JP2008033891A - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、低コストの構成を採用しながらも高精度のハンズフリー操作を可能とする表示装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る表示装置は、ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得手段と、取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する決定手段と、決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示手段と、前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知手段と、検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択手段と、選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報を表示する表示装置に関し、特に、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の頭部装着型表示装置に対するハンズフリーの操作技術に関する。
従来、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の頭部装着型表示装置に対し、手によるユーザ操作を不要とするハンズフリーの操作方式が提案されている。代表的なハンズフリーの操作方式としては、アイカメラ(眼球撮影カメラ)を用いる方式がある。
例えば、アイカメラでユーザの眼球を撮影し、その動画像を解析することによってユーザの注視点を推定する方式がある(例えば、特許文献1参照)。この方式によると、HMD等の画面に表示された複数の表示要素のうち、ユーザが見ている表示要素を推定することができる。これによって、ユーザは、ボタン操作などをしなくても、視線を移動させることでHMDを操作することができる。
また、アイカメラ以外のものを用いて、ユーザが見ている方向を推定する方式もある。
例えば、角速度センサーをユーザの頭部に装着し、その角速度センサーからの出力に基づいて、ユーザが見ている方向を推定する方式がある(例えば、特許文献2参照)。この方式によると、アイカメラを用いなくても、ユーザが見ている領域をある程度推定することができる。
特開平8−286141号公報 特開平7−24141号公報
このように、HMDに表示された複数の表示要素の中からユーザが見ている表示要素を判定する方式として、アイカメラを用いる方式と、角速度センサーを用いる方式とがある。この2つの方式を比較した場合、アイカメラを用いる方式は、アイカメラや光源のハードウェアコスト、さらには注視点を推定する画像処理の計算コストが高い課題がある。一方、角速度センサーを用いる方式は、ハードウェアコストや計算コストが比較的低く済む利点があるが、ユーザが見ている方向を推定する精度が比較的低い課題がある。精度が低い原因は、ユーザが頭部を動かさずに眼球のみを動かした場合、その眼球の動きを角速度センサーでは検知することができないためである。このように、角速度センサーを用いる方式によると、HMDに表示された複数の表示要素の中からユーザが見ている表示要素を判定する際、その判定が精度よくできない課題がある。
本発明は、前記課題を解決するものであって、低コストの構成を採用しながらも高精度のハンズフリー操作を可能とする表示装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、ユーザに対して情報を表示する表示装置であって、前記ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得手段と、取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する決定手段と、決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示手段と、前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知手段と、検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択手段と、選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行手段とを備える。
本構成によって、ユーザは表示要素の一部を見ることができないことになるので、ユーザが表示要素を見ると自然とユーザの頭部も動くことになる。その結果、頭部向きの変化方向に表示されている表示要素が選択され、その選択された表示要素に関係する所定の処理が実行される。これによって、頭部向きの変化方向を検知するだけの低コストの構成を採用しながらも、高精度のハンズフリー操作が可能となる。
ここで、前記表示装置は、さらに、検知された前記変化方向と略逆方向に前記表示要素が移動するように、前記表示要素の表示位置を変更する変更手段を備え、前記表示手段は、変更された前記表示位置に前記表示要素を表示してもよい。
本構成によって、ユーザが例えば右側に表示されている表示要素を見ようとして頭部を右へ動かすと、その表示要素は左側に移動することになり、頭部を正面に向けたときにはその表示要素の内容に注目することができるので、選択間違いを減らすことが可能となる。
また、前記選択手段は、前記表示要素の表示位置がその表示要素の全部を前記ユーザが見ることができる状態になった場合、前記表示要素を選択してもよい。
本構成によって、表示要素の全部をユーザが見ることができる状態となるまでユーザの頭部が動かなければその表示要素は選択されないので、ユーザが全部を見ようとした表示要素だけを選択することが可能となる。
また、前記選択手段は、前記表示要素の表示位置がその表示要素の所定割合以上の部分を前記ユーザが見ることができる状態になった場合、前記表示要素を選択してもよい。
本構成によって、表示要素の所定割合以上の部分(例えば大部分)をユーザが見ることができる状態となるまでユーザの頭部が動かなければその表示要素は選択されないので、ユーザが大部分を見ようとした表示要素だけを選択することが可能となる。
また、前記選択手段は、所定表示状態が所定時間以上継続した場合、前記表示要素を選択してもよい。
本構成によって、所定表示状態が所定時間以上継続しなければその表示要素は選択されないので、ユーザが一瞬だけ見た表示要素は選択されず、選択間違いを減らすことが可能となる。
また、前記決定手段は、前記表示要素が前記ユーザの視野の境界線をまたぐように、前記表示要素の表示位置を決定してもよい。
本構成によって、表示手段の表示領域がユーザの視野より広い場合、表示要素がユーザの視野の境界線をまたいで表示されることになるので、表示要素の一部をユーザが見ることができないようにすることが可能となる。
また、前記決定手段は、前記表示要素が前記表示手段の表示領域の境界線をまたぐように、前記表示要素の表示位置を決定してもよい。
本構成によって、表示手段の表示領域がユーザの視野より狭い場合、表示要素が表示手段の表示領域の境界線をまたいで表示されることになるので、表示要素の一部をユーザが見ることができないようにすることが可能となる。
また、前記決定手段は、前記表示手段の表示領域左端に前記表示要素の右側一部が表示されるように、前記表示手段の表示領域右端に前記表示要素の左側一部が表示されるように、前記表示手段の表示領域上端に前記表示要素の下側一部が表示されるように、または、前記表示手段の表示領域下端に前記表示要素の上側一部が表示されるように、前記表示要素の表示位置を決定してもよい。
本構成によって、容易に、一般的な矩形の表示画面において表示要素の一部をユーザが見ることができないようにすることが可能となる。
また、前記表示装置は、さらに、検知された前記変化方向と略逆方向に前記表示要素が移動するように、前記表示要素の表示位置を変更する変更手段を備え、前記決定手段は、複数の前記表示要素の表示位置が変更された場合でも、選択される前記表示要素の数が1つとなるように、複数の前記表示要素の表示位置を決定してもよい。
