JP2008005575A - Dc/acインバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】入力電圧が高い場合でも共振電流を確保し、高効率及び低ノイズを図るDC/ACインバータ。
【解決手段】直流電源Vdc1の両端にスイッチ素子Q1とQ2とが直列に接続されたスイッチング回路と、Q1の両端に接続されたコンデンサC6とトランスTbの1次巻線Pとの直列回路とを有する第1コンバータと、Vdc1の両端にQ3とQ4とが直列に接続されたスイッチング回路と、Q4の両端に接続されたC5とTaの1次巻線Pとの直列回路とを有する第2コンバータと、Taの2次巻線SとTbの2次巻線Sとの直列回路の両端に接続されたローパスフィルタL2,C0と、第1及び第2コンバータ毎に一方のスイッチ素子と他方のスイッチ素子とを交互にオン/オフさせて第1及び第2コンバータ間の位相を調整して出力電圧を調整する制御回路10と、Taの3次巻線ThとTbの3次巻線Thとの直列回路の両端に接続されるリアクトルLfとを有する。
【選択図】図1
【解決手段】直流電源Vdc1の両端にスイッチ素子Q1とQ2とが直列に接続されたスイッチング回路と、Q1の両端に接続されたコンデンサC6とトランスTbの1次巻線Pとの直列回路とを有する第1コンバータと、Vdc1の両端にQ3とQ4とが直列に接続されたスイッチング回路と、Q4の両端に接続されたC5とTaの1次巻線Pとの直列回路とを有する第2コンバータと、Taの2次巻線SとTbの2次巻線Sとの直列回路の両端に接続されたローパスフィルタL2,C0と、第1及び第2コンバータ毎に一方のスイッチ素子と他方のスイッチ素子とを交互にオン/オフさせて第1及び第2コンバータ間の位相を調整して出力電圧を調整する制御回路10と、Taの3次巻線ThとTbの3次巻線Thとの直列回路の両端に接続されるリアクトルLfとを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、直流電圧を高周波の交流電圧に変換し、この交流電圧により冷陰極管(CCFL)、外部電極蛍光灯、蛍光灯等の放電灯を点灯するDC/ACインバータに関する。
従来、液晶テレビのバックライト用のCCFLを点灯するDC/ACインバータは、一般的には、スイッチング電源の直流出力又は商用電源を整流した直流電源に接続され、スイッチ素子を用いたインバータを介して1灯以上のCCFLに交流電圧を出力している。特に、商用電源を整流した直流電源を用いた場合には、その直流電圧が高いため、スイッチ素子のスイッチング損失が増大する。このため、図7に示すような従来のDC/ACインバータが用いられていた(特許文献1)。
図7に示すDC/ACインバータは、位相シフト型ブリッジインバータで構成され、4個のスイッチ素子Q1〜Q4をブリッジ接続し、スイッチ素子Q1,Q2及びスイッチ素子Q3,Q4の各アームを同じデューティで交互にオン/オフさせ、アーム間の位相を調整することにより出力電圧を調整し、共振動作を行わせることによりスイッチング損失を低減している。
図7に示すDC/ACインバータの詳細を説明する。直流電源Vdc1の両端には、MOSFETからなるスイッチ素子Q1とMOSFETからなるスイッチ素子Q2との直列回路と、MOSFETからなるスイッチ素子Q3とMOSFETからなるスイッチ素子Q4との直列回路とのそれぞれが並列に接続されている。
スイッチ素子Q1のドレイン及びスイッチ素子Q3のドレインが直流電源Vdc1の正極に接続され、スイッチ素子Q2のソース及びスイッチ素子Q4のソースが直流電源Vdc1の負極に接続されている。
スイッチ素子Q1のソースとスイッチ素子Q2のドレインとの接続点A1と、スイッチ素子Q3のソースとスイッチ素子Q4のドレインとの接続点A2との間には、コンデンサC5とトランスTの1次巻線P(巻数np)との直列回路が接続されている。
スイッチ素子Q1のドレイン−ソース間には、ダイオードD1及び電圧共振用のコンデンサC1が並列に接続され、スイッチ素子Q2のドレイン−ソース間には、ダイオードD2及び電圧共振用のコンデンサC2が並列に接続されている。スイッチ素子Q3のドレイン−ソース間には、ダイオードD3及び電圧共振用のコンデンサC3が並列に接続され、スイッチ素子Q4のドレイン−ソース間には、ダイオードD4及び電圧共振用のコンデンサC4が並列に接続されている。
トランスTの2次巻線S(巻数ns)の両端には、リアクトルL2とコンデンサC0との直列回路が接続され、コンデンサC0の両端には、CCFL14とこのCCFL14に流れる電流を検出する電流検出回路12との直列回路が接続されている。
