JP2008033333A - 回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法 - Google Patents

回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008033333A
JP2008033333A JP2007196689A JP2007196689A JP2008033333A JP 2008033333 A JP2008033333 A JP 2008033333A JP 2007196689 A JP2007196689 A JP 2007196689A JP 2007196689 A JP2007196689 A JP 2007196689A JP 2008033333 A JP2008033333 A JP 2008033333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference voltage
light
light source
unit
optical modulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007196689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyu Bum Han
ハン・キュボム
In Jae Yeo
ヨ・インゼ
Sun Ki Kim
キム・ソンキ
Sang Kyeong Yun
ユン・サンキョン
Seung Won Ryu
リュ・ソンウォン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020060071501A external-priority patent/KR100815332B1/ko
Priority claimed from KR1020060074725A external-priority patent/KR100890302B1/ko
Priority claimed from KR1020060078823A external-priority patent/KR100890301B1/ko
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2008033333A publication Critical patent/JP2008033333A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0808Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more diffracting elements
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/3406Control of illumination source
    • G09G3/3413Details of control of colour illumination sources
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0285Improving the quality of display appearance using tables for spatial correction of display data
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0606Manual adjustment
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0666Adjustment of display parameters for control of colour parameters, e.g. colour temperature
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0492Change of orientation of the displayed image, e.g. upside-down, mirrored

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

【課題】外部光の明るさなどの変化に能動的に対応するように、使用者のカラー特性の変化要求に応答し、階調度の損失がないホワイトバランス状態を維持しながら画像の全体明るさを調節することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法を提供する。
【解決手段】この装置は、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおいて、赤色、緑色及び青色の光を出射するRGB光源、前記RGB光源を駆動するための光源ドライバー、前記RGB光源のそれぞれの個別光源パワー調節インデックスが格納されているメモリ、使用者命令を受けるための入力部、及び映像の全体的な明るさ及び特定の色を調整するために、前記メモリに格納された前記個別光源パワー調節インデックスと前記使用者命令によって前記RGB光源のそれぞれに印加される電流量を決定して前記光源ドライバーに供給する光源出力制御部を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は回折型光変調器を利用するディスプレイシステムに係り、より詳しくは、外部光の明るさなどの変化に能動的に対応するように使用者のカラー特性の変化要求に応答し、階調度の損失がないホワイトバランス状態を維持しながら画像の全体明るさを調節することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法に関するものである。
近年、半導体素子製造工程を利用して、マイクロミラー、マイクロレンズ及びスイッチなどのマイクロ光学部品と、マイクロ慣性センサー、マイクロバイオチップ及びマイクロ無線通信素子を製作するマイクロマシニング技術が開発されている。
ここで、マイクロミラーは、上下方向、回転方向及び滑り方向などの動的及び静的な運動に応じて多様に運用される。上下方向の運動は位相補正器又は回折器などに応用され、傾く方向の運動は、スキャナー、スイッチ、光信号分配器、光信号減衰器、及び光源アレイなどに応用され、滑り方向の運動は、光遮蔽器、スイッチ、光信号分配器などに応用される。
このようなマイクロミラーの一例として、図1に示すような反射型変形可能格子光変調器10がある。このような光変調器10は、特許文献1に開示されている。光変調器10は、反射表面22を有し、基板16の上部に浮遊する、一定に離隔する多数の変形可能反射型リボン18を含む。絶縁層11がシリコン基板16上に蒸着される。次いで、犠牲二酸化シリコン膜12及び窒化シリコン膜14の蒸着が続く。
窒化シリコン膜14はリボン18からパターニングされ、二酸化シリコン膜12の一部がエッチングされることにより、リボン18が窒化物フレーム20によって酸化物スペーサ層上に維持される。
単一波長λ0を有する光を変造させるため、光変調器10は、リボン18の厚さと犠牲二酸化シリコン膜12の厚さがλ0/4となるように設計する。
リボン18上の反射表面22と基板16の反射表面間の垂直距離dに限定されたこのような光変調器10の格子振幅はリボン18(第1電極としての役目をするリボン18の反射表面22)と基板16(第2電極としての役目をする基板16下部の伝導膜24)との間に電圧を印加することにより制御される。
図2は従来技術による陷沒型薄膜圧電光変調器の断面図である。
図2を参照すれば、従来技術による陷沒型薄膜圧電光変調器は、シリコン基板31とエレメント40を備えている。
ここで、エレメント40は、一定の幅を有し、多数が一定に整列して陷沒型薄膜圧電光変調器を構成する。また、エレメント40は相異なる幅を持って交番しながら整列されて陷沒型薄膜圧電光変調器を構成する。最後に、エレメント40は一定間隔(エレメント40の幅とほぼ同じ距離)を置いて離隔して位置することができる。この場合、シリコン基板31の上面全面に形成されたマイクロミラー層が入射光を反射して回折させる。
シリコン基板31は、エレメント40にエアスペースを提供するために陷沒部を備えており、絶縁層32が上面に蒸着されており、陷沒部の両側にエレメント40の端部が付着されている。
エレメント40は棒状を取っており、中央部がシリコン基板31の陷沒部から離隔して位置するように、両端の下面がそれぞれシリコン基板31の陷沒部を外れた両側部位に付着され、シリコン基板31の陷沒部に位置する部分が上下に移動可能な下側支持部41を含む。
また、エレメント40は、下側支持部41の左側端に積層され、圧電電圧を提供するための下部電極層42A、下部電極層42Aに積層され、両面に電圧が印加されれば収縮及び膨脹して上下駆動力を発生させる圧電材料層43A、及び圧電材料層43Aに積層され、圧電材料層43Aに圧電電圧を提供する上部電極層44Aを含んでいる。
また、エレメント40は、下側支持部41の右側端に積層され、圧電電圧を提供するための下部電極層42B、下部電極層42Bに積層され、両面に電圧が印加されれば収縮及び膨脹して上下駆動力を発生させる圧電材料層43B、及び圧電材料層43Bに積層され、圧電材料層43Bに圧電電圧を提供する上部電極層44Bを含んでいる。
このような回折型光変調器を利用するディスプレイ装置において、スクリーンに投射される回折光の光強度は入力映像に対していつも一定になるように調節されている。
しかし、回折型光変調器を利用するディスプレイ装置において、外部光の明るさなどが周辺の環境によって随時変化することができ、これにより、スクリーンに投射される回折光の光強度と外部光の明るさなどとの不調和が発生する。
また、回折型光変調器を利用する従来のディスプレイシステムは、それぞれのアドレスにホワイトバランス調整のための補正データがメモリ形態として存在し、入力される映像データをアナログ/デジタル変換器でデジタルに変換した後、アナログ/デジタル変換器から出力される赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の信号に応じてホワイトバランス調整のためのデータを決め、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の信号に含ませて出力するから、表示階調度が損失する問題がある。
米合衆国特許第5、311、360号明細書
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおいて、外部光の明るさなどの変化に能動的に対応するように、使用者のカラー特性の変化要求に応答するようにする回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、個別光源を制御し、階調度の犠牲なしに、ホワイトバランスを調節することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法を提供することを他の目的とする。
そして、本発明は、使用者の選択によって特定の色を強調するか、階調度の損失がないホワイトバランス状態を維持しながら画像の全体明るさを調節することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法を提供することをさらに他の目的とする。
