JP2008037571A - 積層シートの剥離方法とそれに用いる剥離装置 - Google Patents

積層シートの剥離方法とそれに用いる剥離装置 Download PDF

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昌和 俵
Kiyotaka Kanbara
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Abstract

【課題】本発明は、傷などをつけずに、確実にシートを剥離する方法とそれに用いる剥離装置を提供する。
【解決手段】三枚のシートを貼付してなる積層シート8の一辺を挟持して懸架する懸架手段9と、前記積層シート8の角部を表裏面側より支持する、第一、第二の支持部10、11と、前記角部の表裏面へエアを噴きつけシートをめくり上げる第一、第二のノズル部12、13と、このめくり上げたシートを前記第一、第二の支持部10、11とでそれぞれ挟持する第一、第二の剥離部16、17と、残る中央のシートの一辺を把持し、前記第一、第二の剥離部とともに移動させることで前記積層シートから両面のシートを剥離する把持手段18とを備えた積層シートの剥離装置であって、前記第一、第二のノズル部12、13を、積層シート8の対角線に略沿ってその角部へ移動させながらエアを噴きつけることにより、前記角部のシートをめくり上げる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のシートを貼付して積層した積層シートから、シートをめくり上げて剥離する方法とそれに用いる剥離装置に関するものである。
従来、多層基板などのプリント配線板の製造工程において、シート状の基材にフィルムを貼付した積層シートが用いられている。基材としては、ガラスエポキシやアラミド不織布、銅張積層板などであり、フィルムとしてはフィルムレジストやその保護フィルム、PETなどである。層間の電気的導通を得るためのビア孔の加工工程や、回路パターンを形成する露光工程で使用される。
これらのフィルムは、その工程の終了後に基材から剥離する必要があり、従来は図10に示す剥離方法が用いられていた。図10は銅張積層板1に熱圧着されたフィルムレジスト2の表面を保護する保護フィルム3を、その片端よりめくり上げて剥離する方法を示している。
まず初めに、保護フィルム3上から振動ペン4を用いて、一辺の中央あたりに傷をつける。次に銅張積層板1の一辺へ、その進行方向からエアノズル5により略水平にエアを噴きつけることにより、傷を起点として保護フィルム3の一端をめくり上げる。最後に光電センサ6により、保護フィルム3の両端のめくり上がり部分を検出してフィルム巻取り手段7で把持して剥離を行う方法である。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平8−181489号公報
上記従来の方法は、めくり上がりの起点を作るため、エアを噴きつける前に必ず振動ペン4などを用いて保護フィルム3に傷を付ける必要があった。しかし、保護フィルム3のみに傷を付けることは非常に困難であり、またフィルム巻取り手段7に把持して剥離を行う際に、保護フィルムが傷を起点にして途中で切れるなどの課題があった。
そこで、本発明は、傷などを付けずに確実にフィルムを剥離できる方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は、三枚のシートを貼付してなる積層シートの一辺を挟持して懸架する第一の工程と、前記積層シートの角部を、第一の支持部材で裏面側を支持する第二の工程と、前記角部の表面へエアを噴きつけて、この角部のシートの一部をめくり上げる第三の工程と、前記角部を、第二の支持部材でその表面側を支持する第四の工程と、前記角部の裏面へエアを噴きつけて、この角部のシートの一部をめくり上げる第五の工程と、前記第三、第五の工程でめくり上げた角部のシートを保持して移動することにより前記シートを剥離する剥離方法であって、前記第三、第五の工程で、積層シート材の対角線に略沿ってエアを噴きつけながら角部まで移動させて、前記角部のシートをめくり上げるので、予めめくり上がりの起点となる傷を付ける必要がなく、三枚のシートを貼付してなる積層シートから、確実に両面のシートを剥離することができる。
