JP2008013009A - 車両用運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転中に近赤外線投光器が故障して、近赤外線投光器から車両前方を投光できなくなってしまうと、赤外線カメラにて正確な画像を取得することが不可能となり、車両の前方の撮像画像を表示装置に表示することによる運転支援を行うことが出来なくなるという問題がある。
【解決手段】本発明の車両用運転支援装置は、近赤外線投光手段が故障した場合は、近赤外線を含む照明光を投光する照明光投光手段を用いて近赤外線カメラの撮像領域を投光することを特徴とするものであり、近赤外線投光手段による投光領域を近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記照明光投光手段により投光する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の車両用運転支援装置は、近赤外線投光手段が故障した場合は、近赤外線を含む照明光を投光する照明光投光手段を用いて近赤外線カメラの撮像領域を投光することを特徴とするものであり、近赤外線投光手段による投光領域を近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記照明光投光手段により投光する。
【選択図】図1
Description
本発明は近赤外線カメラを用いて車両の運転を支援する車両用運転支援装置に関するものである。
夜間の運転者の視界を補助して安全運転を支援するため、近赤外線投光器及び近赤外線カメラを備え、投光器から車両前方に投光された近赤外線のうち車両前方の物体にて反射した近赤外線をカメラで受光して、車両前方の画像を撮像し、当該画像を表示装置にて表示することで、夜間の運転者の運転を支援する車両用運転支援装置が提案されている。
特開2005−29066号公報
しかしながら、このような運転支援装置においては、運転中に近赤外線投光器が故障して、近赤外線投光器から車両前方を投光できなくなってしまうと、赤外線カメラにて正確な画像を取得することが不可能となり、車両の前方の撮像画像を表示装置に表示することによる運転支援を行うことが出来なくなるという問題がある。
また、赤外線カメラにて撮像した画像を画像処理することにより、車両前方の物体を検出する車両用物体検出装置においては、赤外線投光器が故障した場合に、撮像画像を入力することが出来ないため、物体を検出することができなくなってしまうことがあった。
また、このような運転支援装置は、車両の前側遠方の画像を取得・表示することで、運転者の視界を補助して運転支援を行うことが多い。このような場合には、運転者から遠い領域である車両前側遠方を投光する近赤外線投光器の故障に気づくことは難しかった。
加えて、近赤外線を人間が視認することは出来ないため、近赤外線投光器の故障に運転者が気づき難く、近赤外線投光器が故障した場合における運転支援装置の信頼性確保が望まれていた。
本発明は上記事情を鑑みてなされてものであり、その目的とするところは、近赤外線投光器が故障した場合であっても、近赤外線カメラによる撮像画像を確保することで信頼性の高い車両用運転支援装置を提供することである。
本発明の車両用運転支援装置は、上記の目的を達成するために、近赤外線投光手段が故障した場合は、近赤外線を含む照明光を投光する照明光投光手段を用いて近赤外線カメラの撮像領域を投光することを特徴とするものである。より具体的には、近赤外線投光手段による投光領域を近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記照明光投光手段により投光することを特徴とする。
以下、請求項の記載に対応して、車両用運転支援装置の説明を行うが、これらは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組み合わせが以下の記載のものに限定されると解釈するべきではない。すなわち、本願発明の技術的範囲は、本願発明の目的に基づき解釈されるべきである。
第1発明は、車両の周辺環境を近赤外線により投光可能な近赤外線投光手段と、周辺環境の物体にて反射した近赤外線を受光することで、車両の周辺環境を撮像する近赤外カメラとを備えた運転支援装置において、前記近赤外線投光手段による投光領域を、近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記近赤外線投光手段による投光領域を、前記照明光投光手段により投光することを特徴とする。
