JP2008031887A - 排気制御弁の取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バーリング部の裏面から制御弁の筒状部を挿入し、その制御弁の筒状部をバーリング部からわずかに露出させて、その露出部分の外周を溶着することにより、取付け工程の容易化及びコンパクト化を実現した排気制御弁の取付け構造を提供する。
【解決手段】 排気流通路を仕切るバッフルプレート2と、そのバッフルプレート2に形成された通気孔3と、その通気孔3に取付けられる制御弁1とによって構成される排気制御弁の取付け構造において、前記制御弁1は通気孔3の内周に嵌着する筒状部4と、その筒状部4を閉塞する方向に付勢する弁体5を備え、前記通気孔3の孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部10を形成し、そのバーリング部10を形成した通気孔3から先端方向へ向かって制御弁の筒状部4を挿入し、その筒状部4の先端部分をバーリング部10先端から露出させ、その露出した筒状部4の外周とバーリング部10を溶着する構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 排気流通路を仕切るバッフルプレート2と、そのバッフルプレート2に形成された通気孔3と、その通気孔3に取付けられる制御弁1とによって構成される排気制御弁の取付け構造において、前記制御弁1は通気孔3の内周に嵌着する筒状部4と、その筒状部4を閉塞する方向に付勢する弁体5を備え、前記通気孔3の孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部10を形成し、そのバーリング部10を形成した通気孔3から先端方向へ向かって制御弁の筒状部4を挿入し、その筒状部4の先端部分をバーリング部10先端から露出させ、その露出した筒状部4の外周とバーリング部10を溶着する構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、排気制御弁の取付け構造に関し、特に、バーリング部の裏面から制御弁の筒状部を挿入し、その制御弁の筒状部をバーリング部からわずかに露出させて、その露出部分の外周を溶着することにより、取付け工程の容易化及びコンパクト化を実現した排気制御弁の取付け構造に関する。
従来のこの種の排気制御弁は、エンジン側から流入する排気の圧力変動に対応してマフラ本体内部の小室同士を任意の組み合わせで連通するように配置した排気通路を開閉することにより、消音効果を向上させつつ、排気圧力損失によるエンジン出力の低下を防止するためにマフラ内に組み込まれるようになっている。 このような排気制御弁としては、例えば、図4に示すように、マフラ本体内の排気パイプの端部に設けられた弁座の環状シート面に対し支軸を介して開閉可能に設けられた弁体51と、支軸にコイル部が係止され前記弁体を弁座のシート面に当接させて制御弁を閉じる方向に付勢するコイルスプリング52とを備えた構造となっており、エンジンの低速回転時には、このコイルスプリング52の付勢力によって排気パイプを閉じて消音効果を優先させるように作用させ、エンジンの高速回転時には、排気圧がコイルスプリング52の付勢力に勝るようになった時に弁体を押し開くことで排気パイプを開き、高速時の低背圧化によるエンジン出力の低下防止を優先させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記排気ガス消音器は、排気ガスがバッフルプレート53によって仕切られた複数の空間を通過しながら消音される構成となっているが、このバッフルプレート53には通気孔54が形成され、その通気孔54は孔縁を円筒状に折り曲げて図5〜図7に示すように、バーリング部55が形成されている。そして、このバーリング部55に予め組み立てた制御弁56を嵌着することによって取付けられている。
一方、制御弁56はバッフルプレートの通気孔54に挿入固定できるように、筒状部57、弁体51とを一体的に備えた規格部品が存在し、バッフルプレート53に直接取り付けができるようにしている。
そして、制御弁の取付けにおいては、図5に示すようにバーリング部55の折り曲げ方向と同一方向に制御弁56の筒状部57を挿入する方法が採用されている。しかし、この方法によると、弁座から突起したスプリング基端58がバッフルプレート53と干渉するためにコンパクト化が阻害されるという問題がある。
また、図6に示すように、制御弁の筒状部57を、バーリング部55先端から挿入して取り付ける方法が採用されている。しかし、この構成では、バッフルプレート53と弁座59に挟まれた部分が極めて狭窄しているため、溶接トーチの挿入が困難である。
