JP2008027691A - レバー嵌合式コネクタのレバー製造方法 - Google Patents

レバー嵌合式コネクタのレバー製造方法 Download PDF

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良則 松浦
Hiroaki Yamagishi
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    • H01R13/62955Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means

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Abstract

【課題】レバー嵌合式コネクタのレバーを製造する際に、ロックアームを成形する部分の金型が壊れる恐れがなく、またロックアームを小型化できるレバー製造方法を提供する。
【解決手段】ロックアーム44の前記過大変位防止片72を設けられた箇所が変位規制リブよりも外側に位置した状態となるように射出成形し、成形されたレバーの側板42の自由端どうしを近接させて連結部46を撓ませることによって一対の前記変位規制リブの間隔を拡開し、前記過大変位防止片72を備えた箇所を前記変位規制リブよりも内側に押し込むことで前記過大変位防止片72を前記変位規制リブと前記連結部46との間に位置させた後、前記連結部46の撓みを復元させて前記変位規制リブの拡開を解除することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、雌コネクタに設けたレバーを回動させることにより雄コネクタを雌コネクタに嵌合させるレバー嵌合式コネクタのレバー製造方法に関する。
従来のレバー嵌合式コネクタとして特許文献1に記載されているものが提案されている。図11及び図12に示すように、特許文献1に記載されているレバー嵌合式のコネクタ101は、嵌合フード部102a,102bを有する雄コネクタ103と、嵌合フード部102a,102bに嵌合される雌コネクタ本体104を有する雌コネクタ105と、雌コネクタ105に回動自在に設けられて回動により雌コネクタ105と雄コネクタ103とを嵌合離脱させるレバー106とを備えている。
そして、雄コネクタ103に収容されている雄端子と、雌コネクタ105に収容されている雌端子とを、嵌合フード部102a,102bに雌コネクタ本体104を嵌合させることで接続し、嵌合フード部102a,102bから雌コネクタ本体104を離脱することでこれらの端子の接続を解除する。この場合、レバー106によるてこの原理により、雄コネクタ103に雌コネクタ105を挿入する挿入力を低減することができる。
コネクタ101は、雌コネクタ本体104の外周に嵌合フード部102a,102bへの雌コネクタ本体104の嵌合状態で嵌合フード部102a,102bを覆う防水フード部108が設けられ、この防水フード部108の外周面にレバー106が回動自在に設けられ、レバー106に防水フード部108を貫通して雌コネクタ本体104側に突出する支点突起109が設けられ、雄コネクタ103の嵌合フード部102a,102bに支点突起109が係止される支点係止部110が設けられている。支点係止部110は、フード部102bの挿入用支点係止突起113と、離脱用支点係止突起114とからなる。
レバー106は、一対のレバー側板139,139と、これらのレバー側板139,139の一端どうしを連結するとともに、レバー106の回動時に操作される連結操作部140とで略コ字型形状に形成されている。一対の側板139,139の他端側には、保持片141、141がそれぞれ形成されている。また、保持片141、141側に、支点突起109、109が内側(互いに接近する方向)に向けて突設されている。これらの支点突起109、109は、雌コネクタ本体104に回動自在に支持された状態では、防水フード部108bの窓部(図示せず)を貫通して雌コネクタ本体104b側に突出し、フード部102bの挿入用支点係止突起113、離脱用支点係止突起114と係止可能となっている。
一対のレバー側板139、139の中間部には、長孔状の回動孔142が形成されている。この回動孔142内には、上記したように回動支軸136が挿入され、これによりレバー106が雌コネクタ本体104に回動自在に支持される。さらに、一対のレバー側板139、139には、内側に向けてスライド誘導突起116、116が設けられている。このスライド誘導突起116、116は、レバー106が防水フード部108bに回動自在に支持された状態で窓部(図示せず)を貫通して雌コネクタ本体104a側へ突出し、フード部102aのレバースライド当接用突起117に当接案内されるようになっている。また、一対のレバー側板139、139には、連結操作部140側に可撓性の仮係止アーム144、144が設けられている。この仮係止アーム144、144は、レバー106が雌コネクタ本体104bに回動自在に支持された状態で、防水フード部108aの仮係止段部138に当接し、雌コネクタ105に対する仮係止位置にレバー106を保持する。
