JP2008043826A - Pcb汚染物処理装置ならびにpcb汚染物処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PCB含有絶縁油が用いられている機器が解体され、該解体された解体物から前記PCB含有絶縁油が除去されるPCB汚染物処理装置であって、外周面を当接させて前記解体物を加圧するローラが備えられ、しかも、該ローラが、加圧個所を前記解体物の一端側から他端側に移動させ得るように前記解体物を加圧しつつ回転可能に形成されて備えられているローラプレス機を有していることを特徴とするPCB汚染物処理装置およびこのPCB汚染物処理装置を用いたPCB汚染物処理方法を提供する。
【選択図】 図2
Description
また、トランスについては、リードケーブルなどとして、導体に絶縁紙がスパイラルに多重に巻回されて、布テープにより押さえ巻きされた紙絶縁電線などと呼ばれるものが用いられたりしている。
そして、コンデンサやトランスにおいては、これらコンデンサ素子や紙絶縁電線などがPCBを含有する絶縁油に浸漬された状態で用いられており、この絶縁油が各部材の細部にまで浸透した状態となっている。
このようなことから、従来のPCB汚染物処理においては、抜油後にコンデンサやトランスが解体され、該解体後の解体物をさらに数十mm程度の大きさに破砕する前処理が行われ、前記解体物は、前処理後に本処理となる洗浄処理や真空加熱処理がされて実質問題のないレベルにまでPCBが除去されている。
そのためPCB汚染物処理においては、例えば、筐体に穴を開けて筐体内からPCB含有絶縁油を抜油する抜油装置、抜油、解体されたコンデンサやトランスの部材をさらに破砕する破砕機、この破砕された破砕物を有機溶剤で洗浄する洗浄装置、ならびに、洗浄された後の破砕物を真空加熱してPCBを除去する真空加熱装置などを有するPCB汚染物処理装置が用いられたりしている。
そのため、下記特許文献1にも記載されているように、従来は、コンデンサやトランスを、一旦、金属材料、プラスチック、紙、布などといった材料ごとに分別して解体を行い、この分別された解体物を、破砕機で破砕することにより、洗浄処理や、真空加熱処理時におけるPCBの除去効率が似通っている破砕物どうしをまとめる前処理が実施されたりもしている。
このように解体物の内部に浸透されている絶縁油の量を減量させることができることから、破砕前に解体物の内部に浸透されている絶縁油の量を減量させてこの解体物を破砕する際の絶縁油の飛散を抑制させ得る。
しかも、洗浄処理や真空加熱処理に導入される破砕物に付着している絶縁油の量も低減させ得る。
したがって、破砕、洗浄、および、真空加熱などの処理時間を短縮させ得る。
すなわち、従来に比べて、PCB汚染物の処理効率を向上させ得るPCB汚染物処理装置ならびにPCB汚染物処理方法を提供させ得る。
まず、処理されるコンデンサについて説明する。
図1は、前処理各装置にて処理されるコンデンサの一例を示す概略断面図である。コンデンサ1は、炭素鋼板等にて形成される直方体形状の筐体2と、筐体2内に収容される本体部3と、筐体2の上部を密封する炭素鋼板等にて形成される上蓋4と、上蓋4を貫通すべく設けられた複数の碍子5と、碍子5の先端から突出すべく設けられた端子6と、端子6から碍子5内を貫通して本体部3に接続されるリード線7とを用いて構成されており、さらに、このコンデンサ1をなす筐体2内には、電気絶縁用および冷却用のPCB含有絶縁油8が充填されている。
この直方体形状のコンデンサ素子9の大きさは、通常、長さが用いられているアルミ箔や絶縁紙の幅と略同寸法、すなわち、150〜1000mm程度に形成され、厚みが20〜40mm、幅が80〜200mmに形成され、この長さ方向の両端面にアルミ箔と絶縁紙との巻回状態が裸出する状態に形成されている。
したがって、この長さ方向両端部の内の一端部から他端部にかけて液体の流通が可能になっており、このコンデンサ素子9の絶縁紙に浸透されているPCB含有絶縁油は、コンデンサ素子9が厚み方向に加圧され、しかも、その加圧個所を長さ方向一端部側から他端部側にかけて移動させることにより、コンデンサ素子9の長さ方向端面から押し出されてコンデンサ素子9から除去されることとなる。