運転者の視界を確保するために用いられる照明光には、通常、近赤外線が含まれている。そのため、この第1発明によると、近赤外線投光手段に異常が発生した場合には、近赤外線により投光されている領域が照明光により投光されることになるため、照明光に含まれている近赤外線を利用して、かかる領域の撮像画像を確保することができる。これにより、例えば、断線等により近赤外線投光手段による投光が出来ない場合であっても、車両運転者の運転を的確に支援することができる。
第2発明は、請求項1に記載の車両用運転支援装置であって、前記照明光投光手段が、前記照明光投光手段の光軸と走行路面とのなす角である光軸俯角を調整可能な光軸俯角調整手段を更に備え、前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記光軸俯角調整手段が、前記照明光投光手段の光軸俯角を調整することにより、前記近赤外線投光手段による投光領域を、前記照明光投光手段により投光することを特徴とする。
第2発明によると、例えば、近赤外線投光手段が異常の場合のみ、照明光投光手段の光軸俯角を調整して近赤外線カメラの撮像領域を投光するように設定し、それ以外の場合は、照明光投光手段が他の領域を投光するように設定できるため、可視光により運転者の視認を直接的に補助するための照明光投光手段を利用することができる。
第3発明は、請求項2に記載の車両用運転支援装置であって、前記近赤外線投光手段が車両前側遠方を投光するものであり、前記照明光投光手段が、車両近傍の周辺環境を投光可能な近傍投光手段と、車両遠方の周辺環境を投光可能な遠方投光手段と有するヘッドランプであって、前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記光軸俯角調整手段が、前記近傍投光手段の光軸俯角を小さくすることにより、前記近赤外線投光手段による投光領域を、前記近傍投光手段により投光することを特徴とする。
この第3発明によると、車両に取り付けられているヘッドランプを照明光投光手段として利用することで、新たな機器の追加によるコストの増加を伴うことがない。また、例えば車両の前方近傍を投光するロービーム状態のヘッドランプの光軸俯角を小さくすることで、近赤外線カメラの撮像領域である車両の前側遠方を投光することができるようになり、近年増加している光軸調整機能を有するヘッドランプを搭載した車両に簡易に適用することができる。
第4発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用運転支援装置であって、前記照明光投光手段が、フォグランプであることを特徴とする。
この第4発明では、照明光投光手段として、通常車両に取り付けられているフォグランプを用いることで、新たに取り付ける機器の増加によるコストの増加を伴うことなく、撮像画像を確保することができる。
第5発明は、車両の周辺環境を近赤外線により投光可能な近赤外線投光手段と、周辺環境の物体にて反射した近赤外線を受光することで、車両の周辺環境を撮像する近赤外カメラとを備えた運転支援装置において、前記近赤外線投光手段による投光領域を近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記近赤外線投光手段は、前記照明光投光手段により投光される光を、近赤外線の波長成分のみを透過する透過フィルタに透過することで、近赤外線を投光するものであり、前記異常検出手段により異常と検出された場合は、前記近赤外線手段による投光領域を、照明光投光手段の照明光により直接投光することを特徴とする。
第5発明によると、照明光投光手段の照明光をフィルタに透過することで近赤外線投光手段を構成することで近赤外線投光手段を簡易に構成することができると共に、赤外線投光手段による投光が出来ない場合であっても、近赤外線カメラの撮像領域を投光することで、撮像画像を確保することができる。
第6発明は、請求項5に記載の車両用運転支援装置であって、前記照明光投光手段が、
車両近傍の周辺環境を投光可能な近傍投光手段と、車両遠方の周辺環境を投光可能な遠方投光手段と有するヘッドランプであり、前記近赤外線投光手段が、前記遠方投光手段により投光される照明光を透過フィルタに透過することで、近赤外線を投光するものであることを特徴とする。
車両近傍の周辺環境を投光可能な近傍投光手段と、車両遠方の周辺環境を投光可能な遠方投光手段と有するヘッドランプであり、前記近赤外線投光手段が、前記遠方投光手段により投光される照明光を透過フィルタに透過することで、近赤外線を投光するものであることを特徴とする。
第6発明により、新たに取り付ける機器の増加によるコストの増加を伴うことなく、撮像画像の精度の低下を抑制することができる。
