JP2008028629A - 画像管理システム、画像出力装置及びプログラム - Google Patents

画像管理システム、画像出力装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像出力の処理速度を低下させることなく使い勝手のよい画像出力装置の利用履歴の管理を実現すること。
【解決手段】
管理サーバは、所定の時間帯になると、MFPにデータ確認要求を送信する(B3)。MFPは、履歴情報テーブルに記憶している履歴情報の有無の応答を管理サーバに送信し(A17)、その履歴情報がある場合には、管理サーバからのデータ転送要求に従って全履歴情報を管理サーバに転送する(B9,A33)。そして、管理サーバは、履歴情報を正常受信すると、データ消去要求をMFPに送信して、HDDに記憶している履歴情報を消去させる(B15,A43)。また、HDDの空き容量が所定容量以下になった場合、特定ユーザによるジョブの実行を受け付けた場合には、データ転送要求を管理サーバに送信して(A29,A51)、履歴情報を転送する(A33,A55)。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像データを各種媒体に出力する画像出力装置とサーバとが通信回線網を介して接続された画像管理システム、当該画像出力装置及びプログラムに関する。
近年、企業の情報管理等の観点から、複写機やプリンタ、MFP(Multi Function Peripheral;複合機)等の画像出力装置においてもセキュリティの向上が重要視され、セキュリティ強化のための技術が開発されている。その一例としては、画像読取部で読み取った画像データに紙幣や有価証券のような所定の特徴が含まれている場合に、当該画像データを消去せずに不正行為の証拠を保存する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、デジタルカメラの撮影の度に、その撮影により得られた画像データを逐次画像保管センターのサーバに送信することで、撮影されたときの画像をそのままの状態で管理して、改変されていない信頼性の高い撮影画像を保証する技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2004−112517号公報 特開2003−158705号公報
ところで、企業等のように不特定多数の人によって画像出力装置が利用される場合、例えば、権限のないユーザに機密情報を含む文書が複写されたり、私用でプリントされたり、当該画像出力装置が不正に利用されてしまう可能性がある。このため、画像出力装置の利用履歴を記録することで、ユーザの不正行為を取り締まり管理する必要がある。
上述した特許文献1の技術では、画像データに所定の特徴が含まれているか否かの判定により、不正行為を取り締まることが可能だが、例えば、社内的に機密性の高い文書、私用の文書であるかといった文書の内容までをその画像データから判定することは技術的に困難である。このため、画像出力した全ての画像データを単純に記憶装置に記憶する方法が容易に実現できる。
しかし、画像出力装置が複数ある場合には、その画像出力装置毎の記憶装置を参照して、利用履歴を管理しなければならなく、オペレータの作業が煩雑になる。また、特許文献2の技術を用いて、画像出力装置で出力した画像データを逐次サーバに転送して、そのサーバで一元管理することも考えられる。しかし、画像出力の度に画像データを外部のサーバに逐次転送することは、画像出力の処理速度の低下を招いてしまい、過負荷な状態が定常的に発生してしまった。
本発明は、上述した課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、画像出力の処理速度を低下させることなく使い勝手のよい画像出力装置の利用履歴の管理を実現することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
画像データを各種媒体に出力する画像出力装置とサーバとが通信回線網を介して接続された画像管理システムにおいて、
前記画像出力装置は、
前記画像データの出力時にユーザ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されたユーザ情報と、前記出力された画像データとを対応付けて履歴情報として蓄積記憶する履歴記憶手段と、
前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する履歴転送手段と、
前記履歴転送手段により転送された履歴情報を前記履歴記憶手段から削除する削除手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記画像出力装置から転送される履歴情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された履歴情報を蓄積記憶する履歴管理手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記サーバは、
所定の時間帯に前記履歴情報の転送要求を前記画像出力装置に送信する定期要求送信手段を更に備え、
前記画像出力装置は、
前記サーバからの前記転送要求を受信したか否かを判定する要求判定手段を更に備え、
前記履歴転送手段は、
前記要求判定手段により前記転送要求を受信したと判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する定期転送手段を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記画像出力装置は、
前記履歴記憶手段の空き容量を取得する容量取得手段と、
前記容量取得手段により取得された空き容量が所定容量以下であるか否かを判定する判定する容量判定手段と、
を更に備え、
前記履歴転送手段は、
前記容量判定手段により所定容量以下であると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する容量不足時転送手段を有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記画像出力装置は、
予め登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記取得手段により取得されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報とが一致するか否かを判定するユーザ情報判定手段と、
を更に備え、
前記履歴転送手段は、
前記ユーザ情報判定手段によりユーザ情報が一致すると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された当該ユーザ情報を含む履歴情報を前記サーバに即時的に転送する登録ユーザ転送手段を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記画像出力装置は、
前記履歴情報の転送中に前記画像データの出力を停止する第1の出力停止手段を更に備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記画像出力装置は、
前記履歴情報の転送が正常終了したか否かを判定する転送終了判定手段と、
