JP2008039279A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】再熱除湿運転が行われる場合に、部品点数の増加なく、冷媒を円滑に循環させることができる空気調和機を提供することである。
【解決手段】圧縮機3から送り出された冷媒が、第3の熱交換器5、第1の熱交換器7、第2の熱交換器8、および圧縮機3を、この順番で循環する再熱除湿運転が行なわれる。室内温度センサ13により検知される室内空気の温度と室外温度センサ18により検知される第3熱交換器5の冷媒の温度との差が所定値より小さい場合に、室外送風機16等の動作が制御される。それにより、第3の熱交換器5の冷媒の圧力が第1の熱交換器7の冷媒の圧力より大きくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、再熱除湿機能を備えた空気調和機に関する。
図4および図5は、再熱除湿機能を備えた従来の空気調和機の系統図を示す。図4および図5示されるように、従来の空気調和機は、室内機1および室外機2を備えている。また、図4に示される空気調和機においては、室内機1は2つの室内熱交換器7および8、電磁弁10、ならびに、流量制御器(キャピラリチューブ)11を備えている。室外機2は、圧縮機3、四方切換弁4、室外熱交換器5、室外側流量制御弁(膨張弁)6、およびアキュームレータ9を備えている。
一方、図5に示される空気調和機は、図4に示される電磁弁10および流量制御器(キャピラリチューブ)11の替わりに、室内側流量制御弁(膨張弁)12を備えている。
図4および図5に示される空気調和機において、冷媒回路は、室内機1および室外機2に備えられた各機器等を、複数の冷媒配管19を用いて接続している。また、制御装置100は、前述の各機器を制御する。なお、制御装置100は、室内に設けられた運転操作スイッチから送信されてきた信号を受信できるのであって、室内機1および室外機2の少なくともいずれか一方に設置されているものであるが、図面の描画の簡便のため、以下の各図においては、室外機2および室内機1の外部に設けられている。
上記構成の空気調和機において、四方切換弁4が切り換えられる。それにより、暖房運転時には、冷媒が破線矢印で示される方向に流れ、冷房運転時および再熱除湿運転時には、冷媒が実線矢印で示される方向に流れる。
暖房運転時および冷房運転時には、制御装置100は、室外側流量制御弁(膨張弁)6の開度を負荷に応じて増減する。それと同時に、制御装置100は、図4に示される電磁弁10または図5に示される室内側流量制御弁(膨張弁)12の開度を全開にする。
一方、再熱除湿運転時には、制御装置100は、室外側流量制御弁(膨張弁)6の開度を全開にするのと同時に、図4に示される電磁弁10を全閉にする。それにより、冷媒は、流量制御器11を通過する。一方、図5に示される空気調和機においては、電磁弁10を全開にする代わりに、室内側流量制御弁12の開度が負荷に応じて増減される。
暖房運転時には、室内熱交換器8および7のいずれもが、この順番で、凝縮器として機能し、室外熱交換器5は蒸発器として機能する。冷房運転時には、室外熱交換器5は凝縮器として機能し、室内熱交換器7および8のいずれもが、この順番で、蒸発器として機能する。
一方、再熱除湿運転時には、室外熱交換器5および1つの室内熱交換器7は、凝縮器として機能し、もう1つの室内熱交換器8は蒸発器として機能する。
次に、暖房運転、冷房運転および再熱除湿運転のそれぞれにおける空気調和機の動作が説明される。
暖房運転時には、空気調和機は、以下のように動作する。
冷媒は、圧縮機3、四方切換弁4、室内熱交換器8、電磁弁10(或いは室内側流量制御弁12)、室内熱交換器7、室外側流量制御弁(膨張弁)6、室外熱交換器5、四方切換弁4、アキュームレータ9、および圧縮機3を含む冷媒回路において、この順番で流れる。
この場合、冷媒ガスは、高温かつ高圧の状態で、圧縮機3から吐出され、四方切換弁4を介して、凝縮器として機能する室内熱交換器8および7に到る。それにより、冷媒ガスは、室内送風機15から送られる室内空気と熱交換して、凝縮および液化する。その結果、室内空気が加熱され、暖房が行なわれる。
液化された冷媒は、室外側流量制御弁(膨張弁)6において膨張し、低圧状態になり、室外熱交換器5において、室外送風機16から送られる空気によって加熱され、蒸発および気化する。その後、上記冷媒は、四方切換弁4を通ってアキュームレータ9に至り、ガス冷媒と液体冷媒とに分離されて、ガス冷媒のみが圧縮機3の吸入口に戻される。
一方、冷房運転時には、四方切換弁4が切り換えられる。それにより、空気調和機は、以下のような動作をする。
冷媒は、圧縮機3、四方切換弁4、室外熱交換器5、室外側流量制御弁(膨張弁)6、室内熱交換器7、電磁弁10(或いは室内側流量制御弁12)、室内熱交換器8、四方切換弁4、アキュームレータ9、および圧縮機3を含む冷媒回路において、この順番で流れる。
