JP2008004667A - 冷却構造及び冷却構造の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細なフィン及びフィンピッチで形成されるマイクロチャネルは、製造方法が限られるため、フィンの厚さ方向の寸法精度を確保することが難しい。そのため、マイクロチャネルをチャンバーに収容したときに、外側のフィンとチャンバーとの間に隙間が生じる。この隙間を流れる冷媒のバイパス流が生じると、所望の冷却性能が確保されない。
【解決手段】マイクロチャネル(3)は、フィン長手方向(Y方向)の寸法精度を確保することは比較的容易である。そこで、外側のフィン(31)とチャンバー(1)との間の隙間(24)から見て上流方向(Y方向の逆方向)又は下流方向(Y方向)に物体(4、5)を設置し、冷媒がこの隙間(24)を流れることを防止する。この物体(4、5)とチャンバー(1)の外郭材(12、14)とを一体に形成すれば、組み立て工程が効率化され、コストが削減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、集積回路のような電子部品を冷却する冷却構造及びその製造方法に関し、特に、液冷式の冷却構造とその製造方法に関する。
計算機に使用されるLSIは、世代毎に集積度が加速度的に増加している。これに伴ない、LSIの発熱量も世代毎に増加している。LSIを高速で動作させるためには、LSIの動作温度を一定温度以下に制御する必要がある。そこで、LSIには、その発熱量に応じた冷却構造が取りつけられる。
一方、近年では、LSIの演算速度を向上させることだけでなく、メモリーのような周辺部とLSIとの間の信号伝達速度を向上させることも、計算機の高速化にとって重要となっている。信号伝達速度を向上させるためには、LSIとメモリー等を接続する配線長を短くする必要がある。そのため、計算機の筐体内に十分な空きスペースを確保することが困難になっている。したがって、LSIの発熱量の増加に対応するためには、冷却構造の大型化を伴なわないようにその冷却能力を高める必要がある。
そこで、LSI上に微細な放熱フィンを設け、放熱フィンの間に冷却水を流してLSIを冷却するマイクロチャネル冷却が提案されている。
特許文献1は、ワイヤー加工を用いてマイクロチャネルを形成する方法を開示している。
特許文献2は、マイクロチャネルを有する冷却プレートを開示している。この冷却プレートは、コルゲートフィンと、コルゲートフィンを取り囲む外郭プレートとから構成される。
特許文献3は、フィン付き伝熱体の製造方法であって、伝熱体に対してスカイブ切削加工を行って湾曲フィンを微細ピッチで形成する工程を含むものを開示している。
特許文献4は、多数の微細な流路からなる並列流路と、各流路へ冷媒を分配する第1のヘッダーと、並列流路から流出した冷媒が合流する第2のヘッダーとを有する半導体素子用冷却器を開示している。
特許文献5は、冷媒を導入する導入路と、内部に設けられた複数の微細な流路とを備えたヒートシンクを開示している。
特開2002−151640号公報 特開2005−085887号公報 特開2002−329820号公報 特開2001−035981号公報 特開2003−318343号公報
本発明の目的は、冷却性能が優れた冷却構造及びその製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、製造が容易な冷却構造及び冷却構造を容易に製造する方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による冷却構造は、内部空間(2)を有するチャンバー(1)と、電子部品(99)が発生する熱を放熱する複数のフィン(31、32、33)と、前記内部空間に設けられた物体(4、5)とを具備している。前記複数のフィンは、前記内部空間に並列されている。前記チャンバーの外から前記内部空間に流入した液体は、前記複数のフィンの間のフィン間流路(23)を流れてから前記チャンバーの外に流出する。前記複数のフィンは、最も外側に位置する外側フィン(31)を含んでいる。前記チャンバーは、前記外側フィンと対向している内壁面(14a)を備えている。前記液体が前記フィン間流路を流れる第1方向(Y方向)と、その逆方向としての第2方向とが定義されている。前記物体は、前記液体が前記外側フィンと前記内壁面とに挟まれた第1空間(24)から見て前記第1方向又は前記第2方向の一方に配置されている。
本発明による冷却構造は、前記フィン間流路と並列関係にある前記第1空間を液体冷媒が流れることが前記物体によって防がれているため、冷却性能が優れている。