なお、このコンデンサ素子9のようにPCB含有絶縁油が浸透された状態の絶縁紙が積層されているものは、その積層方向に加圧することで浸透されているPCB含有絶縁油のより多くを押し出して除去させることができ、このような積層構造を有していない解体物に比べてPCB含有絶縁油の除去効率において顕著な効果を発揮させ得る。
なお、ここでは詳述しないが、複数のコンデンサ素子9の集合状態の形成においては、テープ部材などでのバインド方法が採用されたりしている。
そして、この本体部3は、筐体2の側板の内周面に配設された固定板3aの内側に収容されており、本体部3の底部と筐体2の底面との間には絶縁紙3bが配設されている。
まず、PCB汚染物たるコンデンサ1に対して、前処理として、抜油処理、予備洗浄処理、解体処理が行われる。そして、この前処理後の解体物に対して本処理となる洗浄処理と真空加熱処理とが行われる。
この前処理での解体処理においては、例えば、コンデンサ素子9と、筐体2と、その他のリード線7などの部材とに分別解体される。
このコンデンサ素子9については、引き続き、前処理として、ローラプレス処理と破砕処理(裁断処理)が実施されて本処理(PCB除去処理)となる洗浄処理と真空加熱処理とが行われる。
リード線7などのその他の部材については、ローラプレス処理が行われずに、破砕処理がされて本処理となる洗浄処理と真空加熱処理とが行われる。
筐体2については、解体後に内部に残留するPCB含有絶縁油が回収されて、ローラプレス処理、破砕処理はされず、そのまま本処理となる洗浄処理が行われる。なお、筐体2については溶剤による洗浄処理だけでも充分に洗浄できるが、必要に応じてリード線7などの部材同様に真空加熱処理を行っても良い。
この洗浄処理とその後に行われる真空加熱処理により、コンデンサ破砕物ならびに筐体2は、実質上問題が生じることのないレベルにまでPCBが除去されて処理が終了される。
本実施形態のPCB汚染物処理装置には、筐体2に穴を開けて筐体2内からPCB含有絶縁油を抜油する抜油装置、抜油後のコンデンサ1を予備洗浄する予備洗浄装置、抜油後のコンデンサ1を解体する解体装置、解体装置により解体された解体物を加圧(ローラプレス処理)するローラプレス機、解体物をさらに解体すべく破砕する破砕機、破砕された破砕物を洗浄処理してPCBを除去する洗浄装置、洗浄された後の解体物を真空加熱処理してPCBをさらに除去する真空加熱装置が用いられている。
この図3a)は、処理経路前段側と後段側とに配された二台のローラプレス機10,10’をその周辺機器とともに配置した様子を示す上面図であり、図3b)は、側面図である。
この図3a)、b)に例示されたローラプレス機10,10’は、周回運転されて前記解体物を搬送する無端搬送ベルト20と、前記解体装置により解体された解体物を加圧するためのローラ30(以下「加圧ローラ」ともいう)とを有し、解体物を加圧して解体物の内部に浸透されているPCB含有絶縁油を解体物から押し出して除去すべく構成されている。
この無端搬送ベルト20は、水平方向に離間して配置された二本のローラa,a’間に掛け渡されて表面が略水平方向に保持されてローラプレス機10,10’に備えられている。しかも、無端搬送ベルト20は、この掛け渡されているローラa,a’の回転にともなって周回運動すべくローラa,a’間に掛け渡されている。すなわち、ローラプレス機10,10’は、この無端搬送ベルト20上にコンデンサ素子9を載置して無端搬送ベルト20を周回運転させることによりコンデンサ素子9を水平方向に移動させ得るように形成されている。
この無端搬送ベルト20としては、例えば、ゴムなどの弾性体を用いて形成されたものを用いることができる。
さらに、加圧ローラ30は、その水平位置を無端搬送ベルト20が掛け渡されている二本のローラa,a’間に位置させている。
また、この加圧ローラ30は、垂直方向の位置を調整し、しかも、下方に向けての押圧力を調整する調整機構をその両端支持部に有している。
