JP2008028506A - 非接触icカードのリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタ - Google Patents

非接触icカードのリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタ Download PDF

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Abstract

【課題】R/Wモジュールの構成自体は一切変更することなく、ICカードとR/Wモジュールとの間の通信可能領域を拡張できる、アタッチメント提供する。
【解決手段】 非接触ICカードのリーダライタのアタッチメント26は、R/Wモジュール28のアンテナより大きい平面形状を有するコイルをたとえば塩化ビニルのような合成樹脂外装で被覆したものであり、使用状態ではR/Wモジュール28の下方に重ねられる。
【選択図】図3

Description

この発明は、非接触ICカードリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタに関し、特にたとえば、リーダライタ(R/W)モジュールによって非接触ICカード(ICタグ含む。以下、単に「ICカード」と呼ぶことがある。)から情報を読み取りまたはそれに情報を書き込む際のICカードとR/Wモジュールとの間の通信領域を拡張すことのできる、新規なICカードリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタに関する。
この種のICカードとそれの読取装置の一例が、たとえば非特許文献1に開示されている。
汎用性を高めるために、ICカードのR/Wのモジュールは小さくなる一方である。多くの場合、アンテナ(通常はコイル)は、R/W用の半導体チップが装着されるものと同一の回路基板上に設けている。そのため、R/Wモジュールが小さくなるにつれて、アンテナのサイズも小さくなってきている。したがって、このようなR/Wモジュールを組み込んだ製品においては、モジュールが小型化できたために組み込みやすくなるという利点はあるものの、アンテナが小さくなったことによってICカードとの通信可能領域が狭くなり、それらの製品における様々な制約(サイズ、位置または配置など)もあり、そのままではICカードからの情報の読取りまたはそれへ情報書込みがやりにくくなっている。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/denki03/
それゆえに、この発明の主たる課題は、新規な、ICカードのリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタを提供することである。
この発明の他の課題は、R/Wモジュールの構成自体は一切変更することなく、通信可能領域を拡張できる、ICカードリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタを提供することである。
請求項1の発明は、R/Wモジュールを用いて非接触ICカードの情報を読み取りまたはそれへ情報を書き込むリーダライタの通信領域を拡張するための装置であって、平面視においてR/Wモジュールのアンテナと同等またはそれ以上の大きさを有するコイルを備え、コイルを含む電気回路がアンテナから見て容量性のインピーダンスを有する、非接触ICカードのリーダライタの通信領域拡張装置である。
請求項1の発明では、R/Wモジュール(28:実施例において相当する部分を例示する参照符号。以下、同様。)は、ICカード(16)と通信しながら、ICカードの情報を読み取りあるいはICカードへ情報を書き込む。通信領域拡張装置つまり実施例のアタッチメント(26)はR/Wモジュール28のアンテナ(32)と同等またはそれ以上の大きさのコイルを有し、そのコイルを含む電気回路をR/Wモジュールのアンテナから見て容量性のインピーダンスを有するように設定する。
