JP2008006016A - 医療用テント - Google Patents

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Abstract

【課題】救命救急処置を行うのに適したスペースを確保し、かつ疾病者のプライバシを保護すること。
【解決手段】メイン脚部110およびサブ脚部120,130は、開閉脚可能な三脚機構を構成する。基部140は、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の上部に配置され、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を結束して固定する。シート150は、メイン脚部110、サブ脚部120、およびメイン脚部110の接地点とサブ脚部120の接地点とを結んだ線に囲まれた領域を被覆する。シート160は、メイン脚部110、サブ脚部130、およびメイン脚部110の接地点とサブ脚部130の接地点とを結んだ線に囲まれた領域を被覆する。旗部170は、サブ脚部130の最上部に取り付けられ、疾病者を搬送するために医療用テント100に向かってくる救急隊員にとっての目印としての機能を果たす。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療用テントに関する。
心室細動および無脈性心室頻拍により心停止した疾病者に対しては、疾病者の心臓に電気ショックを与える除細動が有効であることが知られている。
かつて、心停止した疾病者に対する除細動は、医師や看護士、救命救急士などにしか許可されていなかった。しかし、2004年7月より、医学的な知識が少ない一般市民でも簡単な操作で使用可能なAED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)が導入され、学校や駅の構内、老人ホーム、スタジアムなどの人が多く集まる施設へのAEDの設置が進められている。このように、急に発生した疾病者に対する救急救命処置を行うための設備が公共の施設に導入されてきている。
AEDにより電気ショックを行う場合、例えば200J程度の高電圧を疾病者に与えることになるので、疾病者、処置者および付近に存在する人間の安全のために、疾病者への処置を行うための一定のスペースを確保する必要がある。
しかし、疾病者が発生したときの状況によっては、疾病者への処置を適切に行うためのスペースを確保することが困難な場合がある。例えば、疾病者の付近に不特定多数の人間が存在しその全員への注意喚起が行き届かない場合などである。
また、消防庁からの指導によれば、処置を行う際には、疾病者に対して、例えば毛布をかけることにより、疾病者のプライバシを保護することが推奨されているが、一刻も早い処置が求められる救命救急処置においては、疾病者の身体にかけられた毛布が却ってその処置の妨げになってしまう場合もある。
よって、救命救急処置を行う者の処置スペース確保および疾病者のプライバシ保護の双方を両立させることができる装置や設備が求められるが、これまで、そのような装置や設備に関する研究や提案は、あまり盛んに行われていない。したがって、記載すべき先行技術文献情報はない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、救命救急処置を行うのに適したスペースを確保し、かつ疾病者のプライバシを保護することができる医療用テントを提供することを目的とする。
本発明の医療用テントは、上部を結束し下部が開いた状態で起立する複数の支柱と、前記複数の支柱のうち、患者身体を配置する一組の支柱間を除く他の支柱間に張り渡されたシートと、を備える構成を採る。
本発明の医療用テントは、上部を結束し下部が開いた状態で起立する複数の支柱と、前記複数の支柱のうち、患者身体を配置する一組の支柱間を除く他の支柱間に張り渡されたシートと、を備え、前記シートのない支柱間に患者を配置して患者身体を覆う構成を採る。
本発明の医療用テントは、複数の支柱と、前記複数の支柱間に張り渡されたシートと、前記複数の支柱の上部に配置され、前記複数の支柱の位置を所定の角度で保持する結束部と、を備え、前記シートは、前記複数の支柱のうち、一組の支柱間を除く他の支柱間に張り渡された構成を採る。
本発明によれば、救命救急処置を行うのに適したスペースを確保し、かつ疾病者のプライバシを保護することができる。
まず、本発明の基本構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の医療用テントの基本的な思想を説明するための図である。
図1において、医療用テント10は、上部が結束され下部が開いた状態で起立する4本の支柱21,22,23,24と、この4本の支柱のうち一組の支柱間(ここでは、支柱21と支柱24との間)を除く他の支柱間に張り渡されたシート31,32,33とを備える。
