JP2008025721A - 回し補助具及び回し補助具付き物品支持脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品支持脚の雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を従来より簡単、容易に行える該雄ねじ棒のための回し補助具を提供する。雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を簡単、容易に行える回し補助具付き物品支持脚を提供する
【解決手段】物品支持脚10の雄ねじ棒1のための回し補助具3であり、雄ねじ棒1の自由上端部111に螺着可能の雌ねじ部31及び該雌ねじ部に連設されたレンチ係合部32とからなる補助具3。回し補助具3を組み合わせた回し補助具付き物品支持脚10。
【選択図】 図1

Description

本発明は工作機械、コンベア等の各種機械、本、書類等を収納するロッカーや棚類等の各種家具、各種ディスプレイ装置、テレビ、オーディオ装置等の各種電気電子機器などの物品を支持する物品支持脚、特に、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含み、該雄ねじ棒を被支持物品の雌ねじ部位に螺合させる一方、該台座を物品支持基体(物品設置床等)上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持する物品支持脚の該雄ねじ棒のための回し補助具に関する。また本発明は、回し補助具を組み合わせた回し補助具付き物品支持脚に関する。
台座に雄ねじ棒が立設され、該雄ねじ棒を被支持物品の雌ねじ部位に螺合させる一方、該台座を物品支持基体(物品設置床等)上に設置することで該物品を該物品支持基体上に支持するタイプの物品支持脚は、特許第3035474号公報、特許第3129905号公報等に記載されている。
これら公報に記載された物品支持脚は、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含み、該雄ねじ棒は雄ねじ部、該雄ねじ部の下に一体的に連設されたフランジ部(レンチ係合部を兼ねるフランジ部)及び該フランジ部の下に一体的に連設された台座嵌合部を有しており、前記台座は前記台座嵌合部を上下方向に遊嵌貫通させる孔及び該孔の下に連設された台座嵌合部受入れ凹所を有しており、前記雄ねじ棒は、その台座嵌合部が前記台座の孔から前記凹所へ通され、該凹所に位置する抜け止め部材にて該台座から抜け止めされることで該台座に連結されている。そして、フランジ部と台座との間にはスラストベアリングが嵌装されている。
また、このようなスラストベアリングを備えず、フランジ部が台座に直接、或いはリング部材等を介して着座するようにした物品支持脚も知られている。
いずれにしても、従来の物品支持脚では、手作業で雄ねじ棒を被支持物品の雌ねじ部位に仮螺合させ、台座を物品支持基体(物品設置床等)に仮設置したあと、物品支持基体から被支持物品までの高さを最終的に所望のものに調整するために雄ねじ棒を回し操作するとき、雄ねじ棒のレンチ係合部を兼ねるフランジ部にスパナ等のレンチ(回し具)を係合させ、該レンチで雄ねじ棒を回し操作している。
特許第3035474号公報 特許第3129905号公報
しかしながら、仮設置された物品支持脚のレンチ係合部が、被支持物品の下方或いは最下部等に位置するような場合、作業者はかがみ込んで雄ねじ棒下部に位置するレンチ係合部にレンチを係合し、回し操作しなければならず、その作業は面倒であり、また、例えば、被支持物品の傍に他の物品が接近配置されているといったような狭い作業空間しかないような場合には、その作業は困難である。
特に、被支持物品が、例えば工場等におけるベルトコンベア等の重量物である場合、かがみ込んで雄ねじ棒下部に位置するレンチ係合部にレンチを係合し、回し操作する作業、なかでも、該重量物を物品支持基体(物品設置床面等)から所定の高さに設置するために該重量物を持ち上げるように雄ねじ棒を回し操作する作業は面倒であり、困難であった。
