JP2008021505A - 照明装置 - Google Patents

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Teiichiro Takano
貞一郎 高野
Toshihiko Kondo
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Abstract

【課題】LED1が発生した熱を効率良く空気を介して放熱する。
【解決手段】LED1を覆うための概略半球状のカバー(レンズ)2と、LED1からの熱を放熱するための複数の放熱フィン部分3bとを具備し、複数の放熱フィン部分3bを放射状に配列した照明装置において、カバー(レンズ)2を中空形状に形成することによってLED1とカバー(レンズ)2との間に空間21を配置し、その空間21と、隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間22とを、複数の放熱フィン部分3bを支持する放熱機体本体部分3aとカバー(レンズ)2との間の空間23を介して連通した。
【選択図】図3

Description

本発明は、LEDを覆うための概略半球状のカバーと、LEDからの熱を放熱するための複数の放熱フィンとが設けられ、複数の放熱フィンが放射状に配列された照明装置に関し、特には、LEDが発生した熱を効率良く空気を介して放熱することができる照明装置に関する。
従来から、LEDを覆うための概略半球状のカバーと、LEDからの熱を放熱するための複数の放熱フィンとが設けられ、複数の放熱フィンが放射状に配列された照明装置が知られている。この種の照明装置の例としては、例えば特開2005−93097号公報に記載されたものがある。
特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、LEDがヒートシンクに接着され、そのヒートシンクがCu製ベース部に接着されている。更に、LEDおよびヒートシンクが蛍光体含有樹脂によって封止され、その蛍光体含有樹脂が更なる樹脂によって封止され、その更なる樹脂が、半球状に成形され、LEDのカバーとして機能している。
更に、特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、Cu製ベース部の表面のうち、LEDとは反対側の面に、円筒状支持体が取り付けられ、その円筒状支持体の外周面には、LEDからの熱を放熱するための複数の放熱フィンが放射状に配列されている。
詳細には、特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、LEDが発生した熱の一部が、ヒートシンク、Cu製ベース部、支持体および放熱フィンを介して放熱されている。また、LEDが発生した熱の一部が、LEDの周りの蛍光体含有樹脂、および、その周りの更なる樹脂を介して、その周りの空気に伝わり、その暖められた空気が、隣接する2個の放熱フィンの間を移動することにより、放熱されている。
ところで、特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、上述したように、LEDが発生した熱の一部を周りの空気に伝え、その空気を冷却しようとしているにもかかわらず、LEDが蛍光体含有樹脂によって封止され、更に、その蛍光体含有樹脂が、LEDのカバーとして機能する半球状の更なる樹脂によって封止されている。その結果、特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、LEDの熱が周りの空気まで伝わる効率が低下してしまっている。
換言すれば、特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、周りの空気を介してLEDの熱を放熱しようとしているにもかかわらず、LEDが、蛍光体含有樹脂およびその周りの更なる樹脂からなる2個の厚い樹脂層によって覆われているため、LEDの熱が周りの空気まで効率良く伝わることができない。すなわち、特開2005−93097号公報に記載された照明装置では、LEDが発生した熱を効率良く空気を介して放熱することができない。
特開2005−93097号公報
前記問題点に鑑み、本発明は、LEDが発生した熱を効率良く空気を介して放熱することができる照明装置を提供することを目的とする。
詳細には、本発明は、LEDが発生した熱の一部を、樹脂、金属などを介することなく、空気のみを介して、効率良く放熱することができる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、LEDと、前記LEDを覆うための概略半球状のカバーと、前記LEDからの熱を放熱するための複数の放熱フィンとを具備し、前記複数の放熱フィンを放射状に配列した照明装置において、前記カバーを中空形状に形成することによって前記LEDと前記カバーとの間に空間を配置し、その空間と、隣接する2個の放熱フィンの間の空間とを、前記複数の放熱フィンを支持する放熱機体と前記カバーとの間の空間を介して連通したことを特徴とする照明装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