支柱21,22,23,24は、救命救急処置の際に、疾病者の身体を内部に収容するためのスペースを形成する。このスペースは、疾病者の身体を覆い、かつ処置者が内部に入って救命救急処置を行うために必要な広さを有する。
シート31,32,33は、上記スペースの内部が暗くならないような高透過性材料で形成されている。シート31,32,33は、上記スペースの内部の様子が外部から見えないような不透明材料により形成されている。また、シート31,32,33が張り渡されていない支柱21と支柱24とにより囲まれた領域は、処置者が医療用テント10の内部に入るための入口としての機能を果たす。
このように、本発明の医療用テントにおいては、支柱21,22,23,24が、疾病者の身体を覆い、かつ処置者が内部に入って救命救急処置を行うためのスペースを形成し、シート31,32,33が、このスペースを隠して、救急救命処置の様子を外部から見えないようにする。これにより、処置者が適切に救急救命処置を行うためのスペースを確保するとともに、このスペースの内部の様子を救命救急処置の妨げとならない範囲で外部から隠して疾病者のプライバシを保護することができる。
ここで、上記スペースを形成するための支柱は4本に限定されるわけではない。例えば、3本の支柱を用いてもよいし、5本以上の支柱を用いてもよい。
以下、本発明のより好ましい実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態においては、3本の支柱を用いた例について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係る医療用テント100を示す概略斜視図である。
図2において、医療用テント100は、メイン脚部110、サブ脚部120,130、基部140、シート150,160、および旗部170を備える。また、サブ脚部130は、旗部170を格納するホルダ131を備える。
支柱としてのメイン脚部110は、アルミニウムやステンレスなどの材料からなる中空状の筒体である。メイン脚部110は、伸縮可能に構成されており、図3(A)および図3(B)に示すように、その脚長を、例えば使用時および収納時の2つの状態に対応して可変することができる。
支柱としてのサブ脚部120,130は、アルミニウムやステンレスなどの材料からなる中空状の筒体であり、メイン脚部110とともに開閉脚可能な三脚機構を構成する。サブ脚部120,130は、メイン脚部110と同様、伸縮可能に構成されており、その脚長を可変することができる。
ここで、メイン脚部110は、その脚長を、サブ脚部120,130よりも長く可変することができる。これにより、医療用テント100の形状を調整することができる。この点については、後に図6を用いて説明する。
結束部としての基部140は、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の上部に配置され、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を結束して固定する。
基部140には、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を回動可能に固定する回動固定部141,142,143が設けられている。基部140は、回動固定部141,142,143が回動することにより、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の開き具合(以下、「固定角度」という)を、例えば使用時および収納時の2つの状態に対応して可変することができる。
より具体的には、基部140は、使用時には、図4(A)に示すように、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を、メイン脚部110およびサブ脚部120の間の角と、メイン脚部110およびサブ脚部130の間の角とが同一となるように調整することができる。また、基部140は、収納時には、図4(B)に示すように、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を、メイン脚部110およびサブ脚部120,130が閉じておりこれらの向きが略同一となるように調整することができる。すなわち、医療用テント100をたたんだ状態にすることができる。
また、基部140は、設置面の傾きや凹凸などに対応して、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を柔軟に変更することができる。これにより、不安定な設置面においても、医療用テント100を安定して設置することができる。
シート150は、メイン脚部110、サブ脚部120、およびメイン脚部110の接地点とサブ脚部120の接地点とを結んだ線に囲まれた領域を被覆する。シート160は、メイン脚部110、サブ脚部130、およびメイン脚部110の接地点とサブ脚部130の接地点とを結んだ線に囲まれた領域を被覆する。これにより、医療用テント100は、処置者が救命救急処置を行うための必要最低限の領域以外の領域が外部から隠された状態となり、疾病者のプライバシを保護することができる。