また、前記複数のフィンは前記第1方向に平行な方向の寸法精度を確保することが比較的容易である。本発明による冷却構造は、前記物体が前記第1空間から見て前記第1方向又は前記第2方向に配置されているため、製造が容易である。
本発明による冷却構造においては、前記外側フィンは、前記一方側に端縁(31a、31b)を備えている。前記端縁と前記物体との前記第1方向の間隔(D)は、前記複数のフィンのフィンピッチ(P)より狭いことが好ましい。
本発明による冷却構造は、前記内部空間に設けられた他の物体(4、5)を具備していることが好ましい。前記他の物体は、前記第1空間から見て第1方向又は第2方向の他方に配置されている。
本発明による冷却構造においては、前記内部空間は、前記複数のフィンから見て前記一方に位置し、且つ、前記液体が流れる部分空間(21、22)を含んでいる。前記物体は、前記部分空間に面し、且つ、前記内壁面に対して傾斜した傾斜面(4b、5b)を備えていることが好ましい。前記内壁面と前記傾斜面との間隔は、前記第1空間に近い側で広く、前記第1空間から遠い側で狭い。
本発明による冷却構造の製造方法は、内部空間(2)を有するチャンバー(1)と、電子部品(99)が発生する熱を放熱する複数のフィン(31、32、33)と、前記内部空間に設けられた物体(4、5)とを具備する冷却構造を製造する方法である。前記複数のフィンは、前記内部空間に並列されている。前記チャンバーの外から前記内部空間に流入した液体は、前記複数のフィンの間のフィン間流路(23)を流れてから前記チャンバーの外に流出する。前記複数のフィンは、最も外側に位置する外側フィン(31)を含んでいる。前記チャンバーは、前記外側フィンと対向している内壁面(14a)を備えている。前記液体が前記フィン間流路を流れる第1方向(Y方向)と、その逆方向としての第2方向とが定義されている。前記物体は、前記液体が前記外側フィンと前記内壁面とに挟まれた第1空間(24)から見て前記第1方向又は前記第2方向の一方に配置されている。
本発明による冷却構造の製造方法においては、前記チャンバーは、チャンバー底板(11)と、チャンバー側壁(14)とを備えている。本発明による冷却構造の製造方法は、前記チャンバー側壁と前記物体とを一体に形成するステップと、前記物体が一体に形成された前記チャンバー側壁と、前記複数のフィンが固定された前記チャンバー底板とを用いて本冷却構造を組み立てるステップとを具備することが好ましい。
本発明による冷却構造の製造方法においては、前記チャンバーは、チャンバー上蓋(12)と、チャンバー底板(11)とを備えている。本発明による冷却構造の製造方法は、前記チャンバー上蓋と前記物体とを一体に形成するステップと、前記物体が一体に形成された前記チャンバー上蓋と、前記複数のフィンが固定された前記チャンバー底板とを用いて本冷却構造を組み立てるステップとを具備することが好ましい。
本発明によれば、冷却性能が優れた冷却構造及びその製造方法が提供される。
また、本発明によれば、製造が容易な冷却構造及び冷却構造を容易に製造する方法が提供される。
添付図面を参照して、本発明による冷却構造を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る冷却構造100を示している。冷却構造100に対してX方向、Y方向、Z方向が定義されている。X方向、Y方向、Z方向は、互いに直交している。冷却構造100は、内部空間2を有するチャンバー1と、フィン付き構造体3と、ブロック形状をした物体4及び物体5とを具備している。フィン付き構造体3と、物体4及び物体5とは、内部空間2に設けられている。チャンバー1の外形は、平板形状である。チャンバー1は、チャンバー底板11と、平板形状をしたチャンバー上蓋12と、チャンバー枠体13とを備えている。チャンバー底板11はチャンバー枠体13が有する一の開口を閉じており、チャンバー上蓋12はチャンバー枠体13が有する他の開口を閉じている。チャンバー底板11及びチャンバー上蓋12は、Z方向に対向している。チャンバー枠体13は、フィン付き構造体3から見てY方向の逆方向に配置されたチャンバー上流側壁16と、フィン付き構造体3から見てY方向に配置されたチャンバー下流側壁17と、フィン付き構造体3を挟んで互いにX方向に対向した2つのチャンバー側壁14とを備えている。チャンバー上流側壁16とチャンバー下流側壁17は、Y方向に対向している。2つの物体4と、2つの物体5とが、チャンバー枠体13の4隅に配置されている。すなわち、物体4がチャンバー側壁14とチャンバー上流側壁16とによって形成された隅部に配置され、物体5がチャンバー側壁14とチャンバー下流側壁17とによって形成された隅部に配置されている。