連結操作部140は、一対のレバー側板139、139の一側を連続して連結する連結部145と、この連結部145の内側に設けられたロックアーム146と、一対のレバー側板139、139の上端面に設けられた操作面147、147とで形成されている。ロックアーム146は、枠状で上部両側が一対のレバー側板139、139の内壁に一体連結され、下部側の中央部分にロック枠部148が設けられている。また、上記連結部145は、レバー106が仮係止位置から本係止位置に回動した状態では、防水フード部108aの外側に位置し、ロックアーム146はレバー保持部143内に挿入される。また、ロック枠部148には、フード部102aのロック突起121が係合する。
特開2005−122942号公報(図1、図2)
上述のコネクタにおいて、側板間139,139に設けられた連結部145は、一対の側板139,139を連結してコ字形状の枠体を形成するとともに、ロックアーム146が電線等に引っ掛かった場合にロックアーム146が過大変形することを防止している。しかし、このように連結部145の内側に近接してロックアーム146が形成された構成であると、射出成形によりレバー106を一体成形する際に、金型が複雑な構造になり、特にロックアーム146を成形する部分の金型部品が小さくなってしまうために、金型が壊れる恐れがあった。
また、金型は、連結部145の型の内側にロックアーム146の型が配置される構成となるため、連結部145の型の内側にロックアーム146の型のスペースが必要となり、ロックアームの小型化には限界があった。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、レバー嵌合式コネクタのレバーを製造する際に、ロックアームを成形する部分の金型が壊れる恐れがなく、またロックアームを小型化できるレバー製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 雌インナーハウジングが挿入される雌アウターハウジングを有する雌コネクタと、前記雌アウターハウジングに嵌合される雄ハウジングを有する雄コネクタと、前記雌コネクタに回動自在に設けられて回動により前記雄コネクタと前記雌コネクタとを嵌合離脱させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタに用いられ、
前記レバーが、一対の側板と、前記両側板の一端どうしを連結する連結部と、前記連結部に設けられ前記雄コネクタに係合するロックアームと、前記ロックアームの側部に突出して設けられた過大変位防止片と、前記連結部の両端から前記側板と反対側に突出して設けられ前記過大変位防止片よりも外側に位置する変位規制リブとを備えた構成であるレバーの製造方法であって、
前記ロックアームの前記過大変位防止片を設けられた箇所が前記変位規制リブよりも外側に位置した状態となるように射出成形し、
成形されたレバーの前記側板の自由端どうしを近接させて前記連結部を撓ませることによって一対の前記変位規制リブの間隔を拡開し、
前記過大変位防止片を備えた箇所を前記変位規制リブよりも内側に押し込むことで前記過大変位防止片を前記変位規制リブと前記連結部との間に位置させた後、前記連結部の撓みを復元させて前記変位規制リブの拡開を解除することを特徴とするレバー嵌合式コネクタのレバー製造方法。
(2) 雌インナーハウジングが挿入される雌アウターハウジングを有する雌コネクタと、前記雌アウターハウジングに嵌合される雄ハウジングを有する雄コネクタと、前記雌コネクタに回動自在に設けられて回動により前記雄コネクタと前記雌コネクタとを嵌合離脱させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタに用いられ、
前記レバーが、一対の側板と、前記両側板の一端どうしを連結する連結部と、前記連結部に設けられ前記雄コネクタに係合するロックアームと、前記ロックアームの側部に突出して設けられた過大変位防止片と、前記連結部の両端から前記側板と反対側に突出して設けられ前記過大変位防止片よりも外側に位置する変位規制リブとを備え、
前記ロックアームの前記過大変位防止片を設けられた箇所が前記変位規制リブよりも外側に位置した状態となるように射出成形され、
