JP2008033415A - 画像形成装置、携帯端末、データ処理システム、データ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 市販されている携帯電話の通信機能を使用してサーバ装置が記憶する印刷情報に関する情報を画像形成装置を介して取得して、携帯端末のユーザが選択する画像形成装置から印刷情報の印刷指示を自在に行えることである。
【解決手段】
印刷情報を記憶するプリントサーバ302とネットワーク300を介して通信可能なプリンタ301において、プリンタ301が携帯電話304から要求を直接無線通信により受信する。そして、プリントサーバ302に受信した要求に従う新たな要求をネットワーク300を介してプリントサーバ302に転送する。そして、転送された要求に対して、プリントサーバ302から応答される応答情報を受信して、プリンタ301が携帯電話304に転送することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】
印刷情報を記憶するプリントサーバ302とネットワーク300を介して通信可能なプリンタ301において、プリンタ301が携帯電話304から要求を直接無線通信により受信する。そして、プリントサーバ302に受信した要求に従う新たな要求をネットワーク300を介してプリントサーバ302に転送する。そして、転送された要求に対して、プリントサーバ302から応答される応答情報を受信して、プリンタ301が携帯電話304に転送することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像形成装置とサーバ装置とがネットワークを介して通信し、さらに、画像形成装置と携帯端末とが無線通信して印刷情報を処理するデータ処理に関するものである。
近年、携帯電話に代表される携帯端末は、その利便性もあって、様々な進化をとげている。すなわち、電話機能だけでは無く、インターネットに接続することにより、メール送受信機能やWebブラウズ機能を持つ機種を備えたものもある。さらに、加えてメールに添付されることや、松下電器株式会社製のSDカードなどの小型の記憶媒体を装着可能なものもある。そして、このSDカードによって取り込まれた、Adeobe System社製のPDF(Portable Document Format)フォーマット文書や、Microsoft社製のPower Pointアプリケーションなどのフォーマットである文書など、オフィス文書を表示可能な機種が登場している。
それに伴い、携帯端末を使った印刷、および印刷システムに関して、種々の発明がなされている。そして、複数の通信方法を保有していることもあり、様々な提案がなされている。
例えば、ネットワークに接続された携帯端末であるクライアント装置と複数の出力装置と出力仲介サーバにより構成されたものもある。この場合、クライアント装置から印刷ジョブを仲介サーバに一時保留し、出力装置からの指示に従って印刷を実行する。このような携帯端末を利用するシステム構成において、クライアント装置から、赤外線通信などの第二のネットワークを使用して、印刷ジョブを特定する情報を出力装置に送信する。そして、その情報により印刷指示を仲介サーバに送信する提案もなされている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ネットワークに接続されていない出力装置に対して、ネットワーク上に保存されたデータを印刷するため、携帯端末を仲介して、携帯端末がインターネットを使用してデータを取得する。そして、携帯端末が取得したデータを赤外線通信を使用して出力装置へ取得したデータを送信する提案もなされている(例えば、特許文献2参照。)。
一方、印刷ジョブをプリントサーバへ一旦保存しておき、空いている印刷装置から指示することにより出力を行う印刷システムが製品化されている。
このような印刷システムの場合、印刷装置で目的の印刷ジョブを選択して印刷の指示を行うと言った操作が必要となる。このため、プリントサーバに保存された印刷ジョブリストを表示したり、印刷ジョブを選択させたりと言ったことが可能となるユーザインタフェースが必要である。
しかしながら、すべての印刷装置で十分なユーザインタフェースを用意することは現実的では無く、例えば低価格な印刷装置では、パネル自身が無いものも存在する。そのため、持ち運びが容易な携帯端末を用い、携帯端末とプリントサーバを接続し、情報のやり取りを行う。これにより、携帯端末上にプリントサーバに保存された印刷ジョブリストを表示させ、印刷指示を送信する提案もなされている(例えば、特許文献3参照。)。
特許第3685083号公報
特開2003−178023号公報
特開平11−348386号公報
しかしながら、携帯端末である、例えば携帯電話と、プリントサーバであるサーバコンピュータを接続するためには、例えば無線LANのアクセスポイントを整備する必要がある。そして、さらに、無線LANに接続可能な携帯電話を用意しなければならずインフラの整備が大変であった。
また、多くの携帯電話が持つ機能により、インターネット経由で接続する方法も考えられるが、一度外部へ通信内容が出て行くため、セキュリティに問題があるだけでは無く、料金がかさみ、オフィスユースでは現実的では無かった。