第7発明は、請求項6に記載の車両用運転支援装置であって、前記照明光投光手段が、前記照明光投光手段の光軸と走行路面とのなす角である光軸俯角を調整可能な光軸俯角調整手段を更に備え、前記異常検出手段により、前記遠方投光手段が投光することができないと判断された場合には、前記光軸俯角調整手段が、前記照明光投光手段の光軸俯角を調整することにより、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記近傍投光手段により投光することを特徴とする。
第7発明により、例えば、車両のハイビームバルブが断線することで近赤外線を投光することが出来なくなった場合であっても、車両のロービームバルブを用いて、ロービーム状態の光軸俯角を小さくすることにより、近赤外線により投光されていた領域を投光することができるため、撮像画像を確保することができる。
第8発明は、請求項6又は請求項7に記載の運転支援装置であって、前記異常検出手段により、前記遠方投光手段は照明光を投光することができるが、前記近赤外線投光手段は近赤外線を投光することができないと検出された場合には、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記遠方投光手段により投光することを特徴とする。
第8発明により、例えば、ヘッドランプのハイビームバルブは正常であるが、透過フィルタに異常が発生したために近赤外線を透過することが出来ない場合であっても、近赤外線のみにより投光されていた領域を照明光により投光することができるため、撮像画像を確保することができる。
第9発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両用運転支援装置であって、
前記照明光投光手段により発生する照明光の光量を低減可能な光量低減手段を更に備え、
前記異常検出手段により異常と検出し、前記近赤外線投光手段により投光されている領域を照明光投光手段により投光する場合に、前記光量低減手段により照明光投光手段の光量を低減することを特徴とする。
前記照明光投光手段により発生する照明光の光量を低減可能な光量低減手段を更に備え、
前記異常検出手段により異常と検出し、前記近赤外線投光手段により投光されている領域を照明光投光手段により投光する場合に、前記光量低減手段により照明光投光手段の光量を低減することを特徴とする。
車両の周辺遠方を可視光線を含む照明光により投光した場合には、眩しさにより対向車や歩行者の視界を遮ることがある。この第9発明によると、投光する照明光の光量を減少させることで、対向車や歩行者の視界を遮ることを防止しつつ、撮像画像を確保することができる。
第10発明は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の車両用運転支援装置であって前記近赤外線カメラにより撮像された撮像画像を運転者に表示する表示装置を備え、前記撮像画像を前記表示装置に表示することを特徴とする。
近赤外線は、人間には視認することが困難であるため、近赤外線投光手段に異常が発生して、車両遠方の実際の環境と表示装置に表示されている撮像画像に不一致が生じた場合であっても、運転者が異常に気づくことが少ない。
そのため、運転者が表示装置に表示されている撮像画像を信頼して車両を走行してしまうと、車両遠方に存在する物体を見落としてしまうことがある。
かかる場合であっても、第10発明によると、近赤外線投光手段の異常により、近赤外カメラにより撮像される撮像画像を確保することができるため、表示装置に表示されている内容と実際の車両遠方の環境とをほぼ一致させることができ、運転支援装置の信頼性を高めることができる。
近赤外線投光手段に異常が発生した場合であっても、照明光投光手段が投光する照明光に含まれる近赤外線を利用して、近赤外線カメラによる撮像画像を確保することが可能な、信頼性の高い運転支援装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を取り得る。
図1は、本発明に係る運転支援装置の概略構成を示すブロック図である。この運転支援装置1は、車両の前側遠方を撮像する近赤外線カメラ2と、車両の前方環境に投光する投光装置3と、前記投光装置による投光を補助する補助投光器4と、近赤外線カメラ2により撮像された撮像画像を表示する表示装置としてのヘッドアップディスプレイ5(HUD)と、これらの装置を制御するECU6から構成されている。
近赤外線カメラ2は、車室内にてフロントウィンドシールドガラスの上縁近傍に支持され、フロントウィンドシールドガラスを通して車両の前側遠方の環境を撮像するものであり、投光装置3から出射した近赤外線のうち、車両前側遠方にある物体にて反射した近赤外線を受光することで、車両の前側遠方の環境を撮像する。本実施形態の近赤外線カメラ2は、図示しない望遠レンズ、撮像手段、ビデオ信号発生手段等から構成されており、車両の前側遠方の環境を順次撮像している。
