JP2008043651A - 洗濯機 - Google Patents

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Tomotsugu Kamiyama
智嗣 上山
Makoto Miyamoto
誠 宮本
Takashi Yonezawa
崇 米澤
Kazunori Tsuchino
和典 土野
Nobuhide Hinomoto
宣秀 樋野本
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Abstract

【課題】外槽の内面および内槽の外面に付着した汚れを除去することで、洗濯物に汚れが付着するのを抑制する洗濯機を得る。
【解決手段】外槽1と、外槽1の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収納可能な内槽2と、内槽2に回転軸を介して連結され、内槽2を回転させるモータ3とを備えた洗濯機において、外槽1には、気泡4を噴射し、内槽2の最下部2aに気泡4を衝突させる気泡噴射装置5を備え、気泡噴射装置5は、外槽1の水が循環するパイプ6と、パイプ6に設けられ水を送出するポンプ7と、パイプ6に設けられポンプ7から送出された水に空気を混入させて、気泡4を発生させる気泡発生手段8と、外槽1に設けられ気泡4が噴射される噴射ノズル9とを有し、最下部2aに衝突した気泡4が、外槽1の内面および内槽2の外面との間を通過して、外槽1の内面および内槽2の外面に付着した汚れを除去する。
【選択図】図1

Description

この発明は、外槽と、この外槽の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収納可能な内槽と、前記外槽に設けられ、前記外槽内の水に気泡を噴射する気泡噴射装置とを備えた洗濯機に関する。
従来、外槽と、この外槽の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収納可能な内槽と、前記外槽の下部に設けられ、前記外槽内の水に気泡を噴射する気泡噴射装置とを備え、前記気泡を前記内槽の底面に形成された貫通孔に通過させて前記内槽内に流入させ、前記気泡により前記洗濯物の洗濯の効率を向上させる洗濯機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−031285号公報
しかしながら、このものの場合、噴射された気泡のほとんどは貫通孔を通じて内槽内に流入するため、外槽の内側面と内槽の外側面との間には気泡が積極的には通過しない。したがって、長期間の使用の結果、外槽の内側面および内槽の外側面には、汚れが付着し堆積してしまい、そのままの状態で再度洗濯を行うと、外槽の内側面および内槽の外側面に付着した汚れの一部が剥がれ、水の中で浮遊して、洗濯物に付着してしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、外槽の底面および内槽の底面に加えて、外槽の内側面および内槽の外側面にも付着した汚れを除去することで、外槽の内面および内槽の外面を清潔に保ち、洗濯物に汚れが付着するのを抑制することができる洗濯機を提供するものである。
この発明に係る洗濯機は、外槽と、前記外槽の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収納可能な内槽と、前記内槽に回転軸を介して連結され、前記内槽を回転させる駆動手段とを備えた洗濯機において、前記外槽に設けられ、気泡を噴射し、前記内槽の下側のコーナー部に前記気泡を衝突させる気泡噴射装置を備え、前記気泡噴射装置は、送出された水が通過するパイプと、前記パイプに設けられ、前記水にガスを混入させて、前記気泡を発生させる気泡発生手段と、前記気泡が噴射される噴射ノズルとを有し、前記コーナー部に衝突した前記気泡が、前記外槽と前記内槽とにより区画された空間を通過する。
この発明に係る洗濯機によれば、外槽の底面および内槽の底面に加え、外槽の内側面および内槽の外側面にも付着した汚れを除去して、外槽の内面および内槽の外面を清潔に保ち、洗濯物に汚れが付着するのを防止することができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一の符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る洗濯機の要部構造図である。
実施の形態1に係る洗濯機は、回転しない外槽1を図示しない洗濯機筐体の内部に備えている。
この外槽1には、内部に洗濯物を収納可能な円筒形状の内槽2が空間を介して回転自在に固定されている。
この内槽2は、外槽1の下部に設けられた駆動手段であるモータ3に図示しない回転軸を介して連結されており、このモータ3の駆動により内槽2は回転する。