この場合、冷媒ガスは、高温かつ高圧の状態で、圧縮機3から吐出され、四方切換弁4を介して、室外熱交換器5に至り、室外送風機16から送られる空気により冷却され、凝縮および液化する。
さらに、上記ガス冷媒は、室外側流量制御弁(膨張弁)6において、膨張し、低圧状態になり、蒸発器として機能する室内熱交換器7および8に至り、室内送風機15から送られる室内空気と熱交換し、蒸発および気化する。それにより、室内空気が冷却されかつ除湿され、冷房が行なわれる。その後、上記冷媒は、四方切換弁4を介して、アキュームレータ9に至り、ガス冷媒と液冷媒に分離されて、ガス冷媒のみが圧縮機3の吸入口に戻される。
再熱除湿運転時には、冷媒は冷房運転時と同じ実線矢印で示された方向に流れ、空気調和機は、以下のように動作する。
この場合、冷媒ガスは、高温かつ高圧の状態で、圧縮機3から吐出され、四方切換弁4を介して、室外熱交換器5に至る。その後、冷媒ガスは、室外送風機16から送られる空気と熱交換する。次に、冷媒ガスは、全開されている室外側流量制御弁(膨張弁)6を介して、室内熱交換器7に到る。その後、冷媒ガスは、室内熱交換器7において、室内送風機15から送られてくる室内空気と熱交換して、凝縮および液化する。それにより、室内空気が加熱される。
次に、液化した冷媒は、流量制御器11または室内側流量制御弁12において、膨張して、低圧状態になり、室内熱交換器8において、室内送風機15から送られてくる室内空気と熱交換して、蒸発および気化する。それにより、室内空気が冷却されかつ除湿される。その後、上記冷媒は、四方切換弁4を通ってアキュームレータ9に至り、ガス冷媒と液体冷媒とに分離されて、ガス冷媒のみが圧縮機3の吸入口に戻される。
前述の再熱除湿運転が実行されているときには、室内空気は、室内送風機15によって室内機1内に吸引され、蒸発器として機能する室内熱交換器8を通過して、冷却されかつ除湿されるとともに、高温の凝縮器(再熱器)として機能する室内熱交換器7を通過して加熱される。したがって、冷却されかつ除湿された空気と、加熱された空気とが混合される。それにより、室内空気の温度が、室内機1内で所望の値に調節された後、室内空気は、除湿された空気として、室内空間に吹き出される。
特開2004−122111号公報
上記従来の空気調和機においては、冬期など室外温度が室内温度に比べ極端に低い場合などに、再熱除湿運転が実行されると、室内熱交換器7の再熱部の圧力(再熱温度)が、室外熱交換器(凝縮器)5の圧力(凝縮温度)よりも高くなってしまう場合が考えられる。特に、圧縮機3の周波数が低い状態で、空気調和機の駆動が開始された場合などにおいては、冷媒が、室外熱交換器(凝縮器)5から室内熱交換器7の再熱部へ円滑に流れないために、冷媒が回路を循環しないという不都合な事態が発生してしまうことが考えられる。この場合には、圧縮機3を停止せざるを得ない。
したがって、従来の空気調和機においては、室外熱交換器5および室内熱交換器7のそれぞれに温度センサが設けられており、制御装置100は、それらの温度センサから得られる情報を利用して、室外熱交換器5内の冷媒の圧力が室内熱交換器7内の冷媒の圧力よりも大きくなるような制御を実行する。
しかしながら、上記の制御を実現するためには、室外熱交換器5および室内熱交換器7のそれぞれに温度センサを設ける必要があるため、部品点数が増加してしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を増加させることなく、再熱交換運転時に冷媒が流れないという不具合の発生を防止することができる空気調和機を提供することである。
本発明の各局面の空気調和機は、第1の熱交換器および第2の熱交換器を有する室内機と、圧縮機および第3の熱交換器を有する室外機とを備えている。この空気調和機においては、圧縮機、第3の熱交換器、第1の熱交換器、第2の熱交換器、および圧縮機を含む回路において、この順番で冷媒を循環させることによって再熱除湿運転が行なわれる。
本発明の一の局面の空気調和機は、第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、室内空気の温度を測定する第2温度センサと、第3熱交換器のための室外送風機と、第1温度センサおよび第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、室外送風機を制御する制御装置とをさらに備えている。
再熱除湿運転時においては、第1熱交換器および第3熱交換器は、凝縮機として機能し、第2熱交換器は、蒸発機として機能する。このとき、制御装置は、第1温度センサおよび第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、第3熱交換器と室内空気との温度差を算出し、温度差が所定値以下になった場合に、室外送風機の回転数を低下させる。