また、内線電話システムを使った携帯電話の無線LAN対応も考えられるが、この方法もインフラの整備が大変であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、携帯電話の通信機能を使用してサーバ装置が記憶する印刷情報に関する情報を画像形成装置を介して取得して、携帯端末のユーザが選択する画像形成装置から印刷情報の印刷指示を自在に行える仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置であって、携帯端末と無線通信により通信する通信手段と、前記携帯端末から第一の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置が管理する情報を当該サーバ装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に転送する転送手段と、前記携帯端末から第二の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置に記憶されている印刷情報を取得して印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の携帯端末は以下に示す構成を備える。
印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装と通信可能な携帯端末であって、前記画像形成装置の通信手段に第一の要求を送信する送信手段と、前記第一の要求に対して、前記画像形成装置がサーバ装置から応答される応答情報に基づく応答を前記通信手段より受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した応答に基づいて、前記画像形成装置の通信手段に第二の要求を送信する送信手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のデータ処理システムは以下に示す構成を備える。
印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置と端末装置とが通信するデータ処理システムであって、前記画像形成装置は、携帯端末と無線通信により通信する通信手段と、前記携帯端末から第一の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置が管理する情報を当該サーバ装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に転送する転送手段と、前記携帯端末から第二の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置に記憶されている印刷情報を取得して印刷する印刷手段とを有し、前記携帯端末は、前記画像形成装置の通信手段に第一の要求を送信する送信手段と、前記第一の要求に対して、前記画像形成装置がサーバ装置から応答される応答情報に基づく応答を前記通信手段より受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した応答に基づいて、前記画像形成装置の通信手段に第二の要求を送信する送信手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のデータ処理方法は以下に示す構成を備える。
携帯端末と相互に通信する通信手段を備え、印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置におけるデータ処理方法であって、携帯端末と無線通信により通信する通信工程と、前記携帯端末から第一の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置が管理する情報を当該サーバ装置から取得する取得工程と、前記取得工程によって取得した情報を、前記通信工程を介して前記携帯端末に転送する転送工程と、前記携帯端末から第二の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置に記憶されている印刷情報を取得して印刷する印刷工程とを有することを特徴とする。
また、印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置と通信可能な携帯端末におけるデータ処理方法であって、前記画像形成装置の通信手段に第一の要求を送信する送信工程と、前記第一の要求に対して、前記画像形成装置がサーバ装置から応答される応答情報に基づく応答を前記通信手段より受信する受信工程と、前記受信工程によって受信した応答に基づいて、前記画像形成装置の通信手段に第二の要求を送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、市販されている携帯電話の通信機能を使用してサーバ装置が記憶する印刷情報に関する情報を画像形成装置を介して取得して、携帯端末のユーザが選択する画像形成装置から印刷情報の印刷指示を自在に行える。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。なお、本例は、画像形成装置の一例としてプリンタを例として説明する。また、端末装置の例として、PDAと携帯電話の例を示すが、同等の通信機能を備えるデバイスであればこれらに限定されるものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。なお、本例は、画像形成装置の一例としてプリンタを例として説明する。また、端末装置の例として、PDAと携帯電話の例を示すが、同等の通信機能を備えるデバイスであればこれらに限定されるものではない。
図1において、CPU101は、ROM102内、またはハードディスク104に記憶された制御プログラムをRAM103にロードして実行する。また、RAM103は、システムバス114に接続される装置各部の駆動条件や管理データ等の各種情報を記憶するとともに動作する上で必要なデータを記憶する。