外槽1、内槽2および回転軸は、垂直方向に対して所定の傾き、例えば、10〜20度の傾きを有して、洗濯機筐体に固定されている。
外槽1と内槽2との間には、水が通過できる隙間が設けられており、内槽2の回転により、外槽1と内槽2との間にある水が回転する。
内槽2の側面および底面には、内槽2の内側と外側との間で水が通過可能な図示しない貫通孔が複数形成されている。
外槽1の下部には、内槽2の下側のコーナー部に向かって気泡4を噴射させ、衝突させる気泡噴射装置5が設けられている。
この気泡噴射装置5は、一端部が外槽1の上部に設けられ、外槽1内から水を取り出し、他端部が外槽1の下部へ延び、取り出された水が再び外槽1へ戻って循環するパイプ6を有している。
パイプ6には、パイプ6に流入した水を下流側へ送出するポンプ7が設けられている。
このポンプ7よりさらに下流側のパイプ6には、ポンプ7から送出された水にガスである空気を混入させて、気泡4を発生させる気泡発生手段8が設けられている。
外槽1のコーナー部1aには、気泡発生手段8により発生した気泡4を噴射させる噴射ノズル9が設けられている。
この噴射ノズル9は、気泡発生手段8と接続されている。
噴射ノズル9は、傾けられた内槽2のコーナー部である最下部2aに向かって指向され、かつ内槽2が回転したときに、外槽1と内槽2との間に発生する水の回転する方向に沿って指向されている。
図2に示すように、気泡発生手段8は、ベンチュリータイプと呼ばれ、流路の中間が狭く形成されたくびれ部8aを有した管であり、このくびれ部8aの中で最も径が細いのど部8fには、管の外部から内部へ空気が侵入可能な孔が形成された空気導入部8bが設けられている。
気泡発生手段8の一端部は、ポンプ7から送出された水が流入する流入部8dであり、くびれ部8aの上流側と一体に設けられている。
くびれ部8aの上流側には、流路が先細り形状であり、流入した水が縮流する縮流部8gが形成されている。
のど部8fの縮流部8g側には、周方向に沿って環状に形成された凹部である吸引部8cが形成され、縮流部8gからのど部8fへ水が噴射されると負圧になる。
一方、気泡発生手段8の他端部は、水とともに気泡4が流出する流出部8eであり、くびれ部8aの下流側と一体に設けられている。
くびれ部8aの下流側には、流路が末広がり形状であり、のど部8fで混合された気泡4を拡散させて昇圧するディフューザー部8hが形成されている。
ディフューザー部8hの一部であり、のど部8fの吸引部8cの下流には、縮流部8gから噴出された水と吸引部8cから吸引された空気とを混合させて気泡4を生成する混合部8iが形成されている。
なお、流入部8dの直径d1は、10mm以上、15mm以下で、流出部8eの直径d3は、5mm以上、10mm以下で、のど部8fの直径は、5mm以上、10mm以下とすることが望ましい。
空気導入部8bには、図示しないチューブの一端部が接続されており、このチューブの他端部は洗濯機の最上水位より高い位置まで延びて設けられている。これにより、空気導入部8bからの水漏れを防止している。なお、逆流防止弁を空気導入部8bに設けてもよい。
さらに、実施の形態1に係る洗濯機は、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を順次自動的に実行する図示しない運転制御手段を備えている。
この運転制御手段は、すすぎ行程を実行すると同時に気泡噴射装置5を動作させる。
次に、実施の形態1に係る洗濯機の動作について説明する。
すすぎ行程が実行されると、外槽1内および内槽2内に水が溜められ、外槽1上部からパイプ6を介して水をポンプ7に流入させ、このポンプ7により気泡発生手段8の流入部8dに水が流入する。
流入部8dに流入した水は、縮流部8gを通過して、のど部8fに噴射されると、吸引部8cが負圧になり、空気導入部8bから空気が入り込む。
水に混入した空気の塊は、混合部8iで混合され、せん断されて、微細な気泡4が発生する。
ディフューザー部8hでは、気泡4が拡散され、流出部8eから水とともに気泡4が噴射される。
この気泡4は、直径が約200μm以下のマイクロバブルである。ただし、気泡径は、水に溶解している洗剤や汚れの濃度に依存する。洗剤濃度が少ない場合には、気泡径が大きくなる傾向がある。
気泡発生手段8により発生した気泡4は、噴射ノズル9から噴射され、傾いた内槽2の最下部2aに衝突し、内槽2の側面に沿った流れと底面に沿った流れとに分岐する。その結果、外槽1の底面および内槽2の底面だけでなく、外槽1の内側面および内槽2の外側面にも効率よく気泡を供給することができ、この気泡4により、外槽の底面および内槽の底面に加えて、外槽の内側面および内槽の外側面にも付着した汚れを効率よく除去することができる。