具体的には、撮像手段は、車両前方の映像を電気信号に変換する電荷結合素子(CCD素子)である。ビデオ信号発生手段は、CCD素子により変換された電気信号に基づき垂直同期信号、水平同期信号、バースト信号等が付与されたビデオ信号を発生するマイクロコンピュータである。
図2は投光装置3と補助投光器4を車両前方側から見た正面図である。本実施形態において、投光装置3は、車両前方部分に搭載されており、車両の前側遠方を投光するハイビーム用バルブ7と、車両の前側近傍を投光するロービーム用バルブ8とを別々に備えた、4灯式タイプであり、補助投光器4は、車両の前方部分の投光装置3の下部に搭載されている。
また、本実施形態の両バルブ7、8はハロゲンランプを用いており、これらの照明光は、主として可視光域の波長成分からなるが、この他にも近赤外線波長成分も含んでいる。加えて、ECU6が、両バルブ7、8に通電する電流量を制御することで、両バルブから発生する照明光の光量が制御される。
図3は投光装置3の概略構造を示す図であり、図中の上下前後方向を示す矢印は、投光器が車両に搭載された状態における車両の上下前後方向を表している。
本実施形態において、投光装置3はヘッドランプであり、両バルブ7、8の背面に位置する反射鏡9と、カバー10とを組み合わせて形成されたケージング内に、両バルブ7、8及びフィルタ11を備えて構成されている。本実施形態の反射鏡9は金属製であり、バルブから出射した光を車両前方側に反射する機能を有している。
フィルタ11はケーシング内にてハイビームバルブ7の車両前方側に配置されており、車両前後方向に延びる両端が開口した円筒形状に形成されている。
フィルタ11には、ケージング外方に延びるアーム12aが結合されており、アーム12aには支柱12bが結合されている。そして、アーム12aおよび支柱12bにてリンク構造を構成している。
そして、支柱12bに対向配置されたソレノイド13に電流を流すと、ソレノイド13にて生じた電磁力により、支柱12bはソレノイド13に吸引され、リンク機構が作動する。これにより、点Oを中心に、フィルタ11は車両後方に向けて移動して、ハイビームバルブ7を覆う第1位置に移動することができる。
また、このリンク機構には、ばね等の弾性部材12cが、フィルタの第1位置への移動に伴って、弾性変形するように取り付けられている。そして、ソレノイド13への通電を停止すると、弾性部材12cの弾性力によりリンク機構が作動する。これにより、フィルタ11は車両前方に向けて移動して、ハイビームバルブ7から離れた第2位置に移動することができる。
図3の実線に示すフィルタ11の位置は第2位置を示しており、筒状のフィルタ11の外部にハイビームバルブ7が位置している。一方、図3の一点鎖線に示すフィルタ11の位置は第1位置を示しており、筒状のフィルタ11の内部にハイビームバルブ7が位置している。
フィルタ11は照射される照明光のうち、可視光成分を遮断して、近赤外線のみを透過するものであり、ECU6はこのソレノイド13への通電を制御することで、フィルタ11の位置を制御している。フィルタ11が第2位置にある場合は、ハイビームバルブ7から出力された照明光が車両前方にそのまま投光されることになり、フィルタ11が第1位置にある場合は、ハイビームバルブ7から出力された照明光のうち、フィルタ11を透過する赤外線波長成分のみが車両前方に投光されることとなる。
なお、本実施形態において、ロービーム用バルブ8は前方約40m先の物体が確認できるような配光及び照度に設定されており、ハイビーム用バルブ7は前方約100m先の物体が確認できるような配光及び照度に設定されている。また、フィルタ11が第2位置にある場合に、投光装置3が投光する近赤外線は、800nm〜1000nmの波長範囲の光となっている。加えて、ハイビーム用バルブ7の投光領域は近赤外線カメラ2の撮像領域を含むように予め設定されている。
本実施形態において、補助投光器4は、車両の前方部分の投光装置3の下部に搭載されているフォグランプであり、フォグランプバルブと該フォグランプバルブから出力される照明光の光軸を調整する光軸調整機能を備え、車両の前側近傍を投光可能に構成されている。また、フォグランプバルブはハロゲンランプを用いており、これらの照明光は、主として可視光域の波長成分からなるが、この他にも近赤外線波長成分も含んでいる。
図4は補助投光器4の光軸調整機構の概略を示す概略図であり、フォグランプバルブ14とフォグランプバルブ14に固定された反射鏡15とが支持部材16bを中心に揺動可能に構成されている。反射鏡には、支持部材16a、16bが取り付けられており、このうち支持部材16aはモータ17により図中矢印A方向へ駆動される。このため、反射鏡15は図中矢印B方向に円弧を描くように駆動され、これにより、フォグランプの光軸が変更される。ECU6はモータ17を制御することによって、光軸の調整を行うことができる。