上記の構成によれば、冷媒溜まりの発生が防止される。すなわち、再熱除湿運転時に第1の熱交換器と第3の熱交換器との間で液体冷媒が滞留し、冷媒が回路を循環しなくなってしまうことが防止される。また、通常の空気調和機に必ず設けられている室内温度センサおよび第3熱交換機の冷媒の温度を測定する温度センサによって得られる室内空気の温度情報を利用するため、空気調和機の部品点数の増加なく、再熱除湿運転時に第1の熱交換器と第3の熱交換器との間で液体冷媒の滞留を防止することができる。
本発明の他の局面の空気調和機は、第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、室内空気の温度を測定する第2温度センサと、第1温度センサおよび第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、前記圧縮機を制御する制御装置とをさらに備えている。
再熱除湿運転時においては、第1熱交換器および第3熱交換器は、凝縮機として機能し、第2熱交換器は、蒸発機として機能する。このとき、制御装置は、第1温度センサおよび第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、第3熱交換器と室内空気との温度差を算出し、温度差が所定値以下になった場合に、圧縮機の駆動周波数を増加させる。この構成によっても、空気調和機の部品点数の増加なく、冷媒溜まりの発生を防止することができる。
また、本発明のさらに他の局面の空気調和機は、第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、室内空気の温度を測定する第2温度センサと、第1熱交換器と第2熱交換器との間の冷媒流路に設けられた弁と、第1温度センサおよび第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、弁を制御する制御装置とをさらに備えている。
また、再熱除湿運転時においては、第1熱交換器および第3熱交換器は、凝縮機として機能し、第2熱交換器は、蒸発機として機能する。このとき、制御装置は、第1温度センサおよび第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、第3熱交換器と室内空気との温度差を算出し、温度差が所定値以下になった場合に、弁の開度を増加させる。この構成によっても、空気調和機の部品点数の増加なく、冷媒溜まりの発生を防止することができる。
本発明のさらに別の局面の空気調和機は、第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、室内空気の温度を測定する第2温度センサと、第1熱交換器および第2熱交換器のための室内送風機と、第1温度センサおよび第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、室内送風機を制御する制御装置とをさらに備えている。
再熱除運転時においては、第1熱交換器および第3熱交換器は、凝縮機として機能し、第2熱交換器は、蒸発機として機能する。このとき、制御装置は、第1温度センサおよび第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、第3熱交換器と室内空気との温度差を算出し、温度差が所定値以下になった場合に、室内送風機の回転数を増加させる。この構成によっても、空気調和機の部品点数の増加なく、冷媒溜まりの発生を防止することができる。
本発明のまたさらに別の局面の空気調和機は、第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、室内空気の温度を測定する第2温度センサと、第1熱交換器のための第1送風機と、第2熱交換器のための第2送風機と、第1温度センサおよび第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、第1送風機および第2送風機を制御する制御装置とをさらに備えている。
また、再熱除湿運転時においては、第1熱交換器および第3熱交換器は、凝縮機として機能し、第2熱交換器は、蒸発機として機能する。このとき、制御装置は、第1温度センサおよび第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、第3熱交換器と室内空気との温度差を算出し、温度差が所定値以下になった場合に、第2送風機の回転数を増加させる。この構成によっても、空気調和機の部品点数の増加なく、冷媒溜まりの発生を防止することができる。
図1および図2を用いて、本発明の実施の形態の空気調和機を説明する。図1は、本発明の実施の形態の空気調和機25の構成の概略を示す図である。
図1に示される空気調和機25は、室内機1と室外機2を備えている。室内機1は、第1の熱交換器7、第2の熱交換器8、電磁弁10、流量制御装置(キャピラリチューブ)11、室内送風機15、および室内温度センサ13を有している。なお、室内温度センサ13は、室内空気の温度を検知するためのものである。