噴射ノズル9から気泡4が噴射されると同時に、モータ3の駆動により内槽2が回転する。
内槽2が回転すると、気泡4が内槽2の外面の広範囲へ行き渡るので、内槽2の外面の洗浄度のばらつきを抑制することができる。
内槽2の回転速度が速すぎる場合、遠心力により、比較的密度の大きい水は回転軸外側へ移動し、比較的密度の小さい気泡4は回転軸内側に移動してしまう。そこで、内槽2の回転速度を約100rpm以下とすることが望ましい。
なお、内槽2の回転方向は、時々反転するのが望ましい。これにより、内槽2の外面に凹凸部があった場合でも、内槽2の外面全体に効果的に気泡4を衝突させることができる。
噴射ノズル9は、内槽2の回転により外槽1と内槽2との間に発生する水の回転する方向に沿って指向されているので、外槽1と内槽2との間の水の流れに回転力を与える。
その結果、外槽1の内面と内槽2の外面のより広範囲に気泡4を衝突させることができ、洗浄度のばらつきをさらに抑制することができる。
次に、すすぎ工程中に気泡4を供給した場合の効果について、気泡4を供給しない場合と比較して説明する。
主たる効果は、洗濯槽内で用いられる金属(例えばステンレス)やプラスチック表面に対する洗剤成分の残留抑制、かび、ぬめりおよび細菌などの繁殖の抑制、あるいはそれらの除去である。
実際、本願発明者は、カビの生えた試験片である洗濯槽片に対して気泡4であるマイクロバブルを15分間供給して、その効果を確認した。
図3は実施の形態1に係る洗濯機を用いて、気泡4によるカビ除去の効果を示す図である。
気泡4を供給しない場合と比較して、気泡4を供給して15分後のものは、およそ80%以上のカビが除去されている。
なお、気泡4を供給されてないものを用いてマイクロバブルを含まない水中に1時間以上浸漬させても全く変化はみられなかった。
また、カビ除去の場合と同様に、実際、本願発明者は、ぬめりを付着させた試験片である洗濯槽片に対してマイクロバブルを15分間供給して、その効果を確認した。
図4は実施の形態1に係る洗濯機を用いて、気泡4によるぬめり除去の効果を示す図である。
気泡4を供給しない場合と比較して、気泡4を供給して15分後のものは、およそ90%以上のぬめりが除去されている。
なお、気泡4を供給されていないものを用いてマイクロバブルを含まない水中に1時間以上浸漬させても全く変化はみられなかった。
次に、カビの生成抑制効果について説明する。
アルコールで洗浄された試験片である洗濯槽片(50mm×50mm)を人工汚染水(水1Lあたり、オレイン酸:0.056g、トリオレイン:0.031g、コレステロール:0.003g、ゼラチン:0.014g、市販洗濯用合成洗剤:0.67g)に浸漬し、さらに黒カビと青カビの胞子を1000個/mlとなるように添加し、マイクロバブルがある状態のものと、マイクロバブルがない状態のものをそれぞれ2日間、浸漬した。
試験片は滅菌処理したリン酸緩衝液に浸漬し、へらで付着物を掻き落とした後、超音波処理を30分行った。
その後、それぞれを検水として、クロラムフェニコールを含むPDA平板培地を用いた平板塗抹法によって25℃で5日間培養を行った。
図5は実施の形態1に係る洗濯機を用いて、気泡4による洗濯槽片への細菌の付着抑制効果を示す図である。
マイクロバブルなしの場合と比較して、マイクロバブルありの場合は、培地上に繁殖した菌数が少ないことがわかる。
図6はこの試験を10回程度繰り返し、菌の集落数を計数した結果を示した図である。
マイクロバブルなしの場合に、菌の集落数が1200個であるのに対して、マイクロバブルありの場合では、菌の集落数が100個以下であった。
なお、ぬめりの付着抑制作用についても、同様に試験を行い、同様の効果があることを確認した。
以上説明したように、実施の形態1に係る洗濯機によれば、外槽1には、内槽2のコーナー部に気泡を噴射して、衝突させる気泡噴射装置5を備え、コーナー部に衝突した気泡4が、外槽1の底面と内槽2の底面との間に加え、外槽1の内側面と内槽2の外側面との間の空間も通過して、外槽1の底面および内槽2の底面に付着した汚れだけでなく、外槽1の内側面および内槽2の外側面にも付着した汚れ除去することができるので、外槽1の内面および内槽2の外面を清潔に保ち、洗濯物に汚れが付着することを抑制することができる。
また、気泡4は、水中の不要物も除去することができ、さらに、水中へ溶解せずに残っている洗剤を効果的に溶解させることができる。
また、気泡噴射装置5から気泡4が噴射されると同時にモータ3の駆動により、内槽が回転するので、気泡4が内槽2の外周面および底面の広範囲に行き渡り、内槽2の外面の洗浄度のばらつきを抑制することができる。