、前記放熱機体の内側の空間と、前記放熱機体の外側の隣接する2個の放熱フィンとの間の空間とを連通するためのスリットを前記放熱機体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、前記LEDに電力を供給するための基板に貫通穴を形成し、前記LEDを前記放熱機体上に実装すると共に、前記貫通穴の中に前記LEDを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、前記基板と電気的に接続するための電極部分を、前記LEDの表面および裏面のうち、前記放熱機体に対向する裏面とは反対側の表面に形成したことを特徴とする請求項3に記載の照明装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、前記放熱機体を中空形状に形成すると共に、前記放熱機体を隔てて前記LEDの反対側に伝熱リブを配置したことを特徴とする請求項3又は4に記載の照明装置が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、前記伝熱リブの一端を前記放熱機体を隔てて前記LEDの反対側に配置すると共に、前記伝熱リブの他端を前記放熱機体を隔てて前記放熱フィンの反対側に配置したことを特徴とする請求項5に記載の照明装置が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、前記複数の放熱フィン、前記放熱機体、および、前記伝熱リブを一部材によって形成したことを特徴とする請求項6に記載の照明装置が提供される。
請求項8に記載の発明によれば、前記カバーによって前記複数の放熱フィンの一部を覆ったことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の照明装置が提供される。
請求項1に記載の照明装置では、カバーを中空形状に形成することによってLEDとカバーとの間に空間が配置されている。換言すれば、請求項1に記載の照明装置では、LEDが、樹脂によって封止されるのではなく、カバーの内側の空気によって覆われている。そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、LEDが樹脂によって封止されている場合よりも、LEDの熱を周りの空気に効率良く伝えることができる。
更に、請求項1に記載の照明装置では、LEDとカバーとの間の空間と、隣接する2個の放熱フィンの間の空間とが、複数の放熱フィンを支持する放熱機体とカバーとの間の空間を介して連通されている。そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、LEDとカバーとの間の空間の熱気を、複数の放熱フィンを支持する放熱機体とカバーとの間の空間を介して、隣接する2個の放熱フィンの間の空間に効果的に放出することができる。
その結果、請求項1に記載の照明装置によれば、LEDが発生した熱を、空気を介して効率良く放熱することができる。詳細には、請求項1に記載の照明装置によれば、LEDが発生した熱の一部を、樹脂、金属などを介することなく、空気のみを介して、効率良く放熱することができる。
請求項2に記載の照明装置では、放熱機体の内側の空間と、放熱機体の外側の隣接する2個の放熱フィンとの間の空間とを連通するためのスリットが放熱機体に形成されている。そのため、請求項2に記載の照明装置によれば、放熱機体の内側の空間の熱気を、放熱機体に形成されたスリットを介して、放熱機体の外側の隣接する2個の放熱フィンの間の空間に効果的に放出することができる。
その結果、請求項2に記載の照明装置によれば、例えば放熱機体の内側に配置された電源が発生した熱を、空気を介して効率良く放熱することができる。詳細には、請求項2に記載の照明装置によれば、例えば放熱機体の内側に配置された電源が発生した熱の一部を、樹脂、金属などを介することなく、空気のみを介して、効率良く放熱することができる。
請求項3に記載の照明装置では、LEDに電力を供給するための基板に貫通穴が形成されている。更に、請求項3に記載の照明装置では、LEDが基板を介して放熱機体上に実装されるのではなく、LEDが放熱機体上に実装されると共に、基板の貫通穴の中にLEDが配置されている。
そのため、請求項3に記載の照明装置では、LEDが発生した熱が、基板を介して放熱機体に伝熱されるのではなく、基板を介することなく放熱機体に伝熱される。
その結果、請求項3に記載の照明装置によれば、LEDが基板を介して放熱機体上に実装される場合よりも、LEDから放熱機体への伝熱効率を向上させることができる。
LEDが基板を介して放熱機体上に実装されるのではなく、LEDが放熱機体上に実装されるにもかかわらず、基板と電気的に接続するための電極部分が、LEDの表面および裏面のうち、放熱機体に対向する裏面に形成されてしまうと、LEDの電極部分と基板とを電気的に接続する作業性が著しく悪化してしまう。