そこで本発明は、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚の該雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を従来より簡単、容易に行える該雄ねじ棒のための回し補助具を提供することを第1の課題とする。
また本発明は、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚の該雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を簡単、容易に行える回し補助具付き物品支持脚を提供することを課題とする。
本発明者は前記課題を解決するため研究を重ね次のことを見いだした。
すなわち、被支持物品によっては、雄ねじ棒を被支持物品の雌ねじ部位に仮螺合するとともに台座を物品支持基体(物品設置床等)に仮設置した状態において、被支持物品の雌ねじ部位より上方へ突出した雄ねじ棒の自由上端部に作業者が容易に接近できる構造のものがある。そのような構造の被支持物品については、該雄ねじ棒の自由上端部に適当な回し補助具を螺着し、その補助具を介して雄ねじ棒を回し操作すれば、作業が従来より簡単、容易になる。
本発明はかかる知見に基づき、前記第1の課題を解決するため、
被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚の該雄ねじ棒のための回し補助具であり、該雄ねじ棒の自由上端部に螺着可能で該螺着状態で該螺着方向に回されると該雄ねじ棒が被支持物品持ち上げ方向に回される雌ねじ部及び該雌ねじ部に連設されたレンチ係合部とからなる回し補助具を提供する。
また本発明は前記第2の課題を解決するため、
被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚と、該雄ねじ棒のための回し補助具との組み合わせからなる回し補助具付き物品支持脚であり、該回し補助具は本発明に係る回し補助具である回し補助具付き物品支持脚を提供する。
本発明に係るこの回し補助具付き物品支持脚には、回し補助具が物品支持脚の雄ねじ棒に既に螺着された状態の物品支持脚、未だ螺着されていない状態の物品支持脚のいずれもが該当する。
本発明に係る回し補助具によると、物品支持脚の雄ねじ棒を被支持物品の雌ねじ部位に仮螺合するとともに台座を物品支持基体(物品設置床等)に仮設置した状態で、被支持物品の雌ねじ部位より上方へ突出した雄ねじ棒の自由上端部に、該回し補助具の雌ねじ部を螺着し、該雌ねじ部に連設されたレンチ係合部にレンチ(回し具)を係合させて該補助具を雄ねじ棒への螺着方向に回し操作することで、雄ねじ棒を従来より楽に簡単、容易に回し操作して、被支持物品を物品支持基体から簡単、容易に持ち上げ、所望の高さに調整できる。
また本発明に係る回し補助具付き物品支持脚は、その回し補助具が本発明に係る回し補助具であるから、物品支持脚の雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を従来より楽に簡単、容易に行うことができ、被支持物品の物品支持基体からの高さを所望のものに簡単、容易に調整できる。
被支持物品を所望の高さ位置に設定するために、物品支持脚を仮設置するとき、雄ねじ棒の被支持物品の雌ねじ部位から下方への突出量を、被支持物品が物品支持基体から所望の高さに設定されるための突出量より短く設定しておき(そのままであると被支持物品が所望高さより低く設定される突出量に設定しておき)、回し補助具の回し操作は、被支持物品を持ち上げる方向、すなわち回し補助具の雌ねじ部が雄ねじ棒に螺着する方向の回し操作としてもよい。
しかし、雄ねじ棒の自由上端部にしっかり螺着させた(例えば当初被支持物品を持ち上げる螺着方向に回してしっかり螺着させた)本発明に係る回し補助具は、該螺着方向と反対方向に回し操作しても、その回し操作が急激なものでなく、ゆっくりとした穏やかな回し操作であれば、そして、被支持物品の雌ねじ部位に螺合した雄ねじ棒の雄ねじ及び該雌ねじ部位の雌ねじが一般的に採用されている範囲のものであれば、雄ねじ棒から外れることなく該雄ねじ棒を該螺着方向とは反対方向に回し操作でき、それにより被支持物品を物品支持基体の方へ下降させることもできる。