また、噴射ノズル9は、内槽2の回転により外槽1と内槽2との間に発生する水の回転する方向に沿って指向されているので、外槽1と内槽2との間の水の流れに回転力を与え、気泡4を外槽1の内面と内槽2の外面のより広範囲に衝突させることができ、洗浄度のばらつきを抑制することができる。
また、噴射ノズル9は、気泡発生手段8と接続されているので、気泡発生手段8で発生した気泡4が隣り合う気泡4と衝突することで合一してしまう前に、気泡4を噴射ノズル9から噴射し、外槽1の内面および内槽2の外面に衝突させることができ、外槽1の内面と内槽2の外面に付着した汚れを効果的に除去することができる。
また、内槽2の回転軸が垂直方向に対して傾きを有し、噴射ノズル9は、傾いた内槽2の最下部2aに向かって気泡4を噴射して衝突させ、気泡4の流れが、内槽2の側面に沿った流れと底面に沿った流れとに分岐するので、外槽1の内面および内槽2の外面の広範囲に渡って効果的に気泡4を供給できる。
その結果、外槽1の内面および内槽2の外面に付着した汚れを効果的に除去することができる
また、運転制御手段がすすぎ工程中に気泡噴射装置5を動作させるので、利用者は槽洗浄について意識することなく、常に、外槽1の内面および内槽2の外面を清潔に保つことができる。
なお、上記実施の形態1では、外槽1、内槽2および回転軸を垂直方向から傾いて洗濯機筐体に固定すると説明したが、勿論このものに限らず、垂直方向に固定してもよい。この場合であっても、内槽2のコーナー部に気泡4を衝突させて、気泡4が、外槽1の底面と内槽2の底面との間だけでなく、外槽1の内側面と内槽2の外側面との間も通過し、気泡4が外槽1の内面と内槽2の外面に付着した汚れを除去するので、洗濯物に汚れが付着するのを抑制することができる。
また、必要に応じて、外槽1、内槽2および回転軸を鉛直方向から傾き可能にしてもよい。
また、混合部8iはディフューザー部8hの一部として説明したが、勿論このものに限らず、吸引部8cの下流側に一定直径の混合部8iを設け、その混合部8iの下流側にディフューザー部8hを設けてもよい。この場合、混合部8iの流路方向の長さは、のど部8fの直径d2の0.5倍以上、1.5倍以下とするのが望ましい。
また、気泡発生手段8は、ベンチュリータイプでなくてもよく、例えば、微細な孔が無数に形成された多孔質材料のものに空気を放出させるもの、細い管から空気導入部に水を吹出すタイプのもの、さらには、水流を旋回させながら空気と水とを混合させる旋回流タイプのものであってもよい。
また、のど部8fの直径は、5mm以上、10mm以下でなくてもよく、比較的吐水圧の高いポンプを使用する場合には、5mm以下であってもよい。
また、上記実施の形態1では、内槽2を回転させ、噴射ノズル9が内槽2の回転により外槽1と内槽2との間に発生する水の回転する方向に沿って指向されていると説明したが、勿論このものに限らず、内槽2を回転させず、噴射ノズル9を内槽2の回転軸からずれて指向させてもよい。この場合でも、外槽1の内面および内槽2の外面の広範囲に渡って気泡4を衝突させることができる。
また、内槽2を回転させ、噴射ノズル9を回転軸に向かって指向させてもよい。
実施の形態2.
図7は実施の形態2に係る洗濯機の要部構造図である。
実施の形態2に係る洗濯機は、内槽2の上部にシャワーノズル10が設けられている。
ポンプ7より下流側のパイプ6には、切換弁11が設けられている。この切換弁11からはパイプが分岐されており、分岐された一方の第1のパイプ6aは気泡発生手段8へ接続され、他方の第2のパイプ6bはシャワーノズル10へ接続されている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態2に係る洗濯機の動作について説明する。
洗濯行程では、環境やコストの観点から水を節約して洗濯することが求められる。一方で衣類に対して必要な水量がないと衣類に付着した汚れ成分を脱離させることが難しく、もし汚れ成分を離脱させることができたとしても、衣類へ再び付着してしまう恐れがある。
また、洗濯行程において、実施の形態1で示したように気泡噴射装置5から気泡4を噴射すると、洗剤中の界面活性剤の影響で洗濯槽内全体が泡沫で覆われてしまう。
そこで、実施の形態2に係る洗濯機では、洗濯工程中には、切換弁11を通じてポンプ7からの水流をシャワーノズル10側に流して衣類を湿らせるために用い、洗濯行程後の脱水行程が終わり、すすぎ行程が始まる際には、切換弁11を通じてポンプ7からの水流を気泡発生手段8側に流して、気泡4を噴射させる。
このようにして切換弁11を用いると、洗濯行程、すすぎ行程ともに、ポンプ7を有効に使用することができる。
実施の形態2に係る洗濯機によると、切換弁11を用いて、洗濯行程中には、ポンプ7からシャワーノズル10へ水を供給させ、すすぎ工程中には、ポンプ7から気泡発生手段8へ水を供給させて槽洗浄を行うので、ポンプ7を有効に使用することができる。
実施の形態3.
