JP2008014817A - 圧力発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、精度よく圧力を制御する圧力発生装置を提供すること。
【解決手段】圧力発生装置の圧力発生装置本体200は、作業流体が収納されたシリンダ221の内部にピストン224が進退可能に設けられた圧力発生部220と、この圧力発生部220のピストン224に連結される可動板210と、電空変換器から導入される空気により可動板210に連結される押出ピストン232を進退させるエアシリンダ230と、モータに駆動されて可動板210に連結可能な進退軸を備えた駆動部240と、を具備した。
【選択図】図2
【解決手段】圧力発生装置の圧力発生装置本体200は、作業流体が収納されたシリンダ221の内部にピストン224が進退可能に設けられた圧力発生部220と、この圧力発生部220のピストン224に連結される可動板210と、電空変換器から導入される空気により可動板210に連結される押出ピストン232を進退させるエアシリンダ230と、モータに駆動されて可動板210に連結可能な進退軸を備えた駆動部240と、を具備した。
【選択図】図2
Description
圧力を発生する圧力発生装置に関する。
従来、所定の圧力を発生させて出力する圧力発生装置を備え、この圧力発生装置から発生した圧力により例えば圧力センサなどの圧力測定器を検査する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、オイルタンクおよび油圧ポンプを備えた圧力源と、この圧力源に接続されるメカニカルサーボバルブと、このメカニカルサーボバルブに接続されるとともに、メカニカルサーボバルブを軸心方向が平行に設けられる給圧シリンダとを備えた加圧装置である。この加圧装置では、メカニカルサーボバルブの軸心上に設けられるとともに、給圧シリンダとの接続を開閉する弁体に接続される操作ロッド部と、給圧シリンダの軸心上に設けられてシリンダ内のピストンに接続されたピストンロッドと、をバランスリンク部でリンクさせる。このような加圧装置では、操作ロッド部を例えば下方に移動させると、弁体も下方に移動し、メカニカルサーボバルブから給圧シリンダ内にオイルが供給され、これに応じてピストンが上昇する。このピストンの上昇により所定の圧力が出力される。そして、ピストンが上昇することでバランスリンク部により連結された操作ロッド部も上昇し、再び弁体によりメカニカルサーボバルブと給圧シリンダとが遮断される構成が採られている。
ところで、特許文献1のような従来の加圧装置では、オイルタンクから供給されるオイルを油圧ポンプにより供給する圧力源を利用している。このような圧力源では、オイルタンクなどを設ける必要があるため、装置が大型化してしまうという問題が挙げられる。また、高圧下においてピストンの移動量を厳密に制御することが困難であるため、高圧下における加圧精度が低下してしまうおそれがあるという問題が挙げられる。
本発明では、簡単な構成で、小型で、精度よく圧力を制御する圧力発生装置を提供することを目的とする。
本発明の圧力発生装置は、作動流体が収納されたシリンダの内部にピストンが進退可能に設けられ、このピストンの進退により圧力を発生させる圧力発生部と、前記ピストンの一端部に連結される可動板と、前記可動板に連結される可動連結部を備え、内部に空気が導入されることで前記可動連結部が前記ピストンの進退方向に進退して前記可動板を進退させるエアシリンダと、前記ピストンの進退方向に進退可能に設けられるとともに、先端部が前記可動板に連結可能に設けられる進退軸、およびこの進退軸を進退させるモータを備えた駆動部と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、圧力発生装置は、作業流体が収納されたシリンダの内部にピストンが進退可能に設けられた圧力発生部と、この圧力発生部のピストンに連結される可動板と、空気が導入されることで可動板に連結される可動連結部を進退させ、可動板を進退させるエアシリンダと、モータを駆動させることで可動板に連結可能な進退軸を進退させる可動部と、を備えている。これにより、可動板を進退させることで圧力発生部のピストンを進退させることができ、このピストンの進退により進退移動量に応じた圧力を発生させることができる。この時、エアシリンダにてある程度可動板を進退させた後、駆動部のモータを駆動させて進退軸を進退させることで、可動板を精度よく移動させることができる。
したがって、ピストンの移動量を微調整することができ、発生する圧力も微調整できるので、所望の圧力を精度よく発生させることができる。また、可動板を移動させるために、空気を導入することで可動板連結部を進退させるエアシリンダを用いているため、従来の油圧式圧力発生装置のような油圧ポンプ、オイルタンクなどといった構成が不要となり、圧力発生装置の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。
この発明によれば、圧力発生装置は、作業流体が収納されたシリンダの内部にピストンが進退可能に設けられた圧力発生部と、この圧力発生部のピストンに連結される可動板と、空気が導入されることで可動板に連結される可動連結部を進退させ、可動板を進退させるエアシリンダと、モータを駆動させることで可動板に連結可能な進退軸を進退させる可動部と、を備えている。これにより、可動板を進退させることで圧力発生部のピストンを進退させることができ、このピストンの進退により進退移動量に応じた圧力を発生させることができる。この時、エアシリンダにてある程度可動板を進退させた後、駆動部のモータを駆動させて進退軸を進退させることで、可動板を精度よく移動させることができる。
したがって、ピストンの移動量を微調整することができ、発生する圧力も微調整できるので、所望の圧力を精度よく発生させることができる。また、可動板を移動させるために、空気を導入することで可動板連結部を進退させるエアシリンダを用いているため、従来の油圧式圧力発生装置のような油圧ポンプ、オイルタンクなどといった構成が不要となり、圧力発生装置の構成を簡単にし、小型化を図ることができる。
本発明の圧力発生装置では、前記進退軸は、前記可動板から離反可能に設けられ、前記進退軸が前記可動板に当接したことを検知する検知センサを備えることが好ましい。
この発明によれば、進退軸が可動板に当接したことを検知する検知センサが設けられている。これにより、検知センサにて進退軸が可動板に当接したことを検知し、この位置を基本位置として進退軸を進退させることで可動板をより正確に進退させることができる。したがって、圧力発生部にて発生させる圧力をより精密に調整することができる。
この発明によれば、進退軸が可動板に当接したことを検知する検知センサが設けられている。これにより、検知センサにて進退軸が可動板に当接したことを検知し、この位置を基本位置として進退軸を進退させることで可動板をより正確に進退させることができる。したがって、圧力発生部にて発生させる圧力をより精密に調整することができる。