上流側空間21は、フィン付き構造体3の上流に位置する空間であり、チャンバー上流側壁16と、フィン付き構造体3と、2つの物体4とに囲まれている。下流側空間22は、フィン付き構造体3の下流に位置する空間であり、フィン付き構造体3と、チャンバー下流側壁17と、2つの物体5とに囲まれている。上流側空間21及び下流側空間22のそれぞれは、内部空間2の一部である。チャンバー上流側壁16には、上流側空間21に液体冷媒を流入させるための流入口18が設けられ、チャンバー下流側壁17には下流側空間22から液体冷媒を流出させるための流出口19が設けられている。
なお、流入口18は、上流側空間21に液体冷媒を流入させることが可能であれば、チャンバー側壁14やチャンバー上蓋12に設けられていてもよい。流出口19も、下流側空間22から液体冷媒を流出させることが可能であれば、チャンバー側壁14やチャンバー上蓋12に設けられていてもよい。
図2は、第1の実施形態に係る冷却構造100をY方向に垂直な平面で切った断面図を示している。2つのチャンバー側壁14が有する2つの内壁面14aはフィン付き構造体3を挟んでY方向に対向している。チャンバー底板11が有する内側面11aと、チャンバー上蓋12が有する内側面12aとは、フィン付き構造体3を挟んでZ方向に対向している。チャンバー底板11は、内側面11aの反対側に外側面11bを有している。外側面11bと内側面11aとは互いに反対方向を向いている。外側面11bは、電子部品99の上面99aに密着している。電子部品99は、例えば、計算機が備える演算装置のような集積回路であり、冷却構造100から見てZ方向の逆方向に配置されている。電子部品99は、図示されない配線基板に取りつけられている。配線基板は、電子部品99から見てZ方向の逆方向に配置されている。フィン付き構造体3は、板形状をした基部30と、基部30に設けられた複数のフィン、例えば、フィン31〜33とを備えている。基部30は、フィン配設面30a及び接合面30bを備えている。フィン配設面30a及び接合面30bは、基部30の反対側に配置され、互いに反対方向を向いている。接合面30bは、内側面11aに密着している。フィン31〜33を含む複数のフィンは、互いに並列となるように。フィン配設面30aに固定されている。各フィンの高さ方向は、Z方向に平行である。各フィンの厚さ方向は、X方向に平行である。各フィンの長手方向はY方向に平行である。
図3は、第1の実施形態に係る冷却構造100の内部構造を示す平面図である。フィン32とフィン33とは、フィン間流路23を挟んで対向するように隣り合っている。フィン付き構造体3には、フィン間流路23のようなフィン間流路が複数設けられている。これらのフィン間流路は互いに並列の関係にある。複数のフィンの中で最も外側に位置しているフィン31と内壁面14aとは、隙間空間24を挟んでX方向に対向している。隙間空間24とフィン間流路23とは、並列関係を有している。
冷却構造100の外から流入口18を通って上流側空間21に流入した液体冷媒は、フィン付き構造体3に設けられた複数のフィン間流路のいずれか、例えばフィン間流路23を通って下流側空間22に流入し、そこから流出口19を通って冷却構造100の外に流出する。したがって、電子部品99で発生し、チャンバー底板11と基部30とを経由してフィン31〜33のようなフィンに移動した熱は、そこからフィン間流路をY方向に流れる液体冷媒へと放熱され、液体冷媒によって冷却構造100の外へと運ばれる。
電子部品99を効率的に冷却するためには、電子部品99の真上(Z方向)に位置するフィン間流路、例えばフィン間流路23を流れる液体冷媒の流速を速くすることが重要である。ここで、フィン付き構造体3をチャンバー1に取り付けるための取り付けしろが必要であるため、隙間空間24の幅W24をゼロにすることができない。幅W24は、内壁面14aとフィン31との間隔として定義される。隙間空間24とフィン間流路23とが並列関係にあるから、幅W24がフィン付き構造体3のフィンピッチPよりも大きい場合には、何らかの手段で液体冷媒が隙間空間24を流れることを防止しないと、液体冷媒は圧力損失の小さい隙間空間24を流れてしまい、フィン間流路23を流れる液体冷媒の流速が遅くなる。
冷却構造100においては、上流側空間21に流入した液体冷媒が隙間空間24を通って下流側空間22に達することを妨げるように物体4及び物体5が設けられている。そのため、液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることが防がれ、液体冷媒がフィン間流路23のようなフィン間流路を確実に流れるようになっている。したがって、冷却構造100の冷却効率は優れている。