本構成によって、全部表示される表示要素の数は1つになるので、複数の表示要素の中からユーザが意図した1つの表示要素を確実に選択することが可能となる。
また、前記検知手段は、前記ユーザの頭部に装着された角速度センサーからの出力に基づいて前記変化方向を検知してもよい。
本構成によって、角速度センサーからの出力に基づいて頭部向きの変化方向を検知するだけで済むので、高価なアイカメラを採用する必要がなく、また、アイカメラによって撮影した動画像から注視点を認識する画像処理コストも不要となるため、全体のコストを大幅に下げることが可能となる。
また、前記実行手段は、前記表示要素がボタンである場合、前記ボタンに割り当てられている処理を実行してもよい。
本構成によって、ユーザがボタンを注視したとき、そのボタンに割り当てられている処理が実行されるので、ボタンの押下をハンズフリーで指示することが可能となる。
また、前記実行手段は、前記表示要素が動画像である場合、前記動画像の再生処理を開始してもよい。
本構成によって、ユーザが動画像を注視したとき、その動画像の再生処理が開始されるので、動画像の再生開始をハンズフリーで指示することが可能となる。
また、前記表示手段は、前記表示要素を選択するための枠である選択枠を所定の表示位置に表示し、前記選択手段は、前記選択枠内に前記表示要素が収まった場合、前記表示要素を選択してもよい。
本構成によって、選択枠という分かり易い手法によって表示要素を選択することができるので、より使い勝手がよくなるという効果がある。
また、前記表示手段は、前記ユーザの頭部に装着されてもよい。
本構成によって、本発明をHMDに適用することが可能となる。
なお、本発明は、このような表示装置として実現することができるだけでなく、このような表示装置が備える特徴的な手段を備える集積回路として実現したり、このような表示装置が備える特徴的な手段をステップとする表示装置の制御方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る表示装置によれば、ユーザは表示要素の一部を見ることができないことになるので、ユーザが表示要素を見ると自然とユーザの頭部も動くことになる。その結果、頭部向きの変化方向に表示されている表示要素が選択され、その選択された表示要素に関係する所定の処理が実行される。これによって、頭部向きの変化方向を検知するだけの低コストの構成を採用しながらも、高精度のハンズフリー操作が可能となる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における表示装置の外観図である。本実施の形態1では、表示装置としてHMD40を採用した場合を例示する。
HMD40は、ユーザの頭部に装着される表示装置である。この図に示されるように、普通の眼鏡41の上に小さな投影装置42がのっている。投影装置42には、画像データや電力などがケーブル43を通して本体44から送られる。投影装置42に送られた画像データは、眼鏡41のレンズに沿って装着される表示プリズムに27度程度の視野角で投影される。
画像データが投影されていないときは、ごく普通に眼鏡を通してあたりの風景を見ることができる。一方、画像データが投影されているときは、その風景の中に投影中の画像が浮かんで見える。
図2は、本発明の実施の形態1における表示装置の構成図である。この表示装置は、ユーザの頭部に装着される表示装置(例えばHMD40)であって、機能的には、表示要素決定部101と、表示要素取得部102と、境界表示決定部103と、検知部104と、表示位置変更部105と、選択部110と、実行部108と、表示部109とを備えている。選択部110には、境界表示判定部106と、選択要素判定部107とが含まれる。
以下、図2の構成図を用いて、各構成要素とその関係について説明する。
表示要素決定部101は、表示要素を決定する。表示要素は、ユーザに対して表示される情報の構成要素であり、アイコンやボタンやウィンドウ等のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)部品や、動画像や静止画像や文字や記号などのコンテンツを含む。また、音声情報など、ユーザに対して表示されない情報を表示要素に組み合わせてもよい。表示要素は、テレビ番組、メール、ホームページ、時計、時刻表、株価、標識、キャラクター、宣伝・広告などでもよい。表示すると決定する表示要素の数は1つでもよいし、複数でもよい。
表示要素取得部102は、本発明に係る取得手段の一例であって、表示要素決定部101によって決定された表示要素を取得する。取得方法は、有線や無線での通信路や放送路を経由して取得する方法でもよいし、光ディスクや半導体メモリなどの媒体を経由して取得する方法でもよい。また、表示要素決定部101の決定に先んじて取得しておいてもよい。複数の表示要素を取得する際には、同時に取得してもよいし、順次取得してもよい。
境界表示決定部103は、本発明に係る決定手段の一例であって、表示要素取得部102によって取得された表示要素の表示位置として、その表示要素の一部をユーザが見ることができない表示位置を決定する。具体的には、表示要素取得部102と境界表示決定部103との間には表示要素決定部101が介在するので、表示要素決定部101によって決定された表示要素の一部をユーザが見ることができない表示位置を決定することになる。ここで、表示要素の一部をユーザが見ることができない表示位置に表示要素を表示することを「境界表示」と呼ぶことにする。言い換えると、境界表示とは、表示要素の一部がユーザから見え、残る部分は見えないように表示することである。例えば、HMD画面の右端に表示要素の左半分だけを表示したり、画面の下端に表示要素の上部だけを表示したりすることで、ユーザから一部は見えるが全部は見えないようにすることができる。それに対して、表示要素の全部をユーザが見ることができる表示位置に表示要素を表示することを以下では「全部表示」と呼ぶことにする。
なお、境界表示決定部103は、複数の表示要素がある場合は、少なくとも1つの表示要素を境界表示させるように各表示要素の表示位置を決定する。すなわち、必ずしも全ての表示要素が境界表示されなくてもよい。例えば、2つの表示要素がある場合は、どちらか一方のみが境界表示される位置を決定してもよい。あるいは、一方をHMD画面左端に境界表示させ、他方を画面右端付近に全部表示してもよい。また、複数の表示要素がある場合は、1つのみが全部表示され、それ以外は境界表示されるように、各表示要素の表示位置を決定してもよい。そうすると、最終的に1つの表示要素をユーザに選択させたい場合、後述の選択要素判定部107における処理を単純化することができる。
なお、HMDの表示範囲(表示部109の表示領域)は矩形でなくてもよい。例えば、HMD画面の上端は横一直線ではなく、中央部を下げた曲線や折れ線でもよい。また、表示要素の前面に表示要素と別の表示をすることによって、表示要素の一部を隠して境界表示を実現してもよい。
なお、HMDの表示範囲がユーザの視野より広い場合は、表示要素がユーザの視野境界線をまたぐようにしてもよい。このようにすれば、表示要素が表示部109の表示領域の境界線をまたぐ場合と同様、境界表示を実現することができる。ここでいう視野境界線は、両眼視野の境界線としてもよいし、単眼視野の境界線としてもよい。例えば、両眼視野の境界線としては、顔面正面から左右60度、上60度、下75度までの視野範囲の境界線を採用することができる。また、単眼視野の境界線としては、顔面正面から左右100度、上60度、下75度までの視野範囲の境界線を採用することができる。視野範囲の個人差を考慮して、ここで例示した具体的角度から20度以内の範囲で異なる角度を採用してもよい。
なお、前記でいう「視野」は主に周辺視野の意味で用いているが、周辺視野ではなく中心視野について境界線を求めてもよい。すなわち、人間の視野は、中心視野と周辺視野の2つに大別することができる。中心視野では、物の形を細部にわたって判別したり色を認識したりすることができる。一方、周辺視野では、物の形はぼんやりして色もあまりわからない。表示要素がユーザの中心視野の境界線をまたぐようにすれば、ユーザには表示要素の一部がぼんやり見えることになる。その結果、表示要素の全部を細部まで見ようとする意識が働き、ユーザの頭部が自然と動く傾向が強くなる。