このような目的を達成するため、本発明は、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおいて、赤色、緑色及び青色の光を出射するRGB光源;前記RGB光源を駆動するための光源ドライバー;前記RGB光源のそれぞれの個別光源パワー調節インデックスが格納されているメモリ;使用者命令を受けるための入力部;及び映像の全体的な明るさ及び特定の色を調整するために、前記メモリに格納された前記個別光源パワー調節インデックスと前記使用者命令によって前記RGB光源のそれぞれに印加される電流量を決定して前記光源ドライバーに供給する光源出力制御部を;含むことを特徴とする。
また、本発明は、光源系と、第1反射部及び前記第1反射部から離隔して近接距離が可変する第2反射部からなり、前記第1反射部と前記第2反射部で反射された反射光が回折光を生成し、前記第1反射部と第2反射部間の近接距離によって回折光の光強度が決定される回折型光変調器とを含む光学系において、映像データを受ける映像信号入力部;使用者からカラー特性変化要求を受ける入力部;前記映像信号入力部から受けた映像データを出力し、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、映像データによって要求される前記回折型光変調器の第1反射部と第2反射部間の近接距離量を調整して出力する映像出力部;及び前記映像出力部から映像データが入力されれば、前記映像出力部が出力する調整された近接距離量によって前記回折型光変調器の第1反射部と第2反射部間の近接距離を制御するパネルドライバー;を含んでなることを特徴とする。
また、本発明は、(a)赤色、緑色及び青色の光源のそれぞれの最大階調データ出力の際、前記各光源の最大光量を出力する電流を測定する段階;(b)前記赤色、緑色及び青色の光源の中で最小光量を出力する光源を最小光量出力光源に設定する段階;(c)任意の目標色温度によって前記赤色、緑色及び青色の光源の光量比を設定する段階;及び(d)前記光源の光量比と前記最小光量出力光源を基準として各光源別光量出力量による印加電流量を決定する段階;を含むことを特徴とする。
また、本発明は、光源系と、第1反射部及び前記第1反射部から離隔して近接距離が可変する第2反射部からなり、前記第1反射部と前記第2反射部で反射された反射光が回折光を生成し、前記第1反射部と第2反射部間の近接距離によって回折光の光強度が決定される回折型光変調器とを含む光学系において、(a)映像信号入力部が映像データを受け、映像出力部が前記映像信号入力部が受けた映像データをパネルドライバーに出力する段階;(b)前記パネルドライバーが、受けた映像データによって前記回折型光変調器を駆動して映像を表示する段階;(c)入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ける段階;及び(d)前記映像出力部が、前記入力部を介して使用者からカラー特性変化要求が入力されれば、映像データによって要求される前記回折型光変調器の第1反射部と第2反射部間の近接距離量を調整して前記パネルドライバーに出力する段階;を含んでなることを特徴とする。
前述したように、本発明は、最大階調データを出力するための各光源別最大光量出力電流量を利用して最小光量出力光源を決定した後、決定された最小光量出力光源と任意に設定された目標色温度による各光源の光量比から各光源別光量出力量を決め、決定された光量出力量による電流をそれぞれの光源に供給することで、表示階調度の損失なしにホワイトバランスを調節することができる効果がある。
また、本発明は、任意の目標色温度によるRGB光源の光量比と最大階調データ出力の際に最小光量を出力する光源を利用し、各光源別光量出力量による各光源別印加電流で初期ホワイトバランスを調節するので、階調度の損失なしにホワイトバランスを調節することができる効果がある。
そして、本発明は、RGB光源のそれぞれの光量出力量を同時に変化させることにより、階調度の損失がない初期ホワイトバランス状態を維持しながら画像全体の明るさを調節することができる効果がある。
また、本発明は、使用者の選択によって、RGB光源のいずれか一つの光源の光量出力量を調節し、RGB光源のいずれか一つの光源の光を増加あるいは減少させて特定の色を強調又は減少させることができる効果がある。
これにより、本発明は、色弱又は色盲などのように、特定の色又は色全体の区別能力に劣る人であっても、自分が望む色で映像を具現することができる効果がある。
また、本発明は、外部光の明るさなどの変化に能動的に対応することができ、使用者のカラー特性の変化要求に応答するようにする効果がある。
以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図3は本発明の実施例による回折型光変調器を利用するモバイルディスプレイシステムのブロック構成図である。
図3を参照すれば、本発明の実施例による回折型光変調器を利用するモバイルディスプレイシステムは、無線通信部110、入力部112、ベースバンドプロセッサ116、イメージセンサーモジュールプロセッサ118、ディスプレイ部120、光変調器プロジェクター130、及びメモリ102を含む。
無線通信部110は、外部システムと無線通信を行う。
入力部112は、ボタン、キーパッド、タッチスクリーン、リモートコントローラーの中で、少なくとも一つ以上からなり、外部から入力される情報、つまり使用者命令を入力する。
ベースバンドプロセッサ116は、外部システムと無線通信を行うために、無線通信部110を制御し、備えられたカメラなどから映像イメージを受けるために、イメージセンサーモジュールプロセッサ118を制御し、映像イメージをディスプレイ部120に表示するために、マルチメディアプロセッサ122を制御する。また、ベースバンドプロセッサ116は、映像イメージがスクリーン160に投射されるように、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムの光変調器プロジェクター130のプロジェクション制御部140を制御する。
この際、ベースバンドプロセッサ116は、無線通信部110、イメージセンサーモジュールプロセッサ118、マルチメディアプロセッサ122、及び回折型光変調器を利用するディスプレイシステムの光変調器プロジェクター130のプロジェクション制御部140を制御する。このようなベースバンドプロセッサ116は、HHP、PDA、PMP、Note PCなどのモバイル機器を制御するモバイル器機制御部、つまり携帯端末制御系と呼ぶことができる。
イメージセンサーモジュールプロセッサ118は、ベースバンドプロセッサ116からの制御命令に応じて、備えられたカメラなどから映像が入力される場合、入力された映像を処理し、処理された映像イメージデータをマルチメディアプロセッサ122及び/又はベースバンドプロセッサ116に伝送する。
ディスプレイ部120は、マルチメディアプロセッサ122から供給される映像イメージデータを画面上に表示する。
マルチメディアプロセッサ122は、ベースバンドプロセッサ116からの制御命令に応じて、イメージセンサーモジュールプロセッサ118から供給される映像イメージデータとメモリ102に格納された映像データをディスプレイ部120の画面に適した映像に処理してディスプレイ部120に供給する。
光変調器プロジェクター130は、ベースバンドプロセッサ116の制御によって、マルチメディアプロセッサ122及び/又はベースバンドプロセッサ116から受けた映像イメージデータによる映像イメージを回折型光変調器によって生成した後、生成された映像イメージを拡大してスクリーン160に投射する。この際、ベースバンドプロセッサ116は、メモリ102に格納された映像データを光変調器プロジェクター130に供給する。このような光変調器プロジェクター130は、プロジェクション制御部140及び光変調光学系150から構成される。
プロジェクション制御部140は、ベースバンドプロセッサ116から受けた制御信号に応じて、マルチメディアプロセッサ122及びベースバンドプロセッサ116から受けた映像イメージデータによる映像を光変調光学系150が生成するように、光変調光学系150を制御する。
このようなプロジェクション制御部140は、図4に示すように、映像信号入力部202、映像補正部204、上部電極電圧範囲調節部206、下部電極電圧調節部208、映像データ/同期信号出力部210、光源出力制御部212、及びスキャナー出力制御部214から構成されるか、あるいは、図7に示すように、映像信号入力部402、ガンマ基準電圧記憶部404、映像補正部406、エレメント別補正データ記憶部408、映像データ/同期信号出力部410、上部電極電圧範囲調節部412、下部電極電圧調節部414、光源出力制御部416、及びスキャナー出力制御部418から構成される。これについての詳細な説明は後述する。
このようなプロジェクション制御部140は、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのホワイトバランス又はカラー特性を調節するので、ホワイトバランス調整装置又はカラー特性調整装置と名付けることができる。
光変調光学系150は、プロジェクション制御部140から入力される制御信号に応じて映像イメージを生成し、生成された映像イメージを拡大してスクリーン160に投射する。このような光変調光学系150は、光源系151、照明光学部152、回折型光変調器153、シュリーレン光学部154、及び投映及びスキャニング光学部155から構成される。
光源系151は、プロジェクション制御部140から供給される光源スイチング制御信号に応じて、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光を生成して出射し、照明光学部152は、光源系151から出射した光を回折型光変調器153に入射させる。
回折型光変調器153は、プロジェクション制御部140から供給される映像データ信号、基準電圧、下部電極電圧、垂直同期信号及び水平同期信号に応じて、照明光学部152で入射した光を回折させ(つまり、照明光学部152から入射した光を回折させて複数の回折次数を有する回折光を形成することになり、この際、複数回折次数の回折光の中で、いずれか1次数又は複数次数の回折光が所望の映像イメージを生成することになる)、映像イメージを生成する。
シュリーレン光学部154は、回折型光変調器153で生成された複数次数の回折光の中で、所望次数の回折光を通過させる。
投映及びスキャニング光学部155は、シュリーレン光学部154を通過した回折光からなる映像イメージをスクリーン160に投射する。
メモリ102は、映像データなどのデータと、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に対する制御インデックス(Index)値を格納する。ここで、制御インデックス値は、次のような方法によって、オフライン(Off line)テストで設定される。
まず、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源のそれぞれの波長及び任意の目標色温度(例えば、10000K)を設定する。この際、設定された色温度によって、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量比(例えば、R:G:B=α:β:δ)が決定される。