制御回路10aは、スイッチ素子Q1,Q2を、共にオフする期間としてのデットタイムを挟んで同じデューティで交互にオン/オフさせ、スイッチ素子Q3,Q4を、共にオフする期間としてのデットタイムを挟んで同じデューティで交互にオン/オフさせる。また、電流検出回路12で検出された電流に基づいて、接続点A1の電圧位相に対して接続点A2の電圧位相をシフトさせることにより、トランスTの1次巻線Pに印加される電圧を制御して出力電圧V0(コンデンサC0の両端電圧)を調整する。
次にこのように構成された従来のDC/ACインバータの動作を図8及び図9に示すタイミングチャートを参照しながら詳細に説明する。図8は従来のDC/ACインバータの入力電圧が低い場合の各部の信号のタイミングチャートである。図9は従来のDC/ACインバータの入力電圧が高い場合の各部の信号のタイミングチャートである。
図8及び図9において、Q1vはスイッチ素子Q1のドレイン−ソース間電圧、Q1iはスイッチ素子Q1のドレイン電流、Q3vはスイッチ素子Q3のドレイン−ソース間電圧、Q3iはスイッチ素子Q3のドレイン電流、TnpiはトランスTの1次巻線Pの電流、Voは出力電圧である。
まず、時刻t10において、スイッチ素子Q4がオン状態、スイッチ素子Q2,Q3がオフ状態で、スイッチ素子Q1がオンすると、トランスTの1次巻線Pに正電圧が印加され、Vdc1→Q1→P→C5→Q4→Vdc1の経路で共振電流が流れる。この共振電流(電流Tnpi)は正方向に正弦波状に流れる。トランスTの2次巻線Sには電圧が発生し、リアクトルL2とコンデンサC0とにより高周波成分が除去され、コンデンサC0の両端に正弦波状の高電圧が発生する。この高電圧によりCCFL14が点灯する。
次に、時刻t11において、スイッチ素子Q1がオン状態、スイッチ素子Q2,Q3がオフ状態で、スイッチ素子Q4がオフすると、トランスTの励磁インダクタンスに蓄えられたエネルギーにより電流Tnpiが流れ続け、コンデンサC3が放電され、コンデンサC4が充電される。コンデンサC3の放電が終了すると、ダイオードD3が導通し、P→C5→D3→Q1→Pの経路で電流Tnpiが流れる。このとき、スイッチ素子Q3がオンすると、スイッチ素子Q3はゼロ電圧スイッチング(ZVS)動作する。
次に、時刻t12において、スイッチ素子Q3がオン状態、スイッチ素子Q2,Q4がオフ状態で、スイッチ素子Q1がオフすると、電流TnpiによりコンデンサC1が充電され、コンデンサC2が放電される。コンデンサC2の放電が終了すると、ダイオードD2が導通し、P→C5→Q3(D3)→Vdc1→D2→Pの経路で電流Tnpiが流れる。このとき、スイッチ素子Q2がオンすると、スイッチ素子Q2はZVS動作する。また、トランスTの1次巻線Pに負電圧が印加され、Vdc1→Q3→C5→P→Q2→Vdc1の経路で共振電流が流れる。この共振電流(電流Tnpi)は負方向に正弦波状に流れる。
次に、時刻t13において、スイッチ素子Q2がオン状態、スイッチ素子Q1,Q4がオフ状態で、スイッチ素子Q3がオフすると、トランスTの励磁インダクタンスに蓄えられたエネルギーにより電流Tnpiが流れ続け、コンデンサC4は放電され、コンデンサC3は充電される。コンデンサC4の放電が終了すると、ダイオードD4が導通し、P→Q2→D4→C5→Pの経路で電流Tnpiが流れる。このとき、スイッチ素子Q4がオンすると、スイッチ素子Q4はZVS動作する。
次に、時刻t14において、スイッチ素子Q4がオン状態、スイッチ素子Q1,Q3がオフ状態で、スイッチ素子Q2がオフすると、電流TnpiによりコンデンサC2が充電され、コンデンサC1が放電される。コンデンサC1の放電が終了すると、ダイオードD1が導通し、P→D1→Vdc1→Q4(D4)→C5→Pの経路で電流Tnpiが流れる。このとき、スイッチ素子Q1がオンすると、スイッチ素子Q1はZVS動作する。スイッチ素子Q1がオンすることにより、時刻t10以降の動作が繰り返される。
特開2003−259643号公報
しかしながら、図9のタイミングチャートに示すように、入力電圧(直流電源Vdc1の電圧)が変動して高くなった場合には、時刻t10〜時刻t11(時刻t12〜時刻t13)の期間が短くなり、時刻t11〜時刻t12(時刻t13〜時刻t14)の期間が長くなる。このため、スイッチ素子の電圧に対して、出力電流の位相が進み、例えば、時刻t14(t10)において、電流Tnpiが略ゼロとなる。その結果、スイッチ素子Q1のゼロ電圧スイッチング(ZVS)動作が行えないため、スイッチング損失が増加する。スイッチ素子Q1のオン時に、電流Q1iにスパイク電流が流れていることがわかる。