第1の熱交換器7および第2の熱交換器8は、内部を冷媒が通過し、該冷媒が後に説明する室内送風機15より送られる空気と熱交換することによって、室内機1が配置される室内の空気が、暖房され、冷房され、または再熱除湿される。この暖房、冷房、および再熱除湿のいずれが行なわれるかは、空気調和機25に暖房運転、冷房運転、および再熱除湿運転のいずれの動作をさせるかによって決定される。これは、熱交換器7および8内の冷媒の状態に応じて決められる。
電磁弁10および流量制御器(キャピラリチューブ)11は、第1の熱交換器7と第2の熱交換器8の間を通過する冷媒の流量の調節を行なう流量調節手段として機能する。
この電磁弁10と流量制御器(キャピラリチューブ)11とは、第1の熱交換器7と第2の熱交換器8との間の冷媒の流路として並列な流路を形成している。また、電磁弁10が閉じられると、冷媒は流量制御器(キャピラリチューブ)11の絞り流路を流れる。一方、電磁弁10が開かれると、冷媒は、流量制御器(キャピラリチューブ)11の絞り流路を通らず、電磁弁10のバイパス流路を流れる。
室内送風機15は、回転するファンによって空気流を形成する。室内送風機15によって室内機1内に吸い込まれた室内空気は、第1の熱交換器7および第2の熱交換器8を通過する。このとき、室内送風機15によって送られた空気は熱交換器7および8内の冷媒と熱交換する。それにより、空気が冷媒の状態に応じて加熱または冷却除湿される。その結果、室内空間が、暖房され、冷房され、または再熱除湿される。
室外機2は、圧縮機3、四方切換弁4、第3の熱交換器5、流量制御弁(膨張弁)6、アキュームレータ9、室外送風機16、および室外機温度センサ18を有している。なお、室外機温度センサ18は、第3の熱交換器5の冷媒を導く配管の外表面に取り付けられ、冷媒の温度を検知するためのものである。
圧縮機3は、冷媒ガスを圧縮し、高温かつ高圧の冷媒ガスとして送り出す。四方切換弁4は、圧縮機3から冷媒を所要の経路へ送るためのものである。つまり、圧縮機3から送り出された冷媒が、四方切換弁4によって、暖房運転、冷房運転、および再熱除湿運転のいずれかの運転状態に応じて、第3の熱交換器5または第2の熱交換器8の所要の経路へ送り出される。また、四方切換弁4は、室内機1から室外機2へ戻ってきた冷媒をアキュームレータ9へ送る。アキュームレータ9は、冷媒をガス冷媒と液冷媒に分離し、ガス冷媒のみを圧縮機3の吸入口に戻す。
流量制御弁6は、第3の熱交換器5と第1の熱交換器7の間を通過する冷媒の流量の調節を行なう。流量制御弁6は、後に説明する再熱除湿運転においては、全開にされる、すなわち、その開度が最大値となる。
室外送風機16は、回転するファンによって空気流を形成する。室外送風機16から室外機2内に吸い込まれた空気は、第3の熱交換器5を通過する。熱交換器5内の冷媒は、室外送風機16より送られた空気と熱交換するが、その状態に応じて加熱され、または冷却される。なお、室内機1と室外機2とを循環する冷媒は、冷媒配管19を通る。
また、空気調和機25は、図1に示されるように、制御装置としてのコントローラ100が設けられており、このコントローラ100によって空気調和機25の各機器が制御される。コントローラによって制御される機器は、図1において点線で、コントローラ100に接続されている。また、コントローラ100は、室内温度センサ13および室外機温度センサ18に接続され、それらから送信されてきた信号を受け取る。また、コントローラ100は、演算部および記憶部を備えており、空気調和機25の動作の制御に必要な各種のデータ処理等を行なう。
また、コントローラ100は、この空気調和機25を使用する使用者の操作パネルの操作に基づいて、暖房運転、冷房運転、および再熱除湿運転のいずれの運転が選択されたかを認識し、選択された運転が行なわれるように各機器の動作を制御する。
また、コントローラ100は、室内温度センサ13によって検知された室内空気の温度を特定可能な室内空気温度データを受け取る。また、コントローラ100は、室外機温度センサ18によって検知された第3の熱交換器5の冷媒の室外機冷媒温度データを受け取る。
また、コントローラ100は、室内空気温度データと室外機冷媒温度データとの比較結果に基づき、後に説明するように、室内送風機15、電磁弁10、流量制御器11、流量制御弁6、室外送風機16、および圧縮機3を制御する。
なお、コントローラ100は、図1においては、図面の簡便のため、室内機1および室外機2の外部に設けられているが、室内機1内および室外機2内のいずれか、または、双方に分割されて配置されている。
以下、前述の空気調和機25の動作を説明する。まず、空気調和機25の暖房運転を説明する。まず、コントローラ100は、空気調和機25を暖房運転させる設定が使用者によってなされたことを認識する。このとき、コントローラ100は、冷媒を図1における破線矢印で示される方向に流すように、四方切換弁4の状態を設定する。
また、室外機2の流量制御弁6は、その開度が負荷に応じて増減するように調節される。また、室内機1の電磁弁10は、その開度が全開とされる。