従って、制御弁の筒状部57先端を溶接することになるが、この部分は溶接時に溶接スパッタが筒状部内に飛散して内側を汚損するおそれがある。また、この方法では図7に示すように、溶接後のビード60が突起してマフラパイプ61挿入の障害となる。
また、制御弁56においては、上述したとおり予め規格化された部品が存在するため、バーリング部の立ち上がり高さも弁の開口面積から制限があり、その上、形状に応じて、筒状部の長短を自在に変更することもコスト上困難である。
そして、制御弁の取付けにおいては、図5に示すようにバーリング部55の折り曲げ方向と同一方向に制御弁56の筒状部57を挿入する方法が採用されている。しかし、この方法によると、弁座から突起したスプリング基端58がバッフルプレート53と干渉するためにコンパクト化が阻害されるという問題がある。
また、図6に示すように、制御弁の筒状部57を、バーリング部55先端から挿入して取り付ける方法が採用されている。しかし、この構成では、バッフルプレート53と弁座59に挟まれた部分が極めて狭窄しているため、溶接トーチの挿入が困難である。
従って、制御弁の筒状部57先端を溶接することになるが、この部分は溶接時に溶接スパッタが筒状部内に飛散して内側を汚損するおそれがある。また、この方法では図7に示すように、溶接後のビード60が突起してマフラパイプ61挿入の障害となる。
また、制御弁56においては、上述したとおり予め規格化された部品が存在するため、バーリング部の立ち上がり高さも弁の開口面積から制限があり、その上、形状に応じて、筒状部の長短を自在に変更することもコスト上困難である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、バーリング部の裏面から制御弁の筒状部を挿入し、その制御弁の筒状部をバーリング部からわずかに露出させて、その露出部分の外周を溶着することにより、取付け工程の容易化及びコンパクト化を実現した排気制御弁の取付け構造を提供することにある。
本発明の請求項1記載の発明では、排気ガス消音器本体に形成された排気流通路と、その排気流通路を仕切るバッフルプレートと、そのバッフルプレートに形成された通気孔と、その通気孔に取付けられる制御弁とによって構成される排気制御弁の取付け構造において、前記制御弁は通気孔の内周に嵌着する筒状部と、その筒状部を閉塞する方向に付勢する弁体を備え、前記通気孔の孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部を形成し、そのバーリング部を形成した通気孔の基部から先端方向へ向かって制御弁の筒状部を挿入し、その筒状部の先端部分をバーリング部先端から露出させ、その露出した筒状部の外周とバーリング部を溶接固定する構成とした。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、排気ガス消音器本体に形成された排気流通路と、その排気流通路を仕切るバッフルプレートと、そのバッフルプレートに形成された通気孔と、その通気孔に取付けられる制御弁とによって構成される排気制御弁の取付け構造において、前記制御弁は通気孔の内周に嵌着する筒状部と、その筒状部を閉塞する方向に付勢する弁体を備え、前記通気孔の孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部を形成し、そのバーリング部を形成した通気孔の基部から先端方向へ向かって制御弁の筒状部を挿入し、その筒状部の先端部分をバーリング部先端から露出させ、その露出した筒状部の外周とバーリング部を溶接固定する構成としたので、制御弁とバッフルプレートの取付けがコンパクト化される。
また、筒状部の外周を溶接するので、溶接作業が容易化されると共に、溶接スパッタが通気路上に飛散しない。さらに、溶接ビートの***によってマフラパイプの挿入が阻害されるおそれがない。
また、筒状部の外周を溶接するので、溶接作業が容易化されると共に、溶接スパッタが通気路上に飛散しない。さらに、溶接ビートの***によってマフラパイプの挿入が阻害されるおそれがない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は制御弁をバッフルプレートに挿入した状態の断面図、図2は制御弁の取付け状態を示す断面図、図3は制御弁を適用した消音器本体の概略断面図である。
図1は制御弁をバッフルプレートに挿入した状態の断面図、図2は制御弁の取付け状態を示す断面図、図3は制御弁を適用した消音器本体の概略断面図である。
まず、排気制御弁の全体構成を説明する。