即ち、トランスTの2次側に電力を供給しない期間(時刻t13〜t14)では、スイッチ素子Q2,Q4がオンすることによりトランスTの1次側が短絡されるため、この期間には、トランスTの1次巻線Pに電圧が印加されず、トランスTの励磁インダクタンスの励磁電流が増加しないため、共振電流を確保できない。同様に、期間(時刻t11〜t12)においても、トランスTの1次側が短絡される。
本発明の課題は、入力電圧が高い場合でも共振電流を確保して、高効率及び低ノイズを図ることができるDC/ACインバータを提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は以下の手段を採用した。請求項1の発明は、直流電源の両端に第1スイッチ素子と第2スイッチ素子とが直列に接続された第1スイッチング回路と、前記第1又は第2スイッチ素子の両端に第1コンデンサと第1トランスの1次巻線とが直列に接続された第1直列回路とを有する第1コンバータと、前記直流電源の両端に第3スイッチ素子と第4スイッチ素子とが直列に接続された第2スイッチング回路と、前記第3又は第4スイッチ素子の両端に第2コンデンサと第2トランスの1次巻線とが直列に接続された第2直列回路とを有する第2コンバータと、前記第1トランスの2次巻線と前記第2トランスの2次巻線との直列回路の両端に接続されたローパスフィルタと、前記第1及び第2コンバータ毎に一方のスイッチ素子と他方のスイッチ素子とを交互にオン/オフさせて前記第1及び第2コンバータ間の位相を調整することにより前記ローパスフィルタの出力端子に接続された負荷への出力電圧を調整する制御回路と、前記第1トランスの3次巻線と前記第2トランスの3次巻線とが直列に接続された直列回路の両端に接続される第1リアクトルとを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のDC/ACコンバータにおいて、前記第1、第2、第3及び第4スイッチ素子の両端には、電圧共振用コンデンサ及びダイオードが接続され、前記第1リアクトルの電流及び前記第1及び第2トランスの励磁インダクタンスの電流により出力電流の位相を遅らせることにより、前記第1、第2、第3及び第4スイッチ素子をゼロ電圧スイッチング動作させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のDC/ACインバータにおいて、閉磁路が形成された第1脚乃至第3脚からなるコアを有し、前記コアの第1脚には前記第1トランスの1次巻線及び2次巻線が巻回され、前記コアの第2脚には前記第2トランスの1次巻線及び2次巻線が巻回され、前記コアの第3脚に空隙が形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のDC/ACインバータにおいて、前記ローパスフィルタは、リアクトルとコンデンサとを有し、前記リアクトルは、前記第1及び第2トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスからなり、前記ローパスフィルタは、前記リーケージインダクタンスと前記コンデンサとにより、前記出力電圧を正弦波状にしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のDC/ACインバータにおいて、前記負荷は、複数個の冷陰極管と、前記複数個の冷陰極管に直列に接続され且つ前記複数個の冷陰極管の電流をバランスさせるバランサ回路とを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1トランスの2次巻線と第2トランスの2次巻線とを直列に接続し、制御回路が、第1及び第2コンバータ毎に一方のスイッチ素子と他方のスイッチ素子とを交互にオン/オフさせて第1及び第2コンバータ間の位相を調整することにより出力電圧を調整するようにしたので、各トランスの2次巻線から出力に電力を供給しない期間でも第1及び第2コンバータのトランスの1次巻線に電圧が印加される。このため、各トランスの1次巻線に遅れ電流が流れる。即ち、各トランスの3次巻線と第1リアクトルとにより、入力電圧が上昇し、スイッチ素子の電圧に対して、出力電流の位相が進んだ場合でも第1リアクトルの遅れ電流により、各トランスの1次巻線に遅れ電流が流れ、スイッチ素子のオフ時の共振電流を確保することができる。
このため、スイッチ素子のゼロ電圧スイッチング動作が行え、スイッチ素子に流れる電流からスパイク電流成分が発生しなくなるので、スイッチング損失を低減し、効率を向上できると共にノイズを低減できる。
また、トランスとリアクトルを一体化することにより、部品点数を低減し、さらに小型化を図ることができる。