そして、R/Wモジュールのアンテナ(32)には、ICカードとの通信時には、キャリア周波数(たとえば13.56MHz、125kHz等)を中心周波数とする電流が流れ、アンテナ(32)の近傍に交流磁界が形成される。その交流磁界中に、上記アタッチメント(26)のコイル(36)を近づけると、そのコイルに誘導電流が流れる。通常は、その交流磁界を打ち消す方向に誘導電流が流れるが、このコイル(36)を含む電気回路を容量性の回路とすることで、交流磁界と同相の誘導電流がコイル(36)に流れ、この誘導電流がアンテナ(32)の交流磁界を強めることになる。したがって、ICカード16をアタッチメント(26)の近傍にもたらすだけで、ICカード(16)とR/Wモジュール(28)との間の通信が可能となる。
請求項1の発明に係る通信領域拡張装置を用いれば、R/Wモジュールを変更することなく、ICカードとR/Wモジュールとの間の通信可能距離すなわち通信可能領域を拡張することができる。
請求項2の発明は、電気回路はR/Wモジュールの中心周波数付近であってそれより高い周波数で共振する、請求項1記載の通信領域拡張装置である。
請求項2の発明のようにコイルを含む電気回路の共振周波数を設定することによって、この電気回路を容量性回路にすることができる。
請求項3の発明は、コイルは、平面視「8」の字形状である、請求項1または2記載の通信領域拡張装置である。
請求項3の発明では、アタッチメントのコイルの平面形状「8」の字形状とすることによって、各コイル辺に形成される磁界の向きが逆になるので、R/Wモジュールの近傍では磁界は強いが、遠方では磁界が打ち消し合い、距離に対して急激に磁界強度(電波の放射)が減少する。したがって、アタッチメントを用いた場合の外部への影響を小さくできる。
請求項4の発明は、非接触ICカードの情報を読み取りまたはそれへ情報を書き込むリーダライタであって、アンテナを有するR/Wモジュール、および平面視においてR/Wモジュールのアンテナと同等またはそれ以上の大きさを有するコイルを含み、コイルを含む電気回路がアンテナから見て容量性のインピーダンスを有するようにしたアタッチメントを備え、コイルがアンテナと結合するようにアタッチメントとR/Wモジュールとを配置した、非接触ICカードのリーダライタである。
この発明によれば、R/Wモジュールを変更することなく、ICカードとR/Wモジュールとの間の通信可能距離すなわち通信可能領域を拡張することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1に示すこの発明の一実施例としての電子秤10は、たとえばステンレスなどの金属からなる筐体12を含み、この筐体12の前面は上方に向かうにつれて後方に傾斜され、その前面には操作パネル14が取り付けられる。操作パネル14は、詳しくは図示しないが、ICカード16を電子マネーとしたたとえば代金決済するなどのために操作するための操作キーを含む。
ICカード16はこの実施例では、受動型非接触ICカードである。ただし、この発明によるリーダライタの通信領域拡張装置およびリーダライタは、他の任意の形式または構成のICカードにも利用できるものであることを予め指摘しておく。
ICカード16は、図2に示すように、たとえば合成樹脂からなるカード18からなり、そのカード18に内蔵された平面視形状が矩形のループアンテナ20およびカード18に内蔵されかつループアンテナ20に電気的に接続されたICチップ22を含む。ICチップ22は、後述の図5に示すようにメモリや送受信回路などを含み、ループアンテナ20を介して後述のR/Wモジュール28(図4)との間で各種データのやり取りができるように構成されている。
図1に戻って、筐体12は上述のように金属であり、したがって、筐体12の上記前面を除くすべての側面および上面は金属で封止され、底面は、金属でではなく、合成樹脂で封止されている。筐体12の上面上方には重量を計測するための物品(図示せず)を載置するための載置台ないし上皿24が設けられる。そして、筐体12に内蔵される図示しない電子回路とともに、この上皿24が秤機構を構成する。
秤機構としては、たとえば、上皿24がその上に載置される物品の重量に応じて下方に変位し、電子回路でその変位量を検出することによって当該物品の重量を計算する機構、あるいはストレインゲージなどの電気的手段を用い、上皿24に載せられた物品の重量に応じた大きさの電気信号から物品重量を算出する機構などが考えられる。ただし、秤機構それ自体はこの発明の要点ではないので、任意の秤機構を適用することができる。