図8は実施の形態3に係る洗濯機の要部構造図である。
気泡4を効率よく外槽1の内面および内槽2の外面に接触させるためには、気泡4の径をさらに小さくする、あるいは、気泡4の流れをより広範囲に渡るように制御する必要がある。
実施の形態3に係る洗濯機は、傾けられた内槽2の最下部2aの近傍にある外槽には、案内板12が設けられている。この案内板12は、噴射ノズル9から噴射させた気泡4が、案内板12に衝突し、流れの方向が偏向して、内槽2の最下部2aに衝突するように配置されている。
これによって、噴射ノズル9から噴射された気泡4は、案内板12に衝突して、気泡4の流れが上方向に偏向させる。気泡4が偏向され、気泡4が確実に内槽2の最下部2aに衝突することにより、気泡4と外槽1の内面および内槽2の外面と接触する面積が大きくなる。
また、気泡4は、案内板12と衝突することで、径がより小さくなる。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態3に係る洗濯機によると、気泡噴射装置5が、外槽1に、噴射ノズル9から噴射された気泡4を内槽2の最下部2aに向かって案内する案内板12を有しているので、気泡4が内槽2の最下部2aに確実に衝突し、外槽1の底面と内槽2の底面との間だけでなく、外槽1の内側面と内槽2の外側面との間にもより確実に気泡4を通過させ、外槽1の内面および内槽2の外面の全体に対して気泡4を均一に供給することができる。
また、気泡4は、案内板12と衝突することでより径がさらに小さい気泡4となるので、外槽1の内面および内槽2の外面に対して、より多くの気泡4を接触させることができる。
また、案内板12を設けることにより、噴射ノズル9を内槽2の最下部2a近傍に配置する必要がなく、噴射ノズル9を自由に配置することができる。さらに、噴射ノズル9を内槽2の最下部2aに向かって上方向に配置する必要がなく、下方向に向けることができるので、噴射ノズル9内にゴミが侵入することを抑制することができる。
なお、図9(a)に示すように、案内板12には、気泡4の噴射方向に沿って貫通した孔12aを形成させてもよい。
このようにすると、案内板12と衝突して、上方向に偏向する気泡4の流れと、偏向されずに直進する気泡4の流れを作ることができる。
これにより、外槽1の内面および内槽2の外面のより大きい面積に対して気泡4を衝突させることができる。
また、図9(b)に示すように、気泡4と衝突する案内板12の面積を小さくしてもよい。この場合は、案内板12に貫通した孔12aを形成したときと同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
図10(a)は実施の形態4に係る洗濯機の要部拡大図、図10(b)は図10(a)の噴射ノズル9を示す説明図、図10(c)は図10(b)の他の例を示す説明図である。
内槽2の底面には、段部2bが形成されている。このような段部2bの凹部には気泡4が溜まりやすく、凹部より遠方では、気泡4を接触させることが困難である。
実施の形態4に係る洗濯機の噴射ノズル9は、気泡4が広がって噴射されるように、末広がり形状に形成されている。さらに、噴射ノズル9の内部には、気泡4の噴射方向に沿った隔壁9aが設けられている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態4に係る洗濯機によると、噴射ノズル9が末広がり形状に形成され、さらに噴射ノズル9の内部には、気泡4の噴射方向に沿った隔壁9aが設けられているので、気泡4が広がって噴射され、外槽1の内面および内槽2の内面のより広範囲に渡って、気泡4を衝突させることができる。
実施の形態5.
図11は実施の形態5に係る洗濯機の気泡発生手段8を示す説明図である。
気泡発生手段8の空気導入部8bでの空気吸込み流量は、流入部8dの水の流速に大きく依存し、一方、空気導入部8bでの空気吸込み流量の増加に伴い、流入部8dでの水の圧力損失が増大する。
実施の形態5に係る洗濯機では、気泡発生手段8の流入部8dの軸線方向長さL1と流出部8eの軸線方向長さL3の比を変化させて、空気吸込み流量および圧力損失の変化を測定し、さらに、流入部8dの直径d1と流出部8eの直径d3との比を変化させて、空気吸込み流量および圧力損失の変化を測定して、所定の空気吸込み流量を確保するための気泡発生手段8の最適形状を求めた。
図12に示すように、流入部8dの軸線方向長さL1に対する流出部8eの軸線方向長さL3の比が1以下では、大きく空気吸込み流量が低下することがわかる。
したがって、流入部8dの軸線方向長さL1に対する流出部8eの軸線方向長さL3の比を1以上とすると、所定の空気吸込み流量を確保することができる。
図13に示すように、流入部8dの直径d1に対する流出部8eの直径d3との比が0.5以下では、大きく空気吸込み流量が低下することがわかる。
したがって、流入部8dの直径d1に対する流出部8eの直径d3との比を0.5以上とすると、所定の空気吸込み流量を確保することができる。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態5に係る洗濯機によると、流入部8dの軸線方向長さL1に対する流出部8eの軸線方向長さL3の比を1以上とすると、所定の空気吸込み流量を確保することができる。
また、流入部8dの直径d1に対する流出部8eの直径d3との比を0.5以上とすると、所定の空気吸込み流量を確保することができる。
実施の形態6.