また、冷媒は、圧縮機3より高温かつ高圧のガス状態で送り出され、四方切換弁4を通って、図1に示されるように、室外機2から室内機1へ到る。室内機1に入った冷媒は、第2の熱交換器8、電磁弁10、および第1の熱交換器7をこの順番で通過する。
冷媒は、第2の熱交換器8および第1の熱交換器7を通る際に、室内送風機15から送られた空気と熱交換して凝縮および液化する。これにより、室内空気が加熱されて暖房が行なわれる。
第1の熱交換器7を経た冷媒は、室内機1から室外機2へ至り、流量制御弁6を通過する。流量制御弁6を通過する際に、液化された冷媒は、膨張して低圧状態にされる。
次に、冷媒は、流量制御弁6から第3の熱交換器5に到る。その後、第3の熱交換器5を経た冷媒は、室外送風機16から送られる空気により加熱されて、蒸発および気化する。
次に、冷媒は、第3の熱交換器5を経て四方切換弁4に到る。その後、四方切換弁4を経た冷媒は、アキュームレータ9に至り、ガス冷媒と液冷媒とに分離される。その後、アキュームレータ9から圧縮機3へガス冷媒のみが流れる。
以上のような暖房運転が行なわれる場合には、第1の熱交換器7および第2の熱交換器8は凝縮器として機能する。また、第3の熱交換器5は蒸発器として機能する。
次に、空気調和機25の冷房運転を説明する。まず、コントローラ100は、空気調和機25を冷房運転させる設定が使用者によってなされたことを認識する。このとき、コントローラ100は、冷媒を図1の実線矢印方向に流すように、四方切換弁4の状態を設定する。
また、室外機2の流量制御弁6は、その開度が負荷に応じて増減するように調整される。また、室内機1の電磁弁10は、その開度が全開とされる。
冷媒は、圧縮機3より高温かつ高圧のガス状態で送り出され、四方切換弁4を通って、図1に示されるように、第3の熱交換器5に到る。第3の熱交換器5内の冷媒は、室外送風機16から送られる空気により冷却されて、凝縮および液化する。
冷媒は、第3の熱交換器5を通過した後に流量制御弁6に到る。冷媒は、流量制御弁6を通過する際に膨張して低圧状態にされる。また、流量制御弁6を経た冷媒は、室外機2から室内機1へ到る。室内機1内の冷媒は、第1の熱交換器7、電磁弁10、および第2の熱交換器8をこの順番で通過する。
冷媒は、第1の熱交換器7および第2の熱交換器8を通る際に、室内送風機15から送られた空気と熱交換して蒸発および気化する。これにより、室内空気が冷却除湿され冷房が行なわれる。
次に、第2の熱交換器8を経た冷媒は、室内機1から室外機2へ到る。室外機2内の冷媒は、四方切換弁4を通ってアキュームレータ9に至る。冷媒は、アキュームレータ9において、ガス冷媒と液冷媒に分離される。その結果、ガス冷媒のみが圧縮機3の吸入口に戻る。
以上のような冷房運転が行なわれる場合には、第1の熱交換器7および第2の熱交換器8は蒸発器として機能する。また、第3の熱交換器5は凝縮器として機能する。
次に、空気調和機25の再熱除湿運転を説明する。まず、コントローラ100は、空気調和機25に再熱除湿運転を行なわせるための設定が使用者によってなされたことを認識する。このとき、コントローラ100は、冷媒を図1の実線矢印方向に流すように四方切換弁4の状態を設定する。
また、室外機2の流量制御弁6は、その開度が全開とされるように調整される。また、室内機1の電磁弁10は全閉とされ、冷媒が流量制御器11を通るように調整される。
そして、冷媒は、圧縮機3から高温かつ高圧のガス状態で送り出され、四方切換弁4を通って、図1に示されるように、第3の熱交換器5に到る。第3の熱交換器5に入った冷媒は、室外送風機16から送られる空気と熱交換する。
冷媒は、さらに、第3の熱交換器5を通って流量制御弁6を通り、室外機2から室内機1へ到る。その後、冷媒は、室内機1の第1の熱交換器7に至り、室内送風機15から送られた空気と熱交換して、凝縮および液化する。これにより、室内空気が加熱される。次に、液化した冷媒は、第1の熱交換器7から流量制御器11へ至り、膨張して低圧状態になる。その後、冷媒は、第2の熱交換器8に至り、室内送風機15から送られる室内空気と熱交換して、蒸発および気化する。これにより、室内空気が冷却除湿される。
その後、冷媒は、第2の熱交換器8から室外機2へ至り、四方切換弁4を通ってアキュームレータ9に至る。冷媒は、アキュームレータ9でガス冷媒と液冷媒に分離される。その結果、ガス冷媒のみが圧縮機3の吸入口に戻される。
このような再熱除湿運転が行なわれる場合には、第1の熱交換器7は高温の凝縮器(再熱器)として機能し、第2の熱交換器8は蒸発器として機能する。これにより、室内送風機15から送られた空気が、第1の熱交換器7によって加熱され、かつ第2の熱交換器8によって冷却除湿される。それにより、除湿された空気が形成される。
空気調和機25においては、以上のような再熱除湿運転が行なわれる場合には、以下に説明される第1の制御モード〜第5の制御モードが、コントローラ100によって実行される。
