JP2008027861A - 雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造 - Google Patents

雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008027861A
JP2008027861A JP2006202357A JP2006202357A JP2008027861A JP 2008027861 A JP2008027861 A JP 2008027861A JP 2006202357 A JP2006202357 A JP 2006202357A JP 2006202357 A JP2006202357 A JP 2006202357A JP 2008027861 A JP2008027861 A JP 2008027861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cap
insertion hole
female connector
connector
terminal portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006202357A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Aso
譲 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IO Data Device Inc
Original Assignee
IO Data Device Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IO Data Device Inc filed Critical IO Data Device Inc
Priority to JP2006202357A priority Critical patent/JP2008027861A/ja
Publication of JP2008027861A publication Critical patent/JP2008027861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】雄型コネクタと雌型コネクタとの接続作業性が良く、さらに意匠性にも優れた、防塵機能を有するコネクタ構造を提供すること。
【解決手段】プラグシェル11が挿入孔21に挿入していくと、構造体22が弾性体14の弾性力に抗して、プラグシェル11の奥側へインナーキャップ13を押し込んで電気的に接続する。このとき、インナーキャップ13は、構造体22によってプラグシェル11から奥側に退避した状態で、弾性体14からプラグシェル11側に押し返す付勢力が与えられている。そのため、ユーザがUSBフラッシュメモリ1を雌型コネクタ2から抜き出した際には、インナーキャップ13は弾性体14によって押し返され、ホームポジションに戻って、プラグシェル11の凹部11aの入口を塞ぐ。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気的に接続する雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造に関する。
従来、凹部を有する雄型コネクタ(プラグ)と、その雄型コネクタを挿入する挿入孔を形成した雌型コネクタとからなるコネクタ構造としては、凹部や挿入孔の開口を外部側から別部品のキャップで覆うことによって、防塵対策を講じたものが知られている(雄型コネクタ(特許文献1参照),雌型コネクタ(特許文献2参照))。
特許文献1には、雄型コネクタの一例として、図6(a)に示すようなUSB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリ8の構造が記載されている。このUSBフラッシュメモリ8は、ケース体80から突出したプラグシェル81をキャップ82で覆うようになっている。また、特許文献2には、図6(b)に示すような雌型コネクタ9の構造の一例が記載されている。この雌型コネクタ9は、ケース体91に形成した挿入孔92に、構造体93を囲む形状を有する有底筒状体としてのキャップ94で覆うようになっている。
特開2003−282178号公報 特開2005−45530号公報
従来のコネクタ構造では、不使用時にはキャップによって防塵を図っているが、使用時にはキャップを取り外さなければならなかった。そのため、従来のコネクタ構造では、キャップの取り外し作業をユーザに強いてしまって、接続時の作業性が悪く、また、不使用時のキャップの取り付け忘れから防塵機能を果たさなかったり、キャップの紛失を招いたりするという問題があった。
そこで、本発明は、雄型コネクタと雌型コネクタとの接続作業性が良く、さらに意匠性にも優れた、防塵機能を有するコネクタ構造を提供することを目的とする。