筐体12の下面は上述のように樹脂で封止されているが、その下面から前方に、通信領域拡張装置の一実施例であるアタッチメント26の一部が突出している。このアタッチメント26は、この実施例では、図3に示すように、R/Wモジュール28の下方(上方であってもよい)に重ねて使用されるものである。つまり、R/Wモジュール28が筐体12の内部に収納され、それに重ねられたアタッチメント26の先端側の一部が筐体12の底面から前方に出される。上述のように筐体12は、金属であり、電磁波を透過しないが、筐体12の一部(底面)は電磁波を透過し得る樹脂で封止されているので、結局、R/Wモジュール26は、少なくとも一部が電磁波透過性材料で作られる筐体内に配置されていることになる。
R/Wモジュール28は、図4に示すように、基板30、基板30の上に形成された平面視形状が矩形のループアンテナ32、その基板30上に装着されかつループアンテナ32に電気的に接続された送受信回路33、送受信回路33に接続されるCPU34およびCPU34と協働するメモリ35を含む。したがって、R/Wモジュール28は、後述の図5に示すように、ループアンテナ32を介して前述のICカード16のとの間で各種データのやり取りができるように構成されている。
つまり、図5に示すように、ICカード16のアンテナ20とR/Wモジュール28のアンテナ32とを通して、ICカード16のICチップ22に含まれる送受信回路とR/Wモジュール28の送受信回路33とが通信し、ICカード16とR/Wモジュール28との間でデータや情報の授受が行なわれる。
アタッチメント26は、このようなICカード16とR/Wモジュール28とが通信できる範囲または領域もしくは距離を拡大するために用いるものであり、図3に示すように、R/Wモジュール28の下方に、このR/Wモジュール28の下面とそれの上面とが密着するように、配置され、さらにその一部(R/Wモジュール28と重なっていない部分)が図1に示すように、実施例の電子秤10の筐体12の下部から前方にはみ出すように、置かれる。
つまり、この実施例のアタッチメント26はこのように電磁波を通さない筐体内にR/Wモジュール28が封止されている場合などに特に有効である。このような場合に、上記のように筐体底面を通してアタッチメント26の一部を筐体12の外部に露出させ、他方でアタッチメント26の一部を筐体12の内部でR/Wモジュール28に電磁結合させることによって、以下に詳しく説明するように、ICカード16とR/Wモジュール28との間の通信可能範囲を実質的に拡張することができる。
アタッチメント26は図6に示すように、平面視形状が矩形のコイル36をたとえば塩化ビニルのような合成樹脂からなる外装38で被覆したものである。
たとえば、ICカード16の平面矩形のループアンテナ20のサイズ横×縦を一例として50mm×80mmとし、R/Wモジュール28の平面矩形のループアンテナ32のサイズ横×縦を一例として同じく50mm×80mmとした場合、アタッチメント26の平面矩形のコイル36のサイズ横×縦は一例として120mm×80mmとする。
このように、実施例ではアタッチメント26のコイル36のサイズは、ICカード16およびR/Wモジュール28のループアンテナ20および32の1.5〜2倍程度に設定しているが、それらのサイズ比率は弧の比率に限られるものではなく、必要な通信可能領域または距離や空スペースの大きさなどを勘案して設計すればよい。
図1に示す実施例において、R/Wモジュール28のアンテナ32にはICカード16のアンテナ20との通信時には、キャリア周波数(13.56MHz、125kHz等)を中心周波数とする電流が流れ、アンテナ32の近傍に交流磁界が形成される。その交流磁界中に、上記アタッチメント26のコイル36を近づけると、そのコイル36に誘導電流が流れる。
アタッチメントコイル36には、通常は、その交流磁界を打ち消す方向に誘導電流が流れるが、このコイル36を含む電気回路をR/Wモジュール28のアンテナ32すら見て容量性の回路とすることで、交流磁界と同相の誘導電流がコイル36に流れ、この誘導電流がアンテナ32の交流磁界を強めることになる。したがって、ICカード16を図1に示すようにアタッチメント26の近傍にもたらすだけで、R/Wモジュール28のアンテナ32から離れていても、ICカード16のアンテナ20が上記増強された交流磁界と磁界結合でき、それによってICカード16とR/Wモジュール28との間の通信が可能となる。つまり、通信可能距離が拡大され得る。