以下、本発明のDC/ACインバータの実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
実施例1のDC/ACインバータは、ハーフブリッジ型のコンバータを2組構成し、出力巻線であるトランスの2次巻線を直列に接続して、これらのコンバータ間の位相を調整することにより、交流電力を調整する。また、各トランスの3次巻線とリアクトルを閉ループ状に接続し、各トランスの2次巻線から出力に電力を供給していない期間のみリアクトルに電圧を印加することにより、入力電圧が高いときほどリアクトルの電流が増し、入力電圧が高い時の位相シフトが大きい場合でも共振電流を確保し、スイッチ素子をZVS動作させる。これにより、入力電圧が高い場合でも高効率及び低ノイズを図ることができる。また、トランスとリアクトルを一体化することにより、1個のトランスとし、さらに小型化を図ることができる。
図1は本発明の実施例1のDC/ACインバータの回路構成図である。図1に示すDC/ACインバータにおいて、直流電源Vdc1の両端には、MOSFETからなるスイッチ素子Q1とMOSFETからなるスイッチ素子Q2との直列回路(本発明の第1スイッチング回路に対応)と、MOSFETからなるスイッチ素子Q3とMOSFETからなるスイッチ素子Q4との直列回路(本発明の第2スイッチング回路に対応)とのそれぞれが並列に接続されている。
スイッチ素子Q1のドレイン−ソース間には、コンデンサC6とリアクトルL6とトランスTbの1次巻線P(巻数np)との直列回路が接続されている。スイッチ素子Q4のドレイン−ソース間には、コンデンサC5とリアクトルL5とトランスTaの1次巻線P(巻数np)との直列回路が接続されている。スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2及びコンデンサC6とリアクトルL6とトランスTbとにより、1つのハーフブリッジコンバータ(本発明の第1コンバータに対応)を形成し、スイッチ素子Q3とスイッチ素子Q4及びコンデンサC5とリアクトルL5とトランスTaとにより、1つのハーフブリッジコンバータ(本発明の第2コンバータに対応)を形成している。各々のハーフブリッジコンバータは、直流電源Vdc1から電力を受け、各ハーフブリッジコンバータ内のスイッチ素子が同一周波数で交互にオン/オフする。
スイッチ素子Q1のドレイン及びスイッチ素子Q3のドレインが直流電源Vdc1の正極に接続され、スイッチ素子Q2のソース及びスイッチ素子Q4のソースが直流電源Vdc1の負極に接続されている。
スイッチ素子Q1のドレイン−ソース間には、ダイオードD1及び電圧共振用のコンデンサC1が並列に接続され、スイッチ素子Q2のドレイン−ソース間には、ダイオードD2及び電圧共振用のコンデンサC2が並列に接続され、スイッチ素子Q3のドレイン−ソース間には、ダイオードD3及び電圧共振用のコンデンサC3が並列に接続され、スイッチ素子Q4のドレイン−ソース間には、ダイオードD4及び電圧共振用のコンデンサC4が並列に接続されている。
なお、コンデンサC1〜C4は、スイッチ素子Q1〜Q4のドレイン−ソース間の内部容量であっても良く、ダイオードD1〜D4は、スイッチ素子Q1〜Q4のドレイン−ソース間の内部ダイオードであっても良い。トランスTa,Tbの巻線の巻き始めは、ドット(●)で示している。
トランスTaの2次巻線S(巻数ns)とトランスTbの2次巻線S(巻数ns)とは直列に接続され、この直列回路の両端には、リアクトルL2(本発明の第2リアクトルに対応)とコンデンサC0との直列回路(本発明のローパスフィルタに対応)が接続されている。コンデンサC0の両端には、CCFL14とこのCCFL14に流れる電流を検出する電流検出回路12との直列回路が接続されている。
また、各トランスTa,Tbにはそれぞれ3次巻線Th(巻数nf)が設けられている。一方の3次巻線Thと他方の3次巻線ThとリアクトルLf(本発明の第1リアクトルに対応)とが閉ループ状に接続されている。一方の2次巻線Sのドット(●)無し側と他方の2次巻線Sのドット(●)有り側とが接続され、且つ一方の3次巻線Thのドット(●)有り側と他方の3次巻線Thのドット(●)有り側とが接続されている。従って、直列に接続された2つの2次巻線Sの両端に出力が発生しない期間に、直列に接続された2つの3次巻線Thの両端には、出力が発生するようになっている。
制御回路10は、スイッチ素子Q1,Q2を、共にオフする期間としてのデットタイムを挟んで同じデューティで交互にオン/オフさせ、スイッチ素子Q3,Q4を、共にオフする期間としてのデットタイムを挟んで同じデューティで交互にオン/オフさせる。また、電流検出回路12で検出された電流に基づいて、接続点B1の電圧位相に対して接続点B2の電圧位相をシフトさせることにより、トランスTaの2次巻線SとトランスTbの2次巻線Sとの直列回路の両端に発生する電圧を制御して出力電圧V0(コンデンサC0の両端電圧)を調整する。