補助投光器4は、更に、フォグランプから投光される光量を増減させることができる。この光量の増減は、ECU6がフォグランプバルブ14に通電する電流量を制御することにより行われる。これにより、ECU6が、フォグランプバルブ14に通電する電流量を減少させるとフォグランプバルブ14が投光する照明光の光量が減少する。一方、ECU6が、フォグランプバルブ14に通電する電流量を増加させると、フォグランプバルブ14が投光する照明光の光量が増加する。
図5は、ヘッドアップディスプレイ5の車両への搭載状態を模式的に示す断面図である。ヘッドアップディスプレイ5は、フロントウィンドシールドガラス18の下側から車室内側へ向けて延出するインストルメントパネル19に配設されており、表示部としてTFT型液晶パネル20及びバックライト21を有しており、液晶パネル20は図5にて示すごとくインストルメントパネル19の上壁の開口部内にて水平状に支持されている。この液晶パネル20は、バックライト21からの光を受けて表示画面20aにて撮像画像を表示する。また、液晶パネル20の裏面側にはバックライト21が支持されており、このバックライト21の点灯により、液晶パネルにその裏面側から光を入射する。
この撮像画像は表示光としてフロントウィンドシールドガラス18に入射し、当該フロントウィンドシールド18により、運転席に着座した運転者Mの眼部に向けて図5にて図示破線Rに沿い反射されることで、フロントウィンドシールドガラス18の前方に虚像mとして結像する。
そして、液晶パネル20を図示しないマトリックス駆動回路で駆動させることにより、上述の近赤外線カメラ2にて撮像された車両前側遠方の画像を表示光として入射する。これにより、車両前側遠方の状況を虚像mとして運転者に視認させることができるので、例えば夜間運転など、運転者が車両前側遠方をすることが困難な状況であっても、運転者の視界を補助して安全運転を支援することができる。
ECU6は、本実施形態の運転支援装置全体の制御を行う制御装置であり、近赤外線カメラ2、投光装置3、補助投光器4、及びヘッドアップディスプレイ5の作動制御を行っている。
図6は本実施形態に係る運転支援装置の動作を示す概略図であり、図6(a)は正常状態での運転支援装置の状態を、図6(b)は異常によりハイビームバルブ7による投光が出来なくなった場合の運転支援装置の状態を示している。
図6(a)中のHは、ハイビームバルブ7が投光する領域を、Lはロービームバルブ8が投光する領域を、図(b)中のFはハイビームバルブ7による投光が出来なくなった場合に、フォグランプバルブ14が投光する領域をそれぞれ示している。また、図6(a)、図6(b)において、点線で囲まれた領域Sは、近赤外線カメラ2の撮像領域を表している。
そして、運転支援装置1は、通常の状態においては、領域Hを近赤外光で、領域Lを可視光でそれぞれ投光している。なお、フォグランプバルブ14は、通常の状態においては、領域Fに比べて、より車両前側に近い領域を投光している。
また、近赤外線カメラ2の撮像領域Sは、近赤外光又は照明光により投光されている領域H又は領域Fを含んでいるため、撮像画像には領域H又は領域F内に存在する物体が含まれることとなる。そのため、例えば図6においては、撮像画像中に、図6中に存在する人Jが含まれることとなる。
それでは、運転支援装置1の制御について図7を用いつつ詳細に説明する。なお、この制御は文中に特に記載がない限り、ECU6によって行われる。
ECU6は、運転者により運転支援装置の作動スイッチ(図示せず)がONにされると、ヘッドランプ・スイッチ(図示せず)がONであるかを検出する。そして、ヘッドランプ・スイッチがONの場合は、ハイビームバルブ7、ソレノイド11にそれぞれ通電を行う。そして、ECU6は、図7のフローチャートに示す処理を行う。
まず、ECU6は、ハイビームバルブ7が点灯しているか否かを判断し(S101)、ハイビームバルブが点灯していない場合は、補助投光器4を点灯する(S102)。ここで、ハイビームバルブ7が点灯しているか否かは、例えば特開2004−291819に開示されているような公知の断線検出回路等を用いることにより行われる。
そして、ECU6は、ハイビームバルブ7の投光領域である車両前側遠方を補助投光器4により投光するべく、補助投光器4のモータ13に通電して、補助投光器4の光軸俯角を小さくする(S103)。
これにより、フォグランプバルブ14の照明光により、図6(b)に示す領域Fが投光されることとなる。そして、領域Sは近赤外線カメラ2にて撮像画像を確保できる程度に投光されることとなる。