また、最大階調データを出力するために、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に供給される電流量を増加させながら最大光量を出力する電流量を測定した後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源の中で最小光量を出力する光源を決定する。例えば、R:G:B=a:b:c(a>b>c、a、b、cは光量出力量)の場合、最小光量を出力する光源として青色(B)の光源を決定する。
これにより、青色(B)の光源の光量出力量(B_index_max)を基準として、赤色(R)光源の光量出力量(R_index_max)はc*α/δに設定され、緑色(G)光源の光量出力量(G_index_max)はc*β/δに設定される。この際、設定された赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光量出力量(R_index_max、G_index_max、B_index_max)値がメモリ102に格納される。
このようなメモリ102は、映像データなどのデータが格納される第1メモリと、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に対する制御インデックス(Index)値が格納される第2メモリとから構成できる。
また、メモリ102は、モバイル器機制御部の各部分の設定値、つまり制御命令及び最初ホワイトバランス設定と関連し、各個別光源(例えば、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源)の光量比による個別光源パワー調節インデックス(Index)値(R_ini、G_ini、B_ini)を記憶する。
この際、個別光源パワー調節インデックス値は、オフラインテストによって、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムが出荷される前、ホワイトバランスを設定する初期ホワイトバランス設定値であり、このような個別光源パワー調節インデックス値は次のような方法で設定されてメモリ102に格納される。
まず、各個別光源(赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源)から最大階調データ(例えば、8ビットの場合255、10ビットの場合1024)を出力し、各光源別に最大光量を出力する電流量を測定した後、最大光量出力による電流量を利用して、最小光量を出力する光源を決定する。例えば、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源の光出力量がそれぞれa:b:c(a>b>c>)の場合、最小光量を出力する光源として青色(B)の光源を決定する。
また、任意の目標色温度(例えば、31200K)を設定、つまり色座標上に目標位置を決め、目標色温度による赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量比(例えば、R:G:B=α:β:δ)が決定される。
これにより、青色(B)の光源の光量出力量(B_index_max)を基準として赤色(R)光源の光量出力量(R_index_max)はc*α/δに設定され、緑色(G)光源の光量出力量(G_index_max)はc*β/δに設定される。この際、設定された赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光量出力量(R_index_max、G_index_max、B_index_max)値がメモリ102に格納される。
この際、個別光源パワー調節インデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)は、HHP(Hand Held Products)、PDA(Persnal Digital Assistants)、PMP(Potable Multimedia Player)、Note PCなどのモバイル器機及び/又は回折型光変調器を利用するディスプレイシステムの初期ホワイトバランスを設定するための値である。
図4は図3に示す回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのプロジェクション制御部の一実施例を示すブロック構成図である。
図4を参照すれば、プロジェクション制御部140は、映像信号入力部202、映像補正部204、上部電極電圧範囲調節部206、下部電極電圧調節部208、映像データ/同期信号出力部210、光源出力制御部212、及びスキャナー出力制御部214を含み、モバイル器機制御部142及びメモリ102とのインターフェース機能をする。ここで、モバイル器機制御部142は、図3に示すベースバンドプロセッサ116を示す。
映像信号入力部202は、ベースバンドプロセッサ116から映像データ信号(RGB)、垂直同期信号(Vsync)及び水平同期信号(Hsync)を受け、その映像データ信号(RGB)、垂直同期信号(Vsync)及び水平同期信号(Hsync)を出力する。
また、映像信号入力部202は、マルチメディアプロセッサ122から映像データ信号を受けて映像補正部204に出力する。
映像補正部204は、映像信号入力部202から供給される横方向に整列された映像データ信号をデータトランスポーズによって縦方向の映像データ信号に変換し、映像信号入力部202から供給される垂直同期信号(Vsync)及び水平同期信号(Hsync)をバッファリングする。
このような映像補正部204は、回折型光変調器153を利用する光変調光学系150の場合、複数のピクセル(Pixel)が縦に配列されているに対し、横方向にスキャンして表示するから、データトランスポーズを行う。
また、映像補正部204は、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)のそれぞれの光源に対するN個(Nは階調度によって決定)のガンマ基準電圧を赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源別に分離し、それぞれの光源に対してピクセルの個数(垂直解像度に対するピクセルの個数、つまりミラーの個数)*n個(nは補正方法によって違う)のピクセル別補正データによってトランスポーズされた映像データ信号を補正する。
上部電極電圧範囲調節部206は、映像補正部204から入力される映像データ信号に応じて、光変調器の上部電極に供給される電圧の範囲を調節し、光変調器パネル304を駆動させるパネルドライバー302に供給する。この際、光変調器パネル304及びパネルドライバー302は回折型光変調器153を成す構成要素である。
下部電極電圧調節部208は、映像補正部204から入力される映像データ信号に応じて、光変調器の下部電極に供給される電圧を調節し、光変調器パネル304に供給する。
映像データ/同期信号出力部210は、映像補正部204から入力される映像データ信号(RGB)、垂直同期信号(Vsync)及び水平同期信号(Hsync)をパネルドライバー302、光源出力制御部212及びスキャナー出力制御部214に供給する。
光源出力制御部212は、メモリ102に格納された赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源の光量出力量値による制御インデックス(R_index_max、G_index_max、B_index_max)を受けて赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)のそれぞれの光源に供給される印加電流を決め、映像データ/同期信号出力部210から供給される垂直同期信号及び水平同期信号に応じて、各光源312を駆動させる光源ドライバー310に供給する。
また、光源出力制御部212は、メモリ102から受ける個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)、つまり初期ホワイトバランスを維持するように設定された光量出力量(R_index_max、G_index_max、B_index_max)による電流を、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源312を駆動させる光源ドライバー310に供給する。
この際、光源出力制御部212は、映像データ/同期信号出力部210から供給される垂直同期信号(Vsync)及び水平同期信号(Hsync)に同期させ、光源ドライバー310に決定された電流量を供給する。
これにより、光源ドライバー310は、光源出力制御部212から供給される電流量によって個別光源312を駆動させる。これにより、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源はホワイトバランスが維持されるように光を出射させる。
このような光源出力制御部212は、入力部112を介して入力される使用者命令に応じて初期ホワイトバランス状態を維持しながら画面全体の明るさを調節するように、各光源に印加される電流量を設定するか、あるいは特定の色の強調/減少ができるように、各光源に印加される電流量を設定する。
まず、初期ホワイトバランスを維持した状態で、全体明るさを調節するための使用者命令(R_user、G_user、B_user)が入力部112を介して入力されれば、光源出力制御部212は、メモリ102から供給される個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)を基準として、入力部112を介して入力された使用者命令(R_user、G_user、B_user)に応じて、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に印加される電流量を設定した後、使用者命令(R_user、G_user、B_user)による電流量と個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)による電流量を加え、光源ドライバー310に供給する。
この際、入力部112を介して入力される使用者命令(R_user、G_user、B_user)は、初期ホワイトバランスを維持しながら画面全体の明るさを調節しなければならないので、初期ホワイトバランス設定の際、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光源比とメモリ102に格納された個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)値によって電流量の比が決定される。
言い換えれば、使用者命令(R_user、G_user、B_user)に応じて各光源に印加される電流量は、単位インデックス増加/減少の際、個別光出力増減量が同一である場合、初期ホワイトバランスの比と各光源別インデックス/明るさ特性値の比、つまり最初ホワイトバランス設定の際、各光源別出力量の比がr:g:bであれば、インデックス増加量/減少量もr:g:b値に設定される。これにより、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に印加される電流量が同一大きさに増加/減少することになる。しかし、単位インデックス増加量/減少量による光出力増加量/減少量が各光源別に違う場合は、これを補償してインデックス増加量/減少量が決定される。
これにより、光源出力制御部212は、使用者命令による電流量(R_user、G_user、B_user)と個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)による電流量を加えた電流量(R_ini+R_user、G_ini+G_user、B_ini+B_user)を光源ドライバー310に供給し、光源ドライバー310は、供給された電流量(R_ini+R_user、G_ini+G_user、B_ini+B_user)を各光源312に供給して各光源312を駆動させる。これにより、光源312は、初期ホワイトバランスを維持した状態で全体明るさが調節されるように光を出射することになる。