ここで、フィン付き構造体3においては、フィンがその厚さ方向に倒れやすいため、X方向の寸法精度がY方向の寸法精度よりも劣る。したがって、物体4及び物体5を隙間空間24に配置せず、物体4及び物体5を隙間空間24から見てY方向の逆方向及びY方向にそれぞれ配置することにすれば、冷却構造100の組み立てが容易になる。物体4は隙間空間24に面している第1面4aを備え、物体5は隙間空間24に面している第1面5aを備えている。第1面4aはY方向を向いており、第1面5aはY方向の逆方向を向いている。第1面4a及び第1面5aは、フィン31の長手方向の延長線上に配置されている。フィン31は、上流側(Y方向の逆方向側)に端縁31aを備え、下流側(Y方向側)に端縁31bを備えている。液体冷媒は、隙間空間24を流れる場合には、第1面4aと端縁31aとの隙間を通過してから垂直に曲がって隙間空間24を流れ、もう一度垂直に曲がって第1面5aと端縁31bとの隙間を通過しなければならない。このため、上流側空間21から隙間空間24を通って下流側空間22に達する流路の圧力損失が大きくなり、液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることが確実に防がれる。
また、フィン付き構造体3のフィンが設けられている部分のX方向の幅W3が電子部品99のX方向の幅W99よりも大きく、2つの物体4間のX方向の間隔として定義される上流側空間21の幅W21と幅W99とが一致し、2つの物体5のX方向の間隔として定義される下流側空間22の幅W22と幅W99とが一致していることが好ましい。この場合、フィン付き構造体3が備えるフィンの形状が、図1に示されるような平板形状ではなく、後述する湾曲した形状をしている場合であっても、フィン付き構造体3の寸法精度を細かく規定しなくても、液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることを容易に防止することができる。
第1面4aと端縁31aとの間隔DはフィンピッチPよりも大きくても良いが、間隔DがフィンピッチPよりも小さいことが好ましい。間隔DがフィンピッチPよりも小さい場合にはバイパス流を防ぐ効果が高くなる。第1面5aと端縁31bとの間隔についても同様である。このような寸法となるように冷却構造100を製造することは、フィン付き構造体3のフィンの長手方向の寸法精度が高いために容易である。
ここで、フィンピッチPが1mm以下の場合、フィン間流路23のようなフィン間流路はマイクロチャネルと呼ばれる。この場合、フィンが薄くなるためにフィン31のような外側のフィンはその厚さ方向に倒れやすく、フィン31とチャンバー側壁14との間には十分な取りつけしろを確保する必要があるため、幅W24はフィンピッチPの2倍から3倍になってしまう。幅W24がフィンピッチPの2倍から3倍である場合には、液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることによる冷却性能の低下は20%以上になることもある。したがって、フィンピッチPが小さい場合には、液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることを防止することは特に重要である。
第1の実施形態に係る冷却構造100を製造する方法について以下に説明する。以下の説明においては、フィンピッチPが1mm以下の場合について説明するが、フィン付き構造体3のフィンピッチPが1mmより大きい冷却構造100を製造する方法は、以下の説明と技術水準とから明らかである。
はじめに、フィン付き構造体3を製造する。フィン付き構造体3は、アルミニウムや銅のような熱伝導率が高い金属材料に対し、ワイヤーカットによって微細なフィンを形成することで製造される。フィン付き構造体3は、プレス加工による製造も可能である。
つぎに、フィン付き構造体3をチャンバー底板11に密着させて固定する。フィン付き構造体3は、ろう付け、又は、熱伝導性の接着剤による接着によりチャンバー底板11に固定される。なお、チャンバー底板11の材料は、熱伝導率が高い金属であることが好ましい。
なお、フィン付き構造体3とチャンバー底板11とを一つの部品として製造してもよい。この場合、共通の母材を加工してフィン付き構造体3とチャンバー底板11を一体的に製造する。