成形されたレバーの前記側板の自由端どうしを近接させて前記連結部を撓ませることによって一対の前記変位規制リブの間隔を拡開し、
前記過大変位防止片を備えた箇所を前記変位規制リブよりも内側に押し込むことで前記過大変位防止片を前記変位規制リブと前記連結部との間に位置させた後、前記連結部の撓みを復元させて前記変位規制リブの拡開を解除して構成されたことを特徴とするレバー嵌合式コネクタのレバー。
前記(1)及び(2)の構成によれば、ロックアームの過大変位防止片が位置規制リブの外側に位置するようにロックアームが成形されるので、過大変位防止片を成形する部分の金型にスペースの余裕があり、駒を大きくすることができる。したがって、細かい駒を用いた金型のような強度の低下がなく、金型が壊れる恐れがない。また、細かい駒を必要としないので、金型の製造が容易であり、金型の製造コストを削減することができる。更に、ロックアームの過大変位防止片が位置規制リブの外側で成形されるので、変位規制リブの型内に過大変位防止片の型用のスペースが必要なく、その分、ロックアームを小型化することができる。
(3) 前記ロックアームは、連結部から突出して設けられた支軸部と、前記支軸部からコネクタの嵌合方向に延出する延出部と、前記延出部より折り返し形成されて反嵌合方向に延出する折り返し延出部と、前記折り返し延出部の終端に形成される操作部とを備え、前記過大変位防止片は前記折り返し延出部の、前記支軸部よりも反嵌合方向寄りに形成されることを特徴とする前記(1)記載のレバー嵌合式コネクタのレバー。
前記(3)の構成によれば、ロックアームの過大変位防止片が形成される箇所が支軸から離れた位置にあるため、過大変位防止片を押し込む際の応力を、折り返し延出部及び延出部で吸収できるため、支軸にかかる応力を小さくでき、支軸が壊れる恐れがない。
本発明によれば、ロックアームの過大変位防止片が変位規制リブの外側に位置する状態でレバーを成形するので、過大変位防止片を成形する部分の金型にスペースの余裕があり駒を大きくすることができ、金型の強度が低下することはなく、金型が壊れる恐れがない。
また、金型に細かい駒を必要としないので金型の作成が容易になり、金型製作コストを削減することができる。更に、ロックアームの過大変位防止片が位置規制リブの外側で成形されるので、変位規制リブの型内に過大変位防止片の型用のスペースが必要なく、その分、ロックアームを小型化することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態であるレバー嵌合式コネクタの分解斜視図、図2はレバーの分解斜視図、図3はレバー組み付け後の雌コネクタの斜視図、図4はロックアーム固定後のレバーの斜視図、図4はその正面図、図5はロックアーム近傍の拡大図、図6はロックアーム固定前のレバーの斜視図、図7はその正面図、図8はロックアーム近傍の拡大図、図9はレバー変形時の正面図である。
図1に示すように、レバー嵌合式コネクタ2は、雄コネクタ4と、雌コネクタ6と、レバー8と、電線カバー10とからなる。雄コネクタ4は、雄ハウジング12と、基板14と、雄アウターカバー16と、基板台座18とからなる。雌コネクタ6は、雌インナーハウジング20と、雌アウターハウジング22と、雌プレートハウジング24と、ワイヤーシール26とからなる。
雄ハウジング12は多数の雄端子28を収容しており、雄端子28が基板14に実装されることで基板14上に固定されている。雄端子28は、基板14に設けられているプリント配線や基板14上に実装されている電子素子にそれぞれ電気的に接続されている。雄ハウジング12は、基板14を挟んで雄アウターカバー16が基板台座18に固定されることで雄コネクタ4の端部に配置される。
雌インナーハウジング20は、四角形の枠形状に形成されており、雌インナーハウジング20よりもわずかに大きい雌アウターハウジング22に収容される。雌アウターハウジング22は、一対の天板30の内面に枢支軸32がそれぞれ突出形成されている。
雌プレートハウジング24は、多数の雌端子34を収容しており、雌インナーハウジング20に収容されてから、レバー8が回動されることで、雌アウターハウジング22を介して雌インナーハウジング20が雄ハウジング12側にスライド移動されて雌端子34を雄端子28に接続させる。雌端子34に電気的に接続される電線(図示せず)は、雌プレートハウジング24に組み付けられるワイヤーシール26によって水密を保持され、雌アウターハウジング22に外装される電線カバー10に囲まれて保護される。