被支持物品を下降させるために回し補助具を前記螺着方向とは反対方向に回し操作するときに回し補助具が雄ねじ棒から外れることを確実に防止したいときには、回し補助具の外れ防止手段を設けてもよい。かかる外れ防止手段は回し補助具の雄ねじ棒からの取り外しを許す手段とすればよい。かかる外れ防止手段として、例えば、回し補助具を雄ねじ棒に螺着した状態で合致する孔を雄ねじ棒と回し補助具とにそれぞれ形成しておき、それら合致孔にピンを着脱可能に装着する場合を挙げることができる。
本発明に係る回し補助具の前記レンチ係合部は、それにレンチ(回し具)を係合して回せるものであれば特に制限はなく、例えば、スパナを係合できる外輪郭6角形のものでもよいが、操作し易いレンチを適用できるものとして、レンチ爪部を回し対象物品に設けられたレンチ爪部係合凹所に嵌合係合させて該回し対象物品を回すことができるレンチの該レンチ爪部を嵌合係合させる係合凹所を頂部に有しているものを例示できる。
以上説明したように本発明によると、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚の該雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を従来より簡単、容易に行える該雄ねじ棒のための回し補助具を提供することができる。
また本発明によると、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚の該雄ねじ棒の回し操作、特に被支持物品を持ち上げるための回し操作を簡単、容易に行える回し補助具付き物品支持脚を提供することができる。
以下本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る回し補助具の1例を組み合わせた物品支持脚の1例を示している。 図1において物品支持脚は符号1で示してあり、回し補助具は符号3で示してある。
図2は回し補助具3の斜視図である。
物品支持脚10は、雄ねじ棒1と、雄ねじ棒1を立設した台座2とを含んでいる。雄ねじ棒1は雄ねじ部11、雄ねじ部11の下に一体的に連設されたレンチ係合部を兼ねるフランジ部12及びフランジ部12の下に一体的に連設された台座嵌合部13を有している。
レンチ係合部を兼ねるフランジ部12は平面から見ると外輪郭が6角形であり、スパナ等のレンチ(回し具)を係合して回すことができる。台座嵌合部は断面円形の部分であり、雄ねじを周設してある。
台座2は台座嵌合部13を上下方向に遊嵌貫通させる孔21及び該孔の下に連設された台座嵌合部受入れ凹所22を有している。
雄ねじ棒1は、その台座嵌合部13が台座孔21からその下の凹所22へ通され、該凹所に位置する抜け止め部材40にて台座2から抜け止めされ、台座2に連結されている。フランジ部12は台座2の頂面に摺動回動可能に着座することができる。
抜け止め部材40は、本例ではナット40であり、雄ねじが周設された断面円形の台座嵌合部13の下端部に、ナット40の雌ねじ及び台座嵌合部の雄ねじを圧潰しつつ圧入されている。
抜け止め部材はかかる圧入される部材4に限定されるものではなく、台座嵌合部に周設した溝に着脱可能のC型、E型等の所謂スナップリングからなる抜け止め部材、かかるスナップリングとその上側で台座嵌合部に嵌合されるリング部材とからなる抜け止め部材、台座嵌合部に螺合される雌ねじ部材等の各種抜け止め部材を採用できる。
回し補助具3は、雄ねじ棒1の自由上端部111に螺着可能の雌ねじ部31及び雌ねじ部31上に一体的に重ね連設されたレンチ係合部32とからなっている。雌ねじ部31は下方へ開口した雌ねじ穴311を有しており、雄ねじ棒1への螺着状態で該螺着方向に回されると雄ねじ棒1を後述する被支持物品Wを持ち上げる方向に回すものである。雌ねじ部31は底面から見ると外輪郭が6角形を呈しており、スパナ等のレンチを係合して回すことができる。これもレンチ係合部として使用できる。