つぎに、フィン付き構造体3が固定されたチャンバー底板11と、チャンバー上蓋12と、チャンバー側壁14と、チャンバー上流側壁16と、チャンバー下流側壁17と、物体4及び物体5とを用いて、冷却構造100を組み立てる。このとき、液体冷媒がチャンバー1の外に漏れないように、チャンバー1をろう付けやOリングでシールする。物体4及び物体5は、高い熱伝導率が必要とはならないため、金属以外の材料で形成されてもよいが、ろう付けによりチャンバー1に固定する場合にはチャンバー1と同一の金属材料で形成されていることが好ましい。
図4は、冷却構造100の製造方法であって、生産性を向上させるための一の製造方法を示している。図4においては、チャンバー上蓋12は省略されている。
この方法においては、あらかじめ物体4及び物体5をチャンバー側壁14と一体に形成し、物体4及び物体5が形成されたチャンバー側壁14と、フィン付き構造体3が固定されたチャンバー底板11と、チャンバー上蓋12と、チャンバー上流側壁16と、チャンバー下流側壁17とを用いて、冷却構造100を組み立てる。チャンバー側壁14は、冷却構造100の組み立て時にチャンバー底板11にろう付けする。この方法においては、物体4及び物体5とチャンバー側壁14とをプレス加工又は押し出し加工により一体に形成することが可能であるため、コスト面や生産性の面で有利である。なお、フィン付き構造体3はフィンの長手方向の寸法精度が高いため、冷却構造100を組み立てるときの物体4又は物体5とフィン付き構造体3との位置決めは容易である。
図4に示す製造方法においては、あらかじめ、物体4をチャンバー上流側壁16と一体に形成し、物体5をチャンバー下流側壁17と一体に形成し、その後、フィン付き構造体3が固定されたチャンバー底板11と、チャンバー上蓋12と、チャンバー側壁14と、物体4が形成されたチャンバー上流側壁16と、物体5が形成されたチャンバー下流側壁17とを用いて、冷却構造100を組み立てることとしてもよい。チャンバー上流側壁16及びチャンバー下流側壁17は、冷却構造100の組み立て時にチャンバー底板11にろう付けする。この場合も、物体4とチャンバー上流側壁16とをプレス加工や押し出し加工により一体に形成し、物体5とチャンバー下流側壁17とをプレス加工や押し出し加工により一体に形成することが可能であるため、コスト面や生産性の面で有利である。
また、物体4及び物体5とチャンバー枠体13とをプレス加工や押し出し加工により一体に形成してもよい。
図5は、冷却構造100の製造方法であって、生産性を向上させるための他の製造方法を示している。
この製造方法においては、あらかじめ物体4及び物体5とチャンバー上蓋12とをプレス加工や押し出し加工により一体に形成し、フィン付き構造体3が固定されたチャンバー底板11と、物体4及び物体5が形成されたチャンバー上蓋12と、チャンバー側壁14と、チャンバー上流側壁16と、チャンバー下流側壁17とを用いて冷却構造100を組み立てる。
チャンバー上蓋12は、チャンバー枠体13にろう付けしてもよいが、Oリングのようなシール材を介してチャンバー枠体13にねじ止めしてもよい。ねじ止めをする場合には、物体4及び物体5と一体に形成されたチャンバー上蓋12は金属である必要はなく、樹脂材料であってもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る冷却構造100は、内部空間2を有するチャンバー1と、図6に示されたフィン付き構造体3と、物体4及び物体5とを具備している。第2の実施形態に係る冷却構造100は、第1の実施形態に係る冷却構造100において、図1に示されたフィン付き構造体3を図6に示されたフィン付き構造体3で置き換えたものである。フィン付き構造体3は、平板形状をしたフィンを備えるかわりに、湾曲したフィン、例えば、フィン31〜33を備えている。各フィンの湾曲している凹面は、X方向を向いている。
図7は、第2の実施形態に係る冷却構造100をY方向に垂直な平面で切った断面図を示している。第2の実施形態に係る冷却構造100においては、各フィンが湾曲しており、一方、チャンバー側壁14が平板形状であるため、隙間空間24の流路断面積がフィン間流路23の流路断面積よりも大きくなりやすい。したがって、第2の実施形態に係る冷却構造100においては、液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることを防がなければならない必要性が高いが、物体4及び物体5により液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることが有効に防がれる。
