JP2001319192A - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

Info

Publication number
JP2001319192A
JP2001319192A JP2000139992A JP2000139992A JP2001319192A JP 2001319192 A JP2001319192 A JP 2001319192A JP 2000139992 A JP2000139992 A JP 2000139992A JP 2000139992 A JP2000139992 A JP 2000139992A JP 2001319192 A JP2001319192 A JP 2001319192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
antenna
card reader
data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000139992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunie Kuroki
久仁栄 黒木
Isao Egami
功 江上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000139992A priority Critical patent/JP2001319192A/ja
Publication of JP2001319192A publication Critical patent/JP2001319192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、無線免許を必要としない微弱電波
で、非接触ICカードにデータの送受信と電力を供給
し、非接触ICカードとカードリーダ間の通信を可能に
する非接触ICカードのカードリーダを提供する事を目
的とする。 【解決手段】 本発明のカードリーダ10は、少なくと
もカード20へのデータ通信と電力供給を行うためのア
ンテナ部1を備えたカードリーダ10であって、アンテ
ナ部1に磁性部材を備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも非接触
にてICカードからデータの読み出しを行うことが可能
なカードリーダに関し、特に非接触ICカード通信シス
テムに用いられ、無線免許を必要としない微弱電波で通
信を行うことができるカードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁誘導を利用して、カードリー
ダと非接触ICカード間でデータの通信を行うと共に、
カードリーダから非接触ICカードに電力の供給を行
う、非接触ICカード通信システムが知られている。
【0003】そして、カードリーダと非接触ICカード
間の通信や、電力供給において使用される搬送周波数は
規格により決められており、カードリーダのアンテナか
ら放射される電界も電波法の規制値に適合する必要があ
る。
【0004】そして、電波法の規制値に適合させるた
め、具体的には、アンテナからの放射電界が距離3mに
おいて500μV/m以下を満足することが必要であ
る。この規制値を外れる場合には、無線免許が必要とさ
れている。
【0005】ところで、放射電界のみに関して言えば、
距離3mにおいて500μV/m以下を満足すること自
体は困難なことではない、即ち、単純に電界強度を弱め
れば満足する事ができる。しかしながら、アンテナから
電界強度を弱める事は、同時に放出される磁界強度も弱
める事に他ならない。磁界強度が弱められると、非接触
ICカードにその電磁誘導による電力供給を行うことが
困難となってしまうと言う問題がある。
【0006】このような、電波法規制値への適合を目的
として、遠方での電界強度を弱める発明が特開平11−
88036号公報に開示されている。この発明によれ
ば、ICカードへの電力供給を行うための電磁界を発生
するスパイラル状またはコイル状のアンテナに、該アン
テナの鏡像を形成する導体部材を形成することによっ
て、電波法の規制値を満足し、近接されるICカードを
安定して動作可能な電力を供給するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
ードリーダにおいては、無線免許を必要としない微弱電
波での通信を可能にするために、カードリーダのアンテ
ナから出力される電界強度を電波法による規制値(距離
3mにおいて500μV/m以下)を満足させ、かつ、
非接触ICカードにデータの送受信と電力を供給するこ
とが困難であると言う課題を有していた。即ち、送受信
と電力供給を可能にし、遠方での電界強度を電波法で規
制されている値以下にする事が困難であると言う課題を
有していた。
【0008】また、ICカードへの電力供給を行うため
の電磁界を発生するスパイラル状またはコイル状のアン
テナに、該アンテナの鏡像を形成する導体部材を形成す
る場合には、そのメカニズムは定かでないが、アンテナ
と導電部材によって形成された鏡像とよる磁界及び電界
が合成されて、遠方での電磁界強度が抑制されているの
で、アンテナと導電部材の位置関係の設定を精度良く行
う必要があり、アンテナ近傍に設定される電子部品等の