レンチ係合部32は、本例では外輪郭が断面円形を呈しており、頂面にレンチ爪部を係合させる平面から見て四角形の係合凹所321を有している。なお、凹所321に代えてレンチ係合部32の外輪郭を例えばスパナ等を係合できる6角形状に形成してもよい。凹所321とそのような外輪郭を併用してもよい。図1において4はレンチであり、断面四角形状のレンチ爪部41及び操作ハンドル42を備えている。このレンチ4は、回し補助具3の雌ねじ部31を後述するように雄ねじ棒1の自由上端部111に螺着させ、レンチ係合部32の係合凹所321にレンチ爪部41を嵌合係合させ、ハンドル42を往復回動させることで雌ねじ部31を雄ねじ棒1への螺着方向に回し駆動することができ、また、図示省略の切り換え部の操作にて、雌ねじ部31を反対方向にも回し駆動することができる。
物品支持脚10は例えば次のようにして被支持物品の支持に利用できる。
雄ねじ棒1の雄ねじ部11を被支持物品Wの雌ねじ部位Sに螺合する一方、台座2を物品支持基体(物品設置床等)F上に設置する。
本例ではこの仮設置状態で雄ねじ棒1の自由上端部111が被支持物品Wの雌ねじ部位Sより上方へ突出しており、この雄ねじ棒上端部111に物品Wの開口部分Hを通して外部から接近できる状態にある。
そこで、前記の回し補助具3を該開口部分から雄ねじ棒上端部111へ向け差し入れ、補助具3の雌ねじ部31を該上端部111に螺着させる。さらに、雌ねじ部31をスパナ等のレンチで緊締し、雄ねじ棒上端部111にしっかり螺着させる。このときフランジ部12にスパナ等のレンチを係合させて雄ねじ棒1を回り止めしつつ螺着させてもよい。
或いは、補助具3のレンチ係合部32の係合凹所321にレンチ4のレンチ爪部41を嵌合係合させ、該レンチ4で回し補助具3を雄ねじ棒1への螺着方向に回すことで、従って雄ねじ棒1を重力に抗して物品Wに持ち上げる方向に回すことで補助具3をしっかりと雄ねじ棒1へ螺着させてもよい。
このように回し補助具3を雄ねじ棒1の自由上端部111に螺着させた状態で、補助具3のレンチ係合部32をレンチ4で回し駆動して補助具3を雄ねじ棒1への螺着方向に回し操作することで、雄ねじ棒1を従来より楽に簡単、容易に回し操作して、被支持物品Wを物品支持基体Fから簡単、容易に持ち上げ、所望の高さに調整できる。
被支持物品Wを所望の高さ位置に設定するために、物品支持脚10を仮設置するとき、雄ねじ棒1の被支持物品Wの雌ねじ部位Sから下方への突出量を、被支持物品Wが物品支持基体Fからの所望の高さに設定されるための突出量より短く設定しておき(そのままであると被支持物品Wが所望高さより低く設定される突出量に設定しておき)、回し補助具3の回し操作は、被支持物品Wを持ち上げる方向、すなわち回し補助具3の雌ねじ部31が雄ねじ棒1に螺着する方向の回し操作としてもよい。
しかし、雄ねじ棒1の自由上端部111にしっかり螺着させた補助具3は、該螺着方向と反対方向に回し操作しても、その回し操作が急激なものでなく、ゆっくりとした穏やかな回し操作であれば、そして、被支持物品Wの雌ねじ部位Sに螺合した雄ねじ棒1の雄ねじ及び該雌ねじ部位Sの雌ねじが一般的に採用されている範囲のものであれば、雄ねじ棒1から外れることなく該雄ねじ棒1を該螺着方向とは反対方向に回し操作でき、それにより被支持物品Wを物品支持基体Fの方へ下降させることができる。
被支持物品Wを下降させるために回し補助具3を前記螺着方向とは反対方向に回し操作するときに回し補助具3が雄ねじ棒1から外れることを確実に防止するための外れ防止手段を設けてもよい。かかる外れ防止手段として、例えば、回し補助具3を雄ねじ棒1に螺着した状態で合致する孔を雄ねじ棒1と回し補助具3とにそれぞれ形成しておき、それら合致孔にピンを着脱可能に装着する場合を挙げることができる。
なお、図においてNは、必要に応じて雄ねじ棒1に螺合されるロックナットである。
本発明に係る回し補助具は、図1に示す物品支持脚10だけでなく、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む各種タイプの物品支持脚に適用することができる。