CPU101は、RAM103にロードした制御プログラムを実行して、システムバス114に接続される後述する各デバイスを総括的に制御する。
制御部105は、後述する各種機能と共に本発明の各種処理を制御する。表示部106は、駆動条件、装置状態、あるいは入力情報などの各種情報を表示する。
操作部107は、ユーザによる設定や命令等の入力操作を行うための矢印キーやオンラインボタン等のボタン等である。
通信制御部108は、無線や有線のネットワークを経由して、イントラネットまたはインターネットに接続して、画像データを含む文書データや制御コマンドの送受信を実行する。無線通信制御部109は、PDA(Personal Digital Assistance)や携帯電話と、例えば赤外線通信などにより、直接データのやり取りを可能にする。
記録装置110は、通信制御部108を介して通信可能なクライアントコンピュータ等の情報発生源より受信した画像データもしくは印字データを、印刷制御部111を介して受け取り永久可視像として記録紙に形成し記録紙を排出する。
画像メモリ112は、受信した画像データ、もしくは印字データを一時的に蓄積する。機器や状態によってはハードディスク104やRAM103内にあってもよい。
画像処理部113は、送信する画像データをデータ圧縮して符号化したり、受信した画像データを伸張して復号化したり、受信した印字データを画像データに変換したりする。さらに、画像処理部113は、記録装置110の書き込み特性等に適した画像データにする画像最適化処理などを要求に応じて行う。
システムバス114は、CPU101、ROM102、ハードディスク104、RAM103、制御部105が接続される。さらに、システムバス114には表示部106、操作部107、通信制御部108、無線通信制御部109、印刷制御部111、画像メモリ112、および画像処理部113が接続される。
なお、記録装置110は、電子写真記録方式以外にも、例えばインクジェット方式、サーマルヘッド方式、ドットインパクト方式など、その他何であってもよいことは言うまでもない。
図2は、図1に示した無線通信制御部109を介して接続可能な携帯端末の一例を説明するブロック図である。本例では、携帯端末が携帯電話である場合に対応する。なお、本実施形態では以下の構成を例に記載するが、情報通信を行うことが可能な機器に関して適用可能なものであり、特に、図2に示す携帯端末の機能に限定されるものではない。
図2において、携帯電話200は、制御部205を中心とし、これに対してデジタル信号処理部203、表示部206、操作部207、外部I/F208が接続されて構成される。
制御部205は、携帯電話機の機能を実現するための主要部であり、図示しないCPU,EEPROM,Flash、SRAM等で構成される。
デジタル信号処理部203は、マイク213を接続した音声入力部201、スピーカ214を接続した音声出力部202、アンテナ215を接続したRF入出力部204とそれぞれ接続される。そして、デジタル信号処理部203は、デジタル音声信号のエンコード、およびデジタル音声信号へのデコードの信号処理を行う。
音声入力部201は、マイク213からのアナログ音声信号をデジタル信号に変換する。音声出力部202は、受信したデジタル音声信号をスピーカ駆動するための部位である。RF入出力部204は、高周波送受信を行う。
表示部206は、ユーザに対して情報の表示出力を行い、LCDドライバ、LCD表示デバイス等で構成される。なお、表示部206は、例えば2.6インチワイドQVGA液晶画面を備えて、PCサイトのホームページもキーパネルを操作することで表示閲覧可能に構成される場合もある。
操作部207は、ユーザが携帯電話200に対して操作情報を入力するための部位であり、機能ボタンと、テンキーから構成されている。
外部I/F208は、外部装置との間のインタフェースを提供し、通信インタフェース回路、16ピンコネクタ等で構成される。電源部209は、バッテリ電源を基に各ブロックに必要な電力を発生、供給を行う。
また、赤外線通信機能部は、赤外線をフォトダイオードにより受信し、かつ、光電変換して得られた受信信号を増幅する赤外線受光部と、発光ダイオード(LED)をドライブして赤外線を放出させる赤外線送信部とからなる赤外線受光部210を備える。
また、赤外線通信機能部は、受信されて増幅された受信信号をデジタルビット列に変換する赤外線復調部及び赤外線として放出するためのビット列を規定パルスに変換するための赤外線変調部からなる赤外線変調部211を備える。さらに、赤外線通信機能部は、赤外線プロトコル用に制御部205との間のデータ変換を制御する赤外線データコントローラ212を備える。
赤外線データコントローラ212内にはCPUを配置し、組み込みソフトウエア制御で実施することも可能である。
かかる構成の赤外線通信機能付き携帯電話200は、無線基地局との間で無線通信を行う本来の機能に加えて、例えば1m程度の近距離にある周辺装置と赤外線を通して通信を行う機能を有する。
さらに、携帯電話200には、図示しないカメラ機能処理部として、撮像レンズ系と、CCD受像部、画像処理部を備えて、静止画像、ビデオ映像を取り込んで処理する機能を備える。さらに、撮像された画像データを、あるいはビデオ映像からキャプチャされた画像データをSDメモリに等に保存することができる。そして、キー操作部からの操作指示に基づいて、図1に示した記録装置110から印刷させることもできる。さらに、携帯端末が、通信機能を備えるデジタルカメラである場合もある。