影響の考慮する必要があるので設計上での制約が多いと
言う問題もある。そして、アンテナと導電部材はその鏡
像形成のため、両者間距離を必須となるので、アンテ
ナ、導電部材を組み込むには空間を要す。よって、アン
テナ、導電部材の部品はそれぞれ空間を配して設置され
るので、振動対策が必須となる。振動による両部品の距
離変動は、鏡像への影響を与え、電磁界強度への変動を
来す。緩衝材を両部品間に挿入する場合にも、電磁界の
影響を考慮する必要があると言う問題もある。
【0009】本発明は、無線免許を必要としない微弱電
波で、非接触ICカードにデータの送受信と電力を供給
し、非接触ICカードとカードリーダ間の通信を可能に
する非接触ICカードのカードリーダを提供する事を目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカードリーダは、少なくともカードへのデ
ータ通信と電力供給を行うためのアンテナ部を備えたカ
ードリーダであって、アンテナ部に磁性部材を備えた構
成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
少なくともカードへのデータ通信と電力供給を行うため
のアンテナ部を備えたカードリーダであって、アンテナ
部に磁性部材を備えた事を特徴とするカードリーダであ
り、遠方での電界強度を抑制し、カードに電力供給を行
うことが可能であり、良好なデータの通信を行うことが
できる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、アンテナ部から出力される搬送波周波数に対して、
アンテナ部のアンテナの共振周波数を異ならせたことを
特徴とするカードリーダであり、搬送波周波数から共振
周波数をずらすと言う簡単な構成によって、極めて容易
に、遠方での電界強度を抑制することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1,2にお
いて、アンテナ部のアンテナがループアンテナである事
を特徴とするカードリーダであり、アンテナを薄く、軽
量にする事が出来ると共に、巻数、形状によりインダク
タンスが容易に決定でき、接続する共振回路のコンデン
サを調整するだけで、容易に共振周波数を変更すること
ができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3にお
いて、磁性部材がフェライトである事を特徴とするカー
ドリーダであり、良好な磁性を有すると共に、アンテナ
部への装着加工も容易である。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜4にお
いて、アンテナ部から出力される電界強度が、アンテナ
部からの距離3mにおいて、500μV/m以下である
事を特徴とするカードリーダであり、電波法の規制値を
満足させることができる。
【0016】請求項6記載の発明は、少なくともカード
へのデータ通信と電力供給を行うためのアンテナ部を備
えたカードリーダであって、アンテナ部のカードとの通
信方向とは異なる面に磁性部材を備えた事を特徴とする
カードリーダであり、カードとの通信方向において、遠
方での電界強度を抑制し、カードに電力供給を行うこと
が可能であり、良好なデータの通信を行うことができ
る。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1〜6にお
いて、カードを挿入するカードスロット部を設けた事を
特徴とするカードリーダであり、カードの使用者はカー
ドスロット部にカードを挿入或いは据え置く事が可能で
あり、容易にカードとの通信を行うことができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項7におい
て、アンテナ部と、アンテナ部を制御する制御基板部が
対向すると共に、アンテナ部と制御基板部との間に、カ
ードスロット部を設けた事を特徴とするカードリーダで
あり、カードリーダをコンパクトにすることが可能であ
り、アンテナ部に対して、制御基板部の干渉を回避する
ことができる。
【0019】以下、本発明における実施の形態について
説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるカードリーダを示す外観透視斜視図であ
る。
【0021】図1において、10はカードリーダ、1は
アンテナ部、2は制御回路基板部、3は電源基板部であ
り、4はカード近接部である。また、20はカードを示
している。
【0022】図1に示すように、カードリーダ10は、
その筐体内に、カード20とのデータの送受信(少なく
ともデータの読み出しが可能)と電力供給を行うアンテ
ナ部1、アンテナ部1を介してカード20へのデータ送
受信の制御やアンテナ部1の制御、ホストコンピュータ
等の外部接続機器とのデータ送受信等の制御を行う制御
回路基板部2、カードリーダ10の各部品に対して電力
を供給する電源基板部3を備えている。なお、図示はし
ていないが、アンテナ部1や制御回路基板部2、電源基
板部3は電気的に接続されている。
【0023】そして、カード近接部4にカード20を近
づけることによって、データの送受信と電力供給が行わ
れる。
【0024】このようなカードリーダ10の筐体を構成
する材料としては、磁気的なシールド効果を持たない材
料、または、帯電しない材料で構成される事が好まし