本発明に係る積層シートの剥離方法とそれに用いる剥離装置は、三枚のシートを貼付してなる積層シートを、その一辺を挟持して懸架した後、積層シートの角部を、表裏面順番に第一、第二の支持部材で支持するとともに、対角線に略沿って角部まで移動しながらエアを積層シート上へ噴きつけることで、この積層シートの角部のシートを容易にめくり上げて、このめくり上がりを起点として全面からシートを剥離することができる。そのため、予めシートにめくり上がりの起点となる傷などを入れる必要がなく、また上記剥離を、積層シートを懸架した状態で行うため、三枚のシートを貼付した積層シートであっても、容易にその両面のシートを剥離することができる作用効果を奏するものである。
以下、本発明の詳細を、図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における積層シートの構成を示す拡大斜視図である。本実施の形態の積層シート8は、三枚のシート8a、8b、8cを積層して貼付した三層構造とした。中央のシート8bとしては、グリーンシートや、ガラスエポキシ、アラミド不織布からなるプリプレグなどであり、その表裏面のシート8a、8cとしては、PPやPETなどからなるフィルムである。これらの表裏面のシート8a、8cを、中央のシート8bの両面に、熱圧着などにより貼付したものである。
図2は、本発明の一実施の形態における積層シートの剥離装置の構成を示す斜視図である。図中の矢印は、以下に説明する各構成部品の移動可能な方向をそれぞれ示している。
本実施の形態における積層シートの剥離装置は、積層シート8の一辺を挟持して懸架する懸架手段9と、積層シート8を挟んで両面側に配置された第一、第二の支持部10、11と、積層シート8の表裏面へエアを噴きつけて表裏面のシート8a、8c(図1)をめくり上げる第一、第二のノズル部12、13と、積層シート8の角部を挟持する挟持手段14と、この挟持手段14の近傍に設けたダスト吸引用の吸引機構15と、めくり上げた表裏面のシート8a、8cを、第一、第二の支持部10、11とでそれぞれ挟持する第一、第二の剥離部16、17と、表裏面のシート8a、8cを剥離した後の中央のシート8bを把持する把持手段18とから構成されている。
懸架手段9は、少なくとも積層シート8の一辺の一部、回路パターンなどが形成されていない部分を両面から挟持する構成となっている。
第一、第二の支持部10、11は、交互に積層シート8の表裏面に当接させて支持する支持面10a、11aを有し、この支持面10a、11aは必ず積層シート8の角部より大きくすることで、この角部全体を支持する。また、この支持面10a、11aには、積層シート8上へエアを噴きつける加圧源に連接された第一、第二のノズル部12、13がそれらの一部に設けられている。さらに、これら第一、第二の支持部10、11は、少なくとも、x、z方向と、積層シート8の対角線に略沿った矢印Aの方向に移動可能な機構を有している。尚、第一、第二のノズル部12、13は、加圧源と連接するとともに、真空源とも連接させ、電磁弁等で適宜選択できるようにしてもよい。上記構成とすることで、めくり上げた表裏面のシート8a、8cを吸引して剥離することが可能となる。
挟持手段14は、少なくとも、積層シート8に対して、第一、第二の支持部10、11よりも中央よりに配置されており、積層シート8の両面を挟持して保持する。本実施の形態では、この挟持手段14を二枚の矩形板で構成し、積層シート8の角部へ導く対角線に対して、略直交するように配置した。このように略直交するように配置することで、第一、第二のノズル部12、13から積層シート8上へ噴きつけられるエアを、積層シート8の外側へ回避することができるので、エア噴きつけによるダストなどの飛散を防止することができる。さらに、この挟持手段14の近傍へ、ダストの吸引機構15を設けることで、上記の効果をさらに高めることができる。