前記転送終了判定手段により正常終了していないと判定された場合に、前記画像データの出力を停止する第2の出力停止手段と、
を更に備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記画像データの出力は、
当該画像データに基づいた画像の記録媒体上への画像形成による出力と、前記通信回線網への送信による出力との何れかを少なくとも含むことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記取得手段は、
前記画像データに関する出力条件を示す出力ジョブ情報を更に取得し、
前記履歴記憶手段は、前記履歴情報として更に前記出力ジョブ情報を対応付けて蓄積記憶することを特徴としている。
請求項9に記載の画像出力装置は、
画像データの各種媒体への出力時にユーザ情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されたユーザ情報と、前記出力された画像データとを対応付けて履歴情報として蓄積記憶する履歴記憶手段と、
前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報をサーバに転送する履歴転送手段と、
前記履歴転送手段により転送された履歴情報を前記履歴記憶手段から削除する削除手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記サーバからの転送要求を受信したか否かを判定する要求判定手段を更に備え、
前記履歴転送手段は、
前記要求判定手段により前記転送要求を受信したと判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する定期転送手段を有することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、
前記履歴記憶手段の空き容量を取得する容量取得手段と、
前記容量取得手段により取得された空き容量が所定容量上であるか否かを判定する判定する容量判定手段と、
を更に備え、
前記履歴転送手段は、
前記容量判定手段により所定容量以下であると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する容量不足時転送手段を有することを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項9〜11の何れか一項に記載の発明において、
予め登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記取得手段により取得されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報とが一致するか否かを判定するユーザ情報判定手段と、
を更に備え、
前記履歴転送手段は、
前記ユーザ情報判定手段によりユーザ情報が一致すると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された当該ユーザ情報を含む履歴情報を即時的に前記サーバに転送する登録ユーザ転送手段を有することを特徴としている。
請求項13に記載の発明は、請求項9〜12の何れか一項に記載の発明において、
前記履歴情報の転送中に前記画像データの出力を停止する第1の出力停止手段を更に備えることを特徴としている。
請求項14に記載の発明は、請求項9〜13の何れか一項に記載の発明において、
前記履歴情報の転送が正常終了したか否かを判定する転送終了判定手段と、
前記転送終了判定手段により正常終了していないと判定された場合に、前記画像データの出力を停止する第2の出力停止手段と、
を更に備えることを特徴としている。
請求項15に記載の発明は、請求項9〜14の何れか一項に記載の発明において、
前記画像データの出力は、
当該画像データに基づいた画像の記録媒体上への画像形成による出力と、前記通信回線網への送信による出力との何れかを少なくとも含むことを特徴としている。
請求項16に記載の発明は、請求項9〜15の何れか一項に記載の発明において、
前記取得手段は、
前記画像データに関する出力条件を示す出力ジョブ情報を更に取得し、
前記履歴記憶手段は、前記履歴情報として更に前記出力ジョブ情報を対応付けて蓄積記憶することを特徴としている。
請求項17に記載のプログラムは、コンピュータを、
画像データの各種媒体への出力時にユーザ情報を取得する取得手段、
前記取得手段により取得されたユーザ情報と、前記出力された画像データとを対応付けて履歴情報として蓄積記憶する履歴記憶手段、
前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報をサーバに転送する履歴転送手段、
前記履歴転送手段により転送された履歴情報を前記記憶手段から削除する削除手段、
として機能させることを特徴としている。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の発明において、
前記コンピュータを、
前記サーバからの転送要求を受信したか否かを判定する要求判定手段として更に機能させ、
前記履歴転送手段は、
前記要求判定手段により前記転送要求を受信したと判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する定期転送手段を有することを特徴としている。
請求項19に記載の発明は、請求項17又は18に記載の発明において、
前記コンピュータを、
前記履歴記憶手段の空き容量を取得する容量取得手段、
前記容量取得手段により取得された空き容量が所定容量以下であるか否かを判定する判定する容量判定手段として更に機能させ、
前記履歴転送手段は、
前記容量判定手段により所定容量以下であると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する容量不足時転送手段を有することを特徴としている。
請求項20に記載の発明は、請求項17〜19の何れか一項に記載の発明において、
前記コンピュータを、
予め登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段、
前記取得手段により取得されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報とが一致するか否かを判定するユーザ情報判定手段として更に機能させ、
前記履歴転送手段は、
前記ユーザ情報判定手段によりユーザ情報が一致すると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された当該ユーザ情報を含む履歴情報を前記サーバに転送する登録ユーザ転送手段を有することを特徴としている。
請求項21に記載の発明は、請求項17〜20の何れか一項に記載の発明において、
前記コンピュータを、
前記履歴情報の転送中に前記画像データの出力を停止する第1の出力停止手段として更に機能させることを特徴としている。
請求項22に記載の発明は、請求項17〜21の何れか一項に記載の発明において、
前記コンピュータを、
前記履歴情報の転送が正常終了したか否かを判定する転送終了判定手段、
前記転送終了判定手段により正常終了していないと判定された場合に、前記画像データの出力を停止する第2の出力停止手段として更に機能させることを特徴としている。