い。即ち、後述する様にカード20との信号のやり取り
を電磁誘導によって行う際に、本体ケースを磁気シール
ド効果を持つ材料、帯電する材料で構成すると、うまく
信号のやり取りを行えないことがあるからである。しか
しながら、発生させる磁界の強さが強い場合には、加工
性やコスト或いは強度を考慮して構成材料を選択し、そ
の構成材料にはある程度の磁気シールド効果、及びある
程度の帯電を有するものでも良い。本体ケースの構成材
料としては、例えば、プラスチック、合成樹脂等が加工
性やコストの面で特に好適に用いられ、アクリル,塩化
ビニル,エポキシ樹脂等の樹脂が具体的材料として用い
られる。
【0025】次に本発明のカードリーダのアンテナ部に
ついて説明する。
【0026】図2は本発明の実施の形態1におけるカー
ドリーダのアンテナ部の構成を示す斜視図である。
【0027】図2において、1aはループアンテナ、1
bは磁性部材である。
【0028】アンテナ部1は、カード20と通信するた
めに必要なデータと電力を供給するための電波を出力す
る。そして、アンテナ部1は、ループアンテナ1aの裏
面前面に磁性部材1bを装着しているため、ループアン
テナ1aの背面側に出力される電波は磁性部材1bによ
り吸収され、カード外部へ出力される電波はループアン
テナ1aの前面方向のみとなり、その方向にカード20
を近づけることにより、近接での通信が可能となる。こ
れは、図1においては、アンテナ部1からカード近接部
4を通過する方向である。
【0029】ここで、図3は、カードリーダのループア
ンテナから出力される電界強度と共振周波数との関係を
示すグラフである。
【0030】図3において、縦軸は電界強度(dBμV
/m)、横軸はループアンテナ1aの共振周波数(MH
z)を示す。搬送波周波数は、規格に準拠すれば、1
3.56MHzで与えられる。
【0031】図3に示すように、ループアンテナ1aの
共振周波数が搬送周波数と一致した場合に、ループアン
テナ1aから出力される電界強度は最大となる。この場
合には、最も効率良く非接触ICカードにデータと電力
を供給する事が可能であるが、電波法の規制値(距離3
mにおいて500μV/m(=54dBμV/m)以
下)を超えてしまう。そこで、ループアンテナ1aの共
振周波数をループアンテナ1aから出力される電波の搬
送波周波数からずらすことにより、電波法の規制値を満
足するような電界強度にすることが可能である。即ち、
電波法の規制値である距離3mにおいて500μV/m
(=54dBμV/m)以下の電界強度を満足するよう
に、搬送周波数規格値13.56MHzから共振周波数
をずらすことにより実現される。
【0032】ここで、ループアンテナ1aの共振周波数
は次式によって与えられる。
【0033】
【数1】
【0034】(数1)において、frは共振周波数、L
はインダクタンス、Cはキャパシタンスである。Lはル
ープアンテナ1aのコイル巻数、形状によって決定さ
れ、Cはループアンテナ1aを構成する共振回路の調整
用コンデンサにより与えられる。よってコイル巻数、形
状が決定されれば、Lは一定となるので、共振周波数f
rは、Cにより可変となる。
【0035】そこで、ループアンテナ1aの共振周波数
をループアンテナ1aから出力される電波の搬送波周波
数からずらすためには、即ち、両者を異ならせるために
は、ループアンテナ1aを構成する回路の調整用コンデ
ンサを調整し、容量を変更することにより実現される。
【0036】このようなアンテナ部1を構成するアンテ
ナとしては、ループアンテナ以外にはバーアンテナ等を
用いることができる。特にループアンテナは、出力の調
整が容易であり、コイル巻数、形状等の変更によって、
種々の仕様に対応できる上、製造においても、特性の再
現性が高く、低コストであり好ましい。
【0037】一方、共振周波数を搬送波周波数からずら
すことにより、電波法の規制値を満足することは可能に
なるが、このことは電界強度のみならず、磁界強度の低
下をもたらす。磁界強度の低下は、カード20に対する
電力供給を効率よく行えないと言う問題を発生するが、
上述したように、ループアンテナ1aの裏面には磁性部
材1bを装着しているので、カード20に対して効率良
く電力供給を行うことができるものである。
【0038】また、アンテナの裏面に装着する磁性部材
を構成する磁性材料としては、Mn−Zn、Ni−Z
n、Mg−Znフェライトに代表される各種フェライト
等の従来公知の磁性材料を用いることができる。特にフ
ェライトは磁性材料として安定した特性を有しており、
低価格であり好ましい。
【0039】ここで、図4は本発明の実施の形態1にお
けるカードリーダに用いられるカードを示す透視平面図
である。カード20はいわゆる非接触型のICカードで
あり、カード20の構成としては図4に示す様に、塩化
ビニル、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料から
構成された基材21の中に、ループ状のコイルとして構
成されたアンテナ部22とこのアンテナ部22に接続さ
れた集積回路23が埋め込まれた構成となっている。カ
ードリーダから発生した外部磁界がアンテナ部22であ
るループコイルに入り込むと、その外部磁界によってア
ンテナ部22であるループコイルに誘導電流が流れ、そ
の誘導電流によって、集積回路23のメモリ内のデータ
の変換や書き換え又は消去などを行うと共に、その誘導