排気制御弁1は図1、2に示すように、バッフルプレート2に形成された通気孔3に嵌着する筒状部4と、その筒状部4の基端側を開閉する弁体5と、その弁体5弁座6との間で閉塞する状態に付勢するコイルバネ7を有して構成されている。
前記筒状部4は通気孔の内周に嵌着する径を有し、基端には弁座6が連結され、その弁座6は筒状部から直交して外周に広がっている。そして、弁座6と弁体5の動作により通気路の開閉が行われる。
この筒状部4を通気孔3に挿入すると、弁座6がバッフルプレート2に突き当たり、弁座6とバッフルプレート2が密着した状態で固定される。
排気制御弁1は図1、2に示すように、バッフルプレート2に形成された通気孔3に嵌着する筒状部4と、その筒状部4の基端側を開閉する弁体5と、その弁体5弁座6との間で閉塞する状態に付勢するコイルバネ7を有して構成されている。
前記筒状部4は通気孔の内周に嵌着する径を有し、基端には弁座6が連結され、その弁座6は筒状部から直交して外周に広がっている。そして、弁座6と弁体5の動作により通気路の開閉が行われる。
この筒状部4を通気孔3に挿入すると、弁座6がバッフルプレート2に突き当たり、弁座6とバッフルプレート2が密着した状態で固定される。
前記弁体5の支軸にはコイルスプリング7が巻回され、巻回されたコイルスプリング7の先端8が弁体5に係合され、基端9を弁座6及びバッフルプレート2を貫通係合させて、弁体5をコイルスプリング7の付勢力で弁座6に押し付けるようにしている。
コイルスプリング7の基端9がバッフルプレート2に貫通することにより、コイルスプリング基端9が干渉することなく、弁座6がバッフルプレート2に密着することが可能となっている。
コイルスプリング7の基端9がバッフルプレート2に貫通することにより、コイルスプリング基端9が干渉することなく、弁座6がバッフルプレート2に密着することが可能となっている。
このコイルスプリング7の付勢力によって通気路を閉じて、低排気時には消音効果を優先させるように作用させ、エンジンの高速回転時には、排気圧がコイルスプリング7の付勢力に勝るようになった時に弁体5を押し開くことで通気路を開き、高速時の低背圧化によるエンジン出力の低下防止を優先させるようになっている
次に、バッフルプレートへの制御弁の取付け構造を説明する。
消音器本体は排気ガスの流通路を備え、その流通経路上に複数の空間を有し、それぞれの空間はバッフルプレート(隔壁)で仕切られて、そのバッフルプレートには通気孔3が形成されている。
また、この通気孔3は孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部10が形成されており、このバーリング部10により通気孔周縁の保護と強度が付与されるともに、制御弁1の取付け部が形成されている。
消音器本体は排気ガスの流通路を備え、その流通経路上に複数の空間を有し、それぞれの空間はバッフルプレート(隔壁)で仕切られて、そのバッフルプレートには通気孔3が形成されている。
また、この通気孔3は孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部10が形成されており、このバーリング部10により通気孔周縁の保護と強度が付与されるともに、制御弁1の取付け部が形成されている。
排気制御弁1の取付けは、バッフルプレート2の通気孔3のバーリング部10の裏面から、制御弁1の筒状部4を挿入する。そして、制御弁1の弁座6は直角に折れ曲がっており、この折れ曲がった部分がバッフルプレート2の裏面に密着する。
ここで、コイルバネ7の基端9が弁座6から突起しているが、この突起部分はバッフルプレート2の貫通孔に収容されることになる。
また、筒状部4の先端部分はバーリング部10先端からわずかに露出することになる。
この露出部分によって、筒状部4の先端外縁とバーリング部10との間に段差が生じ、この段差の部分を溶着することにより容易に固定される。ここで、溶接ビート11が突起することがあっても、筒状部内周には変化がないのでマフラパイプ12の挿入を阻害しない。
ここで、コイルバネ7の基端9が弁座6から突起しているが、この突起部分はバッフルプレート2の貫通孔に収容されることになる。
また、筒状部4の先端部分はバーリング部10先端からわずかに露出することになる。
この露出部分によって、筒状部4の先端外縁とバーリング部10との間に段差が生じ、この段差の部分を溶着することにより容易に固定される。ここで、溶接ビート11が突起することがあっても、筒状部内周には変化がないのでマフラパイプ12の挿入を阻害しない。
次に本発明を適用した排気ガス消音器を説明する。