この点に鑑み、請求項4に記載の照明装置では、基板と電気的に接続するための電極部分が、LEDの表面および裏面のうち、放熱機体に対向する裏面とは反対側の表面に形成されている。そのため、請求項4に記載の照明装置によれば、LEDが放熱機体上に実装された後においても、LEDの電極部分と基板とを容易に電気的に接続することができる。換言すれば、請求項4に記載の照明装置によれば、LEDが基板を介することなく放熱機体上に実装される場合であっても、LEDの電極部分と基板とを容易に電気的に接続することができる。
請求項5に記載の照明装置では、放熱機体が中空形状に形成されている。そのため、請求項5に記載の照明装置によれば、放熱機体を成形によって形成することができる。
更に、請求項5に記載の照明装置では、放熱機体を隔ててLEDの反対側に伝熱リブが配置されている。換言すれば、請求項5に記載の照明装置では、LEDが発生した熱の一部が、放熱機体を介して伝熱される。また、LEDが発生した熱の一部が、伝熱リブを介して伝熱される。そのため、請求項5に記載の照明装置によれば、伝熱リブが設けられていない場合よりも、LEDが発生した熱の伝熱効率を向上させることができる。
請求項6に記載の照明装置では、伝熱リブの一端が放熱機体を隔ててLEDの反対側に配置されると共に、伝熱リブの他端が放熱機体を隔てて放熱フィンの反対側に配置されている。換言すれば、請求項6に記載の照明装置では、LEDが発生した熱の一部が、伝熱リブを介して伝熱され、放熱フィンから放熱される。つまり、請求項6に記載の照明装置では、LEDから伝熱リブに伝熱された熱のすべてが、中空形状の放熱機体の内側に配置された伝熱リブから放熱機体の内側に放熱されるのではなく、LEDから伝熱リブに伝熱された熱の一部が、中空形状の放熱機体の外側に配置された放熱フィンから放熱機体の外側に放熱される。
そのため、請求項6に記載の照明装置によれば、LEDから伝熱リブに伝熱された熱のすべてが放熱機体の内側に放熱される場合よりも、放熱効率を向上させることができる。
請求項7に記載の照明装置では、複数の放熱フィン、放熱機体、および、伝熱リブが一部材によって形成されている。そのため、請求項7に記載の照明装置によれば、複数の放熱フィン、放熱機体、および、伝熱リブが複数の部材によって形成されている場合よりも、照明装置全体の組立コストを低減することができる。更に、請求項7に記載の照明装置によれば、複数の放熱フィン、放熱機体、および、伝熱リブが複数の部材によって形成されている場合よりも、複数の放熱フィンと放熱機体との境界部分における伝熱抵抗の上昇、および、放熱機体と伝熱リブとの境界部分における伝熱抵抗の上昇を抑制することができる。
請求項8に記載の照明装置では、複数の放熱フィンの一部がカバーによって覆われている。換言すれば、請求項8に記載の照明装置では、複数の放熱フィンの一部がカバーの内側の空間内に配置されている。つまり、請求項8に記載の照明装置では、カバーが、複数の放熱フィンの一部とオーバーラップするまで延ばされている。
そのため、請求項8に記載の照明装置によれば、LEDとカバーとの間の空間の熱気を、隣接する2個の放熱フィンの間の空間までカバーによって案内することができる。
以下、本発明の照明装置の第1の実施形態について説明する。図1〜図3は第1の実施形態の照明装置を示した図である。詳細には、図1(A)は第1の実施形態の照明装置の平面図、図1(B)は第1の実施形態の照明装置の斜視図、図1(C)は第1の実施形態の照明装置の正面図、図1(D)は第1の実施形態の照明装置の右側面図である。図2(A)は第1の実施形態の照明装置の左側面図、図2(B)は例えば乳白色のカバー(レンズ)2を透視して見た第1の実施形態の照明装置の正面図、図2(C)は第1の実施形態の照明装置の後側面図、図2(D)は第1の実施形態の照明装置の底面図である。図3(A)は図2(B)のA−A線に沿った断面図、図3(B)は図2(B)のB−B線に沿った断面図である。
図1〜図3において、1はLEDを示しており、3はヒートシンクとしての放熱機体を示しており、3aは放熱機体3の一部を構成する放熱機体本体部分を示している。第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、概略半球状の中空のカバー(レンズ)2によってLED1が覆われている。更に、一端が開口し、他端が概略半球状の9面体によって閉じられた円筒により、放熱機体本体部分3aが構成されている。つまり、放熱機体本体部分3aが中空形状に形成されている。
また、図1〜図3において、3a1は放熱機体本体部分3aに形成されたスリットを示しており、3bは放熱機体3の一部を構成する放熱フィン部分を示しており、3b1は放熱フィン部分3bの先端部分を示している。第1の実施形態の照明装置では、図3(A)に示すように、LED1が発生した熱の一部が、放熱機体本体部分3aを介して放熱フィン部分3bに伝熱され、その放熱フィン部分3bから放熱される。
更に、図1〜図3において、3cは放熱機体3の一部を構成する伝熱リブ部分を示しており、3c1,3c2は伝熱リブ部分3cの端部を示している。第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、伝熱リブ部分3cが、中空の放熱機体本体部分3aの内側に配置されている。