次にこのように構成された実施例1のDC/ACインバータの動作を図2及び図3に示すタイミングチャートを参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の実施例1のDC/ACインバータの入力電圧が低い場合の各部の信号のタイミングチャートである。図3は本発明の実施例1のDC/ACインバータの入力電圧が高い場合の各部の信号のタイミングチャートである。
図2及び図3において、Q1vはスイッチ素子Q1のドレイン−ソース間電圧、Q1iはスイッチ素子Q1のドレイン電流、Q3vはスイッチ素子Q3のドレイン−ソース間電圧、Q3iはスイッチ素子Q3のドレイン電流、LfiはリアクトルLfの電流、Voは出力電圧である。
まず、時刻t0において、スイッチ素子Q3がオン状態、スイッチ素子Q1,Q4がオフ状態で、スイッチ素子Q2がオンすると、トランスTbの1次巻線Pに正電圧が印加され、Vdc1→C6→L6→P→Q2→Vdc1の経路で共振電流が流れる。トランスTbの2次巻線S及び3次巻線Thにはドット(●)方向に正電圧が発生する。同様に、トランスTaの1次巻線Pに正電圧が印加され、Vdc1→Q3→C5→L5→P→Vdc1の経路で共振電流が流れる。トランスTaの2次巻線S及び3次巻線Thにはドット(●)方向に正電圧が発生する。従って、トランスTaの2次巻線SとトランスTbの2次巻線Sとは直列接続されているので、その直列回路の両端には、トランスTa,Tbの2次巻線Sの巻数が等しいとすると、トランスTa,Tbの2次巻線Sに発生した電圧の略2倍の正電圧が発生し、リアクトルL2とコンデンサC0とにより高周波成分が除去され、コンデンサC0の両端には、正弦波状の高電圧が発生する。この高電圧によりCCFL14が点灯する。
また、トランスTaの3次巻線ThとトランスTbの3次巻線Thとは直列接続されているので、その直列回路の両端には、トランスTa,Tbの3次巻線Thの巻数が等しいとすると、ゼロ電圧が発生する。従って、リアクトルLfには電圧が印加されない。
次に、時刻t0から期間T1が経過した後の時刻t1において、スイッチ素子Q2がオン状態、スイッチ素子Q1,Q4がオフ状態で、スイッチ素子Q3がオフすると、トランスTaの励磁インダクタンスに蓄えられたエネルギーにより1次巻線Pに電流が流れ、コンデンサC4が放電され、コンデンサC3が充電される。コンデンサC4の放電が終了すると、ダイオードD4が導通し、P→D4→C5→L5→Pの経路で電流が流れる。このとき、スイッチ素子Q4がオンすると、スイッチ素子Q4はZVS動作する。また、トランスTaの1次巻線Pに負電圧が印加され、トランスTaの2次巻線S及び3次巻線Thにはドット(●)方向に負電圧が発生する。従って、トランスTaの2次巻線SとトランスTbの2次巻線Sとの直列回路の両端には、ゼロ電圧が発生する。
また、トランスTaの3次巻線ThとトランスTbの3次巻線Thとの直列回路の両端には、トランスTa,Tbの3次巻線Thに発生した電圧の略2倍の電圧が発生する。この電圧がリアクトルLfに印加され、電流が直線的に流れる。
次に、時刻t1から期間T2が経過した後の時刻t2において、スイッチ素子Q4がオン状態、スイッチ素子Q1,Q3がオフ状態で、スイッチ素子Q2がオフすると、リアクトルLfに蓄えられたエネルギーにより1次巻線Pに電流が流れ、コンデンサC1が放電され、コンデンサC2が充電される。即ち、リアクトルLfに電圧が印加されることで、トランスTbの励磁インダクタンスに蓄えられるエネルギーが増したとも考えられる。
コンデンサC1の放電が終了すると、ダイオードD1が導通し、P→D1→C6→L6→Pの経路で電流が流れる。このとき、スイッチ素子Q1がオンすると、スイッチ素子Q1はZVS動作する。また、トランスTbの1次巻線Pに負電圧が印加され、トランスTbの2次巻線S及び3次巻線Thにはドット(●)方向に負電圧が発生する。従って、トランスTaの2次巻線SとトランスTbの2次巻線Sとの直列回路の両端には、略2倍の負電圧が発生する。
また、トランスTaの3次巻線ThとトランスTbの3次巻線Thとの直列回路の両端には、ゼロ電圧が発生する。従って、リアクトルLfには電圧が印加されない。