しかし、特定の色(例えば、赤色(R))を強調/減少させるための使用者命令(R_user)が入力部112を介して入力されれば、光源出力制御部212は、メモリ102から供給される個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)と入力される使用者命令による電流量(R_user)を加えた特定の色(例えば、赤色(R))強調/減少電流量(R_ini±R_user、G_ini、B_ini)を光源ドライバー310に供給する。すなわち、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源のいずれか一つの光源(例えば、赤色(R)光源)に印加される電流量のみを変化させて光源ドライバー310に供給する。
これにより、光源ドライバー310は、光源出力制御部212から供給される赤色(R)を強調/減少させるための電流量(R_ini±R_user、G_ini、B_ini)を光源312に供給し、光源312は、ホワイトバランス状態でない赤色(R)が強調/減少された光を出射することになるので、ディスプレイ部120及びスクリーン160は、特定の色(例えば、赤色(R))が強調/減少された映像を表示することになる。
このように、特定の色を強調/減少させて映像を表示する場合、色弱又は色盲などのように特定の色又は色全体の区別能力に劣る人であっても自分が望む色で映像を具現することができる利点がある。
最後に、使用者が入力部112を介してリセット(reset)命令を入力する場合、光源出力制御部212は、メモリ102から受ける個別光源調節パワーインデックス値(R_ini、G_ini、B_ini)による赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量出力量(R_ini、G_ini、B_ini)を同時に変化させて光源ドライバー310に供給する。言い換えれば、光源出力制御部212は、初期ホワイトバランスを維持するように、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に印加される電流量(R_ini、G_ini、B_ini)を同時に初期状態に変化させて光源ドライバー310に供給する。
これにより、光源ドライバー310は、光源出力制御部212から供給される各光源の光量出力量を、各光源を駆動するための電流量にそれぞれ変換して個別光源312に供給する。これにより、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源は、光源ドライバー310から供給される電流量によってホワイトバランス状態が維持されるように光を出射させる。
ここで、光源312及び光源ドライバー310は光源系151を成す構成要素である。
スキャナー出力制御部214は、映像データ/同期信号出力部210から供給される映像データ信号(RGB)を、垂直同期信号(Vsync)及び水平同期信号(Hsync)によってスキャニングデバイス308を駆動させるスキャナードライバー306に供給する。
ここで、スキャニングデバイス308及びスキャナードライバー306は投映及びスキャニング光学部155を成す構成要素である。
図5は図3に示す本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのホワイトバランス調整方法を示すフローチャート、図6は最大光量を出力する電流量を測定するグラフである。
図5及び図6を参照すれば、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の最大階調データ(8ビットの場合255、10ビットの場合1024)を出力(S302)するために、図6に示すように、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に供給される電流量を増加させながら、最大光量を出力する電流量を測定する(S304)。
その後、測定された値を利用し、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源の中で最小光量を出力する光源を決定する(S306)。例えば、赤色(R)の光源は1W、緑色(G)の光源は2W、青色(B)の光源は0.5Wの光量を出力する場合、最小光量出力光源として青色(B)の光源を設定する。
また、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の波長及び任意の目標色温度(例えば、10000K)を設定して(S308)、設定された色温度によって赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量比(例えば、R:G:B=α:β:δ)を決定する(S310)。
その後、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源の光量比及び設定された最小光量出力光源によって、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量出力量を決定する(S312)。
この際、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光源の光量出力量は、青色(B)の光源の光量出力量(B_index_max)を基準とし、赤色(R)光源の光量出力量(R_index_max)はc*α/δに設定され、緑色(G)光源の光量出力量(G_index_max)はc*β/δに設定される。
赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量出力量が決定されれば、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源の光量出力量によって、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に供給される印加電流を決定する(S314)。
その後、決定された印加電流を赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の各光源に供給する。
このような方法のホワイトバランス調節方法は、個別R、G、Bレーザーダイオード光源を備えるディスプレイシステムの出荷前に進む。
このように、本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法は、最大階調データを出力するためのR、G、Bの各光源別最大光量出力電流量を利用して最小光量出力光源を決定した後、決定された最小光量出力光源と任意に設定された目標色温度による各光源の光量比によって各光源別光量出力量を決定し、決定された光量出力量による電流をそれぞれの光源に供給することにより、表示階調度の損失なしにホワイトバランスを調節することができる。
また、本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置は、任意の目標色温度によるRGB光源の光量比と、最大階調データ出力の際、最小光量を出力する光源を利用して、各光源別光量出力量による各光源別印加電流で初期ホワイトバランスを調節するので、階調度の損失なしにホワイトバランスを調節することができる。
そして、本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置は、RGB光源の各光量出力量を同時に変化させることにより、階調度の損失がない初期ホワイトバランス状態を維持しながら画像全体の明るさを調節することができる。
また、本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置は、使用者の選択によってRGB光源のいずれか一つの光源の光量出力量を調節し、RGB光源のいずれか一つの光源の光を増加又は減少させることで特定の色を強調又は減少させることができる。
これにより、色弱又は色盲などのように特定の色又は色全体の区別能力に劣る人であっても自分が望む色で映像を具現することができる。
図7は図3に示す回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのプロジェクション制御部の他の実施例のブロック構成図である。
図7を参照すれば、本発明の他の実施例によるプロジェクション制御部は、映像信号入力部402、ガンマ基準電圧記憶部404、映像補正部406、エレメント別補正データ記憶部408、映像データ/同期信号出力部410、上部電極電圧範囲調整部412、下部電極電圧調整部414、光源出力制御部416、スキャナー出力制御部418、パネルドライバー302、光源ドライバー310、及びスキャナードライバー306を備えている。ここで、ガンマ基準電圧記憶部404、映像補正部406、エレメント別補正データ記憶部408、上部電極電圧範囲調整部412、下部電極電圧調整部414、及び映像データ/同期信号出力部410は映像を出力するので映像出力部と名付けることができ、上部電極電圧範囲調整部412及び下部電極電圧調整部414は基準電圧出力部と名付けることができる。
ここで、映像信号入力部402は、光変調光学系150と携帯端末制御係とのインターフェース機能をする。
プロジェクション制御部140の映像信号入力部402は、ベースバンドプロセッサ116から映像イメージデータを受けると同時に垂直同期信号(Vsync)と水平同期信号(Hsync)を受ける。
そして、プロジェクション制御部140の映像補正部406は、横方向に整列された映像イメージデータを縦方向に変換するデータトランスポーズ(又は映像ピボッティング(pivoting))を行って、横方向に入力された映像イメージデータを縦方向の映像イメージデータに変換して出力する。
このように、映像補正部406においてデータトランスポーズが必要な理由は、光変調器パネル304から出射する走査線は複数のピクセル(一例として、入力される映像データが480*640の場合、480個のピクセル)に対応するスキャニング回折点光が縦に配列されているため、横方向にスキャンして表示するようになっているからである。
すなわち、標準映像データは横方向に整列されている。しかし、光変調器パネル304は、複数の上部反射部が縦方向に配列されているため、複数の映像データを横方向にスキャニングしながら表示するようになっている。
したがって、光変調器パネル304を利用して、480×640個のピクセルからなる1フレームの映像を、走査線をスキャニングして形成するためには、480個の縦方向に配列されたデータを必要とする。
言い換えれば、図8Aは480×640ピクセルからなる1フレームの映像データの構造を示す。図8Aに示す映像データは、外部から横方向に、すなわち(0,0)、(0,1)、(0,2)、(0,3)、・・・の順に入力される。
しかし、光変調器パネル304を利用して480個の縦方向に配列されたデータが要求されるので、前記入力される映像データは横方向配列から縦方向配列にトランスポーズされなければならない。
そして、映像補正部406は、スキャニング時間のうちには、データトランスポーズされた映像データを第1列から最後列まで順次出力する。