第2の実施形態に係るフィン付き構造体3は、アルミニウムや銅のような熱伝導率が高い金属材料に対し、スカイブ切削加工を行って微細な湾曲フィンを形成することで製造する。
第2の実施形態に係る冷却構造100の製造方法は、フィン付き構造体3を製造する工程を除いて、第1の実施形態に係る冷却構造100の製造方法と同様である。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係る冷却構造100を示している。図8においては、チャンバー上蓋12は省略されている。第3の実施形態に係る冷却構造100は、内部空間2を有するチャンバー1と、フィン付き構造体3と、物体4及び物体5とを具備している。第3の実施形態に係る冷却構造100は、第1の実施形態に係る冷却構造100において、図1に示された物体4及び物体5を図8に示された物体4及び物体5で置き換えたものである。第1の実施形態に係る物体4及び物体5がブロック形状をしているのに対し、第3の実施形態に係る物体4及び物体5は板形状をしている。
なお、物体4及び物体5は、図1に示されたものと図8に示されたものとの中間的な形状をしていてもよい。
第3の実施形態に係る冷却構造100の製造方法は、第1の実施形態に係る冷却構造100の製造方法と同様である。
また、第3の実施形態に係る冷却構造100は、図1に示されたフィン付き構造体3のかわりに図6に示されたフィン付き構造体3を具備してもよい。この場合の第3の実施形態に係る冷却構造100の製造方法は、第2の実施形態に係る冷却構造100の製造方法と同様である。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態に係る冷却構造100を示している。図9においては、チャンバー上蓋12は省略されている。第4の実施形態に係る冷却構造100は、内部空間2を有するチャンバー1と、フィン付き構造体3と、物体4及び物体5とを具備している。第4の実施形態に係る冷却構造100は、第1の実施形態に係る冷却構造100において、図1に示された物体4及び物体5を図9に示された物体4及び物体5で置き換えたものである。第1の実施形態に係る物体4及び物体5がブロック形状をしているのに対し、第4の実施形態に係る物体4及び物体5は三角柱形状をしている。
第4の実施形態に係る物体4は、第2面4bを備えている。第2面4bは、上流側空間21に面し、Z方向に平行である。第2面4bは、内壁面14aと第2面4bとの間隔が隙間空間24に近い側で広く、隙間空間24から遠い側で狭くなるように内壁面14aに対して傾斜している。同様に、第4の実施形態に係る物体5は、第2面5bを備えている。第2面5bは、下流側空間22に面し、Z方向に平行である。第2面5bは、内壁面14aと第2面5bとの間隔が隙間空間24に近い側で広く、隙間空間24から遠い側で狭くなるように内壁面14aに対して傾斜している。したがって、第4の実施形態に係る冷却構造100においては、液体冷媒がスムーズに流れる。
なお、第4の実施形態に係る物体4及び物体5は、底面が台形の柱体形状をしていてもよい。
第4の実施形態に係る冷却構造100の製造方法は、第1の実施形態に係る冷却構造100を製造する方法と同様である。
また、第4の実施形態に係る冷却構造100は、図1に示されたフィン付き構造体3のかわりに図6に示されたフィン付き構造体3を具備してもよい。この場合の第4の実施形態に係る冷却構造100の製造方法は、第2の実施形態に係る冷却構造100の製造方法と同様である。
なお、上記各実施形態に係る冷却構造100は、物体4及び物体5の両方を具備することが好ましいが、物体4又は物体5のいずれか一方のみを具備する場合であっても液体冷媒が隙間空間24をバイパスすることが防がれる。
上記各実施形態に係る冷却構造100は、小型化が容易で冷却性能が優れているため、計算機の計算速度の向上が図られる。
また、上記各実施形態に係る冷却構造100は、計算機に限らず、様々な電子機器の冷却に用いることも可能である。
本発明の第1の実施形態に係る冷却構造の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る冷却構造の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る冷却構造の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る冷却構造を製造する一の方法について説明するための斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る冷却構造を製造する他の方法について説明するための斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るフィン付き構造体の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る冷却構造の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷却構造の斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る冷却構造の斜視図である。