すなわち、ローラプレス機10,10’は、無端搬送ベルト20に載置されたコンデンサ素子9の厚みに併せて加圧ローラ30の高さ位置を調整して、このコンデンサ素子9に対して所定の力で押圧し得るように形成されている。
すなわち、前記加圧ローラ30は、コンデンサ素子9の移動方向Dに対して直交するよう配置され、コンデンサ素子9が無端搬送ベルト20に載置されて移動方向Dに向けて搬送された際にコンデンサ素子9の上面側にその外周面を当接させてコンデンサ素子9を下方、すなわち、無端搬送ベルト20の方向に加圧しつつ回転して、加圧位置を搬送方向前方側から後方側、すなわち、コンデンサ素子9の長さ方向先端側から末端側に移動させ得るようにローラプレス機10,10’に配されている。
この支持ローラbについては無端搬送ベルト20と同様にゴムなどの弾性体を用いて形成してもよく、あるいは、ステンレスなどの金属により形成されているものを用いることができる。
すなわち、このようなローラプレス機10,10’においては、無端搬送ベルト20のいずれの場所にコンデンサ素子9が載置された場合であっても、この無端搬送ベルト20を周回運転させることにより、コンデンサ素子9を加圧ローラ30で加圧させ得る。
このときコンデンサ素子9に浸透されているPCB含有絶縁油8は、このコンデンサ素子9の進行方向Dとは反対側にコンデンサ素子9から押し出されることとなる。
このときの加圧ローラ30と無端搬送ベルト20との間の距離ならびに加圧ローラ30の押圧力は、コンデンサ素子9の加圧前の厚みに対して、加圧後の厚みが5〜15%薄くなるように調整することが好ましい。
この加圧後の厚みの減少が加圧前の厚みに対して、5%未満の場合には、コンデンサ素子から十分にPCB含有絶縁油を除去することができず、15%を超えて厚みを減少させようとしても、加える押圧力に見合うPCB含有絶縁油除去量の増大が見込めず、しかも、コンデンサ素子に強い力がかかりすぎて、コンデンサ素子の中心部分が端面から飛び出して絶縁紙の巻回状態が崩れてしまうおそれがあるためである。
なお、ここでは詳述しないが、コンデンサ素子9の先端側が加圧ローラ30により加圧される際にコンデンサ素子9の末端側部分が無端搬送ベルト20表面から浮き上がってしまうことを防止すべく、加圧ローラ30による加圧位置がコンデンサ素子9の先端部からある程度末端側に移動するまでの間このコンデンサ素子9の浮き上がりを防止する押さえ部材(図示せず)を配するようにしても良い。
このローラ用スクレーパー31は、細幅薄板形状に形成されており、この細幅薄板形状の長手側縁を加圧ローラ30の長手方向に沿って当接させている。
また、このローラ用スクレーパー31は、前記加圧ローラ30よりも僅かに長さの長い細幅薄板形状に形成されて、加圧ローラ30の全長にわたって当接されている。
さらに、このローラ用スクレーパー31は、加圧ローラ30との当接個所が加圧ローラ30の中心軸に対して僅かに傾斜するよう加圧ローラ30に当接されている。したがって、ローラ用スクレーパー31と加圧ローラ30との当接個所は、加圧ローラ30の両端部において、一端側に比べて他端側が加圧ローラ30の回転方向に対して後退する位置となるようにして加圧ローラ30に当接されている。
したがって、捕捉後の付着物は、この加圧ローラ30とこのローラ用スクレーパー31との当接個所に沿って加圧ローラ30の一端側から他端側へと移動されることから、加圧ローラ30に付着された付着物が他端側に集約されて回収されることとなる。
このベルト用スクレーパー21もベルト幅を超える長さの細幅薄板形状に形成されて、無端搬送ベルト20の全幅にわたって当接されている。
さらに、ベルト用スクレーパー21も、ローラ用スクレーパー31と同様にベルト幅方向に対して僅かに傾斜した当接個所を形成した状態で無端搬送ベルト20表面に当接され、当接個所が、ベルト幅方向両端部において、一端側に比べて他端側がベルト走行方向に対して後退する位置となるように無端搬送ベルト20表面に当接されている。
したがって、無端搬送ベルト20にPCB含有絶縁油8が付着した場合にも、このベルト用スクレーパー21で除去され無端搬送ベルト20表面が清浄に維持される。