この際、映像補正部406は、映像データに対し、エレメント別補正データ記憶部408に格納されたエレメント別補正データテーブルによる補正を行い、補正された映像データを映像データ/同期信号出力部410に出力する。
一方、ガンマ基準電圧記憶部404には上部電極(ガンマ)基準電圧と下部電極(ガンマ)基準電圧が格納されている。ここで、上部電極(ガンマ)基準電圧とは、光変調器パネル304のパネルドライバー302がエレメント別に映像データの階調度による印加電圧を出力するときに参照する上部電極基準電圧を意味し、下部電極基準電圧とは、光変調器パネル304の下部電極に印加電圧を意味する。
このようなガンマ基準電圧記憶部404に上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を格納し、光変調器パネル304のパネルドライバー302が階調度による印加電圧を出力するときに参照する必要がある理由は、光変調器パネル304から出射する回折光の光強度が印加電圧の電圧レベルによって線形的に変わらず、非線形的に変わる図9のガンマ特性が現れるからである。
すなわち、図9の光強度履歴曲線を参照すれば、得ようとする光強度が線形的に変化するに対し、つまりP1、P2、・・・、Pnの間隔が一定であるとき、印加すべき印加電圧R1、R2、・・・、Rnは一定の間隔を持たずに非線形を現すので、ガンマ基準電圧記憶部404に上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を格納し、光変調器パネル304のパネルドライバー302が階調度による印加電圧を出力するときに参照する必要がある。
そして、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている上部電極基準電圧と下部電極基準電圧はそれぞれの光源に対して決定されている。一例として、R光源に対してR1〜RnのR上部電極基準電圧が、G光源に対してG1〜GnのG上部電極基準電圧が、B光源に対してB1〜BnのB上部電極基準電圧が決定されている。
この際、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている上部電極基準電圧は、それぞれの光源に対し、最小上部電極基準電圧と最大上部電極基準電圧を格納するようにすることもできる。すなわち、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている上部電極基準電圧は、その最小及び最大値のみを格納することができる。
このような状況で、パネルドライバー302は、映像データ/同期信号出力部410から映像データの階調度が入力されれば、これに整合する上部電極電圧を得るために、上部電極電圧範囲調整部412を介して提供される上部電極基準電圧を参照し、当該階調度に対応する上部電極電圧を得る。この際、上部電極電圧範囲調整部412は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている上部電極基準電圧を読み取り、その上部電極基準電圧をパネルドライバー302に出力する。そして、これと同時に、光変調器パネル304には、下部電極電圧調整部414から下部電極電圧が提供されている。すなわち、下部電極電圧調整部414は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納された下部電極基準電圧を読み取って光変調器パネル304の下部電極に提供する。
これにより、光変調器パネル304は、パネルドライバー302から提供される上部電極電圧と下部電極電圧調整部414から提供される下部電極電圧によって駆動され、入射する入射光を変調して回折光を形成する。
一方、上部電極基準電圧と下部電極基準電圧は、光変調器パネル304を製作するとき、光変調器パネル304を一定の電圧範囲で繰り返し駆動した後、光強度検出器(一例として、フォトセンサーなど)を利用してエレメント別光強度を得、図9に示すように、これからエレメント別光強度履歴曲線を構成することにより、得られる。
この際、得られた相異なる三つのエレメントに対する光強度履歴曲線の一例を図10に示す。ここで、エレメント1の場合、光強度が最小である電圧はVp1min、光強度が最大である電圧はVp1maxであり、エレメント2の場合、光強度が最小である電圧はVp2min、光強度が最大である電圧はVp2maxであり、エレメント3の場合、光強度が最小である電圧はVp3min、最大である電圧はVp3maxである。
この際、試験者は、すべてのエレメントの最小光強度を検出することができる最下位電圧と最大光強度を検出することができる最上位電圧とを含むように、上部電極基準電圧範囲を決定することができる。一例として、図10では、Vtmin、Vtmaxが決定される。
このように、試験者が選択した上部電極基準電圧を入力すれば、入力された上部電極基準電圧がガンマ基準電圧記憶部404に格納される。
一方、エレメント別補正データ記憶部408に格納されたエレメント別補正データは、映像補正部406が映像信号入力部402から入力される映像データを補正し、補正された出力映像データを生成するために参照するもので、図12に示すように、テーブルに作成できる。
図12の補正データテーブルを見れば、外部入力映像階調度(入力映像イメージデータ)がり、そのそれぞれに対し、補正された映像階調度(補正された出力映像イメージデータ)がエレメント別に決まっていることが分かる。
一例として、エレメント1の場合、入力映像階調度が0であれば補正された映像階調度は5、1であれば映像階調度6、254であれば階調度249、255であれば階調度250を出力するようになっている。このようなエレメント別補正データが必要な理由が分かるためには算出過程を理解する必要がある。その算出過程を理解するためには、光変調器パネル304のディスプレイ応用においてパネルドライバー302の動作を理解する必要がある。
パネルドライバー302は、階調度が入力されれば、上部電極電圧範囲調整部412から出力される上部電極基準電圧を参照し、当該階調度に対応する上部電極電圧を出力する。すなわち、一例として、R光源に対し、上部電極基準電圧をR1〜Rnとすれば、パネルドライバー302は、階調0が入力されれば駆動電圧R1を出力し、階調255が入力されれば駆動電圧Rnを出力し、0と255の間の値が入力されれば予め決定された駆動電圧を出力する。ところが、図10から分かるように、上部電極基準電圧をエレメント別に最小電圧と最大電圧に設定せずに、最小電圧と最大電圧を共に含むように設定したので、逆にエレメント別補正データを算出しなければならない。これを、エレメント1に対してだけ光強度履歴曲線を示している図13を参照して説明すれば、外部から入力される階調度が一例として0である場合、0を補正しないでパネルドライバー302に印加すれば、出力電圧は Vtmin になり、この際、実際のエレメント1が出力する光強度は15になる。したがって、このような不一致を解決するために、実際のエレメント1が0の光強度を出射するVp1minに対応する対応階調度10をパネルドライバー302に出力すれば良い。
結論として、エレメント別補正データ記憶部408には、前述した方式によって、外部から入力される入力映像階調度を補正することができる補正映像階調度を図12に示すようなテーブルに作成して格納している。
一方、映像データ/同期信号出力部410は、映像補正部406から出力する映像データをパネルドライバー302に提供する。
また、映像データ/同期信号出力部410は、映像補正部406から受けた垂直同期信号と水平同期信号を受けて出力する。
そして、上部電極電圧範囲調整部412は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている上部電極基準電圧を読み取ってパネルドライバー302に出力し、モバイル器機制御部142からカラー特性変化制御信号が入力されれば、それに応じて、上部電極基準電圧を調整して出力する。
すなわち、上部電極電圧範囲調整部412は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている上部電極基準電圧を読み取って出力する。この際、モバイル器機制御部142からカラー特性変化制御信号が入力されれば、それに応じて、上部電極基準電圧を補正し、補正された上部電極基準電圧を出力することになる。この際、上部電極基準電圧の補正値はカラー特性変化制御信号の補正要求値によって変わる。
そして、下部電極電圧調整部414は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている下部電極基準電圧を読み取って光変調器パネル304に出力し、モバイル器機制御部142からカラー特性変化制御信号が入力されれば、それに応じて、下部電極基準電圧を調整して出力する。
すなわち、下部電極電圧調整部414は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている下部電極基準電圧を読み取って出力する。この際、モバイル器機制御部142からカラー特性変化制御信号が入力されれば、それに応じて、下部電極基準電圧を補正し、補正された下部電極基準電圧を出力することになる。この際、下部電極基準電圧の補正値はカラー特性変化制御信号の補正要求値によって変わる。
このように、上部電極電圧範囲調整部412から出力される上部電極基準電圧がモバイル器機制御部142から出力されるカラー特性変化制御信号に応じて補正されるか、あるいは下部電極電圧調整部414から出力される下部電極基準電圧がモバイル器機制御部142から出力されるカラー特性変化制御信号に応じて補正されれば、それによって、同一映像データが映像データ/同期信号出力部410からパネルドライバー302に入力されても、光変調器パネル304が出力する回折光の光強度が変化して、スクリーン160に表示される映像のカラー特性が変化する。
すなわち、上部電極電圧範囲調整部412から出力される上部電極基準電圧が調整されれば、映像補正部406から同一映像データが映像データ/同期信号出力部410に出力される場合、パネルドライバー302が生成する光変調器パネル304の上部電極駆動電圧が変化し、よって、光変調器パネル304が生成する回折光の光強度を変化させることになり、結果として、スクリーン160に表示される映像のカラー特性が変化する。
また、下部電極電圧調整部414から出力される下部電極基準電圧が調整されれば、映像補正部406から同一映像データが映像データ/同期信号出力部410に出力される場合、パネルドライバー302が生成する光変調器パネル304の上部電極駆動電圧が変化しないが、光変調器パネル304に印加される下部電極基準電圧が変化し、それにより、光変調器パネル304が生成する回折光の光強度を変化させ、結果として、スクリーン160に表示される映像のカラー特性が変化する。
これを、図14に基づき、一例として、下部電極電圧調整部414によって下部電極電圧が調整された場合について説明すれば、図14は印加電圧対出力光強度を示すグラフであって、ガンマ基準電圧記憶部404に格納されている最小上部電極電位(Vtmin)及び最大上部電極電位(Vtmax)、かつ下部電極電位を示す。図14に実線で表示されるように、パネルドライバー302が、映像データ/同期信号出力部410から入力される階調度に対応する上部電極電圧を、上部電極電圧範囲調整部412から入力される上部電極基準電圧を参照して出力すれば、それによる印加電圧対出力光強度のグラフに示すように、出力光強度を得ることができる。