なお、領域Fは、赤外線カメラ2により撮像画像を確保できる程度の領域に定めていれば十分である。そのため、領域Hと領域Fとが同一である場合もあるが、必ずしも同一である必要はない。本実施形態においては、異常時にフォグランプバルブ14により投光される領域Fを、撮像画像を確保するために、投光が必要な領域として最小限の領域に設定している。
その後、ECU6は、フォグランプバルブ14に通電する電流量を低減することにより、フォグランプバルブ14が投光する照明光の光量を減少させる(S104)。
これにより、S103において補助投光器4が投光している照明光に比べて暗い照明光によって、領域Fが投光されることとなり、領域Fに存在している人Jを眩惑することを防止することができる。
S100において、ハイビームバルブ7が点灯していると判断された場合には、ECU6は、フィルタ11が第1位置に有るか否かを判断する(S105)。フィルタ11が第1位置にあるか否かは、ソレノイド13に通電されているか否か、支持部材12a、12b、12cが正常に稼働しているか否か等を判断することにより、又は、フィルタ11の位置を検出する位置センサを用いることにより、判断することができる。
S105において、フィルタが第1位置にあると判断された場合は、図6(a)に示すように、車両前側遠方をハイビームバルブ7により、車両前側近傍をロービームバルブ8により投光している。この場合は、フィルタが第1位置にあるため、領域Hは近赤外光により投光されている。
フィルタ11が第1位置に無い場合は、ECU6は、ハイビームバルブ7に通電する電流量を減少させて、ハイビームバルブ7から発生する照明光の光量を減少させる(S106)。
これにより、図6(a)の領域Hはハイビームバルブ7が通常投光する光量よりも小さい光量で、照明光により投光されることとなる。すなわち、運転支援装置1に異常がない状態で、運転者が意図的にハイビームバルブ7を投光した場合に比べて、暗い照明光により、領域Hが照らされることとなる。
このように、本実施形態に係る運転支援装置1は、近赤外線を投光できない場合には、近赤外線を含む照明光により、近赤外線カメラ2が撮像する領域を投光するため、かかる場合であっても、撮像画像を確保することができる。これにより、実際の車両前側遠方の状況を確実にヘッドアップディスプレイ5に表示させることができる。
加えて、照明光は主として可視光域からなるため、車両前側遠方を照明光で投光した場合には、眩しさにより対向車や歩行者の視界を遮ることがある。本実施形態に係る運転支援装置1は、図7のS104、S106において、それぞれ補助投光器3及び投光装置3の光量を制御しているため、対向車や歩行者の視界を遮ることを防止しつつ、近赤外線カメラ2の撮像画像を確保することができる。
また、本実施形態においては、赤外線投光手段に異常が発生した場合に、運転者の視認性確保のために車両に取り付けられている機器である、ヘッドランプ、フォグランプの照明光を利用したため、運転支援装置の信頼性を高めるための特別な装置等を設ける必要がなく、簡易かつ低コストに実現することができる。
なお、本実施形態においては、フィルタ11を用いて、ハイビームバルブ7の照明光から近赤外線のみを抽出して、車両前側遠方に投光する近赤外線投光手段を構成しているが、フィルタ11等を用いることなく、主たる波長成分を近赤外線とするバルブを用いて、近赤外線カメラ2の撮像領域を投光するように構成しても良い。
また、本実施形態においては、近赤外線投光手段を、車両のヘッドランプと共用させているが、近赤外線を投光するランプをヘッドランプとは別の位置に、別個に設けても良い。
加えて、本実施形態では図7のS102〜S104において、フォグランプにより、近赤外線カメラ2の撮像領域を投光しているが、フォグランプに代えて、ロービームバルブ8に光軸調整機能を設けて、近赤外線カメラ2の撮像領域を投光するようにしてもよい。
加えて、本実施形態では図7S106において、ハイビームバルブ7の照明光により、近赤外線カメラ2の撮像領域を投光しているが、これに代えて、ロービームバルブ8又はフォグランプバルブ14に光軸調整機能を設けて、かかる領域を投光するようにしてもよい。
このように、補助投光器4は、近赤外カメラ2の撮像領域を照明光により投光可能なものであれば、何であってもよい。
更に、本実施形態においては、近赤外線投光手段の異常を、ハイビームバルブ7の点灯状態、フィルタ11の位置に基づいて検出しているが、このような態様に限らず、例えば近赤外線の存在を検知する近赤外線検知センサ等を用いて近赤外線を投光しているか調べることで、異常の有無を検出しても良い。