検知部104は、本発明に係る検知手段の一例であって、ユーザの頭部動作量を検知する。ユーザの頭部動作量は、ユーザの頭部に装着された角速度センサー(当該表示装置に搭載された角速度センサー)からの出力に基づいて検知することができる。角速度センサーに代えて、加速度センサーや地磁気センサーや無線電波センサーや超音波センサー等を採用してもよい。また、頭部に装着されていないものであっても頭部の動きを検知することができるものであればよく、カメラやセンサーや電子タグリーダ等を採用してもよい。半導体素子を利用する半導体センサーを採用することも可能である。ユーザの頭部動作量は、角度変化でも移動量でもそれらの加速度量でもよい。ユーザの頭部が左や右へ動いたかどうかを示すフラグを頭部動作量と考えてもよい。すなわち、頭部移動量は、頭部向きの変化方向を検知することができる値であればよい。
「頭部向き」とは、胴体を基準として頭部が向いている方向をいい、「頭部向きの変化方向」とは、頭部向きが変化した方向をいう。例えば、正面を向いている頭部を左に向けた場合は「左方向」という変化方向が検知され、さらに、その左向きの頭部を元の正面に向けた場合は「右方向」という変化方向が検知されることになる。
表示位置変更部105は、本発明に係る変更手段の一例であって、頭部向きの変化方向と略逆方向に表示要素が移動するように、検知部104によって検知された頭部動作量に応じて表示要素の表示位置を変更する。これによって、ユーザの頭部が例えば右へ動いたら、HMD内の表示は左へ移動することになる。ここで「略逆方向」と表現したのは、完全に逆方向(180度異なる方向)でなくてもよいからである。すなわち、頭部向きの変化方向と90度以上270度以下異なる方向に表示要素が移動した場合は、頭部向きの変化方向と略逆方向に表示要素が移動したものとする。
なお、表示要素を左へ移動させる手法は、表示要素の表示サイズや形状を変化させずに表示位置を左へ変更する手法に限定されるものではない。例えば、表示要素の表示サイズを拡大縮小したり変形したりすることによって、表示要素の左端の位置を左へ変更したり、右端の位置を右へ変更したりする手法を採用してもよい。右への移動や上下への移動についても同様である。
選択部110は、本発明に係る選択手段の一例であって、検知部104によって検知された頭部向きの変化方向に表示されている表示要素を選択する。例えば、表示要素の表示位置がその表示要素の全部をユーザが見ることができる表示位置に変更された場合、その表示要素を選択する。このような選択処理を実現するために、選択部110は境界表示判定処理と選択要素判定処理とを行なう。以下、境界表示判定処理を行なう選択部110のことを「境界表示判定部106」と呼び、選択要素判定処理を行なう選択部110のことを「選択要素判定部107」と呼ぶことにする。
境界表示判定部106は、表示位置変更部105によって表示位置が変更された表示要素の境界表示状態を判定する。境界表示状態とは、各表示要素が境界表示されているかどうかを表す状態である。その値は、「境界表示」と「全部表示」の2値としてもよいし、表示されている割合を示す値としてもよい。また、1つの表示要素についての境界表示状態は1つに限定されるものではない。例えば、1つの表示要素を複数の領域に分割してそれぞれの領域について境界表示状態を判定してもよい。また、1つの表示要素について過去の境界表示状態と将来の境界表示状態(予測値)とを判定してもよい。
選択要素判定部107は、境界表示判定部106によって判定された境界表示状態に基づいて表示要素の選択状態を判定する。例えば、全部表示されている表示要素を「選択状態」と判定し、境界表示されている表示要素を「非選択状態」と判定する。表示部分が多い表示要素を「選択状態」と判定すればよく、その他の判定基準を採用してもよい。また、1つの表示要素を選択するのではなく、複数の表示要素を選択するようにしてもよい。選択状態とは、各表示要素がユーザに選択されているかどうかを表す状態である。その値は、「選択」と「非選択」の2値としてもよいし、選択されている程度を表す値でもよいし、選択されている可能性を表す値でもよい。このように、選択要素判定部107によって「選択」と判定された表示要素は、選択部110によって選択された表示要素ということができる。
実行部108は、本発明に係る実行手段の一例であって、選択部110によって選択された表示要素(すなわち、選択要素判定部107によって「選択」と判定された表示要素)に関係する所定の処理を実行する。ここでいう所定の処理は様々あり特に限定されるものではないが、典型的には、表示要素の表示動作を変更する処理を意味する。表示動作の変更には、表示するサイズ、形状、位置、色、輝度、奥行き、内容の変更や、再生状態の変更、表示有無の変更が含まれる。また、これらを変更しないことも、表示動作を変更する一形態と考えることにする。また、表示要素自体の表示動作を変更するだけでなく、例えば、表示要素の周辺に枠を表示する等、表示要素以外の情報の表示動作を変更してもよい。
表示部109は、本発明に係る表示手段の一例であって、表示要素決定部101によって決定された表示位置や、表示位置変更部105によって変更された表示位置に表示要素を表示する。また、実行部108によって実行された処理結果を表示する。具体的には、HMDやFMD(フェイスマウントディスプレイ)やHUD(ヘッドアップディスプレイ)や眼鏡型ディスプレイなどの表示部がここでいう表示部109に相当する。表示部109は、前頭部や側頭部や後頭部や鼻や耳や額や顔や髪や口などの頭部に装着されてもよいし、首や肩や胸や背中など上半身に装着されてもよい。表示方式は、透過型液晶や反射型液晶や有機EL(エレクトロルミネセンス)素子などを用いた表示・投影方式でもよいし、光半導体やレーザーを用いた表示・投影方式でもよい。
なお、図2における各部は、1台のHMDに内蔵されていてもよいし、内蔵されていなくてもよい。例えば、図2各部の全てが1台のHMDに含まれていてもよいし、表示要素取得部102が別の装置にあってもよい。また、複数の装置上に各部が分散していてもよい。例えば、検知部104と表示部109とは別の装置にあってもよい。また、図2における各部は複数存在してもよい。例えば、表示部109は2つあってもよい。また、複数ユーザが図2の各部を共有してもよい。
次に、動作について説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における表示装置の動作を示す図である。本説明では、4つの動画像(それぞれを、表示要素1、表示要素2、表示要素3、表示要素4、と以下では記す)を4つの表示要素としてHMDに一度に表示する場合を想定して説明する。具体的には、表示される4つの動画像のうち、ユーザが見ている1つの動画像のみを再生状態とし、ユーザが見ていない残り3つの動画像を一時停止状態とする場合の動作について説明する。
(S100)動作を開始し、S101の動作へ移る。
(S101)表示要素決定部101は、表示部109に表示する表示要素を決定し、表示要素取得部102は、表示要素決定部101によって決定された表示要素を取得し、S102の動作へ移る。本説明では、表示要素1・表示要素2・表示要素3・表示要素4の4つの表示要素を表示すると表示要素決定部101が決定したとする。なお、決定基準としては、ユーザの嗜好や、目的への適合性や、ユーザの外界状況や身体状況や心理状況や社会状況や対人状況などのユーザ状況への適合性や、HMDの表示特性や表示要素取得部102または通信路の通信特性や情報記憶特性などの装置特性を用いてもよい。
(S102)境界表示決定部103は、各表示要素が境界表示される表示位置を決定し、S103の動作へ移る。各表示要素の表示位置の決定は、HMDの表示範囲と各表示要素の表示サイズとを比べて決定する。