本発明の雄型コネクタは、内部に突出させて設けられた構造体を有する雌型コネクタの挿入孔に対して挿抜自在な挿入部と、前記挿入部の前記挿入孔への挿抜に対応して、前記構造体が挿抜される、前記挿入部に形成された構造体収容部と、前記挿入部が前記挿入孔へ挿入されることで前記雌型コネクタの雌側端子部と電気的に接続される端子部とを有する雄型コネクタであって、前記構造体収容部内にて進退自在に保持されて当該構造体収容部の入口を塞ぐインナーキャップと、前記挿入部の挿入に対応して前記構造体が前記構造体収容部に挿入される際には、前記構造体の挿入方向への前記インナーキャップの後退移動を許容し、前記挿入部の抜出に対応して前記構造体が前記構造体収容部から抜出される際には、前記インナーキャップを前記構造体の抜出方向に前進移動させるインナーキャップ移動手段とをさらに有することを特徴とする。
本発明の雌型コネクタは、雄型コネクタの挿入部を挿抜自在な挿入孔と、前記挿入部が前記挿入孔へ挿入されることで前記雄型コネクタの雄側の端子部と電気的に接続される端子部とを有する雌型コネクタであって、前記挿入孔内にて進退自在に保持されて当該挿入孔の入口を塞ぐインナーキャップと、前記挿入部が前記挿入孔に挿入される際には、前記挿入部の挿入方向への前記インナーキャップの後退移動を許容し、前記挿入部が前記挿入孔から抜出される際には、前記インナーキャップを前記挿入部の抜出方向に前進移動させるインナーキャップ移動手段とをさらに有することを特徴とする。
なお、雄型コネクタ又は雌型コネクタは、インナーキャップをガイドするレールと、インナーキャップに設けた、レールに摺動する摺動部と、を有するようにしてもよい。雄型コネクタ又は雌型コネクタは、自身の端子部を摺動して端子部をクリーニングする清掃部をインナーキャップの端子部対向面に形成するようにしてもよい。また、雌型コネクタは、さらに、前記挿入孔の内壁全面から隙間を空けて、前記挿入孔内に突出させて設けた構造体を有し、前記インナーキャップは、前記構造体を囲んで、前記挿入孔の隙間を塞ぐ貫通孔を形成した筒状体とするようにしてもよい。
また、本発明のコネクタ構造は、前記雄型コネクタと前記雌型コネクタとからなることを特徴とする。
したがって、本発明によれば、雄型コネクタと雌型コネクタとの接続作業性が良く、さらに意匠性にも優れた、防塵機能を有するコネクタ構造を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、本発明の実施形態の雄型コネクタとしてのUSBフラッシュメモリの構造を説明し、続いて、そのUSBフラッシュメモリを接続するUSBプラグとしての雌型コネクタの構造について説明することで、本発明のコネクタ構造を説明する。
[雄型コネクタ(USBフラッシュメモリ)]
図1は、本発明の実施形態の雄型コネクタとしてのUSBフラッシュメモリの構造を示す斜視図である。図1(a)には後記雌型コネクタとの非接続時の状態が示され、図1(b)には後記雌型コネクタとの接続時の状態が示されている。
このUSBフラッシュメモリ1は、図示しないフラッシュメモリをケース体10内に内蔵し、USB規格に従って各種情報を記憶するようになっている。ケース体10の端部には、プラグシェル11が取り付けられている。このプラグシェル11は、後記雌型コネクタの挿入孔(USBポート)に挿入する部分である。このプラグシェル(挿入部)11には、凹部(構造体収容部)11aが成形されている。この凹部11aの内部には、構造体12が突出させて設けられている。
また、プラグシェル11の奥側には、弾性体(インナーキャップ移動手段)14が設けられている。この弾性体14は、ケース体10の内壁に対して一端を固定し(図示省略)、他端をインナーキャップ13に固定している。
このインナーキャップ13は、凹部11a内にて進退自在に、弾性体14に保持されて凹部11aの入口を塞ぐものである。ここでは、インナーキャップ13は、凹部11aの形状に合わせて、断面矩形状の板状体になっている。また、ここでは、インナーキャップ13と弾性体14とは、樹脂材料によって一体成形されていることとするが、これに限らず、例えば、樹脂材料からなるインナーキャップ13に、金属製のバネからなる弾性体14を取り付けるようにした構造であってもよい。
そして、この弾性体14は、図1(a)に示すように、プラグシェル11の端面と面一な位置をインナーキャップ13のホームポジションとして、インナーキャップ13を支持している。そのため、インナーキャップ13が凹部11aの開口を塞ぐようになっている。そして、後記のように、後記雌型コネクタとの接続時に、インナーキャップ13がプラグシェル11の奥側に押し込まれたときには、図1(b)に示すように、弾性体14は、インナーキャップ13をその奥側の位置に保持しつつ、インナーキャップ13を押し出す方向に付勢力を与えるようになっている。
そのため、弾性体14は、雌型コネクタへのプラグシェル11の挿入に対応して、後記する雌型コネクタ3の構造体22(図3参照)が凹部11aに挿入される際には、構造体22の挿入方向へのインナーキャップ13の後退移動を許容する機能を有している。また、弾性体14は、プラグシェル11の抜出に対応して構造体22が凹部11aから抜出される際には、インナーキャップ13を構造体22の抜出方向に前進移動させる機能を有している。
なお、この構造体12の表面には、後記雌型コネクタの後記端子部と電気的に接続する端子部15(図1(b)参照)が形成されている。この端子部15は、ケース体10に収容されている、図示しないフラッシュメモリに配線されている。