本発明では、前記エアシリンダは、複数設けられることが好ましい。
この発明によれば、複数本のエアシリンダで可動板を進退させているため、例えば可動板が圧力発生部のピストンに対して傾斜することがなく、ピストンが可動板に直交する状態を維持することができる。したがって、ピストンの移動量を正確にでき、圧力発生部からより精密に圧力を発生させることができる。
この発明によれば、複数本のエアシリンダで可動板を進退させているため、例えば可動板が圧力発生部のピストンに対して傾斜することがなく、ピストンが可動板に直交する状態を維持することができる。したがって、ピストンの移動量を正確にでき、圧力発生部からより精密に圧力を発生させることができる。
この時、本発明では、前記エアシリンダは、前記圧力発生部を挟む位置にそれぞれ少なくとも1つずつ設けられることが好ましい。
この発明では、エアシリンダが圧力発生部を挟んで少なくとも1つ以上設けられているので、可動板と圧力発生部のピストンとを直交する状態に確実に維持することができ、より正確にピストンを移動させることができる。
この発明では、エアシリンダが圧力発生部を挟んで少なくとも1つ以上設けられているので、可動板と圧力発生部のピストンとを直交する状態に確実に維持することができ、より正確にピストンを移動させることができる。
本発明では、前記エアシリンダは、前記可動板を該エアシリンダ側に付勢させる方向に圧力を印加する減圧弁を備えることが好ましい。
この発明によれば、減圧弁は、可動板をエアシリンダ側に付勢する方向に圧力を印加している。これにより、エアシリンダは、圧力発生部の圧力発生に対して抗することができる。したがって、圧力発生部にこのような圧力発生に抗する力を発生させる構成が不要であるため、圧力発生部を小型化することができる。さらに、圧力発生部での圧力制御が容易になり、広い圧力範囲を精度良く制御することが可能となる。さらには、例えば進退軸による可動板の位置調整時に、可動板をシリンダから離れる方向に移動しすぎた場合でも、進退軸を後退させることで容易に可動板をシリンダに近接する方向に移動させることができる。
この発明によれば、減圧弁は、可動板をエアシリンダ側に付勢する方向に圧力を印加している。これにより、エアシリンダは、圧力発生部の圧力発生に対して抗することができる。したがって、圧力発生部にこのような圧力発生に抗する力を発生させる構成が不要であるため、圧力発生部を小型化することができる。さらに、圧力発生部での圧力制御が容易になり、広い圧力範囲を精度良く制御することが可能となる。さらには、例えば進退軸による可動板の位置調整時に、可動板をシリンダから離れる方向に移動しすぎた場合でも、進退軸を後退させることで容易に可動板をシリンダに近接する方向に移動させることができる。
[圧力制御装置の構成]
以下、本発明の一実施の形態に係る圧力制御装置を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る圧力制御装置の概略を模式的に示すブロック図である。図2は、本実施の形態の圧力発生装置本体の平面図である。図3は、圧力発生装置本体の正面図である。図4は、図3におけるIV-IV線にて断面した状態での圧力発生装置本体の側断面図である。図5は、図3におけるV-V線にて断面した状態での圧力発生装置本体の側断面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る圧力制御装置を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る圧力制御装置の概略を模式的に示すブロック図である。図2は、本実施の形態の圧力発生装置本体の平面図である。図3は、圧力発生装置本体の正面図である。図4は、図3におけるIV-IV線にて断面した状態での圧力発生装置本体の側断面図である。図5は、図3におけるV-V線にて断面した状態での圧力発生装置本体の側断面図である。
図1において、100は、圧力制御装置であり、この圧力制御装置100は、所定の圧力を発生させて出力部260から出力させる装置である。この圧力制御装置100は、例えば出力部260から出力される基準圧力に基づいて圧力センサなどの圧力測定装置を検査する検査補助装置、圧力室などに正確な圧力を与えるための圧力付与装置など、精密な圧力を設定するための装置として利用される。そして、この圧力制御装置100は、圧力発生装置110と、制御装置120と、などを備えている。
圧力発生装置110は、制御装置120から入力される信号に基づいて、所定の圧力を発生させて出力部260から出力させる装置である。そして、圧力発生装置110は、図1に示すように、圧力発生装置本体200と、作動流体供給手段250と、出力部260と、などを備えている。
圧力発生装置本体200は、図1ないし図5に示すように、互いに平行して設けられるエアシリンダ設置板201、固定板202、および可動板210を備えている。
エアシリンダ設置板201は、固定板202に対向する面から反対側面に貫通する圧力発生部挿通孔201A、および駆動部挿通孔201Bを備えている。
固定板202は、エアシリンダ設置板201に向かって立設される複数の連結棒203を備えている。そして、この連結棒203のエアシリンダ設置板201側の端部をエアシリンダ設置板201に例えばボルト締めなどにより固定することで、エアシリンダ設置板201と固定板202とは、互いに連結固定されている。また、固定板202は、可動板210に対向する面からエアシリンダ設置板201に対向する面に貫通する圧力発生部固定挿通孔202Aと、駆動部固定挿通孔202Bとを備えている。
エアシリンダ設置板201は、固定板202に対向する面から反対側面に貫通する圧力発生部挿通孔201A、および駆動部挿通孔201Bを備えている。
固定板202は、エアシリンダ設置板201に向かって立設される複数の連結棒203を備えている。そして、この連結棒203のエアシリンダ設置板201側の端部をエアシリンダ設置板201に例えばボルト締めなどにより固定することで、エアシリンダ設置板201と固定板202とは、互いに連結固定されている。また、固定板202は、可動板210に対向する面からエアシリンダ設置板201に対向する面に貫通する圧力発生部固定挿通孔202Aと、駆動部固定挿通孔202Bとを備えている。
可動板210は、例えば金属板などにより形成され、図3に示すように、ピストン固定孔211と、一対のエアシリンダ軸固定孔212と、駆動軸挿通孔213とが固定板202に対向する面から反対側面に貫通して設けられている。ピストン固定孔211および一対のエアシリンダ軸固定孔212は、略一直線上に並列して形成されている。また、ピストン固定孔211は、一対のエアシリンダ軸固定孔212の間で、これらのエアシリンダ軸固定孔212から等距離となる位置に形成されている。駆動軸挿通孔213は、ピストン固定孔211および一対のエアシリンダ軸固定孔212を結ぶ直線の、ピストン固定孔211を通る垂線上に形成されている。