図3は、本実施形態を示す携帯端末と画像形成装置を含む画像形成システムの構成を説明する図である。なお、本例は、プリンタ301とプリントサーバ302が有線のLANとして接続される例を示すが、後述するように、LANは、無線LANで構成されていても本発明を適用可能である。
図3において、プリンタ301、プリントサーバ302、印刷クライアントコンピュータ303は、例えばイントラネットを形成するネットワーク300で接続されている。
また、携帯電話304やPDA305は、ネットワーク300とは異なる例えば赤外線通信(IrDA)などの直接的な無線通信306で、プリンタ301と通信可能である。
携帯電話304またはPDA305は、プリンタ301の備える表示部(備えない場合も含む)に代えて、プリントサーバ302に保存管理しているジョブファイルの一覧の取得要求をプリンタ301に対して無線通信306で行う。この際、プリンタ301からプリントサーバ302にジョブファイルの一覧の取得要求がネットワーク300を介してプリントサーバ302に通知される。
これを受けて、プリントサーバ302がプリンタ301にジョブ一覧を通知すると、無線通信306で携帯電話304にジョブ一覧データが送信される。これにより、携帯電話304の表示部には、図4に示すようなジョブ一覧画面が携帯電話304の制御部の制御に基づき表示される。
また、この表示画面には、後述するように印刷指示ボタンと、取消ボタンが表示されるので、携帯電話304の操作部の操作で選択された1つまたは複数のジョブファイルに対する印刷指示を行うことができる。
そして、印刷指示されたジョブファイルに対する指示が無線通信306でプリンタ301に通知される。これを受けて、プリンタ301がネットワーク300を介してプリントサーバ302に印刷指示を行う。
これにより、プリントサーバ302は、携帯電話304により選択指示されているジョブファイルをメモリ資源から読み出して、印刷処理を実行する。
このように本実施形態では、印刷クライアントコンピュータ303から、印刷ジョブをプリントサーバ302へ送信する。
そして、上記印刷ジョブを一旦、プリントサーバ302が備える外部記憶装置、例えばハードディスク上で留め置く。
印刷者は、目的のプリンタである、例えばプリンタ301の前で、携帯電話304やPDA305などを使い、無線通信306を使い、プリンタ301経由でプリントサーバ302に留め置かれたジョブ一覧を取得する。
携帯電話304やPDA305で表示されたジョブ一覧から目的の印刷ジョブを選択し、印刷指示を、無線通信306を使い、プリンタ301経由でプリントサーバ302に対して行う。
そして、印刷指示を受けたプリントサーバ302は、留め置かれた印刷ジョブをプリンタ301へ送信し、プリンタ301にて印刷を行う。なお、プリンタ301以外のネットワーク300上の他のプリンタやMFP等に選択指示された印刷ジョブを転送する構成であってもよい。また、複数のプリンタを選択して、選択された複数のジョブを選択したプリンタにジョブ単位、あるいはページ単位、属性単位に振り分けて転送する構成としてもよい。
また、プリンタ、プリントサーバ、印刷クライアントコンピュータが、それぞれ複数あっても良いことは言うまでもない。
このように構成されたデータ処理システムにおいて、画像形成装置としてのプリンタ301は、プリントサーバ302とネットワーク300を介して、所定のプロトで通信可能に構成されている。
そして、携帯端末としての携帯電話304、PDA305とは、無線通信制御部109を介して相互に直接通信する通信機能を備える。本実施形態では、IrDAによる通信機能とする。
そして、例えば携帯電話304から要求(データとして受信する)を受信して、プリントサーバ302に要求に従う新たな要求をネットワーク300を介してプリントサーバ302に転送する。そして、転送された要求に対して、プリントサーバ302から応答される応答情報を受信して、無線通信制御部109を介して携帯電話304末に転送する。その際、CPU101は、携帯電話304から受信した要求を解析して、プリントサーバ302に転送すべき新たな要求、例えば管理情報であるジョブ一覧要求等の要求を生成する。
また、新たな要求は、プリントサーバ302が管理している印刷情報を取得するための取得要求プリントサーバ302が管理している印刷情報を指定されたデバイスに転送して印刷させる印刷要求が含まれる。
この場合、プリントサーバ302が管理している印刷情報を指定されたデバイスに転送して印刷させる印刷要求は、デバイスを特定する情報を含まれている。
また、デバイスを特定する情報は、例えばIPアドレスである。ここで、デバイスは、前記ネットワークに接続される他の画像形成装置、情報処理装置が含まれる。
図4は、図2に示した携帯端末の表示部206に表示される画面例を示す図である。本画面は、プリントジョブ表示画面であり、プリントサーバ302に保存されたジョブ一覧を表示している状態に対応する。なお、1画面で表示できないジョブは、キー操作部のスクロール操作でスクロール表示可能となっている。その際、表示可能なジョブ一覧に制限を設けて、特定のユーザ以外は、一覧画面には、表示しないジョブを管理できるように構成してもよい。
図4において、401は携帯電話上で動作するアプリケーションのユーザインタフェースの一例であり、プリントサーバに留め置かれた印刷ジョブの一覧を表示している。特に図4では、ファイル名がbbb.pdfと言うファイルF1と、ファイル名がddd.pdfと言うファイルF2が選択されている状態の例になっている。