図2は、本発明の実施形態の雄型コネクタの雌型コネクタへの挿入状態を示す斜視図である。図2(a)にUSBフラッシュメモリ1の挿入前、図2(b)にその挿入後の状態が示されている。ここで、雌型コネクタ2には、各種電子機器のケース体20の表面に開口した、USBフラッシュメモリ1のプラグシェル11を挿入する挿入孔21が形成されている。そして、この挿入孔21内には、図示しない端子部を配線した構造体22が設けられている。この構造体22の図示しない端子部は、USBフラッシュメモリ1の構造体12の端子部15と対向する面に対称に形成されている。なお、ケース体20の各種電子機器としては、例えば、パーソナルコンピュータ、ハブ、プリンタ、デジタルカメラを挙げることができる。なお、USBケーブルは、通常、電子機器とは呼ばないが、ここでは、そのようなケーブルを電子機器に含むこととする(以下、雌型コネクタにおいても同じ)。この実施形態では、USBフラッシュメモリ1として説明しているが、このUSBフラッシュメモリ1の雄型コネクタは、前記各種電子機器であってもよい。
以上の構成において、ユーザがUSBフラッシュメモリ1を雌型コネクタ2に接続する際には、図2(a)において、矢印のように、プラグシェル11を挿入孔21に挿入させていくと、構造体22が弾性体14の弾性力に抗して、プラグシェル11の奥側へインナーキャップ13を押し込んでいく。すると、USBフラッシュメモリ1の構造体12の表面の端子部15が、凹部11a内で露出し(図1(b)参照)、雌型コネクタ2の図示しない端子部に電気的に接続する。
このとき、図2(b)に示すように、インナーキャップ13は、構造体22によってプラグシェル11から奥側に退避した状態で、弾性体14からプラグシェル11側に押し返す付勢力が与えられている。そのため、ユーザがUSBフラッシュメモリ1を雌型コネクタ2から抜き出した際には、インナーキャップ13は弾性体14によって押し返され、ホームポジションに戻って、プラグシェル11の凹部11aの入口を塞ぐことになる。
したがって、実施形態のUSBフラッシュメモリ1では、雌型コネクタ2への抜き差しのみで、不使用時には、端子部15を保護するように、凹部11a内の防塵効果が期待でき、使用時には、端子部15を露出することができるため、不使用時における防塵対策忘れやインナーキャップの紛失を招くこともない。したがって、ユーザにとって接続作業性が良く、また、別部品のキャップを外部から付けたときの出っ張り感もなく、プラグシェル11の開口も塞がるため、意匠性にも優れたものになる。
また、インナーキャップ13の色をプラグシェル11の端面等と異なる色に形成するようにすることで、意匠性に優れたものにすることもできる。
以上のように、凹部11aの防塵構造を有する雄型コネクタとしてのUSBフラッシュメモリ1について説明したが、雌型コネクタ2(図2参照)も同じ構造を採ることができる。そこで、防塵機能を有する雌型コネクタ3(図3参照)について説明する。
[雌型コネクタ(USBポート)]
図3は、本発明の実施形態の雌型コネクタの構造を示す斜視図である。図3(a)にUSBフラッシュメモリ1の挿入前、図3(b)にその挿入後の状態が示されている。なお、雌型コネクタ3と同じ構成には同一符号を付す。
雌型コネクタ3には、ケース体20の表面に開口した挿入孔21が形成されている。そして、この挿入孔21内には、端子部38を配線した構造体22が設けられている。この構造体22の端子部38は、USBフラッシュメモリ1の構造体12の端子部15と対向する面に対称に形成されている。
また、挿入孔21の奥側には、弾性体34が設けられている。この弾性体34は、ケース体20の内壁に対して一端を固定し(図示省略)、他端をインナーキャップ33に固定している。
このインナーキャップ33は、挿入孔21内にて進退自在に、弾性体34に保持されて挿入孔21の入口を塞ぐものである。ここでは、インナーキャップ33は、挿入孔21の形状に合わせて、断面矩形状の板状体になっている。なお、ここでは、インナーキャップ33と弾性体34とは、樹脂材料によって一体成形されていることとするが、これに限らず、例えば、樹脂材料からなるインナーキャップ33に、金属製のバネからなる弾性体34を取り付けるようにした構造であってもよい。
そして、この弾性体34は、図3(a)に示すように、ケース体20の端面と面一な位置をインナーキャップ33のホームポジションとして、インナーキャップ33を支持している。そのため、インナーキャップ33が挿入孔21の開口(構造体22の図示しない端子部形成面側の開口)を塞ぐようになっている。そして、後記のように、後記雄型コネクタとの接続時に、インナーキャップ33が挿入孔21の奥側に押し込まれたときには、図3(b)に示すように、弾性体34は、インナーキャップ33をその奥側の位置に保持しつつ、インナーキャップ33を押し出す方向に付勢力を与えるようになっている。
そのため、この弾性体34は、プラグシェル11が挿入孔21に挿入される際には、プラグシェル11の挿入方向へのインナーキャップ33の後退移動を許容する機能を有している。また、この弾性体34は、プラグシェル11が挿入孔21から抜出される際には、インナーキャップ33をプラグシェル11の抜出方向に前進移動させる機能を有している。