そして処理経路前段側のローラプレス機10と後段側のローラプレス機10’との間には、前段側のローラプレス機10を通過した後のコンデンサ素子9にPCBと相溶性のある液体Lを含浸させるための浸漬槽50が備えられている。
そして、後段側のローラプレス機10’は、この浸漬槽50にてPCBと相溶性のある液体Lが含浸されたコンデンサ素子9を再び加圧して前段側のローラプレス機10通過後に内部に残留されているPCB含有絶縁油をこの含浸された液体Lに同伴させて除去すべく用いられている。
このPCBと相溶性のある液体Lとしては、ノルマルパラフィンやPCBを含有していない絶縁油などを用いることができる。
この被処理物用スクレーパー60は、全体横長矩形平板状に形成されており、前段側のローラプレス機10の加圧ローラ30よりも前段側において、上端部にヒンジ機構61を備えて無端搬送ベルト20上方から垂設されている。
しかも、この被処理物用スクレーパー60は、矩形平板形状の長手方向を無端搬送ベルトを横断する方向に沿って配し、その下端部62が無端搬送ベルト20表面からわずかに上方となるようにして垂設されている。
このコンデンサ素子9は、図5に示すように、その後、加圧ローラ30の外周面が上面側に当接され、この外周面が当接された状態で加圧ローラ30が回転することにより進行方向D前方から順次加圧されて、内部に浸透しているPCB含有絶縁油8が後方側に押し出される。
したがって、この被処理物用スクレーパー60によりコンデンサ素子9の後方に掻き落とされたPCB含有絶縁油8は、加圧ローラ30により押し出されたPCB含有絶縁油8とともにベルト用スクレーパー21で捕捉され、例えば、絶縁油受け皿40に落下されて除去される。
また、この被処理物用スクレーパー60の設置位置を、加圧ローラ30設置位置からの水平方向の距離をコンデンサ素子9の長さ以下とすることにより、コンデンサ素子9の長さ方向先端側部分が加圧ローラ30により加圧される際に、この被処理物用スクレーパー60がコンデンサ素子9の末端側部分に対してその上方から当接して、コンデンサ素子9の末端側部分が無端搬送ベルト20から浮き上がることを抑制させ得る。
すなわち、被処理物用スクレーパー60の設置位置を加圧ローラ30設置位置からの水平方向の距離をコンデンサ素子9の長さ以下とすることにより、コンデンサ素子9の後方部分の浮き上がり防止のための押さえ部材をこの被処理物用スクレーパー60で兼用させ得る。
前記破砕機としては、特に限定されるものではないが、例えば、上下に往復動可能なカッターと該カッターを往復動させる油圧シリンダーなどが備えられているものを用いることができる。
この破砕機のカッターとしては、金属を切断可能な硬度を有するものを好ましく用い得る。
また、さらに後段における洗浄処理での洗浄性を良好なるものとさせ得る点において、この破砕機としては、コンデンサ素子9に用いられる場合には、その裁断後の破砕物の大きさとして、幅が40mm(好ましくは15mm)以下、長さが50mm〜100mmに裁断し得るものが好ましい。
さらに、この洗浄装置としては、後段の真空加熱処理の負荷を軽減させるべく、攪拌洗浄や超音波洗浄後に洗浄液を脱液処理させ得るものが好ましい。例えば、この脱液処理として遠心分離脱液処理などを実施可能に形成されたものを用いることが好ましい。
なお、この洗浄装置に用いる洗浄液としては、ノルマルパラフィン、絶縁油、アルコール類などを用いることができる。
また、この真空加熱装置も、炉内を一定温度に保持し、真空度を数十Pa以下程度と常圧を繰り返すように運転可能に形成されたものを用いることもできる。
まず、コンデンサの外部に付着している汚れやほこりなどを除去する外部除塵を実施すると共に、外部に付随されている外部部材の取り外しを行う。
その取り外された外部部材は、リサイクルあるいは廃棄される。
このことにより、コンデンサ1内部の絶縁油中のPCB濃度が低減され、後段の解体処理において絶縁油の飛散が生じたとしても、その飛沫に含有されるPCB濃度が低減されることとなり、作業環境を向上させることができる。