図4Aは、本発明の実施の形態1における表示例を示す図である。図4Bは、本発明の実施の形態1における表示位置管理表10を示す図である。表示位置管理表10は、表示要素ごとに「表示サイズ」「表示位置」「境界表示状態」「選択状態」を管理している表であって、境界表示決定部103、表示位置変更部105、境界表示判定部106、選択要素判定部107、および実行部108によって参照・更新される表である。本説明では、HMDの表示範囲は矩形であり、横幅は100画素で縦幅は70画素であるとする。一方、各表示要素も矩形であり、表示サイズは横幅40画素で縦幅30画素であるとする。境界表示決定部103は、HMD表示範囲と各表示要素の表示サイズとに基づいて、各表示要素が境界表示されるように表示位置を求め、図4Bに示されるように、求めた表示位置を表示位置管理表10の「表示位置」欄に追記する。本説明では、表示要素1の左上頂点が、HMD表示範囲の左上頂点から、右へ−10画素(つまり左へ10画素)、下へ0画素の位置となるように、表示要素1の表示位置を決定する。同様に、表示要素2は右へ70画素、下へ0画素の位置、表示要素3は右へ−10画素、下へ50画素の位置、表示要素4は右へ70画素、下へ50画素の位置へ表示すると決定する。その結果、図4Aに示されるように、各表示要素は境界表示されるようになる。
このように、表示要素が境界表示される位置を求めるには、HMD表示範囲や表示要素が矩形の場合は、表示要素の左端と右端の間に表示範囲の境界が収まるように表示要素の横方向の位置を求めるか、表示要素の上端と下端の間に表示範囲の境界が収まるように表示要素の縦方向の位置を求めればよい。なお、境界表示決定部103が表示位置を決定したら、S103の動作へ移る前に、表示部109が表示要素を表示してもよい。
(S103)表示位置変更部105は、検知部104によって検知された頭部動作量に応じて各表示要素の表示位置を変更し、S104の動作へ移る。本説明では、頭部に装着した角速度センサーを用いて頭部動作量を検知する場合を想定して説明する。角速度センサーからは、頭部の縦方向と横方向の角度変化を取得することができる。表示位置変更部105は、検知部104を介して角度変化量を取得すると、その角度変化量を表示部109の画素間隔に対応するように変換する。例えば、HMD表示範囲の横幅が100画素で横方向視野角が50度である場合は、角度変化量から画素への変換定数を“表示範囲横幅画素数/横方向視野角×(−1)”として求め、−2が得られる。最後に(−1)を乗じたのは、方向を反転させるためである。例えば、表示位置変更部105は、頭部の右方向への角度変化量として10度を取得すると、上記の変換定数である−2を乗じた、−20画素右方向へ表示要素を移動させる。つまり、ユーザが右へ10度首を振ると、表示要素は左へ20画素移動する。
図5A及び図6Aは、本発明の実施の形態1における表示例を示す図である。図5B及び図6Bは、本発明の実施の形態1における表示位置管理表10を示す図である。図5も図6も、想定している場面が異なる点を除き図4と同様である。
すなわち、図4では、頭部角度変化量が0度の場合を想定している。図5では、右方向角度変化量が−5度で表示要素を10画素右へ移動させる場合を想定している。図6では、図5と比較して右方向角度変化量が10度、下方向角度変化量が5度で、表示要素を−20画素右へ、−10画素下へ移動させる場合を想定している。このように表示位置変更部105は、境界表示決定部103から表示位置管理表10を取得し、求めた移動量を表示位置管理表10の「表示位置」欄に記された表示位置に加えることで表示位置を変更する。
なお、本説明では変換定数を−2の固定値としたが、表示部109の形状や画素間隔によっては定数とせずに表示領域に応じた変換定数を個別に求めてもよい。また、表示要素の移動量に関しても、角度変化量に変換定数を乗じた画素数を移動量とする方式ではなく、別の方式を用いてもよい。例えば、一定範囲内の角度変化なら表示要素を移動させない方式や、急激な角度変化なら表示要素の移動量を増加させる方式を用いてもよい。
なお、頭部動作量に応じて表示要素を移動させると、表示要素が完全に表示範囲から外れてしまう場合がある。このように表示要素がユーザから見えなくなる不具合を避けるために、表示要素を一定以上移動させないようにしてもよい。
なお、本説明では4つの表示要素の移動量は全て同一としているが、表示要素毎に異なる移動量としてもよい。
なお、表示位置変更部105が表示位置を変更したら、S104の動作へ移る前に、表示部109が表示要素を表示してもよい。
(S104)境界表示判定部106は、各表示要素が境界表示されているかどうか判定し、S105の動作へ移る。境界表示判定部106は、表示位置変更部105から表示位置管理表10を取得し、「境界表示」か「全部表示」かの値を表示位置管理表10の「境界表示状態」の欄に追記する。本説明では、図4から図6に示されるように、表示要素の全体が表示されている場合は「全部表示」とし、境界表示されている場合は「境界表示」としている。
なお、たとえ表示要素が画面端で部分表示されていても、ユーザ頭部がその端の方向へ向いたことで、画面の端がユーザの視野中央寄りへ移動した場合には、表示要素は境界表示されていない、と判定してもよい。
(S105)選択要素判定部107は、各表示要素の選択状態を判定し、S106の動作へ移る。選択要素判定部107は、境界表示判定部106から表示位置管理表10を取得し、「選択」か「非選択」かの値を表示位置管理表10の「選択状態」の欄に追記する。本説明では、図4から図6に示されるように、表示要素の境界表示状態が「境界表示」の場合は「非選択」とし、「全部表示」の場合は「選択」としている。
(S106)実行部108は、各表示要素の選択状態に応じて表示部109の表示を変化させ、S107の動作へ移る。本説明では、選択状態が「選択」である表示要素については再生を開始し、選択状態が「非選択」である表示要素については再生を停止する。これにより、ユーザが見ている表示要素(動画像)だけを再生させることが可能となる。
(S107)実行部108は、動作終了するかどうかを判定し、終了すると判定した場合はS108の動作へ移り、終了しないと判定した場合はS101の動作へ移る。
(S108)動作終了する。
以下、具体例を挙げて説明する。
図7A〜図7Cは、本発明の実施の形態1における表示部109の状態遷移を示す図である。開始ボタン21は、表示要素の一例であって、各種処理の開始を指示するためのボタンである。終了ボタン22は、表示要素の一例であって、本装置の使用終了を指示するためのボタンである。図中に示す点線の矩形は、表示部109の表示領域11を表している。
初期状態では、図7Aに示されるように、開始ボタン21の一部は表示領域11の外に表示され、また終了ボタン22の一部も表示領域11の外に表示される。この状態では、ユーザは開始ボタン21の一部を見ることができず、また終了ボタン22の一部も見ることができない。ここで、ユーザが各種処理の開始を指示したいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左を向くことになる。これによって、開始ボタン21と終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(左方向)と略逆方向(右方向)に移動することになる。その結果、図7Bに示されるように、開始ボタン21の全部が表示領域11に収まると、開始ボタン21が選択される。このように開始ボタン21が選択されると、図7Cに示されるように、映画ボタン23、音楽ボタン24、インターネットボタン25、ゲームボタン26(以下、これらのボタンを一括して「サブメニューボタン」という場合がある)が表示される。サブメニューボタンの一部は表示領域11の外に表示され、この状態では、ユーザはサブメニューボタンの一部を見ることができない。
図8A〜図8Cは、本発明の実施の形態1における表示部109の別の状態遷移を示す図である。図7では、開始ボタン21の全部が表示領域11に収まったときに開始ボタン21が選択される形態を例示したが、ここでは、開始ボタン21の所定割合以上の部分(例えば9割以上の部分)が表示領域11に収まったときに開始ボタン21が選択される形態を例示する。
すなわち、初期状態では、図8Aに示されるように、開始ボタン21の一部は表示領域11の外に表示され、また終了ボタン22の一部も表示領域11の外に表示される。この状態では、ユーザは開始ボタン21の一部を見ることができず、また終了ボタン22の一部も見ることができない。ここで、ユーザが各種処理の開始を指示したいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左を向くことになる。これによって、開始ボタン21と終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(左方向)と略逆方向(右方向)に移動することになる。その結果、図8Bに示されるように、開始ボタン21の9割以上の部分が表示領域11に収まると、開始ボタン21が選択される。このように開始ボタン21が選択されると、図8Cに示されるように、サブメニューボタンが表示される。サブメニューボタンの一部は表示領域11の外に表示され、この状態では、ユーザはサブメニューボタンの一部を見ることができない。