加えて、本実施形態においては、図7のS102〜S104において、ECU6が補助投光器4の点灯(S102)、光軸俯角の制御(S103)、光量の減少(S104)の順に制御を行っているが、例えば、補助投光器4の光軸俯角を制御し(S103)、光量を減少させ(S104)その後に補助投光器4を点灯する(S102)ように制御しても良い。すなわち、S102〜S104に記載されているステップは、いずれの順序で行っても良い。
特に、光軸俯角を制御する(S103)以前に、補助投光器4の光量を減少させて(S104)いる場合は、光軸俯角の制御により補助投光器4に投光される領域Fに存在する車両又は人を、予め光量を減少させた照明光を照らすことになるため、これらの車両や人を眩惑させることを未然に防止することができる。
なお、本実施形態の近赤外線は、800nm〜1000nmの波長範囲の光を含むものであったが、照明光の波長成分のうち、人間に視認可能な可視光領域を除く部分の波長の光であれば、どのようなものであっても良い。
最後に、簡潔に請求項と、実施形態の記載との対応について説明する。本実施形態において、ハイビームバルブ7とフィルタ11を備えるヘッドランプが近赤外線投光手段であり、ハイビームバルブ7又はロービームバルブ8を備えるヘッドランプ、或いは、フォグランプバルブ14を備えるフォグランプが照明光投光手段であり、近赤外線カメラ2が近赤外線カメラであり、ECU6が異常検出手段である。
1 投光装置
2 近赤外線カメラ
3 投光装置
4 補助投光装置
5 ヘッドアップディスプレイ
6 ECU
7 ハイビームバルブ
8 ロービームバルブ
11 フィルタ
13 ソレノイド
14 フォグランプバルブ
2 近赤外線カメラ
3 投光装置
4 補助投光装置
5 ヘッドアップディスプレイ
6 ECU
7 ハイビームバルブ
8 ロービームバルブ
11 フィルタ
13 ソレノイド
14 フォグランプバルブ
Claims (10)
- 車両の周辺環境を近赤外線により投光可能な近赤外線投光手段と、
周辺環境の物体にて反射した近赤外線を受光することで、車両の周辺環境を撮像する近赤外カメラとを備えた運転支援装置において、
前記近赤外線投光手段による投光領域を、近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、
近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、
前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記近赤外線投光手段による投光領域を、前記照明光投光手段により投光することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項1に記載の車両用運転支援装置であって、
前記照明光投光手段が、
前記照明光投光手段の光軸と走行路面とのなす角である光軸俯角を調整可能な光軸俯角調整手段を更に備え、
前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記光軸俯角調整手段が、前記照明光投光手段の光軸俯角を調整することにより、前記近赤外線投光手段による投光領域を、前記照明光投光手段により投光することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項2に記載の車両用運転支援装置であって、
前記近赤外線投光手段が車両前側遠方を投光するものであり、
前記照明光投光手段が、
車両近傍の周辺環境を投光可能な近傍投光手段と、
車両遠方の周辺環境を投光可能な遠方投光手段と有するヘッドランプであって、
前記異常検出手段により異常と検出された場合に、前記光軸俯角調整手段が、前記近傍投光手段の光軸俯角を小さくすることにより、前記近赤外線投光手段による投光領域を、前記近傍投光手段により投光することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用運転支援装置であって、
前記照明光投光手段がフォグランプであることを特徴とする車両用運転支援装置。 - 車両の周辺環境を近赤外線により投光可能な近赤外線投光手段と、
周辺環境の物体にて反射した近赤外線を受光することで、車両の周辺環境を撮像する近赤外カメラとを備えた運転支援装置において、
前記近赤外線投光手段による投光領域を近赤外線を含む照明光により投光可能な照明光投光手段と、
近赤外線投光手段の異常を検出する異常検出手段とを備え、
前記近赤外線投光手段は、前記照明光投光手段により投光される光を、近赤外線の波長成分のみを透過する透過フィルタに透過することで、近赤外線を投光するものであり、