請求項23に記載の発明は、請求項17〜22の何れか一項に記載の発明において、
前記画像データの出力は、
当該画像データに基づいた画像の記録媒体上への画像形成による出力と、前記通信回線網への送信による出力との何れかを少なくとも含むことを特徴としている。
請求項24に記載の発明は、請求項17〜23の何れか一項に記載の発明において、
前記取得手段は、
前記画像データに関する出力条件を示す出力ジョブ情報を更に取得し、
前記履歴記憶手段は、前記履歴情報として更に前記出力ジョブ情報を対応付けて蓄積記憶することを特徴としている。
請求項1、9及び17に記載の発明によれば、画像出力装置は、ユーザ情報と画像データとを履歴情報として蓄積記憶した後に、サーバに転送して削除する。このため、画像出力の都度、履歴情報を転送することで画像出力装置の処理速度が低下したり、記憶装置の空き容量の不足が生じたりして、画像出力装置が過負荷になってしまうことを防止できる。
また、サーバは、画像出力装置から転送される履歴情報を記憶管理するため、画像出力装置が複数あった場合には、その画像出力装置毎の記憶装置を参照することなく、サーバ側で容易に履歴情報の管理を行うことができる。従って、画像出力の処理速度を低下させることなく使い勝手のよい画像出力装置の利用履歴の管理を実現することができる。
請求項2、10及び18に記載の発明によれば、サーバから所定の時間帯に送信される転送要求に従って、履歴情報を転送するため、その時間帯に一括して履歴情報を転送することができる。このため、履歴情報の転送により定常的に画像出力装置が過負荷になってしまうことを防止できる。
請求項3、11及び19に記載の発明によれば、履歴記憶手段の空き容量が所定容量以下の場合に、履歴情報を転送するため、履歴記憶手段の空き容量を確実に一定以上確保することができる。このため、履歴情報の蓄積により画像出力装置が過負荷になってしまうことを防止できる。
請求項4、12及び20に記載の発明によれば、予め登録されたユーザ情報が取得手段により取得された場合に、履歴情報を即時的に転送するため、その登録されたユーザ情報を含む履歴情報をサーバ側で逐次管理することができる。
請求項5、13及び21に記載の発明によれば、履歴情報の転送中に画像データの出力を停止するため、その転送に係る処理が画像データの出力に与える影響を低減できる。
請求項6、14及び22に記載の発明によれば、履歴情報の転送が正常終了していない場合には、画像データの出力を停止するため、履歴記憶手段の容量不足等により履歴情報が記憶できるといった不安定な状態を回避することができる。
請求項7、15及び23に記載の発明によれば、記録媒体への画像形成による出力時の履歴情報、通信回線網への送信による出力時の履歴情報を蓄積記憶する画像出力装置を実現することができる。
請求項8、16及び24に記載の発明によれば、画像データに関する出力条件を示す出力情報を取得して履歴情報として蓄積記憶するため、画像データをどのように出力したかといった利用履歴を管理することができる。
以下、本発明の画像出力装置を図1に示すMFP1に適用した場合の画像管理システムの実施形態について、図1〜図9を参照して詳細に説明する。尚、本実施形態において画像出力装置をMFP(複合機)に適用することとして説明するが、例えば、プリンタや複写機、ファクシミリ等の他の画像出力装置に適用することとしてもよい。
〔画像管理システムの概略〕
先ず、図1に示す画像管理システムSの概要について説明する。図1に示すように、画像管理システムSは、複数のMFP1と管理サーバ3とが通信ネットワークN1を介して接続されて構成されている。また、通信ネットワークN1が、インターネット網や電話回線網等の公衆回線網N3に接続され、画像管理システムSは、公衆回線網N3上の外部の端末とデータ通信可能に構成される。
MFP1は、画像データを各種媒体に出力する画像出力装置であり、その画像出力の機能としては、後述するスキャナ部13からスキャンして読み取った原稿の画像を転写紙等の記録媒体上に画像形成して出力するコピー機能がある。また、スキャンした画像の画像データをE−mailの添付ファイルとして通信ネットワークN1及び公衆回線網N3上に送信出力するスキャンメール機能といった機能もある。
ここで、MFP1が行う一連の動作の単位を「ジョブ」といい、コピー機能時のジョブを「コピージョブ」、スキャンメール機能時のジョブを「スキャンメールジョブ」という。また、ジョブ毎に生成されるファイルを「ジョブファイル」といい、原稿のスキャン時にMFP1によって作成される。
図3(a)に、ジョブファイルFのデータ構成の一例を示す。ジョブファイルFは、図3(a)に示すように、ジョブ情報D1と画像データD3とを含んで構成される。ジョブ情報D1は、ページ数や部数、用紙サイズ、出力媒体といったジョブの内容を示す設定情報であり、例えば、JDF(Job Messaging Format)形式で記述される。このジョブ情報D1は、ユーザの設定操作やデフォルトに基づいて設定される。
画像データD3は、スキャナ部13から読み取った原稿の画像データであり、例えば、ベクタ形式やビットマップ形式のデータである。このジョブファイルFに基づいて、記録媒体及び通信ネットワークN1等の各種媒体への画像データD3の出力が行われる。
ユーザは、画像データD3を媒体上に出力する際には、先ず、ユーザ名とパスワードのユーザ情報を入力する。このユーザ情報によって認証が得られると、プリント機能及びスキャンメール機能の利用が可能になる。ユーザが、ユーザ情報を入力すると、そのユーザ情報と共に画像データD3がHDD(Hard Disk Drive)19に蓄積記憶されていく。
HDD19に記憶されたユーザ情報と画像データD3とは、所定の時間帯(例えば、AM0:00〜1:00)に定期的に管理サーバ3に転送された後に削除されて、そのHDD19の空き容量が常に一定以上となるように管理される。
〔MFPの構成〕
次に、図2〜図4を参照して、MFP1の機能構成について説明する。図2は、MFP1の機能構成の一例を示すブロック図である。図2によれば、MFP1は、制御部10、操作部11、表示部12、スキャナ部13、プリント部14、後処理部15、画像処理部16、不揮発メモリ17、画像メモリ18、HDD19及び通信部20を備えて構成される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、MFP1を構成する各機能部に対する指示や、当該機能部間のデータ通信等を制御する。より具体的には、CPUが操作部11から出力される操作信号に基づいてROMからプログラムを読み出し、当該プログラムに従った処理を行う。そして、その処理結果をRAMに一時的に記憶したり、当該処理結果を表示部12に表示させたりする。
操作部11は、スタートキーやキャンセルキー、テンキー、カーソルキー等の各種キー群やタッチパネル等により構成され、押下されたキーに対応する押下信号や、タッチパネルを当接された位置に対応する位置信号等の操作信号を制御部10に出力する。
表示部12は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部10からの指示・制御に基づいて各種設定画面や画像状態の表示、各機能の動作状況等を表示出力する。制御部10は、表示部12に各種設定画面を表示させ、操作部11の操作によって選択・確定された設定内容に基づいてジョブ情報D1を作成し不揮発メモリ17に記憶する。