図9A〜図9Cは、本発明の実施の形態1における表示部109の別の状態遷移を示す図である。図中に示す点線の矩形は、表示部109の表示領域11を表しており、図中に実線で示す楕円は、ユーザの視野12を表している。図7では、表示領域11の境界線をまたぐように表示要素の表示位置が決定される形態を例示したが、ここでは、ユーザの視野12の境界線をまたぐように表示要素の表示位置が決定される形態を例示する。表示要素が表示領域11の境界線をまたいだ場合もユーザの視野12の境界線をまたいだ場合も、表示要素の一部をユーザが見ることができないという点では同じである。
すなわち、初期状態では、図9Aに示されるように、開始ボタン21の一部はユーザの視野12の外に表示され、また終了ボタン22の一部もユーザの視野12の外に表示される。この状態では、ユーザは開始ボタン21の一部を見ることができず、また終了ボタン22の一部も見ることができない。ここで、ユーザが各種処理の開始を指示したいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左を向くことになる。これによって、開始ボタン21と終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(左方向)と略逆方向(右方向)に移動することになる。その結果、図9Bに示されるように、開始ボタン21の全部がユーザの視野12に収まると、開始ボタン21が選択される。このように開始ボタン21が選択されると、図9Cに示されるように、サブメニューボタンが表示される。サブメニューボタンの一部はユーザの視野12の外に表示され、この状態では、ユーザはサブメニューボタンの一部を見ることができない。
図10A〜図10Cは、本発明の実施の形態1における表示部109の別の状態遷移を示す図である。図9では、開始ボタン21の全部がユーザの視野12に収まったときに開始ボタン21が選択される形態を例示したが、ここでは、開始ボタン21の所定割合以上の部分(例えば9割以上の部分)がユーザの視野12に収まったときに開始ボタン21が選択される形態を例示する。
すなわち、初期状態では、図10Aに示されるように、開始ボタン21の一部はユーザの視野12の外に表示され、また終了ボタン22の一部もユーザの視野12の外に表示される。この状態では、ユーザは開始ボタン21の一部を見ることができず、また終了ボタン22の一部も見ることができない。ここで、ユーザが各種処理の開始を指示したいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左を向くことになる。これによって、開始ボタン21と終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(左方向)と略逆方向(右方向)に移動することになる。その結果、図10Bに示されるように、開始ボタン21の9割以上の部分がユーザの視野12に収まると、開始ボタン21が選択される。このように開始ボタン21が選択されると、図10Cに示されるように、サブメニューボタンが表示される。サブメニューボタンの一部はユーザの視野12の外に表示され、この状態では、ユーザはサブメニューボタンの一部を見ることができない。
図11A〜図11Fは、本発明の実施の形態1における表示部109の別の状態遷移を示す図である。ここでは、サブメニューボタンが表示された後の状態遷移について説明する。サブメニューボタンは、本発明に係る表示要素の一例であって、具体的には、映画ボタン23、音楽ボタン24、インターネットボタン25、ゲームボタン26である。
既に説明した通り、開始ボタン21が選択された直後は、図11Aに示されるように、ユーザはサブメニューボタンの一部を見ることができない。ここで、ユーザが映画を観たいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左上を向くことになる。これによって、サブメニューボタンは、頭部向きの変化方向(左上方向)と略逆方向(右下方向)に移動することになる。その結果、図11Bに示されるように、映画ボタン23の全部が表示領域11に収まると、映画ボタン23が選択される。このように映画ボタン23が選択されると、図11Cに示されるように、停止状態の動画像31〜34が表示される。動画像31〜34の一部は表示領域11の外に表示され、この状態では、ユーザは動画像31〜34の一部を見ることができない。ここで、ユーザが動画像34を観たいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と右下を向くことになる。これによって、動画像31〜34は、頭部向きの変化方向(右下方向)と略逆方向(左上方向)に移動することになる。その結果、図11Dに示されるように、動画像34の全部が表示領域11に収まると、動画像34が選択される。このように動画像34が選択されると、図11Eに示されるように、動画像34が例えば表示領域11全体に表示され、図11Fに示されるように、動画像34の再生処理が開始される。
図12A〜図12Fは、本発明の実施の形態1における表示部109の別の状態遷移を示す図である。図7の例では、サブメニューに移行するとメインメニューに戻ることができない。ここでいうサブメニューとはサブメニューボタンによって構成されるメニューであり、またメインメニューとは開始ボタン21および終了ボタン22によって構成されるメニューである。しかし、誤ってボタンを選択してしまう場合もあり、このような場合に前のメニューに戻れないのは不便である。ここでは、サブメニューボタンに移行しても必要に応じてメインメニューに戻ることができる形態について説明する。
すなわち、初期状態では、図12Aに示されるように、開始ボタン21の一部は表示領域11の外に表示され、また終了ボタン22の一部も表示領域11の外に表示される。この状態では、ユーザは開始ボタン21の一部を見ることができず、また終了ボタン22の一部も見ることができない。ここで、ユーザが各種処理の開始を指示したいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左を向くことになる。これによって、開始ボタン21と終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(左方向)と略逆方向(右方向)に移動することになる。その結果、図12Bに示されるように、開始ボタン21の全部が表示領域11に収まった後、図12Cに示されるように、開始ボタン21が表示領域11の略中央まで移動すると、開始ボタン21が選択される。このように開始ボタン21が選択されると、図12Dに示されるように、開始ボタン21を中心としてサブメニューボタンが放射状に表示される。サブメニューボタンの一部は表示領域11の外に表示され、この状態では、ユーザはサブメニューボタンの一部を見ることができない。
ここで、ユーザが映画を観たいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と左上を向くことになる。これによって、サブメニューボタンは、頭部向きの変化方向(左上方向)と略逆方向(右下方向)に移動することになる。その結果、図12Dに示されるように、映画ボタン23の全部が表示領域11に収まると、映画ボタン23が選択される。一方、図12Dに示される状態で、ユーザが各種処理の終了を指示したいと考えた場合、ユーザの頭部は自然と右を向くことになる。これによって、サブメニューボタン、開始ボタン21、および終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(右方向)と略逆方向(左方向)に移動することになる。その結果、図12Fに示されるように、終了ボタン22の全部が表示領域11に収まると、終了ボタン22が選択される。もちろん、終了ボタン22が選択されるタイミングは、終了ボタン22の全部が表示領域11に収まったときでなくてもよい。たとえば、終了ボタン22の9割以上の部分が表示領域11に収まったときでもよいし、あるいは、終了ボタン22が表示領域11の略中央まで移動したときでもよい。