一方、下部電極電圧調整部414に設定された補正値がΔV1であれば、それによって、下部電極電圧調整部414は、光変調器パネル304に、ガンマ基準電圧記憶部404に格納された下部電極基準電圧に補正値を加算して出力することになり、すると、上部電極電位が変化しないから、印加電圧対光強度グラフにおいて、AグラフをBグラフに移動させる結果をもたらす。
また、下部電極電圧調整部414に設定された補正値が−ΔV2であれば、それによって、下部電極電圧調整部414は、光変調器パネル304に下部電極電圧を出力するとき、ガンマ基準電圧記憶部404に格納された下部電極基準電圧に補正値を加算して(結果として、引き算することになる)出力することになり、すると、上部電極電位が変化しないから、印加電圧対光強度グラフにおいて、AグラフをCグラフに移動させる結果をもたらす。
このように、下部電極電圧調整部414の補正値を変化させることで、印加電圧対光強度グラフをAからBに、AからCに移動させることになり、映像補正部406から同一映像データが映像データ/同期信号出力部410に出力される場合、パネルドライバー302が生成する光変調器パネル304の上部電極駆動電圧は変化しないが、光変調器パネル304に印加される下部電極基準電圧は変化し、それによって光変調器パネル304の駆動電圧が変化して回折光の光強度を変化させることになり、結果として、スクリーン160に表示される映像のカラー特性が変化する。
すなわち、一例として、パネルドライバー302が、映像データ/同期信号出力部410から特定の階調度値を受け、それによって、上部電極電圧範囲調整部412から入力される上部電極基準電圧を参照してRex電圧値を光変調器パネル304に出力した場合、下部電極電圧調整部414に先に補正されていない下部電極基準電圧を出力すれば、光変調器パネル304の当該エレメントから出射する回折光の光強度はP1になる。
ところが、下部電極電圧調整部414に設定された補正値が調整されてΔV1になれば、映像補正部406から同一映像データが映像データ/同期信号出力部410に出力される場合、パネルドライバー302が生成する光変調器パネル304の駆動電圧が、上部電極は変化がないが、下部電極電圧調整部414が光変調器パネル304に提供する下部電極の基準値が−ΔV1だけ変化し(つまり、図14において、印加電圧に対する光強度出力曲線がAからBに変化し)、よって、光変調器パネル304の当該エレメントが生成する光強度がP2になって光強度が減少し、その結果、スクリーン160上のカラー特性が変化する。
また、下部電極電圧調整部414に設定された補正値が調整されて−ΔV2になれば、映像補正部406から同一映像データが映像データ/同期信号出力部410に出力される場合、パネルドライバー302が生成する回折型光変調器パネル304の上部電極の駆動電圧は変化がないが、下部電極電圧調整部414が光変調器パネル304に提供する下部電極の基準値がΔV2だけ変化し(つまり、図14において、印加電圧に対する光強度出力曲線がAからCに変化し)、よって、光変調器パネル304の当該エレメントが生成する光強度がP3になって光強度が増加し、その結果、スクリーン160上のカラー特性が変化する。
一方、光源出力制御部416は、映像データ/同期信号出力部410から垂直同期信号と水平同期信号が入力されれば、それに応じて光源ドライバー310を制御し、光源ドライバー310が光源をスイッチングするようにする。
次いで、スキャナー出力制御部418は、映像データ/同期信号出力部410から垂直同期信号と水平同期信号が入力されれば、それに応じてスキャナードライバー306を制御して、スキャナードライバー306が投映及びスキャニング光学部155のスキャナー(図示せず)を駆動するようにする。
そして、パネルドライバー302は、映像データ/同期信号出力部410から映像データ(階調度)が入力されれば、上部電極電圧範囲調整部412から提供される上部電極基準電圧を参照し、それによる上部電極の駆動電圧を生成して光変調器パネル304に出力する。
また、下部電極電圧調整部414は、ガンマ基準電圧記憶部404に格納された下部電極基準電圧を読み取って出力することになる。この際、モバイル器機制御部142からカラー特性変化制御信号が入力されれば、それに応じて下部電極基準電圧を調整して光変調器パネル304に出力する。
一方、光変調光学系150は、RGB光を生成して出射する光源系151、光源系151から出射した光を光変調器パネル304に入射させる照明光学部152、照明光学部152から入射した光を回折させて(つまり、照明光学部152が入射した光を回折させて、複数の回折次数を有する回折光を形成することになり、この際、複数の回折次数の回折光の中でいずれか1次数又は複数次数の回折光が所望映像イメージを生成することになる)映像イメージを生成する光変調器パネル304、光変調器パネル304で生成された複数次数の回折光のなかで、所望次数の回折光を通過させるシュリーレン光学部154、及びシュリーレン光学部154を通過した回折光からなる映像イメージをスクリーン160に投射する投映及びスキャニング光学部155を含む。
以下、図3、図7及び図15に基づいて、本発明の一実施例によるカラー特性調整装置を有する光変調プロジェクターを含む携帯用端末機の動作を説明する。
先に、ベースバンドプロセッサ116は、使用者が、入力部112を介して、映像イメージを拡大してスクリーンに投射するプロジェクションモードを選択するかどうかを判断し(段階S110)、使用者がプロジェクションモードを選択すれば、それによるプロジェクションモードウィンドウを提供し、使用者がスクリーン160に投射しようとする映像イメージを選択するように、映像リストを提供する(段階S112)。
そして、使用者が映像リストのなかで、スクリーン160に投射しようとする映像を選択すれば(段階S114)、ベースバンドプロセッサ116は、使用者が選択した映像のイメージデータをプロジェクション制御部140に伝送する。
そして、ベースバンドプロセッサ116は、プロジェクション制御部140にプロジェクションモード制御信号を伝送し、プロジェクション制御部140が受けた映像イメージデータによる駆動信号を光源系151と光変調器パネル304に伝送するようにする。
すなわち、プロジェクション制御部140の映像信号入力部402は、ベースバンドプロセッサ116から映像イメージデータを受けると同時に垂直同期信号(Vsync)と水平同期信号(Hsync)を受ける。
そして、プロジェクション制御部140の映像補正部406は、横方向に整列されている映像イメージデータを縦方向に変換するデータトランスポーズを行って、横方向に入力された映像イメージデータを縦方向の映像イメージデータに変換して出力する。
そして、映像補正部406は、スキャニング時間のうちには、データトランスポーズされた映像データを第1列から最後列まで順次読み取って出力する。
この際、映像補正部406は、映像信号入力部402から入力された映像データをエレメント別補正データ記憶部408に格納されたエレメント別補正データテーブルによる補正を行い、補正された映像データを映像データ/同期信号出力部410に出力する。
すると、パネルドライバー302は、映像データ/同期信号出力部410から映像データ(階調度)が入力されれば、上部電極電圧範囲調整部412から上部電極基準電圧を受け、その上部電極基準電圧による上部電極の駆動電圧を光変調器パネル304に出力する。
これにより、光変調器パネル304は上部電極の駆動電圧によって駆動され、映像イメージを持っている複数のスキャニング回折点光からなる走査線を出力し、投映及びスキャニング光学部155は走査線をスクリーン160にスキャニングして映像を生成する(段階S116)。
一方、ベースバンドプロセッサ116は、使用者がカラー特性変化メニューを選択するかを判断し(段階S118)、使用者がカラー特性変化メニューを選択すれば、カラー特性変化メニューウィンドウを提供する(段階S120)。この際、ベースバンドプロセッサ116が使用者に提供するメニューウィンドウは、カラー特性量増加ボタン、カラー特性量減少ボタンを含み、使用者が該当ボタンを押して該当量を増加又は減少させた後、確認ボタンを押す(段階S122)。
すると、ベースバンドプロセッサ116は、カラー特性量増加/減少の場合は、下部電極基準電圧増加/減少制御信号をプロジェクション制御部140の下部電極電圧調整部414(もちろん、上部電極電圧を調整することもできるが、この時は上部電極電圧範囲の調整を上部電極電圧範囲調整部412に要請する)に伝送する。
これにより、下部電極電圧調整部414の補正値を増加/減少させ、これにより、光変調器パネル304に提供される下部電極基準電圧が増加/減少してカラー特性が変化する(段階S124)。
ここでは、下部電極の基準電圧を変化させる方法について説明したが、上部電極の基準電圧を変化させることもできることは当然である。また、回折型変調器153には赤色、緑色および青色の光源から三つの光を入射させてもよいし、赤色、緑色および青色の光対応して各々の光を入射させる三つの回折型変調器153が設けられてもよい。
本発明は、外部光の明るさなどの変化に能動的に対応するように使用者のカラー特性の変化要求に応答し、階調度の損失がないホワイトバランス状態を維持しながら画像の全体明るさを調節することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法に適用可能である。
従来技術による反射型変更可能格子光変調器の構造図である。 従来技術による陷沒型薄膜圧電光変調器の断面図である。 本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのブロック構成図である。 図3に示す回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置の一実施例によるブロック構成図である。 図3に示す本発明の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのホワイトバランス調整方法のフローチャートである。 最大光量を出力する電流量を測定するグラフである。 図3に示す回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置の他の実施例によるブロック構成図である。 480×640ピクセルから構成される1フレームの映像データの構造を示す構造図である。 入力される映像データが横方向配列から縦方向配列にトランスポーズされた構造図である。 回折型光変調器において、回折光の光強度による印加電圧を示すグラフである。 回折型光変調器のエレメント別に印加電圧による光強度を示すグラフである。 回折型光変調器に印加される印加電圧による平均光強度を示すグラフである。 エレメント別補正データ記憶部に格納された補正テーブルである。 エレメント別補正データ算出過程を説明するためのグラフである。 下部電極基準電圧の調節による光強度変化を説明するためのグラフである。 本発明の他の実施例による回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法のフローチャートである。
符号の説明
102 メモリ
110 無線通信部
112 入力部
116 ベースバンドプロセッサ
118 イメージセンサーモジュールプロセッサ
120 ディスプレイ部
130 光変調器プロジェクター
140 プロジェクション制御部
150 光変調光学系
151 光源系
152 照明光学部
153 回折型光変調器
154 シュリーレン光学部
155 投映及びスキャニング光学部
160 スクリーン
202、402 映像信号入力部
204、406 映像補正部
206、412 上部電極電圧範囲調節部
208、414 下部電極電圧調節部