電流は集積回路23の電源ともなり得る。そして、カー
ドリーダとのデータの送受信は、アンテナ部22を介し
て行われる。
【0040】図5は、本発明の実施の形態1におけるカ
ードリーダとカードとの通信状態を示すブロック図であ
る。5はCPU、6はRFモジュール、7はクロック発
生器、8は変調部、9は復調部、11はフィルタ回路、
12は調整用コンデンサである。
【0041】図5に示すように、カードリーダ10のア
ンテナ部1は、通信に必要なデータと電力を供給するた
めの電波を出力し、カード20との通信が行われる。
【0042】ここで、ループアンテナ1a、調整用コン
デンサ12は、アンテナ部1に搭載され、RFモジュー
ル6、フィルタ回路11、CPU5は、制御基板部に搭
載されており、ここでは図示しない電源基板部3より電
力が供給されている。
【0043】次に、図5における各部の働きを説明す
る。
【0044】CPU5はカードリーダの制御を行うもの
である。
【0045】RFモジュール6は通信に必要なクロック
発生器7や変調部8、復調部9等で構成されたブロック
である。クロック発生器7は、通信時に使用される搬送
波の周波数である13.56MHzを生成するものであ
る。変調部8は、送信するデータの変調を行う。復調部
9は、受信した信号を復調し、データをとりだす。
【0046】フィルタ回路11は、送受信を効率よく行
うために構成されている。
【0047】ループアンテナ1aは、カード20との通
信を行うために必要な電波を送受信する部分である。調
整用コンデンサ12は、ループアンテナ1aの共振周波
数の調整を行うためのものである。
【0048】カード20は、アンテナ部22と集積回路
23から構成されるものである。アンテナ部22は、カ
ードリーダからの電波から電力供給とデータを効率よく
受信するように構成されている。集積回路23は、カー
ドリーダから送信されるデータに基づいてデータの読み
書き等の制御を行う。
【0049】次に、動作について説明する。
【0050】カード20が通信可能範囲にない場合にお
いても、カードリーダ側からはループアンテナ1aを通
じて、呼びかけの電波を送信している。カード20が通
信可能範囲にある場合はカード20からカードリーダに
対して応答を行う。この応答により、カードリーダ側か
らカード20側のデータの読み書きが可能となる。カー
ドに蓄積されているデータを読み込む場合は、CPU5
が命令を出し、命令・データを変調部8、フィルタ回路
11、ループアンテナ1aを通じて変調電波を送信す
る。カード20側は、その電波をアンテナ部22で受け
て電力とデータを受信する。集積回路23において処理
を行い、蓄積データをカードリーダ側へ送信する。カー
ドリーダ側はその送信電波をループアンテナ1aを通じ
て受信し、復調部9でデータを復元し、データを読みと
る。データの書き込みも同様の動作を行う。
【0051】なお、本実施の形態1のカードリーダに
は、後述する実施の形態2のように、表示手段や音声発
生手段を設けてもよく、更に、カードとの通信内容を印
字するプリンター等の印字手段を設けてもよい。また、
これらの表示手段や印字手段を外部接続機器とし、カー
ドリーダに接続してもよい。
【0052】(実施の形態2)図6,図7,図8は、そ
れぞれ本発明の実施の形態2におけるカードリーダを示
す外観透視斜視図、外観斜視図、透視側面図である。
【0053】図6〜図8において、10はカードリー
ダ、1はアンテナ部、2は制御回路基板部、3は電源基
板部であり、また、13はカードスロット部、14はマ
ーキング部、15は表示手段、16は音声発生手段であ
り、17はケーブル逃がし溝、17はケーブルである。
また、20はカードを示している。また実施の形態1と
同様のものには、同一の符号を付してここでは説明を省
略する。
【0054】図6に示すように、カードリーダ10は、
その筐体内に、カード20とのデータの送受信と電力供
給を行うアンテナ部1、アンテナ部1を介してカード2
0へのデータ送受信の制御やアンテナ部1の制御、ホス
トコンピュータ等の外部接続機器とのデータ送受信の制
御、表示手段15への表示命令、音声発生手段16への
音声発生命令等の制御を行う制御回路基板部2、カード
リーダ10の各部品に対して電力を供給する電源基板部
3、カード20との通信状態を表示する表示手段15、
カード20との通信状態を通知する音声発生手段16等
を有している。また、アンテナ部1と制御回路基板部2
とは対向しており、両者に挟まれた位置にカードスロッ
ト部13が設けられている。
【0055】このように、アンテナ部1と制御回路基板
部2を机上の水平面に対し直角にして、直立面にする事
にすることによって、装置の奥行き長さを小さくするこ
とができ、カードリーダ10をコンパクトにすることが
できる。
【0056】なお、図示はしていないが、アンテナ部1
や制御回路基板部2、電源基板部3は電気的に接続され
ている。
【0057】また、アンテナ部1の構成は、実施の形態
1で説明したのと同様に、ループアンテナ1aと磁性部
材1bを備えた構成となっており、遠方での電磁界強度
を抑制し、電波法の規制値を満足することは可能であ
り、カード20に対して効率良く電力供給を行うことが
できるものである。そして、アンテナ部1は、ループア
ンテナ1aの裏面前面に磁性部材1bを装着しているた
め、ループアンテナ1aの背面側に出力される電波は磁
性部材1bにより吸収され、カード外部へ出力される電