レバー8は、若干の可撓性のある樹脂により成形されたレバーベース36と、金属製板により成形された一対のプレート38とからなり、レバーベース36に、カムアーム40をそれぞれ有する一対の側板42と、ロックアーム44を有する連結部46とが備えられており、プレート38のそれぞれにボス孔48と枢支孔50とが形成されている。
レバーベース36は、全体がコ字形状に形成されており、中央部に連結部46が配置され、この連結部46の上下の端縁から側板42がそれぞれ側部に向けて突出している。
連結部46には、雌アウターハウジング22に形成されているロックアーム受け52に係合されるロックアーム44が設けられている。
側板42は、比較的薄い厚さを有し略四角形状に形成されており、湾曲した角孔形状のカム溝54が形成されたカムアーム40が側部に突出している。また、側板42には、それぞれの外側面に一対のボス56が突出形成されている。
プレート38は、レバーベース36の側板42と同様に比較的薄い厚さを有して側板42よりもわずかに大きい形状に形成されており、平板形状をなすプレート本体58に一対のボス孔48が形成され、端部に突起60と枢支孔50がそれぞれ形成されている。
そして、プレート38の外縁には、側板42の周囲に対応した形状に折り曲げ形成された補強部62がそれぞれ形成されている。
一対のうちの一方のプレート38は、レバーベース36の一方の側板42の上方から一方の側板42に被着されることで、ボス孔48がボス56に外嵌され、補強部62が一方の側板42の周囲を覆って一方の側板42に一体的に組み付けられる。
レバー8は、プレート38の枢支孔50が、雌アウターハウジング22の枢支軸32に外挿されることで、雌アウターハウジング22に回動自在に支持される。
レバー8は、図3中に示すアンロック位置A1にある際に、側板42のそれぞれの内側に雌インナーハウジング20が挿入される。そして、アンロック位置A1にあるときに雌アウターハウジング22を雄ハウジング12に仮嵌合し、プレート38の端部に形成された突起60を雄アウターカバー13に形成されたカム(図示せず)に係合させる。次いでレバー8は、アンロック位置A1からロック位置A2に向けて回動される。
これにより、レバー8は、雌インナーハウジング20を雄ハウジング12に向けて押圧する。そして、レバー8がロック位置A2に到達したところで、ロックアーム44が雌アウターハウジング22に形成されているロックアーム受け52に係合されて嵌合が完了する。
図7及び図8に示すように、ロックアーム44は、レバーベース36の連結部46から突出して設けられた支軸部64と、この支軸部64からコネクタの嵌合方向に延出する延出部66と、この延出部66より折り返し形成されて反嵌合方向に延出する折り返し延出部68と、この折り返し延出部68の終端に形成される操作部70とを備えている。ロックアーム44は、支軸部64と、延出部66と、折り返し延出部68とからなるパンタグラフ構成により、連結部46から弾性的に離接可能になっている。
折り返し延出部68の側部であって、支軸部64よりも反嵌合方向寄りの部分には過大変位防止片72が突出して設けられている。また、ロックアーム44の連結部46には、側板42とは反対方向にオーバーハング状に突出した変位規制リブ74が設けられている。そして、図4及び図5に示すように、過大変位防止片72がそれぞれ変位規制リブ74の内側に配置され、過大変位防止片72が変位規制リブ74に係止されることにより、ロックアーム44の過大変位が防止されるようになっている。
レバーベース36は弾性変形可能な樹脂により射出成形されたものであり、図7及び図8に示すように、ロックアーム44が連結部46から離れた状態のパンタグラフ形状で成形される。つまり、レバーベース36を成形する金型は、ロックアーム44がパンタグラフ状に開いた形状の型である。したがって、ロックアーム44を形成する部分の金型に細かい駒を必要とせず、金型が高価にならず、また細かい駒を用いた金型のように強度が低下することがなく、破損する恐れもない。
このようにレバーベース36は、ロックアーム44が開いた状態で射出成形される。レバーベース36の成形後、レバーベース36の側板42の自由端を指でつまんで矢印Bで示すように近接させて、一対の変位規制リブ74間を拡開し、開いた部分に過大変位防止片72が入るように矢印Cで示すように折り返し延出部68を押し込む。過大変位防止片72が変位規制リブ74よりも連結部46寄りに配置されると、側板42の自由端から指を離して近接を解除することにより、図4及び図5に示すロックアーム固定状態となる。
上記実施形態によれば、過大変位防止機能を有するロックアーム44を備えたレバーベース36を、ロックアーム44がパンタグラフ状に開いた状態の形状で射出成形するので、細かい駒を必要としない金型で成形することができる。更に、ロックアーム44の過大変位防止片72が変位規制リブ74の外側で成形されるので、変位規制リブ74の型内に過大変位防止片72の型用のスペースが必要なく、その分、ロックアームを小型化することができる。