第1の制御モード〜第4の制御モードは、室内空気温度データ(室内温度センサ13により検知される室内空気の温度)と室外機冷媒温度データ(室外機温度センサ18により検知される第3の熱交換器5の冷媒の温度)とに応じて実行される。
まず、図2に示されるように、ステップS1において、室内温度センサ13から室内空気の温度情報がコントローラ100へ送信される。次に、ステップS2において、室外機温度センサ18から室外機冷媒の温度情報がコントローラ100へ送信される。次に、ステップS3において、室内空気の温度と室外機内の冷媒の温度との差が算出される。その後、ステップS4において、室内空気の温度Aと室外機冷媒の温度Bとの差Cが所定値K以下であるか否かが判定される。ステップS4において、室内空気の温度Aと室外機冷媒の温度Bとの差Cが所定値K以下である場合には、ステップS5において、再熱除湿運転が実行されているときに、第3熱交換器5と第1熱交換器7との間での冷媒溜まりの発生を防止するために、次の第1の制御モード〜第4の制御モードのいずれかが実行される。なお、室内空気の温度Aと室外機冷媒の温度Bとの差Cが所定値Kよりも大きい場合には、ステップS1〜S4までの処理が繰り返される。
(1) 第1の制御モード
コントローラ100は、前述の差Cが所定値K以下になった場合には、室外送風機16の回転数を低下させる。これにより、第3の熱交換器5内を通過する冷媒の温度を高く維持することによって、その冷媒の圧力を高めることができる。そのため、第3の熱交換器5から第1の熱交換器7に向かう冷媒の流れを円滑にすることができる。また、前述の差Cがかなり大きい場合には、室外送風機16を停止させる。これにより、第3の熱交換器5内を通過する冷媒の圧力をより短時間で高めることができる。その結果、第3の熱交換器5から第1の熱交換器7に向かう冷媒の流れを短時間で確実に円滑にすることができる。
(2) 第2の制御モード
コントローラ100は、前述の差Cが所定値K以下になった場合には、圧縮機3の駆動周波数を増加させる。これにより、圧縮機3から送り出される冷媒の圧力を高めることができる。そのため、第3の熱交換器5内を通過する冷媒の圧力が高まる。その結果、第3の熱交換器5から第1の熱交換器7に向かう冷媒の流れを円滑にすることができる。
(3) 第3の制御モード
コントローラ100は、前述の差Cが所定値K以下になった場合には、電磁弁10を開き、冷媒に流量制御器11ではなく電磁弁10を通過させる。つまり、本発明の第1の熱交換器と第2の熱交換器との間に設けられた弁に相当する電磁弁10の開度を増加させる。これにより、第1の熱交換器7から第2の熱交換器8への冷媒の流量を増加させる。それにより、第2の熱交換器8内を通過する冷媒の圧力を高めることができる。その結果、冷媒循環量を増加させて、第3の熱交換器5内を通過する冷媒の圧力を高めることができる。これにより、第3の熱交換器5から第1の熱交換器7に向かう冷媒の流れを円滑にすることができる。
(4) 第4の制御モード
コントローラ100は、前述の差Cが所定値K以下になった場合には、室内風機15のファンの回転数を高め、室内送風機15の空気の送り量を増加させる。これにより、第2の熱交換器8内を通過する冷媒の圧力を高めることができる。それにより、冷媒循環量を増加させて、第3の熱交換器5内を通過する冷媒の圧力を高めることができる。その結果、第3の熱交換器5から第1の熱交換器7に向かう冷媒の流れを円滑にすることができる。
以上に説明した第1の制御モード〜第4の制御モードのいずれか1の制御モードが単独で実行されても、それらの制御モードの組み合わせが実行されてもよい。
次に、本発明の他の実施の形態の空気調和機を説明する。図3は、本発明の他の実施形態の空気調和機27の構成の概略を示す図である。
空気調和機27は、第1の熱交換器7と第2の熱交換器8との間の冷媒の流量を調節するために、流量制御器11および電磁弁10の代わりに、流量制御弁(膨張弁)12が設けられていることが、実施の形態1の空気調和機25と異なる。この流量制御弁12は、本発明の第1熱交換器と第2熱交換器との間に設けられた弁に相当する。また、本実施の形態の空気調和機27は、第1熱交換器7のための第1送風機15aと第2熱交換器8のための第2送風機15bとを有しており、コントローラ100は、第1送風機15aと第2送風機15bとを独立して制御することができる。空気調和機27は、前述の事項以外に関しては、以上に説明した空気調和機25と全く同一の構成を有しているものとする。したがって、特に必要がなければ、他の実施の形態の空気調和機27の特徴以外に関しては、その説明は繰り返さない。
他の実施の形態の空気調和機27においては、室内機1の流量制御弁12は、暖房運転、冷房運転、および再熱除湿運転のそれぞれにおいて、以下のように制御される。
流量制御弁12は、暖房運転および冷房運転のいずれかが行なわれる場合には、その開度が全開とされる。また、流量制御弁12は、再熱除湿運転が行なわれる場合には、その開度は負荷に応じて増減される。
