JP2008018216A - 歯面に沿う形状の歯ブラシ - Google Patents

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JP2008018216A JP2006220619A JP2006220619A JP2008018216A JP 2008018216 A JP2008018216 A JP 2008018216A JP 2006220619 A JP2006220619 A JP 2006220619A JP 2006220619 A JP2006220619 A JP 2006220619A JP 2008018216 A JP2008018216 A JP 2008018216A
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Abstract

【課題】従来から歯垢(プラーク)除去を目的として、いろいろな形の歯ブラシが使われ又考案もされているが、完全な除去は難しい。本発明は、上記した2種類の歯ブラシの形状のものを部位により使い分け、また一筆書きのように順序良く使うことにより、すみずみまで磨きやすく、確実に磨ける歯ブラシを提供する。
【解決手段】一方の歯ブラシは、複数本の刷毛を束ねた毛束が、歯ブラシの軸方向に沿って2列以上3列乃至5列埋設されたヘッド部とこれに続く首部とを有し、ヘッド部の片側より反対側に向かい刷毛長を順次短くし歯面に沿いやすい角度を付ける。刷毛長は10〜15ミリ程度とする。そしてもう一方の歯ブラシは、前記ブラシとは反対方向に角度を付けるものとし、これら2本の歯ブラシを一組として歯の部位と表側か裏側かにより使い分ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯ブラシに関するものであり、歯ブラシの植毛の形状に工夫を加えることによって歯の裏側、歯と歯の間、奥歯のかみ合わせ、特に歯と歯肉の境目の汚れを除去しようとしたものである。
従来から、齲蝕・歯周疾患の最大の原因は歯垢中の細菌であるということから、歯垢(プラーク)除去を目的として、いろいろな形の歯ブラシが使われ又考案もされている。歯科疾患実態調査によると、毎日歯を磨く人の割合は96%以上に達しているにもかかわらず、齲蝕の有病率は、乳歯で57%、永久歯で86% また成人の歯肉に異常のある人の割合は70%以上となっている。
言い換えると歯磨き効果が出ていないと言える。しかし歯の寿命を延ばし健康で過ごすためには、歯垢(プラーク)除去の大切さが一層求められている。
しかし従来から、口腔内の歯の並びは複雑で(1)歯と歯肉が接する部分(2)歯周疾患により歯肉が縮退した場合の根元の部分(3)前歯・小臼歯の裏側、(4)奥の歯の表側や裏側(5)その他などが磨くのが難しい場所とされている。
特に歯を失う原因の第一に数えられる歯周疾患から歯を守るためには、歯垢除去(プラーク・コントロール)が非常に大切なものと考えられている。そのため基本的な磨き方に
(I)バス法:歯ブラシを軽く持ち歯肉の縁に45度の角度で当てて小刻みに振動させて歯肉の縁、歯と歯の間を磨く。これはまた歯肉のマッサージにもなる。
(II)スクラビング法:手先を歯面に直角に当て小刻みに振動させて歯と歯の間を磨く。
という(I)(II)の方法があるが、その目的としているところは歯周疾患に関していえば、歯肉の炎症の発症と直接関係あるプラークが歯肉と接しているところに存在しているので、歯と歯肉との境目とが接する部位に蓄積する歯垢(プラーク)が取り除ければ良いとされている。ところが(I)は、歯面への角度付けが難しく、毛先にたわみの力が加わるため、思いのほか歯と歯肉の境目に毛先が届いておらず難易度が高い方法と言える。〔図6〕。そこで歯ブラシ形状に工夫を加えることにより、歯面に沿いやすいようになり〔図5〕結果として、(I)(II)の方法が容易になり課題を解決することが出来る。このことが最大の特徴である。 上記で述べた(2)歯周疾患により歯肉が縮退した場合の根元の部分(3)前歯・小臼歯の裏側(4)奥の歯の表側や裏側(5)その他などが磨くのが難しい場所とされているが、この歯ブラシを使うことにより、歯垢除去(プラーク・コントロール)もたやすくなる。
この課題を解決するための請求項1の発明は、ブラシ毛の先端で構成される刷掃面が片流れ屋根に類似した形状のものと、もう一つ、片流れの角度が反対の2種類のものとで一組とされる歯ブラシ〔図1〕〔図2〕である。これらをそれぞれの歯の外側(頬のある側)と内側(舌のある側)で歯の面に沿うように使い分けることにより、歯と歯肉の境目に歯ブラシの毛先が届きやすくなる。
また、請求項2の発明は、植毛台を回転させることにより、一本の柄に対して請求項1の2種類の機能を発揮するものが可能となる。