以上の構成において、ユーザがUSBフラッシュメモリ1を雌型コネクタ3に接続する際には、図3(a)において、矢印のように、プラグシェル11を挿入孔21に挿入させていくと、構造体12が弾性体34の弾性力に抗して、挿入孔21の奥側へインナーキャップ33を押し込んでいく。すると、雌型コネクタ3の構造体22の表面の図示しない端子部が、挿入孔21内で露出し、USBフラッシュメモリ1の端子部15(図1(b)参照)に電気的に接続する。
このとき、図3(b)に示すように、インナーキャップ33は、構造体12によって挿入孔21から奥側に退避した状態で、弾性体34から挿入孔21の開口側に押し返す付勢力が与えられている。そのため、ユーザがUSBフラッシュメモリ1を雌型コネクタ3から抜き出した際には、インナーキャップ33は弾性体34によって押し返され、ホームポジションに戻って、挿入孔21の入口を塞ぐことになる。
したがって、実施形態の雌型コネクタ3では、USBフラッシュメモリ1の抜き差しのみで、不使用時には、構造体22上の図示しない端子部を保護するように、挿入孔21内の防塵効果が期待でき、使用時には、その図示しない端子部を露出することができるため、不使用時における防塵対策忘れやインナーキャップの紛失を招くこともない。したがって、ユーザにとって接続作業性が良く、また、別部品のキャップを外部から付けたときの出っ張り感もなく、挿入孔21の開口も塞がるため、意匠性にも優れたものになる。
また、インナーキャップ33の色をケース体20の端面等と異なる色に形成するようにすることで、意匠性に優れたものにすることもできる。
次に、雄型コネクタ及び雌型コネクタの変形例について説明する。
[雄型コネクタの変形例]
図4は、本発明の実施形態の雄型コネクタの変形例を示す斜視図である。図4(a)に図1(a)に相当する図、図4(b)に図1(b)に相当する図、図4(c)に変形例のインナーキャップの構造が示されている。なお、図1の構成と同じものには、同一符号を付し、説明を省略する。
この雄型コネクタとしてのUSBフラッシュメモリ4では、特に図4の(c)に示すように、インナーキャップ43の側面に溝部(摺動部)46a,46bを形成すると共に、図4(a)に示すように、溝部46a,46bが摺動するレール47a,47bをケース体10内に備えている。
しがたって、溝部46a,46bがレール47a,47b摺動するため、インナーキャップ43の移動が所定軌道内を案内されることになる。そのため、雌型コネクタ2,3の構造体22、及び、弾性体14によるインナーキャップ43の移動をスムーズに行わせることができる。なお、雌型コネクタ3,5においても同様に適用できる。すなわち、インナーキャップ33,53に、溝部46a,46bと同様の溝部を形成し、レール47a,47bと同様のレールをケース体20内に備えるようにしてもよい。
[雌型コネクタの変形例]
図5は、本発明の実施形態の雌型コネクタの変形例を示す斜視図である。図5(a)に図3(a)に相当する図、図5(b)に変形例のインナーキャップの構造が示されている。なお、図3の構成と同じものには、同一符号を付し、説明を省略する。
この雌型コネクタ5では、インナーキャップ53の形状を、構造体22を挿入することが可能な貫通孔55を形成した筒状体に成型している。そのため、構造体22の図示しない端子部を形成した面側だけでなく、インナーキャップ53が挿入孔21全体を覆うようになっている。したがって、前記実施形態の雌型コネクタ3の構造に比べて、より高い防塵効果が期待できる。
また、USBフラッシュメモリ1のインナーキャップ13,43の端子部15側表面にフェルト(清掃部)を形成し、インナーキャップ13,43の移動に伴い端子部15を清掃するようにしてもよい。また、同様に、雌型コネクタ3,5のインナーキャップ33,53の図示しない端子部側表面にフェルトを形成し、インナーキャップ33,53の移動に伴い図示しない端子部を清掃するようにしてもよい。また、端子部対向面以外の面にもフェルトを形成してもよい。
また、この実施形態では、雌型コネクタ3,5のインナーキャップ33,53が雄型コネクタ1の構造体12によって押される場合を説明したが、雄型コネクタ1のプラグシェル(枠体)11自体で押される構造であってもよい。
また、この実施形態では、雄型コネクタ1の場合、図1(a)に示すように、プラグシェル11の端面と面一な位置をインナーキャップ13のホームポジションとして説明した。ところで、インナーキャップ13が製造時に凹部11aの端面に面一であったとしても、弾性体14が塑性変形して縮んでしまい、ホームポジションが凹部11a内に移動してしまう恐れがある。そこで、製造時は、インナーキャップ13を挿入孔面一から突出する力で付勢させ、図示しないストッパーを備えて、凹部11aの端面から突出しないようにしてもよい。なお、雌型コネクタ3,5の場合も同様である。