次に、時刻t2から期間T3が経過した後の時刻t3において、スイッチ素子Q1がオン状態、スイッチ素子Q2,Q3がオフ状態で、スイッチ素子Q4がオフすると、トランスTaの励磁インダクタンスに蓄えられたエネルギーにより1次巻線Pに電流が流れ、コンデンサC3が放電され、コンデンサC4が充電される。コンデンサC3の放電が終了すると、ダイオードD3が導通し、P→L5→C5→D3→Vdc1→Pの経路で電流が流れる。このとき、スイッチ素子Q3がオンすると、スイッチ素子Q3はZVS動作する。また、トランスTaの1次巻線Pに正電圧が印加され、トランスTaの2次巻線S及び3次巻線Thにはドット(●)方向に正電圧が発生する。従って、トランスTaの2次巻線SとトランスTbの2次巻線Sとの直列回路の両端には、ゼロ電圧が発生する。
また、トランスTaの3次巻線ThとトランスTbの3次巻線Thとの直列回路の両端には、略2倍の電圧が発生する。この電圧がリアクトルLfに印加され、電流が直線的に流れる。
次に、時刻t3から期間T4が経過した後の時刻t4において、スイッチ素子Q3がオン状態、スイッチ素子Q2,Q4がオフ状態で、スイッチ素子Q1がオフすると、リアクトルLfに蓄えられたエネルギーにより1次巻線Pに電流が流れ、コンデンサC2が放電され、コンデンサC1が充電される。コンデンサC2の放電が終了すると、ダイオードD2が導通し、P→L6→C6→Vdc1→D2→Pの経路で電流が流れる。このとき、スイッチ素子Q2がオンすると、スイッチ素子Q2はZVS動作する。スイッチ素子Q2がオンすることにより、時刻t0以降の動作が繰り返される。
出力電圧Voは、期間T1,T3においては、トランスTa(又はTb)の2次出力の2倍、期間T2,T4においては、零となる交流電圧を発生する。
ここで、制御回路10がスイッチ素子Q1〜Q4のオン/オフのタイミング制御を行うことにより、両方のコンバータ間の位相を調整すれば、期間T1,T3と期間T2,T4との時間比が調整され、出力電圧Voを調整することができる。図2は入力電圧が低い場合を示し、期間T1,T3が長く、期間T2,T4が短くなっている。図3は、入力電圧が高い場合を示し、期間T1,T3が短く、期間T2.T4が長くなることにより、出力電圧Voが調整されていることがわかる。
入力電圧が高い場合、従来の方式の場合、図9に示すように、時刻t14(t10)における出力電流の位相が進み、略零となっている。従って、トランスTの1次巻線Pの電流Tnpiもこのとき零であり、スイッチ素子Q2がオフしても電流が流れずコンデンサC1,コンデンサC2の電圧は変化しない。このため、スイッチ素子Q1のZVS動作は行えず、図8に示すようにハードスイッチとなり、スパイク電流を発生させる。これにより、スイッチング損失が増大すると共にノイズも増加する。
これに対して、実施例1では、各2次巻線Sの電圧の和がゼロとなる期間T2,T4に、リアクトルLfに電流Lfiが流れる。また、入力電圧が高い場合、位相制御され、期間T2,T4が長くなるため、リアクトルLfの電流Lfiはより増加する。
入力電圧が高い場合には、各スイッチ素子Q1〜Q4のコンデンサC1〜C4の電荷を充電(放電)するエネルギーは、多く必要であるため、リアクトルLfの電流が大きい必要がある。
実施例1によれば、入力電圧が低い場合には、リアクトルLfの電流Lfiは低く、入力電圧が高い場合にはリアクトルLfの電流Lfiは高くなるため、リアクトルLfの電流Lfiは入力電圧に対して最適化できる。このため、入力電圧が上昇し、スイッチ素子の電圧に対して、出力電流の位相が進んだ場合でもリアクトルLfの遅れ電流により、スイッチ素子Q1〜Q4の共振電流を最適化できる。
図3に示すように、入力電圧が高い場合でも、時刻t2,t4において電流が流れて、スイッチ素子Q1,Q2のZVS動作が行える。従って、スイッチ素子Q1,Q2に流れる電流からスパイク電流成分が発生しなくなるので、スイッチング損失を低減し、効率を向上できると共にノイズを低減できる。
なお、上記実施例では、コンデンサC6とリアクトルL6とトランスTbの1次巻線Pとの直列回路がスイッチ素子Q1に並列に接続される構成を示したが、この直列回路はスイッチ素子Q2に並列に接続される構成であってもよい。また、コンデンサC5とリアクトルL5とトランスTaの1次巻線Pとの直列回路がスイッチ素子Q4に並列に接続される構成を示したが、この直列回路はスイッチ素子Q3に並列に接続される構成であってもよい。
(トランスとリアクトルとを一体化した磁気回路の例)
図4は実施例1のDC/ACインバータのトランスとリアクトルとを一体化した磁気回路を示す図である。図4では、トランスとリアクトルとを一体化する手法を示している。
図4は実施例1のDC/ACインバータのトランスとリアクトルとを一体化した磁気回路を示す図である。図4では、トランスとリアクトルとを一体化する手法を示している。