図14は実施の形態6に係る洗濯機の要部構成図である。
気泡4は、隣り合う気泡4が衝突して合一現象によって径が大きくなる。外槽1内の水が純水に近づくほどその傾向は顕著となり、径が1mm以上の気泡4も多く発生してしまう。その結果、外槽1の内面および内槽2の外面と接触する気泡4の単位体積あたりの表面積が小さくなる。
気泡4の大きさおよび密度(単位体積中の気泡個数)は、気泡発生手段8の形状、水の流速、空気の流入速度、洗剤などの添加物の濃度に依存する。
洗剤の界面活性剤が存在する場合には、隣り合う気泡4が衝突しても気泡4の合一現象が抑制され、平均的な気泡4の径が小さい。その結果、単位体積中の気泡4の表面積が増加し、さらに、気泡4の水中にある滞留時間が長くなるので、気泡4が外槽1の内面および内槽2の外面と衝突する確率が向上し、効果的に外槽1の内面および内槽2の外面に付着した汚れを除去することができる。
しかしながら、洗剤の界面活性剤の濃度が高い状態で、水中に気泡4を発生させると、気泡4が水面到達後でも、気泡4のまま存在し、次々と発生する気泡4により、気泡4が洗濯槽からあふれ出る恐れがある。
そこで、本願発明者は、水中で気泡4同士が衝突しても合一現象を起こさない効果(合一防止効果)と、気泡4が水面に到達した後でも、気泡4が洗濯槽からあふれ出ることがない効果との両方を達成できる希薄な洗剤濃度を見出した。
このような洗剤の濃度は、1ppm〜100ppmであることが好ましく、2ppm〜20ppmであることがさらに望ましい。
外槽1の内面および内槽2の外面の洗浄目的に洗剤を使用する場合には、洗剤濃度を上述した範囲にすることが重要である。
実施の形態6に係る洗濯機は、気泡4同士の衝突による合一現象を防止する添加剤である合一抑制剤を外槽1内へ供給するための供給手段13が備えられている。
供給手段13は、制御部14と電気的に接続されており、制御部14からの電気的信号により制御され、合一抑制剤を外槽1内に、気泡4が洗濯槽からあふれ出ない程度の微量を滴下する。
合一抑制剤としては、オキシアルキレン付加物や多価アルコールなどのアルコール系化合物が有効である。これらによると、低濃度であっても効果的に作用し、発泡性も小さい。また、最終的に外槽1内に残留した場合であっても、自然と揮発する作用もあるため残留性が少ない。
これらの合一抑制剤の濃度は、5ppm〜1000ppm程度であることが望ましく、10〜100ppm程度であることがさらに望ましい。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態6に係る洗濯機によると、気泡4を微細化させる合一抑制剤を供給する供給手段13が設けられているので、気泡4の径を所望の大きさにすることができる。その結果、外槽1内の水の単位体積あたりの気泡4の表面積が増加し、また、水中の滞留時間が長くなるので、気泡4が外槽1の内面および内槽2の外面と衝突する確率が向上し、効果的に外槽1の内面および内槽2の外面に付着した汚れを除去することができる。
なお、上記実施の形態6では、供給手段13が合一抑制剤を外槽1内に微量滴下すると説明したが、外槽1内に供給する水の一部を抜き取り、合一抑制剤に接触するように経路を設け、合一抑制剤を含んだ水を外槽1内に供給してもよい。
また、外槽1内の気泡4の量を測定する手段、例えば、発光ダイオードとフォトダイオードの組合せの光センサーを設けて、外槽1内の水の白濁度や水面上の泡沫を検出させ、その結果を用いて制御部14から供給手段13から供給される合一抑制剤の量を制御して、常に適量の合一抑制剤を供給してもよい。
また、合一抑制剤は固体でも液体でもよい。
また、気泡発生手段8の空気導入部8bに弁を設け、流入する空気の量を制限し、気泡の発生を抑制してもよい。その結果、気泡発生手段8中の微量な流入空気と水による気液混合の乱流により、水中に縣濁する未溶解洗剤を効率的に溶解することができる。
実施の形態7.
実施の形態7に係る洗濯機は、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を順次自動的に実行する運転制御手段を備え、この運転制御手段は、気泡噴射装置5から気泡4を噴射させる槽洗浄工程をさらに有している。
また、実施の形態7に係る洗濯機は、洗濯回数をカウントする図示しないカウント手段と、このカウント手段により、洗濯回数が所定回数に達した時点で、これを利用者に報知する図示しない報知手段とを備えている。
槽洗浄工程は、使用者が槽洗浄工程を選択し、スタート/一時停止スイッチをオンして蓋を閉じると、自動的に槽洗浄を開始するものである。
槽洗浄が開始すると、まず、外槽1の最高水位まで水が供給され、ポンプ7の駆動によりパイプ6を通過した水が気泡発生手段8に流入し、気泡噴射装置5から気泡4が噴射され、外槽1の内面と内槽2の外面に気泡4が供給される。
気泡4が噴射されると同時に、モータ3の駆動により内槽2が回転し、気泡4が外槽1と内槽2との間全体に行き渡るようにする。
所定の時間の洗浄が終了した後は、外槽1内から排水する。
排水終了後は、内槽2を回転させながら脱水させて槽洗浄工程が終了する。
なお、汚れがひどい場合には、槽洗浄工程を数回繰り返してもよい。この場合、外槽1の内面または内槽2の外面に汚れ検出装置を設けることで、フィードバック制御させて、外槽1の内面または内槽2の外面の汚れを除去することができる。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態7に係る洗濯機によると、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を順次自動的に実行する運転制御手段を備え、この運転制御手段は、噴射ノズル9から気泡4を噴射させる槽洗浄工程をさらに備えているので、利用者が自由なタイミングで槽洗浄工程を開始させることができる。
なお、上記実施の形態7では、外槽1の内面および内槽2の外面の汚れ具合について洗濯回数をカウントすることで把握していたが、勿論このものに限らず、例えば、汚れ検知手段を備えたものであってもよい。例えば、外槽1の内面または内槽2の外面をステンレス材料とし、表面の光の反射度合いによって表面の汚れ具合を検知する手段を備えてもよい。
また、汚れ具合を検知した後、自動的に槽洗浄工程を開始させてもよい。すなわち、利用者が洗濯物を全て取り出し、洗濯槽の蓋を閉めた後、自動的に槽洗浄工程を開始させると、効率的に洗濯機の清浄を維持することができる。
実施の形態8.
