JP2008021840A - 回路基板および回路基板の実装方法 - Google Patents

回路基板および回路基板の実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギー効率が良く,良好なはんだ上がり特性が得られる回路基板および回路基板の実装方法を提供すること。
【解決手段】回路基板100は,複数のリード21を有する電子部品20と,電子部品20を搭載するプリント基板10とを備えている。プリント基板10は,回路パターン11と,回路パターン11の層間に位置する層間絶縁層12と,プリント基板10を貫通するスルーホール13と,プリント基板10を貫通するとともにスルーホール13を取り囲む金属リング15とを有している。回路基板100は,はんだ付けを行う前の予熱処理の際に,誘導加熱コイル41に高周波バイアスを印加し,金属リング15を電磁誘導発熱させる。これにより,金属リング15を熱源としてスルーホール13が加熱される。
【選択図】 図6

Description

本発明は,電子部品が載置された回路基板および回路基板の実装方法に関する。さらに詳細には,基板のスルーホールに電子部品のリードを挿入し,はんだ付けを行ってリードを接合する回路基板および回路基板の実装方法に関するものである。
従来から,電子部品のリードを回路基板のスルーホールに溶融はんだの噴流を利用してはんだ付けするフローはんだ付け方法が知られている。フローはんだ付け方法では,基板のはんだ付け面にフラックスを塗布し,濡れ性を確保する。その後,はんだ付け時のはんだ上がり特性を確保するため,回路基板の予備加熱(予熱)を行う。その後,溶融したはんだを回路基板の非実装面に噴きつけ,スルーホール内にはんだを供給する。
前述したように,フローはんだ付けにおいては,溶融はんだを噴きつける前に予熱を行う。すなわち,はんだ付け作業時に溶融はんだが常温のスルーホール,リード,ピン等に触れると,溶融はんだの温度が下がり,はんだの流動性が低下してはんだ付け不良となる。そのため,はんだ付け前には回路基板の予熱が必要となる。回路基板を予備加熱する技術としては,熱風による加熱,ハロゲンヒータ等を利用した遠赤外線による加熱,あるいはそれらの組み合わせがある。
また,フローはんだ付けにおけるはんだ上がり特性に着目した技術としては,たとえば特許文献1や特許文献2に開示された回路基板がある。これらの回路基板では,リードが挿入されるスルーホールの周辺に,熱伝導用のピン(特許文献1)やバイアホール(特許文献2)を設けることで,はんだ上がり特性が向上するとしている。
特開平7−170061号公報 特開2004−273990号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,熱風等による間接的な加熱では,エネルギー効率が悪い(効率が10%以下)。また,間接的な加熱であるため,スルーホール内のパターンが温度上昇するまでに時間がかかる。また,基板全体を加熱するため,スルーホールを局所的に加熱することは困難であり,スルーホール以外の周辺部分についても温度が上昇する。そのため,電子部品の耐熱性を考慮する必要がある。
また,熱風は基板の非実装面にのみ向けられる。そのため,スルーホールのうち,熱風を直接受ける面については温度が上昇するが,熱風を直接受けない面については温度が上がり難い。すなわち,基板の厚さ方向に温度のばらつきがある。
また,フラックスの活性化温度が120℃〜130℃の範囲内にあるため,回路基板を無闇に予熱することは好ましくない。一方,近年,共晶はんだよりも融点が高い鉛フリーはんだを使用することが要請されている。そのため,フラックスの活性化温度の上限付近まで予熱することが望まれる。つまり,予熱温度の許容範囲は狭くなる傾向にあり,基板の厚さ方向に温度のばらつきは大きな問題となる。
また,特許文献1や特許文献2に開示された技術では,リードが挿入されるスルーホールから離れた位置に熱伝導用のピンやバイアホールを設けるためのスペースが必要となる。そのため,基板のコンパクト化の妨げとなる。また,これらの特許文献には,予備加熱の加熱方法についての言及がない。また,これらの技術も間接的な加熱であることには変わりなく,エネルギー効率が良いとは言えない。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,エネルギー効率が良く,良好なはんだ上がり特性が得られる回路基板および回路基板の実装方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた回路基板は,少なくとも両表面に回路パターンが形成された配線基板と,当該配線基板を貫通するスルーホールとを備えた回路基板であって,配線基板を貫通するとともにスルーホールを取り囲み,高周波の電磁場によって電磁誘導発熱するリング状の金属発熱体を備え,スルーホールの内壁の導体膜は,金属発熱体と接していることを特徴としている。
