JP2008043684A - 遊技機、遊技機の乱数発生方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選結果に基づき入賞判定を行う入賞抽選手段を備える遊技機において、前記入賞抽選手段は、データの読み出し及び書き込み可能な記憶部の所定領域のチェックサムを電源断時に求めておき、電源投入時に前記チェックサムに基づき抽選用の乱数を発生する。遊技機の記憶部をクリアにしたときの0000などの固定値に代えて、チェックサムを乱数の初期値として使用することで、発生される乱数をランダムとしてその予測を困難する。
【選択図】 図7
Description
(1)普通入賞装置
(2)スタートチャッカー(始動入賞装置)
(3)アタッカー(大入賞装置)
(4)スルーチャッカー(入賞チャッカー)
アタッカー(大入賞装置)は特別入賞装置とも呼ばれる。
前記入賞抽選手段は、データの読み出し及び書き込み可能な記憶部と、前記記憶部の予め定められた領域のチェックサムを求める乱数初期値設定部と、前記乱数初期値設定部で求めた前記チェックサムに基づいた乱数初期値の設定により前記抽選を行うための乱数を発生する乱数発生器と、を備えることを特徴とするものである。
前記記憶部の予め定められた領域のチェックサムを求める乱数初期値設定ステップと、
前記チェックサムに基づいた乱数初期値の設定により前記乱数を発生する乱数発生ステップと、を備えるものである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る遊技機の外部的構造につき説明する。
外枠50は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備など)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。
本体部材51は、外枠50の内部に備えられ、ヒンジ部51aを介して外枠に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。この本体部材51は、枠状に形成されその内側に空間部を有している。
開口枠扉52は、遊技機の前面側となる前記本体部材51の前面に、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。
なお、開口枠扉52の開口部にガラス製又は樹脂製からなる透明板部材が設けられ、開口部近傍に電飾52a、スピーカ52b、などが取り付けられている。
後述する遊技盤(図1では示していない)は、本体部材51の空間部に臨むように、本体部材51に所定の固定部材を用いて着脱自在に装着されている。遊技盤の本体部材51への装着後は、その遊技領域を前記開口部より観察することができる。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ発射駆動装置48へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿。
(2)該貯留され発射駆動装置48へと案内された遊技球を前記遊技盤10の盤面11に設けられた遊技領域へと打出す操作を行う回動式操作ハンドル48b。
(3)ブリペイドカード読込み処理関係及び借り受ける遊技球の貸出し処理関係の指示をするボタンを備えた球貸し関係の操作部。
(4)球受皿に貯留させた遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出解除するための球受皿用の貯留球排出操作ボタン。
40は、前述したように、本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。
40bは、前記本体部材51若しくは遊技盤11又はこれらに備え付けられる支持部材などを介して設けられ、前記制御部40にて生成した処理情報を得ることにより所定の出力態様処理をさせる制御を行う副制御装置である。
42は、賞球の払い出し制御を行う払出制御部である。
43は、遊技球を払い出す遊技球払出装置である。
44は、図示しないランプや電飾52aを制御するランプ制御部である。
46は、スピーカ52bを制御駆動して音響を発生させる音響制御部である。
49は発射駆動装置48を制御する制御装置であって、回動式操作ハンドル48bを介して遊技球を盤面に設けられた遊技領域へと打出し制御を行うための発射制御装置である。
図3において、11は遊技盤10の盤面である。盤面11は、誘導レール12と、誘導レール12で区画された略円形の遊技領域を落下した遊技球を外部へ導く排出口(アウト口)13と、遊技領域を移動する遊技球の方向を変化せしめる釘14や風車14aなどの障害物を複数個備える矩形の盤面である。
30bは、入賞部としてスルーチャッカー(入賞チャッカー)である。
30cは、普通入賞口を有する普通入賞装置である。
30dは、始動入賞口を有するスタートチャッカー(始動入賞装置)である。
30eは、大入賞口を有するアタッカーである。
以下の説明で、30b乃至30eをまとめて入賞口30などと記すことがある。
なお、図示されていないが、上記30b、30c、30d、30eの内部には球通過検出器20b、20c、20d、20eが設けられている(同図の括弧内の符号はそのことを意味する)。
スタートチャッカー(始動入賞装置)30dは、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる可動片をその両側に備え、遊技球を入賞させることにより可変表示を行わせると共に賞球を遊技者に獲得させる入賞装置である。
アタッカー(大入賞装置)30eは、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態となる可動扉が駆動制御されるものであり、遊技球を入賞させることにより他の入賞装置と比較してより多くの賞球を獲得させる入賞装置である。