気泡4による汚れ除去の作用は、主に気泡4表面への汚れ成分の付着と、気泡4の浮力による付着汚れの剥離作用と、気泡4の浮力による浮上分離作用とである。
したがって、除去すべき汚れは、一般的に気体と液体との界面である水面に集まる特性がある。その際、水位が常に一定であると、水面上に集まった汚れが外槽1の内面および内槽2の外面にリング状に再付着してしまい、そこを起点としてカビやぬめりが発生してしまう恐れがある。
そこで、浮上した汚れの外槽1の内面および内槽2の外面への再付着防止および浮上した汚れの排除が必要である。
図15は実施の形態8に係る洗濯機の要部構成図である。
実施の形態8に係る洗濯機では、外槽1の最上水位位置の一部に浮遊物除去手段である排水口15が形成されている。この排水口15により、浮上した汚れが排除される。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態8に係る洗濯機によると、外槽1の最上水位位置に排水口15を備えているので、浮上した汚れをすぐに排除することができる。
その結果、浮上した汚れが外槽1の内面および内槽2の外面への再付着するのを防止することができる。
なお、上記実施の形態8では、排水口15が外槽1の一部に設けられているが、外槽1の全周に渡って形成されてもよい。
また、水位を上げ、汚れを排除しやすくするために、槽洗浄中に外槽1内へ水を適宜適量供給させてもよい。
また、常に水位を変動させることで、汚れによる外槽1の内面および内槽2の外面への再付着を抑制してもよい。例えば、給水と排水とを交互に繰り返しながら槽洗浄を行えば、水位が一定となることがないので、汚れによる外槽1の内面および内槽2の外面への再付着を抑制することができる。
また、最上水位付近に給水ノズルを設けてもよい。この場合、排水が開始され、水位が低下した後に給水ノズルから水を供給することで、最上水位付近に付着した汚れを除去することができる。
また、槽洗浄を開始して、数分間経った後、気泡4を噴射しつつ、排水を行ってもよい。この場合、水面が一定となることがないので、汚れによる外槽1の内面および内槽2の外面への再付着を抑制することができる。
また、上記実施の形態8では、浮遊物除去手段を排水口15として説明したが、勿論このものに限らず、例えば、ポンプのような水面に浮上した汚れを吸い取るものであってもよい。
実施の形態9.
気泡発生手段8は、内部に衣類からの糸くず、付着したほこり、洗剤カスなどによって流路、特にくびれ部8aが詰まってしまうことがある。
そこで、本願発明者は、気泡発生手段8のくびれ部8aの径を変化させて、目詰まりの発生を抑制することができる径の大きさを見出した。
実施の形態9に係る洗濯機は、気泡発生手段8のくびれ部8aの径の大きさが7mm以上であるのが望ましい。
目詰まり防止手段は径の大きさが7mm以上であるくびれ部8aである。
くびれ部8aが7mm以上あるので、内部に衣類からの糸くず、付着したほこり、洗剤カスなどがくびれ部8aに入り込んできても、流路が詰まることがない。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態9に係る洗濯機によると、気泡発生手段8のくびれ部8aの径の大きさが7mm以上であるので、内部に衣類からの糸くず、付着したほこり、洗剤カスなどがくびれ部に入り込んできた場合に、流路が詰まることを防ぐことができる。
なお、上記実施の形態9では、衣類からの糸くず、付着したほこり、洗剤カスなどにより流路が詰まることがないように気泡発生手段8のくびれ部8aの径の大きさが7mm以上として、目詰まりを発生させないようにしているが、例えば、噴射ノズル9に蓋を装着し、気泡4を含んだ水が噴出する際には、蓋が開き、水流がとまると蓋が閉じる構造にして、気泡発生手段8内に異物が侵入するのを防ぐ異物混入防止手段を噴射ノズル9に設けてもよい。
また、異物混入防止手段の他の例として、噴射ノズル9付近に、網目状のものまたは、フィルターなどを装着して、糸くずなどの気泡発生手段8への侵入を防いでもよい。
また、異物混入防止手段のさらなる他の例として、噴射ノズル9の先端部に装着するチューブであってもよい。この場合、噴射ノズル9から気泡4が噴射されている状態では、チューブがピンと張り詰めており、一方、水流がない状態では、チューブが萎え、糸くずなどが混入するのを防ぐことができる。気泡発生手段8が水位的に最も低い位置に配置されており、排水時に噴射ノズル9近傍に異物が集められるので、排水時に糸くずなどが気泡発生手段8へ混入するのを防ぐことが重要である。
また、上記各実施の形態では、空気を用いて気泡4を発生させると説明したが、酸化性のガス、例えば、オゾンガス発生部を設け、空気の変わりにオゾンガスを用いて気泡4を発生させてもよい。この場合、空気を用いたときより、外槽1の内面および内槽2の外面に付着したカビやぬめりを効果的に除去することができる。
また、上記各実施の形態では、パイプ6を外槽1に接続し、外槽1内の水を循環させて、気泡4を外槽1内に噴射させると説明したが、勿論このものに限らず、例えば、パイプ6を水道の蛇口に接続して、気泡4を外槽1内に噴射させてもよい。