また,本発明の回路基板の実装方法は,少なくとも両表面に回路パターンが形成された配線基板と,当該配線基板に実装される電子部品と,当該配線基板を貫通し電子部品のリードが挿入されるスルーホールとを備える回路基板の実装方法であって,配線基板を貫通し,高周波の電磁場によって電磁誘導発熱するリング状の金属発熱体を,配線板に組み込む発熱体組込ステップと,金属発熱体のリング部の内壁に導体膜を形成し,金属発熱体のリング部の内側にスルーホールを形成するスルーホール形成ステップと,高周波の電磁場を形成して金属発熱体を発熱させ,スルーホールを加熱する予熱ステップと,配線基板を予熱した後に,配線基板に溶融はんだを供給するはんだ付けステップとを含むことを特徴としている。
本発明の回路基板は,電子部品のリードが挿入されるスルーホールの周辺に,高周波の電磁場によって電磁誘導発熱するリング状の金属発熱体を組み込んでいる。この金属発熱体は,回路基板への組込後に形成されるスルーホールの回路パターン部分と接している。そして,この回路基板を予熱する際には,回路基板の金属発熱体を高周波の電磁場によって電磁誘導発熱させる。
金属リング15には,高比抵抗(×10-8Ω・m以上)のものを使用する。例えば,ニッケル,鉄,SUSが適用可能である。また,金属発熱体を誘導加熱する周波数は,金属発熱体の材料,厚さ,予熱温度等によって最適値は異なるが,概ね数十kHz以上であれば適用可能である。
この予熱処理では,スルーホールを取り囲む金属発熱体が電磁誘導によって加熱され,金属発熱体と接するスルーホールの導体膜が伝熱加熱される。つまり,電磁誘導発熱体の周辺のみが加熱され,それ以外の部分は加熱されない。また,金属発熱体からスルーホールの導体膜(回路パターン)への直接的な伝熱であるため,エネルギーロスが少ない。そのため,局所的な加熱が可能であり,エネルギー効率が良い。
また,熱風等の一方向からの伝熱と異なり,配線基板を貫通する金属発熱体が基板の厚さ方向に均等に発熱する。そのため,スルーホール全体が均等に加熱される。よって,基板の厚さ方向に温度のばらつきがなく,予熱後のはんだ付けの際に良好なはんだ上がり特性が得られる。
また,金属発熱体は,その熱容量が小さくかつ回路パターンにより断熱保持されている。そのため,スルーホールの表面は所望の温度に迅速に達する。従って,短時間で予熱を完了することができる。また,金属発熱体は,スルーホールの内壁の導体膜と接しており,その外径はスルーホールの径よりも僅かに大きい程度である。そのため,基板のコンパクト化の妨げとならない。
本発明によれば,スルーホールを直接的に加熱することができ,さらにスルーホールを基板厚さ方向に均等に予熱することができる。よって,エネルギー効率が良く,良好なはんだ上がり特性が得られる回路基板および回路基板の実装方法が実現されている。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお,以下の形態では,リードをスルーホール内に挿入する電子部品を実装した回路基板に本発明を適用する。
本形態の回路基板100は,リードをスルーホール内に挿入する電子部品を備え,その電子部品をリフローはんだ付けによってプリント基板に実装したものである。図1は,はんだ付け前の回路基板100の概略断面を示している。図2は,回路基板100のはんだ付け後の概略断面を示している。また,図3は,図2に示した回路基板100のA−A断面の状態を示している。
回路基板100は,複数のリード21を有する電子部品20と,電子部品20を搭載するプリント基板10とを備えている。プリント基板10は,複数層で構成された回路パターン11と,回路パターン11の層間に位置する層間絶縁層12と,プリント基板10を貫通して少なくとも両表面の回路パターン11を電気的に接続するスルーホール13と,スルーホール13の開口部の周囲に位置するランド14と,プリント基板10を貫通するとともにスルーホール13を取り囲むリング状の金属リング15と,最表面の回路パターン11を保護するソルダレジスト16とを有している。
層間絶縁層12は,ガラスエポキシ樹脂や熱可塑性樹脂等によって形成される。回路パターン11は,Au,Ag,Cu,Al等の低抵抗金属箔膜をエッチング等によってパターン化したものである。本形態のプリント基板10は,図1に示したように,回路パターン11と層間絶縁層12とが基板厚さ方向(図1中の上下方向)に交互に積層され,4層のパターン層を備えた構造を有している。また,本形態のプリント基板10は,回路パターン11をCu箔とし,層間絶縁層12をガラスエポキシ樹脂とする。なお,本形態は,プリント基板10を何ら限定するものではない。例えば,プリント基板10の層数は,両表面にのみ回路パターンが形成された2層の構成であってもよい。また,層間絶縁層,回路パターンを構成する材料は,一般的にプリント基板の材料として利用されるものであればよい。