また、図1〜図3において、4はLED1に電力を供給するためのフレキシブル基板を示しており、5は電源などが搭載された回路基板を示しており、6はホルダを示しており、7は口金を示している。21はLED1とカバー(レンズ)2との間の空間を示しており、22は隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間を示しており、23は放熱機体本体部分3aとカバー(レンズ)2との間の空間を示しており、24は放熱機体本体部分3aの内側の空間を示している。
図4は図1〜図3に示したカバー(レンズ)2の部品図である。詳細には、図4(A)はカバー(レンズ)2の平面図、図4(B)はカバー(レンズ)2の斜視図、図4(C)はカバー(レンズ)2の正面図、図4(D)は図4(C)のC−C線に沿った断面図である。
図5〜図7は図1〜図3に示した放熱機体3の部品図である。詳細には、図5(A)は放熱機体3の平面図、図5(B)は放熱機体3の斜視図、図5(C)は放熱機体3の正面図、図5(D)は放熱機体3の右側面図である。図6(A)は放熱機体3の左側面図、図6(B)は放熱機体3の正面図、図6(C)は放熱機体3の後側面図、図6(D)は放熱機体3の底面図である。図7(A)は図6(B)のD−D線に沿った断面図、図7(B)は図6(B)のE−E線に沿った断面図である。
第1の実施形態の照明装置では、図5(B)、図5(C)および図6(C)に示すように、例えば18個の放熱フィン部分3bが、放熱機体本体部分3aの中心軸線を中心に放射状に配列されている。換言すれば、例えば18個の放熱フィン部分3bが放熱機体本体部分3aによって支持されている。
図8は放熱機体本体部分3a(図5〜図7参照)に対して固定されたLED1およびフレキシブル基板4を示した図である。詳細には、図8(A)はLED1およびフレキシブル基板4を示した図5(A)に対応する平面図、図8(B)はLED1およびフレキシブル基板4を示した図5(B)に対応する斜視図、図8(C)はLED1およびフレキシブル基板4を示した図5(C)に対応する正面図、図8(D)はLED1およびフレキシブル基板4を示した図5(D)に対応する右側面図である。図9はLED1とフレキシブル基板4と放熱機体本体部分3aと伝熱リブ部分3cとの関係を概略的に示した断面図、図10は図3に示した回路基板5の斜視図である。
図8および図9において、1aはLED1の表面に形成された発光部分を示しており、1bはLED1の表面に形成された電極部分を示しており、4aはフレキシブル基板4に形成された貫通穴を示しており、4bはフレキシブル基板4の表面に形成された電極部分を示している。
第1の実施形態の照明装置では、LED1がフレキシブル基板4を介して放熱機体本体部分3a上に実装されるのではなく、図9に示すように、LED1が、放熱機体本体部分3a上に実装されると共に、フレキシブル基板4の貫通穴4aの中に配置されている。詳細には、LED1が例えば熱伝導性接着剤によって放熱機体本体部分3aに対して接着固定されている。そのため、LED1が発生した熱が、フレキシブル基板4を介して放熱機体本体部分3aに伝熱されるのではなく、フレキシブル基板4を介することなく放熱機体本体部分3aに伝熱される。
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1がフレキシブル基板4を介して放熱機体本体部分3a上に実装される場合よりも、LED1から放熱機体本体部分3aへの伝熱効率を向上させることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置では、図9に示すように、フレキシブル基板4の電極部分4bと電気的に接続するためのLED1の電極部分1bが、LED1の表面(図9の上側の面)および裏面(図9の下側の面)のうち、放熱機体本体部分3aに対向する裏面(図9の下側の面)とは反対側の表面(図9の上側の面)に形成されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1が放熱機体本体部分3a上に実装された後においても、LED1の電極部分1bとフレキシブル基板4の電極部分4bとを容易に電気的に接続することができる。換言すれば、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1がフレキシブル基板4を介することなく放熱機体本体部分3a上に実装される場合であっても、LED1の電極部分1bとフレキシブル基板4の電極部分4bとを容易に電気的に接続することができる。
詳細には、第1の実施形態の照明装置では、図5(B)、図5(C)、図8(B)および図8(C)に示すように、5個のLED1が、放熱機体本体部分3aの概略半球状の部分に実装されている。更に、電力がフレキシブル基板4から5個のLED1に供給されると、5個のLED1から光が照射され、その光が、図3(A)および図3(B)に示すように、空間21,23およびカバー(レンズ)2を介して照明装置の外側に照射される。
また、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)、図5(B)および図8(B)に示すように、LED1が発生した熱の一部が、放熱機体本体部分3aを介して放熱フィン部分3bに伝熱され、放熱フィン部分3bから放熱される。