スキャナ部13は、プラテンガラス、CCD(Charge Coupled Device)及び光源を備え、原稿を光学的に読み取って画像データD3を生成する。具体的には、ADF(Auto Document Feeder;自動原稿給送装置)部に載置された原稿に対して光源から照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、その画像の画像データD3を生成して画像処理部16に出力する。
プリント部14は、LD(Laser Diode)、感光体ドラム、帯電器、現像器、転写部、定着器、搬送経路に沿って記録媒体を搬送する給紙ローラ等を備えて構成され、画像データD3に基づいた画像を記録媒体上に画像形成する。
具体的にプリント部14は、画像処理部16の指示に基づいて、所定のサイズ及び方向の記録媒体を給紙して、当該記録媒体を搬送経路上に搬送する。そして、感光体ドラム表面を帯電器により帯電させ、画像処理部16から入力されたPWM(Pulse Width Modulation)信号に基づいてレーザ光を照射することにより、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する。次いで、感光体ドラム表面の静電潜像を含む領域に現像器によりトナーを付着させ、搬送された記録媒体上に転写部がトナーを転写して画像を形成する。その転写した画像を、定着器で定着させた後、後処理部15に搬送する。
後処理部15は、ステイプルユニット及びパンチユニット等を備えて構成され、プリント部14から搬送された記録媒体に所定の後処理を施す。制御部10は、ジョブファイルFのジョブ情報D1に基づいた指示を後処理部15に出力する。後処理部15は、制御部10からの指示に基づいて、搬送された記録媒体を適宜スタッカに蓄積してステイプルやパンチ穴を開けた後、制御部10の指示に従ったトレイに記録媒体を排出する。
画像処理部16は、マルチプロセッサ等を備えて構成され、画像データD3に各種画像処理を施す。具体的に、画像処理部16は、スキャナ部13により生成された画像データD3にシェーディング補正や輝度濃度変換、濃度γ変換、傾き補正等の補正処理を施した後に圧縮して、画像メモリ18の圧縮メモリに一時的に記憶する。そして、制御部10から画像読み出しが指示されると、その圧縮した画像データD3を伸張して、画像メモリ18のページメモリに一旦記憶させる。
画像処理部16は、制御部10からプリント開始が指示されると、ページメモリから非圧縮の画像データD3をページ単位で読み出し、不揮発メモリ17に記憶したジョブ情報D1に基づいて当該画像データD3の拡縮や方向転換等を行う。また、γ補正処理やスクリーン処理等の画像処理を施した後に、その画像データD3に基づくPWM信号を生成し、プリント部14に出力する。
通信部20は、通信ネットワークN1や公衆回線網N3の通信回線網を介して管理サーバ3や他のMFP1等の外部機器とデータ通信するための機能部であり、モデムやLANインターフェイス等により構成される。
不揮発メモリ17は、データの読み書き可能な半導体メモリ等により構成され、画像形成に係る各種設定データやジョブ情報D1を記憶する。また、不揮発メモリ17は、図2に示すようにジョブ実行可否フラグ170を記憶している。
ジョブ実行可否フラグ170は、ジョブの実行が可能であるか否かを示すフラグ(オン又はオフ)であり、制御部10により更新される。上述したように、MFP1から管理サーバ3にユーザ情報と画像データD3とを管理サーバ3に転送する際には、ジョブ実行可否フラグ170がオフに設定され、その転送の間のジョブの実行が不可になる。
画像メモリ18は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)により構成され、圧縮された画像データD3を一時的に記憶する圧縮メモリと、プリント前に非圧縮の画像データD3を一時的に記憶するページメモリとを有して構成される。
HDD19は、各種データをハードディスクに記憶する機能部である。HDD19は、図3(b)に示すユーザ情報リスト190と、図3(c)に示す監視対象ユーザリスト192と、図4に示す履歴情報テーブル194とを記憶している。
ユーザ情報リスト190は、ユーザ名とパスワードとを含むユーザ情報を記憶するユーザ認証用のデータテーブルである。制御部10は、ジョブの実行時に、このユーザ情報の入力をユーザに要求し、操作部11を介して入力されたユーザ情報を取得する。
監視対象ユーザリスト192は、予め指定・登録された特定のユーザ名を記憶するデータテーブルである。ユーザ認証により認証されたユーザ名が、この監視対象ユーザリスト192に記憶されたユーザ名と一致する場合には、そのユーザ名を含む履歴情報がHDD19から読み出されて、定期的な履歴情報の転送まで待機することなく、即時的に管理サーバ3に転送される。
履歴情報テーブル194は、MFP1のユーザ毎の利用履歴を記憶するデータテーブルであり、図4に示すようにユーザ名と、日付及び時刻を含む日時情報と、画像データと、出力ジョブ情報とを含む履歴情報を蓄積記憶する。制御部10は、画像データD3を出力した場合、画像出力時の日時情報を取得して、ユーザ認証により得られたユーザ名と、画像データD3と、ジョブ情報D1とを対応付けて履歴情報として履歴情報テーブル194に記憶する。
画像データD3を履歴情報テーブル194に記憶する際には、その画像データD3を圧縮及び縮小してから記憶する。例えば、ビットマップ形式の画像データD3をJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式のデータに圧縮すると共にサムネイル形式にサイズを縮小する。また、ジョブ情報D1を履歴情報テーブル194に記憶する際には、履歴管理に必要な情報を当該ジョブ情報D1から取得して出力ジョブ情報として記憶する。例えば、ジョブの種別(コピー又はスキャンメール)、出力部数といった予め設定された情報を取得して記憶する。
制御部10は、所定の時間帯に管理サーバ3から送信されてくるデータ転送要求に従って、履歴情報テーブル194内の履歴情報を管理サーバ3に転送する。また、HDD19の空き容量が所定容量(例えば、1GByte)以下となった場合には、管理サーバ3にデータ転送要求を送信して、履歴情報テーブル194内の履歴情報を自ら管理サーバ3に転送する。
制御部10は、履歴情報の転送を開始する際には、上述したジョブ実行可否フラグ170をオフに設定して、転送中に次のジョブを実行することを禁止する。そして、履歴情報テーブル194の転送が終了すると、履歴情報テーブル194内のデータを削除した後、ジョブ実行可否フラグ170をオンにして、ジョブの実行禁止を解除する。
このように、画像出力の際に行う履歴管理は、履歴情報をHDD19に一時的に記憶するMFP1の内部的な処理のみであるため、外部の管理サーバ3に転送する処理よりも高速に行える他、CPUにかかる負荷を低減できる。また、一定期間毎又はHDD19の空き容量が少なくなった場合に、その蓄積した履歴情報を一括して転送するため、転送に係る処理が画像出力に与える影響が抑えられる。
〔管理サーバの構成〕