シート150,160の材料としては、ナイロンやポリエステル、PVC(塩化ビニール樹脂)、ゴアテックス(登録商標)などの任意のものを用いることができる。シート150,160は、防水加工または吸水加工が施されており、例えば雨が降っている屋外で使用する場合でも、疾病者およびその着衣ならびに処置者およびその着衣が濡れることを防止できるようになっている。これにより、疾病者またはその着衣が濡れることにより、疾病者の身体が冷えることを抑制することができる。また、電気ショックを行う際には、疾病者またはその着衣もしくは処置者またはその着衣に含まれる水分への漏れ電流を低減することができる。
また、シート150,160は、絶縁性の材料からなる絶縁シートであり、電気ショック時の漏れ電流が発生しないようになっている。これにより、医療用テント100の付近に存在する人間が、帯電したシート150,160に接触して感電する危険性を低減させることができる。
シート150,160は、疾病者の顔色の明暗を識別しやすい色彩、例えば白またはライトグレーである。これにより、処置者は、疾病者の顔色を識別して適切な処置を選択することが可能になる。
シート150,160は、透過性が高い材料で形成されているので、シート150,160に被覆された領域が暗くならず処置が行い易くなっている。また、シート150,160は、不透明な材料により形成されているので、処置の様子が外部から見えないようになっている。これにより、心無い人間による疾病者のプライバシの侵害を防止することができる。
シート150,160には、例えば図5に示すように、救命救急処置を行っている旨のメッセージが記載されている。このようなメッセージが記載されたシート150,160は、医療用テント100の設置場所を、疾病者および処置者以外の第三者に通知するための緊急掲示部材としての機能を果たす。これにより、医療用テント100の付近に存在する人間および医療用テント100に近づいてくる人間に対して、そこで救命救急処置が行われている旨の注意喚起をすることができる。
上述したシート150,160は、医療用テント100の側面のみならず、医療用テント100の下部にも設置することが好ましい。この医療用テント100の下部に設置するシートは、医療用テント100と一体化された構成であってもよいし、医療用テント100と別個の構成であってもよい。すなわち、後者の場合、医療用テント100と一緒に収納されている下部設置用シートを設置した後、このシートの上部に医療用テント100を設置することになる。上記したように、医療用テント100の下部に設置するシートは、絶縁性と防水性とを具備しているので、医療用テント100と下部設置用シートとの組み合わせにより、医療用テント100の設置面が濡れている場合であっても、疾病者またはその着衣が濡れることにより疾病者の身体が冷えることを抑制することができる。
ここで、図6(A)に示すように、メイン脚部110およびサブ脚部120,130は、使用時における接地面から基部140までの高さHが1m程度確保され、かつサブ脚部120の接地点とサブ脚部130の接地点とを結んだ線とメイン脚部110の接地点との距離Dが1.5m程度確保されるように設計されている。これにより、救命救急処置を受ける疾病者を横たわらせるためのスペースと、処置者が安全かつ適切に救命救急処置を行うためのスペースとを確保することができる。
また、図6(B)に示すように、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を、メイン脚部110の長さがサブ脚部120,130よりも大きく、またはサブ脚部120,130の長さがメイン脚部110よりも小さくなるように設計することも可能である。この設計によれば、雨が降っている場合における雨よけの効果を大きくすることができる。また、サブ脚部120,130により囲まれたシート150,160に被覆されていない領域の面積を小さくすることができるので、医療用テント100の内部を覗き難くすることができる。
緊急掲示部材としての旗部170は、旗竿171と旗本体172とからなり、使用時に、メイン脚部110、サブ脚部120,130のいずれかに取り付けられる。ここでは、旗部170は、サブ脚部130に取り付けられている。
旗部170の旗竿171は、伸縮可能に構成されており、例えば図7(A)および図7(B)に示すように、使用時の状況に応じてその長さを可変することができる。より具体的には、旗竿171は、その長さを、例えば0.5mから2.0m程度まで可変することができる。したがって、旗部170がサブ脚部130の最上部に取り付けられると、その設置位置の高さは、地上から1.5m〜3.0m程度になる。この場合、旗部170の設置位置は、医療用テント100の最高部となる。また、旗部170の旗本体172は、遠くからでも認識しやすい色彩、例えば赤または黄色である。これにより、旗部170は、疾病者を搬送するために医療用テント100に向かってくる救急隊員にとっての目印としての機能を果たし、疾病者の発生現場の早期発見の手助けとなる。