波はループアンテナ1aの前面方向のみとなり、その方
向にカード20を近づけることにより、近接での通信が
可能となる。これは、図6〜8において、アンテナ部1
からカードスロット部13を通過し、制御回路基板部2
に向かう方向であり、カードスロット部13内での通信
を可能としている。
【0058】また、カードスロット部13には、カード
20が配置されて、データの送受信と電力供給が行われ
る。このカードスロット部13を設けることによって、
カード20の使用者は、カード20を財布にいれたまま
で、財布ごと挿入し据え置きすることもできる。
【0059】更に、図7に示すように、カードスロット
部13には、マーキング部14が施されている。マーキ
ング部14には、「カードをここに置いて下さい。」、
「カードを通過させて下さい。」、「カード読取部」等
の情報が印刷或いは印字されており、カード20の挿入
位置としてのカードスロット部13の存在や、位置を明
確にするものである。このマーキング部14は、カード
リーダ10の筐体に直接印刷或いは印字してもよく、情
報が印刷或いは印字されたラベル等をカードリーダ10
に貼付してもよい。これらの構成により、使用者は容易
にカード20の挿入や近接を行うことができる。
【0060】また、表示手段15は、カードリーダ10
とカード20との通信状態を視覚的に確認するためのも
のである。表示手段15としては少なくとも1つのLE
Dを用いることができる。例えば、緑色LEDと赤色L
EDを使用することによって、カード20とアンテナ部
1間の通信が継続中は緑色LEDが点滅し、カード20
とアンテナ部1間の通信が無事に完了した際は緑色LE
Dが点灯し、カード20とアンテナ部1間の通信がエラ
ーを起こした際は、緑色LEDが消灯し、赤色LEDが
点灯するというように、使用者がカード20とカードリ
ーダ10のアンテナ部1間の通信完了、及び通信エラー
を視覚的に容易に認識することができる。
【0061】また、音声発生手段16は、前記無線通信
手段とカード間の通信状態を聴覚的に確認するためのも
のである。音声発生手段16としては少なくとも1つの
ブザーを用いることができる。そして、カード20とア
ンテナ部1間の通信が無事に完了した際ブザーは鳴ら
ず、カード20とアンテナ部1間の通信がエラーを起こ
した際は、ブザーが鳴るといったように、使用者がカー
ド20とカードリーダ10のアンテナ部1間の通信完
了、及び通信エラーを聴覚的に容易に認識することがで
きる。
【0062】更に、図7に示すように、カードリーダ1
0には、制御回路基板部2或いは電源基板部3に接続さ
れる通信ケーブルや電源ケーブル等のケーブル18が接
続されている。そして、この接続されたケーブル18を
引き回す際のケーブル逃がし溝17が設けられており、
このケーブル逃がし溝17を備えた事により、ケーブル
18の引き回しが容易となり使い勝手が良くなる。
【0063】また、表示手段15はLEDに限らず、液
晶ディスプレー,有機/無機ELディスプレー,プラズ
マディスプレー,CRTディスプレー等を用いてもよ
い。そして、このようなディスプレーを用いた場合に
は、使用者の名前,ID番号,現在時刻,購入商品名,
現在のポイント数等が表示される。
【0064】そして、カードリーダ10に、所定のデー
タを入力するキーボードを設けてもよい。キーボードか
らは、例えば、使用した商品の管理番号や、使用者の管
理番号、日付、購入金額などデータを入力する。データ
の入力装置としてキーボードに限らず、手書き入力など
のPDAやタッチパネルまたは、音声入力装置等でも良
い。
【0065】このような本発明の実施の形態2における
カードリーダ10の動作について説明する。ここで、図
9は、本発明の実施の形態2におけるカードリーダを示
すブロック図である。
【0066】まず、ICメモり読み書き制御部30は、
アンテナ部1に電流を流して磁界を発生させ、カードス
ロット部13に挿入された、或いは、近接若しくは当接
されたカード20内に設けられたアンテナ部22にてア
ンテナ部1から発生した磁界を受信して、集積回路23
内のメモリに格納されているデータなどの消去,更新等
を行い、時には、集積回路23からの情報をアンテナ部
22を通して、アンテナ部1に送信し、制御回路基板部
2上に設けられたCPU5に所定の情報またはデータを
転送する。この時CPU5は読み取ったデータ等をホス
トコンピュータ40に転送し、ホストコンピュータ40
で、その読み取ったデータを集計する等の動作を行う。
また、カード20の集積回路23にホストコンピュータ
40からのデータを書き込む場合には、CPU5はその
データに対応した信号をICメモり読み書き制御部30
に送信し、アンテナ部1に所定の磁界を発生させて、カ
ード20内の集積回路23にデータを書き込む。
【0067】このようにして、信号の授受が行われる。
カード20へのデータの記録か又はカード20からの信
号の再生の少なくとも一方の動作を終了したことを、I
Cメモり読み書き制御部30が検知する。ICメモり読
み書き制御部30は検知した信号を基に、カード20と
の通信が順調に完了したかエラーを起こしたか認識す
る。ICメモり読み書き制御部30は認識したデータを
CPU5に信号を出し、その信号を受信したCPU5に
送られてきた情報(通信無事完了か通信エラーか)を判
定して、表示制御部31に表示すべきデータを送出し、