402は印刷ボタンで、ここを選択することにより、選択されたファイルが印刷されることになる。403はキャンセルボタンで、ここを選択することにより、選択されたファイルがキャンセルされることになる。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図1に示した画像形成装置の例である、プリンタによるデータ処理手順例である。なお、S501〜S514は各ステップを示す。また、各ステップは、図1に示した制御部105がRAM103に記憶された制御プログラムに基づいて実行することで実現される。
また、CPU101がROM102あるいは図示しないメモリインタフェースを介して装着されるSDメモリやメモリカードに記憶された制御プログラムを実行することで実現されてもよい。本実施形態では、各ステップを制御部105が実行するものとして説明する。
プリンタ内の本システムが起動されると、最初にS501で、データ受信待ち状態になる。そして、S502で、プリンタがいずれかのデータを受信すると、S503へ進み、制御部105が無線通信制御部109を介して受信したデータが、携帯端末からからのジョブリスト取得依頼データかどうかを判定する。なお、受信したデータは、RAM103に確保される受信バッファとに一時記憶される。
ここで、ジョブリスト取得依頼データであると判定した場合、S504へ進み、ジョブリスト取得依頼データの解析を行い、目的のプリントサーバを特定する。
特定方法としては、例えば携帯端末から取得するジョブリスト取得依頼データの中に、プリントサーバ302に対するのIPアドレスが入っていて、IPアドレスによって特定する方法が考えられる。もちろん、プリントサーバが一台しか無い環境の場合、予め設定されたプリントサーバのIPアドレスを使うとして、本ステップを省略して良いことは言うまでも無い。本実施形態では、プリントサーバ302に特定されるものとして以下説明する。
次に、制御部105によりプリントサーバが特定されると、S505で、特定されたプリントサーバ302に対して、プリントサーバ302上のメモリ資源に留め置かれている印刷ジョブの一覧を取得する依頼を行い、S501のデータ受信待ち状態に戻る。ここで、メモリ資源とは、外部記憶装置である、例えばハードディスク等で構成されている。
もちろん、前述のジョブリスト取得依頼データの中に、携帯電話304からの操作によりユーザIDのようなものが入っており、特定のユーザIDの印刷ジョブの一覧を要求するようにしても良いことは言うまでも無い。また、携帯電話の操作者の電話番号をデータとして、プリントサーバ302に登録してあれば、携帯電話の番号を利用することも可能である。また、携帯番号として、下4桁を使用するものであってもよし、下8桁、あるいは、全桁利用するものであってもよい。
一方、S503において、制御部105が無線通信制御部109を介して携帯端末から受信したデータが、ジョブリスト取得依頼データでないと判定した場合、S506へ進む。
そして、S506で、制御部105が受信したデータが、通信制御部108を介してプリントサーバ302からジョブリストデータであるかを判定する。
ここで、制御部105が通信制御部108を介してプリントサーバ302から取得したデータがジョブリストデータであると判定した場合、S507へ進む。そして、S507で、プリントサーバ302から受信したジョブリストデータを赤外線通信先に送信し、S501のデータ受信待ち状態に戻る。なお、ここで、赤外線通信先とは、携帯端末である。
もちろん、プリントサーバ302から取得する前述のジョブリスト取得依頼データに、依頼元を特定するIDが埋め込まれている場合がある。その場合には、取得されたジョブリストデータにも、そもそもの依頼元を特定するIDが入っており、そのIDにより、ジョブリストを送信する相手をチェックするなどの方法をとっても良いことは言うまでもない。
一方、S506で、制御部105がプリンタが受信したデータがジョブリストデータでないと判定した場合、S508へ進み、プリンタが受信したデータが、携帯端末から受信している印刷指示データかどうかを判定する。なお、携帯端末では、図4に示した印刷ボタン402がユーザにより指示された場合に、印刷指示データが生成されて、プリンタに送信されるものとする。
そして、S508で制御部105が受信したデータが印刷指示データであると判定した場合、S509へ進み、携帯端末から受信している印刷指示データの解析を行い、目的の印刷ジョブの特定を行う。
そして、S510において、制御部105が特定された印刷ジョブに対する印刷指示を、プリントサーバ302へ送信し、S501のデータ受信待ち状態に戻る。
なお、本実施形態において、プリントサーバの特定方法としては、印刷指示データの中にプリントサーバのIPアドレスが入っていても良いし、予めプリントサーバのIPアドレスが設定されており、設定された情報により特定しても良い。さらにその他の方法であっても良いことは言うまでもない。
また、印刷ジョブを特定する方法としては、例えばS507で返却したジョブリストデータの属性に、印刷ジョブを特定する印刷ジョブIDがあり、印刷ジョブIDを使う方法が考えられる。すなわち印刷ジョブIDでプリントサーバに印刷指示を送信することになる。
一方、S508で、制御部105が受信したデータが、印刷指示データでないと判定した場合、S511へ進み、受信したデータがプリントサーバ302から受信した印刷データであるかどうかを判定する。ここで、印刷データであると判定した場合は、S512へ進み、プリントサーバ302から受信した印刷データの印刷処理を開始し、S501のデータ受信待ち状態に戻る。
ここで、プリントサーバ302から印刷データを受けるポートは、例えば「9100」番であるなどにより決まっており、本手順を必要としない場合も考えられる。その場合、S508が無く、S513へ進んでも良いことは言うまでもない。