実施例1の/ACインバータにおけるトランスTaは、図4(a)に示すように、閉磁路が形成された磁性材料からなるコアの第1脚21aに1次巻線Pと2次巻線Sとを疎結合させて巻回し、コアの第2脚21bに3次巻線Thを1次巻線Pと密結合させて巻回している。トランスTbは、閉磁路が形成されたコアの第1脚22bに1次巻線Pと2次巻線Sとを疎結合させて巻回し、コアの第2脚22aに3次巻線Thを1次巻線Pと密結合させて巻回している。
リアクトルLfは、ギャップ(空隙)が形成されたコアの第1脚23aに巻線Wを巻回して構成されている。コアの第2脚23bにギャップ24が形成されている。
このトランスTaとトランスTbとリアクトルLfとは、図4(b)に示すように、接続されている。これにより、図4(a)に示すトランスTaとトランスTbとリアクトルLfのコアを一体化して図4(c)としても動作は変化しない。
図4(c)に示す磁気回路は、閉磁路が形成されたコア30の第1脚30aにトランスTaの1次巻線P及び2次巻線Sを巻回し、第2脚30bにトランスTaの3次巻線Thを巻回し、第3脚30cに巻線Wを巻回し、第4脚30dにトランスTbの1次巻線P及び2次巻線Sを巻回し、第5脚30eにトランスTbの3次巻線Thを巻回し、第6脚30fにはギャップ34が形成されている。トランスTaの3次巻線Thを貫く磁束は、Φ1であり、リアクトルLfの巻線Wを貫く磁束は、Φ2であり、トランスTbの3次巻線Thを貫く磁束は、Φ3である。
ここで、トランスTaの3次巻線ThとトランスTbの3次巻線ThとリアクトルLfとは、リング状(閉ループ状)に接続されているため、トランスTaの3次巻線Thの電圧をV1とし、リアクトルLfの巻線Wの電圧をV2とし、トランスTbの3次巻線Thの電圧をV3とすると、各巻線Th,W,Thに発生する電圧の総和は、V1+V2+V3=0である。
各巻線Th,W,Thの巻数が互いに等しく、その巻数をNとした場合に、巻線が巻回されるコアの磁束Φは、dΦ/dt=Vであるため、各巻線の電圧の総和が零であるので、コアの磁束変化の総和も零となる。従って、図4(a)に示す磁気回路から図4(c)に示す磁気回路に置き換えても、磁束の総和は、Φ1+Φ2+Φ3=0であるため、動作に影響しない。
また、Φ1+Φ2+Φ3=0であるため、磁束Φ1が通る脚30b、磁束Φ2が通る脚30c、磁束Φ3が通る脚30eの3つの脚を全て取り去って、図4(d)に示すような磁気回路としても動作に影響しない。図4(d)に示す磁気回路は、閉磁路が形成されたコア40の第1脚40aにトランスTaの1次巻線P及び2次巻線Sを巻回し、第2脚40bにトランスTbの1次巻線P及び2次巻線Sを巻回し、第3脚40cにギャップ44が形成されている。即ち、磁気回路を小型化することができる。
このように、3脚からなるコアを用いることにより、2個のトランスとリアクトルを簡単化して、回路構成を簡単化できる。
図5は本発明の実施例1のDC/ACインバータにおけるトランスの一例である。図5に示すトランスは、図4(d)に示すトランスをより詳細に示したものであり、日の字型のコア20を有し、コア20の中央脚であるコア部20aには、ギャップ21が形成されている。
コア20の側脚20b及び側脚20cの各々には、1次巻線Pと2次巻線Sとが近接して巻回されている。2次巻線Sは、巻線Saと巻線Sbと巻線Scと巻線Sdに分割されている。これにより、1次巻線P及び2次巻線S間にリーケージインダクタンスを持たせ、このリーケージインダクタンスをリアクトルL2として用いている。
また、ギャップ21を挿入することにより励磁インダクタンスを適正値としている。また、CCFL14を駆動する場合には、1KV以上の高電圧が必要であるため、2次巻線Sを巻線Saと巻線Sbと巻線Scと巻線Sdに分割することにより、ストレーキャパシタを減少させると共に、耐電圧を向上させている。
図6は本発明の実施例1のDC/ACインバータにおけるバランサ回路を用いたCCFL駆動部である。図6では、大型の液晶テレビのバックライト用であって、複数個のCCFL14−1〜14−nを用いて構成したものである。この場合、コンデンサC0の両端に、並列に接続された複数個のCCFL14−1〜14−nとバランサ回路16(本発明のバランサ回路に対応)との直列回路が接続されている。バランサ回路16により複数個のCCFL14−1〜14−nのインピーダンスを補正することにより、複数個のCCFL14−1〜14−nの電流をバランスさせ、良好に点灯することができる。
このように、本発明では、2つのトランスTa,Tbにより複数個のCCFL14−1〜14−nを点灯した場合でも、スイッチング損失が少ないため、小容量のスイッチ素子を使用でき、小型で高効率な放電灯点灯システムを構築できる。