回路基板100の実装過程では,プリント基板10のスルーホール13内に電子部品20のリード21を挿入し,リフローはんだ付けを行う。回路基板100の実装方法の詳細は後述する。はんだ付けを行うことにより,図3に示すように,はんだ30を介してリード21と回路パターン11とが接合され,電子部品20がプリント基板10に実装された回路基板100となる。
はんだを構成する材料としては,一般的に回路基板に利用されるはんだ材料であれば適用可能である。例えば,*Sn−3.0Ag−0.5Cu*からなる鉛フリーはんだや,*Sn−37Pb*からなる共晶はんだを利用することができる。
また,金属リング15は,後述する電磁誘導予熱装置による励磁によりジュール熱を発生させる発熱体であり,厚さが1.5mmのニッケル電鋳リングである。なお,金属リング15には,例えば磁性ステンレスのような磁性金属といった,高透磁率であり,高比抵抗のものを使用してもよい。また,樹脂に発熱粒子を混入したものを使用してもよい。金属リング15は,例えば圧入によって組み込まれる。
続いて,回路基板100の製造方法について説明する。なお,図4(a)に示すように,あらかじめ基板の4層の導体層11が形成された状態のプリント基板10を用意し,そのプリント基板10には金属リング15を組み込むための挿入口151が設けられている。導体層11のうち,内側に埋め込まれた2層はパターニングされており,両表面に位置する層はパターニングされていない。
まず,金属リング15を用意し,図4(b)に示すように,その金属リング15をプリント基板10の所定の位置に圧入する。金属リング15は,その高さがプリント基板10の厚さと略同一であり,プリント基板10への圧入によってプリント基板10を貫通する。そして,金属リング15の孔部152がプリント基板10に対する貫通孔となる。
次に,図4(c)に示すように,Cuめっきによりプリント基板10の両表面上にCu膜を形成する。プリント基板10の両表面上のCu膜は,あらかじめ存在する導体層11と一体となって導体層11を形成する。このCuめっきにより,金属リング15の孔部152の内壁にもCu膜110が形成される。これにより,両表面上の導体層11を電気的に接続するスルーホール13が形成される。そして,両表面の導体層11をパターニングすることにより,プリント基板10の両表面に回路パターン11が形成される。これにより,プリント基板10は,4層の回路パターン11が形成された状態となる。その後,プリント基板10の両表面にソルダレジスト16を形成する。
次に,プリント基板10のリフロー面(非実装面,図4中の下側の面)にフラックスを吹き付ける。その後,図4(d)に示すように,電子部品のリード21をスルーホール13に挿入する。
次に,図4(e)に示すように,回路基板100を電磁誘導予熱装置に投入してスルーホール13周辺を加熱する。電磁誘導予熱装置40は,図5に示すように,誘導加熱コイル41と,高周波電源42とを備えている。誘導加熱コイル41は,高周波電源42に接続され,数十kHz程度の交流バイアスが印加される。
本形態の予熱工程では,交流バイアスによって誘導された磁束が回路基板100の金属リング15を貫く。そして,金属リング15に渦電流が流れることにより,金属リング15自体がジュール発熱する。そのため,金属リング15が熱源となって,スルーホール13周辺を加熱する。
なお,回路パターン11は,低比抵抗のCuで構成されており,殆どジュール発熱しない。つまり,回路パターン11は,図6に示すように,金属リング15から伝熱加熱される(図6中の矢印は熱の流れを示している)。また,回路パターン11は,層間絶縁層12と比較して熱伝導率が大きい。そのため,金属リング15の周辺の回路パターン11(スルーホール13の内壁のCu膜を含む)が加熱され,その他の部位は加熱されない。従って,本形態の予熱工程は,スルーホール13の周辺のみの局所的な加熱となる。
また,金属リング15は,その熱容量が小さくかつ回路パターン11および層間絶縁層12により断熱保持されている。そのため,所望の温度(本形態では150℃程度)に迅速に達する。よって,短時間で加熱を終えることができる。
また,金属リング15は,基板厚さ方向に均一の厚さのリング状をなしている。そのため,基板厚さ方向に均一に発熱する。よって,スルーホール13は,基板厚さ方向に均一に加熱される。
次に,回路基板100をフローはんだ槽に搬入して,プリント基板10のリフロー面から溶融はんだを供給する。これにより,図4(f)に示すように,スルーホール13中にはんだが浸入し,リード21がプリント基板10に接合される。つまり,リード21と回路パターン11とが電気的に接続される。