一方、S511において、制御部105が受信したデータが、プリントサーバ302から受信する印刷データでないと判定した場合、S513へ進み、受信したデータが終了データかどうかを判定する。ここで、終了データの場合、ループを抜けて、本処理を終了となる。
一方、S511において、制御部105が終了データでないと判定した場合は、S514へ進み、関係無いデータとしてデータを破棄し、S501のデータ受信待ち状態に戻る。
もちろん、本処理の終了方法がデータ受信による方法では無く、他の何らかの方法を提供されるならば、本ステップが無くても良いことは言うまでも無い。
以上により、プリンタ301を経由して、ネットワーク300に接続できなかった携帯端末(携帯電話304等)が、いわゆる市販の携帯端末に構成上に何からの通信機能に変更を加えること無くネットワーク300に接続できるようになる。
さらに、携帯端末のユーザインタフェースを使うことにより、携帯電話を使った、印刷ジョブをプリントサーバ302へ一旦保存しておき、空いている印刷装置へ出力する印刷システムの構築が可能となる。
つまり、十分なユーザインタフェースを持たないプリンタ301に対して、インフラの整備を必要とせず、かつ特別な携帯端末を必要とせず、携帯端末が備える多才なユーザインタフェース機能を利用した印刷指示を自在に行える。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、携帯端末とプリンタを接続する方法として、プリンタとプリントサーバを接続しているネットワークでは無い、第2の無線ネットワークで接続する。
上記第1実施形態では、携帯端末とプリンタを接続する方法として、プリンタとプリントサーバを接続しているネットワークでは無い、第2の無線ネットワークで接続する。
そして、携帯端末が備えるユーザインタフェースをプリンタのユーザインタフェースとして使う提案について説明した。
しかしながら、無線ゆえに、誤って近くの別の携帯電話に情報を表示したり、悪意のあるユーザにより、こっそり別の携帯電話から操作されたりすることが考えられる。
そこで、第1実施形態の構成に加えて、携帯端末を使う前後に、他の携帯端末から通信を許可させない仕組みを組み入れて、上記課題に適応可能に構成してもよい。以下、その実施形態について詳述する。なお、ハードウエアの構成は、第1実施形態と同様であるの説明は省略する。
図6は、本実施形態を示す画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図1に示した画像形成装置の例である、プリンタによるデータ処理手順例である。なお、S601〜S608は各ステップを示す。また、各ステップは、図1に示した制御部105がRAM103に記憶された制御プログラムに基づいて実行することで実現される。なお、CPU101がROM102あるいは図示しないメモリインタフェースを介して装着されるSDメモリやメモリカードに記憶された制御プログラムを実行することで実現されてもよい。本実施形態では、各ステップを制御部105が実行するものとして説明する。
さらに、S601は図5に示したS501、S502に対応し、S606は、図5に示したS503〜S514と同様のステップに対応する。
S601で、すなわち図5に示したS501、S502までの処理である、データ受信待ち、およびデータを受信すると、S602へ進み、現在プリンタが、携帯端末を使った処理中、すなわち状態が使用中かどうかを判定する。
このS602の判定において、制御部105が使用中で無いと判定した場合、S603へ進み、状態を使用中を示すフラグを設定し、S604において、使用者を特定するため、識別子を発行し、該発行された携帯端末へ識別子を返却する。
続いて、S605、すなわち図5に示したS503〜S514までの処理を行い、終了であると判定した場合は、S606において、状態を使用中から未使用に変更して、本処理を終了する。
一方、S602の判定において、制御部105が使用中であると判定した場合、S607へ進み、受信したデータ中に埋め込まれた、S604でプリンタから携帯端末に対して発行された識別子を通信中の携帯端末から取得する。そして、S605において、識別子が無い、または識別子はあるが異なるなどにより、使用中の携帯電話を特定する。
そして、608で、制御部105が使用中にした携帯端末であるかどうかを識別子の異同から判定して、使用中の携帯端末であると判定した場合は、S605へ進み、携帯端末を使用する印刷ジョブの出力処理を、図5に示した手順に従い実行する。
一方、S608で、制御部105が使用中の携帯端末で無いと判定した場合、現在使用中として、処理を終了する。
なお、S608で、いきなり使用中だから使えなくするのでは無く、一定時間おいてから、当該携帯端末がリトライ処理の可否を判定するなどの処理を加えても良いことは言うまでもない。
このように、本実施形態では、画像形成装置の通信手段は、端末装置のユーザを識別して他の端末装置からの割り込みを制限して、端末装置からの要求に対する処理に占有させ、前記要求の終了後、占有状態を解除することを特徴とする。これにより、携帯端末の通信手段が無線ゆえに、誤って近くの別の携帯電話に情報を表示したり、悪意のあるユーザにより、こっそり別の携帯電話から操作されたりする状態を回避する。つまり、複数の携帯端末と通信可能な通信環境においても、印刷ジョブの選択指示者として特定されたユーザが所有する携帯端末からの印刷指示を安全に受け付けた印刷処理を実行できる。
〔第3実施形態〕