また、可動板210は、駆動軸挿通孔213の近傍に検知センサ214を備えている。この検知センサ214は、センサ本体214Aと、駆動軸挿通孔213を覆う状態に配置されるセンサ片214Bとを備えている。そして、この検知センサ214は、後述の進退軸242が可動板210に当接したか否かを検知するセンサである。具体的には、検知センサ214は、センサ本体214Aにて、進退軸242の先端部が駆動軸挿通孔213に挿通されてセンサ片214Bに当接したことを検知し、所定の検知信号を制御装置120に送信する。
また、可動板210は、駆動軸挿通孔213の近傍に検知センサ214を備えている。この検知センサ214は、センサ本体214Aと、駆動軸挿通孔213を覆う状態に配置されるセンサ片214Bとを備えている。そして、この検知センサ214は、後述の進退軸242が可動板210に当接したか否かを検知するセンサである。具体的には、検知センサ214は、センサ本体214Aにて、進退軸242の先端部が駆動軸挿通孔213に挿通されてセンサ片214Bに当接したことを検知し、所定の検知信号を制御装置120に送信する。
そして、圧力発生装置本体200は、固定板202に固定される圧力発生部220と、エアシリンダ設置板201に固定される一対のエアシリンダ230と、固定板202に固定される駆動部240と、を備えている。
圧力発生部220は、略筒状のシリンダ221と、シリンダ221の両端部に設けられる第一閉塞部222および第二閉塞部223と、シリンダ221に挿通されるピストン224と、を備えている。
シリンダ221は、エアシリンダ設置板201の圧力発生部挿通孔201Aの径寸法および固定板202の圧力発生部固定挿通孔202Aの径寸法と略同一径寸法に形成されている。また、シリンダ221は、外周面に径方向に突出するフランジ部221Aを有している。このフランジ部221Aは、固定板202の圧力発生部固定挿通孔202Aの径寸法よりも大きい径寸法に形成されている。そして、シリンダ221は、固定板202の圧力発生部固定挿通孔202Aにエアシリンダ設置板201側から挿通されて、フランジ部221Aを固定板202に例えばボルト締めなどにより固定することで、固定板202に固定される。
また、シリンダ221の内周部には、作動流体供給手段250から供給される作動流体が充填されている。このシリンダ221の内周部は、径寸法が大きい大径内周部221Bと、大径内周部221Bより径寸法が小さい小径内周部221Cと、を備えている。そして、大径内周部221Bは、ピストン224の後述する押圧軸224Cが挿通され、この押圧軸224Cがシリンダ221の軸心上を進退することで、シリンダ221の内周部の作動流体が押圧される。また、小径内周部221Cには、シリンダ221の内部と外部とを連通する第一連通孔221D、第二連通孔221Eが設けられている。
さらに、シリンダ221の内周部の両端部には、それぞれ第一シール部材221Gおよち第二シール部材221Hが設けられている。第一シール部材221Gは、シリンダ221の可動板210側に近接する一端部に設けられている。この第一シール部材221Gは、シリンダ221の小径内周部221Cとピストン224のピストン軸224Aとの間、および小径内周部221Cと第一閉塞部222との間をシールする。一方、第二シール部材221Hは、シリンダ221のエアシリンダ設置板201に近接する一端部に設けられている。この第二シール部材221Hは、シリンダ221の大径内周部221Bとピストン224の押圧軸224Cとの間、および大径内周部221Bと第二閉塞部223との間をシールする。
第一閉塞部222は、上述したように、シリンダ221の可動板210側の一端部に設けられている。この第一閉塞部222は、例えばボルト締めなどによりシリンダ221に固定されている。また、第一閉塞部222は、シリンダ221の軸心上に、ピストン224のピストン軸224Aを挿通するピストン軸孔222Aが形成されている。このピストン軸孔222Aは、ピストン224のピストン軸224Aの径寸法と略同一径寸法に形成され、ピストン軸224Aの外周面が摺接される状態で、このピストン軸224Aを挿通している。
第二閉塞部223は、上述したように、シリンダ221のエアシリンダ設置板201側の一端部に設けられている。この第二閉塞部223は、例えばボルト締めなどによりシリンダ221に固定されている。また、第二閉塞部223は、シリンダ221の軸心上に、ピストン224の押圧軸224Cを挿通する押圧軸孔223Aが形成されている。この押圧軸孔223Aは、押圧軸224Cの径寸法と略同一径寸法に形成され、押圧軸224Cの外周面が摺接される状態で、この押圧軸224Cを挿通している。
ピストン224は、互いに同軸となるピストン軸224Aおよび押圧軸224Cを備えている。そして、ピストン224は、前記したように、ピストン軸224Aが第一閉塞部222のピストン軸孔222Aから挿通され、押圧軸224Cが第二閉塞部223の押圧軸孔223Aから挿通される状態で、シリンダ221内に格納されている。ここで、ピストン軸224Aは、シリンダ221の小径内周部221Cよりも小さい径寸法に形成されている。これにより、小径内周部221Cとピストン軸224Aとの間に作動流体が流通可能となり、第一連通孔221D、第二連通孔221Eが閉塞されず、大径内周部221Bおよび小径内周部221Cと連通可能となる。また、押圧軸224Cは、大径内周部221Bよりも小さい径寸法で、かつ小径内周部221Cよりも大きい径寸法に形成されている。これにより、押圧軸224Cは、シリンダ221内の大径内周部221B内に移動範囲が規制される。
また、ピストン軸224Aの可動板210側の端部には、可動板210のピストン固定孔211の径寸法と略同一径寸法となる可動板接続部224Bが設けられている。この可動板接続部224Bが可動板210のピストン固定孔211に挿通されて、例えばボルト締めなどにより固定されている。これにより、可動板210がピストン224の軸心方向に進退移動することで、ピストン224も連動して進退移動し、押圧軸224Cにてシリンダ221内の作動流体を押圧することが可能となる。
また、ピストン軸224Aの可動板210側の端部には、可動板210のピストン固定孔211の径寸法と略同一径寸法となる可動板接続部224Bが設けられている。この可動板接続部224Bが可動板210のピストン固定孔211に挿通されて、例えばボルト締めなどにより固定されている。これにより、可動板210がピストン224の軸心方向に進退移動することで、ピストン224も連動して進退移動し、押圧軸224Cにてシリンダ221内の作動流体を押圧することが可能となる。