以上のように、本発明の実施の形態1における表示装置によれば、ユーザは表示要素の一部を見ることができないことになるので、ユーザが表示要素を見ると自然とユーザの頭部も動くことになる。その結果、頭部向きの変化方向に表示されている表示要素が選択され、その選択された表示要素に関係する所定の処理が実行される。これによって、頭部向きの変化方向を検知するだけの低コストの構成を採用しながらも、高精度のハンズフリー操作が可能となる。たとえば、4つの動画像(表示要素1、表示要素2、表示要素3、表示要素4)を4つの表示要素としてHMDに一度に表示する際、表示される4つの動画像のうち、ユーザが見ている1つの動画像のみを再生状態とし、ユーザが見ていない残り3つの動画像を一時停止状態とすることが可能となる。
なお、図3に示したS101からS105までの動作は、どちらが先に行われてもよい。例えば、表示要素を取得してから実際に表示する要素を決定してもよいし、境界表示位置を決定してから表示要素を決定してもよい。また、各ステップが繰り返し実行される場合、前回と同じ処理結果を採用するステップがあるときは、そのステップでは何の処理もしなくてよい。例えば、S108を実行後にS101を再実行するときは、表示要素を特に変更しなくてもよい。さらに、図3に示した各動作は、即時に次々と動作してもよいし、時間をおいて動作してもよいし、並行して動作してもよい。
なお、図3に示したS101からS108までの処理は、確率を伴う処理結果としてもよい。例えば、ある表示要素の境界表示状態を「20%の確率で境界表示されている」と判定してもよいし、選択状態を「15%の確率で選択されている」と判定してもよい。
なお、前記の説明では、表示要素が表示領域11に収まると、その表示要素が選択されることとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、以下に説明するように、表示要素が選択枠内に収まると、その表示要素が選択されることとしてもよい。
図13A〜図13Cは、選択枠Fを設けた場合の表示例を示す図である。この選択枠Fは、表示要素を選択するための枠である。すなわち、表示部109は、図13Aに示されるように、表示領域11の所定位置(例えば中央)に選択枠Fを表示する。選択枠Fの表示位置は固定しておく。
ここで、ユーザが頭部を左に向けると、図13Bに示されるように、開始ボタン21と終了ボタン22は、頭部向きの変化方向(左方向)と略逆方向(右方向)に移動することになる。その結果、図13Cに示されるように、開始ボタン21の全部が選択枠F内に収まると、開始ボタン21が選択される。
以上のように、選択枠Fを用いる構成によっても、前記と同様の効果を得ることができる。しかも、選択枠Fという分かり易い手法によって表示要素を選択することができるので、より使い勝手がよくなるという効果がある。
なお、ここでは、開始ボタン21の全部が選択枠F内に収まったときに開始ボタン21が選択されることとしているが、表示要素を選択するタイミングはこれに限定されるものではない。すなわち、開始ボタン21の所定割合以上の部分が選択枠F内に収まったときに開始ボタン21が選択されるようにしてもよい。
図14A〜図14Cは、選択枠Fを設けた場合の別の表示例を示す図である。図13では、2つの表示要素の中から1つの表示要素を選択する場合を例示したが、図14では、多数の表示要素の中から1つの表示要素を選択する場合を例示している。この場合、2つ以上の表示要素が同時に選択枠F内に収まってしまう不具合を回避しなければならない。そこで、選択枠Fの大きさは、1つの表示要素を包含することが可能な大きさで且つ2つ以上の表示要素を包含することが不可能な大きさとするのが好ましい。このような選択枠Fを用いると、多数の表示要素の中から1つの表示要素を簡便に選択することが可能となる。
なお、ここでは矩形の選択枠Fを例示しているが、選択枠Fの形状は特に限定されるものではなく、例えば円形の選択枠Fを採用してもよい。選択枠Fの色彩も特に限定されるものではなく、例えば透明の選択枠Fを採用してもよい。
なお、選択枠Fの内部領域および外部領域の一方または両方に色彩や模様を付加してもよい。この場合、色彩や模様の境界線を選択枠Fと考えることもできる。色彩や模様の透明度を低下させることによって、内部領域または外部領域をユーザが観察できないようにすることも可能である。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、表示装置としてHMDを例示したが、本実施の形態2では、表示装置として大画面のテレビを例示する。以下、本実施の形態2を実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
図15は、本発明の実施の形態2における表示装置の使用状態を示す図である。大画面のテレビ50は、本発明に係る表示装置の一例である。ユーザUは、テレビ50に表示されている映画を視聴している。テレビ50に対する操作はハンズフリーで行うことができるようになっている。
図16は、本発明の実施の形態2における表示装置の構成図である。この表示装置は、据え置き型の表示装置(例えばテレビ50)であって、機能的には、表示要素決定部101と、表示要素取得部102と、境界表示決定部103と、検知部104と、選択部110と、実行部108と、表示部109とを備えている。
本実施の形態2における表示部109は、ユーザUの頭部に装着されておらず、室内の壁などに設置されている。そのため、本実施の形態2における表示装置は、実施の形態1でいう表示位置変更部105を備えていない。表示位置変更部105が不要となる詳しい理由については後述する。その他の点については実施の形態1と同様である。
なお、表示部109の表示方式は、液晶でもプラズマでもよく特に限定されるものではない。また、図示は省略しているが、ユーザUの頭部には角速度センサー(検知部104)が装着されているものとする。
図17は、本発明の実施の形態2における表示装置の動作を示す図である。前記の通り、本実施の形態2における表示装置は、実施の形態1でいう表示位置変更部105を備えていない。従って、本実施の形態2では、実施の形態1でいう表示位置変更部105の動作(図3のS103に相当する動作)が不要となる。その他の点については実施の形態1と同様である。
図18A及び図18Bは、本発明の実施の形態2における表示部109の状態遷移を示す図である。ボタン51は、表示要素の一例であって、テレビ50の音量を下げるためのボタンである。ボタン52は、表示要素の一例であって、テレビ50の音量を上げるためのボタンである。
図中、点線で示す範囲は、ユーザUの中心視野を表している。図18Aに示されるように、ユーザUが正面を向いている状態では、ユーザUの中心視野の境界線をまたぐようにボタン51およびボタン52が表示される。この場合、ユーザUの視聴位置をテレビ50側で把握しておく必要があるが、その手法は特に限定されるものではない。例えば、カメラを室内に設置しておけば、このカメラで撮影した映像を解析することによってユーザUの視聴位置を求めることができる。
図18Aに示される状態では、ユーザUにはボタン51およびボタン52の一部がぼんやり見えている。ここで、ユーザUがテレビ50の音量を上げようと思った場合は、ボタン52の全部を細部まで見ようとする意識が働き、頭部が自然と右を向くことになる。その結果、図18Bに示されるように、ボタン52の全部がユーザUの視野に収まると、ボタン52が選択される。
以上のように、本実施の形態2によっても、ユーザは表示要素の一部を見ることができないことになるので、ユーザが表示要素を見ると自然とユーザの頭部も動くことになる。これによって、頭部向きの変化方向を検知するだけの低コストの構成を採用しながらも、高精度のハンズフリー操作が可能となる。言い換えると、本発明は、据え置き型の表示装置に対しても適用することが可能である。