第1実施形態では、携帯電話とプリンタの通信手段の例として赤外線通信で説明した。しかし、特に赤外線通信の場合、指向性のある無線通信であるがゆえ、おおむね、携帯電話からプリンタを指定する場合に想定した指定になる。
第1実施形態では、携帯電話とプリンタの通信手段の例として赤外線通信で説明した。しかし、特に赤外線通信の場合、指向性のある無線通信であるがゆえ、おおむね、携帯電話からプリンタを指定する場合に想定した指定になる。
しかしながら、Bluetoothと言った指向性の無い無線通信では、目的のプリンタに携帯電話を向けた場合に、意図するプリンタとは別のプリンタと通信セッションを実行して正常に接続してしまう場合もあり得る。
そこで、第1、第2の実施形態に示す処理に加えて、接続の前に、現在接続しようとしているプリンタを確認する手段あるいはステップを取り入れても良いことは言うまでもない。
なお、確認手段あるいは確認ステップとしては、例えば、プリンタのユーザインタフェースに接続するか否かを表示させ、接続を選択して初めて、プリンタと携帯電話が接続される方法が考えられる。
また、プリンタのLEDなどを光らせ、携帯電話のユーザインタフェース上に、このプリンタで良いか否かを表示させ、良いと選択して初めて、プリンタと携帯電話が接続される方法が考えられる。
その他、接続しようとしているプリンタを確認する手段であれば、どのような手段であって良いことは言うまでもない。
これにより、Bluetoothと言った指向性の無い無線通信を利用する場合であっても、目的のプリンタに携帯電話を向けた場合に、意図するプリンタとは別のプリンタと通信セッションを実行して正常に接続して、印刷指示を行える。
〔第4実施形態〕
なお、上記実施形態では、プリントサーバ302が備える外部記憶装置に記憶された印刷ジョブの一覧を取得して、携帯電話304の表示部に一覧表示されたジョブ一覧中から、選択した印刷ジョブの印刷指示を行う場合について説明した。
なお、上記実施形態では、プリントサーバ302が備える外部記憶装置に記憶された印刷ジョブの一覧を取得して、携帯電話304の表示部に一覧表示されたジョブ一覧中から、選択した印刷ジョブの印刷指示を行う場合について説明した。
これに対して、上記印刷ジョブの印刷指示時に、印刷出力に関する条件を付加して、指示するように構成してもよい。ここで、印刷指示とは、部数指示、用紙サイズ指示、レイアウト印刷指示、両面印刷指示等である。
なお、この際、プリントサーバ302から、携帯端末が表示可能な印刷設定画面を取得して、印刷条件を設定したり、印刷出力先の一覧を取得して、印刷先や印刷条件を設定できるようにしたりする構成してもよい。
これにより、印刷ジョブの選択と、印刷条件と、出力先等を同時にプリントサーバ302に指示することで、ユーザが意図する印刷指示を携帯端末から行うことができる。
〔第5実施形態〕
以下、図7に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
以下、図7に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図7は、本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5,図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
301 プリンタ
302 プリントサーバ
303 クライアントコンピュータ
304 携帯電話
305 PDA
302 プリントサーバ
303 クライアントコンピュータ
304 携帯電話
305 PDA
Claims (23)
- 印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置であって、
携帯端末と無線通信により通信する通信手段と、
前記携帯端末から第一の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置が管理する情報を当該サーバ装置から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に転送する転送手段と、
前記携帯端末から第二の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置に記憶されている印刷情報を取得して印刷する印刷手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記通信手段を介して前記携帯端末から受信した要求が第一の要求であるか第二の要求であるか判断する判断手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第一の要求は、前記サーバ装置が管理する情報を取得するための取得要求であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記第二の要求は、前記サーバ装置が管理している印刷情報を印刷させる印刷要求であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記第二の要求は、前記デバイスを特定する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記デバイスを特定する情報は、IPアドレスであることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記情報は、前記サーバ装置が管理する印刷情報の一覧情報であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記通信手段は、前記端末装置のユーザを識別して他の端末装置からの割り込みを制限して、前記端末装置からの要求に対する処理に占有させ、前記要求の終了後、占有状態を解除することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記通信手段は、前記端末装置のユーザを識別子に基づいて識別することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