符号の説明
1…チャンバー
11…チャンバー底板
11a…内側面
11b…外側面
12…チャンバー上蓋
12a…内側面
13…チャンバー枠体
14…チャンバー側壁
14a…内壁面
16…チャンバー上流側壁
17…チャンバー下流側壁
18…流入口
19…流出口
2…内部空間
21…上流側空間
22…下流側空間
23…フィン間流路
24…隙間空間(バイパス流路)
3…フィン付き構造体
30…基部
30a…フィン配設面
30b…接合面
31〜33…フィン
31a、31b…端縁
4、5…物体
4a、5a…第1面
4b、5b…第2面
99…電子部品
99a…上面
100…冷却構造

Claims (7)

  1. 内部空間を有するチャンバーと、
    電子部品が発生する熱を放熱する複数のフィンと、
    前記内部空間に設けられた物体と
    を具備し、
    前記複数のフィンは、前記内部空間に並列され、
    前記チャンバーの外から前記内部空間に流入した液体は、前記複数のフィンの間のフィン間流路を流れてから前記チャンバーの外に流出し、
    前記複数のフィンは、最も外側に位置する外側フィンを含み、
    前記チャンバーは、前記外側フィンと対向している内壁面を備え、
    前記液体が前記フィン間流路を流れる第1方向と、その逆方向としての第2方向とが定義され、
    前記物体は、前記液体が前記外側フィンと前記内壁面とに挟まれた第1空間から見て前記第1方向又は前記第2方向の一方に配置されている
    冷却構造。
  2. 前記外側フィンは、前記一方側に端縁を備え、
    前記端縁と前記物体との前記第1方向の間隔は、前記複数のフィンのフィンピッチより狭い
    請求項1の冷却構造。
  3. 前記内部空間に設けられた他の物体を具備し、
    前記他の物体は、前記第1空間から見て第1方向又は第2方向の他方に配置されている
    請求項1又は2の冷却構造。
  4. 前記内部空間は、前記複数のフィンから見て前記一方に位置し、且つ、前記液体が流れる部分空間を含み、
    前記物体は、前記部分空間に面し、且つ、前記内壁面に対して傾斜した傾斜面を備え、
    前記内壁面と前記傾斜面との間隔は、前記第1空間に近い側で広く、前記第1空間から遠い側で狭い
    請求項1又は2の冷却構造。
  5. 内部空間を有するチャンバーと、
    電子部品が発生する熱を放熱する複数のフィンと、
    前記内部空間に設けられた物体と
    を具備し、
    前記複数のフィンは、前記内部空間に並列され、
    前記チャンバーの外から前記内部空間に流入した液体は、前記複数のフィンの間のフィン間流路を流れてから前記チャンバーの外に流出し、
    前記複数のフィンは、最も外側に位置する外側フィンを含み、
    前記チャンバーは、前記外側フィンと対向している内壁面を備え、
    前記液体が前記フィン間流路を流れる第1方向と、その逆方向としての第2方向とが定義され、
    前記物体は、前記液体が前記外側フィンと前記内壁面とに挟まれた第1空間から見て前記第1方向又は前記第2方向の一方に配置されている
    冷却構造の製造方法。
  6. 前記チャンバーは、チャンバー底板と、チャンバー側壁とを備え、
    前記チャンバー側壁と前記物体とを一体に形成するステップと、
    前記物体が一体に形成された前記チャンバー側壁と、前記複数のフィンが固定された前記チャンバー底板とを用いて本冷却構造を組み立てるステップと
    を具備する
    請求項5の冷却構造の製造方法。
  7. 前記チャンバーは、チャンバー上蓋と、チャンバー底板とを備え、
    前記チャンバー上蓋と前記物体とを一体に形成するステップと、
    前記物体が一体に形成された前記チャンバー上蓋と、前記複数のフィンが固定された前記チャンバー底板とを用いて本冷却構造を組み立てるステップと
    を具備する
    請求項5の冷却構造の製造方法。
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