また請求項3の発明は電動式の歯ブラシ装置にも装着し使用が可能となる。
本発明により、歯垢(プラーク)除去の確率が高くなり、結果として今までより多くの歯が、齲蝕や歯周疾患に罹患するのが免れ抜歯されずに済む。これにより全身の健康の維持増進がはかられ、幸せがもたらされるとともに医療費の削減に寄与する。
(1)特に、歯と歯肉の境目の汚れを除去することを特徴とするこの発明は、毛先を片流れ屋根に類似した形状にすることにより歯面に沿いやすくする。〔図1〕〔図2〕2種類の歯ブラシの形状のものを部位により使い分け、また一筆書きのように順序良く使うことにより磨き忘れの場所をなくし、より隅々まで確実に磨ける歯ブラシを提供する。実際に使ってみるとわかるが、〔図1〕〔図2〕いずれか一本の歯ブラシだけではもち手の関係で、歯面にうまく沿わない現象が生じる。
まず従来の歯ブラシだとバス法を行った時に、歯面への歯ブラシの沿いが悪い〔図6〕が、本発明の歯ブラシでは歯面への沿いが良くまた歯肉溝に毛先が届きやすくなる〔図5〕。使い方も大切な要素であり、
磨く順序としてまず
(A):歯列をかみ合わせの面から見た図〔図7〕〔図8〕で前歯群・左右の臼歯群の3つに、上下顎それぞれにつきあらかじめ三つに区分するという前提で始める。
(B):(右手に歯ブラシを持つ場合)〔図7〕のスタート地点から歯磨きをはじめ〔図1〕の形状の歯ブラシで▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼→▲6▼ここで〔図2〕の形状の歯ブラシに持ち替えて→▲7▼→▲8▼→▲9▼→▲10▼→▲11▼→▲12▼ スタートの時点に戻る。
(C):(左手に歯ブラシを持つ場合)〔図8〕のスタート地点から歯磨きをはじめ〔図2〕の形状の歯ブラシで▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼→▲6▼ここで〔図1〕の形状の歯ブラシに持ち替えて→▲7▼→▲8▼→▲9▼→▲10▼→▲11▼→▲12▼ スタートの時点に戻る。
「表」→「表」→「裏」→「表」→「裏」→「裏」を2回繰り返すことになる。
前歯・小臼歯の裏側や歯間については、歯ブラシを縦てて持ち、先の部分もしくは、かかとの部分で毛先がもっと長い一列のところを使うようにして磨く。
(2)咬合面についても、同じように磨く。
(3)上顎の臼歯(奥歯)の外側は頬との関係から懐が狭く歯ブラシが入りにくい場所だが、歯ブラシを斜めに使うことにより、操作性が良くなり歯垢(プラーク)除去の効果が増す。
(4)歯肉溝の中にまで毛先が、届きやすくなる。
本発明に係る歯ブラシは、工業的に量産することが可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
毛先を片流れ屋根に類似した形状にした歯ブラシの斜視図である。 毛先の片流れの角度が反対の形状にした歯ブラシの斜視図である。 毛先を片流れ屋根に類似した形状にした歯ブラシ断面図である。 毛先の片流れの角度が反対の形状にした歯ブラシ断面図である。 本発明の歯ブラシの歯面への沿い方を表す図。 従来からある歯ブラシの歯面への沿い方を表す図。 右手に歯ブラシを持つ場合の、歯磨きの順番と2種類の歯ブラシの使い分けを示す図。 左手に歯ブラシを持つ場合の、歯磨きの順番と2種類の歯ブラシの使い分けを示す図。
符号の説明
1 [図1]の歯ブラシのヘッド部。
2 [図1]の歯ブラシの軸方向に沿った一端の刷毛。
3 [図1]の歯ブラシの軸方向に沿ったもう一端の刷毛。
4 [図2]の歯ブラシのヘッド部。
5 [図2]の歯ブラシの軸方向に沿った一端の刷毛。
6 [図2]の歯ブラシの軸方向に沿ったもう一端の刷毛。

Claims (3)

  1. 歯ブラシの植毛台に植設されたブラシ毛の先端で構成される刷掃面が、片流れ屋根に類似した形状のものと、もう一つ、片流れの角度が反対の2種類のものとで一組とされる歯ブラシ。〔図1〕〔図2〕
    これらを、それぞれの歯の外側(頬のある側)と内側(舌のある側)とで歯の面に沿うように使い分け、一筆書きの要領で使うことにより、歯垢(プラーク)の磨き残しが少なくなると同時に、狭い口腔内での操作性が良くなる歯ブラシ。
  2. 刷毛(ブラシ)部と柄とを連結する仕組みを単純な構造とし、容易に回転させ着脱もしくは変換できるようにする歯ブラシ。
  3. この形態を利用したいわゆる電動式歯ブラシ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104983181A (zh) * 2015-08-12 2015-10-21 周维富 一种新型牙刷

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