表示手段15に表示させる。又、CPU5は音声発生手
段16にデータを送出し、音声発生手段16に音声を発
生させる。
【0068】以上の動作は、一例を示したが、当然の事
ながら他の動作も実行可能であり、各々の動作は、カー
ド20を使用するシステム等によって大きく異なってく
るので、その都度設定する必要がある。
【0069】例えば、カードリーダ10に所定のデータ
を入力するキーボードを設けると共に、前記表示部に加
えて、更に、使用者の名前,ID番号,現在時刻,購入
商品名,現在のポイント数等を表示する液晶ディスプレ
ーを設けた場合では、キーボードから入力されたデータ
がCPU5に送られ、CPU5でそのデータを判別し、
ホストコンピュータ40に送出し、必要であれば、ホス
トコンピュータ40にデータを転送し、また、カード2
0内の集積回路23にデータを送出する必要であれば、
ICメモリ読み書き制御部30にそのデータを送出し、
その信号に伴った磁界をアンテナ部1から出力させ、カ
ード20内の集積回路23にデータを記録する。更に、
CPU5は、CPU5に送られてきた情報(キーボード
からのデータ,ホストコンピュータ40からのデータ
等)を判定して、表示が必要なものは、表示制御部に表
示すべきデータを送出し、液晶ディスプレーに表示させ
る等の種々の変形が可能である。
【0070】
【実施例】このような本発明によるカードリーダの実施
例について以下説明する。ここでは特に、ループアンテ
ナの裏面前面に磁性部材を装着したアンテナ部について
説明する。
【0071】(実施例1)ループアンテナは、その搬送
波周波数が13.56MHzであり、ループアンテナを
構成する共振回路の調整用コンデンサを有している。そ
して、磁性部材には、Mn−Znフェライトコアを使用
した。このように構成した実施例1のアンテナ部では、
共振回路の調整用コンデンサを調整し、搬送波周波数で
ある13.56MHzから共振周波数をずらした。実施
例1において、その共振周波数は18MHzである。ま
た、共振周波数をずらす程度としては、本実施例1のル
ープアンテナでは、共振周波数が13.56±6MHz
であれば、距離3mにおいて500dBμV/m以下を
満足できることが実験により確認された。
【0072】(比較例1)実施例1と同様に、ループア
ンテナは、その搬送波周波数が13.56MHzであ
り、ループアンテナを構成する共振回路の調整用コンデ
ンサを有している。そして、磁性部材には、Mn−Zn
フェライトコアを使用した。このように構成した比較例
1のアンテナ部では、共振回路の調整用コンデンサを調
整し、搬送波周波数である13.56MHzとその共振
周波数を一致させた。
【0073】(比較例2)実施例1と同様に、ループア
ンテナは、その搬送波周波数が13.56MHzであ
り、ループアンテナを構成する共振回路の調整用コンデ
ンサを有している。また、比較例2においては、磁性部
材は使用しなかった。このように構成した比較例2のア
ンテナ部では、共振回路の調整用コンデンサを調整し、
搬送波周波数である13.56MHzから共振周波数を
ずらした。比較例2において、その共振周波数は20M
Hzである。
【0074】(比較例3)実施例1と同様に、ループア
ンテナは、その搬送波周波数が13.56MHzであ
り、ループアンテナを構成する共振回路の調整用コンデ
ンサを有している。また、比較例3においては、磁性部
材は使用しなかった。このように構成した比較例3のア
ンテナ部では、共振回路の調整用コンデンサを調整し、
搬送波周波数である13.56MHzとその共振周波数
を一致させた。
【0075】以上のようにして得られた、実施例1、比
較例1〜3のアンテナ部を実施の形態1で説明したカー
ドリーダに搭載し、非接触ICカードとの通信テストを
実施した。本テストにおいては、各実施例、比較例のア
ンテナ部毎に、電界強度を測定すると共に、カードへの
電力供給の確認をおこなった。各アンテナ部の共振周波
数、磁性部材の有無、電界強度測定値等を合わせてその
テスト結果を(表1)に示す。
【0076】
【表1】
【0077】(表1)の評価項目において、電波法規制
値における評価基準は、○:規制値内、×:規制値外で
あり、電力供給における評価基準は、○:可、×:不可
である。
【0078】結果から明らかなように、本発明の共振周
波数をずらし、磁性部材を装着したアンテナ部を備えた
実施例1のカードリーダは、その電界強度は電波法の規
制値内であり、カードに対しても良好な電力供給を行う
ことができた。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明は、無線免許を必
要としない微弱電波で、非接触ICカードにデータの送
受信と電力を供給し、非接触ICカードとカードリーダ
間の通信を可能にする非接触ICカードのカードリーダ
を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるカードリーダを
示す外観透視斜視図
【図2】本発明の実施の形態1におけるカードリーダの
アンテナ部の構成を示す斜視図
【図3】カードリーダのループアンテナから出力される
電界強度と共振周波数との関係を示すグラフ
【図4】本発明の実施の形態1におけるカードリーダに
用いられるカードを示す透視平面図
【図5】本発明の実施の形態1におけるカードリーダと
カードとの通信状態を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるカードリーダを
示す外観透視斜視図
【図7】本発明の実施の形態2におけるカードリーダを
示す外観斜視図
【図8】本発明の実施の形態2におけるカードリーダを
示す透視側面図
【図9】本発明の実施の形態2におけるカードリーダを
示すブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ部 1a ループアンテナ 1b 磁性部材 2 制御回路基板部 3 電源基板部 4 カード近接部 5 CPU 6 RFモジュール 7 クロック発生器 8 変調部 9 復調部 10 カードリーダ 11 フィルタ回路 12 調整用コンデンサ 13 カードスロット部 14 マーキング部 15 表示手段 16 音声発生手段 17 ケーブル逃がし溝 18 ケーブル 20 カード 21 基材 22 アンテナ部 23 集積回路 30 ICメモリ読み書き制御部 31 表示制御部 40 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 7/06 G06K 19/00 H J Fターム(参考) 2C005 MA40 NA09 PA04 TA11 TA22 TA27 TA40 5B035 BA03 BB09 CA12 CA23 5B058 CA15 CA22 KA06 KA12 KA24 5J046 AA04 AB11 PA01 PA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともカードへのデータ通信と電力供
    給を行うためのアンテナ部を備えたカードリーダであっ
    て、前記アンテナ部に磁性部材を備えた事を特徴とする
    カードリーダ。
  2. 【請求項2】前記アンテナ部から出力される搬送波周波
    数に対して、前記アンテナ部のアンテナの共振周波数を
    異ならせたことを特徴とする請求項1記載のカードリー
    ダ。
  3. 【請求項3】前記アンテナ部のアンテナがループアンテ
    ナである事を特徴とする請求項1,2いずれか1記載の
    カードリーダ。
  4. 【請求項4】前記磁性部材がフェライトである事を特徴
    とする請求項1〜3いずれか1記載のカードリーダ。
  5. 【請求項5】前記アンテナ部から出力される電界強度
    が、前記アンテナ部からの距離3mにおいて、500μ
    V/m以下である事を特徴とする請求項1〜4いずれか
    1記載のカードリーダ。
  6. 【請求項6】少なくともカードへのデータ通信と電力供
    給を行うためのアンテナ部を備えたカードリーダであっ
    て、前記アンテナ部の前記カードとの通信方向とは異な
    る面に磁性部材を備えた事を特徴とするカードリーダ。
  7. 【請求項7】カードを挿入するカードスロット部を設け
    た事を特徴とする請求項1〜6記載のカードリーダ。
  8. 【請求項8】前記アンテナ部と、前記アンテナ部を制御
    する制御基板部が対向すると共に、前記アンテナ部と前
    記制御基板部との間に、前記カードスロット部を設けた
    事を特徴とする請求項7記載のカードリーダ。
JP2000139992A 2000-05-12 2000-05-12 カードリーダ Pending JP2001319192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139992A JP2001319192A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 カードリーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139992A JP2001319192A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 カードリーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001319192A true JP2001319192A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18647352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000139992A Pending JP2001319192A (ja) 2000-05-12 2000-05-12 カードリーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001319192A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165880A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Brother Ind Ltd 無線タグリーダライタ
US7227504B2 (en) 2003-09-01 2007-06-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gate antenna device
US7261240B2 (en) 2004-01-30 2007-08-28 Sony Corporation Portable type information processing terminal device