次に、図5を参照して、管理サーバ3の機能構成について説明する。図5は、管理サーバ3の機能構成の一例を示すブロック図である。図5によれば、管理サーバ3は、制御部30、操作部31、表示部32、HDD33及び通信部34を備えて構成される。
制御部30は、CPUやROM、RAM等により構成され、管理サーバ3を構成する各機能部に対する指示や、当該機能部間のデータ通信等を制御する。より具体的には、CPUが操作部31から出力される操作信号に基づいてROMからプログラムを読み出し、当該プログラムに従った処理を行う。そして、その処理結果をRAMに一時的に記憶したり、当該処理結果を表示部32に表示させたりする。
操作部31は、キーボードやマウス等を備えて構成され、押下されたキーに対応する押下信号や、マウスにて指定された位置に対応する位置信号等の操作信号を制御部30に出力する。表示部32は、CRTやLCD等により構成され、制御部30からの指示・制御に基づいて各種設定画面や画像状態の表示する。
通信部34は、通信ネットワークN1や公衆回線網N3の通信回線網を介してMFP1等の外部機器とデータ通信するための機能部であり、モデムやLANインターフェイス等により構成される。
HDD34は、各種データをハードディスクに記憶する機能部であり、図5に示すように、履歴情報DB330を記憶している。履歴情報DB330は、MFP1から転送されてくる履歴情報を記憶管理するデータベースである。制御部30は、所定の時間帯になると、MFP1にデータの転送を開始する要求(データ転送要求)を送信し、転送されてくる履歴情報を履歴情報DB330に記憶していく。
履歴情報を記憶する際には、ユーザ名毎に履歴情報を分類して記憶するように、その履歴情報に含まれる各情報に基づいて、履歴情報がリレーショナルになるように相互に関連づけてディレクトリ管理する。
尚、データ転送要求を送信する時間帯は、MFP1の利用頻度の低い時間帯(例えば、AM0:00〜1:00)が好ましく、予めユーザ設定に応じて設定しておくこととしてもよい。また、MFP1から転送される履歴情報に含まれる日付情報に基づいて、履歴情報が記憶されていない時間帯を学習し、設定することとしてもよい。
〔画像管理システムの具体的な動作例〕
次に、図6〜図8のフローチャートと、図9の通信シーケンスとを参照して画像管理システムSの具体的な動作例を説明する。
画像管理システムSでは、図9に示すような所定の通信処理を行うことで、MFP1からの履歴情報の転送が開始され、その履歴情報の転送とデータの消去を行っている期間は、ジョブ実行可否フラグ170がオフに設定されて、ジョブの実行が一時的に禁止状態となる。履歴情報の転送が開始されるパターンとしては、所定の時間帯になった場合と、HDD19の空き容量が所定容量以下となった場合と、特定ユーザによりジョブが実行された場合とがある。
先ず、所定の時間帯になった場合の履歴情報の転送について説明する。時刻の計時は、管理サーバ3の制御部30において行われ、その時刻が所定の時間帯(例えば、AM0:00〜1:00)になったと判定された場合には(ステップB1;Yes)、履歴情報テーブル194内の履歴情報の有無を確認するデータ確認要求がMFP1に送信される(ステップB3)。
MFP1の制御部10は、そのデータ確認要求を受信すると(ステップA15;Yes)、履歴情報テーブル194内の履歴情報の有無を確認して、その有無の応答(データ有無応答)を管理サーバ3に送信する(ステップA17)。そして、履歴情報が履歴情報テーブル194内にある場合には(ステップA19;Yes)、ジョブ実行可否フラグ170をオフに設定して次ジョブの実行を禁止状態にした後に(ステップA21)、管理サーバ3からデータ転送要求を受信するまで待機する(ステップA23)。
管理サーバ3の制御部30は、データ確認要求の送信後、MFP1からデータ有無応答を受信すると(ステップB5;Yes)、そのデータ有無応答に基づいてMFP1側に履歴情報が記憶されているか否かを判定する(ステップB7)。そして、履歴情報が記憶されていると判定した場合には(ステップB7;Yes)、履歴情報の転送の開始を要求するデータ転送要求をMFP1に送信し(ステップB9)、履歴情報の受信を開始する(ステップB11)。
一方、MFP1の制御部10は、データ転送要求を受信すると(ステップA23;Yes)、ステップA33に処理を移行して、履歴情報テーブル194に記憶している全履歴情報の転送を開始する(ステップA33)。
管理サーバ3の制御部30は、履歴情報の受信開始後、その履歴情報を正常受信したか否かを判定する(ステップB13)。その正常受信を判定する方法としては、例えば、MFP1と管理サーバ3との間の通信プロトコルに従ったパケットでデータ受信して、CRC(Cyclic Redundancy Check)方式により誤りを検出しなかった場合に、正常受信したと判定する方法の他、適宜公知技術を採用してよい。
制御部30は、履歴情報を正常受信しなかったと判定した場合には(ステップB13;No)、MFP1に転送失敗の通知を送信する(ステップB27)。また、正常受信したと判定した場合には(ステップB13;Yes)、受信した全履歴情報をHDD19から消去する要求(データ消去要求)をMFP1に送信する(ステップB15)。そして、MFP1から送信されてくるデータ消去完了通知を受信した場合に(ステップB17;Yes)、図8のフローチャートに従った処理を終了する。
次に、HDD19の空き容量が所定容量以下となった場合と、特定ユーザによりジョブが実行された場合とによる履歴情報の転送について説明する。
先ず、MFP1の制御部10は、ユーザによりスタートキーが押下されたことを検知すると、ジョブを受け付けて、スキャナ部13に載置された原稿を読み取って画像データD3を生成する。そして、ユーザ設定又はデフォルト設定に基づいてジョブ情報D1を作成して、ジョブファイルFを生成する(ステップA1;Yes)。
そして、ユーザ情報であるユーザ名とパスワードの入力画面を表示部12に表示させて、ユーザ名及びパスワードの入力を待機し、その入力を検知した際には入力されたユーザ名及びパスワードを取得する。そして、ユーザ情報リスト190を参照して、取得したユーザ名に対応付けられたパスワードが、入力されたパスワードと一致するか否かを判別する。制御部10は、パスワードが一致してユーザ認証がOKでありユーザ情報を取得した判別した場合には(ステップA3;Yes)、ユーザ設定に応じてコピージョブやスキャンメールジョブ等のジョブを実行する(ステップA5)。
次いで、ジョブ実行可否フラグ170をオフに設定することで、次のジョブの実行を禁止状態にし(ステップA7)、ジョブファイルFに含まれる画像データD3に圧縮及び縮小を施して履歴情報テーブル194に記憶するための画像データを作成する(ステップA9)。制御部10は、日時情報と出力ジョブ情報とを取得し(ステップA11)、取得したユーザ名と、日時情報と、圧縮及び縮小した画像データと、出力ジョブ情報とを対応付けて履歴情報としてHDD19の履歴情報テーブル194に記憶する(ステップA13)。
そして、認証したユーザが監視対象ユーザリスト192に記憶された特定のユーザであるか否かを判定し(ステップA25)、その判定結果に応じてステップA27又はA51に分岐した処理を行う。即ち、ユーザ認証時に取得したユーザ名が監視対象ユーザリスト192に記憶されていた場合には、特定のユーザであると判定し(ステップA25;Yes)、その特定ユーザの履歴情報の転送開始の要求(データ転送要求)を管理サーバ3に送信する(ステップA51)。