また、別の方法としてはこの抜油処理後のコンデンサ1内部に、PCBを含んでいない絶縁油を注入して、該絶縁油注入後のコンデンサ1を所定時間振とうした後に、この新たに注入した絶縁油を排出させる予備洗浄を実施しても良い。この場合、続く、解体処理の前に、まず、筐体2上部の切断処理が行われて、上蓋4が分離される。次いで、筐体2と本体部3との分離がされ、このうち、筐体2は、内部に残留しているPCB含有絶縁油8が回収されて後段の洗浄処理に供される。
前記本体部3は、さらに、コンデンサ素子9とリード部などのそれ以外の部分に解体される。
このとき、コンデンサ素子9の絶縁紙の積層状態をできるだけ維持させた状態で解体を行うことが好ましい。
このリード部などのそれ以外の部分については、後段の切断処理に供される。
このとき、コンデンサ素子9の両端面(アルミ箔と絶縁紙との巻回状態が観察される面)の内の一方を進行方向D前後に向けた状態でローラプレス機10に導入させるべく無端搬送ベルト20上に載置し、無端搬送ベルト20を周回運転させる。
このコンデンサ素子9は、無端搬送ベルト20により搬送させて、まず、被処理物用スクレーパー60により上面側に付着しているPCB含有絶縁油8を掻き落とすスクレープ除去処理を実施し、次いで、加圧ローラ30による加圧を実施させる。
すなわち、コンデンサ素子9は、絶縁紙の積層方向に対して加圧されつつ加圧個所が進行方向D前方側から後方側へと移動されることとなりの進行方向D後方に位置する端面からPCB含有絶縁油8が押し出されて、コンデンサ素子9からPCB含有絶縁油8が除去される。
このようにして、PCB含有絶縁油8が除去されることから、例えば、平板状のプレス板により挟持されるような、加圧個所の移動を伴わずに全体的に一度に加圧される場合に比べて、浸透されているPCB含有絶縁油8を弱い力で押し出させることができ、しかも、より確実に一方向に押し出させることができる。
また、このとき、加圧ローラ30がコンデンサ素子9を加圧しつつコンデンサ素子9表面を回転してその加圧個所を移動させることから、回転を伴わない、単に、コンデンサ素子の断面積よりも狭小な貫通孔を通過させてコンデンサ素子9に絞りが加えられて内部のPCB含有絶縁油が押し出されるようなものを用いる場合に比べて、コンデンサ素子9にかかる摩擦抵抗を低い値としつつ加圧個所を一端側から他端側へと移動させることができる。
すなわち、効率良くコンデンサ素子からPCB含有絶縁油を除去させることができ、後段の破砕処理における絶縁油の飛散をより一層防止することができ、洗浄処理、真空加熱処理の負荷を軽減させることができる。
この下向きの押圧力Fとは、コンデンサ素子9に加えられる総荷重を意図しており、通常、加圧ローラ30に下向きに加えられる力(荷重)とローラの自重とを合計して求めることができる。
このようにして、加圧ローラ30の設置部をコンデンサ素子9が通過することで、効率良く、PCB含有絶縁油8がコンデンサ素子9から除去されることとなるが、このとき、例えば、コンデンサ素子9の後方から多量のPCB含有絶縁油8が勢い良く押し出されたとしても、飛散防止板70によりPCB含有絶縁油8の飛沫拡散が防止されることとなる。
また、加圧ローラ30や無端搬送ベルト20にも多量のPCB含有絶縁油8が付着することとなるが、これらは、ローラ用スクレーパー31ならびにベルト用スクレーパー21で回収され、加圧ローラ30ならびに無端搬送ベルト20は清浄な表面が維持されることとなる。
前記リード部などのそれ以外の部分も、破砕処理し、洗浄処理、真空加熱処理させる。
前記筐体も、洗浄処理、真空加熱処理させて処理させて全ての解体物を洗浄処理、真空加熱処理させる。
この第二実施形態においては、図6に示すように、浸漬槽50中に、前段側のローラプレス機10を通過後に、該ローラプレス機10によるPCB含有絶縁油の除去に伴って厚み方向に圧縮された状態となっているコンデンサ素子9の厚みをローラプレス機の通過前の状態程度に復元させる側圧機構80を浸漬槽50中に設けている点を除けば、第一実施形態と同様の装置ならびに方法によりPCB汚染物の処理が実施される。