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図3(A)および図3(B)に示すように、LED1が発生した熱の一部が、LED1とカバー(レンズ)2との間の空間21の空気に伝熱され、次いで、LED1とカバー(レンズ)2との間の空間21の熱気が、放熱機体本体部分3aとカバー(レンズ)2との間の空間23を介して、隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間22に放出される。
すなわち、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、カバー(レンズ)2を中空形状に形成することによってLED1とカバー(レンズ)2との間に空間21が配置されている。換言すれば、LED1が、樹脂によって封止されるのではなく、カバー(レンズ)2の内側の空気によって覆われている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1が樹脂によって封止されている場合よりも、LED1の熱を周りの空気に効率良く伝えることができる。
また、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図3(A)および図3(B)に示すように、LED1とカバー(レンズ)2との間の空間21と、隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間22とが、放熱機体本体部分3aとカバー(レンズ)2との間の空間23を介して連通されている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1とカバー(レンズ)2との間の空間21の熱気を、放熱機体本体部分3aとカバー(レンズ)2との間の空間23を介して、隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間22に効果的に放出することができる。その結果、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1が発生した熱を、空気を介して効率良く放熱することができる。
詳細には、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(D)および図3(A)に示すように、放熱フィン部分3bの一部がカバー(レンズ)2によって覆われている。換言すれば、第1の実施形態の照明装置では、放熱フィン部分3bの先端部分3b1がカバー(レンズ)2の内側の空間内に配置されている。つまり、カバー(レンズ)2が、放熱フィン部分3bの先端部分3b1とオーバーラップするまで延ばされている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1とカバー(レンズ)2との間の空間21の熱気を、隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間22までカバー(レンズ)2によって案内することができる。
更に、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、放熱機体本体部分3aが中空形状に形成され、放熱機体本体部分3aを隔ててLED1の反対側(図3(A)および図3(B)の下側)に伝熱リブ部分3cが配置されている。
換言すれば、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、LED1が発生した熱の一部が、放熱機体本体部分3aおよび伝熱リブ部分3cを介して伝熱される。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1の反対側に伝熱リブ部分3cが設けられていない場合よりも、LED1が発生した熱の伝熱効率を向上させることができる。
詳細には、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)に示すように、伝熱リブ部分3cの端部3c1が放熱機体本体部分3aを隔ててLED1の反対側(図3(A)の下側)に配置されると共に、伝熱リブ部分3cの端部3c2が放熱機体本体部分3aを隔てて放熱フィン部分3bの反対側(図3(A)の右側)に配置されている。
換言すれば、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)に示すように、LED1が発生した熱の一部が、伝熱リブ部分3cを介して放熱フィン部分3bに伝熱され、放熱フィン部分3bから放熱される。つまり、第1の実施形態の照明装置では、LED1から伝熱リブ部分3bに伝熱された熱のすべてが、伝熱リブ部分3cから放熱機体本体部分3aの内側の空間24に放熱されるのではなく、LED1から伝熱リブ部分3cに伝熱された熱の一部が、放熱フィン部分3bに伝熱され、放熱フィン部分3bから放熱機体本体部分3aの外側に放熱される。