第一、第二の剥離部16、17は、積層シート8の一辺の延長線上に配置されており、x、y、zの三方向に移動可能な機構を有している。本実施の形態では、積層シート8の一辺に略水平な二枚の矩形板から構成している。この矩形板をそれぞれy方向に移動し、めくり上げた表裏面のシート8a、8cと中央のシート8bとの間にそれぞれを挿入した後、x方向に移動させることで、第一、第二の支持部10、11とでそれぞれ表裏面のシート8a、8cを挟持する。
把持手段18も、第一、第二の剥離部16、17と略同じ構造であり、少なくとも、x、z方向の二方向に移動可能な機構を有している。表裏面のシート8a、8cがめくり上げられた残りの中央のシート8bを、その両側から挟持することで把持する。
上記、第一、第二の支持部10、11と、第一、第二の剥離部16、17、把持手段18はお互いに同期して移動することにより、積層シート8から、表裏面のシート8a、8cの全面を剥離する。
次に、図を用いて、剥離方法について詳細を説明する。
まず初めに、図3に示すごとく、懸架手段9へ積層シート8を挿入し、挟持しながら懸架する。このとき、積層シート8の両角部は挟持せず、自由端としておく。また、積層シート8の下端の一辺に重りを設けることで、適度な張力を積層シート8に付加しても良い。尚、本実施の形態では、積層シート8は、図面手前側より、表面のシート8a、中央のシート8b、裏面のシート8cの三枚を貼付して積層した構成として以下説明する。
次に、図4に示すごとく、積層シート8の角部を、その両端から挟持手段14により挟持した後、第一の支持部10の主面10aを積層シート8の角部に裏面へ当接させることにより支持する。一方、第二の支持部11は、表面のシート8a上に一定の間隔で維持する。このとき、挟持手段14と、第一、第二の支持部10、11をカム機構などで連結することにより、積層シート8を挟持するとともに、第一の支持部10を積層シート8の裏面へ当接させてもよい。尚、第一、第二の支持部10、11は、当接させる積層シート8の角部よりその外形を大きくすることで、積層シート8の角部全体を当接させて支持できるようにする。また、挟持手段14は、積層シート8の角部へ通じる対角線に対して、略直交するように配置されている。
次に、図5(a)に示すごとく、第一の支持部10でその裏面を支持された積層シート8の角部へ、第二の支持部11に設けた第二のノズル部13からエアを噴きつけながら、積層シート8の角部へ対角線に略沿って移動させることにより、表面のシート8aと中央のシート8bをめくり上げる。このとき、ダスト吸引機構15により吸引することで、エアの噴きつけと共に周辺に飛散するダストを、吸引して除去することができる。また、図中の二点鎖線がめくり上がり部であり、斜線部が露出した裏面のシート8cを示す。上記工程において、積層シート8のめくり上がる界面は、概ね、質量の大きい界面からめくり上がるものである。図5(b)に積層シート8の角部に通じる対角線A−AAにおける断面図を示す。本実施の形態では、第二のノズル部13から、表面のシート8aの略垂直上方よりエアを噴きつける構成とした。三枚のシート8a、8b、8cがそれぞれ同じ厚みの場合、裏面のシート8cを残して、表面、中央のシート8a、8bが共にめくり上がる。そして、上記工程後、第二の支持部11を初期位置へと戻し、積層シート8の裏面のシート8cに対しても上記と同様の工程を行う。すなわち、第二の支持部11を積層シート8の角部へ当接させて支持し、第一の支持部10を、裏面のシート8c上に一定間隔で維持する。そして、第一の支持部10に設けた第一のノズル部12により、裏面のシート8c上へエアを噴きつけながら、対角線に略沿って、その角部へ第一のノズル12を移動させることにより、表面のシート8aから中央のシート8bをめくり上げる。上記工程により、三枚のシートを貼付してなる積層シート8の角部において、その両面のシート8a、8cをめくり上げることができる。このように、第一、第二のノズル部12、13を、積層シート8の対角線に略沿って角部へ移動させることにより、その角部では、エアで積層シート8を押さえつける一方で、三枚のシート8a、8b、8cの界面へエアを噴きつけてめくり上げるものである。そのため、積層シート8が角部を有するものであれば、有用であり、その対角線から15度程度ずれても、効果は小さくなるが有効である。上記工程の最後に、挟持手段14を干渉しない位置へ回避させる。