なお、この実施形態では、雄型コネクタとしてUSBフラッシュメモリ、及び、USBポートとしての雌型コネクタを例に説明したが、電気的接続を伴う他の規格に従ったコネクタ構造にも適用することができる。例えば、IEEE1394に従ったコネクタ、ピンプラグ、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)に従ったコネクタであっても、さらに、電力を供給するコンセント及びプラグであっても、同様の構成とすることが可能である。また、電気的な接続を伴わない連結構造にも適用することも可能である。
本発明の実施形態の雄型コネクタの構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態の雄型コネクタの雌型コネクタへの挿入状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の雌型コネクタの構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態の雄型コネクタの変形例を示す斜視図である。 本発明の実施形態の雌型コネクタの変形例を示す斜視図である。 従来の雄型コネクタ及び雌型コネクタの構造を示す斜視図である。
符号の説明
1,4 USBフラッシュメモリ(雄型コネクタ)
2,3,5 雌型コネクタ
10 ケース体
11 プラグシェル
12 構造体
13 インナーキャップ
14 弾性体
15 端子部
20 ケース体
21 挿入孔
22 構造体
33 インナーキャップ
34 弾性体
43 インナーキャップ
46a,46b 溝部
47 レール
53 インナーキャップ
55 貫通孔

Claims (8)

  1. 内部に突出させて設けられた構造体を有する雌型コネクタの挿入孔に対して挿抜自在な挿入部と、
    前記挿入部の前記挿入孔への挿抜に対応して、前記構造体が挿抜される、前記挿入部に形成された構造体収容部と、
    前記挿入部が前記挿入孔へ挿入されることで前記雌型コネクタの雌側端子部と電気的に接続される端子部とを有する雄型コネクタであって、
    前記構造体収容部内にて進退自在に保持されて当該構造体収容部の入口を塞ぐインナーキャップと、
    前記挿入部の挿入に対応して前記構造体が前記構造体収容部に挿入される際には、前記構造体の挿入方向への前記インナーキャップの後退移動を許容し、前記挿入部の抜出に対応して前記構造体が前記構造体収容部から抜出される際には、前記インナーキャップを前記構造体の抜出方向に前進移動させるインナーキャップ移動手段と
    をさらに有することを特徴とする雄型コネクタ。
  2. 前記インナーキャップをガイドするレールと、前記インナーキャップに設けた、当該レールに摺動する摺動部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の雄型コネクタ。
  3. 自身の前記端子部を摺動して前記端子部をクリーニングする清掃部を前記インナーキャップの前記端子部対向面に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の雄型コネクタ。
  4. 雄型コネクタの挿入部を挿抜自在な挿入孔と、
    前記挿入部が前記挿入孔へ挿入されることで前記雄型コネクタの雄側の端子部と電気的に接続される端子部とを有する雌型コネクタであって、
    前記挿入孔内にて進退自在に保持されて当該挿入孔の入口を塞ぐインナーキャップと、
    前記挿入部が前記挿入孔に挿入される際には、前記挿入部の挿入方向への前記インナーキャップの後退移動を許容し、前記挿入部が前記挿入孔から抜出される際には、前記インナーキャップを前記挿入部の抜出方向に前進移動させるインナーキャップ移動手段と
    をさらに有することを特徴とする雌型コネクタ。
  5. 前記インナーキャップをガイドするレールと、前記インナーキャップに設けた、当該レールに摺動する摺動部と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の雌型コネクタ。
  6. 自身の前記端子部を摺動して前記端子部をクリーニングする清掃部を前記インナーキャップの前記端子部対向面に形成した
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の雌型コネクタ。
  7. さらに、前記挿入孔の内壁全面から隙間を空けて、前記挿入孔内に突出させて設けた構造体を有し、
    前記インナーキャップは、前記構造体を囲んで、前記挿入孔の隙間を塞ぐ貫通孔を形成した筒状体とした
    ことを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれか一項に記載の雌型コネクタ。
  8. 請求項1に記載の雄型コネクタ及び請求項4に記載の雌型コネクタからなる
    ことを特徴とするコネクタ構造。
JP2006202357A 2006-07-25 2006-07-25 雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造 Pending JP2008027861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202357A JP2008027861A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202357A JP2008027861A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008027861A true JP2008027861A (ja) 2008-02-07