一方で、管理サーバ3の制御部30は、特定ユーザのデータ転送要求をMFP1から受信したと判別すると(ステップB29;Yes)、自機のCPUの処理状態やHDD33の空き容量に基づいて、その特定ユーザの履歴情報の受信が可能であるか否かを判定する(ステップB31)。
例えば、他の負荷の高い処理が実行中であったり、HDD33の空き容量が不足している場合には、履歴情報を受信できないと判定し(ステップB31;No)、エラー通知をMFP1に送信する(ステップB25)。また、履歴情報の受信が可能であると判定した場合には(ステップB31;Yes)、データの転送許可をMFP1に送信し(ステップB33)、MFP1側から転送されてくる履歴情報の受信を開始する(ステップB35)。
これに対し、MFP1の制御部10は、管理サーバ3からの転送許可を受信すると(ステップA53;Yes)、特定ユーザのユーザ名を含む履歴情報を履歴情報テーブル194から読み出して管理サーバ3に転送する(ステップA55)。また、転送許可を受信せずに、エラー通知を受信した場合には(ステップA53;No)、ジョブ実行可否フラグ170をオンに設定して、次のジョブの実行の禁止を解除した後に(ステップA67)、そのエラーの旨を表示部12に表示させる(ステップA49)。
尚、特定ユーザの履歴情報の転送に失敗した場合に、ステップA47に処理を移行して、次のジョブの実行の不可を継続することとしてもよく、特定ユーザにより更にジョブが実行されてしまうことを防止できる。
一方で、管理サーバ3の制御部30は、ステップB13と同様に、履歴情報を正常受信したか否かを判定し(ステップB37)、正常受信しなかったと判定した場合には(ステップB37;No)、ステップB27に処理を移行する。また、正常受信したと判定した場合には(ステップB37;Yes)、受信した特定ユーザのデータを消去する要求(データ消去要求)をMFP1に送信し(ステップB39)、その後、MFP1から送信されてくるデータ消去完了通知を受信した場合に(ステップB41;Yes)、図8のフローチャートに従った処理を終了する。
また、MFP1の制御部10は、管理サーバ3から送信される転送失敗の通知を受信した場合に、履歴情報の転送が正常終了しなかった判定し(ステップA57;No)、ステップA67に処理を移行する。また、正常終了したと判定した場合には(ステップA57;Yes)、管理サーバ3から特定ユーザのデータ消去要求を受信するまで待機する(ステップA59)。
そして、そのデータ消去要求を受信した際に(ステップA59;Yes)、転送した特定ユーザの履歴情報を履歴情報テーブル194から消去し(ステップA61)、その消去が完了した後に(ステップA63;Yes)、特定ユーザのデータ消去が完了したという通知(データ消去完了通知)を管理サーバ3に送信する(ステップA65)。制御部10は、ステップA51からステップA65までに行った特定ユーザの履歴情報の転送とデータ消去を正常に行うと、ジョブ実行可否フラグ170をオンに変更して、次のジョブの実行の禁止を解除する(ステップA45)。
ステップA25において、制御部10は、認証したユーザが監視対象ユーザリスト192に記憶された特定のユーザではないと判定した場合(ステップA25;No)、HDD19の空き容量を取得し、その空き容量が所定容量(例えば、1GByte)以下になったか否かを判定する(ステップA27)。そして、その空き容量が所定容量以下になった判定した場合には(ステップA27;Yes)、ステップA29〜A43の処理を行う。
即ち、制御部10は、履歴情報テーブル194に含まれる全履歴情報のデータ転送要求を管理サーバ3に送信し(ステップA29)、管理サーバ3からの転送許可を受信すると(ステップA31;Yes)、その履歴情報テーブル194から全履歴情報を読み出して管理サーバ3に転送する(ステップA33)。また、転送許可を受信せずに、エラー通知を受信した場合には(ステップA31;No)、ジョブ実行可否フラグ170をオフに設定したままジョブの実行不可を継続し(ステップA47)、そのエラーの旨を表示部12に表示させる(ステップA49)。
一方で、管理サーバ3の制御部30は、MFP1から全履歴情報のデータ転送要求を受信したと判別すると(ステップB19;Yes)、ステップB31と同様に履歴情報の受信が可能であるか否かを判定する(ステップB21)。そして、履歴情報の受信ができないと判定した場合には(ステップB21;No)、エラー通知をMFP1に送信する(ステップB25)。
また、受信が可能であると判定した場合には(ステップB21;Yes)、データの転送許可を送信し(ステップB23)、ステップB11に処理を移行して、MFP1側から転送されてくる履歴情報の受信を開始する(ステップB11)。
以上、本実施形態によれば、各MFP1は、ジョブの実行の都度、ユーザ名と画像データD3とを履歴情報テーブル194に蓄積記憶していき、所定の時間帯になると、管理サーバ3からの指示に従って履歴情報を管理サーバ3に転送する。このため、ジョブ実行時には、履歴情報をHDD19に記憶するMFP1内部での処理を行い、管理サーバ3とのデータ通信を行う外部機器との処理は行わないためジョブ実行時の処理時間が短くなる。
また、所定の時間帯に転送した履歴情報は逐次HDD19から削除し、また、一日の利用頻度が高い等でHDD19の空き容量が所定容量以下になった場合には履歴情報を転送して削除するため、HDD19に一定以上の空き容量を常に確保されるようになり、ユーザの利用履歴を確実に保存することができる。従って、MFP1が過負荷になってしまうことを防止でき、履歴管理による処理がジョブの実行に与える影響を低減できる。
また、履歴情報を転送している間は、ジョブの実行を一時的に停止するため、転送に係る処理がジョブの実行に影響を与えてしまうことを防止できる。また、履歴情報の転送に失敗した場合には、そのままジョブの実行を禁止するため、HDD19の空き容量の不足により履歴情報が記憶できないような不安定なオーバーフロー状態を引き起こしてしまうことを回避できる。
また、監視対象ユーザリスト192に記憶されたユーザ名のユーザによってジョブが実行された際には、履歴情報を直ぐに管理サーバ3に転送するため、例えば、MFP1の不正利用が多い危険人物の利用履歴を管理サーバ3側でリアルタイムに管理することができる。また、管理サーバ3で複数のMFP1で記憶された履歴情報を統括して管理するため、MFP1毎のHDD19を参照する手間が省け、画像管理システムSの利用履歴の管理が容易になる。
尚、上述した実施形態は本発明を適用した一例であり、その適用可能な範囲は上述したものに限られない。例えば、ユーザ情報をユーザ名及びパスワードの入力により取得することとして説明したが、例えば、バーコードの入力によりユーザ情報を取得することとしてもよし、ユーザID等の他のユーザ情報を取得することとしてもよい。
具体的には、予めユーザIDをバーコードに変換して、そのバーコードをユーザに発行しておく。そして、バーコードリーダをMFP1に更に備え、ジョブの実行時にバーコードリーダで読み取られたバーコードを復号してユーザIDを取得して、画像データD3に対応付けて履歴情報とする。これにより、ユーザ名やパスワードをユーザが入力する手間を省くことができる。また、ユーザ認証の方法としては、指紋センサを用いて指紋認証を行ってユーザ情報を取得することとしてもよく、適宜公知技術を採用可能である。
