JP2008008661A - 静電容量型センサの実装構造 - Google Patents

静電容量型センサの実装構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008008661A
JP2008008661A JP2006176804A JP2006176804A JP2008008661A JP 2008008661 A JP2008008661 A JP 2008008661A JP 2006176804 A JP2006176804 A JP 2006176804A JP 2006176804 A JP2006176804 A JP 2006176804A JP 2008008661 A JP2008008661 A JP 2008008661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
mounting structure
capacitive sensor
capacitance type
type sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006176804A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumihisa Fukuda
純久 福田
Koji Sakai
浩司 境
Atsushi Ishigami
敦史 石上
Ryosuke Meshii
良介 飯井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2006176804A priority Critical patent/JP2008008661A/ja
Publication of JP2008008661A publication Critical patent/JP2008008661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

【課題】静電容量型センサの構造を変更することなく、常に安定したセンサ出力を得ることを可能にする。
【解決手段】表面に接地電極11が形成された基板12と、底面が接地電極11に接触すると共に静電容量型センサチップ13を内部に収容するモールド樹脂14と、モールド樹脂14を支持すると共に静電容量型センサチップ13から基板12への出力端子として機能するリードフレーム15とを備え、リードフレーム15は基板12表面上に形成された突出部16において基板12と接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、加速度等の物理量を検知する静電容量型センサの実装構造に関する。
従来より、揺動可能に構成された重りに設けられた可動電極と可動電極に対向配置された固定電極を有し、重りが揺動することによって電極間の隙間幅が変化することに伴う静電容量の変化を検知することにより、加速度等の物理量を検知する静電容量型センサが知られている(特許文献1,2参照)。このような静電容量型センサは、IC等と共に樹脂パッケージ内に収容し、基板上の接地電極の上方に所定間隔を空けて樹脂パッケージを対向配置することにより、基板上に実装される。
特開平7−159432号公報 特開2005−91030号公報
従来の静電容量型センサの実装構造では、静電容量型センサは基板上の接地電極上方に所定間隔を空けて樹脂パッケージを対向配置することにより基板上に実装されるので、静電容量型センサと基板上の接地電位との間に静電容量Cgが発生する。この静電容量Cgがあらゆる条件下において常に一定であれば物理量を正確に検知することができるが、実際には温度,湿度,基板の変形,若しくは樹脂パッケージ取付時の微小な位置ずれ等の原因によって静電容量Cgは変動する。このため、従来の静電容量型センサの実装構造によれば、静電容量センサの出力に変動(誤差)が生じ、物理量を高精度に検知することができない。
このような問題を解決するために、センサチップ内に検出極側のコンデンサと参照極側コンデンサの2組のコンデンサを設ける方法が提案されている。この方法では、検出極側のコンデンサの静電容量(C1+Cg)は可動電極と固定電極の組み合わせとほぼ同様に重りの揺動に伴い変動するが、参照極側のコンデンサの静電容量(C2+Cg)は重りに近い位置に重りの揺動の影響を受けないように設置されるているので重りの揺動に伴い変動しない。従って、2つのコンデンサの静電容量の差分値を検出値として算出することにより静電容量Cgの影響を除去することができる。しかしながら、このような手法によれば、静電容量型センサの精度や信頼性は向上するものの、構造が複雑化,大型化するために、製造プロセスが複雑になり、製造コストの増加を招く。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、静電容量型センサの構造を変更することなく、常に安定したセンサ出力を得ることが可能な静電容量型センサの実装構造を提供することにある。
本発明に係る静電容量型センサの実装構造は、表面に接地電極が形成された基板と、底面が接地電極と接すると共に内部に静電容量型センサを収容するパッケージ部と、パッケージ部を支持すると共に静電容量型センサの出力端子として機能するリードフレーム部と、基板表面に形成された突出部とを備え、リードフレーム部は突出部において基板と接続されている。
本発明に係る静電容量型センサの実装構造によれば、接地電極とパッケージ部が接触することにより、静電容量型センサと接地電位間に発生する静電容量が常に一定の値に保たれるので、静電容量型センサの構造を変更することなく、常に安定したセンサ出力を得ることができる。
本発明は、例えば図1に示すような静電容量型センサを基板に実装する処理に適用することができる。なお、図1に示す静電容量型センサは、ガラス基板1a,1bによりSi基板2を挟持した構造を有し、Si基板2の上面には凹部3が形成されている。また、Si基板2の凹部3部分には、可動電極が形成された重り部4が形成され、この重り部4はビーム4によって揺動可能な状態で支持されている。さらに、重り部4に対向するガラス基板1bの裏面側には固定電極6が形成されている。このような構成を有する静電容量型センサでは、加速度等の物理量が加わった際、重り部4が揺動することによって可動電極と固定電極6間の隙間幅d(図2参照)が変化し、さらに隙間幅の変化に伴い静電容量が変化するので、端子7a,7b(図2参照)から静電容量の変化を検知することにより物理量を検知することができる。
本発明の実施形態となる静電容量型センサの実装構造は、図3に示すように、表面に接地電極11が形成された基板12と、底面が接地電極11に接触すると共に静電容量型センサチップ(以下センサチップと略記)13を内部に収容するモールド樹脂14と、モールド樹脂14を支持すると共にセンサチップ13から基板12への出力端子として機能するリードフレーム15とを備え、リードフレーム15は基板12表面上に形成された突出部16において基板12と接続されている。このような構成によれば、接地電極11とモールド樹脂14の底面部が接続されているので、センサチップ13と接地電位11との間に発生する静電容量Cgは常に一定になる。従って、このような実装構造によれば、静電容量型センサの構造を変更することなく、常に安定したセンサ出力を得ることができる。
なお、上記突出部16としては、クリームはんだ材料を用いることが望ましい。またこの場合、リフロープロセスを用いて接地電極11とモールド樹脂14間にクリームはんだ材料を充填させることにより、基板12に部品を実装する際のリフロープロセスの際に上記実装構造を容易に形成することができる。
また、上記突出部16として導電性ペースト材料を用いてもよい。導電性ペーストを用いた場合には、突出部16の充填や硬化に高い加温処理が必要とならないので、加温処理によってセンサチップ13が劣化することを防止できる。
また、上記突出部16として泥状導電性高分子材料やシート状導電性高分子材料を用いてもよい。導電性高分子材料を用いた場合には、モールド樹脂14を実装する際に突出部16を塗布するだけで容易に上記実装構造を形成することができる。
また、上記突出部16として、アルミニウムや真鍮等の軟質の金属薄膜を用いてもよい。軟質の金属薄膜を用いた場合には、モールド樹脂14を実装する際に突出部16を圧着するだけで容易に上記実装構造を形成することができる。なお、金属薄膜は硬質のものであってもよい。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となる静電容量型センサの構成を示す模式図である。 図1に示す静電容量型センサの動作を説明するための回路図である。 本発明の実施形態となる静電容量型センサの実装構造を示す模式図である。
符号の説明
11:接地電極
12:基板
13:センサチップ
14:モールド樹脂
15:リードフレーム
16:突出部