- 印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置と通信可能な携帯端末であって、
前記画像形成装置の通信手段に第一の要求を送信する送信手段と、
前記第一の要求に対して、前記画像形成装置がサーバ装置から応答される応答情報に基づく応答を前記通信手段より受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した応答に基づいて、前記画像形成装置の通信手段に第二の要求を送信する送信手段と、
を有することを特徴とする携帯端末。 - 前記送信手段が最初に接続した画像形成装置を特定する接続確認結果を表示部に表示する接続先表示手段を有する特徴とする請求項10記載の携帯端末。
- 印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置と端末装置とが通信するデータ処理システムであって、
前記画像形成装置は、
携帯端末と無線通信により通信する通信手段と、
前記携帯端末から第一の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置が管理する情報を当該サーバ装置から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に転送する転送手段と、
前記携帯端末から第二の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置に記憶されている印刷情報を取得して印刷する印刷手段と、
を有し、
前記携帯端末は、
前記画像形成装置の通信手段に第一の要求を送信する送信手段と、
前記第一の要求に対して、前記画像形成装置がサーバ装置から応答される応答情報に基づく応答を前記通信手段より受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した応答に基づいて、前記画像形成装置の通信手段に第二の要求を送信する送信手段と、
を有することを特徴とするデータ処理システム。 - 携帯端末と相互に通信する通信手段を備え、印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置におけるデータ処理方法であって、
携帯端末と無線通信により通信する通信工程と、
前記携帯端末から第一の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置が管理する情報を当該サーバ装置から取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得した情報を、前記通信工程を介して前記携帯端末に転送する転送工程と、
前記携帯端末から第二の要求を受信するのに応じて、前記サーバ装置に記憶されている印刷情報を取得して印刷する印刷工程と、
を有することを特徴とするデータ処理方法。 - 前記通信工程を介して前記携帯端末から受信した要求が第一の要求であるか第二の要求であるか判断する判断工程を更に有することを特徴とする請求項13記載のデータ処理方法。
- 前記第一の要求は、前記サーバ装置が管理する情報を取得するための取得要求であることを特徴とする請求項13又は14記載のデータ処理方法。
- 前記第二の要求は、前記サーバ装置が管理している印刷情報を印刷させる印刷要求であることを特徴とする請求項13乃至15の何れかに記載のデータ処理方法。
- 前記第二の要求は、前記デバイスを特定する情報を含むことを特徴とする請求項13乃至16の何れかに記載のデータ処理方法。
- 前記デバイスを特定する情報は、IPアドレスであることを特徴とする請求項17記載のデータ処理方法。
- 前記情報は、前記サーバ装置が管理する印刷情報の一覧情報であることを特徴とする請求項13乃至18の何れかに記載のデータ処理方法。
- 前記通信工程は、前記端末装置のユーザを識別して他の端末装置からの割り込みを制限して、前記端末装置からの要求に対する処理に占有させ、前記要求の終了後、占有状態を解除することを特徴とする請求項13乃至19の何れかに記載のデータ処理方法。
- 前記通信工程は、前記端末装置のユーザを識別子に基づいて識別することを特徴とする請求項20記載のデータ処理方法。
- 印刷情報を記憶するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な画像形成装置と通信可能な携帯端末におけるデータ処理方法であって、
前記画像形成装置の通信手段に第一の要求を送信する送信工程と、
前記第一の要求に対して、前記画像形成装置がサーバ装置から応答される応答情報に基づく応答を前記通信手段より受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信した応答に基づいて、前記画像形成装置の通信手段に第二の要求を送信する送信工程と、
を有することを特徴とするデータ処理方法。 - 前記送信工程が最初に接続した画像形成装置を特定する接続確認結果を表示部に表示する接続先表示工程を有する特徴とする請求項22記載のデータ処理方法。
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