エアシリンダ230は、エアシリンダ設置板201に例えばボルト締めなどにより固定される。この時、一対のエアシリンダ230は、圧力発生部220のシリンダ221を挟み込み、ピストン224の軸心と一対のエアシリンダ230の軸心との距離が同一距離となり、かつ、これらの軸心が互いに平行で同一平面上と配置されるように設置される。
このエアシリンダ230は、内部に空気を導入可能なエアシリンダ本体231と、このエアシリンダ本体231に挿通される可動連結部としての押出ピストン232とを備えている。押出ピストン232の可動板210側の端部は、可動板210のエアシリンダ軸固定孔212に挿通され、例えばボルト締めなどにより固定されている。
また、エアシリンダ230のエアシリンダ本体231には、図示しない2つの空気導入孔が設けられている。このうち一方の空気導入孔は、空気導入管233(図1参照)を介して電空変換器234(図1参照)に接続されている。この電空変換器234は、制御装置120に電気的に接続されており、制御装置120から入力される信号に基づいて、所定の圧力の空気を、空気導入管233を介して空気導入孔からエアシリンダ本体231の内部に導入する。
また、2つの空気導入孔のうち他方の空気導入孔は、減圧管235(図1参照)を介して減圧弁236(図1参照)に接続されている。この減圧弁236は、リリーフ付圧力調整弁であり、エアシリンダ230内部の空気の圧力を一定の所定圧力(例えば0.08MPaの圧力)に調整して出力させる。すなわち、減圧弁236は、押出ピストン232に固定された可動板210をエアシリンダ230側に付勢する所定圧力をエアシリンダ本体231の内部に印加している。これにより、エアシリンダ230を減圧側に動かして可動板210をエアシリンダ230側に移動させる場合に、圧力発生部220の発生圧力が小さく、圧力発生部220による可動板210の移動が不安定な場合でも、確実にエアシリンダ230により可動板210を減圧側に移動させることができる。
このエアシリンダ230は、内部に空気を導入可能なエアシリンダ本体231と、このエアシリンダ本体231に挿通される可動連結部としての押出ピストン232とを備えている。押出ピストン232の可動板210側の端部は、可動板210のエアシリンダ軸固定孔212に挿通され、例えばボルト締めなどにより固定されている。
また、エアシリンダ230のエアシリンダ本体231には、図示しない2つの空気導入孔が設けられている。このうち一方の空気導入孔は、空気導入管233(図1参照)を介して電空変換器234(図1参照)に接続されている。この電空変換器234は、制御装置120に電気的に接続されており、制御装置120から入力される信号に基づいて、所定の圧力の空気を、空気導入管233を介して空気導入孔からエアシリンダ本体231の内部に導入する。
また、2つの空気導入孔のうち他方の空気導入孔は、減圧管235(図1参照)を介して減圧弁236(図1参照)に接続されている。この減圧弁236は、リリーフ付圧力調整弁であり、エアシリンダ230内部の空気の圧力を一定の所定圧力(例えば0.08MPaの圧力)に調整して出力させる。すなわち、減圧弁236は、押出ピストン232に固定された可動板210をエアシリンダ230側に付勢する所定圧力をエアシリンダ本体231の内部に印加している。これにより、エアシリンダ230を減圧側に動かして可動板210をエアシリンダ230側に移動させる場合に、圧力発生部220の発生圧力が小さく、圧力発生部220による可動板210の移動が不安定な場合でも、確実にエアシリンダ230により可動板210を減圧側に移動させることができる。
駆動部240は、モータ241と、進退軸242と、ギア部243と、ケース244とを備えている。
モータ241は、制御装置120に電気的に接続され、制御装置120から供給される電力により、制御装置120から入力される信号に応じて図示しない軸部を回転駆動させる。このモータ241は、ギア部243に固定されており、ギア部243に設けられる図示しない複数のギアを介して進退軸242に駆動力を伝達する。
モータ241は、制御装置120に電気的に接続され、制御装置120から供給される電力により、制御装置120から入力される信号に応じて図示しない軸部を回転駆動させる。このモータ241は、ギア部243に固定されており、ギア部243に設けられる図示しない複数のギアを介して進退軸242に駆動力を伝達する。
進退軸242は、ギア部243およびケース244に、軸心方向に沿って進退可能に保持されている。この進退軸242は、前記したように、モータ241から伝達される駆動力により進退される。すなわち、進退軸242は、外周面にスクリューが形成され、このスクリューが、ギア部243に設けられる図示しないハスバ歯車に係合している。そして、モータ241が駆動すると、ギア部243のハスバ歯車が回転駆動し、進退軸242が軸心方向に進退する。
また、進退軸242の可動板210側の端面には、可動板210の駆動軸挿通孔213に挿通可能な連結挿通軸242Aが突出して設けられている。この連結挿通軸242Aは、進退軸242の端部から先端部までの長さが、可動板210の固定板202側面から検知センサ214のセンサ片214Bまでの長さ寸法と略同一寸法に形成されている。そして、進退軸242の端面が可動板210の固定板202側の面に当接すると、連結挿通軸242Aが駆動軸挿通孔213を挿通して検知センサ214のセンサ片214Bに当接する。
また、進退軸242の可動板210側の端面には、可動板210の駆動軸挿通孔213に挿通可能な連結挿通軸242Aが突出して設けられている。この連結挿通軸242Aは、進退軸242の端部から先端部までの長さが、可動板210の固定板202側面から検知センサ214のセンサ片214Bまでの長さ寸法と略同一寸法に形成されている。そして、進退軸242の端面が可動板210の固定板202側の面に当接すると、連結挿通軸242Aが駆動軸挿通孔213を挿通して検知センサ214のセンサ片214Bに当接する。
ギア部243には、モータ241およびケース244が固定されている。また、ギア部243は、固定板202に例えばボルト締めなどにより固定されている。この時、ギア部243は、進退軸242を固定板202の駆動部固定挿通孔202Bに挿通させた状態で、かつケース244をエアシリンダ設置板201の駆動部挿通孔201Bに挿通した状態で固定される。また、このギア部243は、上記したように進退軸242を進退可能に保持する。さらに、ギア部243は、上記したように、内部に複数の図示しないギア、および進退軸242に係合する図示しないハスバ歯車を有し、モータ241から伝達される駆動力をこれらのギアおよびハスバ歯車を介して進退軸242に伝達する。
ケース244は、上記したように、進退軸242を進退可能に保持する。