本実施例の排気制御弁の取付け構造を採用した消音器は、図3に示すように箱状に形成された本体の内部を2つのバッフルプレート2a,2bで仕切るようにして上下流方向に3つの消音室、第1室C1,第2室C2,第3室C3を形成し、外部上流から内部に排気を取り込むためのインレットパイプP1を設ける。このインレットパイプP1は、中間が第2室で一部開口する開口部13を備え、終端が最も上流側の第3室C3の内部となるように設ける。また、インレットパイプP1の第2室部分には、分流パイプP2を設けて排気の一部が第3室C3を通らずに第2室に流れるようにし、パイプ内から第1室C1に排気が拡散することで消音させるようにする。
また、第1室と第3室を連結するインナパイプP3を設定し、このインナパイプの第1室側に制御弁1を取り付ける。
そして、消音器には内部から外部下流に排気を送りだすアウトレットパイプP4を設ける。このアウトレットパイプP4は、始端が最も下流側の第1室C1の内部となるように設ける。
本実施例の排気制御弁の取付け構造を採用した消音器は、図3に示すように箱状に形成された本体の内部を2つのバッフルプレート2a,2bで仕切るようにして上下流方向に3つの消音室、第1室C1,第2室C2,第3室C3を形成し、外部上流から内部に排気を取り込むためのインレットパイプP1を設ける。このインレットパイプP1は、中間が第2室で一部開口する開口部13を備え、終端が最も上流側の第3室C3の内部となるように設ける。また、インレットパイプP1の第2室部分には、分流パイプP2を設けて排気の一部が第3室C3を通らずに第2室に流れるようにし、パイプ内から第1室C1に排気が拡散することで消音させるようにする。
また、第1室と第3室を連結するインナパイプP3を設定し、このインナパイプの第1室側に制御弁1を取り付ける。
そして、消音器には内部から外部下流に排気を送りだすアウトレットパイプP4を設ける。このアウトレットパイプP4は、始端が最も下流側の第1室C1の内部となるように設ける。
このように取り付けることにより、低排気時にはインレットパイプP1からの排気は開口部13から分流パイプP2を経由してアウトレットパイプP4から排出される。
エンジン回転が上昇し高排気時には前記分流パイプP2経由に加えて、インレットパイプP1終端からの排気がインナパイプP3の制御弁1を開いて第1室に流入し、アウトレットパイプP4から排出されることになる。
エンジン回転が上昇し高排気時には前記分流パイプP2経由に加えて、インレットパイプP1終端からの排気がインナパイプP3の制御弁1を開いて第1室に流入し、アウトレットパイプP4から排出されることになる。
次に、本発明の作用を説明する。
排気ガスの消音器本体のバッフルプレート2の通気孔3にバーリング部10を形成する。
このバーリング部10の内径は制御弁1の筒状部4の外周が嵌着する形状に設定される。
バーリング部10の裏面から制御弁1の筒状部4を挿入し、弁座6がバッフルプレート2の裏面に密着するまで押し込み固定する。
ここで、コイルバネ7の基端9が弁座6の裏側に突起しているが、このコイルバネの突起をバッフルプレート2の貫通孔に合わせて挿入する。これにより、制御弁1本体が位置決め固定されると共に、コイルバネの基端が固定されて、コイルバネ本体の弾力により弁体が通気路を閉じる方向に付勢される。
前記バーリング部10の先端から筒状部4の先端がわずかに露出し、その露出部分の外周にバーリング部10との段差が生じる。
この段差の部分を溶着することにより、制御弁がバッフルプレートに固定されることになる。
この段差の部分は外部に開放されているため、溶接トーチの差し込みが容易となり、筒状部の外周を溶着するので、筒状部4内部に溶接ビート11が***するおそれもなく、筒状部へのマフラパイプ12の挿入を阻害しない。
排気ガスの消音器本体のバッフルプレート2の通気孔3にバーリング部10を形成する。
このバーリング部10の内径は制御弁1の筒状部4の外周が嵌着する形状に設定される。
バーリング部10の裏面から制御弁1の筒状部4を挿入し、弁座6がバッフルプレート2の裏面に密着するまで押し込み固定する。
ここで、コイルバネ7の基端9が弁座6の裏側に突起しているが、このコイルバネの突起をバッフルプレート2の貫通孔に合わせて挿入する。これにより、制御弁1本体が位置決め固定されると共に、コイルバネの基端が固定されて、コイルバネ本体の弾力により弁体が通気路を閉じる方向に付勢される。
前記バーリング部10の先端から筒状部4の先端がわずかに露出し、その露出部分の外周にバーリング部10との段差が生じる。
この段差の部分を溶着することにより、制御弁がバッフルプレートに固定されることになる。