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、LED1から伝熱リブ部分3cに伝熱された熱のすべてが放熱機体本体部分3aの内側の空間24に放熱される場合よりも、放熱効率を向上させることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1(A)、図1(B)、図1(D)、図2(A)、図2(D)、図3(B)および図6(C)に示すように、放熱機体本体部分3aの内側の空間24と、放熱機体本体部分3aの外側の隣接する2個の放熱フィン部分3bとの間の空間22とを連通するためのスリット3a1が放熱機体本体部分3aに形成されている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、回路基板5等から放熱機体本体部分3aの内側の空間24に放出された熱気を、スリット3a1を介して、放熱機体本体部分3aの外側の隣接する2個の放熱フィン部分3bの間の空間22に効果的に放出することができる。その結果、第1の実施形態の照明装置によれば、電源等を有する回路基板5が発生した熱を、空気を介して効率良く放熱することができる。
詳細には、第1の実施形態の照明装置では、放熱機体本体部分3aと、放熱フィン部分3bと、伝熱リブ部分3cとを有する放熱機体3が、例えばアルミダイキャストによって一部材として形成されている。第2の実施形態の照明装置では、代わりに、放熱機体本体部分3aと、放熱フィン部分3bと、伝熱リブ部分3cとを別個の部材によって構成することも可能である。
更に詳細には、第1の実施形態の照明装置では、例えば交流100V電源が口金7を介して給電されると、回路基板5に搭載された定電流電源によって定電流が生成され、フレキシブル基板4を介してLED1に供給される。また、第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、絶縁材によって形成されたホルダ6を介して、放熱機体3と口金7とが接続されている。更に、第1の実施形態の照明装置では、例えばLED1を遠隔調光するための調光回路が回路基板5に搭載されている。
第1の実施形態の照明装置を示した図である。 第1の実施形態の照明装置を示した図である。 第1の実施形態の照明装置を示した図である。 図1〜図3に示したカバー(レンズ)2の部品図である。 図1〜図3に示した放熱機体3の部品図である。 図1〜図3に示した放熱機体3の部品図である。 図1〜図3に示した放熱機体3の部品図である。 放熱機体本体部分3a(図5〜図7参照)に対して固定されたLED1およびフレキシブル基板4を示した図である。 LED1とフレキシブル基板4と放熱機体本体部分3aと伝熱リブ部分3bとの関係を概略的に示した断面図である。 図3に示した回路基板5の斜視図である。
符号の説明
1 LED
1a 発光部分
1b 電極部分
2 カバー(レンズ)
3 放熱機体
3a 放熱機体本体部分
3a1 スリット
3b 放熱フィン部分
3b1 先端部分
3c 伝熱リブ部分
3c1,3c2 端部
4 フレキシブル基板
4a 貫通穴
4b 電極部分
5 回路基板
6 ホルダ
7 口金
21,22,23,24 空間

Claims (8)

  1. LEDと、前記LEDを覆うための概略半球状のカバーと、前記LEDからの熱を放熱するための複数の放熱フィンとを具備し、前記複数の放熱フィンを放射状に配列した照明装置において、前記カバーを中空形状に形成することによって前記LEDと前記カバーとの間に空間を配置し、その空間と、隣接する2個の放熱フィンの間の空間とを、前記複数の放熱フィンを支持する放熱機体と前記カバーとの間の空間を介して連通したことを特徴とする照明装置。
  2. 前記放熱機体の内側の空間と、前記放熱機体の外側の隣接する2個の放熱フィンとの間の空間とを連通するためのスリットを前記放熱機体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記LEDに電力を供給するための基板に貫通穴を形成し、前記LEDを前記放熱機体上に実装すると共に、前記貫通穴の中に前記LEDを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記基板と電気的に接続するための電極部分を、前記LEDの表面および裏面のうち、前記放熱機体に対向する裏面とは反対側の表面に形成したことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記放熱機体を中空形状に形成すると共に、前記放熱機体を隔てて前記LEDの反対側に伝熱リブを配置したことを特徴とする請求項3又は4に記載の照明装置。
  6. 前記伝熱リブの一端を前記放熱機体を隔てて前記LEDの反対側に配置すると共に、前記伝熱リブの他端を前記放熱機体を隔てて前記放熱フィンの反対側に配置したことを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記複数の放熱フィン、前記放熱機体、および、前記伝熱リブを一部材によって形成したことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記カバーによって前記複数の放熱フィンの一部を覆ったことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の照明装置。
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