次に、図6に示すごとく、懸架された積層シート8の一辺に平行に、その延長線上から第一、第二の剥離部16、17を、それぞれ裏面のシート8cと中央のシート8b間と、表面のシート8aと中央のシート8b間とに挿入する。そして、これら第一、第二の剥離部16、17を、x方向に互いに離すように移動させ、第一、第二の支持部10、11とで裏面のシート8cと表面のシート8aとをそれぞれ挟持する。尚、第一、第二のノズル部12、13に、例えば真空源と連結させることで吸引機能を設け、これにより、これら第一、第二のノズル部12、13でそれぞれ表裏面のシート8a、8cとを吸引しながらx方向に若干量移動させ、第一、第二の剥離部16、17を、図6(b)に示すB−BB断面図のように、めくり上げた表裏面のシート8a、8cと中央のシート8b間に確実に挿入し、挟持することができる。そして、把持手段18を積層シート8の近くまでz方向に移動させる。
次に、図7に示すごとく、第一、第二の支持部10、11と、第一、第二の剥離部16、17とを、それぞれ表裏面のシート8a、8cを挟持しながら、x方向、すなわち互いに引き離す方向へ移動させて、表裏面のシート8a、8cをさらにめくり上げる。そして、把持手段18まで、このめくり上がり部分が拡がった後、把持手段18を挿入して中央のシート8bを挟持して把持する。そして、懸架手段9を、x方向に移動させて、積層シート8の懸架を解除した後、干渉しない位置まで移動させる。
そして最後に、図8に示すごとく、第一、第二の支持部10、11と、第一、第二の剥離部16、17をz方向に移動させることで、積層シート8の全面から、表裏面のシート8a、8cをめくり上げて剥離する。尚、このとき、把持手段18を、第一、第二の支持部10、11および、第一、第二の剥離部16、17の移動方向と同期させて逆方向に移動させることで、上記剥離に要する時間を短縮させることができる。
上述した剥離方法では、第一、第二のノズル部12、13から、積層シート8の表裏面に対して略垂直上方よりエアを噴きつけたが、図9に示す図5におけるA−AA断面図の別の一例のように、傾斜角Rを設けることで、めくり上がりに必要なエアの圧力をより低くすることができる。この傾斜角Rは、第一、第二のノズル部12、13の移動方向、すなわち積層シート8の対角線に略沿った方向に対して、最大30度傾斜させた。このように、30度傾斜させることにより、0.3MPa必要なめくり上げに要するエアの圧力を、0.25MPa低くした場合であっても、積層シート8の角部の表裏面のシート8a、8cを容易にめくり上げることができた。
このように、上述した剥離方法と剥離装置を用いることにより、予めシートに傷を入れることなく、三枚のシートを貼付した積層シートから、容易にその両面のシートを剥離することができる。
上述した剥離方法および装置は、グリーンシート上の保護フィルムや、フィルムレジスト上の保護フィルムの剥離、またALIVHなどの多層回路基板の製造工程で用いるビア孔加工後のプリプレグ上の保護フィルムなど、三枚のシート材を貼付した積層シートから基材を傷つけることなく容易に剥離することができる。
また、上記実施の形態は、三枚のシートを貼付して積層した積層シートの一例であるが、二枚のシートを貼付して積層した積層シートでも適用可能である。
本発明に係る積層シートの剥離方法とそれに用いる剥離装置は、三枚のシートを貼付してなる積層シートを、その一辺を挟持して懸架した後、積層シートの角部を、表裏面順番に第一、第二の支持部材で支持するとともに、対角線に略沿って角部まで移動しながらエアを積層シート上へ噴きつけることで、この積層シートの角部のシートを容易にめくり上げて、このめくり上がりを起点として全面からシートを剥離することができる。そのため、予めシートにめくり上がりの起点となる傷などを入れる必要がなく、また上記剥離を、積層シートを懸架した状態で行うため、三枚のシートを貼付した積層シートであっても、容易にその両面のシートを剥離することができるので、複数のシートを貼付して積層した積層シートから、シートを確実にめくり上げて剥離する方法およびそれに用いる剥離装置に有用である。