作動流体供給手段250は、作動流体が収納されるタンク251を備えている。この作動流体としては、例えばオイル、水など、いかなる流体を用いてもよい。このタンク251には、作動流体供給管252が接続されている。そして、タンク251は、この作動流体供給管252を介して圧力発生部220のシリンダ221の第二連通孔221Eに接続されている。また、この作動流体供給管252には、逆止弁253が設けられ、シリンダ221内からの作動流体の逆流を防止している。これにより、シリンダ221の内部の作動流体が所定の圧力以下となると、作動流体供給手段250から作動流体がシリンダ221内に導入される。
出力部260は、出力口261と、圧力センサ262とを備えている。
出力口261は、出力管263を介してシリンダ221の第一連通孔221Dに接続されている。そして、可動板210が移動して押圧軸224Cにより作動流体が押圧されると、第一連通孔221Dから出力口261に所定圧力の作動流体が出力される。この出力口261には、例えば圧力センサなどの圧力測定器に接続される。すなわち、出力口261は、制御装置120にて設定した設定圧力に基づいて、圧力発生装置本体200から正確な圧力が出力される。このため、この出力口261に上記のように圧力測定装置を接続して、この圧力測定装置が示す圧力値と、制御装置120にて設定した圧力値とを比較することで、圧力測定装置の精度検査を実施することが可能となる。また出力口261に接続されるものとして、上記のような圧力測定装置に限らず、例えば出力口261に正確な圧力設定が必要な実験用圧力室などを接続する構成としてもよい。
さらに、出力管263には、返送管265が接続されている。この返送管265は、返送バルブ266を介して作動流体供給手段250のタンク251に接続されている。そして、返送バルブ266を開状態とすることで、出力管263内のオイルをタンク251に返送することが可能となり、出力管263内の圧力を大気開放でき、また、オイルを再利用することが可能となる。また、返送バルブ266が閉状態の場合、可動板210が圧力発生部220側に移動した際に出力部260からのオイルを再びシリンダ221内に戻して出力部260の圧力を減圧することができる。
なお、返送バルブ266は、制御装置120に電気的に接続され、制御装置120から入力される信号に応じて開閉状態を変化させる構成としてもよい。
出力口261は、出力管263を介してシリンダ221の第一連通孔221Dに接続されている。そして、可動板210が移動して押圧軸224Cにより作動流体が押圧されると、第一連通孔221Dから出力口261に所定圧力の作動流体が出力される。この出力口261には、例えば圧力センサなどの圧力測定器に接続される。すなわち、出力口261は、制御装置120にて設定した設定圧力に基づいて、圧力発生装置本体200から正確な圧力が出力される。このため、この出力口261に上記のように圧力測定装置を接続して、この圧力測定装置が示す圧力値と、制御装置120にて設定した圧力値とを比較することで、圧力測定装置の精度検査を実施することが可能となる。また出力口261に接続されるものとして、上記のような圧力測定装置に限らず、例えば出力口261に正確な圧力設定が必要な実験用圧力室などを接続する構成としてもよい。
さらに、出力管263には、返送管265が接続されている。この返送管265は、返送バルブ266を介して作動流体供給手段250のタンク251に接続されている。そして、返送バルブ266を開状態とすることで、出力管263内のオイルをタンク251に返送することが可能となり、出力管263内の圧力を大気開放でき、また、オイルを再利用することが可能となる。また、返送バルブ266が閉状態の場合、可動板210が圧力発生部220側に移動した際に出力部260からのオイルを再びシリンダ221内に戻して出力部260の圧力を減圧することができる。
なお、返送バルブ266は、制御装置120に電気的に接続され、制御装置120から入力される信号に応じて開閉状態を変化させる構成としてもよい。
圧力センサ262は、出力部260に出力される作動流体の圧力を測定する。また圧力センサ262は、制御装置120と電気的に接続されており、測定した出力口261の圧力を電気信号に変換して制御装置120に出力する。
制御装置120は、図1に示すように、制御部121と、電源部123と、操作部122と、などを備えている。
制御部121は、圧力発生装置110、電源部123および操作部122と電気的に接続され、圧力発生装置110に所定の圧力を発生する旨の信号を出力する。具体的には、制御部121は、圧力センサ262から入力された信号に基づいて、図示しない表示手段に出力部260から出力された圧力や、現在の出力部の圧力を表示させる制御をする。
さらに、制御部121は、操作部122から入力された操作信号に基づいて、設定圧力を認識し、圧力発生装置110に圧力を発生させる旨の信号を出力する。具体的には、制御装置120は、エアシリンダ230の電空変換器234の動作を制御し、押出ピストン232を所定量進退させて可動板210を移動させる制御をする。そして、駆動部240のモータ241を駆動させて進退軸242を可動板210側に移動させる制御をする。また、制御部121は、検知センサ214から入力される信号に基づいて、可動板210に進退軸242の端面が当接したことを認識すると、例えば操作部122から設定入力された設定圧力に基づいて進退軸242を微調整する。すなわち、圧力センサ262から入力される信号に基づいて、現在出力部260にて出力されている圧力を認識し、この圧力が設定圧力と一致するように進退軸242微小量進退移動させる。
さらに、制御部121は、操作部122から入力された操作信号に基づいて、設定圧力を認識し、圧力発生装置110に圧力を発生させる旨の信号を出力する。具体的には、制御装置120は、エアシリンダ230の電空変換器234の動作を制御し、押出ピストン232を所定量進退させて可動板210を移動させる制御をする。そして、駆動部240のモータ241を駆動させて進退軸242を可動板210側に移動させる制御をする。また、制御部121は、検知センサ214から入力される信号に基づいて、可動板210に進退軸242の端面が当接したことを認識すると、例えば操作部122から設定入力された設定圧力に基づいて進退軸242を微調整する。すなわち、圧力センサ262から入力される信号に基づいて、現在出力部260にて出力されている圧力を認識し、この圧力が設定圧力と一致するように進退軸242微小量進退移動させる。
操作部122は、制御部121に電気的に接続されている。操作部122は、例えばキーボード、マウス、操作ボタン、操作つまみなどの操作手段を備え、この操作手段が利用者により操作されることで、制御部121に操作に応じた信号を出力する。この信号としては、例えば圧力発生装置から圧力を発生させる旨の信号、発生させる圧力値に関する信号などが挙げられる。なお、操作部122の操作手段として、表示装置を備え、この表示装置の所定位置に触れることで所定の信号が出力される、いわゆるタッチパネルなどを用いる構成としてもよく、その他いずれの構成としてもよい。