なお、本実施の形態2では、表示要素がユーザの視野の境界線をまたぐ場合についてのみ例示し、表示領域の境界線をまたぐ場合については例示していない。なぜなら、据え置き型の表示装置を採用した場合は、表示要素が表示領域の境界線をまたぐようにしても、ユーザの頭部が自然と動くことが期待できないからである。以下、この点について詳しく説明する。
図19A及び図19Bは、HMDを装着しているユーザUに見える表示領域11を概念的に示す図である。ここでは、図19Aに示されるように、ユーザUは、前方やや左側に表示領域11を観察しているものと仮定する。
この場合、ユーザUの頭部が動いても、図19Bに示されるように、表示領域11の相対的な位置は変化しない。そこで、実施の形態1では、あたかも窓11から見える風景が変化するかのように、表示位置変更部105が表示領域11中の表示要素を移動させていた。このようにすれば、表示領域11の境界線をまたぐ表示要素を選択したい場合、その表示要素の方にユーザUの頭部が自然と向くことになる。
それに対して、据え置き型の表示装置を採用した場合は、図18に示したように、ユーザUの頭部が動くと、それに応じてテレビ50の相対的な位置が変化する。言い換えると、この場合のユーザUは自然画像を観察しているだけである。そのため、表示装置側で表示要素の表示位置を変更する必要がなく、表示位置変更部105が不要となる。表示位置変更部105を備えない構成によると、頭部を動かしても表示要素の表示位置は変更されない。よって、表示領域11の境界線をまたぐ表示要素があったとしても、その表示要素を選択するためにユーザUの頭部が自然と動くという傾向が乏しくなるのである。
なお、本実施の形態2では、ユーザUの頭部に装着されている角速度センサーを検知部104として例示したが、検知部104は、ユーザUの頭部の動きを検知することができるものであればよい。例えば、カメラを室内に設置しておけば、このカメラで撮影した映像を解析することによってユーザUの頭部の動きを検知することが可能である。この場合、ユーザUの頭部には何も装着する必要がないので利便性が高まるというメリットがある。
なお、上記した各実施の形態は、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能な所定のプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現される。この場合、プログラムデータは、記録媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。なお、記録媒体は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBD等の光ディスクやSDカード等のメモリカード等の記録媒体をいう。また、記録媒体は、電話回線や搬送路等の通信媒体も含む概念である。
本発明は、低コストの構成を採用しながらも高精度のハンズフリー操作を必要とするHMDやFMDやHUDや眼鏡型ディスプレイや大画面テレビ等の用途に適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における表示装置の外観図である。 図2は、本発明の実施の形態1における表示装置の構成図である。 図3は、本発明の実施の形態1における表示装置の動作を示す図である。 図4Aは、本発明の実施の形態1における表示例を示す図である。 図4Bは、本発明の実施の形態1における表示位置管理表を示す図である。 図5Aは、本発明の実施の形態1における表示例を示す図である。 図5Bは、本発明の実施の形態1における表示位置管理表を示す図である。 図6Aは、本発明の実施の形態1における表示例を示す図である。 図6Bは、本発明の実施の形態1における表示位置管理表を示す図である。 図7Aは、本発明の実施の形態1における表示部の状態遷移を示す図である。 図7Bは、本発明の実施の形態1における表示部の状態遷移を示す図である。 図7Cは、本発明の実施の形態1における表示部の状態遷移を示す図である。 図8Aは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図8Bは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図8Cは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図9Aは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図9Bは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図9Cは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図10Aは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図10Bは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図10Cは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図11Aは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図11Bは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図11Cは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図11Dは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図11Eは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図11Fは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図12Aは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図12Bは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図12Cは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図12Dは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図12Eは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図12Fは、本発明の実施の形態1における表示部の別の状態遷移を示す図である。 図13Aは、選択枠を設けた場合の表示例を示す図である。 図13Bは、選択枠を設けた場合の表示例を示す図である。 図13Cは、選択枠を設けた場合の表示例を示す図である。 図14Aは、選択枠を設けた場合の別の表示例を示す図である。 図14Bは、選択枠を設けた場合の別の表示例を示す図である。 図14Cは、選択枠を設けた場合の別の表示例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態2における表示装置の使用状態を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態2における表示装置の構成図である。 図17は、本発明の実施の形態2における表示装置の動作を示す図である。 図18Aは、本発明の実施の形態2における表示部の状態遷移を示す図である。 図18Bは、本発明の実施の形態2における表示部の状態遷移を示す図である。 図19Aは、HMDを装着しているユーザに見える表示領域を概念的に示す図である。 図19Bは、HMDを装着しているユーザに見える表示領域を概念的に示す図である。
符号の説明
101 表示要素決定部
102 表示要素取得部
103 境界表示決定部
104 検知部
105 表示位置変更部
106 境界表示判定部
107 選択要素判定部
108 実行部
109 表示部
110 選択部

Claims (18)

  1. ユーザに対して情報を表示する表示装置であって、
    前記ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得手段と、