実施の形態1に係る洗濯機を示す要部構造図である。 図1の気泡発生手段を示す説明図である。 気泡によるカビ除去の効果を示す図である。 気泡によるぬめり除去の効果を示す図である。 気泡による洗濯槽片への細菌の付着抑制効果を示す図である。 菌の集落数を計数した結果を示す図である。 実施の形態2に係る洗濯機の要部構成図である。 実施の形態3に係る洗濯機の要部構成図である。 図9(a)は図8の案内板の例を示す説明図、図9(b)は図9(a)のさらに他の例を示す説明図である。 図10(a)は実施の形態4に係る洗濯機の要部拡大図、図10(b)は図10(a)の噴射ノズルを示す説明図、図10(c)は図10(b)の他の例を示す説明図である。 実施の形態5に係る洗濯機の気泡発生手段を示す説明図である。 流入部の軸線方向長さに対する流出部の軸線方向長さの比による空気吸込み量および圧力損失の変化を示す図である。 流入部の径に対する流出部の径との比による空気吸込み量および圧力損失の変化を示す図である。 実施の形態6に係る洗濯機の要部構成図である。 実施の形態8に係る洗濯機の要部構成図である。
符号の説明
1 外槽、1a コーナー部、2 内槽、2a 最下部、2b 段部、3 モータ、4 気泡、5 気泡噴射装置、6 パイプ、6a 第1のパイプ、6b 第2のパイプ、7 ポンプ、8 気泡発生手段、8a くびれ部、8b 空気導入部、8c 混合部、8d 流入部、8e 流出部、8f のど部、8g 縮流部、8h ディフューザー部、8i 混合部、9 噴射ノズル、9a 隔壁、10 シャワーノズル、11 切換弁、12 案内板、12a 孔、13 供給手段、14 制御部、15 排水口。

Claims (13)

  1. 外槽と、
    前記外槽の内部に回転自在に設けられ、内部に洗濯物が収納可能な内槽と、
    前記内槽に回転軸を介して連結され、前記内槽を回転させる駆動手段とを備えた洗濯機において、
    前記外槽に設けられ、気泡を噴射し、前記内槽の下側のコーナー部に前記気泡を衝突させる気泡噴射装置を備え、
    前記気泡噴射装置は、
    送出された水が通過するパイプと、
    前記パイプに設けられ、前記水にガスを混入させて、前記気泡を発生させる気泡発生手段と、
    前記気泡が噴射される噴射ノズルとを有し、
    前記コーナー部に衝突した前記気泡が、前記外槽と前記内槽とにより区画された空間を通過することを特徴とする洗濯機。
  2. 前記駆動手段は、前記気泡噴射装置から前記気泡が噴射されると同時に前記内槽を回転させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記噴射ノズルは、前記内槽の前記回転軸からずれて指向されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記噴射ノズルは、前記気泡発生手段と接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記噴射ノズルは、末広がり形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の洗濯機。
  6. 前記気泡発生手段には、前記気泡発生手段内の流路の目詰まりを防ぐ目詰まり防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の洗濯機。
  7. 前記噴射ノズルには、前記気泡噴射装置が駆動を停止しているときに前記気泡発生手段内に異物が混入するのを防ぐ異物混入防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の洗濯機。
  8. 前記気泡を微細化させる添加剤を前記外槽内へ供給する供給手段が備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の洗濯機。
  9. 前記内槽は、前記回転軸が鉛直方向に対して傾き可能であり、
    前記気泡噴射装置は、前記噴射ノズルが、傾けられた前記内槽の最下部に向かって指向されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載の洗濯機。
  10. 前記気泡噴射装置は、前記噴射ノズルから噴射された前記気泡を前記最下部に向かって案内する案内板をさらに有していることを特徴とする請求項9に記載の洗濯機。
  11. 前記気泡とともに浮上した浮遊物を除去する浮遊物除去手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の洗濯機。
  12. 洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を順次自動的に実行する運転制御手段を備え、
    前記運転制御手段は、前記すすぎ行程を実行すると同時に前記噴射ノズルから前記気泡を噴射させることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の洗濯機。
  13. 洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を順次自動的に実行する運転制御手段を備え、
    前記運転制御手段には、前記気泡噴射装置から前記気泡を噴射させる槽洗浄工程がさらに含まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の洗濯機。
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