電源部123は、制御部121、操作部122、および圧力発生装置110の(駆動部)の(モータ)に電気的に接続され、それぞれに所定の電力を供給している。
〔圧力制御装置の動作〕
次に上記のような圧力制御装置100の動作を説明する。
次に上記のような圧力制御装置100の動作を説明する。
まず、制御装置120の操作部122の例えば電源スイッチが押下されることで、圧力制御装置100の電源部123から制御部121、および圧力発生装置110に電力が供給される。そして、操作部122が操作されて、圧力発生装置110にて所定の設定圧力を発生させる旨の信号が制御部121に入力されると、制御部121は、この設定圧力を圧力発生装置110に発生させる制御をする。
具体的には、制御部121は、圧力センサ262から入力される信号に基づいて、出力部260の圧力を認識する。そして、制御部121は、設定圧力と現在の出力部260の圧力との差を演算し、設定圧力を出力するために必要な可動板210の移動量を演算する。この後、制御部121は、電空変換器234に、前記演算した可動板210の移動量に対応する圧力信号を出力し、エアシリンダ本体231の内部に所定圧力の空気を導入させる制御をする。これにより、エアシリンダ230の押出ピストン232が可動板210を押し上げ、可動板210に連結されるピストン224も移動して押圧軸224Cがシリンダ221の大径内周部221Bの作動流体が押圧されて出力部260に出力される。ここで、制御部121は、圧力センサ262から入力される信号に基づいて現在の出力部260の圧力を認識し、出力部260における圧力が設定圧力近傍となるように、エアシリンダ230にて可動板210を移動させる。例えば設定圧力が10MPaである場合、制御部121は、出力部260における圧力が、(設定圧力−1)MPa、すなわち9MPaとなるように電空変換器234を制御して可動板210を移動させる。
この後、制御部121は、駆動部240のモータ241を駆動させて、進退軸242を可動板210に向かって移動させる。そして、進退軸242の連結挿通軸242Aが可動板210の駆動軸挿通孔213に挿通されて、連結挿通軸242Aの先端部が検知センサ214のセンサ片214Bに当接すると、検知センサ214のセンサ本体214Aから制御装置120に信号が出力される。制御部121は、この信号を入力すると、進退軸242の精密移動処理を実施する。すなわち、制御部121は、圧力センサ262から出力される信号に基づいて、現在の出力部260の圧力を認識し、この圧力が設定圧力と一致するように進退軸242を微小量ずつ進退させる。例えば、上記のように、設定圧力が10MPaであり、エアシリンダ230の駆動により出力部260に9MPaの圧力が出力されている場合、制御部121は、モータ241を駆動させて進退軸242の端面で可動板210を押し込み、出力部260の出力値が10MPaとなるように、1MPa分だけ可動板210をシリンダ221から離隔する方向に移動させる。
この後、制御部121は、圧力センサ262から入力させる信号に基づいて、出力部260の圧力と設定圧力とが一致したことを認識すると、モータ241の駆動を停止し、可動板210の移動を停止させる。これにより、出力部260の出力口261から操作部122にて設定入力された設定圧力と同値となる圧力が出力される。この時、エアリシンダ230の減圧弁236により可動板210がエアシリンダ230側に付勢されているので、可動板210と進退軸242が離隔することがなく、また、可動板210により進退軸242のガタツキや振動などによる変位を防止できるため、出力部260から正確な圧力を出力することが可能となる。
〔実施の形態の作用効果〕
上述したように、上記のような圧力制御装置100の圧力発生装置110は、作業流体が収納されたシリンダ221の内部にピストン224が進退可能に設けられた圧力発生部220と、この圧力発生部220のピストン224に連結される可動板210と、電空変換器234から導入される空気により可動板210に連結される押出ピストン232を進退させるエアシリンダ230と、モータ241に駆動されて可動板210に連結可能な進退軸242を備えた駆動部240とを備えている。このため、エアシリンダ230である程度可動板210を移動させた後、駆動部240の進退軸242で可動板210を精度よく移動させることができる。したがって、ピストン224の移動量を微調整することができるので、正確な圧力を出力部260に出力させることができる。エアシリンダ230およびモータ241により可動板210を移動させているため、構成が簡単となり、圧力発生装置110の小型化を図ることができる。また、高圧下においても、モータ241を駆動させて進退軸242を確実に進退移動させることができ、可動板210もこの進退軸242の移動に応じて正確に移動させることができるので、精度よく所定の圧力を出力することができる。
上述したように、上記のような圧力制御装置100の圧力発生装置110は、作業流体が収納されたシリンダ221の内部にピストン224が進退可能に設けられた圧力発生部220と、この圧力発生部220のピストン224に連結される可動板210と、電空変換器234から導入される空気により可動板210に連結される押出ピストン232を進退させるエアシリンダ230と、モータ241に駆動されて可動板210に連結可能な進退軸242を備えた駆動部240とを備えている。このため、エアシリンダ230である程度可動板210を移動させた後、駆動部240の進退軸242で可動板210を精度よく移動させることができる。したがって、ピストン224の移動量を微調整することができるので、正確な圧力を出力部260に出力させることができる。エアシリンダ230およびモータ241により可動板210を移動させているため、構成が簡単となり、圧力発生装置110の小型化を図ることができる。また、高圧下においても、モータ241を駆動させて進退軸242を確実に進退移動させることができ、可動板210もこの進退軸242の移動に応じて正確に移動させることができるので、精度よく所定の圧力を出力することができる。
また、進退軸242の可動板210側の端面には連結挿通軸242Aが突出形成されており、可動板210の駆動軸挿通孔213近傍には、この連結挿通軸242Aが挿通されて進退軸242が可動板210に当接したことを検知する検知センサ214が設けられている。このため、この検知センサ214にて進退軸242が可動板210に当接したことを検知することができ、この位置を基本位置として進退軸242を微調整して進退させることで、可動板210をより正確に進退移動させることができる。したがって、圧力発生部220にて発生させる圧力をより精密に調整することができる。
さらに、エアシリンダ230は、圧力発生部220を挟んで一対設けられている。このため、ピストン224のピストン軸224Aと可動板210との連結角度を直角にすることができ、この角度を維持したまま可動板210を進退移動させることができる。したがって、ピストンの移動量が正確になり、圧力発生部220から発生する圧力を正確に制御することができる。