この段差の部分は外部に開放されているため、溶接トーチの差し込みが容易となり、筒状部の外周を溶着するので、筒状部4内部に溶接ビート11が***するおそれもなく、筒状部へのマフラパイプ12の挿入を阻害しない。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の排気制御弁の取付け構造においては、制御弁1をバーリング部10に固定するので、確実に取り付けることができる。
また、そのバーリング部10を形成した通気孔3から先端方向へ向かって制御弁の筒状部4を挿入し、その筒状部4の先端部分をバーリング部10先端から露出させ、その露出した筒状部4の外周とバーリング部10を溶着する構成としたので、筒状部4の内周に溶接スパッタ等が付着するおそれがなく、また、溶着部が突起しないため、マフラパイプの挿入を阻害しない。
また、筒状部の外周を溶接するので、溶接工程が簡略化され、確実に取り付けが行われる。
また、弁体5を付勢するコイルバネ7の基端9をバッフルプレート2に挿入固定するので、制御弁本体の取付けの位置決めがなされると共に、基端9が干渉せず、制御弁とバッフルプレートが密着し、取付け部がコンパクト化される。
以上、説明したように、本実施例1の排気制御弁の取付け構造においては、制御弁1をバーリング部10に固定するので、確実に取り付けることができる。
また、そのバーリング部10を形成した通気孔3から先端方向へ向かって制御弁の筒状部4を挿入し、その筒状部4の先端部分をバーリング部10先端から露出させ、その露出した筒状部4の外周とバーリング部10を溶着する構成としたので、筒状部4の内周に溶接スパッタ等が付着するおそれがなく、また、溶着部が突起しないため、マフラパイプの挿入を阻害しない。
また、筒状部の外周を溶接するので、溶接工程が簡略化され、確実に取り付けが行われる。
また、弁体5を付勢するコイルバネ7の基端9をバッフルプレート2に挿入固定するので、制御弁本体の取付けの位置決めがなされると共に、基端9が干渉せず、制御弁とバッフルプレートが密着し、取付け部がコンパクト化される。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、通気孔3の形状を筒状としたが、この筒状部4の断面形状としては、円筒のほか多角形の筒状部4を適用することも可能である。
例えば、前記実施例では、通気孔3の形状を筒状としたが、この筒状部4の断面形状としては、円筒のほか多角形の筒状部4を適用することも可能である。
1 制御弁
2 バッフルプレート
3 通気孔
4 筒状部
5 弁体
6 弁座
7 コイルバネ
8 先端
9 基端
10 バーリング部
11 溶接ビート
12 マフラパイプ
2 バッフルプレート
3 通気孔
4 筒状部
5 弁体
6 弁座
7 コイルバネ
8 先端
9 基端
10 バーリング部
11 溶接ビート
12 マフラパイプ
Claims (2)
- 排気ガスの消音器本体に形成された排気流通路と、その排気流通路を仕切るバッフルプレートと、そのバッフルプレートに形成された通気孔と、その通気孔に取付けられる制御弁とによって構成される排気制御弁の取付け構造において、
前記制御弁は通気孔の内周に嵌着する筒状部と、その筒状部を閉塞する方向に付勢する弁体を備え、
前記通気孔の孔縁を一方側へ折り曲げてバーリング部を形成し、
そのバーリング部を形成した通気孔から先端方向へ向かって制御弁の筒状部を挿入し、その筒状部の先端部分をバーリング部先端から露出させ、その露出した筒状部の外周とバーリング部を溶着する構成とした排気制御弁の取付け構造。 - 前記制御弁の弁体はコイルバネの弾力を利用して筒状部を閉塞する方向に付勢され、
コイルバネの基端側はバッフルプレートに挿入固定される構成とした請求項1記載の排気制御弁の取付け構造。
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CN107503822A (zh) * | 2017-09-21 | 2017-12-22 | 永嘉县荣信科技有限公司 | 一种汽车排气消音器 |
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2006
- 2006-07-27 JP JP2006204486A patent/JP2008031887A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107503822A (zh) * | 2017-09-21 | 2017-12-22 | 永嘉县荣信科技有限公司 | 一种汽车排气消音器 |
CN107503822B (zh) * | 2017-09-21 | 2023-12-01 | 重庆广亚机械制造有限公司 | 一种汽车排气消音器 |
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