また、管理サーバ3は、HDD19に蓄積している履歴情報のデータ量をMFP1から取得して、そのデータ量が所定量以上になった場合に、データ転送要求を送信して履歴情報の転送を開始させることとしてもよい。具体的には、管理サーバ3は、ステップB3において、データ確認要求に代えてデータ量を取得する要求を送信する。これに対し、MFP1では、履歴情報テーブル194に記憶している全履歴情報のデータ量を算出して、管理サーバ3に送信する。
管理サーバ3では、ステップB7において受信したデータ量が所定量(例えば、1GByte)以上であるか否かを判定し、所定量以上であると判定した場合に、データ転送要求をMFP1に送信する。これにより、MFP1の利用頻度が少ない場合には履歴情報の転送の間隔を広げることができ、MFP1側の履歴情報の蓄積状態に応じてその履歴情報の転送を開始させることができる。
また、パソコンから送信される画像データD3に基づいて画像形成を行うプリントジョブの実行の際に、履歴情報を蓄積記憶することとしてもよい。この場合、画像データD3の送信元のパソコンのシリアル番号やIPアドレスを取得して、これらの情報をユーザ情報として画像データD3と対応付けて記憶してもよいし、プリンタドライバを介してユーザ情報の入力をパソコン側で要求して、ユーザ情報を取得することとしてもよい。
また、MFP1において履歴情報をHDD19に記憶する際には、その履歴情報を暗号化して記憶することとしてもよいし、HDD19全体に暗号化を施すこととしてもよい。これにより、MFP1側でHDD19内のデータの改竄が行われることを防止することができる。
画像管理システムのシステム構成の一例を示すブロック図。 MFPの機能構成の一例を示すブロック図。 (a)はジョブファイル、(b)はユーザ情報リスト、(c)は監視対象ユーザリストのデータ構成の一例を示す図。 履歴情報テーブルのデータ構成の一例を示す図。 管理サーバの機能構成の一例を示すブロック図。 MFPの具体的な動作を説明するための第1のフローチャート。 MFPの具体的な動作を説明するための第2のフローチャート。 管理サーバの具体的な動作を説明するためのフローチャート。 画像管理システムの通信シーケンスの一例を示す図。
符号の説明
S 画像管理システム
1 MFP
10 制御部
11 操作部
12 表示部
13 スキャナ部
14 プリント部
15 後処理部
16 画像処理部
17 不揮発メモリ
18 画像メモリ
19 HDD
20 通信部
170 ジョブ実行可否フラグ
190 ユーザ情報リスト
192 監視対象ユーザリスト
194 履歴情報テーブル
3 管理サーバ
30 制御部
31 操作部
32 表示部
33 HDD
34 通信部
N1 通信ネットワーク
N3 公衆回線網

Claims (24)

  1. 画像データを各種媒体に出力する画像出力装置とサーバとが通信回線網を介して接続された画像管理システムにおいて、
    前記画像出力装置は、
    前記画像データの出力時にユーザ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたユーザ情報と、前記出力された画像データとを対応付けて履歴情報として蓄積記憶する履歴記憶手段と、
    前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する履歴転送手段と、
    前記履歴転送手段により転送された履歴情報を前記履歴記憶手段から削除する削除手段と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記画像出力装置から転送される履歴情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された履歴情報を蓄積記憶する履歴管理手段と、
    を備えることを特徴とする画像管理システム。
  2. 前記サーバは、
    所定の時間帯に前記履歴情報の転送要求を前記画像出力装置に送信する定期要求送信手段を更に備え、
    前記画像出力装置は、
    前記サーバからの前記転送要求を受信したか否かを判定する要求判定手段を更に備え、
    前記履歴転送手段は、
    前記要求判定手段により前記転送要求を受信したと判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する定期転送手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像管理システム。
  3. 前記画像出力装置は、
    前記履歴記憶手段の空き容量を取得する容量取得手段と、
    前記容量取得手段により取得された空き容量が所定容量以下であるか否かを判定する判定する容量判定手段と、
    を更に備え、
    前記履歴転送手段は、
    前記容量判定手段により所定容量以下であると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する容量不足時転送手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像管理システム。
  4. 前記画像出力装置は、
    予め登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記取得手段により取得されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報とが一致するか否かを判定するユーザ情報判定手段と、
    を更に備え、
    前記履歴転送手段は、
    前記ユーザ情報判定手段によりユーザ情報が一致すると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された当該ユーザ情報を含む履歴情報を前記サーバに即時的に転送する登録ユーザ転送手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像管理システム。
  5. 前記画像出力装置は、
    前記履歴情報の転送中に前記画像データの出力を停止する第1の出力停止手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像管理システム。
  6. 前記画像出力装置は、
    前記履歴情報の転送が正常終了したか否かを判定する転送終了判定手段と、
    前記転送終了判定手段により正常終了していないと判定された場合に、前記画像データの出力を停止する第2の出力停止手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像管理システム。
  7. 前記画像データの出力は、
    当該画像データに基づいた画像の記録媒体上への画像形成による出力と、前記通信回線網への送信による出力との何れかを少なくとも含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像管理システム。
  8. 前記取得手段は、
    前記画像データに関する出力条件を示す出力ジョブ情報を更に取得し、
    前記履歴記憶手段は、前記履歴情報として更に前記出力ジョブ情報を対応付けて蓄積記憶することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の画像管理システム。