210、410 映像データ/同期信号出力部
212、416 光源出力制御部
214、418 スキャナー出力制御部
302 パネルドライバー
304 光変調器パネル
306 スキャナードライバー
308 スキャニングデバイス
310 光源ドライバー
312 光源
404 ガンマ基準電圧記憶部
408 エレメント別補正データ記憶部

Claims (24)

  1. 回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおいて、
    赤色、緑色及び青色の光を出射するRGB光源;
    前記RGB光源を駆動するための光源ドライバー;
    前記RGB光源のそれぞれの個別光源パワー調節インデックスが格納されているメモリ;
    使用者命令を受けるための入力部;及び
    映像の全体的な明るさ及び特定の色を調整するために、前記メモリに格納された前記個別光源パワー調節インデックスと前記使用者命令によって前記RGB光源のそれぞれに印加される電流量を決定して前記光源ドライバーに供給する光源出力制御部を;含むことを特徴とする、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  2. 前記個別光源パワー調節インデックスは、任意に目標色温度によって設定された前記RGB光源の光量比と、最大階調データ出力の際、最小光量を出力する光源を利用する各光源別光量出力量とからなることを特徴とする、請求項1に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  3. 前記入力部は、ボタン、タッチスクリーン、キーパッド及びリモートコントローラーの中で少なくとも一つ以上からなることを特徴とする、請求項1に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  4. 前記光源出力制御部は、前記入力部に全体明るさを調整するための使用者命令が入力される場合、前記RGB光源の光量比によって決定された使用者命令による電流量及び前記個別光源パワー調節インデックスによる電流量を加えて前記光源ドライバーに供給することを特徴とする、請求項1に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  5. 前記光源出力制御部は、前記入力部に赤色を強調又は減少させるための使用者命令が入力される場合、前記使用者命令による赤色光源の電流量と前記個別光源調節パワーインデックスによる電流量を加えて前記光源ドライバーに供給することを特徴とする、請求項1に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  6. 前記光源出力制御部は、前記入力部にリセット命令が入力される場合、前記RGB光源のそれぞれに印加される電流量を前記メモリに格納された個別光源パワー調節インデックスによる電流量に初期化させることを特徴とする、請求項1に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  7. 光源系と、第1反射部及び前記第1反射部から離隔して近接距離が可変する第2反射部からなり、前記第1反射部と前記第2反射部で反射された反射光が回折光を生成し、前記第1反射部と第2反射部間の近接距離によって回折光の光強度が決定される回折型光変調器とを含む光学系において、
    映像データを受ける映像信号入力部;
    使用者からカラー特性変化要求を受ける入力部;
    前記映像信号入力部から受けた映像データを出力し、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、映像データによって要求される前記回折型光変調器の第1反射部と第2反射部間の近接距離量を調整して出力する映像出力部;及び
    前記映像出力部から映像データが入力されれば、前記映像出力部が出力する調整された近接距離量によって前記回折型光変調器の第1反射部と第2反射部間の近接距離を制御するパネルドライバー;を含んでなることを特徴とする、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  8. 前記回折型光変調器は、前記第1反射部と第2反射部間の近接距離を変化させるために、下部電極層、圧電材料層及び上部電極層からなる圧電体を含み、
    前記映像出力部は、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、映像データによって要求される前記回折型光変調器の前記第1反射部と第2反射部間の近接距離を可変するために、前記上部電極層と下部電極層に印加されるべき駆動電圧値を調整することを特徴とする、請求項7に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  9. 前記映像出力部は、
    前記回折型光変調器に印加される上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を格納しており、前記パネルドライバーに上部電極基準電圧を出力し、前記回折型光変調器に下部電極基準電圧を出力し、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、上部電極基準電圧を調整して出力する印加電圧出力部;及び
    前記映像信号入力部が受けた映像データを前記パネルドライバーに出力する映像補正部;を含んでなることを特徴とする、請求項8に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  10. 前記印加電圧出力部は、
    前記回折型光変調器の前記圧電体の上部電極層に印加されるべき上部電極基準電圧と前記下部電極層に印加されるべき下部電極基準電圧を格納しているガンマ基準電圧記憶部;及び
    前記ガンマ基準電圧記憶部に格納された上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を読み取って出力し、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、上部電極基準電圧を調整して出力する基準電圧出力部;を含んでなることを特徴とする、請求項9に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  11. 前記映像出力部は、
    前記回折型光変調器に印加される上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を格納しており、前記パネルドライバーに上部電極基準電圧を出力し、前記回折型光変調器に下部電極基準電圧を出力し、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、下部電極基準電圧を調整して出力する印加電圧出力部;及び
    前記映像信号入力部が受けた映像データを前記パネルドライバーに出力する映像補正部;を含んでなることを特徴とする、請求項8に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  12. 前記印加電圧出力部は、
    前記回折型光変調器の前記圧電体の上部電極層に印加されるべき上部電極基準電圧と前記下部電極層に印加されるべき下部電極基準電圧を格納しているガンマ基準電圧記憶部;及び
    前記ガンマ基準電圧記憶部に格納された上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を読み取って出力し、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ下部電極基準電圧を調整して出力する基準電圧出力部;を含んでなることを特徴とする、請求項11に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  13. 前記基準電圧出力部は、
    前記ガンマ基準電圧記憶部に格納されている上部電極基準電圧を読み取った後、前記入力部からカラー特性変化制御信号が入力されれば、上部電極基準電圧を調整して出力する上部電極電圧範囲調整部;及び、
    前記ガンマ基準電圧記憶部に格納されている下部電極基準電圧を読み取った後、前記入力部からカラー特性変化制御信号が入力されれば、下部電極基準電圧を調整して出力する下部電極電圧調整部;を含んでなることを特徴とする、請求項10に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  14. 前記基準電圧出力部は、
    前記ガンマ基準電圧記憶部に格納されている上部電極基準電圧を読み取った後、前記入力部からカラー特性変化制御信号が入力されれば、上部電極基準電圧を調整して出力する上部電極電圧範囲調整部;及び、
    前記ガンマ基準電圧記憶部に格納されている下部電極基準電圧を読み取った後、前記入力部からカラー特性変化制御信号が入力されれば、下部電極基準電圧を調整して出力する下部電極電圧調整部;を含んでなることを特徴とする、請求項12に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置。
  15. (a)赤色、緑色及び青色の光源のそれぞれの最大階調データ出力の際、各光源の最大光量を出力する電流を測定する段階;
    (b)前記赤色、緑色及び青色の光源の中で最小光量を出力する光源を最小光量出力光源に設定する段階;
    (c)任意の目標色温度によって前記赤色、緑色及び青色の光源の光量比を設定する段階;及び
    (d)前記光源の光量比と前記最小光量出力光源を基準として各光源別光量出力量による印加電流量を決定する段階;を含むことを特徴とする、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  16. (e)各光源別光量出力量が決定された後、各光源に印加される電流を決定し、決定された電流を各光源に供給する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項15に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  17. 前記(a)段階で、最大階調度は、入力映像データが8ビットデータの場合に255であることを特徴とする、請求項15に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  18. 前記(a)段階で、最大階調度は、入力映像データが10ビットデータの場合に1024であることを特徴とする、請求項15に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  19. 前記(a)段階で、最大階調度は、入力映像データが8ビットデータの場合に255であることを特徴とする、請求項15に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  20. 前記(a)段階で、最大階調度は、入力映像データが10ビットデータの場合に1024であることを特徴とする、請求項15に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  21. 光源系と、第1反射部及び前記第1反射部から離隔して近接距離が可変する第2反射部からなり、前記第1反射部と前記第2反射部で反射された反射光が回折光を生成し、前記第1反射部と第2反射部間の近接距離によって回折光の光強度が決定される回折型光変調器とを含む光学系において、