具体的に、図7のような等価回路を考える。図7の等価回路において、回路Aが電子秤10に内蔵するR/Wモジュール28のコイルアンテナ32の部分のみを示し、回路Bが実施例の読み取り領域の拡張のためのアタッチメント26のコイル36の部分を示す。なお、実際にはコイル(L)の抵抗分(r)やコンデンサの損失(tanδ)による損失抵抗分Rが回路には存在するが、簡単のため、ここでは省いている。
I1、I2は各々の回路A、Bに流れる電流(交流)であり、Lはコイルのインダクタンス(ヘンリー;H:通常はμHオーダ)であり、Cはコンデンサの静電容量(ファラッド;F、通常はpFオーダ)である。Mは2つのコイルL1、L2の相互インダクタンスである。
コイルL1およびコイルL2の磁束が互いに鎖交する場合(2つのコイルの中心軸が共通であるとか、コイル面どうしが軸方向に見通した場合にある程度重なっているとか、の場合)は、たとえば、コイルL1に流れた電流によって交流磁界が発生し、その磁束がコイルL2に交わり(鎖交し)、その交流磁界によって、ファラデーの電磁誘導の法則(V=−dφ/dt)に従って、コイルL2にその磁界変化を妨げるように誘導電圧が発生し、回路に電流I2が流れる。
このとき、回路方程式は、最も単純には数1となる。
[数1]
jωM・I1+(jωL・I2+1/(j/ωC・I2))=0
数1において静電容量値Cが小さい場合には、付加回路は容量性となり、数1は数2に近似できる。
[数2]
jωM・I1+1/(j/ωC・I2)=0
jωM・I1−jX・I2=0 (X=1/ωC)
jωM・I1=jX・I2
となり、電流I1とI2との位相が一致する。
正確には、数3で示す回路方程式となる。
[数3]
jωM・I1+(jωL・I2+1/(j/ωC・I2)+R・I2)=0
数3において、ω=1/√(L/C)のとき、すなわち、共振周波数で付加回路のインピーダンスは最小となり、最大の電流が流れる。
共振点を13.56MHz付近の高めの周波数、たとえば14MHzに設定するとアタッチメント26のコイル36を含む付加回路は上記同様に容量性と見なせて同位相の電流が流れることになり、磁界を強めることができる。このように、アタッチメント26のコイル36を好ましくは、13.56MHz付近であってそれより少し高めの周波数、たとえば上述の14MHzで共振させることによって、電気回路Bのインピーダンスが小さくなり、より大きな電流がコイル36に誘導され、磁界をさらに強めることができる。したがって、R/Wモジュール28のアンテナ32上だけでなく、拡張のために用いたアタッチメント26のコイル36上でもICカード16とR/Wモジュール28との間の通信が可能となるので、結局、両者の間の通信可能距離が長くなる。
実際にアタッチメントを製作する場合はおおむね次のような要領となる。
適当な大きさの数ターンのコイルを巻き、数μHに調整する。
容量を変化できる(半固定の)コンデンサをそのコイルの両端に接続する。静電容量値は通常、数10pF程度である。
実際の数字を使って、以下、簡単に各定数を求めてみる。
今、インダクタンスを5μHとして、14MHzで共振させるためには、容量値は数4に従って、数5で与えられる。
[数4]
fo=1/2π√(L・C)
C=1/(4π・fo・L)
[数5]
C=1/(4×3.14×14×1012×5×10−6
=25.8×10−12=25.8pF
図8は、発明者等が行なった、通信可能領域拡張用アタッチメント26を用いて通信可能距離がどの程度長くなるかの一実験例を示す図解図であり、実験では、この図8に示すように、R/Wモジュール28のアンテナ32およびICカード16のアンテナ20をともに、50mm×80mmとし、アタッチメント26のコイル36を120mm×80mmとし、ICカード16はそれのアンテナがR/Wモジュール28のアンテナ32と平行になるように配置した。実験では、ICカード16をアタッチメント26のコイル36の遠方(図8では左方)から順次近づけて、R/Wモジュールが読取りを開始する距離を測定した。その結果が図9に示される。