US7339120B2 (en) 2003-06-26 2008-03-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electromagnetic wave shield
KR101024411B1 (ko) 2004-12-27 2011-03-23 엘지엔시스(주) 무빙안테나를 구비하는 알에프 카드리더기
JP2016095674A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 沖電気工業株式会社 自動取引装置
WO2018003792A1 (ja) * 2016-06-27 2018-01-04 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7339120B2 (en) 2003-06-26 2008-03-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electromagnetic wave shield
US7227504B2 (en) 2003-09-01 2007-06-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gate antenna device
JP2005165880A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Brother Ind Ltd 無線タグリーダライタ
JP4547901B2 (ja) * 2003-12-04 2010-09-22 ブラザー工業株式会社 無線タグリーダライタ
US7261240B2 (en) 2004-01-30 2007-08-28 Sony Corporation Portable type information processing terminal device
KR101024411B1 (ko) 2004-12-27 2011-03-23 엘지엔시스(주) 무빙안테나를 구비하는 알에프 카드리더기
JP2016095674A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 沖電気工業株式会社 自動取引装置
WO2018003792A1 (ja) * 2016-06-27 2018-01-04 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7458518B2 (en) Loop antenna and electronic equipment including loop antenna
JP3982476B2 (ja) 通信システム
CN100419787C (zh) 天线装置和使用这种天线装置的通信装置
EP3007364B1 (en) Nfc communicators
TWI272744B (en) Data communication apparatus
JP4232474B2 (ja) 通信機能付き電子機器
US9024725B2 (en) Communication terminal and information processing system
US20130248601A1 (en) Mobile computer with integrated near field communication antenna
EP1488375B1 (en) Portable device comprising a communication station configuration and a data carrier configuration
KR20070039143A (ko) 원추대의 유효 범위를 갖는 비접촉식 결재 카드 리더기
TW200849101A (en) Contactless stand-alone assembly
US11922397B2 (en) Transaction object reader with interposer
WO2007101992A1 (en) A near field rf communicator and an antenna for near field rf communicators
CN104036209B (zh) 通信设备和馈送设备
JP2010128569A (ja) 携帯端末装置及び携帯端末システム
JP2001319192A (ja) カードリーダ
JP2006048580A (ja) 情報端末装置
JP4854914B2 (ja) Icカード及びその情報表示方法
JP2009152862A (ja) 可変インダクタンスコイル、並びにそれを備えたブースターアンテナおよび読取書込装置
JP6483532B2 (ja) アンテナ装置、及び電子機器
CN104022768A (zh) 一种无源磁感按键装置
JPH10105660A (ja) 無線通信媒体及び無線通信媒体収納ケース、並びに無線通信システム
JP4859573B2 (ja) 非接触icカードのリーダライタの通信領域拡張装置およびそれを用いたリーダライタ
JP5955901B2 (ja) 無線通信のためのタッチ操作を容易にする方法、電子機器およびコンピュータ・プログラム
JPH11345295A (ja) リーダライタ