本実施の形態における積層シートの一例を示す部分斜視図 本発明の一実施の形態における剥離装置の構成を説明する斜視図 同装置における剥離方法を説明する部分斜視図 同装置における剥離方法を説明する部分斜視図 (a)装置における剥離方法を説明する部分斜視図、(b)同図(a)のA−AAの拡大断面図 (a)同装置における剥離方法を説明する部分斜視図、(b)同図(a)のB−BBの拡大断面図 同装置における剥離方法を説明する部分斜視図 同装置における剥離方法を説明する部分斜視図 同装置における別の一例のノズル部を説明する拡大断面図 従来の剥離方法を説明する側面図
符号の説明
8 積層シート
9 懸架手段
10 第一の支持部
11 第二の支持部
12 第一のノズル部
13 第二のノズル部
14 挟持手段
15 ダスト吸引機構
16 第一の剥離部
17 第二の剥離部
18 把持手段

Claims (10)

  1. 三枚のシートを貼付してなる積層シートの一辺を挟持して懸架する第一の工程と、前記積層シートの角部を、第一の支持部材で裏面側を支持する第二の工程と、前記角部の表面へエアを噴きつけて、この角部のシートの一部をめくり上げる第三の工程と、前記角部を、第二の支持部材でその表面側を支持する第四の工程と、前記角部の裏面へエアを噴きつけて、この角部のシートの一部をめくり上げる第五の工程と、前記第三、第五の工程でめくり上げた角部のシートを保持して移動することにより前記シートを剥離する剥離方法であって、前記第三、第五の工程で、積層シートの対角線に略沿ってエアを噴きつけながら角部まで移動させて、前記角部のシートをめくり上げる積層シートの剥離方法。
  2. エアの噴きつけを、積層シートの垂線に対して最大30度の範囲で傾斜させた請求項1に記載の積層シートの剥離方法。
  3. 第三、第五の工程で、角部の一部を両面から挟持してエアを噴きつける、請求項1または請求項2に記載の積層シートの剥離方法。
  4. 中央のシートは、プリプレグである請求項1〜3のいずれか一つに記載の積層シートの剥離方法。
  5. 三枚のシートを貼付してなる積層シートの一辺を挟持して懸架する懸架手段と、前記積層シートの角部を表裏面側より支持する、第一、第二の支持部と、前記角部の表裏面へエアを噴きつけシートをめくり上げる第一、第二のノズル部と、このめくり上げたシートを前記第一、第二の支持部とでそれぞれ挟持する第一、第二の剥離部と、残る中央のシートの一辺を把持し、前記第一、第二の剥離部とともに移動させることで前記積層シートから両面のシートを剥離する把持手段とを備えた積層シートの剥離装置であって、前記第一、第二のノズル部を、積層シートの対角線に略沿ってその角部へ移動させながらエアを噴きつけることにより、前記角部のシートをめくり上げる積層シートの剥離装置。
  6. ノズル部は、積層シートの垂線に対し、最大30度傾斜させた請求項5に記載の積層シートの剥離装置。
  7. 第一、第二の支持部に、それぞれノズル部を設けた請求項5または請求項6に記載の積層シートの剥離装置。
  8. 第一、第二の支持部材に、吸引手段をさらに設けた請求項5〜7のいずれか一つに記載の積層シートの剥離装置。
  9. 第一、第二の支持部より積層シートの内側に、一定の幅で前記積層シートの角部を、その両面から挟持する挟持手段をさらに設けた請求項5〜8のいずれか一つに記載の積層シートの剥離装置。
  10. 挟持手段に、ダストを吸引する吸引機構をさらに設けた請求項9に記載の積層シートの剥離装置。
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JP2011082406A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Panasonic Corp 回路基板の製造方法

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