Claims (5)

  1. 表面に接地電極が形成された基板と、
    底面が前記接地電極と接すると共に内部に静電容量型センサを収容するパッケージ部と、
    前記パッケージ部を支持すると共に前記静電容量型センサの出力端子として機能するリードフレーム部と、
    前記基板表面に形成された突出部とを備え、
    前記リードフレーム部は前記突出部において前記基板と接続されていることを特徴とする静電容量型センサの実装構造。
  2. 請求項1に記載の静電容量型センサの実装構造であって、前記突出部ははんだ材料により形成されていることを特徴とする静電容量型センサの実装構造。
  3. 請求項1に記載の静電容量型センサの実装構造であって、前記突出部は導電性ペースト材料により形成されていることを特徴とする静電容量型センサの実装構造。
  4. 請求項1に記載の静電容量型センサの実装構造であって、前記突出部は導電性高分子材料により形成されていることを特徴とする静電容量型センサの実装構造。
  5. 請求項1に記載の静電容量型センサの実装構造であって、前記突出部は金属材料により形成されていることを特徴とする静電容量型センサの実装構造。
JP2006176804A 2006-06-27 2006-06-27 静電容量型センサの実装構造 Pending JP2008008661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006176804A JP2008008661A (ja) 2006-06-27 2006-06-27 静電容量型センサの実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006176804A JP2008008661A (ja) 2006-06-27 2006-06-27 静電容量型センサの実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008008661A true JP2008008661A (ja) 2008-01-17

Family

ID=39067019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006176804A Pending JP2008008661A (ja) 2006-06-27 2006-06-27 静電容量型センサの実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008008661A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258012A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 加速度センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258012A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 加速度センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9291638B2 (en) Substrate curvature compensation methods and apparatus
KR20040099157A (ko) 음차형 압전 진동편 및 음차형 압전 진동자
US20120216621A1 (en) Physical quantity detector and method of manufacturing the same
JPH1090299A (ja) 静電容量式加速度センサ
JP4773175B2 (ja) 表面実装用の水晶発振器
JP2006300578A (ja) 静電容量型圧力センサ及びその真空室の真空度評価方法
WO2018116549A1 (ja) 圧力センサ素子およびそれを備えた圧力センサモジュール
US11262265B2 (en) Temperature correction device, sensor module, and temperature correction method
JP4798605B2 (ja) 静電容量型圧力センサ
JP2008008661A (ja) 静電容量型センサの実装構造
JP2005315847A (ja) 加速度センサ
JPH1114658A (ja) 静電容量式加速度センサ
JP2008263564A (ja) 温度補償型圧電発振器
JPH10300609A (ja) 静電容量型圧力センサ
JP2008008670A (ja) 静電容量型センサの実装構造
JP2002055008A (ja) 薄膜ゲッター内蔵型真空センサ
US7398694B2 (en) Pressure sensor and method for manufacturing pressure sensor
JPH10185946A (ja) 静電容量型センサ
JP5052443B2 (ja) 静電容量型センサの実装構造
JP2009068936A (ja) 物理量検出装置
JP2008017261A (ja) 音叉型圧電振動片、センサ発振回路および音叉型圧電振動片の製造方法
JP2013072836A (ja) 物理量検出器、物理量検出デバイス及び電子機器
JP4847807B2 (ja) Qcmセンサ
JP2007093526A (ja) 圧力センサ
JP2010145137A (ja) センサデバイス