  9. 画像データの各種媒体への出力時にユーザ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたユーザ情報と、前記出力された画像データとを対応付けて履歴情報として蓄積記憶する履歴記憶手段と、
    前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報をサーバに転送する履歴転送手段と、
    前記履歴転送手段により転送された履歴情報を前記履歴記憶手段から削除する削除手段と、
    を備えることを特徴とする画像出力装置。
  10. 前記サーバからの転送要求を受信したか否かを判定する要求判定手段を更に備え、
    前記履歴転送手段は、
    前記要求判定手段により前記転送要求を受信したと判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する定期転送手段を有することを特徴とする請求項9に記載の画像出力装置。
  11. 前記履歴記憶手段の空き容量を取得する容量取得手段と、
    前記容量取得手段により取得された空き容量が所定容量上であるか否かを判定する判定する容量判定手段と、
    を更に備え、
    前記履歴転送手段は、
    前記容量判定手段により所定容量以下であると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する容量不足時転送手段を有することを特徴とする請求項9又は10に記載の画像出力装置。
  12. 予め登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記取得手段により取得されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報とが一致するか否かを判定するユーザ情報判定手段と、
    を更に備え、
    前記履歴転送手段は、
    前記ユーザ情報判定手段によりユーザ情報が一致すると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された当該ユーザ情報を含む履歴情報を即時的に前記サーバに転送する登録ユーザ転送手段を有することを特徴とする請求項9〜11の何れか一項に記載の画像出力装置。
  13. 前記履歴情報の転送中に前記画像データの出力を停止する第1の出力停止手段を更に備えることを特徴とする請求項9〜12の何れか一項に記載の画像出力装置。
  14. 前記履歴情報の転送が正常終了したか否かを判定する転送終了判定手段と、
    前記転送終了判定手段により正常終了していないと判定された場合に、前記画像データの出力を停止する第2の出力停止手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項9〜13の何れか一項に記載の画像出力装置。
  15. 前記画像データの出力は、
    当該画像データに基づいた画像の記録媒体上への画像形成による出力と、前記通信回線網への送信による出力との何れかを少なくとも含むことを特徴とする請求項9〜14の何れか一項に記載の画像出力装置。
  16. 前記取得手段は、
    前記画像データに関する出力条件を示す出力ジョブ情報を更に取得し、
    前記履歴記憶手段は、前記履歴情報として更に前記出力ジョブ情報を対応付けて蓄積記憶することを特徴とする請求項9〜15の何れか一項に記載の画像出力装置。
  17. コンピュータを、
    画像データの各種媒体への出力時にユーザ情報を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得されたユーザ情報と、前記出力された画像データとを対応付けて履歴情報として蓄積記憶する履歴記憶手段、
    前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報をサーバに転送する履歴転送手段、
    前記履歴転送手段により転送された履歴情報を前記記憶手段から削除する削除手段、
    として機能させるためのプログラム。
  18. 前記コンピュータを、
    前記サーバからの転送要求を受信したか否かを判定する要求判定手段として更に機能させ、
    前記履歴転送手段は、
    前記要求判定手段により前記転送要求を受信したと判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する定期転送手段を有することを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記コンピュータを、
    前記履歴記憶手段の空き容量を取得する容量取得手段、
    前記容量取得手段により取得された空き容量が所定容量以下であるか否かを判定する判定する容量判定手段として更に機能させ、
    前記履歴転送手段は、
    前記容量判定手段により所定容量以下であると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報を前記サーバに転送する容量不足時転送手段を有することを特徴とする請求項17又は18に記載のプログラム。
  20. 前記コンピュータを、
    予め登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段、
    前記取得手段により取得されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報とが一致するか否かを判定するユーザ情報判定手段として更に機能させ、
    前記履歴転送手段は、
    前記ユーザ情報判定手段によりユーザ情報が一致すると判定された場合に、前記履歴記憶手段に記憶された当該ユーザ情報を含む履歴情報を前記サーバに転送する登録ユーザ転送手段を有することを特徴とする請求項17〜19の何れか一項に記載のプログラム。
  21. 前記コンピュータを、
    前記履歴情報の転送中に前記画像データの出力を停止する第1の出力停止手段として更に機能させることを特徴とする請求項17〜20の何れか一項に記載のプログラム。
  22. 前記コンピュータを、
    前記履歴情報の転送が正常終了したか否かを判定する転送終了判定手段、
    前記転送終了判定手段により正常終了していないと判定された場合に、前記画像データの出力を停止する第2の出力停止手段として更に機能させることを特徴とする請求項17〜21の何れか一項に記載のプログラム。
  23. 前記画像データの出力は、
    当該画像データに基づいた画像の記録媒体上への画像形成による出力と、前記通信回線網への送信による出力との何れかを少なくとも含むことを特徴とする請求項17〜22の何れか一項に記載のプログラム。
  24. 前記取得手段は、
    前記画像データに関する出力条件を示す出力ジョブ情報を更に取得し、
    前記履歴記憶手段は、前記履歴情報として更に前記出力ジョブ情報を対応付けて蓄積記憶することを特徴とする請求項17〜23の何れか一項に記載のプログラム。
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