このはんだ付け作業時,スルーホール13およびスルーホール13に囲まれた領域内は,先の予熱処理によって十分に加熱されている。しかも,回路基板100の両表面とも均等に加熱されている。そのため,スルーホール13内に浸入したはんだは,途中で凝固することなくプリント基板10の実装面(図1中の上側の面)側まで容易に到達することができる。すなわち,良好なはんだ上がり特性が得られる。
以上詳細に説明したように本形態の回路基板100は,電子部品20のリード21が挿入されるスルーホール13を取り囲むように,電磁誘導予熱装置40による高周波電磁場によって電磁誘導発熱する金属リング15を備えることとしている。金属リング15は,スルーホール13の内壁のCu膜と接している。そして,回路基板100は,スルーホール13を予熱する際に,金属リング15を高周波バイアスの印加によって電磁誘導発熱させることとしている。
本形態の予熱処理では,スルーホール13を取り囲む金属リング15のみが電磁誘導によって加熱され,金属リング15と接するスルーホール13のCu膜が伝熱加熱される。つまり,局所的な加熱が可能であり,スルーホール13以外の部分は加熱されない。また,金属リング15から回路パターン11への直接的な伝熱であるため,エネルギーロスが少ない。そのため,本形態の回路基板100による予熱処理はエネルギー効率が良い。
また,本形態の回路基板100では,プリント基板10を貫通する金属リング15が基板厚さ方向に均一に発熱する。そのため,スルーホール13全体が基板厚さ方向に均一に加熱される。よって,基板厚さ方向に温度のばらつきがなく,予熱後のはんだ付けの際に良好なはんだ上がり特性が得られる。
また,金属リング15は,その熱容量が小さくかつ回路パターン11および層間絶縁層12により断熱保持されている。そのため,スルーホール13の表面は所望の温度に迅速に達する。従って,短時間で予熱を完了することができる。また,金属リング15は,スルーホール13の内壁のCu膜と接しており,その外径はスルーホール13の径よりも僅かに大きい程度であり,ランド14の外径と同程度,もしくはそれよりも小さくすることもできる。そのため,基板のコンパクト化の妨げとならない。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施の形態では,リング状の金属部材をプリント基板10に圧入して金属リング15を構成しているが,これに限るものではない。例えば,あらかじめ金属リングの外径と略同サイズの貫通孔を設け,その貫通孔に接着剤を塗布した金属リングを挿入することによっても構成することができる。
実施の形態にかかる回路基板の,はんだ付け前の概略断面を示す断面図である。 実施の形態にかかる回路基板の,はんだ付け後の概略断面を示す断面図である。 図2に示した回路基板のA−A断面を示す概略平面図である。 実施の形態にかかる回路基板の実装手順を示す図である。 実施の形態にかかる電磁誘導予熱装置の概略構成を示す図である。 実施の形態にかかる回路基板の予熱状態を示す概略図である。
符号の説明
10 プリント基板(配線基板)
11 回路パターン
12 層間絶縁層
13 スルーホール
15 金属リング(金属発熱体)
20 電子部品
21 リード
30 はんだ
40 誘導加熱装置
41 誘導加熱コイル
42 高周波電源
100 回路基板

Claims (2)

  1. 少なくとも両表面に回路パターンが形成された配線基板と,前記配線基板を貫通するスルーホールとを備えた回路基板において,
    前記配線基板を貫通するとともに前記スルーホールを取り囲み,高周波の電磁場によって電磁誘導発熱するリング状の金属発熱体を備え,
    前記スルーホールの内壁の導体膜は,前記金属発熱体と接していることを特徴とする回路基板。
  2. 少なくとも両表面に回路パターンが形成された配線基板と,前記配線基板に実装される電子部品と,前記配線基板を貫通し前記電子部品のリードが挿入されるスルーホールとを備える回路基板の実装方法において,
    前記配線基板を貫通し,高周波の電磁場によって電磁誘導発熱するリング状の金属発熱体を,前記配線板に組み込む発熱体組込ステップと,
    前記金属発熱体のリング部の内壁に導体膜を形成し,前記金属発熱体のリング部の内側にスルーホールを形成するスルーホール形成ステップと,
    高周波の電磁場を形成して前記金属発熱体を発熱させ,前記スルーホールを加熱する予熱ステップと,
    前記配線基板を予熱した後に,前記配線基板に溶融はんだを供給するはんだ付けステップとを含むことを特徴とする回路基板の実装方法。
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