また、空気調和機27においても前述の空気調和機25と同様に、再熱除湿運転が行なわれる場合には、コントローラ100は、第1の制御モード〜第4の制御モードを実行することができる。空気調和機27においては、上記第3の制御モードが実行される場合には、コントローラ100は、室内機1の流量制御弁12を全開にする。
また、空気調和機27においては、上記第4の制御モードが実行される場合には、コントローラ100は、第2熱交換器8のための第2送風機15bの回転数を増加させるが、第1熱交換器7のための第1送風機15aのファンの回転数を増加させない。これによれば、第1熱交換器7の温度を低下させることなく、第2熱交換器8の温度を上昇させて、より効率的に第2熱交換器8内の冷媒の圧力を増加させ、第3の熱交換器5内を通過する冷媒の圧力を高めることができる。
以上に説明したように、本発明の空気調和機によれば、コントローラは、室外機に備わる第3の熱交換器から室内機に備わる第1の熱交換器に向かって冷媒を循環させる再熱除湿運転が行なわれるときに、室内空気の温度と第3の熱交換器の冷媒の温度との差に基づいて、第1の熱交換器の冷媒の圧力が第3の熱交換器の冷媒の圧力より高くならないように、各機器の動作を制御する。
そのため、第3の熱交換器から第1の熱交換器に向かって冷媒を円滑に循環させることができ、室内温度が室外温度に比べて高くなる冬期においても再熱除湿運転を円滑に行なうことができる。また、通常空気調和機に必ず設けられる室内温度センサによって得られた室内空気の温度情報および第3熱交換機の冷媒の温度を測定する温度センサによって得られる温度情報を用いて、前述の制御を実行する。そのため、熱交換器7の冷媒の温度を測定する温度センサを設ける必要がない。したがって、空気調和機の部品点数の増加なく、再熱除湿運転を円滑に行なうことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態の空気調和機の概略構成を示す図である。 空気調和機のコントローラが実行する制御のフローチャートである。 他の実施の形態の空気調和機の概略構成を示す図である。 従来の一例の空気調和機を示す図である。 従来の他の例の空気調和機を示す図である。
符号の説明
1 室内機、2 室外機、3 圧縮機、4 四方切換弁、5 第3の熱交換器(室外熱交換器)、6 室外側流量制御弁(膨張弁)、7 第1の熱交換器(第1の室内熱交換器)、8 第2の熱交換器(第2の室内熱交換器)、9 アキュームレータ、10 電磁弁、11 流量制御器(キャピラリチューブ)、12 流量制御弁(膨張弁)、13 室内温度センサ、15 室内送風機、16 室外送風機、18 室外機温度センサ、19 冷媒配管、25,27 空気調和機。

Claims (5)

  1. 第1の熱交換器および第2の熱交換器を有する室内機と、
    圧縮機および第3の熱交換器を有する室外機とを備え、
    前記圧縮機、前記第3の熱交換器、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器、および前記圧縮機を含む回路において、この順番で冷媒を循環させることによって再熱除湿運転が行なわれる空気調和機であって、
    前記空気調和機は、
    前記第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、
    室内空気の温度を測定する第2温度センサと、
    前記第3熱交換器のための室外送風機と、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、前記室外送風機を制御する制御装置とをさらに備え、
    前記再熱除湿運転時においては、
    前記第1熱交換器および前記第3熱交換器は、凝縮機として機能し、
    前記第2熱交換器は、蒸発機として機能し、
    前記制御装置は、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、前記第3熱交換器と前記室内空気との温度差を算出し、
    前記温度差が所定値以下になった場合に、前記室外送風機の回転数を低下させる、空気調和機。
  2. 第1の熱交換器および第2の熱交換器を有する室内機と、
    前記圧縮機および第3の熱交換器を有する室外機とを備え
    前記圧縮機、前記第3の熱交換器、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器、および前記圧縮機を含む回路において、この順番に冷媒を循環させることによって再熱除湿運転が行なわれる空気調和機であって、
    前記空気調和機は、
    前記第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、
    室内空気の温度を測定する第2温度センサと、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、前記圧縮機を制御する制御装置とをさらに備え、