    (a)映像信号入力部が映像データを受け、映像出力部が前記映像信号入力部が受けた映像データをパネルドライバーに出力する段階;
    (b)前記パネルドライバーが、受けた映像データによって前記回折型光変調器を駆動して映像を表示する段階;
    (c)入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ける段階;及び
    (d)前記映像出力部が、前記入力部を介して使用者からカラー特性変化要求が入力されれば、映像データによって要求される前記回折型光変調器の第1反射部と第2反射部間の近接距離量を調整して前記パネルドライバーに出力する段階;を含んでなることを特徴とする、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  22. 前記回折型光変調器は、前記第1反射部と第2反射部間の近接距離を変化させるために、下部電極層、圧電材料層及び上部電極層からなる圧電体を含み、
    前記(d)段階は、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、前記映像出力部が、映像データによって要求される前記回折型光変調器の前記第1反射部と第2反射部間の近接距離を可変するために、前記上部電極層と下部電極層に印加されるべき印加駆動電圧値を調整して出力することを特徴とする、請求項21に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  23. 前記(d)段階は、
    (e)前記映像出力部の基準電圧出力部は、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、ガンマ基準電圧記憶部に格納された上部電極基準電圧を調整する段階;及び
    (f)前記基準電圧出力部が、調整された上部電極基準電圧と下部電極基準電圧を出力する段階;を含んでなることを特徴とする、請求項22に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
  24. 前記(d)段階は、
    (g)前記映像出力部の基準電圧出力部が、前記入力部が使用者からカラー特性変化要求を受ければ、ガンマ基準電圧記憶部に格納された下部電極基準電圧を調整する段階;及び
    (h)前記基準電圧出力部が、上部電極基準電圧と調整された下部電極基準電圧を出力する段階;を含んでなることを特徴とする、請求項22に記載の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整方法。
JP2007196689A 2006-07-28 2007-07-27 回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法 Withdrawn JP2008033333A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060071501A KR100815332B1 (ko) 2006-07-28 2006-07-28 개별 적색, 녹색 및 청색 레이저 다이오드 광원을 구비하는디스플레이 시스템의 화이트 밸런스 조정방법
KR1020060074725A KR100890302B1 (ko) 2006-08-08 2006-08-08 회절형 광변조기를 이용한 디스플레이 시스템의 화이트밸런스 조절 장치
KR1020060078823A KR100890301B1 (ko) 2006-08-21 2006-08-21 회절형 광변조기를 이용한 디스플레이 시스템에 있어서컬러 특성 조정 장치 및 그 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008033333A true JP2008033333A (ja) 2008-02-14

Family

ID=38985731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007196689A Withdrawn JP2008033333A (ja) 2006-07-28 2007-07-27 回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080024528A1 (ja)
JP (1) JP2008033333A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021110908A (ja) * 2020-01-15 2021-08-02 住友電気工業株式会社 描画装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1657936A1 (en) * 2004-11-10 2006-05-17 Sony Ericsson Mobile Communications AB White balance adjustment
CN101860765B (zh) * 2009-04-13 2012-03-14 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 白平衡调整方法
US20100295997A1 (en) * 2009-05-20 2010-11-25 Himax Display, Inc. Automatic white balance system and method thereof
KR101178910B1 (ko) * 2009-07-30 2012-09-03 삼성디스플레이 주식회사 유기전계발광 표시장치 및 이의 구동전압 설정방법
US10238547B2 (en) * 2013-06-04 2019-03-26 Gui Global Products, Ltd. Prophylactic dressing and use of same in the prevention of infection
CN104916269B (zh) * 2015-06-18 2019-03-05 海信集团有限公司 一种调节色温的方法及装置
KR102508148B1 (ko) * 2016-01-07 2023-03-09 엘지전자 주식회사 디지털 디바이스 및 그를 이용한 컬러 제어 시스템 및 방법
US11151950B2 (en) * 2019-05-08 2021-10-19 Innolux Corporation Light-emitting device and display equipment related to variable operation voltage used for reducing power consumption
CN112118434B (zh) * 2019-06-20 2022-03-25 青岛海信激光显示股份有限公司 激光投影设备

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543606U (ja) * 1991-11-01 1993-06-11 株式会社村田製作所 誘電体共振器の共振周波数調整機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021110908A (ja) * 2020-01-15 2021-08-02 住友電気工業株式会社 描画装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080024528A1 (en) 2008-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008033333A (ja) 回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのカラー特性調整装置及びその方法
US7388181B2 (en) Apparatus for adjusting applied voltage in display system using diffractive optical modulator
US7826126B2 (en) Gamma correction for adjustable light source
US7787172B2 (en) Gamma correction for adjustable light source
US8154474B2 (en) Driving method of memory access
KR100827983B1 (ko) 광원 출력 시간을 조정한 스캐닝 디스플레이 장치 및 그방법
KR100897665B1 (ko) 회절형 광변조기의 교정 데이터 산출 장치 및 그 방법
US7706029B2 (en) Display apparatus using optical modulator and display method thereof
KR100815332B1 (ko) 개별 적색, 녹색 및 청색 레이저 다이오드 광원을 구비하는디스플레이 시스템의 화이트 밸런스 조정방법
KR100890302B1 (ko) 회절형 광변조기를 이용한 디스플레이 시스템의 화이트밸런스 조절 장치
US20080218811A1 (en) Keystone correcting method and display apparatus
US20080088612A1 (en) Method for correcting image distortion and apparatus thereof
JP2008026355A (ja) 光源制御装置
KR100812644B1 (ko) 광변조기를 포함하는 디스플레이 장치 및 광변조기 보상방법
US20090096776A1 (en) Device for controlling output of light source unit in single panel display system
KR100878950B1 (ko) 회절형 광변조기를 이용한 모바일 디스플레이의 광 출력제어장치 및 방법
KR20090021612A (ko) 온도 변화에 따른 광변조기의 변화를 보상하는 디스플레이장치
JP2008233487A (ja) 光源制御装置
KR100861624B1 (ko) 광변조기를 이용한 디스플레이 시스템에 있어서 실시간이미지 보정 장치
KR100890301B1 (ko) 회절형 광변조기를 이용한 디스플레이 시스템에 있어서컬러 특성 조정 장치 및 그 방법
KR100883988B1 (ko) 광변조기를 포함하는 스캐닝 디스플레이 장치 및 광원프로파일 설정 방법
US20080055340A1 (en) Display apparatus including optical modulator and image controlling method
US20080080033A1 (en) Display apparatus having light modulator and method for setting scanning profile
JP2008209691A (ja) 画像形成装置、及びこれを用いた画像表示装置
WO2019087751A1 (ja) プロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091111