    取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する決定手段と、
    決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示手段と、
    前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知手段と、
    検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択手段と、
    選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示装置は、さらに、
    検知された前記変化方向と略逆方向に前記表示要素が移動するように、前記表示要素の表示位置を変更する変更手段を備え、
    前記表示手段は、変更された前記表示位置に前記表示要素を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記選択手段は、前記表示要素の全部を前記ユーザが見ることができる状態になった場合、前記表示要素を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記選択手段は、前記表示要素の所定割合以上の部分を前記ユーザが見ることができる状態になった場合、前記表示要素を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記選択手段は、所定表示状態が所定時間以上継続した場合、前記表示要素を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記決定手段は、前記表示要素が前記ユーザの視野の境界線をまたぐように、前記表示要素の表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記決定手段は、前記表示要素が前記表示手段の表示領域の境界線をまたぐように、前記表示要素の表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記決定手段は、前記表示手段の表示領域左端に前記表示要素の右側一部が表示されるように、前記表示手段の表示領域右端に前記表示要素の左側一部が表示されるように、前記表示手段の表示領域上端に前記表示要素の下側一部が表示されるように、または、前記表示手段の表示領域下端に前記表示要素の上側一部が表示されるように、前記表示要素の表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  9. 前記表示装置は、さらに、
    検知された前記変化方向と略逆方向に前記表示要素が移動するように、前記表示要素の表示位置を変更する変更手段を備え、
    前記決定手段は、複数の前記表示要素の表示位置が変更された場合でも、選択される前記表示要素の数が1つとなるように、複数の前記表示要素の表示位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記検知手段は、前記ユーザの頭部に装着された角速度センサーからの出力に基づいて前記変化方向を検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  11. 前記実行手段は、前記表示要素がボタンである場合、前記ボタンに割り当てられている処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記実行手段は、前記表示要素が動画像である場合、前記動画像の再生処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  13. 前記表示手段は、前記表示要素を選択するための枠である選択枠を所定の表示位置に表示し、
    前記選択手段は、前記選択枠内に前記表示要素が収まった場合、前記表示要素を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  14. 前記表示手段は、前記ユーザの頭部に装着される
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  15. ユーザに対して情報を表示する表示装置の制御方法であって、
    前記ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得ステップと、
    取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する表示位置決定ステップと、
    決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示ステップと、
    前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知ステップと、
    検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択ステップと、
    選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行ステップと
    を含むことを特徴とする表示装置の制御方法。
  16. ユーザに対して情報を表示する表示装置を制御するためのプログラムであって、
    前記ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得ステップと、
    取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する表示位置決定ステップと、
    決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示ステップと、
    前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知ステップと、
    検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択ステップと、
    選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. ユーザに対して情報を表示する表示装置を制御するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得ステップと、
    取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する表示位置決定ステップと、
    決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示ステップと、
    前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知ステップと、
    検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択ステップと、
    選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行ステップと
    を含むことを特徴とする記録媒体。
  18. ユーザに対して情報を表示する表示装置を制御するための集積回路であって、
    前記ユーザに対して表示される情報である表示要素を取得する取得手段と、
    取得された前記表示要素の表示位置として、その表示要素の一部を前記ユーザが見ることができない表示位置を決定する決定手段と、
    決定された前記表示位置に前記表示要素を表示する表示手段と、
    前記ユーザの頭部向きが変化すると、その変化方向を検知する検知手段と、
    検知された前記変化方向に表示されている前記表示要素を選択する選択手段と、
    選択された前記表示要素に関係する所定の処理を実行する実行手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
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