前記異常検出手段により異常と検出された場合は、前記近赤外線手段による投光領域を、照明光投光手段の照明光により直接投光することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項5に記載の車両用運転支援装置であって、
前記照明光投光手段が、
車両近傍の周辺環境を投光可能な近傍投光手段と、
車両遠方の周辺環境を投光可能な遠方投光手段と有するヘッドランプであり、
前記近赤外線投光手段が、
前記遠方投光手段により投光される照明光を透過フィルタに透過することで、近赤外線を投光するものであることを特徴とする車両用運転支援装置。 -
請求項6に記載の車両用運転支援装置であって、
前記照明光投光手段が、
前記照明光投光手段の光軸と走行路面とのなす角である光軸俯角を調整可能な光軸俯角調整手段を更に備え、
前記異常検出手段により、前記遠方投光手段が投光することができないと判断された場合には、前記光軸俯角調整手段が、前記照明光投光手段の光軸俯角を調整することにより、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記近傍投光手段により投光することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項6又は請求項7に記載の運転支援装置であって、
前記異常検出手段により、前記遠方投光手段は照明光を投光することができるが、前記近赤外線投光手段は近赤外線を投光することができないと検出された場合には、前記近赤外線投光手段による投光領域を前記遠方投光手段により投光することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両用運転支援装置であって、
前記照明光投光手段により発生する照明光の光量を低減可能な光量低減手段を更に備え、
前記異常検出手段により異常と検出し、前記近赤外線投光手段による投光領域を照明光投光手段により投光する場合に、前記光量低減手段により照明光投光手段の光量を低減することを特徴とする車両用運転支援装置。 - 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の車両用運転支援装置であって、
前記近赤外線カメラにより撮像された撮像画像を運転者に表示する表示装置を備え、
前記撮像画像を前記表示装置に表示することを特徴とする車両用運転支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184948A JP2008013009A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 車両用運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184948A JP2008013009A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 車両用運転支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008013009A true JP2008013009A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39070479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006184948A Pending JP2008013009A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 車両用運転支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008013009A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020175764A (ja) * | 2019-04-18 | 2020-10-29 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
-
2006
- 2006-07-04 JP JP2006184948A patent/JP2008013009A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020175764A (ja) * | 2019-04-18 | 2020-10-29 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
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