また、旗竿171のサブ脚部130への取付位置には、旗部170を回動可能に支持して、サブ脚部130の上部に立つ位置とサブ脚部130にそって寝る位置との間で、旗部170を変位させるヒンジ式可動部173が設けられている。
図8に示すように、旗部170は、収納時には、このヒンジ式可動部173によりサブ脚部130に沿って寝かされ、サブ脚部130に設けられたホルダ131に格納することができる。これにより、医療用テント100の使用時または収納時に、旗部170をサブ脚部130に取り付け、またはサブ脚部130から取り外す必要がなくなり、その扱いを簡略化することができる。また、旗部170がサブ脚部130から離れることがなくなり、旗部170の紛失を防止することができる。
なお、救急隊員にとっての目印として、旗部170の代わりに、例えば発光性の風船やボールなどの他の物体を、基部140の上部に取り付けるようにしてもよい。
次に、本発明の医療用テント100の変形例について、図9および図10を用いて説明する。
図9は、本発明の一実施の形態に係る医療用テント100の変形例を示す概略斜視図である。図10は、図9の基部180を下方から見た図である。
図9において、医療用テント100は、基部140および旗部170に代えて、基部180および旗部190を備える。
基部180は、球状体であり、その下方に、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を取り付けるための取付凹部P1,P2,P3,P4,P5,P6を備える。メイン脚部110およびサブ脚部120,130は、それぞれ、取付凹部P1,P2,P3,P4,P5,P6のいずれかに挿入されて取り付けられる。
ここで、取付凹部P1,P2,P3,P4,P5,P6への取付位置によって、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を調整することができる。例えば、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を、取付凹部P1,P2,P3の組み合わせに取り付けることもできるし、取付凹部P4,P5,P6の組み合わせに取り付けることもできる。この場合、メイン脚部110およびサブ脚部120,130を取付凹部P1,P2,P3に取り付ける場合よりも、取付凹部P4,P5,P6に取り付ける場合の方が、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を大きくすることができる。このように、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の取り付けに用いる取付凹部を変化させることにより、医療用テント100の収容領域の形状および体積を、疾病者の発生場所や疾病者の体格などの種々の条件に応じて調整することができる。
旗部190は、使用時に、基部180の上部に設けられた取付凹部(図示せず)に挿入されることにより取り付けられる。旗部190は、基部180から着脱自在に構成されていてもよいし、上記した旗部190の変位機構を採用したものでもよい。
なお、図10の例では、基部180の下方に6個の取付凹部を設けるようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、メイン脚部110およびサブ脚部120,130からなる三脚機構に対応する9個または12個の取付凹部を、基部180の下方に設けるようにしてもよい。これにより、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度のバリエーションを広げることができる。
なお、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を調整する機構を基部180に設けるようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、支柱としてのメイン脚部110およびサブ脚部120,130が、疾病者の身体を覆い、かつ処置者が内部に入って救命救急処置を行うためのスペースを形成し、シート150,160が、このスペースを隠して、救急救命処置の様子を外部から見えないようにする。これにより、処置者が適切に救急救命処置を行うためのスペースを確保するとともに、このスペースの内部の様子を外部から隠して疾病者のプライバシを保護することができる。
本実施の形態によれば、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の脚長をそれぞれ可変することができる。また、本実施の形態によれば、メイン脚部110およびサブ脚部120,130の固定角度を可変することができる。これにより、医療用テント100の収容領域の形状および体積を、疾病者の発生場所や疾病者の体格などの種々の条件に応じて調整することができる。