40は、電気的な遊技制御の処理を行い主要な処理情報を生成する制御部である。制御部40は遊技領域を移動(流下)して入賞口30b〜30eを通過した遊技球をそれぞれ検出する球通過検出器20b〜20eの信号を入力とし、入賞口30b〜30eの遊技球通過に応じた抽選・判定を行う入賞判定部40aを含む。
43は、入賞条件の達成により遊技利益として入賞口30b〜30eの遊技球通過に応じた及び/又はこれによる抽選・判定の結果に応じた所定数の遊技球を払出す駆動源を備えた遊技球払出装置である。
44は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたランプ・電飾52aなどを点灯制御するためのランプ制御部である。
46は、遊技盤10あるいは遊技機筐体に設けられたスピーカ52bを通じて効果音・音声を発生させる音響制御部である。
乱数1〜4及びタイマー1〜3の内容は頻繁に書き換えられており、長い時間同じデータ(値)であることがない点で、チェックサムのデータとは異なっている。
電源がオンにされると制御部40のCPUが動作を開始し、最初にメモリクリアスイッチMCLRがオンかどうかを見に行く。メモリクリアスイッチMCLRがオンであれば(S10でYES)、S12以降の処理を実行する。メモリクリアスイッチMCLRがオンでなければ(S10でNO)、S17:チェックサムのクリアを実行して通常起動処理を開始する(S10でNOからS17へ行く処理は、従来の遊技機でも行われていた)。
そして、アドレスSUMのチェックサムをクリアする(S17)。
11 盤面
12 誘導レール
13 排出口(アウト口)
14 障害物
20b〜20e 球通過検出器
30 入賞口
30a 可変表示装置(センター役物)
30b スルーチャッカー(入賞チャッカー)
30c 普通入賞装置
30d スタートチャッカー(始動入賞装置)
30e アタッカー(大入賞装置)
40 制御部
40a 入賞判定部
40a−1 乱数発生部
40a−2 乱数初期値設定部
41 表示制御部
42 払出制御部
43 遊技球払出装置
44 ランプ制御部
46 音響制御部
48 発射駆動装置
48b 回動式操作ハンドル
49 発射制御装置
50 外枠
51 本体部材
52 開口枠扉
52a 電飾
52b スピーカ
53 球受け皿付き扉
M メモリ(記憶部)
MCLR メモリクリアスイッチ
PS 電源部
PW 電源スイッチ
Claims (6)
- 所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき入賞判定を行う入賞抽選手段を備える遊技機において、
前記入賞抽選手段は、データの読み出し及び書き込み可能な記憶部と、前記記憶部の予め定められた領域のチェックサムを求める乱数初期値設定部と、前記乱数初期値設定部で求めた前記チェックサムに基づいた乱数初期値の設定により前記抽選を行うための乱数を発生する乱数発生器と、を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記チェックサムを求めるための前記領域には、タイマー用の記憶領域及び/又は前記乱数発生器により発生された乱数の記憶領域が含まれていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記乱数発生器は、前記チェックサムが予め定められた乱数の最大値以上であるとき、前記チェックサムから前記最大値を減算したものに基づいた乱数初期値の設定により前記乱数を発生することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
- 前記乱数初期値設定部は、遊技機の電源断のときに前記チェックサムを求め、
前記乱数発生器は、遊技機の電源投入のときに前記チェックサムに基づいた乱数初期値の設定により前記乱数を発生することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。 - データの読み出し及び書き込み可能な記憶部を備え、所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき入賞判定を行う遊技機において前記抽選を行うための乱数を発生する方法であって、
前記記憶部の予め定められた領域のチェックサムを求める乱数初期値設定ステップと、
前記チェックサムに基づいた乱数初期値の設定により前記乱数を発生する乱数発生ステップと、を備える遊技機の乱数発生方法。 - データの読み出し及び書き込み可能な記憶部を備え、所定の信号に基づき抽選を行い、当該抽選の結果に基づき入賞判定を行う遊技機において前記抽選を行うための乱数を発生する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記記憶部の予め定められた領域のチェックサムを求める乱数初期値設定ステップと、
前記チェックサムに基づいた乱数初期値の設定により前記乱数を発生する乱数発生ステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
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JP2006224780A JP2008043684A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 遊技機、遊技機の乱数発生方法及びプログラム |
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JP2003038823A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | Sankyo Kk | 遊技機 |
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JP2004008313A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Fuji Shoji:Kk | 遊技機 |
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