Family

ID=39118269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202357A Pending JP2008027861A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008027861A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230875A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Fujitsu Ltd コネクタおよび電子機器
CN102082373A (zh) * 2009-11-27 2011-06-01 威刚科技(苏州)有限公司 芯片封装式存储装置
EP2466556A1 (en) * 2009-09-22 2012-06-20 GRG Banking Equipment Co., Ltd. Connector for cash box
JP2013191462A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nec System Technologies Ltd Usbコネクタ及びそれを備えた電子機器
JP2014010922A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Buffalo Inc 電子機器
WO2015119322A1 (ko) * 2014-02-05 2015-08-13 (주)엠에이피테크 고속 충전이 가능한 듀얼 모드 충전 커넥터
JP2016040761A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 シチズン電子株式会社 コネクタ
CN105490065A (zh) * 2015-12-10 2016-04-13 宁波匡恩网络科技有限公司 一种正反通用的usb插头
CN108230638A (zh) * 2018-01-24 2018-06-29 深圳赫美集团股份有限公司 一种智能电网微功率无线通讯数据传输装置
JP2019092711A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 花王株式会社 化粧品容器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56112881A (en) * 1980-02-08 1981-09-05 Hitachi Ltd Controlling device for frequency converter
JPH0696818A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Hitachi Ltd 基板接続装置
JP2001110509A (ja) * 1999-10-01 2001-04-20 Mitsubishi Motors Corp コンタクトコネクタ
JP2003173841A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Fci Asia Technology Pte Ltd シャッター付きコネクタ
JP2003234139A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Smk Corp シャッター付きコネクタ
JP2004259554A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Jst Mfg Co Ltd リセプタクル
JP2004288272A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Canon Inc 電子部品収納ケース及び電子デバイス

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56112881A (en) * 1980-02-08 1981-09-05 Hitachi Ltd Controlling device for frequency converter
JPH0696818A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Hitachi Ltd 基板接続装置
JP2001110509A (ja) * 1999-10-01 2001-04-20 Mitsubishi Motors Corp コンタクトコネクタ
JP2003173841A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Fci Asia Technology Pte Ltd シャッター付きコネクタ
JP2003234139A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Smk Corp シャッター付きコネクタ