そして、エアシリンダ230は、減圧弁236を備え、この減圧弁236は、エアシリンダ本体231の内部を所定圧力に調整している。このため、押出ピストン232がエアシリンダ本体231内部に没入する方向に付勢されるので、可動板210もシリンダ221に近接する方向に付勢される。したがって、圧力発生部220側に可動板210を常に付勢させて接触させることができるので、例えばエアシリンダ230を減圧側に移動させる場合に、圧力発生部220での発生圧力が小さくても確実に可動板210を圧力発生部20に付勢して接触させることができ、広い圧力範囲の圧力制御を精度良く実施することができる。また、圧力発生部220の発生圧力に対してエアシリンダ230にて抗することができ、可動板210を圧力発生部220側に付勢する他の構成が不要となるため、構成を簡単にできる。
さらに、作動流体供給手段250の作動流体供給管252は、逆止弁253を備えているため、シリンダ221内の作動流体の圧力が所定値以下となった場合に、自動的に作動流体供給管252からシリンダ221内に作動流体を供給することができる。また、シリンダ221内の作動流体が作動流体供給管252側に逆流することがないので、作動流体の逆流による圧力低下などを防止できる。
そして、制御部121は、圧力センサ262から送信される信号に基づいて出力部260の圧力を認識し、この圧力を設定圧力に一致させるように、駆動部240を駆動しているので、出力部260に設定圧力と一致する圧力を正確に出力することができる。
また、第一シール部材221Gおよび第二シール部材221Hにより、シリンダ221と、ピストン軸224A、押圧軸224C、第一閉塞部222、および第二閉塞部223と、がシールされている。このため、高圧下においてもシリンダ221内の作動流体が漏れたりすることがなく、高圧化においても正確な圧力を出力することができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上記実施の形態においてシリンダ221内に導入する作動流体として、オイル、水などの液体を例示したが、空気などの気体を用いてもよい。この構成では、作動流体供給手段250のタンク251が不要となるため、さらに構成を簡単にでき、小型化を図ることができる。
そして、上記実施の形態では、作動流体供給手段250のタンク251から圧力発生部220に作動流体を供給し、逆止弁253により圧力発生部220からの作動流体の逆流を防止する構成としたが、これに限らない。例えば、図6に示すような構成であってもよい。すなわち、図6における圧力発生装置110Aは、圧力発生装置本体200と、作動流体供給手段250Aと、出力部260とを備えている。なお、図6において、上記実施の形態と同様の構成には同符号を付し、その説明を簡略もしくは省略する。
この圧力発生装置110Aでは、作動流体供給手段250Aは、タンク251と、作動流体供給シリンダ254と、シリンダ作動部255と、などを備えている。
タンク251は、第一供給管251Aにより作動流体供給シリンダ254の一端部に接続されている。また、作動流体供給シリンダ254は、第一供給管251Aが接続される一端部に、作動流体供給管252が接続されている。
そして、第一供給管251Aには、タンク251から作動流体供給シリンダ254に供給される作動流体のタンク251への逆流を防止する逆止弁251A1が設けられている。また、作動流体供給管252には、上記実施の形態と同様に、圧力発生部220から作動流体供給手段250Aへの作動流体の逆流を防止する逆止弁253が設けられている。
タンク251は、第一供給管251Aにより作動流体供給シリンダ254の一端部に接続されている。また、作動流体供給シリンダ254は、第一供給管251Aが接続される一端部に、作動流体供給管252が接続されている。
そして、第一供給管251Aには、タンク251から作動流体供給シリンダ254に供給される作動流体のタンク251への逆流を防止する逆止弁251A1が設けられている。また、作動流体供給管252には、上記実施の形態と同様に、圧力発生部220から作動流体供給手段250Aへの作動流体の逆流を防止する逆止弁253が設けられている。
作動流体供給シリンダ254は、略筒状に形成され、内部に軸方向に沿って進退自在となるピストンが設けられている。この作動流体供給シリンダ254の一端側には、前記したように、第一供給管251Aおよび作動流体供給管252が設けられている。また、作動流体供給シリンダ254の他端部には、軸方向に沿って挿通孔が形成され、この挿通孔からピストン軸が進退自在に挿通されている。そして、このピストン軸は、シリンダ作動部255に接続されている。
シリンダ作動部255は、作動エアシリンダ256と、電磁弁257と、空圧源258とを備えている。作動エアシリンダ256は、略筒状に形成され、作動流体供給シリンダ254と同軸上に設けられている。この作動シリンダ256の両端部にはそれぞれ、電磁弁257に接続される作動エア導入管256A,256Bが接続され、内部を連通している。
また、作動エアシリンダ256の内部には、軸方向に沿って移動可能なピストンが設けられ、このピストンは、作動流体供給シリンダ254の挿通孔から突出したピストン軸に連結固定されている。
電磁弁257は、作動エア導入管256A,256B、および空圧源258に接続されている。また電磁弁257は、制御部121に接続され(図示略)、制御部からの制御信号に基づいて、空圧源258からの空気圧力を作動エア導入管256Aまたは作動エア導入管256Bに導入する。
そして、例えば作動エア導入管256Bにエアが導入され、作動エアシリンダ256内のピストンが作動流体供給シリンダ254側に移動すると、作動流体供給シリンダ254のピストンも第一供給管251Aおよび作動流体供給管252が設けられる一端側に移動する。これにより、作動流体供給管252から圧力発生部220に作動流体が出力される。
一方、例えば作動エア導入管256Aにエアが導入され、作動エアシリンダ256内のピストンが作動流体供給シリンダ254から離隔する方向に移動すると、作動流体供給シリンダ254のピストンも第一供給管251Aおよび作動流体供給管252が接続される一端部から離隔する方向に移動する。これにより、タンク251から作動流体供給シリンダ254内に作動流体が供給される。
また、作動エアシリンダ256の内部には、軸方向に沿って移動可能なピストンが設けられ、このピストンは、作動流体供給シリンダ254の挿通孔から突出したピストン軸に連結固定されている。
電磁弁257は、作動エア導入管256A,256B、および空圧源258に接続されている。また電磁弁257は、制御部121に接続され(図示略)、制御部からの制御信号に基づいて、空圧源258からの空気圧力を作動エア導入管256Aまたは作動エア導入管256Bに導入する。