本実施の形態によれば、シート150,160に、救命救急処置を行っている旨のメッセージが記載されており、サブ脚部130に、旗部170が取り付けられている。これらは、医療用テント100の設置場所を疾病者および処置者以外の第三者に通知する機能を果たす。したがって、そこで救命救急処置が行われている旨の注意喚起をすることができ、救急隊員が疾病者の発生現場を早期に発見することができる。
なお、本実施の形態では、AEDによる救命救急処置のために医療用テントを用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定させるものではない。例えば、本発明の医療用テントは、心臓マッサージ、人工呼吸および止血などの処置のために用いることができる。
本発明に係る医療用テントは、救命救急処置を行うのに適したスペースを確保し、かつ疾病者のプライバシを保護することができる効果を有し、救命救急処置に用いる医療用テントとして有用である。
本発明の医療用テントの基本的な思想を説明するための図 本発明の一実施の形態に係る医療用テントを示す概略斜視図 (A)使用時におけるメイン脚部の構成の一例を示す図、(B)収納時におけるメイン脚部の構成の一例を示す図 (A)使用時におけるメイン脚部およびサブ脚部の開き具合の一例を示す図、(B)収納時におけるメイン脚部およびサブ脚部の開き具合の一例を示す図 救命救急処置を行っている旨のメッセージを示す図 (A)メイン脚部およびサブ脚部の設計の一例を示す図、(B)メイン脚部およびサブ脚部の設計の他の例を示す図 (A)伸縮した旗部の構成の一例を示す図、(B)伸縮した旗部の構成の他の例を示す図 ホルダに格納された旗部を示す図 本発明の一実施の形態に係る医療用テントの変形例を示す概略斜視図 図9の基部を下方から見た図
符号の説明
100 医療用テント
110 メイン脚部
120、130 サブ脚部
131 ホルダ
140、180 基部
141、142、143 回動固定部
150、160 シート
170、190 旗部
171 旗竿
172 旗本体
173 ヒンジ式可動部
P1、P2、P3、P4、P5、P6 取付凹部

Claims (12)

  1. 上部を結束し下部が開いた状態で起立する複数の支柱と、
    前記複数の支柱のうち、患者身体を配置する一組の支柱間を除く他の支柱間に張り渡されたシートと、
    を備えることを特徴とする医療用テント。
  2. 上部を結束し下部が開いた状態で起立する複数の支柱と、
    前記複数の支柱のうち、患者身体を配置する一組の支柱間を除く他の支柱間に張り渡されたシートと、を備え、
    前記シートのない支柱間に患者を配置して患者身体を覆う、
    ことを特徴とする医療用テント。
  3. 前記支柱に、折りたたみ自在な緊急掲示部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の医療用テント。
  4. 複数の支柱と、
    前記複数の支柱間に張り渡されたシートと、
    前記複数の支柱の上部に配置され、前記複数の支柱の位置を所定の角度で保持する結束部と、を備え、
    前記シートは、前記複数の支柱のうち、一組の支柱間を除く他の支柱間に張り渡された、
    ことを特徴とする医療用テント。
  5. 前記結束部は、前記複数の支柱を前記所定角度で固定可能、かつ前記所定角度を調整可能に形成された、
    ことを特徴とする請求項4記載の医療用テント。
  6. 前記結束部は、環状体であり、前記複数の支柱を回動可能に固定する複数の回動固定部を備える、
    ことを特徴とする請求項5記載の医療用テント。
  7. 前記支柱に、折りたたみ自在な緊急掲示部材を備える、
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の医療用テント。
  8. 前記結束部は、球状体であり、前記所定角度に応じた複数組の取付凹部を備える、
    ことを特徴とする請求項5記載の医療用テント。
  9. 前記結束部に、着脱自在な緊急掲示部材を備える、
    ことを特徴とする請求項8記載の医療用テント。
  10. 前記シートに、救命救急処置を行っている旨のメッセージが掲示されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の医療用テント。
  11. 前記支柱の少なくとも一本は、脚部の長さが調整可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の医療用テント。
  12. 前記支柱は、3本で構成され、
    間に前記患者を配置する一組の支柱は、他の一本よりも短い、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の医療用テント。
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