    前記再熱除湿運転時においては、
    前記第1熱交換器および前記第3熱交換器は、凝縮機として機能し、
    前記第2熱交換器は、蒸発機として機能し、
    前記制御装置は、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、前記第3熱交換器と前記室内空気との温度差を算出し、
    前記温度差が所定値以下になった場合に、前記圧縮機の駆動周波数を増加させる、空気調和機。
  3. 第1の熱交換器および第2の熱交換器を有する室内機と、
    前記圧縮機および第3の熱交換器を有する室外機とを備え、
    前記圧縮機、前記第3の熱交換器、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器、および前記圧縮機を含む回路において、この順番に冷媒を循環させることによって再熱除湿運転が行なわれる空気調和機であって、
    前記空気調和機は、
    前記第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、
    室内空気の温度を測定する第2温度センサと、
    前記第1熱交換器と前記第2熱交換器との間の冷媒流路に設けられた弁と、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、前記弁を制御する制御装置とをさらに備え、
    前記再熱除湿運転時においては、
    前記第1熱交換器および前記第3熱交換器は、凝縮機として機能し、
    前記第2熱交換器は、蒸発機として機能し、
    前記制御装置は、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、前記第3熱交換器と前記室内空気との温度差を算出し、
    前記温度差が所定値以下になった場合に、前記弁の開度を増加させる、空気調和機。
  4. 第1の熱交換器および第2の熱交換器を有する室内機と、
    前記圧縮機および第3の熱交換器を有する室外機とを備え、
    前記圧縮機、前記第3の熱交換器、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器、および前記圧縮機を含む回路において、この順番に冷媒を循環させることによって再熱除湿運転が行なわれる空気調和機であって、
    前記空気調和機は、
    前記第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、
    室内空気の温度を測定する第2温度センサと、
    前記第1熱交換器および前記2熱交換器のための室内送風機と、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、前記室内送風機を制御する制御装置とをさらに備え、
    前記再熱除湿運転時においては、
    前記第1熱交換器および前記第3熱交換器は、凝縮機として機能し、
    前記第2熱交換器は、蒸発機として機能し、
    前記制御装置は、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、前記第3熱交換器と前記室内空気との温度差を算出し、
    前記温度差が所定値以下になった場合に、前記室内送風機の回転数を増加させる、空気調和機。
  5. 第1の熱交換器および第2の熱交換器を有する室内機と、
    前記圧縮機および第3の熱交換器を有する室外機とを備え、
    前記圧縮機、前記第3の熱交換器、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器、および前記圧縮機を含む回路において、この順番に冷媒を循環させることによって再熱除湿運転が行なわれる空気調和機であって、
    前記空気調和機は、
    前記第3熱交換器の温度を測定する第1温度センサと、
    室内空気の温度を測定する第2温度センサと、
    前記第1熱交換器のための第1送風機と、
    前記第2熱交換器のための第2送風機と、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサのそれぞれから温度情報が送信されるとともに、前記第1送風機および前記第2送風機を制御する制御装置とをさらに備え、
    前記再熱除湿運転時においては、
    前記第1熱交換器および前記第3熱交換器は、凝縮機として機能し、
    前記第2熱交換器は、蒸発機として機能し、
    前記制御装置は、
    前記第1温度センサおよび前記第2温度センサから送信されてきた2つの温度情報を用いて、前記第3熱交換器と前記室内空気との温度差を算出し、
    前記温度差が所定値以下になった場合に、前記第2送風機の回転数を増加させる、空気調和機。
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