例えば、
(1) 図3及び図4に示すように、図1の物品支持脚10において雄ねじ棒1の台座嵌合部13をより長く形成し、フランジ部12と台座2との間で、台座嵌合部13に周設した雄ねじ131にナット5を螺合させた物品支持脚10a、
(2) 図5に示すように、図1の物品支持脚10において雄ねじ棒1の台座嵌合部13をより長く形成し、台座2の頂面上にフランジ部12を受けるスラストベアリングB1を配置した物品支持脚10b、
(3) 図6に示すように、図1の物品支持脚10において、台座2の頂部に凹所を設け、そこにフランジ部12を受けるスラストベアリングB2を配置した物品支持脚10c
にも本発明に係る回し補助具を適用できる。
図3及び図4に示す物品支持脚10aは、図3に示すように雄ねじ棒1を台座2から直立する正規立ち姿勢に対し、図4に示すように相対的に傾斜させることができるもので、物品支持基体F面と物品Wとが相対的に傾いている場合でも台座2の物品支持基体Fへの設置を容易にするものである。物品支持脚10aにて物品Wを物品支持基体Fから所定高さ位置に設置後、図3、図4に示すようにナット5を台座2の方へ緊締して、ナット5と抜け止め部材40とで台座2の孔21周辺部分を挟着することで、雄ねじ棒1を台座2に固定し、ぐらつきを防止することができる。物品支持脚10b、10cも同様に雄ねじ棒1と台材2を相対的に傾斜させることができ、雄ねじ棒1固定用のナット5を備えている。
本発明は、被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含むタイプの物品支持脚における雄ねじ棒を簡単、容易に回し操作できる回し補助具を提供すること、及び該回し補助具を組み合わせた物品支持脚を提供することに利用できる。
本発明に係る回し補助具の1例を組み合わせた物品支持脚の1例を示す図である。 図1に示す回し補助具の斜視図である。 本発明に係る回し補助具を適用できる物品支持脚の他の例を示す図である。 図3に示す物品支持脚による物品支持の他の例を示す図である。 本発明に係る回し補助具を適用できる物品支持脚のさらに他の例を示す図である。 本発明に係る回し補助具を適用できる物品支持脚のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
10、10a、10b、10c 物品支持脚
1 雄ねじ棒、 11 雄ねじ部
12 フランジ部、13 台座嵌合部、 131 台座嵌合部の雄ねじ
2 台座、 21 台座孔、 22 台座の凹所
3 回し補助具
31 雌ねじ部
32 レンチ係合部の係合凹所
40 抜け止め部材
4 レンチ
41 レンチ爪部
42 ハンドル
5 ナット
B1、B2 スラストベアリング
W 被支持物品
S 雌ねじ部位
N ロックナット
F 物品支持基体
H 物品Wの開口部分

Claims (3)

  1. 被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚の該雄ねじ棒のための回し補助具であり、該雄ねじ棒の自由上端部に螺着可能で該螺着状態で該螺着方向に回されると該雄ねじ棒が被支持物品持ち上げ方向に回される雌ねじ部及び該雌ねじ部に連設されたレンチ係合部とからなることを特徴とする回し補助具。
  2. 前記レンチ係合部は、レンチ爪部を回し対象物品に設けられたレンチ爪部係合凹所に嵌合係合させて該回し対象物品を回すことができるレンチの該レンチ爪部を嵌合係合させる係合凹所を頂部に有している請求項1記載の回し補助具。
  3. 被支持物品に設けられた雌ねじ部位に螺合されて回されることで該雌ねじ部位下方への突出量が調整される雄ねじ棒と、該雄ねじ棒を立設した台座とを含む物品支持脚と、該雄ねじ棒のための回し補助具との組み合わせからなる回し補助具付き物品支持脚であり、該回し補助具は請求項1又は2記載の回し補助具であることを特徴とする回し補助具付き物品支持脚。
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