JP2004259554A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Jst Mfg Co Ltd リセプタクル
JP2004288272A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Canon Inc 電子部品収納ケース及び電子デバイス

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230875A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Fujitsu Ltd コネクタおよび電子機器
EP2466556A1 (en) * 2009-09-22 2012-06-20 GRG Banking Equipment Co., Ltd. Connector for cash box
EP2466556A4 (en) * 2009-09-22 2013-03-27 Grg Banking Equipment Co Ltd PLUG FOR A MONEY CASSETTE
US8740633B2 (en) 2009-09-22 2014-06-03 Grg Banking Equipment Co., Ltd. Connector for cash box
CN102082373A (zh) * 2009-11-27 2011-06-01 威刚科技(苏州)有限公司 芯片封装式存储装置
JP2013191462A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nec System Technologies Ltd Usbコネクタ及びそれを備えた電子機器
JP2014010922A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Buffalo Inc 電子機器
WO2015119322A1 (ko) * 2014-02-05 2015-08-13 (주)엠에이피테크 고속 충전이 가능한 듀얼 모드 충전 커넥터
JP2016040761A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 シチズン電子株式会社 コネクタ
CN105490065A (zh) * 2015-12-10 2016-04-13 宁波匡恩网络科技有限公司 一种正反通用的usb插头
JP2019092711A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 花王株式会社 化粧品容器
CN108230638A (zh) * 2018-01-24 2018-06-29 深圳赫美集团股份有限公司 一种智能电网微功率无线通讯数据传输装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008027861A (ja) 雄型コネクタ、雌型コネクタ及びコネクタ構造
JP5428730B2 (ja) 防水コネクタ
TWI519012B (zh) Disc card plugin
JP6195165B2 (ja) コネクタ
JP5690445B2 (ja) シールドコネクタ
EP2637261B1 (en) Connector, connector assembly and assembling method therefor
JP5193888B2 (ja) コネクタ
KR20040078050A (ko) 플러그 및 리셉터클
JP2004319155A (ja) コネクタ
JP5818100B2 (ja) 防水コネクタ
JP2010123480A (ja) 雄雌接続構造
JP2006216434A (ja) ロックコネクタ
JP2002305052A (ja) コネクタ
JP4496475B2 (ja) コネクタ
JP2002008764A (ja) コネクタ
JP3112237B2 (ja) 端子抜止め手段付きコネクタ
JP2009283212A (ja) コネクタ
JP5486916B2 (ja) コネクタ
JP7312360B2 (ja) コネクタ
JP2002008779A (ja) コネクタ
JP5729248B2 (ja) コネクタ
JP2010238503A (ja) 防水コネクタ及びダミー栓
JP2010108871A (ja) ダミーコネクタ
JP2009059510A (ja) 防水コネクタ
JP4783820B2 (ja) 抜き治具付きプラグ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110422

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110510

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20110708

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120131