本発明の実施形態であるレバー嵌合式コネクタの分解斜視図である。 レバーの分解斜視図である。 レバー組み付け後の雌コネクタの斜視図である。 ロックアーム固定後のレバーの斜視図である。 図4の正面図である。 図5のロックアーム近傍の拡大図である。 ロックアーム固定前のレバーの斜視図である。 図7の正面図である。 図8のロックアーム近傍の拡大図である。 レバー変形時の正面図である。 特許文献1に記載のレバー嵌合式コネクタを示す斜視図である。 特許文献1に記載のレバー嵌合式コネクタを示す側面図である。
符号の説明
2 レバー嵌合式コネクタ
4 雄コネクタ
6 雌コネクタ
8 レバー
10 ケース
20 雌インナーハウジング
22 雌アウターハウジング
24 雌プレートハウジング
26 ワイヤーシール
36 レバーベース
38 プレート
42 側板
44 ロックアーム
46 連結部
52 ロックアーム受け
64 支軸部
66 延出部
68 折り返し延出部
70 操作部
72 過大変位防止片
74 変位規制リブ

Claims (3)

  1. 雌インナーハウジングが挿入される雌アウターハウジングを有する雌コネクタと、前記雌アウターハウジングに嵌合される雄ハウジングを有する雄コネクタと、前記雌コネクタに回動自在に設けられて回動により前記雄コネクタと前記雌コネクタとを嵌合離脱させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタに用いられ、
    前記レバーが、一対の側板と、前記両側板の一端どうしを連結する連結部と、前記連結部に設けられ前記雄コネクタに係合するロックアームと、前記ロックアームの側部に突出して設けられた過大変位防止片と、前記連結部の両端から前記側板と反対側に突出して設けられ前記過大変位防止片よりも外側に位置する変位規制リブとを備えた構成であるレバーの製造方法であって、
    前記ロックアームの前記過大変位防止片を設けられた箇所が前記変位規制リブよりも外側に位置した状態となるように射出成形し、
    成形されたレバーの前記側板の自由端どうしを近接させて前記連結部を撓ませることによって一対の前記変位規制リブの間隔を拡開し、
    前記過大変位防止片を備えた箇所を前記変位規制リブよりも内側に押し込むことで前記過大変位防止片を前記変位規制リブと前記連結部との間に位置させた後、前記連結部の撓みを復元させて前記変位規制リブの拡開を解除することを特徴とするレバー嵌合式コネクタのレバー製造方法。
  2. 雌インナーハウジングが挿入される雌アウターハウジングを有する雌コネクタと、前記雌アウターハウジングに嵌合される雄ハウジングを有する雄コネクタと、前記雌コネクタに回動自在に設けられて回動により前記雄コネクタと前記雌コネクタとを嵌合離脱させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタに用いられ、
    前記レバーが、一対の側板と、前記両側板の一端どうしを連結する連結部と、前記連結部に設けられ前記雄コネクタに係合するロックアームと、前記ロックアームの側部に突出して設けられた過大変位防止片と、前記連結部の両端から前記側板と反対側に突出して設けられ前記過大変位防止片よりも外側に位置する変位規制リブとを備え、
    前記ロックアームの前記過大変位防止片を設けられた箇所が前記変位規制リブよりも外側に位置した状態となるように射出成形され、
    成形されたレバーの前記側板の自由端どうしを近接させて前記連結部を撓ませることによって一対の前記変位規制リブの間隔を拡開し、
    前記過大変位防止片を備えた箇所を前記変位規制リブよりも内側に押し込むことで前記過大変位防止片を前記変位規制リブと前記連結部との間に位置させた後、前記連結部の撓みを復元させて前記変位規制リブの拡開を解除して構成されたことを特徴とするレバー嵌合式コネクタのレバー。
  3. 前記ロックアームは、連結部から突出して設けられた支軸部と、前記支軸部からコネクタの嵌合方向に延出する延出部と、前記延出部より折り返し形成されて反嵌合方向に延出する折り返し延出部と、前記折り返し延出部の終端に形成される操作部とを備え、前記過大変位防止片は前記折り返し延出部の、前記支軸部よりも反嵌合方向寄りに形成されることを特徴とする請求項2記載のレバー嵌合式コネクタのレバー。
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