図9からよく分かるように、アタッチメント26を用いない場合にはR/Wモジュールアンテナの中心からごくわずか離れただけでも、ICカード16とR/Wモジュール28とは通信不能になってしまったが、アタッチメント26を用いた場合には、R/Wモジュールのアンテナ中心から遠方(図8の左方)へ100mm離れても通信可能であった。この実験結果は、実施例のようなアタッチメント26を用いることによって、ICカードとR/Wモジュールとの間の通信可能距離すなわち通信可能領域を拡張できたことを明確に示している。
図6の実施例では、アタッチメント26のコイル36を平面矩形にしたが、さらに、図10に示すように、アタッチメント26のコイルを平面視で「8の字」の形状のコイル36Aにすることによって、その各々のコイル辺に流れる電流の向きが反対になる。そのため、各コイル辺に形成される磁界の向きが逆になるので、近傍(図8では右方)では磁界は強いが、遠方では磁界が打ち消し合い、距離に対して急激に磁界強度(電波の放射)が減少して、外部への影響を小さくできる。
さらに、上述の実施例では、アタッチメント26は平板のような2次元形状としたが、このアタッチメント26を図11に示す実施例のように、側面から見てたとえば「L」字状のような3次元形状とすることもできる。この実施例においても、先の実施例と同様に、ICカード16は図11に示すように、アタッチメント26の近傍に配置してそれのコイル36からの電磁波を受けることができるようにすればよい。
図1はこの発明を電子秤へ適用した一実施例を示す図解図である。 図2は図1の実施例に用いるICカードの内部構成一例を示す図解図である。 図3は図1に示す実施例の電子秤のリーダライタの部分だけを示す図解図である。 図4は図3の実施例に用いるR/Wモジュールの内部構成一例を示す図解図である。 図5は図1の実施例においてICカードとR/Wモジュールとが相互に通信できることを示すブロック図である。 図6は図1および図3に示すアタッチメントを平面視で示す図解図である。 図7はR/Wモジュールのアンテナとアタッチメントのコイルとを図3のように結合させたときの等価回路を示す回路図である。 図8は図1に示す実施例においてR/WモジュールとICカードとの通信可能領域(距離)を測定する発明者等が行った実験の一手法を示す回路図である。 図9は図1に示す実施例においてR/WモジュールとICカードとの通信可能領域(距離)がアタッチメントによって拡大したことを示すグラフである。 図10はアタッチメントの他の実施例を示す平面図解図である。 図11はアタッチメントのさらに他の実施例を、R/WモジュールやICカードとの関係で示す図解図である。
符号の説明
10 …電子秤
16 …非接触ICカード(ICカード)
20,32 …ループアンテナ
22 …ICチップ
26 …アタッチメント
28 …R/Wモジュール
36,36A …コイル

Claims (4)

  1. R/Wモジュールを用いて非接触ICカードの情報を読み取りまたはそれへ情報を書き込むリーダライタの通信領域を拡張するための装置であって、
    平面視において前記R/Wモジュールのアンテナと同等またはそれ以上の大きさを有するコイルを備え、
    前記コイルを含む電気回路が前記アンテナから見て容量性のインピーダンスを有する、非接触ICカードのリーダライタの通信領域拡張装置。
  2. 前記電気回路は前記R/Wモジュールの中心周波数付近であってそれより高い周波数で共振する、請求項1記載の通信領域拡張装置。
  3. 前記コイルは、平面視「8」の字形状である、請求項1または2記載の通信領域拡張装置。
  4. 非接触ICカードの情報を読み取りまたはそれへ情報を書き込むリーダライタであって、
    アンテナを有するR/Wモジュール、および
    平面視において前記R/Wモジュールのアンテナと同等またはそれ以上の大きさを有するコイルを含み、前記コイルを含む電気回路が前記アンテナから見て容量性のインピーダンスを有するようにしたアタッチメントを備え、
    前記コイルが前記アンテナと結合するように前記アタッチメントと前記R/Wモジュールとを配置した、非接触ICカードのリーダライタ。
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