進的回動により対向してきた溝33aに受けられ、ねじ部材回動保持装置2に向って運ばれ、その頭部がねじ部材回動保持装置2における対応した永久磁石25の吸着面に吸着される。それにより該ねじ部材Aはねじ部材供給装置3の円板状回転体33から離れて、永久磁石25の移動軌道に沿って回動しながら移動して行く。そして該ねじ部材Aが緩み止め剤供給装置4の緩み止め剤供給ノズル42の下方に差し掛かると、緩み止め剤供給ノズル42から該ねじ部材Aのねじ部の予定の部位に緩み止め剤が滴下され、続いて、滴下された緩み止め剤はヘラ部材5によってねじ部材Aのねじ部の予定の部位の周囲に一様に展ばされ、ねじ部材Aは回動しながら移動していくので、緩み止め剤は一様な膜厚に確実に施される。そして、温風器の噴出口6からの温風によって乾燥される。この場合もねじ部材Aは回動しながら移動していくので、短い時間で効果的に乾燥され得る。その後、処理の終わったねじ部材Aは順次ねじ部材回動保持装置2の永久磁石25から外され、箱詰めや袋詰めの工程へ回される。
ところで、図示実施形態では、ねじ部材回動保持装置2は、複数の永久磁石25を回転円盤21の周囲に離間して設け、円軌道に沿ってねじ部材Aを移動するように構成しているが、代わりに回動保持装置は、駆動ホイールと従動ホイールとに掛けられた無端ベルトに離間して複数の永久磁石を設けて、長円軌道に沿ってねじ部材を移動するようにしてもよい。
また、展ばし装置として図示実施形態ではヘラ部材5を用いているが、代わりに刷毛部材のような他の手段を用いてもよい。
本発明のねじ部材の緩み止め剤塗布装置の一実施形態の全体構成を示す概略斜視図。 図1の塗布装置におけるねじ部材回動保持装置の要部を示す概略部分縦断面図。 図1の塗布装置におけるねじ部材供給装置の要部を示す概略部分横断面図。 図1の塗布装置におけるねじ部材回動保持装置とねじ部材供給装置との要部の関連構成を示す概略斜視図図。 図1の塗布装置における緩み止め剤供給装置とねじ部材回動保持装置と構成を示す概略部分縦断面図。 図1の塗布装置における緩み止め剤供給装置と展ばし装置と乾燥装置との配置構成を示す概略側面図。
符号の説明
1:支持台
2:ねじ部材回動保持装置
21:回転円盤
22:軸受
23:回動軸
24:ゴム部材
25:円筒状の永久磁石
26:回転ローラー
27:シリコンゴム製の案内部材
3:ねじ部材供給装置
31:整列フィーダー
32:整列フィーダー31の出口
33:直進フィーダー
34:円板状回転体
35:溝
36:インデックス装置
37:案内板
38:直進フィーダー33の先端部の出口
4:緩み止め剤供給装置
41:緩み止め剤タンク
42:緩み止め剤供給ノズル
43:支持部材
5:ヘラ部材
6:温風器の噴出口
7:操作パネル

Claims (7)

  1. ねじ部材を回動可能に保持する回動保持装置と、該回動保持装置にねじ部材を順次供給するねじ部材供給装置と、回動保持装置で回動保持された各ねじ部材に緩み止め剤を供給する緩み止め剤供給装置とを有し、ねじ部材のねじ部に緩み止め剤を塗布する装置において、
    回動保持装置が、各々回動自在に支持され、ねじ部材受け部でねじ部材供給装置からの磁性体製のねじ部材の頭部を順次磁性的に吸着して片持ち梁式に保持する複数の永久磁石を備え、回動しながらねじ部材受け部から緩み止め剤塗布部へ移動するように構成され、緩み止め剤供給装置が緩み止め剤塗布部に位置した緩み止め剤供給ノズルと、緩み止め剤塗布部から移動方向前方に各永久磁石の移動方向に沿ってのび、ねじ部材のねじ部に供給された緩み止め剤をねじ部材のねじ部の指定部位に伸ばす伸ばし装置とを備えていることを特徴とするねじ部材の緩み止め剤塗布装置。
  2. 回動保持装置の複数の永久磁石が回転駆動される円盤の周囲に離間して設けられ、また永久磁石の走行軌道に沿って設けた案内部材と接触することにより連れ回り回動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のねじ部材の緩み止め剤塗布装置。
  3. 回動保持装置の複数の永久磁石が、駆動ホイールと従動ホイールとに掛けられた無端ベルトに離間して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のねじ部材の緩み止め剤塗布装置。
  4. ねじ部材供給装置が、ねじ部材を整列させる整列フィーダーと、整列フィーダーからのびる直進フィーダーと、直進フィーダーの先端に隣接して位置し、回動保持装置のそれぞれの永久磁石の吸着面に垂直な平面に沿って各永久磁石と同期して回転し、それぞれの永久磁石の吸着面に対向した位置でねじ部材を順次吸着させるように構成したねじ部材装着装置とを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のねじ部材の緩み止め剤塗布装置。
  5. ねじ部材装着装置が、回動保持装置のそれぞれの永久磁石の吸着面に垂直な平面に沿って各永久磁石と同期して回転する円板状本体と、円板状本体に間隔をおいて放射状に形成され、直進フィーダーからのねじ部材のねじ部をそれぞれ受ける複数の溝とを備えていることを特徴とする請求項4に記載のねじ部材の緩み止め剤塗布装置。
  6. ねじ部材装着装置の円板状本体に間隔をおいて放射状に形成された複数の溝が45°づつ離間されていることを特徴とする請求項5に記載のねじ部材の緩み止め剤塗布装置。
  7. さらに、各ねじ部材に塗布されねじ部材のねじ部の周囲に展ばされた緩み止め剤を乾燥させる乾燥装置を永久磁石の走行軌道に沿って設けたことを特徴とする請求項1に記載のねじ部材の緩み止め剤塗布装置。

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