そして、この側圧用ローラ81は、コンデンサ素子9の進行方向に向かって左側と右側とにそれぞれ3本ずつ備えられ、しかも、コンデンサ素子9の進行方向に向かって手前側から後方側にかけてこの左右の3本ずつの側圧用ローラ81が左右対になって備えられている。
しかも、側圧機構80には、手前側において対をなす側圧用ローラ81間の距離をそれぞれ調整し得るように調整機構が設けられており、通常、これらの側圧用ローラ81は、手前側において対をなす側圧用ローラ81間の距離をよりも、後方側で対をなす側圧用ローラ81間の距離の方が短くなるように調整されて配される。
そして、この左側の3本の側圧用ローラ81に対して一つの側圧用ベルト82が掛け渡され、右側の3本の側圧用ローラ81に対して別の側圧用ベルト82が掛け渡されている。
そして、左右それぞれの側圧用ベルト82は、側圧用ローラ81の回転にともなって周回運動すべく側圧用ローラ81に掛け渡されている。
このとき、予め、対をなす側圧用ローラ81間の調整機構を調整することにより、左右の側圧用ベルト82の間隙を、浸漬槽50内の搬送ベルトの搬送方向、すなわち、コンデンサ素子9の進行方向手前側を例えば90mm程度とし、後方側を80mm程度に調整しておく。
したがって、このコンデンサ素子9を側圧機構80に導入させて、側圧用ベルト82の周回運転によりコンデンサ素子9を側圧機構80の奥に進行させつつ側圧を加える。このことにより、コンデンサ素子9は、左右から側圧用ベルト82に挟持されて側圧が加えられ、最終的に、幅が当初の80mm程度に復元される。
このとき、厚みも、当初と同等程度に復元されることとなる。この厚みの復元を浸漬槽50内の液体L中で実施することから、この厚みの復元と同時にこの液体Lがコンデンサ素子9内部に浸透されることとなる。
したがって、単に液体L中に浸漬させただけの第一実施形態の場合とは異なり、より大量の液体Lをすばやくコンデンサ素子9内部に浸透させることができる。
すなわち、短い作業時間で、より多くのPCBをコンデンサ素子9から除去させ得る。
したがって、後段側のローラプレス機10’における加圧時により多くのPCBをコンデンサ素子9から除去させ得る。
すなわち、第一実施形態に比べて、後段の破砕処理における絶縁油の飛散をより一層防止することができ、洗浄処理、真空加熱処理の負荷を軽減させることができる。
コンデンサ素子(定格容量50kVAコンデンサの素子:厚み20mm×幅80mm×長さ150mm)を、ノルマルパラフィンを用いて外部に付着しているPCB含有絶縁油を除去した。
この時点での、コンデンサ素子におけるPCB濃度を公定法(部材採取試験法)にて測定したところ約20重量%であった。
次いで、ゴム製加圧ローラが備えられてなるローラプレス機に2〜3cm/秒の速度で通過させて、PCB含有絶縁油をコンデンサ素子の内部から押し出させて除去した。
この時点での、コンデンサ素子におけるPCB濃度を公定法(部材採取試験法)にて測定したところ約5重量%であった。
このコンデンサ素子を40mm以下に裁断して、ノルマルパラフィンで5時間洗浄した。この洗浄後のコンデンサ素子におけるPCB濃度を公定法(部材採取試験法)にて測定したところ「約30ppm」であった。
加圧ローラ通過後の(PCB濃度約5重量%の)コンデンサ素子を、さらに、ノルマルパラフィンに10分間浸漬した後、先程と同条件でローラプレス機を通過させた。
この時点での、コンデンサ素子におけるPCB濃度を公定法(部材採取試験法)にて測定したところ約2重量%であった。
このコンデンサ素子を40mm以下に裁断して、ノルマルパラフィンで5時間洗浄した。この洗浄後のコンデンサ素子におけるPCB濃度を公定法(部材採取試験法)にて測定したところ「約10ppm」であった。
付着しているPCB含有絶縁油を除去したのみの(PCB濃度約20重量%の)コンデンサ素子を40mm以下に裁断して、ノルマルパラフィンで5時間洗浄し、洗浄後のコンデンサ素子におけるPCB濃度を公定法(部材採取試験法)にて測定したところ「約100ppm」であった。