Vdc1 直流電源
L2,L5,L6,Lf リアクトル
Q1〜Q4 スイッチ素子
T,Ta,Tb トランス
P 1次巻線
S 2次巻線
D1〜D4 ダイオード
C0〜C6 コンデンサ
10,10a 制御回路
12 電流検出回路
14 CCFL
16 バランサ回路
20 コア
20a コア部
21 ギャップ
L2,L5,L6,Lf リアクトル
Q1〜Q4 スイッチ素子
T,Ta,Tb トランス
P 1次巻線
S 2次巻線
D1〜D4 ダイオード
C0〜C6 コンデンサ
10,10a 制御回路
12 電流検出回路
14 CCFL
16 バランサ回路
20 コア
20a コア部
21 ギャップ
Claims (5)
- 直流電源の両端に第1スイッチ素子と第2スイッチ素子とが直列に接続された第1スイッチング回路と、前記第1又は第2スイッチ素子の両端に第1コンデンサと第1トランスの1次巻線とが直列に接続された第1直列回路とを有する第1コンバータと、
前記直流電源の両端に第3スイッチ素子と第4スイッチ素子とが直列に接続された第2スイッチング回路と、前記第3又は第4スイッチ素子の両端に第2コンデンサと第2トランスの1次巻線とが直列に接続された第2直列回路とを有する第2コンバータと、
前記第1トランスの2次巻線と前記第2トランスの2次巻線との直列回路の両端に接続されたローパスフィルタと、
前記第1及び第2コンバータ毎に一方のスイッチ素子と他方のスイッチ素子とを交互にオン/オフさせて前記第1及び第2コンバータ間の位相を調整することにより前記ローパスフィルタの出力端子に接続された負荷への出力電圧を調整する制御回路と、
前記第1トランスの3次巻線と前記第2トランスの3次巻線とが直列に接続された直列回路の両端に接続される第1リアクトルと、
を有することを特徴とするDC/ACインバータ。 - 前記第1、第2、第3及び第4スイッチ素子の両端には、電圧共振用コンデンサ及びダイオードが接続され、前記第1リアクトルの電流及び前記第1及び第2トランスの励磁インダクタンスの電流により出力電流の位相を遅らせることにより、前記第1、第2、第3及び第4スイッチ素子をゼロ電圧スイッチング動作させることを特徴とする請求項1記載のDC/ACインバータ。
- 閉磁路が形成された第1脚乃至第3脚からなるコアを有し、前記コアの第1脚には前記第1トランスの1次巻線及び2次巻線が巻回され、前記コアの第2脚には前記第2トランスの1次巻線及び2次巻線が巻回され、前記コアの第3脚に空隙が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のDC/ACインバータ。
- 前記ローパスフィルタは、リアクトルとコンデンサとを有し、前記リアクトルは、前記第1及び第2トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスからなり、前記ローパスフィルタは、前記リーケージインダクタンスと前記コンデンサとにより、前記出力電圧を正弦波状にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のDC/ACインバータ。
- 前記負荷は、複数個の冷陰極管と、
前記複数個の冷陰極管に直列に接続され且つ前記複数個の冷陰極管の電流をバランスさせるバランサ回路とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のDC/ACインバータ。
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---|---|---|---|---|
JP2013149353A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-01 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器の電源回路装置 |
KR101469354B1 (ko) * | 2012-05-15 | 2014-12-04 | 오므론 가부시키가이샤 | 인버터 장치 및 태양광 발전 시스템 |
JP6399273B1 (ja) * | 2018-04-23 | 2018-10-03 | 三菱電機株式会社 | 電源装置 |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006170194A patent/JP2008005575A/ja active Pending
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