そして、例えば作動エア導入管256Bにエアが導入され、作動エアシリンダ256内のピストンが作動流体供給シリンダ254側に移動すると、作動流体供給シリンダ254のピストンも第一供給管251Aおよび作動流体供給管252が設けられる一端側に移動する。これにより、作動流体供給管252から圧力発生部220に作動流体が出力される。
一方、例えば作動エア導入管256Aにエアが導入され、作動エアシリンダ256内のピストンが作動流体供給シリンダ254から離隔する方向に移動すると、作動流体供給シリンダ254のピストンも第一供給管251Aおよび作動流体供給管252が接続される一端部から離隔する方向に移動する。これにより、タンク251から作動流体供給シリンダ254内に作動流体が供給される。
上記のような構成の作動流体供給手段250Aを用いることで、作動流体供給シリンダ254により確実に圧力発生部220へ作動流体を供給することができる。したがって、より精密に出力部260に圧力を出力することができる。
また、エアシリンダ230が圧力発生部220を挟んで一対設けられる構成としたが、さらに多くの、例えば3つ以上のエアシリンダ230が設けられる構成としてもよい。
さらに、ギア部243の内部に複数のギアおよびハスバ歯車を設け、モータ241からの駆動力をこの複数のギアとハスバ歯車から進退軸242に伝達させる構成としたが、モータ241の回転軸に直接進退軸242に噛合するハスバ歯車を設ける構成、その他のギアにより進退軸242を進退させる構成、モータ241の回転力をスクリューにより進退軸に伝達する構成など、ステッピングモータの回転を進退軸242のリニア運動に変換する構成であればいかなる構成であってもよい。
さらには、エアシリンダ230に減圧弁236を設け、エアシリンダ本体231内の空気を常時減圧する構成としたが、例えば制御装置120により開閉可能な構成とし、制御装置120の制御によりエアシリンダ本体231内を減圧する場合にのみ減圧弁236を開く構成としてもよい。
そして、進退軸242が可動板210に進退可能な構成としたが、例えば進退軸242が可動板210に連結固定された構成としてもよい。この場合、例えばギア部243の進退軸242を係合するハスバ歯車を進退軸242から係脱自在に設け、エアシリンダ230により可動板210を移動させる際には、進退軸242をハスバ歯車から脱離させる。そして、駆動部240のモータ241を駆動させて可動板210を微調整する際に、ハスバ歯車を進退軸242に係合させる構成としてもよい。このような構成にすることで、上記実施の形態と同様に、エアシリンダ230により可動板210をある程度移動させた後、進退軸242を進退させて可動板210の移動量を微調整することができ、精度よく所定の圧力を出力させることができる、
そして、センサ片214Bに連結挿通軸242Aの先端部が当接したことを検知する検知センサ214を可動板210上に取り付ける構成としたが、例えば赤外線により進退軸242が可動板210に当接したことを検知する赤外線センサや、フォトセンサなど、その他のセンサを用いて、連結挿通軸242Aと可動板210との位置確認を実施する構成としてもよい。
また、圧力発生部220が固定板202に固定されて可動板210が固定板202から離隔するとピストン224が可動板210とともに移動して圧力を発生する構成を示したが、例えば圧力発生部220が可動板210の固定板202とは反対側に連結された構成としてもよい。この場合、圧力発生部220を固定する固定部を別途に用意し、この固定部に圧力発生部220を固定する。この構成では、可動板210が固定板202から離隔することで、圧力発生部220のピストンがシリンダ内に押し込まれて圧力を出力する構成とすることで、出力部260の圧力を出力することができる。
そして、制御装置としては、例えばパーソナルコンピュータなどが例示でき、また、パーソナルコンピュータに、圧力発生装置110と接続される圧力発生接続装置を介してパーソナルコンピュータに接続される構成としてもよい。
また、操作部122が電源部123に電気的に接続された例を示したが、操作部122が制御部121を介して電源部123から電力が供給される構成としてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
本発明は、圧力を発生する圧力発生装置、この圧力発生装置にて発生した圧力を用いて圧力センサなどの圧力測定器を検査する検査装置、および前記圧力発生装置にて発生する圧力により圧力室の圧力を制御する圧力装置に利用することができる。
210…可動板
214…検知センサ
220…圧力発生部
221…シリンダ
224…ピストン
230…エアシリンダ
232…可動連結部としての押出ピストン
236…減圧弁
240…駆動部
241…モータ
242…進退軸
214…検知センサ
220…圧力発生部
221…シリンダ
224…ピストン
230…エアシリンダ
232…可動連結部としての押出ピストン
236…減圧弁
240…駆動部
241…モータ
242…進退軸
Claims (5)
- 作動流体が収納されたシリンダの内部にピストンが進退可能に設けられ、このピストンの進退により圧力を発生させる圧力発生部と、
前記ピストンの一端部に連結される可動板と、
前記可動板に連結される可動連結部を備え、内部に空気が導入されることで前記可動連結部が前記ピストンの進退方向に進退して前記可動板を進退させるエアシリンダと、
前記ピストンの進退方向に進退可能に設けられるとともに、先端部が前記可動板に連結可能に設けられる進退軸、およびこの進退軸を進退させるモータを備えた駆動部と、
を具備したことを特徴とした圧力発生装置。 - 請求項1に記載の圧力発生装置であって、
前記進退軸は、前記可動板から離反可能に設けられ、
前記進退軸が前記可動板に当接したことを検知する検知センサを備えた
ことを特徴とした圧力発生装置。 - 請求項1または請求項2に記載の圧力発生装置であって、
前記エアシリンダは、複数設けられた
ことを特徴とした圧力発生装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の圧力発生装置であって、
前記エアシリンダは、前記圧力発生部を挟む位置にそれぞれ少なくとも1つずつ設けられた
ことを特徴とした圧力発生装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の圧力発生装置であって、
前記エアシリンダは、前記可動板を該エアシリンダ側に付勢させる方向に圧力を印加する減圧弁を備えた
ことを特徴とした圧力発生装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2006-07-06 JP JP2006186743A patent/JP2008014817A/ja active Pending
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