Claims (10)
- PCB含有絶縁油が用いられている機器が解体され、該解体された解体物から前記PCB含有絶縁油が除去されるPCB汚染物処理装置であって、
外周面を当接させて前記解体物を加圧するローラが備えられ、しかも、該ローラが、加圧個所を前記解体物の一端側から他端側に移動させ得るように前記解体物を加圧しつつ回転可能に形成されて備えられているローラプレス機を有していることを特徴とするPCB汚染物処理装置。 - PCB含有絶縁油が用いられている機器が、筐体内にコンデンサ素子とPCB含有絶縁油が収容されたコンデンサである請求項1記載のPCB汚染物処理装置。
- 前記ローラが回転されることにより該ローラの前記外周面の付着物が除去されるべく、スクレーパーが前記ローラの外周面に当接されて備えられている請求項1または2に記載のPCB汚染物処理装置。
- 前記ローラプレス機には、周回運転されて前記解体物を搬送する無端搬送ベルトが備えられ、前記解体物が該無端搬送ベルトと前記ローラとの間に挟持されて加圧されるべく前記無端搬送ベルトと前記ローラとが配置されており、しかも、前記無端搬送ベルトが周回運転されることにより無端搬送ベルト表面の付着物が除去されるべくスクレーパーが無端搬送ベルト表面に当接されて備えられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のPCB汚染物処理装置。
- PCB含有絶縁油が用いられている機器を解体し、該解体された解体物から前記PCB含有絶縁油を除去するPCB汚染物処理方法であって、
外周面を当接させて前記解体物を加圧するローラが備えられ、しかも、該ローラが加圧個所を前記解体物の一端側から他端側に移動させ得るように前記解体物を加圧しつつ回転可能に形成されて備えられているローラプレス機を用いて前記解体物を加圧することにより、前記解体物の内部に浸透されているPCB含有絶縁油を前記解体物の一端側から他端側に押し出して除去する前処理を実施することを特徴とするPCB汚染物処理方法。 - PCB含有絶縁油が浸透されている絶縁紙が積層状態で用いられている機器を解体し、しかも、前記絶縁紙の積層状態の少なくとも一部を維持させた状態で解体した後に、該絶縁紙の積層状態が維持された解体物を、絶縁紙の積層方向にローラプレス機で加圧してPCB含有絶縁油を除去する前記前処理を実施する請求項5に記載のPCB汚染物処理方法。
- 絶縁紙が導体に多重に巻回されて導体上に前記絶縁紙が多層に積層された絶縁層が形成されており、しかも、前記絶縁紙にはPCB含有絶縁油が浸透されて用いられている絶縁電線から、前記絶縁紙の積層状態の少なくとも一部を維持させた状態で導体と絶縁層とを分離させる解体を実施し、前記積層状態が維持された絶縁紙を含む解体物をローラプレス機で加圧してPCB含有絶縁油を除去する前記前処理を実施する請求項6に記載のPCB汚染物処理方法。
- PCB含有絶縁油が浸透された絶縁紙が金属箔と共に積層されて形成されているコンデンサ素子を筐体内に有するコンデンサを解体し、しかも、前記コンデンサ素子の絶縁紙の積層状態の少なくとも一部を維持させた状態でコンデンサを解体し、前記積層状態が維持された絶縁紙を含む解体物をローラプレス機で加圧してPCB含有絶縁油を除去する前記前処理を実施する請求項6に記載のPCB汚染物処理方法。
- 前記ローラプレス機で加圧してPCB含有絶縁油を除去した解体物にPCBと相溶性を有する液体を含浸させ、該液体を含浸させた解体物をさらにローラプレス機で加圧して前記液体を解体物から除去することにより、PCB含有絶縁油を前記解体物からさらに除去する前記前処理を実施する請求項5乃至8のいずれか1項に記載のPCB汚染物処理方法。
- 前記解体後、ローラプレス機での加圧によるPCB含有絶縁油除去前の解体物の表面に付着しているPCB含有絶縁油の少なくとも一部を掻き落として除去するスクレープ除去処理をさらに実施する請求項5乃至9のいずれか1項に記載のPCB汚染物処理方法。
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